JP6229289B2 - バッテリモジュール - Google Patents

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Description

この発明は、バッテリモジュールに関する。
従来、バッテリモジュールとしては、特開2012−14962号公報(特許文献1)に記載されたものがある。このバッテリモジュールは、第1方向に配列された複数のバッテリセルを含むセルユニットと、上記第1方向に沿って延在すると共に、上記セルユニットの側面に位置して上記複数のバッテリセルを拘束する拘束部材とを備えている。
特開2012−14962号公報
ところで、上記従来のバッテリモジュールでは、上記セルユニットは、ケースに収容されるが、周囲の部品に金属製の拘束部材が当接して、周囲の部品が損傷する問題があった。
そこで、この発明の課題は、拘束部材による損傷を防ぐことができるバッテリモジュールを提供することにある。
上記課題を解決するため、第1発明のバッテリモジュールは、バッテリセルを含むセルユニットと、上記セルユニットを収容するケースと、第1方向に沿って延在すると共に、上記セルユニットの側面に位置して上記バッテリセルを拘束する拘束部材と、上記セルユニットの上記拘束部材が位置する側面に対向して配置される被保護部材とを備え、上記拘束部材と上記被保護部材との間に、壁部が設けられ、上記ケースは、上記ケースの開口部から底部に向けて上記第1方向に延在する第1のスライド部と第2のスライド部とを有し、上記セルユニットは、上記第1のスライド部と上記第2のスライド部の間にスライド自在に嵌め込まれる被スライド部を有し、上記第1のスライド部と上記第2のスライド部の間の隙間は、上記ケースの開口部の方が上記ケースの底部の方よりも、大きいことを特徴としている。
そして、第1態様のバッテリモジュールでは、上記拘束部材に対して上記被保護部材は、上記第1方向と、上記セルユニットの側面と上記被保護部材が対向する方向である第2方向とに交差する第3方向に離間している。
また、第2態様のバッテリモジュールでは、上記被保護部材は、上記セルユニットの側面と上記被保護部材が対向する方向である第2方向において、上記壁部を介在させることなく上記セルユニットの側面から離間している。
さらに、第3態様のバッテリモジュールでは、上記被保護部材と上記壁部は、上記第1方向における上記複数のバッテリセルが配列された範囲に延在している。
ここで、被保護部材は、拘束部材より軟質な部材であり、例えば、樹脂からなる。被保護部材としては、例えば、セルユニットを収容するケースの内面に設けられた突部や、バッテリセルを制御する制御基板が取り付けられる基台の一部や、ケースの内面などをいう。この突部は、例えば、ボルトが挿入される部分や、リブなどである。
これらの態様のバッテリモジュールによれば、上記拘束部材と上記被保護部材との間に、壁部が設けられている。これにより、拘束部材と被保護部材とは、壁部に邪魔されて、当接しない。したがって、拘束部材と被保護部材との当接による被保護部材の損傷を防ぐことができる。
また、これらの態様のバッテリモジュールによれば、上記ケースは、スライド部を有するので、ケース内にセルユニットを第1方向に沿ってスライドさせて挿入できる。このように、セルユニットがケース内にスライドされ、拘束部材が被保護部材に擦れやすくなっても、壁部により、拘束部材と被保護部材との当接を確実に防ぐことができる。
さらに、これらの態様のバッテリモジュールによれば、上記セルユニットは、第1のスライド部と第2のスライド部の間にスライド自在に嵌め込まれる被スライド部を有するので、セルユニットをケースにスライドさせて入れるとき、セルユニットを位置決めしやすくなる。また、第1のスライド部と第2のスライド部の間の隙間は、ケースの開口部の方がケースの底部よりも、大きいので、ケースの開口部では、被スライド部を第1、第2のスライド部の間に入れやすく、ケースの底部では、被スライド部を第1、第2のスライド部の間に固定しやすくなる。
また、第2発明のバッテリモジュールは、バッテリセルを含むセルユニットと、上記セルユニットを収容するケースと、第1方向に沿って延在すると共に、上記セルユニットの側面に位置して上記バッテリセルを拘束する拘束部材と、上記セルユニットの上記拘束部材が位置する側面に対向するように、上記ケースに設けられた被保護部材とを備え、上記拘束部材と上記被保護部材との間に、壁部が設けられていることを特徴としている。
そして、第4態様のバッテリモジュールでは、上記拘束部材に対して上記被保護部材は、上記第1方向と、上記セルユニットの側面と上記被保護部材が対向する方向である第2方向とに交差する第3方向に離間している。
また、第5態様のバッテリモジュールでは、上記被保護部材は、上記セルユニットの側面と上記被保護部材が対向する方向である第2方向において、上記壁部を介在させることなく上記セルユニットの側面から離間している。
さらに、第6態様のバッテリモジュールでは、上記被保護部材と上記壁部は、上記第1方向における上記複数のバッテリセルが配列された範囲に延在している。
また、一実施形態のバッテリモジュールでは、上記壁部の高さは、上記拘束部材の高さよりも大きい。
この実施形態のバッテリモジュールによれば、上記壁部の高さは、上記拘束部材の高さよりも大きいので、壁部は、拘束部材と被保護部材との当接を確実に阻止して、被保護部材の損傷を確実に防ぐことができる。
また、一実施形態のバッテリモジュールでは、上記壁部は、上記壁部に加わる衝撃を緩衝する緩衝構造を有する。
この実施形態のバッテリモジュールによれば、上記壁部は、緩衝構造を有するので、拘束部材や被保護部材などからの外力が、壁部に加わっても、この壁部に加わる衝撃を、緩衝構造により、緩衝できる。
また、一実施形態のバッテリモジュールでは、上記ケースの底部には、上記ケースに収容された上記セルユニットを固定させるための固定部が設けられている。
この実施形態のバッテリモジュールによれば、上記ケースの底部には、上記ケースに収容された上記セルユニットを固定させるための固定部を有するので、ケースに収容されたセルユニットの姿勢を保持できる。したがって、セルユニットのがたつきを防止し、拘束部材による損傷を防止しやすくなる。
この発明のバッテリモジュールによれば、上記拘束部材と上記被保護部材との間に、壁部が設けられているので、拘束部材による被保護部材の損傷を防ぐことができる。
本発明の第1実施形態のバッテリモジュールを示す斜視図である。 セルユニットおよびバッテリ監視要素の分解斜視図である。 セルユニットの分解斜視図である。 セルユニットの組立斜視図である。 バッテリモジュールの断面図である。 本発明の第2実施形態のバッテリモジュールを示す断面図である。 本発明の第3実施形態のバッテリモジュールを示す断面図である。
以下、この発明を図示の実施の形態により詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1は、この発明の第1実施形態のバッテリモジュールを示す斜視図である。図1に示すように、このバッテリモジュールは、ケース1と、このケース1内に収容されるセルユニット2と、このケース1内に収容されるバッテリ監視要素4とを備える。
上記ケース1は、開口部を有する本体10と、この開口部を閉じるように本体10に取り付けられる蓋体11とを有する。ケース1の外部には、正極外部端子5と負極外部端子6とが配置されている。正極外部端子5と負極外部端子6は、蓋体11を貫通して、セルユニット2に電気的に接続される。上記バッテリ監視要素4は、セルユニット2に取り付けられる。バッテリ監視要素4は、カバー40により覆われている。
図2と図3に示すように、上記セルユニット2は、第1方向(Z方向)に配列された8つのバッテリセル20を有する。隣接するバッテリセル20,20の間には、スペーサ26が配置されている。
上記バッテリセル20は、例えば、非水電解質二次電池である。バッテリセル20は、密閉容器24と、この密閉容器24内に収容されている発電要素とを有する。発電要素は、正極板と、負極板と、正極板と負極板との間に介在されたセパレータとを有する。密閉容器24の蓋体には、正極端子21と負極端子22とが外部に露出するように設けられている。正極端子21と正極板、および、負極端子22と負極板は、それぞれ、密閉容器24内に配置された集電体により、電気的に接続される。
上記密閉容器24の蓋体には、正極端子21と負極端子22との間に、安全弁23が設けられている。安全弁23は、密閉容器24内で発生する気体の圧力が所定値以上になったときに、この気体を密閉容器24外へ放出する。各バッテリセル20の安全弁23は、第1方向に延在する排気管8によって、覆われている。
第1から第8のバッテリセル20は、第1方向の一方側(図中の上側)から他方側(図中の下側)へ順に、配列されている。第1と第2のバッテリセル20は、それぞれの正極端子21が図中右側に揃うように、配置され、第3と第4のバッテリセル20は、それぞれの正極端子21が図中左側に揃うように、配置され、第5と第6のバッテリセル20は、それぞれの正極端子21が図中右側に揃うように、配置され、第7と第8のバッテリセル20は、それぞれの正極端子21が図中左側に揃うように、配置されている。
第1と第2のバッテリセル20と、第3と第4のバッテリセル20と、第5と第6のバッテリセル20と、第7と第8のバッテリセル20とは、バスバー25を介して、電気的に直列に接続されている。そして、直列に接続された複数のバッテリセル20の正極側は、バスバーを介して、正極外部端子5に電気的に接続される一方、この複数のバッテリセル20の負極側は、バスバーを介して、負極外部端子6に電気的に接続される。
上記セルユニット2は、第1エンドプレート31と第2エンドプレート32とを有する。第1エンドプレート31は、複数のバッテリセル20の第1方向の一方側に位置する。第2エンドプレート32は、複数のバッテリセル20の第1方向の他方側に位置する。複数のバッテリセル20は、第1、第2エンドプレート31,32により、挟持されている。
上記セルユニット2は、第1方向を中心とした周方向に、4つの側面を有する。この4つの側面は、周方向に順に、第1側面2a、第2側面2b、第3側面2cおよび第4側面2dである。第1側面2aは、各バッテリセル20の安全弁23および端子21,22が位置する面である。
上記複数のバッテリセル20と上記第1、上記第2エンドプレート31,32とは、4つの金属製の拘束部材7により、一体に拘束されている。拘束部材7は、バンド状であり、第1方向に沿って延在して、第1エンドプレート31と第2エンドプレート32に連結されている。第2側面2bと第4側面2dには、それぞれ、1つの拘束部材7が位置し、第3側面2cには、2つの拘束部材7が位置する。
上記バッテリ監視要素4は、各バッテリセル20の状態を監視する。バッテリ監視要素4は、樹脂からなる基台41と、この基台41の一面に配置された制御基板42、遮断器43およびコネクタ44とを有する。制御基板42は、バッテリセル20の入出力電流等を制御する。遮断器43は、バッテリセル20から大電流が流れることを防止する。コネクタ44は、例えば車両などの外部端子と電気的に接続される。基台41は、セルユニット2の第2側面2bに取り付けられる。
図4に示すように、上記セルユニット2の第3側面2cには、スペーサ26の壁部26aおよび凸部26bが設けられている。各スペーサ26の壁部26aおよび凸部26bは、それぞれ、第1方向に直列に配置される。壁部26aは、凸部26bよりも、第3側面2cの内側に配置される。壁部26aと凸部26bとの間に、拘束部材7が嵌め込まれる。
上記壁部26aおよび上記凸部26bは、樹脂からなり、周囲の部材と当接しても、周囲の部材に損傷を与えない。なお、壁部26aおよび凸部26bを、低剛性や丸まった形状として、拘束部材よりも周囲の部材に損傷を与えないようにしてもよい。
上記壁部26aおよび上記凸部26bのそれぞれの高さは、拘束部材7の高さよりも大きい。つまり、壁部26aおよび凸部26bは、拘束部材7よりも、ケース1側に突出している。壁部26aの上面には、緩衝構造としての複数の孔部26cが設けられている。この孔部26cは、壁部26aに加わる衝撃を緩衝する。
図5に示すように、上記ケース1は、この内面に、上記セルユニット2を上記第1方向に沿ってスライドさせて挿入するスライド部12a,12bを有する。スライド部12a,12bは、複数あり、複数のスライド部12a,12bは、セルユニット2の第3側面2cに対向して配置される。スライド部12a,12bは、リブ状であり、第1方向に延在している。スライド部12a,12bは、樹脂からなる。
一部のスライド部12は、第1方向(Z方向)からみて、拘束部材7に対して、スライド部12がセルユニット2の第3側面2cに対向する方向である第2方向(Y方向)に交差する第3方向(X方向)に、位置する。他部のスライド部12bは、第1方向からみて、拘束部材7に対向する。
上記一部のスライド部12aと上記拘束部材7との間に、上記壁部26aが位置している。つまり、図中左側の拘束部材7において、一部のスライド部12a、壁部26aおよび拘束部材7が、第3方向に沿って順に、配列される。図中右側の拘束部材7において、拘束部材7、壁部26aおよび一部のスライド部12aが、第3方向に沿って順に、配列される。一部のスライド部12aは、左右の壁部26a,26aの間に位置する。一部のスライド部12aは、本発明の被保護部材の一例である。
上記構成のバッテリモジュールによれば、上記セルユニット2の上記拘束部材7が位置する第3側面2cには、上記拘束部材7と上記一部のスライド部12a(被保護部材)との間に、壁部26aが設けられている。これにより、拘束部材7と一部のスライド部12aとは、壁部26aに邪魔されて、当接しない。したがって、拘束部材7と一部のスライド部12aとの当接による一部のスライド部12aの損傷を防ぐことができる。
なお、上記他部のスライド部12bは、拘束部材7の表面に当接され得る。拘束部材7の表面は、平坦であるため、この平坦な表面に他部のスライド部12bを当接しセルユニット2をスライドさせることで、セルユニット2を円滑にスライドできる。
また、上記一部のスライド部12aと上記壁部26aは、上記拘束部材7に対して、第3方向に位置しているので、拘束部材7が付け易くなる。
また、上記壁部26aの高さは、上記拘束部材7の高さよりも大きいので、壁部26aは、拘束部材7と一部のスライド部12aとの当接を確実に阻止して、一部のスライド部12aの損傷を確実に防ぐことができる。
また、上記壁部26aは、緩衝構造としての孔部26cを有するので、拘束部材7や一部のスライド部12aやケース1外側などからの外力が、壁部26aに加わっても、この壁部26aに加わる衝撃を、緩衝構造により、緩衝できる。例えば、拘束部材7が動くことによる衝撃や、ケース1側面からの外力を緩和する。
また、上記ケース1は、スライド部12a,12bを有するので、ケース1内にセルユニット2を第1方向に沿ってスライドさせて挿入できる。このように、セルユニット2がケース1内にスライドされ、拘束部材7が一部のスライド部12aに擦れやすくなっても、壁部26aにより、拘束部材7と一部のスライド部12aとの当接を確実に防ぐことができる。
また、図5に示すように、上記セルユニット2の壁部26a(被スライド部)は、第1のスライド部12aと第2のスライド部12bの間にスライド自在に嵌め込まれる。つまり、壁部26aと第1、第2のスライド部12a,12bとは、レール構造を構成する。これにより、セルユニット2をケース1にスライドさせて入れるとき、セルユニット2を位置決めしやすくなる。このとき、スライド部12aと第2のスライド部12bの間の隙間を、ケース1の開口部の方がケース1の底部よりも、大きくなるようにしてもよい。これにより、ケース1の開口部では、壁部26aを第1、第2のスライド部12a,12bの間に入れやすく、ケース1の底部では、壁部26aを第1、第2のスライド部12a,12bの間に固定しやすくなる。
また、図5に示すように、上記セルユニット2の凸部26bの横にスライド部12bを設けているので、凸部26bの動きを阻止できる。スライド部12a,12bは、セルユニット2の第3側面2cに対向するケース1の内面に設け、セルユニット2の第2,第4側面2b,2dに対向するケース1の内面に設けていない。つまり、スライド部12a,12bは、ケース1の長側面のみに設けられ、ケース1の短側面に設けない。これにより、長側面の方が幅広く、スライド部12a,12bによるセルユニット2の固定が安定する。もし、長側面と短側面の両方にスライド部12a,12bを設けると、ケース1内のスペースが無駄になる。
(第2の実施形態)
図6は、この発明の第2実施形態のバッテリモジュールを示す断面図である。この第2の実施形態は、上記第1の実施形態とは、被保護部材の構成のみが相違する。この相違する構成のみを以下に説明する。なお、この第2の実施形態において、上記第1の実施形態と同一の符号は、上記第1の実施形態と同じ構成であるため、その説明を省略する。
図6に示すように、この第2実施形態では、ケース1の内面には、上記第1実施形態の一部のスライド部12a(図5参照)に代えて、本発明の被保護部材としてのボルト挿入部13が設けられている。ボルト挿入部13には、ケース1の本体10と蓋体11とを固定するためのボルト14が挿入される。
上記ボルト挿入部13は、セルユニット2の第3側面2cに対向して配置される。ボルト挿入部13は、第1方向(Z方向)に延在している。ボルト挿入部13は、樹脂からなる。
上記ボルト挿入部13は、第1方向からみて、拘束部材7に対して、スライド部12がセルユニット2の第3側面2cに対向する方向である第2方向(Y方向)に交差する第3方向(X方向)に、位置する。ボルト挿入部13と拘束部材7との間に、壁部26aが位置している。ボルト挿入部13は、左右の壁部26a,26aの間に位置する。
上記第2実施形態では、上記セルユニット2の上記拘束部材7が位置する第3側面2cには、上記拘束部材7と上記ボルト挿入部13(被保護部材)との間に、壁部26aが設けられている。これにより、拘束部材7とボルト挿入部13とは、壁部26aに邪魔されて、当接しない。したがって、拘束部材7とボルト挿入部13との当接によるボルト挿入部13の損傷を防ぐことができる。
(第3の実施形態)
図7は、この発明の第3実施形態のバッテリモジュールを示す底面図である。この第3の実施形態は、上記第1の実施形態とは、ケースの底部の構成のみが相違する。この相違する構成のみを以下に説明する。なお、この第3の実施形態において、上記第1の実施形態と同一の符号は、上記第1の実施形態と同じ構成であるため、その説明を省略する。
図7に示すように、この第3実施形態では、ケース1の本体10の底部10aには、ケース1に収容されたセルユニット2を固定させるための凸状の固定部10bが設けられている。つまり、セルユニット2の第2エンドプレート32には、凹状の被固定部32bが設けられ、セルユニット2をケース1に収容したときに、この被固定部32bに、固定部32bが嵌まる。
これにより、ケース1に収容されたセルユニット2の姿勢を保持できる。したがって、セルユニット2のがたつきを防止し、拘束部材7による損傷を防止しやすくなる。なお、固定部32bを凹状とし、被固定部32bを凸状としてもよい。また、被固定部32bを第2エンドプレート32に設けたが、拘束部材7やスペーサ26などに設けてもよい。
なお、この発明は上述の実施形態に限定されない。例えば、上記第1から上記第3の実施形態のそれぞれの特徴点を様々に組み合わせてもよい。また、バッテリセルの数量の増減は、自由である。また、第1、第2エンドプレートの少なくとも一方を省略してもよい。
上記実施形態では、壁部を、セルユニットの第3側面に設けたが、拘束部材の位置する第2側面や第4側面に設けるようにしてもよい。
上記実施形態では、被保護部材として、一部のスライド部またはボルト挿入部としたが、ケースの内面に設けられた他の突部や、ケースの内面自体であってもよい。また、壁部を、セルユニットの第2側面に設けた場合、被保護部材として、バッテリ監視要素4の基台41(図5参照)の一部であってもよい。被保護部材として、樹脂製の部材としたが、拘束部材より軟質な部材としてもよい。
上記実施形態では、壁部の高さを、拘束部材の高さよりも大きくしたが、拘束部材の高さと同一にしてもよい。
上記実施形態では、壁部の孔部を、壁部の緩衝構造としたが、壁部に複数の突起を設け、この突起を緩衝構造としてもよい。
上記実施形態では、拘束部材として、バンドを用いたが、ロッド状、プレート状、ネジ状の拘束具などであってもよい。
上記実施形態では、被保護部材と壁部は、拘束部材に対して、第3方向に位置していたが、第1方向と交差する方向に位置していればよい。
1 ケース
2 セルユニット
2a 第1側面
2b 第2側面
2c 第3側面
2d 第4側面
4 バッテリ監視要素
5 正極外部端子
6 負極外部端子
7 拘束部材
8 排気管
10 本体
10a 底部
10b 固定部
11 蓋体
12a 一部(第1)のスライド部(被保護部材)
12b 第2のスライド部
13 ボルト挿入部(被保護部材)
14 ボルト
20 バッテリセル
21 正極端子
22 負極端子
23 安全弁
26 スペーサ
26a 壁部
26b 凸部
26c 孔部(緩衝構造)
31 第1エンドプレート
32 第2エンドプレート
32b 被固定部
41 基台

Claims (11)

  1. バッテリセルを含むセルユニットと、
    上記セルユニットを収容するケースと、
    第1方向に沿って延在すると共に、上記セルユニットの側面に位置して上記バッテリセルを拘束する拘束部材と、
    上記セルユニットの上記拘束部材が位置する側面に対向して配置される被保護部材とを備え、
    上記拘束部材と上記被保護部材との間に、壁部が設けられ、
    上記拘束部材に対して上記被保護部材は、上記第1方向と、上記セルユニットの側面と上記被保護部材が対向する方向である第2方向とに交差する第3方向に離間しており、
    上記ケースは、上記ケースの開口部から底部に向けて上記第1方向に延在する第1のスライド部と第2のスライド部とを有し、
    上記セルユニットは、上記第1のスライド部と上記第2のスライド部の間にスライド自在に嵌め込まれる被スライド部を有し、
    上記第1のスライド部と上記第2のスライド部の間の隙間は、上記ケースの開口部の方が上記ケースの底部の方よりも、大きいことを特徴とするバッテリモジュール。
  2. バッテリセルを含むセルユニットと、
    上記セルユニットを収容するケースと、
    第1方向に沿って延在すると共に、上記セルユニットの側面に位置して上記バッテリセルを拘束する拘束部材と、
    上記セルユニットの上記拘束部材が位置する側面に対向して配置される被保護部材とを備え、
    上記拘束部材と上記被保護部材との間に、壁部が設けられ、
    上記被保護部材は、上記セルユニットの側面と上記被保護部材が対向する方向である第2方向において、上記壁部を介在させることなく上記セルユニットの側面から離間しており、
    上記ケースは、上記ケースの開口部から底部に向けて上記第1方向に延在する第1のスライド部と第2のスライド部とを有し、
    上記セルユニットは、上記第1のスライド部と上記第2のスライド部の間にスライド自在に嵌め込まれる被スライド部を有し、
    上記第1のスライド部と上記第2のスライド部の間の隙間は、上記ケースの開口部の方が上記ケースの底部の方よりも、大きいことを特徴とするバッテリモジュール。
  3. 複数のバッテリセルを含むセルユニットと、
    上記セルユニットを収容するケースと、
    第1方向に沿って延在すると共に、上記セルユニットの側面に位置して上記バッテリセルを拘束する拘束部材と、
    上記セルユニットの上記拘束部材が位置する側面に対向して配置される被保護部材とを備え、
    上記拘束部材と上記被保護部材との間に、壁部が設けられ、
    上記被保護部材と上記壁部は、上記第1方向における上記複数のバッテリセルが配列された範囲に延在しており、
    上記ケースは、上記ケースの開口部から底部に向けて上記第1方向に延在する第1のスライド部と第2のスライド部とを有し、
    上記セルユニットは、上記第1のスライド部と上記第2のスライド部の間にスライド自在に嵌め込まれる被スライド部を有し、
    上記第1のスライド部と上記第2のスライド部の間の隙間は、上記ケースの開口部の方が上記ケースの底部の方よりも、大きいことを特徴とするバッテリモジュール。
  4. バッテリセルを含むセルユニットと、
    上記セルユニットを収容するケースと、
    第1方向に沿って延在すると共に、上記セルユニットの側面に位置して上記バッテリセルを拘束する拘束部材と、
    上記セルユニットの上記拘束部材が位置する側面に対向するように、上記ケースに設けられた被保護部材とを備え、
    上記拘束部材と上記被保護部材との間に、壁部が設けられており、
    上記拘束部材に対して上記被保護部材は、上記第1方向と、上記セルユニットの側面と上記被保護部材が対向する方向である第2方向とに交差する第3方向に離間していることを特徴とするバッテリモジュール。
  5. バッテリセルを含むセルユニットと、
    上記セルユニットを収容するケースと、
    第1方向に沿って延在すると共に、上記セルユニットの側面に位置して上記バッテリセルを拘束する拘束部材と、
    上記セルユニットの上記拘束部材が位置する側面に対向するように、上記ケースに設けられた被被保護部材とを備え、
    上記拘束部材と上記被保護部材との間に、壁部が設けられており、
    上記被保護部材は、上記セルユニットの側面と上記被保護部材が対向する方向である第2方向において、上記壁部を介在させることなく上記セルユニットの側面から離間していることを特徴とするバッテリモジュール。
  6. 複数のバッテリセルを含むセルユニットと、
    上記セルユニットを収容するケースと、
    第1方向に沿って延在すると共に、上記セルユニットの側面に位置して上記バッテリセルを拘束する拘束部材と、
    上記セルユニットの上記拘束部材が位置する側面に対向するように、上記ケースに設けられた被保護部材とを備え、
    上記拘束部材と上記被保護部材との間に、壁部が設けられており、
    上記被保護部材と上記壁部は、上記第1方向における上記複数のバッテリセルが配列された範囲に延在していることを特徴とするバッテリモジュール。
  7. 請求項1からの何れか一つに記載のバッテリモジュールにおいて、
    上記壁部の高さは、上記拘束部材の高さよりも大きいことを特徴とするバッテリモジュール。
  8. 請求項1からの何れか一つに記載のバッテリモジュールにおいて、
    上記壁部は、上記壁部に加わる衝撃を緩衝する緩衝構造を有することを特徴とするバッテリモジュール。
  9. 請求項1から8の何れか一つに記載のバッテリモジュールにおいて、
    上記ケースの底部には、上記ケースに収容された上記セルユニットを固定させるための固定部が設けられていることを特徴とするバッテリモジュール。
  10. 請求項1からの何れか一つに記載のバッテリモジュールにおいて、
    上記拘束部材に対して、上記セルユニットの側面と上記被保護部材が対向する方向である第2方向に対向する第2の被保護部材をさらに有し、
    上記第2の被保護部材は、上記第2方向において、上記壁部を介在させることなく上記拘束部材から離間していることを特徴とするバッテリモジュール。
  11. 請求項1から10の何れか一つに記載のバッテリモジュールにおいて、
    第1の上記拘束部材が位置する上記セルユニットの側面と隣接する側面に配置された第2の拘束部材を有し、
    上記第1の拘束部材は、上記第1方向と、上記セルユニットの側面と上記被保護部材が対向する方向である第2方向とに交差する第3方向に所定幅を有する板状であり、
    上記第2拘束部材は、上記第1方向に延在し、上記第2方向に所定幅を有する板状であり、
    上記壁部は、上記第1の拘束部材に隣接する第1壁部と、上記第2の拘束部材に隣接する第2壁部とを含むことを特徴とするバッテリモジュール。
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