JP6226205B2 - 画像処理装置 - Google Patents

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本発明は、画像処理装置に関するものである。
通常、フィルター処理を行う場合、フィルターサイズに応じた数のラインバッファーが必要になる(例えば特許文献1参照)。
他方、ある画像処理装置では、少ないラインバッファーを使用して画像縮小処理を行っている(例えば特許文献2参照)。
特開2006−253759号公報 特開2005−323009号公報
例えば、画像縮小後にノイズ除去のためのフィルター処理をただちに行うことがある。そのような場合、上述の技術では、少ないラインバッファーで、画像縮小処理とフィルター処理の両方を行うことは困難である。
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、少ないラインバッファーを使用して、画像縮小処理とフィルター処理の両方をまとめて行う画像処理装置を得ることを目的とする。
本発明に係る画像処理装置は、1または複数のラインバッファーと、あるラインについて、(a)主走査方向において、主走査方向の画像縮小率の逆数ごとに、主走査方向のフィルターサイズと同数の、縮小後の画素位置を含む連続した画素位置の画素値に対して主走査方向のフィルター演算を行う第1演算、および(b)前記主走査方向のフィルター演算の演算結果と前記ラインに対応する副走査方向のフィルター係数との積を、主走査方向における画素位置ごとに、前記ラインバッファーにおける前記画素位置に加算していく第2演算を行う演算部とを備える。そして、前記演算部は、(c)副走査方向の画像縮小率での縮小後のラインに対して前記ラインバッファーを順番に割り当て、(d)割り当てられた前記ラインバッファーにおいて、前記主走査方向のフィルター演算の演算結果と前記ラインに対応する副走査方向のフィルター係数との積を加算していく。
本発明によれば、少ないラインバッファーを使用して、画像縮小処理とフィルター処理の両方をまとめて行うことができる
図1は、本発明の実施の形態に係る画像処理装置の構成を示すブロック図である。 図2は、図1に示す画像処理装置の動作を説明するフローチャートである。 図3は、主走査方向のフィルターサイズが5であり、主走査方向の画像縮小率が1/3である場合の主走査方向についての、図1に示す画像処理装置における処理を説明する図である。 図4は、副走査方向のフィルターサイズが5であり、副走査方向の画像縮小率が1/3である場合の副走査方向についての、図1に示す画像処理装置における処理を説明する図である。
以下、図に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る画像処理装置の構成を示すブロック図である。図1に示す画像処理装置は、コンピューター、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)などの演算処理装置1、DRAM(Dynamic Random Access Memory)などの記憶装置2、液晶ディスプレイなどの表示装置3、およびキーボードなどの入力装置4を備える。
演算処理装置1は、縮小率特定部11、データ入力部12、演算部13、レジスター14,15、およびデータ出力部16を備える。また、記憶装置2では、積算バッファー21,22およびラインバッファー23,24が確保される。
なお、積算バッファー21,22は、主走査方向のフィルターサイズ分の画素値を記憶するサイズをそれぞれ有し、ラインバッファー23,24は、主走査方向に縮小後の1ライン分の画素値を記憶するサイズをそれぞれ有する。
縮小率特定部11は、入力装置4に対するユーザー操作などに基づいて画像縮小率を特定する。
データ入力部12は、図示せぬ装置(画像読取装置、ストレージなど)から画像データを、主走査方向の画像縮小率ごとに、主走査方向のフィルターサイズと同数の、縮小後の画素位置を含む連続した画素位置の画素値ずつ、積算バッファー21,22に格納する。なお、ライン終端において、フィルターサイズ未満の画素値しか残っていない場合、ゼロを追加して、フィルターサイズと同数の画素値とする。
演算部13は、積算バッファー21,22に格納された画素値に対して、レジスター14,15を使用して、主走査方向のフィルター演算を行い、その演算結果に対して、副走査方向のフィルター係数の乗算を行い、その演算結果を、ラインバッファー23,24において順番に加算していく。
このように、演算部13は、画像縮小処理とフィルター処理を同時に並行して進行させていく。なお、フィルター処理は、例えば、画像縮小処理に伴うノイズを除去するためのフィルター処理である。そして、主走査方向のフィルターサイズは、主走査方向の画像縮小率の逆数以上とされ、副走査方向のフィルターサイズは、副走査方向の画像縮小率の逆数以上とされる。
具体的には、演算部13は、縮小前の画像から順番にラインを選択し、そのラインについて、(a)主走査方向において、主走査方向の画像縮小率の逆数ごとに、主走査方向のフィルターサイズと同数の、縮小後の画素位置を含む連続した画素位置の画素値に対して主走査方向のフィルター演算を行う第1演算、および(b)主走査方向のフィルター演算の演算結果とそのラインに対応する副走査方向のフィルター係数との積を、主走査方向における画素位置ごとに、ラインバッファー23,24における画素位置に加算していく第2演算を行う。
演算部13は、副走査方向のフィルターサイズ分のラインについての第2演算において、(c)副走査方向の画像縮小率での縮小後のラインに対してラインバッファー23,24を順番に割り当て、(d)割り当てられたラインバッファー23,24において、主走査方向のフィルター演算の演算結果とそのラインに対応する副走査方向のフィルター係数との積を加算していく。つまり、副走査方向のフィルターサイズ分のラインについての、同一の画素位置についての主走査方向の演算結果と副走査方向のフィルター係数との積と、その画素位置のラインバッファー23(またはラインバッファー24)内の画素値との和が、その画素位置のラインバッファー23(またはラインバッファー24)内の画素値に順番にセットされていく。
また、演算部13は、副走査方向のフィルターサイズ分のラインについての第2演算が完了したラインバッファー23,24から演算結果が出力された後に、そのラインバッファー23,24を解放し、縮小後の後続のラインに再度割り当て可能とする。
また、演算部13は、主走査方向の画像縮小率の逆数ごとに選択された画素位置に対して、積算バッファー21,22およびレジスター14,15を順番に繰り返し割り当て、選択した画素位置を含む連続した第1画素数の画素位置の画素値をその積算バッファー21,22に格納し、その積算バッファー21,22に格納された画素値と主走査方向のフィルター係数との積和をそのレジスター14,15において演算し、その積和に基づく主走査方向のフィルター演算の演算結果と、そのラインに対応する副走査方向のフィルター係数との積を演算し、その演算結果を加算していく。
レジスター14,15は、演算処理装置1内のSRAM(Static RAM)などのメモリーである。
データ出力部16は、主走査方向および副走査方向についての画像縮小処理およびフィルター処理が完了した画像データを出力する。例えば、データ出力部16は、主走査方向および副走査方向についての画像縮小処理およびフィルター処理の演算結果を画素ごとにラインバッファー23,24から読み出し、所定の定数(例えば8)で除算して得られた結果(小数点以下四捨五入)を出力する。
次に、上記画像処理装置の動作について説明する。図2は、図1に示す画像処理装置の動作を説明するフローチャートである。
ここでは、一例として、フィルターサイズが5画素×5画素であり、画像縮小率が1/3である場合について説明する。例えば、元の画像が300dpiであり縮小後の画像100dpiである場合、画像縮小率が1/3となる。図3は、主走査方向のフィルターサイズが5であり、主走査方向の画像縮小率が1/3である場合の主走査方向についての、図1に示す画像処理装置における処理を説明する図である。図4は、副走査方向のフィルターサイズが5であり、副走査方向の画像縮小率が1/3である場合の副走査方向についての、図1に示す画像処理装置における処理を説明する図である。フィルターサイズおよび画像縮小率に基づいて、ここでは、2つのレジスター14,15、2つの積算バッファー21,22、および2つのラインバッファー23,24が使用される。
まず、演算部13は、注目ラインおよび注目画素をリセットする(ステップS1,S2)。これにより、注目ラインが第1ラインにセットされ、注目画素は、注目ライン内の第1画素にセットされる。
次に、データ入力部12は、注目ラインの注目画素から主走査方向のフィルターサイズ分(ここでは5画素)の画素値を積算バッファー21にセットする(ステップS3)。
そして、演算部13は、レジスター14を使用して、積算バッファー21に格納されている画素値と主走査方向のフィルター係数との積和を演算する(ステップS4)。
具体的には、演算部13は、(a)レジスター14の値をゼロにリセットし、(b)積算バッファー21の第1画素の画素値とその画素に対応するフィルター係数との積を演算し、その演算結果をレジスター14に加算し(つまり、その演算結果とレジスター14の値との和をレジスター14にセットし)、以下、積算バッファー21の最終画素まで同様に積の演算およびレジスター14への加算を繰り返す。
次に、演算部13は、その積和をレジスター14から読み出し、その積和に基づく主走査方向についての演算結果に対して、注目ラインに対応する副走査方向のフィルター係数を乗算し、その演算結果を、ラインバッファー23における注目画素の画素位置に加算する(ステップS5)。
例えば、図3に示すように、画素D0が注目画素である場合、積算バッファー21が割り当てられ、積算バッファー21に注目ラインのD0〜D4の画素値が格納される。そして、D0〜D4の画素値とフィルター係数A〜Eとの積和が演算され、その積和を所定の定数(例えば8)で除算した結果(小数点以下四捨五入)が主走査方向の演算結果(つまり、主走査方向の画像縮小処理およびフィルター処理の結果である画素SD0の画素値)とされる。
このとき、縮小後のラインSLiに対してラインバッファー23,24が順番に繰り返し割り当てられ、注目ラインに対応する縮小後のラインSLiに対応するラインバッファー23にその演算結果が加算される。
縮小後のラインSLiは、副走査方向の画像圧縮率の逆数と同数のラインLiに対して1本設定される。つまり、副走査方向において副走査方向の画像圧縮率の逆数ごとに1本の縮小後のラインSLiが設定される。これにより、副走査方向における間引きが行われる。
具体的には、図4に示すように、縮小後のラインSLiに対してラインバッファー23,24を順番に繰り返し割り当て、副走査方向における画像縮小処理とフィルター処理を順番に行う。そのとき、縮小後のラインSLi(i=0,2,4,6,・・・)については、ラインバッファー23が割り当てられ、縮小後のラインSL(i+1)については、ラインバッファー24が割り当てられる。
さらに、ラインバッファー23,24を順番に繰り返し割り当てつつ、縮小後のラインSLiについての処理と、縮小後のラインSL(i+1)についての処理を並行に行うようにしてもよい。つまり、注目ラインが縮小後の複数のラインSLi,SL(i+1)に対応する場合、並行して、縮小後の複数のラインSLi,SL(i+1)のそれぞれに対して、主走査方向についての演算結果と、その縮小後のラインSLi,SL(i+1)についての注目ラインに対応するフィルター係数との積がそれぞれ演算され、ラインバッファー23,24に加算されるようにしてもよい。
例えば図4に示すように、注目ラインに対応する副走査方向のフィルター係数(F〜Jのうちのいずれか)が画素SD0の画素値に乗算され、その演算結果がラインバッファー23またはラインバッファー24における、画素SD0の位置に加算される。例えば、注目ラインがL0である場合、画素SD0の画素値に、フィルター係数Fが乗算され、縮小後のラインSL0の画素値を得るために、その乗算結果がラインバッファー23の、画素SD0の位置に加算される。
なお、図4では、画素SD0についてのみ図示しているが、画素SD1以降の画素についても同様である。
また、例えば、注目ラインがL3である場合、縮小後のラインSL0の画素値を得るために、画素SD0の画素値とフィルター係数Iとの積がラインバッファー23に加算され、縮小後のラインSL1の画素値を得るために、画素SD0の画素値とフィルター係数Fとの積がラインバッファー24に加算される。
次に、演算部13は、縮小後のラインSLjの画素値を得るための副走査方向のフィルターサイズ分のラインLiの処理が完了したか否かを判定する(ステップS6)。
注目画素に対応する縮小後の画素SD0について、縮小後のラインSLjの画素値を得るための副走査方向のフィルターサイズ分のラインLiの処理が完了した場合、データ出力部16は、副走査方向についての画像縮小処理およびフィルター処理が完了しているため、その画素値を読み出し、所定の定数で除算した結果を後段の画像処理部などに出力する(ステップS7)。
その後、演算部13は、注目画素の画素位置から主走査方向のフィルターサイズ分の画素位置がライン終端に到達しているか否かを判定する(ステップS8)。
注目画素の画素位置から主走査方向のフィルターサイズ分の画素位置がライン終端に到達していない場合、演算部13は、図3に示すように、注目画素を画像圧縮率の逆数(ここでは、3)だけ進め(ステップS9)、ステップS3に戻り、以降の処理を繰り返し行う。つまり、注目画素を画像圧縮率の逆数だけ進めることで、主走査方向における間引きが行われる。
このとき、図3に示すように、注目画素に対して積算バッファー21,22を順番に繰り返し割り当てて、主走査方向における画像縮小処理とフィルター処理を順番に行う。そのとき、縮小後の画素SDi(i=0,2,4,6,・・・)については、積算バッファー21が割り当てられ、縮小後の画素SD(i+1)については、積算バッファー22が割り当てられる。
さらに、積算バッファー21,22を交互に割り当てつつ、縮小後の画素SDiについての処理と、縮小後の画素SD(i+1)についての処理を並行に行うようにしてもよい。つまり、積算バッファー21に対するフィルター演算が完了する前に、積算バッファー22についての画素値の格納およびフィルター演算を開始してもよい。
一方、注目画素の画素位置から主走査方向のフィルターサイズ分の画素位置がライン終端に到達している場合、演算部13は、注目ラインについての主走査方向の処理は完了したと判断し、注目ラインが最終ラインでなければ(ステップS11)、注目ラインを1ライン進め(ステップS12)、ステップS2に戻り、以降の処理を繰り返し行う。
このようにして、最終ラインの処理が完了するまで、ステップS2以降の処理が繰り返し実行され、最終ラインの処理が完了すると、対象画像についての画像縮小処理およびフィルター処理が完了する。
なお、注目画素の画素位置から主走査方向のフィルターサイズ分の画素位置がライン終端に到達している場合、ステップS4では、画像の外側に対応する画素位置の画素値をゼロとみなしてフィルター演算を行う。また、注目画素の画素位置から主走査方向のフィルターサイズ分の画素位置がライン終端に到達しているとステップS11で判定された場合、積算バッファー21,22内の画素値は破棄される。
以上のように、上記実施の形態によれば、演算部13は、あるラインについて、(a)主走査方向において、主走査方向の画像縮小率の逆数ごとに、主走査方向のフィルターサイズと同数の、縮小後の画素位置を含む連続した画素位置の画素値に対して主走査方向のフィルター演算を行う第1演算、および(b)主走査方向のフィルター演算の演算結果とそのラインに対応する副走査方向のフィルター係数との積を、主走査方向における画素位置ごとに、ラインバッファーにおける画素位置に加算していく第2演算を行う。そして、演算部13は、(c)副走査方向の画像縮小率での縮小後のラインに対してラインバッファーを順番に割り当て、(d)割り当てられたラインバッファーにおいて、主走査方向のフィルター演算の演算結果とそのラインに対応する副走査方向のフィルター係数との積を加算していく。
これにより、少ないラインバッファーを使用して、画像縮小処理とフィルター処理の両方をまとめて行うことができる。
例えば、通常、副走査方向のフィルターサイズが5である場合、4本のラインバッファーが必要となるが、この実施の形態では、上述のように、副走査方向のフィルターサイズが5であり、副走査方向の画像縮小率が1/3である場合、2本のラインバッファー23,24があれば、十分である。
なお、上述の実施の形態は、本発明の好適な例であるが、本発明は、これらに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の変形、変更が可能である。
例えば、上記実施の形態では、一例として、フィルターサイズが、5画素×5画素であって、画像縮小率が1/3であり、ラインバッファーが2本である場合の処理を説明しているが、フィルターサイズが画像縮小率の逆数より大きければ、副走査方向のフィルターサイズに対する画像縮小率の逆数の商(または商に端数がある場合には切り上げた数)と同数のラインバッファーを使用して同様の処理を行うことができる。例えば、フィルターサイズが5であり、画像縮小率が1/2である場合には、3本のラインバッファーがあればよい。また、フィルターサイズが画像縮小率の逆数と同一である場合には、上述の積算バッファーおよびラインバッファーは1つずつあればよい。
本発明は、例えば、複写機、複合機などの画像形成装置に適用可能である。
13 演算部
14,15 レジスター
21,22 積算バッファー
23,24 ラインバッファー

Claims (4)

  1. 1または複数のラインバッファーと、
    あるラインについて、(a)主走査方向において、主走査方向の画像縮小率の逆数ごとに、主走査方向のフィルターサイズと同数の、縮小後の画素位置を含む連続した画素位置の画素値に対して主走査方向のフィルター演算を行う第1演算、および(b)前記主走査方向のフィルター演算の演算結果と前記ラインに対応する副走査方向のフィルター係数との積を、主走査方向における画素位置ごとに、前記ラインバッファーにおける前記画素位置に加算していく第2演算を行う演算部とを備え、
    前記演算部は、前記第2演算において、(c)副走査方向の画像縮小率での縮小後のラインに対して前記ラインバッファーを順番に割り当て、(d)割り当てられた前記ラインバッファーにおいて、前記主走査方向のフィルター演算の演算結果と前記ラインに対応する副走査方向のフィルター係数との積を加算していくこと、
    を特徴とする画像処理装置。
  2. 前記演算部は、前記副走査方向のフィルターサイズ分のラインについての前記第2演算が完了した前記ラインバッファーから演算結果が出力された後に、そのラインバッファーを解放し、縮小後の別のラインに再度割り当て可能とすることを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 1または複数の積算バッファーと、
    1または複数のレジスターとをさらに備え、
    前記演算部は、前記主走査方向の画像縮小率の逆数ごとに選択された前記画素位置に対して、前記積算バッファーおよび前記レジスターを順番に繰り返し割り当て、選択した前記画素位置を含む連続した第1画素数の画素位置の画素値を前記積算バッファーに格納し、前記積算バッファーに格納された前記画素値と前記主走査方向のフィルター係数との積和を前記レジスターにおいて演算し、前記積和に基づく前記主走査方向のフィルター演算の演算結果と前記ラインに対応する副走査方向のフィルター係数との積を演算すること、
    を特徴とする請求項1または請求項2記載の画像処理装置。
  4. 副走査方向のフィルターサイズは、副走査方向の画像縮小率の逆数以上であることを特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項載の画像処理装置。
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