JP6224480B2 - 太陽電池素子およびその製造方法並びに太陽電池モジュール - Google Patents
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Description
、各図における各種構造のサイズおよび位置関係等は適宜変更し得る。
図1に示すように、本発明の第1実施形態に係る太陽電池モジュール1は、複数の太陽電池素子2が配置された太陽電池パネル3と、この太陽電池パネル3の外周部に配置されたフレーム4とを有する。
本発明の第2実施形態に係る太陽電池素子は、図6(a)(b)に示すように、バスバー電極10の長手方向(すなわち図6(a)のY軸方向)に沿った周縁部において、集電電極11がバスバー電極10に覆われている点が第1実施形態に係る太陽電池素子と相違する。
本発明の第3実施形態に係る太陽電池素子2は、図8に示すように、上述の露出部12に識別表示17が設けられている。識別表示17は、文字、図形、記号もしくはこれらの結合またはこれらと色彩との結合で示されたものであり、付着させた膜または刻印等から
なる。このような識別表示17を、例えば周囲が集電電極11のみに囲まれた露出部に形成すれば、集電電極11の面積が小さくなり、この太陽電池素子2の光電変換効率が低下する。しかし、本実施形態のように、集電電極11およびバスバー電極10の2種類以上の電極材料で囲まれた露出部12に識別表示17を配置することによって、集電電極11の面積減少を少なくすることができ、露出部12をより有効に利用できる。
本発明の第4実施形態に係る太陽電池素子2は、図9および図10(a),(b)に示すように、バスバー電極10の長手方向に沿った周縁部(両端部)に集電電極11と接しない非接触部である間隙部35を有している。バスバー電極10は複数の第1バスバー部である島状部10aが直線状に配置されており、互いに隣り合う島状部10a同士が、集電電極11に接しない1以上の第2バスバー部である、例えば細長の連結部10bで電気
的に接続されている。また、連結部10bの長手方向に沿った両端部と集電電極11との間が空所になっていて、半導体基板7の表面が露出した間隙部35が設けられている。なお、バスバー電極10は連結部10bの無い島状部10aのみからなる不連続部分を有する態様であってもよい。
次に、太陽電池素子2の製造方法について説明する。
量のボロンまたはガリウムなどのドーパント元素を有して、一導電型(例えば、p型)の単結晶シリコン基板または多結晶シリコン基板を用いる。半導体基板7が単結晶シリコン基板の場合は、例えばFZ(フローティングゾーン)法またはCZ(チョクラルスキー)法などによって作製する。半導体基板7が多結晶シリコン基板の場合は、例えば鋳造法などによって作製する。半導体基板7の比抵抗は0.2〜2.0Ω・cm程度であり、その厚みは、例えば0.15〜0.3mm程度でよく、より好ましくは0.2mm以下である。また、半導体基板7の平面形状は、特に限定されるものではないが、四角形状であれば製法上および多数の太陽電池素子を配列して太陽電池モジュールを構成する際等の観点から好適である。以下では、p型の多結晶シリコン基板を半導体基板7として用いた例を説明する。
D法、蒸着法またはスパッタリング法などを用いて形成する。例えば、窒化シリコン膜からなる反射防止膜22をPECVD法で形成する場合であれば、反応室内を500℃程度としてシラン(SiH4)とアンモニア(NH3)との混合ガスを窒素(N2)で希釈し、グロー放電分解でプラズマ化させて、窒化シリコン膜を堆積させる。これにより、膜厚厚み500〜1200Å程度、屈折率1.8〜2.3程度の反射防止膜22が形成される。また、反射防止膜22は半導体基板7の界面および粒界での少数キャリアの再結合による変換効率の低下を低減する、パッシベーション膜としての効果も有することができる。
等が使用され、有機溶媒としては、例えばジエチレングリコールモノブチルエーテルアセテート、ターピネオールまたはジエチレングリコールモノブチルエーテル等が使用される。有機ビヒクルの含有質量は、導電ペースト100質量%に対して5〜20質量%程度含有することが好ましい。また、ガラスフリットの成分は、ガラス材料として例えばSiO2−Bi2O3−PbO系、Al2O3−SiO2−PbO系などの鉛系ガラスを用いることができるほか、B2O3−SiO2−Bi2O3系、またはB2O3−SiO2−ZnO系などの非鉛系ガラスも用いることができる。ガラスフリットの含有質量は、導電ペースト100質量%に対しておよそ2〜15質量%程度であることが好ましい。表面側導電ペースト23を配置する方法としては、スクリーン印刷法などを用いることができる。そして配置後、所定の温度で溶剤を蒸散させて乾燥させる。
ものではなく、破線状の不連続の島状部が直線状に並んだものでもよい。
上述の各実施形態係る太陽電池素子2を複数電気的に接続することによって、太陽電池モジュール1を作製する。図12に示す太陽電池モジュール1を構成する太陽電池パネル3の作製から説明する。
の接続部材14によるバスバー電極10の剥離、および接着強度の低下の発生を低減できるため、信頼性の高い太陽電池モジュールを提供することができる。
1a:第1面
1b:第2面
2、2L、2R:太陽電池素子
2a:表面
2b:裏面
3:太陽電池パネル
4:フレーム
5:端子箱
6:出力ケーブル
7:半導体基板
8:接続電極
9:フィンガー電極
10:バスバー電極
10a:島状部(第1バスバー部)
10b:連結部(第2バスバー部)
11:集電電極
12:露出部
12a:表示用露出部
12b:非表示用露出部
13:第1接触部分
14、14a、14b:接続部材
15:突出部
16:第2接触部分
17:識別表示
20:n型の逆導電型層
21:p型の導電型領域
22:反射防止膜22
23:表面側導電ペースト
24:第1導電ペースト
25:第2導電ペースト
26:BSF領域
27:透光性基板
28:表面側充填材
29:裏面側充填材
30:裏面シート
32:横方向配線
35:間隙部(非接触部)
Claims (11)
- 表面および裏面を有する半導体基板と、
該半導体基板の前記裏面に配置されたバスバー電極と、
該バスバー電極の外周部を囲むように前記半導体基板の前記裏面に配置された集電電極とを備えた太陽電池素子であって、
前記バスバー電極の長手方向の一端部付近において、前記半導体基板の前記裏面の一部が露出した露出部を有し、該露出部に識別表示が設けられている、太陽電池素子。 - 前記識別表示は前記集電電極と同一材料からなる請求項1に記載の太陽電池素子。
- 前記識別表示は前記バスバー電極と同一材料からなる請求項1に記載の太陽電池素子。
- 前記バスバー電極の長手方向に沿った周縁部が前記集電電極に覆われている請求項1乃至3のいずれかに記載の太陽電池素子。
- 前記バスバー電極の長手方向に沿った周縁部において、前記集電電極が前記バスバー電極に覆われている請求項1乃至3のいずれかに記載の太陽電池素子。
- 前記バスバー電極は、直線状に配置されている複数の第1バスバー部を有している請求項1乃至5のいずれかに記載の太陽電池素子。
- 前記バスバー電極は、前記集電電極に接しない1以上の第2バスバー部をさらに有し、互いに隣り合う前記第1バスバー同士が前記第2バスバー部で電気的に接続されている請求項6に記載の太陽電池素子。
- 表面および裏面を有する半導体基板と、
該半導体基板の前記裏面に配置されたバスバー電極と、
該バスバー電極の外周部を囲むように前記半導体基板の前記裏面に配置された集電電極とを備えた太陽電池素子の製造方法であって、
前記半導体基板の前記裏面に、バスバー電極用の第1導電ペーストを配置する第1ペースト配置工程と、
前記半導体基板の前記裏面に、前記第1導電ペーストの長手方向に沿った周縁部を覆い、前記第1導電ペーストの長手方向の一端部付近が前記半導体基板の前記裏面の一部が露出した露出部になるように、集電電極用の第2導電ペーストを配置する第2ペースト配置工程と、
前記露出部に識別表示を設ける識別表示工程と、を有する太陽電池素子の製造方法。 - 前記第1ペースト配置工程、前記第2ペースト配置工程および前記識別表示工程は、スクリーン印刷法を用いて行う請求項8に記載の太陽電池素子の製造方法。
- 前記識別表示工程は、前記第1ペースト配置工程および前記第2ペースト配置工程のうち少なくとも一方と同時に行う請求項9に記載の太陽電池素子の製造方法。
- 請求項1乃至7のいずれかに記載の太陽電池素子を有する太陽電池モジュール。
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