JP6229438B2 - 半導体ウェーハの外周部の検査装置および検査方法 - Google Patents
半導体ウェーハの外周部の検査装置および検査方法 Download PDFInfo
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Description
図1A〜図1Fは、SOIウェーハを製造する方法を説明するための断面図である。図2は、SOIウェーハの構造を示す平面図である。
(1)互いに離間して積層された複数の半導体ウェーハに対して、各半導体ウェーハについて、外縁から10mm以内の外周部において少なくとも当該半導体ウェーハの主面の周縁部を撮影するカメラと、
前記カメラが、前記複数の半導体ウェーハの積層方向に沿って、前記複数の半導体ウェーハに対して相対移動するように、前記複数の半導体ウェーハ、および前記カメラの少なくとも一方を移動させる移動機構と、
前記複数の半導体ウェーハに対して、前記カメラの反対側から照明光を照射する光源と
を備えていることを特徴とする半導体ウェーハの検査装置。
カメラを、前記複数の半導体ウェーハの積層方向に沿って、前記複数の半導体ウェーハに対して相対移動させるように、前記複数の半導体ウェーハ、および前記カメラの少なくとも一方を移動させる工程と、
前記カメラの反対側に配置された光源により、前記複数の半導体ウェーハに照明光を照射する工程と、
前記カメラにより、各半導体ウェーハについて、外縁から10mm以内の外周部において少なくとも当該半導体ウェーハの主面の周縁部を撮影する工程と、
前記カメラによる撮影で得られた画像に基づいて、各半導体ウェーハの良否を判定する工程と
を含み、
前記撮影する工程は、前記光源により照明光を照射された各半導体ウェーハについて、前記カメラにより、前記外周部において少なくとも前記主面の周縁部を撮影する工程を含むことを特徴とする半導体ウェーハの検査方法。
本発明の検査方法によれば、半導体ウェーハを回転させる必要はなく、各半導体ウェーハの外周部について、周方向の一部についてのみ検査することができる。また、半導体ウェーハを回転させる必要がないことにより、半導体ウェーハは、ターンテーブルにセットする必要はない。半導体ウェーハの外周部は、周方向の一部についてのみ検査すればよいので、半導体ウェーハにおいて検査対象部分が露出されていれば、たとえば、半導体ウェーハをカセットに収容した状態で検査を行うことも可能である。このため、短時間に、半導体ウェーハの検査を行うことができる。
本発明の検査装置は、前記のとおり、「互いに離間して積層された複数の半導体ウェーハに対して、各半導体ウェーハについて、外縁から10mm以内の外周部において少なくとも当該半導体ウェーハの主面の周縁部を撮影するカメラと、前記カメラが、前記複数の半導体ウェーハの積層方向に沿って、前記複数の半導体ウェーハに対して相対移動するように、前記複数の半導体ウェーハ、および前記カメラの少なくとも一方を移動させる移動機構と、前記複数の半導体ウェーハに対して、前記カメラの反対側から照明光を照射する光源とを備えていることを特徴とする半導体ウェーハの検査装置」である。
この検査装置11は、複数のSOIウェーハ1を収容するカセット(バスケット)12と、カセット12に収容された複数のSOIウェーハ1の各々の外周部(外縁から10mm以内の領域)を撮影するカメラ13と、カメラ13をSOIウェーハ1の上方で移動させる移動機構14とを備えている。
各SOIウェーハ1のテラス4は、ほぼ鉛直方向に沿っている。一方、カメラ13は、鉛直方向に対して角度をなす姿勢で、第2支持棒18に固定されており、テラス4を、垂直方向に対して斜めから撮影するようになっている。カメラ13の先端側で、カメラ13の上面には、在荷センサ25が取り付けられている。在荷センサ25により、在荷センサ25の前に、SOIウェーハ1の上端部分が存在するか否かを検知することができる。在荷センサ25の前にSOIウェーハ1の上端部分が存在するとき、カメラ13に、テラス4、およびその周辺部(以下、「テラス4等」という。)が写るようになっている。
ノッチ合わせ機構30は、カセット12内のSOIウェーハ1をほぼその中心軸周りに回転させるウェーハ回転ローラ31と、SOIウェーハ1に形成されたノッチに挿入可能なノッチガイド33と、カセット12を、カメラ13によるSOIウェーハ1観察時の状態に対して傾斜させるカセット傾斜用治具32とを含む。
次に、前記(2)の本発明の検査方法について述べる。この検査方法は、前記の通り、「複数の半導体ウェーハを、互いに離間して積層する工程と、カメラを、前記複数の半導体ウェーハの積層方向に沿って、前記複数の半導体ウェーハに対して相対移動させるように、前記複数の半導体ウェーハ、および前記カメラの少なくとも一方を移動させる工程と、前記カメラの反対側に配置された光源により、前記複数の半導体ウェーハに照明光を照射する工程と、前記カメラにより、各半導体ウェーハについて、外縁から10mm以内の外周部において少なくとも当該半導体ウェーハの主面の周縁部を撮影する工程と、前記カメラによる撮影で得られた画像に基づいて、各半導体ウェーハの良否を判定する工程とを含み、前記撮影する工程は、前記光源により照明光を照射された各半導体ウェーハについて、前記カメラにより、前記外周部において少なくとも前記主面の周縁部を撮影する工程を含むことを特徴とする半導体ウェーハの検査方法」である。
検査装置11は、記憶装置23を備えていなくてもよく、この場合、カメラ13により撮影されて得られた画像を、直接(記憶装置23を介することなく)モニタ24に写し、この画像に基づいて、作業者、またはコンピュータ22により、各SOIウェーハ1の良否判定をすることができる。
13:カメラ、 14:移動機構、 21:光源、 22:コンピュータ、
23:記憶装置、 24:モニタ、 30:ノッチ合わせ機構。
Claims (13)
- 互いに離間して積層された複数の半導体ウェーハに対して、各半導体ウェーハについて、外縁から10mm以内の外周部において少なくとも当該半導体ウェーハの主面の周縁部を撮影するカメラと、
前記カメラが、前記複数の半導体ウェーハの積層方向に沿って、前記複数の半導体ウェーハに対して相対移動するように、前記複数の半導体ウェーハ、および前記カメラの少なくとも一方を移動させる移動機構と、
前記複数の半導体ウェーハに対して、前記カメラの反対側から照明光を照射する光源と
を備えていることを特徴とする半導体ウェーハの検査装置。 - 前記カメラによる撮影で得られた画像のデータを保存する記憶装置をさらに備えていることを特徴とする請求項1に記載の半導体ウェーハの検査装置。
- 前記複数の半導体ウェーハを、等間隔に保持する保持部材をさらに備えていることを特徴とする請求項1または2に記載の半導体ウェーハの検査装置。
- 前記複数の半導体ウェーハの各々に、オリエンテーションフラット、またはノッチが形成されており、
各半導体ウェーハの中心軸線周りの特定の角度位置に、前記オリエンテーションフラット、またはノッチが位置するように、前記複数の半導体ウェーハを配置する機構をさらに備えていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の半導体ウェーハの検査装置。 - 前記半導体ウェーハがSOIウェーハであることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の半導体ウェーハの検査装置。
- 前記SOIウェーハが、前記外周部にテラスが形成された貼り合わせSOIウェーハであることを特徴とする請求項5に記載の半導体ウェーハの検査装置。
- 複数の半導体ウェーハを、互いに離間して積層する工程と、
カメラを、前記複数の半導体ウェーハの積層方向に沿って、前記複数の半導体ウェーハに対して相対移動させるように、前記複数の半導体ウェーハ、および前記カメラの少なくとも一方を移動させる工程と、
前記カメラの反対側に配置された光源により、前記複数の半導体ウェーハに照明光を照射する工程と、
前記カメラにより、各半導体ウェーハについて、外縁から10mm以内の外周部において少なくとも当該半導体ウェーハの主面の周縁部を撮影する工程と、
前記カメラによる撮影で得られた画像に基づいて、各半導体ウェーハの良否を判定する工程と
を含み、
前記撮影する工程は、前記光源により照明光を照射された各半導体ウェーハについて、前記カメラにより、前記外周部において少なくとも前記主面の周縁部を撮影する工程を含むことを特徴とする半導体ウェーハの検査方法。 - 前記カメラによる撮影で得られた画像を、記憶装置に保存する工程をさらに含み、
前記判定する工程が、前記保存する工程で前記記憶装置に保存された画像に基づいて、各半導体ウェーハの良否を判定する工程を含むことを特徴とする請求項7に記載の半導体ウェーハの検査方法。 - 前記積層する工程は、前記複数の半導体ウェーハを、等間隔に保持する工程を含むことを特徴とする請求項7または8に記載の半導体ウェーハの検査方法。
- 前記複数の半導体ウェーハの各々に、オリエンテーションフラット、またはノッチが形成されており、
前記積層する工程は、各半導体ウェーハの中心軸線周りの特定の角度位置に、前記オリエンテーションフラット、またはノッチが位置するように、前記複数の半導体ウェーハを配置する工程を含むことを特徴とする請求項7〜9のいずれかに記載の半導体ウェーハの検査方法。 - 前記撮影する工程は、前記半導体ウェーハの周方向の一部について、前記外周部を撮影する工程を含み、
前記各半導体ウェーハの良否を判定する工程は、当該半導体ウェーハの全体について良否を判定する工程を含むことを特徴とする請求項7〜10のいずれかに記載の半導体ウェーハの検査方法。 - 前記半導体ウェーハがSOIウェーハであることを特徴とする請求項7〜11のいずれかに記載の半導体ウェーハの検査方法。
- 前記SOIウェーハが、前記外周部にテラスが形成された貼り合わせSOIウェーハであることを特徴とする請求項12に記載の半導体ウェーハの検査方法。
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