JP6225981B2 - アプリケーション管理装置、アプリケーションシステム、アプリケーション管理方法、およびコンピュータプログラム - Google Patents
アプリケーション管理装置、アプリケーションシステム、アプリケーション管理方法、およびコンピュータプログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP6225981B2 JP6225981B2 JP2015246168A JP2015246168A JP6225981B2 JP 6225981 B2 JP6225981 B2 JP 6225981B2 JP 2015246168 A JP2015246168 A JP 2015246168A JP 2015246168 A JP2015246168 A JP 2015246168A JP 6225981 B2 JP6225981 B2 JP 6225981B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image forming
- forming apparatus
- application
- user
- period
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Description
本発明は、画像形成装置で使用されるアプリケーションを管理する技術に関する。
コピー、ネットワークプリント、ファックス、スキャン、およびファイルサーバなどの機能を集約した画像形成装置が普及している。このような画像形成装置は、「複合機」または「MFP(Multi Function Peripherals)」などと呼ばれている。
複数台の画像形成装置が企業または役所などのオフィスに設置され、複数のユーザによって共用されている。
また、画像形成装置の機能を使用できるように、メーカは、アプリケーションを開発し、画像形成装置に予めインストールしている。
近年、画像形成装置にウェブブラウザが備えられるようになった。ウェブブラウザでウェブサーバへアクセスし、ウェブアプリケーションをウェブサーバに実行させることによって、様々なサービスを受けることができるようになった。
さらに、「IWS(Internal Web Server)」というウェブサーバを画像形成装置に設ける技術が、提案されている。画像形成装置のメーカ以外の企業またはユーザが、広く知られている言語(例えば、Python、JavaScript(登録商標)、またはHTML(Hypertext Markup Language)など)を用いてアプリケーションを作成して画像形成装置にインストールし、IWSに実行させることができる。アプリケーションによって得られるウェブページは、画像形成装置のウェブブラウザによって表示することができる。
このように、近年、様々なアプリケーションが画像形成装置において使用されるようになった。
よって、オフィスにおいても、複数台の画像形成装置に様々なアプリケーションがインストールされるようになった。
アプリケーションを管理する技術として、次のような技術が提案されている。サーバコンピュータからクライアントPCに対してアプリケーションの使用頻度を要求するコマンドが発行される。サーバコンピュータがクライアントPCからレスポンスによりアプリケーションの使用頻度「低」が通知されると、クライアントPCに対して、使用頻度が「低」のアプリケーションのアンインストールを要求するコマンドが発行され、クライアントPCにおいては、コマンドで要求されたアプリケーションのアンインストールが実行される(特許文献1)。
ユーザ識別やユーザ環境などのユーザ情報、複合機の使用頻度や使用日時などの使用履歴情報をサーバで管理し、ユーザ毎に、複合機での使用頻度の高いプログラムを優先してダウンロードする(特許文献2)。
マルチファンクション画像形成装置において、マルチファンクション機能を実行するためのアプリケーションソフトと設定されたアプリケーションソフトの優先順位とアプリケーションソフトの使用回数に関する閾値回数とが記憶される記憶領域を有し、前記マルチファンクション機能に対応するアプリケーションソフトの所定期間の使用頻度が閾値回数以下であるアプリケーションソフトの有無を判定する頻度チェック手段と、前記使用頻度が閾値回数以下でかつ前記優先順位が閾値順位以下のアプリケーションソフト情報を抽出する優先度チェック手段を備える(特許文献3)。
また、アイコンを表示する技術として、次の技術が提案されている。ユーザが文書のプリントを指示する際に、プリンタドライバ等を起動し、プリント条件を指定する第1のプリント指示方法と、画像形成装置及びプリント条件を表す第1のアイコンとプリント対象文書を表す第2のアイコンとをそれぞれ選んだ場合に、第1のアイコンにより表される画像形成装置及びプリント条件にて、第2のアイコンにより表される文書がプリントされる第2のプリント指示方法とでプリントが可能な場合において、第1の指示方法でプリント指示された場合に指定されたプリント条件について、例えば設定回数が所定回数以上のプリント条件など、所定の条件を満たす場合に第1のアイコンの自動生成等を実行する(特許文献4)。
上述のようなオフィスにおいて、ユーザがどの画像形成装置によってもすべてのアプリケーションを使用できるようにするには、すべての画像形成装置にすべてのアプリケーションをインストールしておく必要がある。または、必要に応じてサーバなどからアプリケーションをダウンロードする必要がある。
すべての画像形成装置にすべてのアプリケーションをインストールすると、画像形成装置の補助記憶装置(ハードディスクなど)の容量が不足しやすくなる。そうすると、画像形成装置のパフォーマンスが低下しやすくなる。
一方、アプリケーションを必要に応じてサーバなどからダウンロードすると、通信回線に負荷が掛かる。また、アプリケーションをダウンロードしインストールするのに時間が掛かるので、アプリケーションを使用し始めるのに時間が掛かる。
本発明は、このような問題点に鑑み、複数台の画像形成装置が備わる環境において、アプリケーションのインストールを従来よりも好適に行うことを、目的とする。
本発明の一形態に係るアプリケーション管理装置は、複数の画像形成装置へのアプリケーションのインストールを管理するアプリケーション管理装置であって、期間ごとの、前記複数の画像形成装置それぞれへのユーザのログインの回数を取得する取得手段と、取得した前記回数に基づく、前記複数の画像形成装置のうちのユーザが第一の期間に最もよく使用した第一の画像形成装置と前記複数の画像形成装置のうちの前記ユーザが前記第一の期間の後の第二の期間に最もよく使用した第二の画像形成装置とが異なるか否かを判別する、同一性判別手段と、前記同一性判別手段によって前記第一の画像形成装置と前記第二の画像形成装置とが異なると判別された場合に、前記第一の画像形成装置にインストールされているアプリケーションを前記第二の画像形成装置にインストールさせる、インストール制御手段、を有する。
好ましくは、前記複数の画像形成装置のうちの、前記ユーザが前記第一の期間にログインした回数が最も多い画像形成装置を前記第一の画像形成装置であると判別する、第一の装置判別手段と、前記複数の画像形成装置のうちの、前記ユーザが前記第二の期間にログインした回数が最も多い画像形成装置を前記第二の画像形成装置であると判別する、第二の装置判別手段と、を有し、前記インストール制御手段は、前記第一の装置判別手段および前記第二の装置判別手段それぞれの判別結果に応じて、前記第一の画像形成装置にインストールされているアプリケーションを前記第二の画像形成装置にインストールさせる。
または、前記インストール制御手段は、前記第一の画像形成装置にインストールされている複数のアプリケーションのうちの前記ユーザが使用する第一の度合が第一の所定の度合以上であるものを前記第二の画像形成装置にインストールさせる。
または、前記インストール制御手段によって前記第二の画像形成装置へインストールさせるアプリケーションである目的アプリケーションを起動するための画像を表示しないように前記第一の画像形成装置へ指令する、非表示指令手段、を有する。
または、前記非表示指令手段は、前記目的アプリケーションを前記ユーザが前記第一の画像形成装置において使用する第二の度合が第二の所定の度合を下回る場合に、前記画像を表示しないように指令する。
または、前記非表示指令手段は、前記目的アプリケーションを前記ユーザが前記第二の画像形成装置において使用する第三の度合が第三の所定の度合を上回る場合に、前記画像を表示しないように指令する。
本発明によると、複数台の画像形成装置が備わる環境において、アプリケーションのインストールを従来よりも好適に行うことができる。
図1は、画像処理システム4の全体的な構成の例を示す図である。図2は、画像形成装置1のハードウェア構成の例を示す図である。図3は、管理サーバ2のハードウェア構成の例を示す図である。図4は、画像形成装置1の使用回数の変化の例を示す図である。
図1に示すように、画像処理システム4は、管理サーバ2、複数台の画像形成装置1、および通信回線3などによって構成される。
これらの装置は、通信回線3を介して通信を行うことができる。通信回線3として、インターネット、LAN(Local Area Network)回線、公衆回線、または専用線などが用いられる。
ユーザは、複数台の画像形成装置1のいずれかを使用して、画像に関する処理(画像の印刷、画像の電子データ化、または画像データの送信など)を行うことができる。
画像処理システム4は、複数のユーザによって共用される。各ユーザには、ユニークなユーザコードが1つずつ与えられている。ユーザは、画像形成装置1を使用する際に予め、自分のユーザコードによってその画像形成装置1へログインしなければならない。
画像形成装置1は、コピー、ファクシミリ、ネットワークプリント、スキャン、およびファイルサーバなどの機能を集約した装置である。一般に、「複合機」または「MFP(Multi Function Peripherals)」などと呼ばれることがある。
画像形成装置1は、図2に示すように、CPU(Central Processing Unit)10a、RAM(Random Access Memory)10b、ROM(Read Only Memory)10c、補助記憶装置10d、タッチパネルディスプレイ10e、操作キーパネル10f、NIC(Network Interface Card)10g、モデム10h、スキャンユニット10i、およびプリントユニット10jなどによって構成される。
タッチパネルディスプレイ10eは、ユーザに対するメッセージを示す画面、ユーザがコマンドまたは情報を入力するための画面、およびCPU10aなどが実行した処理の結果を示す画面などを表示する。また、タッチパネルディスプレイ10eは、タッチされた位置を示す信号をCPU10aへ送る。
操作キーパネル10fは、いわゆるハードウェアキーボードであって、テンキー、スタートキー、ストップキー、およびファンクションキーなどによって構成される。
NIC10gは、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)などのプロトコルによって管理サーバ2または端末装置などと通信を行う。
モデム10hは、ファクシミリ端末との間でG3などのプロトコルで画像データをやり取りする。
スキャンユニット10iは、プラテンガラスの上にセットされたシートに記されている画像を読み取って画像データを生成する。
プリントユニット10jは、スキャンユニット10iによって読み取られた画像のほか、NIC10gまたはモデム10hによって端末装置またはファクシミリ端末などから受信した画像データに示される画像を用紙に印刷する。
ROM10cまたは補助記憶装置10dには、オペレーティングシステムおよび上述のコピーまたはファクシミリなどの機能を実現するためのアプリケーションのほか、種々のアプリケーションが記憶されている。各アプリケーションには、ユニークなアプリケーションコードが与えられている。
さらに、これらのアプリケーションを調整するためのアプリケーション調整プログラム10Pが記憶されている。そのほか、各アプリケーションを選択し起動するためのメニュー画面表示プログラム10Qが記憶されている。
これらのプログラムは、必要に応じてRAM10bにロードされ、CPU10aによって実行される。補助記憶装置10dとして、ハードディスクまたはSSD(Solid State Drive)などが用いられる。
以下、各画像形成装置1を「画像形成装置1A」、「画像形成装置1B」、「画像形成装置1C」、…などと区別して記載することがある。
管理サーバ2は、各画像形成装置1と連携して各画像形成装置1のアプリケーションを管理する。
管理サーバ2は、図3に示すように、CPU20a、RAM20b、ROM20c、補助記憶装置20d、およびNIC20eなどによって構成される。
NIC20eは、TCP/IPなどのプロトコルによって画像形成装置1などと通信を行う。
ROM20cまたは補助記憶装置20dには、各画像形成装置1のアプリケーションを調整するためのアプリケーション調整プログラム20Pが記憶されている。アプリケーション調整プログラム20Pは、RAM20bにロードされ、CPU20aによって実行される。補助記憶装置20dとして、ハードディスクまたはSSDなどが用いられる。
ところで、ユーザは、異動などに伴って、例えば図4に示すように、主に使用する画像形成装置1が変わることがある。上述の通り、アプリケーション調整プログラム10Pおよびアプリケーション調整プログラム20Pによると、各画像形成装置1のアプリケーションを調整することができるが、特に、主に使用する画像形成装置1の変化に応じて、アプリケーションの調整を行うことができる。
以下、この変化に応じたアプリケーションの調整の仕組みを、図5〜図12などを参照しながら説明する。
図5は、画像形成装置1の機能的構成の例を示す図である。図6は、管理サーバ2の機能的構成の例を示す図である。図7は、表示フラグテーブル5Aの例を示す図である。図8は、メニュー画面7Aの例を示す図である。図9は、履歴テーブル5Dの例を示す図である。図10は、コピー対象決定処理の流れの例を説明するフローチャートである。図11は、非表示対象決定処理の流れの例を説明するフローチャートである。図12は、アンインストール対象決定処理の流れの例を説明するフローチャートである。
アプリケーション調整プログラム10Pによると、図5に示す使用実績通知部101、アプリケーション取得部102、インストール部103、アプリケーション提供部104、アンインストール部105、およびメニュー画面更新部106などの機能が画像形成装置1に実現される。これらの機能の一部または全部を、オペレーティングシステムによって実現してもよい。
メニュー画面表示プログラム10Qによると、表示フラグテーブル記憶部131、メニュー画面表示部132、およびアプリケーション起動部133などの機能が画像形成装置1に実現される。これらの機能の一部または全部を、オペレーティングシステムによって実現してもよい。
アプリケーション調整プログラム20Pによると、図6に示すデータ一時記憶部201、履歴テーブル記憶部202、実績登録部203、第一の最多使用装置特定部204、第二の最多使用装置特定部205、コピー指令部206、非表示指令部207、アンインストール指令部208、および同一性判別部209などの機能が管理サーバ2に実現される。
画像形成装置1において、表示フラグテーブル記憶部131には、ユーザごとの表示フラグテーブル5Aが記憶されている。
表示フラグテーブル5Aには、図7のように、その画像形成装置1にインストールされているアプリケーションごとに表示フラグ5A1が、それぞれのアプリケーションコードと対応付けられて格納されている。
ある画像形成装置1にあるアプリケーションがインストールされると、その画像形成装置1の表示フラグテーブル5Aに、そのアプリケーションの表示フラグ5A1が追加される。ある画像形成装置1からあるアプリケーションがアンインストールされると、その画像形成装置1の表示フラグテーブル5Aからそのアプリケーションの表示フラグ5A1が削除される。表示フラグ5A1は、後に説明するメニュー画面表示部132によって使用される。
画像形成装置1に出荷時からインストールされている(つまり、プレインストールされている)アプリケーションごとの表示フラグ5A1が予め、各ユーザの表示フラグテーブル5Aに格納されている。その後、新たなアプリケーションがインストールされると、そのアプリケーションの表示フラグ5A1が、そのアプリケーションのアプリケーションコードと対応付けられて各ユーザの表示フラグテーブル5Aに格納される。表示フラグ5A1の初期値は、「ON」である。
メニュー画面表示部132は、図8のようなメニュー画面7Aをタッチパネルディスプレイ10eに次のように表示させる。
画像形成装置1において所定のイベント(例えば、その画像形成装置1にログインしているユーザによる所定の操作、アプリケーションの終了など)が生じると、メニュー画面表示部132は、その画像形成装置1にログインしているユーザの表示フラグテーブル5Aの中から、「ON」を示す表示フラグ5A1を検索する。見つかった表示フラグ5A1に対応するアプリケーションコードのアプリケーションのアイコン7A1を配置した画面の画像データを生成する。この画面が、メニュー画面7Aである。そして、メニュー画面7Aをタッチパネルディスプレイ10eに表示させる。
その結果、「OFF」を示す表示フラグ5A1に対応するアプリケーションコードのアプリケーションのアイコン7A1は、メニュー画面7Aに配置されない。
ここで、ユーザは、使用したいアプリケーションを、それに対応するアイコン7A1をタッチするなどして選択する。
すると、アプリケーション起動部133は、ユーザが選択したアプリケーションを起動する。そして、メニュー画面7Aに代えて、このアプリケーションの画面をタッチパネルディスプレイ10eに表示させる。なお、既にバックグラウンドでそのアプリケーションが起動している場合も、メニュー画面7Aに代えて、このアプリケーションの画面をタッチパネルディスプレイ10eに表示させる。これにより、ユーザは、このアプリケーションを使用することができるようになる。
使用実績通知部101は、ログインしているユーザがその画像形成装置1にインストールされているアプリケーションを使用するごとに、使用実績データ5Bを管理サーバ2へ送信する。例えば、メニュー画面7Aにおいてアイコン7A1をタッチするなどしてアプリケーションを選択するごとに送信する。
使用実績データ5Bには、そのユーザのユーザコード、そのアプリケーションの識別子、そのアプリケーションを使用した日付(使用日付)、およびその画像形成装置1を識別するための識別子が示される。以下、画像形成装置1を識別するための識別子を「デバイス識別子」と記載する。デバイス識別子として、例えば、IPアドレスまたはMAC(Media Access Control)アドレスなどが用いられる。
また、使用実績通知部101は、ユーザがその画像形成装置1にログインするごとに、ログイン実績データ5Cを管理サーバ2へ送信する。ログイン実績データ5Cには、そのユーザのユーザコード、ログインした日付(ログイン日付)、およびその画像形成装置1のデバイス識別子が示される。
管理サーバ2の一時記憶部201(図6参照)には、画像形成装置1から送信されてきた使用実績データ5Bおよびログイン実績データ5Cが一時的に記憶される。
履歴テーブル記憶部202には、画像形成装置1ごとの履歴テーブル5Dが記憶されている。
履歴テーブル5Dには、図9のように、ユーザごとに、レコード5Daが設けられている。レコード5Daには、「ユーザコード」および「ログイン実績」のフィールドが設けられている。さらに、アプリケーションごとに「使用実績」のフィールドが設けられている。
ユーザコードのフィールドには、そのレコード5Daに対応するユーザのユーザコードが示される。
各アプリケーションの使用実績のフィールドには、その履歴テーブル5Dに対応する画像形成装置1における、そのユーザによる各アプリケーションの使用の実績が示される。具体的には、一日ごとの使用した回数が示される。
ログイン実績のフィールドには、そのユーザがその画像形成装置1へログインした実績が示される。具体的には、一日ごとのログインした回数が示される。
なお、図9(A)に示す履歴テーブル5Dは、画像形成装置1Aのものであり、図9(B)に示す履歴テーブル5Dは、画像形成装置1Bのものである。
いずれのレコード5Daも、ユーザコードが予め示されており、ユーザコードは、原則として固定値である。しかし、ログイン実績の初期値および各アプリケーションの使用実績の初期値は、NULLである。そして、次に説明する実績登録部203によってデータが追記される。
実績登録部203は、データ一時記憶部201に記憶されている使用実績データ5Bまたはログイン実績データ5Cに基づいて、アプリケーションの使用またはログインに関する実績を登録する処理を、次のように行う。
実績登録部203は、毎日午前0時を過ぎると、データ一時記憶部201に記憶されている使用実績データ5Bのうちの使用日付が前日である使用実績データ5Bを、ユーザコード、アプリケーションコード、およびデバイス識別子の3つがすべて共通するもの同士でグループ化する。1つのグループに1つの使用実績データ5Bだけが属することもあれば、複数の使用実績データ5Bが属することもある。グループごとに、使用実績データ5Bの個数をカウントする。これにより、どのユーザがどの画像形成装置1においてどのアプリケーションを前日に何回使用したのかが、算出される。
そして、実績登録部203は、グループごとに、そのグループに対応する画像形成装置1の履歴テーブル5Dの中の、そのグループに対応するユーザのレコード5Daの、そのグループに対応するアプリケーションの使用実績のフィールドに、前日の日付およびカウントした回数を追記する。以下、カウントした回数を「使用回数」と記載する。
すべてのグループについて追記が完了したら、データ一時記憶部201は、使用日付が前日である使用実績データ5Bをすべて削除する。
さらに、実績登録部203は、毎日午前0時を過ぎると、データ一時記憶部201に記憶されているログイン実績データ5Cのうちのログイン日付が前日であるログイン実績データ5Cを、ユーザコードおよびデバイス識別子の両方が共通するもの同士でグループ化する。1つのグループに1つのログイン実績データ5Cだけが属することもあれば、複数のログイン実績データ5Cが属することもある。グループごとに、ログイン実績データ5Cの個数をカウントする。これにより、どのユーザがどの画像形成装置1へ前日に何回ログインしたのかが、算出される。
そして、実績登録部203は、グループごとに、そのグループに対応する画像形成装置1の履歴テーブル5Dの中の、そのグループに対応するユーザのレコード5Daのログイン実績のフィールドに、前日の日付およびカウントした回数を追記する。以下、カウントした回数を「ログイン回数」と記載する。
すべてのグループについて追記が完了したら、データ一時記憶部201は、ログイン日付が前日であるログイン実績データ5Cをすべて削除する。
各ユーザの各日の各アプリケーションの使用の回数およびログインの回数を、各画像形成装置1において集計し、管理サーバ2へ通知するようにしてもよい。そして、通知の内容を履歴テーブル5Dへ追記してもよい。
実績登録部203による追記の処理が完了すると、第一の最多使用装置特定部204および第二の最多使用装置特定部205は、次の処理を実行する。
第一の最多使用装置特定部204は、ユーザごとに、2日前に最も多く使用した画像形成装置1を特定する。以下、この画像形成装置1を「第一の最多使用装置」と記載する。ここで、特定の方法を、ユーザコードが「U001」であるユーザの第一の最多使用装置を特定する場合を例に説明する。
第一の最多使用装置特定部204は、各画像形成装置1の履歴テーブル5D(図9参照)から、ユーザコードが「U001」を示すレコード5Daを検索する。検索した各レコード5Daのログイン実績のフィールドから、2日前の回数を抽出する。抽出した回数の中から、最も多い回数(最大値)を選出する。そして、最も多い回数を示す履歴テーブル5Dに対応する画像形成装置1が第一の最多使用装置であると、特定する。以下、この回数を「第一のデバイス使用回数U1」と記載する。
第二の最多使用装置特定部205は、ユーザごとに、前日(1日前)に最も多く使用した画像形成装置1を特定する。以下、この画像形成装置1を「第二の最多使用装置」と記載する。特定の方法は、基本的に第一の最多使用装置の特定の方法と同様である。ただし、2日前の回数の代わりに1日前の回数を抽出する。つまり、前日にログインした回数を、使用した回数とみなして第二の最多使用装置を特定する。以下、この回数を「第二のデバイス使用回数U2」と記載する。
同一性判別部209は、第一の最多使用装置特定部204によって特定された第一の最多使用装置と第二の最多使用装置特定部205によって特定された第二の最多使用装置とが同一であるか異なるかを判別する。
あるユーザの第一の最多使用装置および第二の最多使用装置が異なると同一性判別部209によって判別された場合に、コピー指令部206および非表示指令部207は、そのユーザに注目し、そのユーザのために、次の処理を実行する。以下、そのユーザを「注目ユーザ」と記載する。
コピー指令部206は、注目ユーザの第一の最多使用装置から注目ユーザの第二の最多使用装置へのコピーの対象とするアプリケーションを決定し、コピーの指令をその第二の最多使用装置へ与える。コピーの対象とするアプリケーションは、図10に示す手順で決定される。
コピー指令部206は、注目ユーザの、その第二の最多使用装置の第二のデバイス使用回数U2を閾値T1と比較する(図10の#701)。その第二のデバイス使用回数U2が閾値T1未満であれば(#702でNo)、コピーすべきアプリケーションを判別することなく、処理を終了する。
一方、その第二のデバイス使用回数U2が閾値T1以上であれば(#702でYes)、コピー指令部206は、その第一の最多使用装置にインストールされているアプリケーションのうちの、1つ目のアプリケーションに注目する(#703)。以下、注目したアプリケーションを「注目アプリケーション」と記載する。
その第一の最多使用装置の履歴テーブル5Dに格納される、注目ユーザのレコード5Daの、注目アプリケーションの使用実績のフィールドに示されるデータに基づいて、注目アプリケーションの使用頻度Rnを算出する(#704)。例えば、そのフィールドに示される、直近の所定の期間(例えば3日間)の使用回数の平均値を使用頻度Rnとして算出する。使用頻度Rnを閾値T2と比較する(#705)。
そして、使用頻度Rnが閾値T2以上であれば(#706でYes)、コピー指令部206は、注目アプリケーションを、その第二の最多使用装置へのコピーの対象として選出する(#707)。閾値T2未満であれば(#706でNo)、選出しない。このようにして、注目アプリケーションをコピーの対象とするか否かが決定する。
コピー指令部206は、2つ目以降のアプリケーションについても1つずつ注目し(#708でNo、#709)、1つ目のアプリケーションの場合と同様の方法で、コピーの対象とするか否かを決定する。
以上の処理によって、コピーの対象とするアプリケーションが決定する。そして、コピー指令部206は、コピーの指令を第二の最多使用装置へ与える。この際に、コピーの対象に決定したアプリケーションのアプリケーションコードおよび第一の最多使用装置のデバイス識別子を示すコピー指令データ5Eを第二の最多使用装置へ送信する。
第一の最多使用装置および第二の最多使用装置が異なるユーザが複数いる場合は、コピー指令部206は、これらのユーザそれぞれについて、上述の処理を実行する。
一方、非表示指令部207は、第一の最多使用装置のメニュー画面7A(図8参照)においてアイコン7A1を非表示にすべきアプリケーションを決定し、非表示の指令を第一の最多使用装置へ与える。非表示にすべきアプリケーションは、図11に示す手順で決定される。
非表示指令部207は、注目ユーザの第一の最多使用装置にインストールされているアプリケーションのうちの、1つ目のアプリケーションに注目する(#721)。
非表示指令部207は、その第一の最多使用装置の履歴テーブル5Dに格納される、注目ユーザのレコード5Daの、注目アプリケーションの使用実績のフィールドに示されるデータに基づいて、注目アプリケーションの使用頻度S1nを算出する(#722)。例えば、そのフィールドに示される、直近の所定の期間の使用回数の平均値を使用頻度S1nとして算出する。所定の期間は、使用頻度Rnを算出する際の所定の期間と同じであってもよいし、異なっていてもよい。
非表示指令部207は、使用頻度S1nを閾値T3と比較する(#723)。使用頻度S1nが閾値T3以下であれば(#724でYes)、さらに、注目ユーザの第二の最多使用装置の履歴テーブル5Dに格納される、注目ユーザのレコード5Daの、注目アプリケーションの使用実績のフィールドに示されるデータに基づいて、注目アプリケーションの使用頻度S2nを算出する(#725)。算出の方法は、使用する履歴テーブル5Dが異なる点を除き、使用頻度S1nの算出の方法と同様である。
非表示指令部207は、使用頻度S2nを閾値T4と比較する(#726)。ただし、閾値T3<閾値T4、である。
そして、使用頻度S2nが閾値T4以上であれば(#727でYes)、非表示指令部207は、注目アプリケーションを、アイコン7A1を非表示にすべきアプリケーションとして選出する(#728)。使用頻度S1nが閾値T3を超えている場合(#724でNo)、および、使用頻度S2nが閾値T4未満である場合は(#727でNo)、選出しない。
非表示指令部207は、2つ目以降のアプリケーションについても1つずつ注目し(#729でNo、#730)、1つ目のアプリケーションの場合と同様の方法で、アイコン7A1を非表示にすべきアプリケーションとするか否かを決定する。このようにして、注目ユーザについて、アイコン7A1を非表示にすべきアプリケーションが決定する。
そして、非表示指令部207は、アイコン7A1を非表示の指令をその第一の最多使用装置へ与える。この際に、非表示指令データ5Fをその第一の最多使用装置へ送信する。非表示指令データ5Fには、注目ユーザのユーザコードおよびアイコン7A1を非表示にすべきと決定したアプリケーションのアプリケーションコードが示される。
第一の最多使用装置および第二の最多使用装置が異なるユーザが複数いる場合は、非表示指令部207は、これらのユーザそれぞれについて、上述の処理を実行する。
なお、非表示指令部207は、ステップ#722〜#728の処理の代わりに、使用頻度S1nと使用頻度S1nとの相対的な関係に基づいて、注目アプリケーションのアイコン7A1を非表示にすべきか否かを決定してもよい。例えば、S1n≦k×S2n、を満たす場合に、非表示にすべきであると決定してもよい。ただし、「k」は、1以上の係数である。
または、ステップ#724またはステップ#727のいずれか一方が「Yes」であれば、ステップ#728において、注目アプリケーションを、アイコン7A1を非表示にすべきアプリケーションとして選出してもよい。
アンインストール指令部208は、ある画像形成装置1に注目し、その画像形成装置1からアンインストールすべきアプリケーションを決定し、決定の結果に応じてアンインストールの指令をその画像形成装置1へ与える。以下、注目した画像形成装置1を「注目デバイス」と記載する。アンインストールすべきアプリケーションは、図12に示す手順で決定される。
アンインストール指令部208は、注目デバイスにインストールされているアプリケーションのうちの、1つ目のアプリケーションに注目する(#741)。ユーザごとに、注目アプリケーションの使用頻度Pnを、注目デバイスの履歴テーブル5D(図9参照)に基づいて算出する(#742)。算出の方法は、使用頻度Rnの算出方法と同様である。ただし、所定の期間は、使用頻度Rnを算出する場合と異なってもよい。
そして、アンインストール指令部208は、各ユーザの使用頻度Pnを閾値T5と比較する(#743)。
すべての使用頻度Pnが閾値T5以下であれば(#744でYes)、アンインストール指令部208は、注目アプリケーションをアンインストールの対象として選出する(#745)。1つでも使用頻度Pnが閾値T5を超えていれば(#744でNo)、選出しない。このようにして、注目アプリケーションをアンインストールの対象とするか否かが決定する。
アンインストール指令部208は、2つ目以降のアプリケーションについても1つずつ注目し(#746でNo、#747)、1つ目のアプリケーションの場合と同様の方法で、アンインストールの対象とするか否かを決定する。
以上の処理によって、アンインストールの対象とするアプリケーションが決定する。そして、アンインストール指令部208は、アンインストールの指令を注目デバイスへ与える。この際に、アンインストールの対象に決定したアプリケーションのアプリケーションコードを示すアンインストール指令データ5Gを注目デバイスへ送信する。
図5において、画像形成装置1のアプリケーション取得部102は、管理サーバ2からコピー指令データ5Eを受信すると、コピー指令データ5Eに示されるデバイス識別子の画像形成装置1(他の画像形成装置1)から、コピー指令データ5Eに示されるアプリケーションコードのアプリケーションを取得する。具体的には、当該他の画像形成装置1へそのアプリケーションコードを通知し、そのアプリケーションのファイル5Hおよび設定用のファイル5Jを取得する。
インストール部103は、アプリケーション取得部102によって取得されたファイル5Hおよびファイル5Jを補助記憶装置10dの所定の領域に保存するなどして、アプリケーションを画像形成装置1自身にインストールする。
アプリケーション提供部104は、他の画像形成装置1から通知されたアプリケーションコードのアプリケーションのファイル5Hおよびファイル5Jを当該他の画像形成装置1へ送信(提供)する。
第一の最多使用装置のアプリケーション提供部104および第二の最多使用装置のアプリケーション取得部102およびインストール部103によると、第一の最多使用装置から第二の最多使用装置へアプリケーションのファイル5Hおよびファイル5Jが提供され、アプリケーションが第二の最多使用装置にインストールされる。例えば、第一の最多使用装置が画像形成装置1Aであり、第二の最多使用装置が画像形成装置1Bである場合は、画像形成装置1Aから画像形成装置1Bへアプリケーションのファイル5Hおよびファイル5Jが提供され、アプリケーションが画像形成装置1Bにインストールされる。
アンインストール部105は、管理サーバ2からアンインストール指令データ5Gを受信すると、アンインストール指令データ5Gに示されるアプリケーションコードのアプリケーションを画像形成装置1自身からアンインストールする。
メニュー画面更新部106は、管理サーバ2から非表示指令データ5Fを受信すると、非表示指令データ5Fに示されるユーザコードのユーザの表示フラグテーブル5A(図7参照)から、非表示指令データ5Fに示されるアプリケーションコードに対応する表示フラグ5A1を「OFF」に更新する。これにより、そのユーザがログインしているときは、そのアプリケーションのアイコン7A1がメニュー画面7A(図8参照)に配置されなくなる。
図13は、管理サーバ2による画像形成装置1のアプリケーションの管理に関する全体的な処理の流れの例を説明するフローチャートである。
次に、管理サーバ2が画像形成装置1のアプリケーションを管理する際の全体的な処理の流れを、図13を参照しながら説明する。
管理サーバ2は、毎日午前0時を過ぎると、図13の処理を、アプリケーション調整プログラム20Pに基づいて実行する。
管理サーバ2は、アプリケーションの使用の実績およびログインの実績を記録する(図13の#10)。すなわち、どのユーザがどの画像形成装置1においてどのアプリケーションを前日に何回使用したのかを算出し、対応する画像形成装置1の履歴テーブル5D(図9参照)に記録する。さらに、どのユーザがどの画像形成装置1へ前日に何回ログインしたのかを算出し、対応する画像形成装置1の履歴テーブル5Dに記録する。
管理サーバ2は、1人目のユーザに注目し、このユーザ(注目ユーザ)の第一の最多使用装置および第一のデバイス使用回数U1を求め(#11)、さらに、注目ユーザの第二の最多使用装置および第二のデバイス使用回数U2を求める(#12)。
第一の最多使用装置と第二の最多使用装置とが異なる場合は(#13でNo)、管理サーバ2は、第一の最多使用装置から第二の最多使用装置へコピーすべきアプリケーションを決定する(#14)。決定の処理の手順は、前に図10で説明した通りである。そして、第二の最多使用装置へ、決定した内容に応じてコピー指令データ5Eを送信することによってコピーを指令する(#15)。
さらに、管理サーバ2は、注目ユーザが第一の最多使用装置を使用する際にアイコン7A1(図8参照)を非表示にすべきアプリケーションを決定する(#16)。決定の手順は、前に図11で説明した通りである。そして、第一の最多使用装置へ、決定した内容に応じて非表示指令データ5Fを送信することによって非表示の処理を行うように指令する(#17)。
管理サーバ2は、2人目以降のユーザについても同様に注目し、ステップ#11〜#17の処理を適宜、実行する。
さらに、管理サーバ2は、1台目の画像形成装置1に注目し、その画像形成装置1(注目デバイス)からアンインストール(削除)すべきアプリケーションを決定する(#19)。決定の手順は、前に図12で説明した通りである。そして、注目デバイスへ、決定した内容に応じてアンインストール指令データ5Gを送信することによってアンインストールを指令する(#20)。
管理サーバ2は、2台目以降の画像形成装置1についての同様に注目し、ステップ#19〜#20の処理を適宜、実行する。
そのほか、管理サーバ2は、画像形成装置1から使用実績データ5Bまたはログイン実績データ5Cが送信されてくるごとに、そのデータをデータ一時記憶部201に一時的に記憶する。そして、ステップ#11〜#12の処理によって使用したら、データ一時記憶部201から削除する。
本実施形態によると、複数台の画像形成装置1が備わる環境において、アプリケーションのインストールを従来よりも好適に行うことができる。
さらに、ある画像形成装置1においてあるユーザがあるアプリケーションをあまり使用しなくなったら、そのユーザがログインしてもその画像形成装置1にそのアプリケーションのアイコン7A1を表示させないようにする。これにより、メニュー画面7Aを従来よりも見やすくすることができる。
本実施形態では、図13などで説明した一連の処理を1日ごとに実行したが、他の間隔で定期的に実行してもよい。例えば、1週間ごとに実行してもよいし、10日ごとに実行してもよい。実行するタイミングは、管理者が任意に設定することができる。
本実施形態では、第一の最多使用装置および第二の最多使用装置を、ログインの回数の多さによって決定したが、使用の頻度を表わす他の値に基づいて決定してもよい。例えば、ログインしている時間の長さによって決定してもよい。
同様に、アプリケーションの使用の頻度(使用頻度Rn、S1n、S2n、Pn)を、アプリケーションを使用している時間の長さによって算出してもよい。
本実施形態では、管理サーバ2は、コピーの指令を第二の最多使用装置へ与えたが、第一の最多使用装置へ与えてもよい。この場合は、管理サーバ2は、コピーの対象であるアプリケーションおよび第二の最多使用装置を第一の最多使用装置へ通知する。そして、第一の最多使用装置は、通知されたアプリケーションのファイル5H、5Jを第二の最多使用装置へ送信する。
または、管理サーバ2に各アプリケーションのインストーラを用意しておき、管理サーバ2は、第二の最多使用装置へ、コピーの対象のアプリケーションのインストーラを送信してもよい。そして、第二の最多使用装置は、インストーラによってアプリケーションをインストールしてもよい。
または、クラウドサーバなどに各アプリケーションのインストーラを用意しておき、管理サーバ2は、第二の最多使用装置へ、コピーの対象のアプリケーションのインストーラのURL(Uniform Resource Locator)を通知してもよい。そして、第二の最多使用装置は、そのURLに基づいてインストーラをダウンロードして実行することによってアプリケーションをインストールしてもよい。
管理サーバ2は、図10のステップ#706において「Yes」である場合であっても、既に注目アプリケーションが第二の最多使用装置にインストールされている場合は、注目アプリケーションをコピーの対象として選出しなくてもよい。
画像形成装置1は、使用実績データ5Bおよびログイン実績データ5Cを所定の期間分、纏めて管理サーバ2へ送信してもよい。
その他、画像処理システム4、画像形成装置1、管理サーバ2の全体または各部の構成、処理の内容、処理の順序、データの構成、画面の構成などは、本発明の趣旨に沿って適宜変更することができる。
1 画像形成装置
103 インストール部(インストール手段)
2 管理サーバ
203 実績登録部(取得手段)
204 第一の最多使用装置特定部(第一の装置判別手段)
205 第二の最多使用装置特定部(第二の装置判別手段)
206 コピー指令部(インストール制御手段)
207 非表示指令部(非表示指令手段)
208 アンインストール指令部(アンインストール制御手段)
209 同一性判別部(同一性判別手段)
4 画像処理システム(アプリケーションシステム)
103 インストール部(インストール手段)
2 管理サーバ
203 実績登録部(取得手段)
204 第一の最多使用装置特定部(第一の装置判別手段)
205 第二の最多使用装置特定部(第二の装置判別手段)
206 コピー指令部(インストール制御手段)
207 非表示指令部(非表示指令手段)
208 アンインストール指令部(アンインストール制御手段)
209 同一性判別部(同一性判別手段)
4 画像処理システム(アプリケーションシステム)
Claims (14)
- 複数の画像形成装置へのアプリケーションのインストールを管理するアプリケーション管理装置であって、
期間ごとの、前記複数の画像形成装置それぞれへのユーザのログインの回数を取得する取得手段と、
取得した前記回数に基づく、前記複数の画像形成装置のうちのユーザが第一の期間に最もよく使用した第一の画像形成装置と前記複数の画像形成装置のうちの前記ユーザが前記第一の期間の後の第二の期間に最もよく使用した第二の画像形成装置とが異なるか否かを判別する、同一性判別手段と、
前記同一性判別手段によって前記第一の画像形成装置と前記第二の画像形成装置とが異なると判別された場合に、前記第一の画像形成装置にインストールされているアプリケーションを前記第二の画像形成装置にインストールさせる、インストール制御手段、
を有することを特徴とするアプリケーション管理装置。 - 前記複数の画像形成装置のうちの、前記ユーザが前記第一の期間にログインした回数が最も多い画像形成装置を前記第一の画像形成装置であると判別する、第一の装置判別手段と、
前記複数の画像形成装置のうちの、前記ユーザが前記第二の期間にログインした回数が最も多い画像形成装置を前記第二の画像形成装置であると判別する、第二の装置判別手段と、を有し、
前記インストール制御手段は、前記第一の装置判別手段および前記第二の装置判別手段それぞれの判別結果に応じて、前記第一の画像形成装置にインストールされているアプリケーションを前記第二の画像形成装置にインストールさせる、
請求項1に記載のアプリケーション管理装置。 - 前記インストール制御手段は、前記第一の画像形成装置にインストールされている複数のアプリケーションのうちの前記ユーザが使用する第一の度合が第一の所定の度合以上であるものを前記第二の画像形成装置にインストールさせる、
請求項1または請求項2に記載のアプリケーション管理装置。 - 前記インストール制御手段によって前記第二の画像形成装置へインストールさせるアプリケーションである目的アプリケーションを起動するための画像を表示しないように前記第一の画像形成装置へ指令する、非表示指令手段、を有する、
請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のアプリケーション管理装置。 - 前記非表示指令手段は、前記目的アプリケーションを前記ユーザが前記第一の画像形成装置において使用する第二の度合が第二の所定の度合を下回る場合に、前記画像を表示しないように指令する、
請求項4に記載のアプリケーション管理装置。 - 前記非表示指令手段は、前記目的アプリケーションを前記ユーザが前記第二の画像形成装置において使用する第三の度合が第三の所定の度合を上回る場合に、前記画像を表示しないように指令する、
請求項4に記載のアプリケーション管理装置。 - 前記非表示指令手段は、前記目的アプリケーションを前記ユーザが前記第一の画像形成装置において使用する第二の度合が第二の所定の度合を下回り、かつ、当該目的アプリケーションを当該ユーザが前記第二の画像形成装置において使用する第三の度合が前記第二の所定の度合よりも大きい第三の所定の度合を上回る場合に、前記画像を表示しないように指令する、
請求項4に記載のアプリケーション管理装置。 - 前記非表示指令手段は、前記目的アプリケーションを前記ユーザが前記第一の画像形成装置において使用する第二の度合に対する、当該目的アプリケーションを当該ユーザが前記第二の画像形成装置において使用する第三の度合の割合が、所定の割合を上回る場合に、前記画像を表示しないように指令する、
請求項4に記載のアプリケーション管理装置。 - 前記非表示指令手段は、ユーザが複数いる場合は、当該複数のユーザそれぞれについて前記画像を表示しないようにすべきか否かを判別し、前記画像を表示しないようにすべきと判別したユーザを通知するとともに、前記画像を表示しないように指令する、
請求項5ないし請求項8のいずれかに記載のアプリケーション管理装置。 - 前記目的アプリケーションを前記ユーザが前記第一の画像形成装置において使用する第四の度合が第四の所定の度合を下回る場合に、前記第一の画像形成装置から当該目的アプリケーションをアンインストールさせる、アンインストール制御手段、を有する、
請求項4ないし請求項7のいずれかに記載のアプリケーション管理装置。 - 前記アンインストール制御手段は、ユーザが複数いる場合は、当該複数のユーザそれぞれの前記第四の度合がすべて前記第四の所定の度合を下回る場合に、当該目的アプリケーションをアンインストールさせる、
請求項10に記載のアプリケーション管理装置。 - アプリケーションを実行する複数の画像形成装置と、前記複数の画像形成装置へのアプリケーションのインストールを管理する管理装置と、を有するアプリケーションシステムであって、
前記管理装置に、
期間ごとの、前記複数の画像形成装置それぞれへのユーザのログインの回数を取得する取得手段と、
取得した前記回数に基づく、前記複数の画像形成装置のうちのユーザが第一の期間に最もよく使用した第一の画像形成装置と前記複数の画像形成装置のうちの前記ユーザが前記第一の期間の後の第二の期間に最もよく使用した第二の画像形成装置とが異なるか否かを判別する、同一性判別手段と、
前記同一性判別手段によって前記第一の画像形成装置と前記第二の画像形成装置とが異なると判別された場合に、前記第一の画像形成装置にインストールされているアプリケーションを前記第二の画像形成装置にインストールさせる、インストール制御手段、
が設けられ、
前記複数の画像形成装置のそれぞれに、
アプリケーションをインストールするインストール手段、
が設けられる、
ことを特徴とするアプリケーションシステム。 - 複数の画像形成装置へのアプリケーションのインストールを管理するアプリケーション管理方法であって、
期間ごとの、前記複数の画像形成装置それぞれへのユーザのログインの回数を取得し、
取得した前記回数に基づく、前記複数の画像形成装置のうちのユーザが第一の期間に最もよく使用した第一の画像形成装置と前記複数の画像形成装置のうちの前記ユーザが前記第一の期間の後の第二の期間に最もよく使用した第二の画像形成装置とが異なるか否かを判別し、
前記第一の画像形成装置と前記第二の画像形成装置とが異なると判別した場合に、前記第一の画像形成装置にインストールされているアプリケーションを前記第二の画像形成装置にインストールさせる、
ことを特徴とするアプリケーション管理方法。 - 複数の画像形成装置を管理するコンピュータに用いられるコンピュータプログラムであって、
前記コンピュータに、
期間ごとの、前記複数の画像形成装置それぞれへのユーザのログインの回数を取得する処理を実行させ、
取得した前記回数に基づく、前記複数の画像形成装置のうちのユーザが第一の期間に最もよく使用した第一の画像形成装置と前記複数の画像形成装置のうちの前記ユーザが前記第一の期間の後の第二の期間に最もよく使用した第二の画像形成装置とが異なるか否かを判別する処理を実行させ、
前記第一の画像形成装置と前記第二の画像形成装置とが異なると判別した場合に、前記第一の画像形成装置にインストールされているアプリケーションを前記第二の画像形成装置にインストールする処理を実行させる、
ことを特徴とするコンピュータプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015246168A JP6225981B2 (ja) | 2015-12-17 | 2015-12-17 | アプリケーション管理装置、アプリケーションシステム、アプリケーション管理方法、およびコンピュータプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015246168A JP6225981B2 (ja) | 2015-12-17 | 2015-12-17 | アプリケーション管理装置、アプリケーションシステム、アプリケーション管理方法、およびコンピュータプログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017111655A JP2017111655A (ja) | 2017-06-22 |
JP6225981B2 true JP6225981B2 (ja) | 2017-11-08 |
Family
ID=59081619
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015246168A Active JP6225981B2 (ja) | 2015-12-17 | 2015-12-17 | アプリケーション管理装置、アプリケーションシステム、アプリケーション管理方法、およびコンピュータプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6225981B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7417187B2 (ja) | 2020-01-24 | 2024-01-18 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 画像形成システム、画像形成装置およびアプリ制御プログラム |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006202028A (ja) * | 2005-01-20 | 2006-08-03 | Canon Inc | プログラム管理システムとその制御方法、ならびに記憶媒体 |
JP4124216B2 (ja) * | 2005-07-21 | 2008-07-23 | コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 | 画像処理システムおよびその制御プログラム、ならびに、画像処理装置およびその制御プログラム |
JP2012150577A (ja) * | 2011-01-17 | 2012-08-09 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 画像処理装置、同装置におけるアプリケーションの移動処理方法及び移動処理プログラム |
-
2015
- 2015-12-17 JP JP2015246168A patent/JP6225981B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2017111655A (ja) | 2017-06-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5924013B2 (ja) | 情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム | |
KR101238364B1 (ko) | 화상 형성 장치의 커스터마이즈 방법 및 시스템 | |
US20070236730A1 (en) | Display screen controlling apparatus, an electronic apparatus, a display screen controlling method, and a screen displaying method | |
JP6131551B2 (ja) | 情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラム | |
US20150370847A1 (en) | Service providing system and log information providing method | |
JP2008282216A (ja) | 画像形成装置、情報管理装置、および情報管理プログラム | |
JP6040878B2 (ja) | 印刷装置、印刷制御装置、印刷システム及びプログラム | |
US9612818B2 (en) | Information processing apparatus, program management method for information processing apparatus, and non-transitory computer-readable storage medium | |
EP2571240A2 (en) | Image processing device, access control method and computer readable recording medium | |
JP5397419B2 (ja) | 端末装置、ウェブページ表示方法、およびコンピュータプログラム | |
JP6790797B2 (ja) | 画像処理システム、画像形成装置、アプリケーション実行方法、およびコンピュータプログラム | |
JP2013191196A (ja) | 情報処理装置、機器、情報処理システム、情報処理方法、及び情報処理プログラム | |
JP4556978B2 (ja) | 画像形成装置、公開情報利用方法、およびコンピュータプログラム | |
JP6492711B2 (ja) | 中継装置、操作画面提供装置及びプログラム | |
US8452194B2 (en) | System, image processing apparatus, image forming apparatus, and method thereof | |
JP6225981B2 (ja) | アプリケーション管理装置、アプリケーションシステム、アプリケーション管理方法、およびコンピュータプログラム | |
JP2009205262A (ja) | アプリケーションプログラムインストール装置、アプリケーションプログラムインストール方法、プログラム、および記録媒体 | |
JP4529643B2 (ja) | 画像形成システム | |
JP2009033731A (ja) | 画像形成装置、文書管理方法およびプログラム | |
JP6202507B1 (ja) | 情報管理システム、情報提供方法、及びプログラム | |
JP6435902B2 (ja) | ランチャ提供装置、画像形成装置、ランチャ提供方法、およびコンピュータプログラム | |
JP6273798B2 (ja) | アプリケーションシステム、画像形成装置、ウェブサーバ、アプリケーション起動方法、およびコンピュータプログラム | |
US10552101B1 (en) | System and method for automated generation and installation of MFP applications from monitored device usage | |
JP5935384B2 (ja) | 印刷装置の管理装置、印刷装置管理システムおよびプログラム | |
JP2005293472A (ja) | 組み込み機器、情報処理システム、表示順序制御方法、プログラム及び記憶媒体 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20170831 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170912 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170925 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6225981 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |