JP6224194B1 - テスト工程管理システム、テスト工程管理方法及びテスト工程管理プログラム - Google Patents

テスト工程管理システム、テスト工程管理方法及びテスト工程管理プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP6224194B1
JP6224194B1 JP2016187332A JP2016187332A JP6224194B1 JP 6224194 B1 JP6224194 B1 JP 6224194B1 JP 2016187332 A JP2016187332 A JP 2016187332A JP 2016187332 A JP2016187332 A JP 2016187332A JP 6224194 B1 JP6224194 B1 JP 6224194B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flow path
path pattern
test
test process
message
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016187332A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018055190A (ja
Inventor
正樹 屋根
正樹 屋根
勇二 近藤
勇二 近藤
直人 千崎
直人 千崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mizuho Information and Research Institute Inc
Mizuho Bank Ltd
Original Assignee
Mizuho Information and Research Institute Inc
Mizuho Bank Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mizuho Information and Research Institute Inc, Mizuho Bank Ltd filed Critical Mizuho Information and Research Institute Inc
Priority to JP2016187332A priority Critical patent/JP6224194B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6224194B1 publication Critical patent/JP6224194B1/ja
Publication of JP2018055190A publication Critical patent/JP2018055190A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】テスト対象システムにおいて、効率的にテストを行なうためのテスト工程管理システム、テスト工程管理方法及びテスト工程管理プログラムを提供する。【解決手段】クライアントツールは、取引サービスを構成する商品サービスのフローを定義するFDL生成ツールにおいてフローパスパターン生成S1−1されたフローパスパターンを取得し、フローパスパターンに含まれるすべての商品サービスを並べた商品サービス列を生成する。フローパスパターン毎に、商品サービス列において、フローパスパターンに含まれる商品サービスの有無を表示したフローパスパターン表シートを生成S1−2する。フローパスパターン表シートにおいて、テストが必要なフローパスパターンを取得S1−3して、フローパスパターン毎にテストケースを生成S1−4し、各テストケースで用いる電文を出力S1−5する。【選択図】図3

Description

本発明は、テスト対象システムにおいて、テストを行なうためのテスト工程管理システム、テスト工程管理方法及びテスト工程管理プログラムに関する。
システムを構築する場合、様々なテストが行なわれる。これらのテストには、例えば、各モジュールをテストする単体テストや、各モジュールを結合させた状態でテストを実施する統合テスト、ユーザによる受け入れテストや本番環境でのテストを実施する運用テスト等がある。
そして、複数のモジュールから構成されたシステムにおいて、テスト実施時の負担を軽減することにより、効率的に結合テストを行なうための結合テストシステムが検討されている(例えば、特許文献1を参照。)。この文献記載の技術においては、アプリケーション実行環境上で必要な共通制御処理を行なう共通制御モジュールを加工して生成された汎用ドライバは、共通制御処理の実行後、外部インターフェイスから取得したモジュール名の検証モジュールをコールする。この検証モジュールは、データベース(DB)初期設定後にテスト対象の個別業務モジュールをコールする。個別業務モジュールは、アプリケーション実行環境と同一のテスト環境において、テストデータ及びDB設定値を用いて個別業務処理を実行する。個別業務モジュールからの出力値を取得した検証モジュールは、出力結果を検証する。
また、一つの取引サービスにおいて、複数の個別処理(商品サービス)を組み合わせて行なうこともある。例えば、口座残高を利用して証券購入を行なう取引サービスにおいては、口座残高管理及び証券販売の商品サービスを利用することになる。そこで、複数の処理を連携して実行する場合に、一部の処理で発生したエラーに対する対応を支援するための連携処理管理システムが検討されている(例えば、特許文献2を参照。)。この文献記載の技術においては、取引共通システムの制御部は、取引端末から受信した取引電文に基づいて生成した処理依頼電文をサービス管理サーバに送信し、処理結果電文を受信する。この処理結果電文においてエラーと判定した場合、エラーを登録するとともに、迂回設定を行ない、再度、処理依頼電文を送信することにより、すべての個別処理を終了するまで取引処理を続行する。すべての個別処理を終了した場合、エラーが登録されている場合には、実行済み処理を取り消す。そして、取引処理において発生するすべてのエラーをまとめて取引端末において出力して、承認端末において承認処理を行なう。
特開2011−186796号公報 特開2013−246753号公報
複数の個別処理を組み合わせて行なわれる連携処理においては、取引サービスの各種条件に応じて、必要な個別処理が異なる。従って、連携処理に関するテストにおいては、各種条件に基づいて必要な個別処理を行なうための連携処理(フローパスパターン)についての検証を行なう必要がある。しかしながら、各種条件の組み合わせは多様であり、これらを考慮して、テストに用いる電文を作成する場合には手間がかかる。特に、複数の個別処理を連携する場合には、個別処理毎の電文レイアウトを考慮する必要がある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、テスト対象システムにおいて、効率的にテストを行なうためのテスト工程管理システム、テスト工程管理方法及びテスト工程管理プログラムを提供することにある。
・上記課題を解決するテスト工程管理システムでは、テスト対象システムにおけるテスト工程を管理する制御部を備える。そして、前記制御部が、取引サービスを構成する商品サービスのフローを定義するフロー定義生成ツールにおいて生成されたフローパスパターンを取得し、前記フローパスパターンに含まれるすべての商品サービスを並べた商品サービス列を生成し、フローパスパターン毎に、前記商品サービス列において、フローパスパターンに含まれる商品サービスの有無を表示したフローパスパターン一覧リストを生成し、前記フローパスパターン一覧リストにおいて、テストが必要なフローパスパターンを取得して、フローパスパターン毎にテストケースを生成し、前記各テストケースで用いる電文を出力する。これにより、テスト対象のフローパスパターンで用いる電文を、効率的に作成することができる。
・上記テスト工程管理システムにおいて、前記制御部が、前記各テストケースで用いる各電文の各項目の設定値及び期待値を取得し、前記各電文を用いてテストを実行することにより、取得した応答電文の項目値を取得し、前記期待値との比較結果を前記各テストケース毎にテストケース記述書に出力することが好ましい。これにより、効率的に検証を行なうことができる。
・上記テスト工程管理システムにおいて、前記フローパスパターン一覧リストにおいて、商品サービスで用いる条件に基づいて、使用可能なフローパスパターンと使用不可のフローパスパターンとを区別して出力することが好ましい。商品サービスで用いる各種条件の組み合わせにおいては、実際に発生しないフローパスパターンが生成される場合もあるが、使用可能なフローパスパターンを用いて、テスト対象を効率的に特定することができる。
本発明によれば、テスト対象システムにおいて、効率的にテストを行なうことができる。
本実施形態のシステム概略図。 本実施形態のFDL検証におけるシステム概略図。 本実施形態のFDL検証フローの説明図。 本実施形態のFDL検証における各シートの説明図。 本実施形態のFDL検証におけるフローパスパターン表シートの説明図。 本実施形態のFDL検証における電文データ仕様書の説明図。 本実施形態のFDL検証における電文設定シートの説明図。
以下、本発明を具体化した実施形態を図1〜図7に従って説明する。ここでは、顧客との取引を管理する取引システムのテストを行なう場合、商品サービス検証、FDL検証、取引サービス検証を行なう。本実施形態では、FDL検証を説明する。取引を実現するための取引サービスにおいて、一つ以上の商品サービスを利用することがある。この場合、これらの商品サービスを利用するために、電文の呼出(データ移送)・送受信や、応答結果による取引応答電文の編集等をFDL(FlowMark Definition Language)で記述されたフロー定義をテストすることをFDL検証と呼ぶ。
(取引システムの概要)
図1を用いて、テストに用いる取引システムの概要を説明する。テスト対象の取引システムは、チャネル10、メインHUB20,40、取引共通システム30、プロダクト層50から構成される。このメインHUB20,40は、電文を中継するコンピュータシステムであり、それぞれ第1階層、第2階層によって構成される。本実施形態では、取引共通システム30、メインHUB40、プロダクト層50がテスト対象である。
チャネル10は、店舗端末や店頭端末、現金自動預払機(ATM)、インターネットバンキングサーバ等、顧客との取引を受け付けるシステムである。
メインHUB20は、チャネル10から取得した要求電文を取引共通システム30に中継するとともに、取引共通システム30から取得した応答電文をチャネル10に返信するコンピュータシステム(フロント接続システム)である。
取引共通システム30は、顧客との取引において共通的に行なわれる処理(共通業務)を管理するコンピュータシステムである。この取引共通システムは、メインフレーム(第1のプラットフォーム)により構成され、共通業務としては、例えば、取引メイン、行内勘定、流動性預金、内国為替、CIF(顧客番号)、手数料等の管理を行なう。
メインHUB40は、取引共通システム30から取得した要求電文をプロダクト層50に中継するとともに、プロダクト層50から取得した応答電文を取引共通システム30に返信するコンピュータシステム(バックエンド接続システム)である。
プロダクト層50は、金融機関が提供する各商品を管理するコンピュータシステムである。このプロダクト層50は、異なるシステムプロバイダから提供された複数のオープン環境システムにより構成される。例えば、第2のプラットフォームであるオープン環境システム50aにおいては、融資、外国為替、信託等で用いられる商品サービスを管理する。また、第3のプラットフォームであるオープン環境システム50bにおいては、定期性預金等で用いられる商品サービスを管理する。
本実施形態では、テストのために、クライアント端末T1、テスト管理サーバT2を用いる。
クライアント端末T1は、テスト担当者が使用するコンピュータ端末であり、制御部、キーボードやポインティングデバイス等からなる入力部や、ディスプレイ等からなる出力部を備えている。
更に、このクライアント端末T1は、制御部において、クライアントツールT11を起動する。このクライアントツールT11は、テスト工程管理システムを利用するためのユーザインターフェースであり、テスト担当者によってテスト内容に関する情報が設定される。このため、クライアントツールT11は、投入電文の電文レイアウト情報を保持している。この電文レイアウト情報には、投入電文、要求電文、応答電文に設定される項目が設定されている。そして、クライアントツールT11は、各テストの検証結果を取得し出力する。
クライアントツールT11において、FDL検証に必要なテストケースを設定する。そして、クライアントツールT11は、テスト対象として設定されたテストケースに基づいて、後述するシナリオ制御シェルT21、制御シェルT3を制御する。また、プロダクト層50のデータベースを操作する場合には、ローカルシェルT6を用いる。
テスト管理サーバT2は、クライアントツールT11によって設定されたテストケースをコントロールするコンピュータシステムである。このテスト管理サーバT2は、シナリオ制御シェルT21、リポジトリT24等を備えている。更に、テスト管理サーバT2は、取引サービス検証時のテスト結果は、テストケースを特定する情報(テストケースID)に関連付けて保存するテスト結果記憶部(図示せず)を備えている。
更に、クライアントツールT11は、FDLサーバT4に接続される。このFDLサーバT4は、FDL生成ツールT40を備える。FDL生成ツールT40は、フローパスパターンを生成する機能部(フロー定義生成ツール)である。このFDL生成ツールT40は、フロー定義及びマッピング定義、サービスインターフェース情報を用いて、フローパスパターンを生成する。ここで、フロー定義は、取引サービス毎に、利用する商品サービスのフロー(順番)を定めた情報である。マッピング定義は、取引サービスの要求電文の項目値を商品サービスの要求電文の項目への移送、商品サービスの応答電文の項目値を他の商品サービスの要求電文の項目への移送等を行なうための定義(項目の対応付け)である。
シナリオ制御シェルT21は、検証部として機能し、クライアント端末T1のクライアントツールT11で作成されたテストケースに従って、FDL検証等の実施を制御する。テストケースには、後述するように、DBデータ準備、エビデンス取得(DBの事前事後照会、電文、取引ログ等の取得、取得データの整形等)の検証に付随する処理についても実行する。
リポジトリT24は、店舗端末、現金自動預払機(ATM)等での打鍵により発生した電文をキャプチャした場合に一時的に保存する記憶部である。
制御シェルT3は、取引共通システム30のテスト管理サーバT2に対するインターフェイス機能部である。この制御シェルT3は、テスト管理サーバT2から取引共通システム30へのリクエストを中継する。そして、制御シェルT3は、テスト管理サーバT2からのリクエストに応じて、テストケース実行、スタックテーブルのリダイレクト等のサブ機能を実現する。
また、FDL検証においては、取引共通システム30内に各種ドライバやスタブを設ける。本実施形態では、クライアントツールT11、各種シェル、各種ドライバ、各種スタブ等、テストに必要な機能部をまとめてテスト工程管理システムと呼ぶ。なお、各種ドライバ、各種スタブの詳細については後述する。
(FDL検証)
次に、図2を用いて、FDL検証を説明する。この場合、取引共通システム30におけるHUBコネクト31、取引メイン33、MDF34、HUBコネクト36を用いる。FDL検証においては、取引共通システム30のMDF34において送受信される要求電文、応答電文が検証対象である。
HUBコネクト31は、取引共通システム30において、メインHUB20に接続されて、電文の転送を管理する機能部である。
取引メイン33は、共通業務において処理が必要な業務コンポーネント35を特定し、各業務コンポーネント35に対する要求電文を送信するとともに、業務コンポーネント35からの応答電文を取得する。
HUBコネクト36は、取引共通システム30において、メインHUB40に接続されて、電文の転送を管理する機能部である。
MDF34は、商品サービスに対応する複数のシステムを統合したときに必要となるメッセージ配信、複数システム間の連携、メッセージの変換を行なう機能部である。
取引共通システム30においては、各取引に対応した取引サービス毎に、取引を実現するための一つ以上の商品サービスを利用する。このため、このMDF34には、商品サービス要求電文の呼出(データ移送)・送受信や、応答結果による取引応答電文の編集を予めフロー定義(FDL)として取引毎に事前に登録される。
更に、テストのために、MQドライバ60、AFEシミュレータ61、商品サービススタブ62、MQスタブ63、ICALスタブ64を用いる。
MQドライバ60は、チャネル10、メインHUB20の動作のシミュレーションを行ない、要求電文をHUBコネクト31に送信したり、応答電文を受信したりするメッセージキュー方式のドライバ(テスト用の仮の上位階層モジュール)である。
AFEシミュレータ61は、HUBコネクト31からの要求電文を、取引メイン33に転送し、取引メイン33からの応答電文を、HUBコネクト31に転送する処理を実行する。
商品サービススタブ62は、FDL検証において、取引共通システム30内の業務コンポーネント35のスタブ(テスト用の仮の下位階層モジュール)である。商品サービススタブ62は、MDF34から要求電文を受信し、応答電文を返信する。
MQスタブ63は、メインHUB40、プロダクト層50の動作のシミュレーションを行ない、HUBコネクト36との間で要求電文、応答電文の送受信を行なうスタブである。
ICALスタブ64は、MDF34から、階層型DBであるIMS(登録商標)を呼び出すスタブである。
FDL検証時には、MQドライバ60を、HUBコネクト31に接続する。そして、MQドライバ60から、取引サービス要求電文を、HUBコネクト31に投入する。この取引サービス要求電文は、AFEシミュレータ61、取引メイン33を介して、テスト対象のMDF34に送信される。
この場合、MDF34は、フロー定義に基づいて、商品サービス要求電文を呼び出し、商品サービススタブ62、HUBコネクト36を介してMQスタブ63、ICALスタブ64に送信する。そして、MDF34は、商品サービススタブ62、HUBコネクト36を介してMQスタブ63、ICALスタブ64からの商品サービス応答電文を受信する。更に、MDF34は、各商品サービスを終了した場合には、取引サービス応答電文を、取引メイン33、AFEシミュレータ61、HUBコネクト31を介して、MQドライバ60に返信する。この場合、取引共通システム30は、投入された取引サービス要求電文に対する各商品サービス要求電文、商品サービス応答電文、取引サービス応答電文をキャプチャし、テスト結果記憶部に格納する。
クライアントツールT11は、キャプチャした応答電文について、期待値と比較検証し、検証結果をクライアント端末T1のディスプレイに表示する。検証結果が期待値と一致していることを確認できた場合には、テストを終了する。一方、検証結果が期待値と相違がある場合には、テスト担当者は相違した値を目視で確認する。
(FDL検証におけるフロー)
次に、図3を用いて、FDL検証におけるフローを説明する。
まず、FDL生成ツールT40を用いて、フローパスパターンの生成処理を実行する(ステップS1−1)。具体的には、テスト管理サーバT2において、フロー定義及びマッピング定義、サービスインターフェース情報を準備する。そして、FDL生成ツールT40は、フロー定義及びマッピング定義、サービスインターフェース情報を用いて、フローパスパターン(商品サービス列)を生成する。ここでは、取引サービスフローにおいて、すべての分岐を網羅したフローパスパターンを生成する。
更に、FDL生成ツールT40は、生成したフローパスパターンには、実際には通らないフローパスパターンが含まれるため、不要なフローパスパターンを区分する。
具体的には、分岐条件を所定の順番で並び替え、その順番で入れ子構造にすることにより、有意義なフローパスパターンを区分する。例えば、「電文項目a>10」、「電文項目a>9」、「電文項目a>8」、「電文項目a>7」、「電文項目a≦7」を判断する分岐がある場合を想定する。すべての分岐(判断子)を組み合わせると、16個のフローパスパターンが生成される。そこで、項目値が小さい順番に並べ替えて、「電文項目a≦7」、「電文項目a>7」、「電文項目a>8」、「電文項目a>9」、「電文項目a>10」の分岐(判断子)を連続的に判定することにより、5個のフローパスパターンに絞り込むことができる。
また、複数分岐条件を用いることにより、有意義なフローパスパターンを区分する。例えば、「電文項目b=10」、「電文項目b=9」、「電文項目b=8」、「電文項目b=7」、「電文項目b≠7,8,9,10」を判断する分岐がある場合を想定する。この場合も、すべての分岐(判断子)を組み合わせると、16個のフローパスパターンが生成される。そこで、項目値を用いた単一の複数分岐「電文項目b=7」、「電文項目b=8」、「電文項目b=9」、「電文項目b=10」、「電文項目b≠7,8,9,10」の判断子を用いることにより、5個のフローパスパターンに絞り込むことができる。
そして、解析により、有意義なフローパスパターンを区分して、リポジトリT24に格納する。
次に、クライアント端末T1は、フローパスパターン一覧表示処理を実行する(ステップS1−2)。具体的には、クライアント端末T1のクライアントツールT11において、フローパスパターン表の生成指示を入力する。この場合、クライアントツールT11は、リポジトリT24に格納されたフローパスパターンを呼び出す。そして、クライアント端末T1のディスプレイに、フローパスパターンフォームを出力する。
図4に示すように、フローパスパターンフォーム900は、表計算ファイルにより構成されている。そして、フローパスパターンフォーム900は、フローパスパターン表シート901、複合条件シート902、FDL条件直接記述シート903、単純条件シート904、繰返し条件シート905から構成されている。
フローパスパターン表シート901は、対象FDLについて、条件分岐によるフローの全てのパターンごとに、呼び出される商品サービスおよび使用される条件と、その条件に対する真偽とを示す。
図5に示すように、フローパスパターン表シート901には、テスト実施対象、フローパスパターン、取引サービス、複数の商品サービス、条件の各欄が設けられている。
テスト実施対象欄は、初期値としてブランクになっており、テスト対象を選択する場合に用いられる。テストを実施する場合には、テスト実施対象欄に「○」を入力し、テストケース記述書を作成する。一方、テストを実施しない場合には、テスト実施対象欄に「×」を入力する。なお、ブランク(初期値)の場合もテスト実施対象外とする。そして、FDL生成ツールT40において、実際には通らないと判定されたフローパスパターンは、予め機械的に除外されている。
フローパスパターン欄には、各フローパスパターンを特定するための識別子に関する情報が記録される。
取引サービス欄には、このフローパスパターンを用いる取引サービスに関する情報が記録される。
商品サービス欄には、この取引サービスに利用する商品サービスに関する情報が記録される。
条件欄には、後述する複合条件、FDL条件直接記述、単純条件、繰返し条件における選択の有無が表示される。
複合条件シート902は、フローで使用される条件のうち、単純条件に記載された条件を組み合わせた複合条件を設定するための参考情報が記録される。
FDL条件直接記述シート903は、FDLの条件記述時に条件の設定を直接記述するための参考情報が記録される。
単純条件シート904は、フローで使用される条件のうち、単一条件を設定するための参考情報が記録される。
繰返し条件シート905は、フローにおいて、繰返し条件が使用されている場合、ブレーク条件になるまでの最大反復回数を設定するための参考情報が記録される。
次に、クライアント端末T1は、テスト対象の選定処理を実行する(ステップS1−3)。具体的には、担当者は、フローパスパターン表シート901のテスト実施対象欄を用いて、テスト対象のフローパスパターンを選択する。この場合、クライアント端末T1のクライアントツールT11は、「○」が入力されたフローパスパターンを、テストケースとして仮記憶する。
そして、クライアントツールT11において、実行入力が行なわれた場合、テストケースとして特定されたフローパスパターン毎に以下の処理を繰り返す。
ここでは、クライアント端末T1は、テストケースの生成処理を実行する(ステップS1−4)。具体的には、クライアント端末T1のクライアントツールT11において、テスト対象のフローパスパターンについて、テストケース記述書を作成する。
図4に示すように、テストケース記述書910は、フローパスパターンフォーム900に基づいて生成される。このテストケース記述書910のヘッダシートには、テストケースのステップIDに対して、種別「取引サービス呼出」に対して、各商品サービスにおけるパラメータが設定される。
次に、クライアント端末T1は、電文データ仕様書の作成処理を実行する(ステップS1−5)。具体的には、クライアント端末T1のクライアントツールT11において、テストケース記述書910において設定されたテストケースで用いる電文定義シートを生成する。
図4に示すように、電文定義シート920は、フローパスパターンフォーム900に基づいて生成される。この電文定義シート920には、電文データ仕様書、電文設定シートが含まれる。
図6に示すように、電文データ仕様書921には、サービスコード、サービス名称、From、To、用途、結果(期待値、キャプチャ値、判定結果)の各欄が含まれる。
ここで、用途欄には、投入用、検証用、スタブ応答用、検証用の電文の目的が設定される。
図7に示すように、電文設定シート922には、電文データ仕様書921において用いる各電文(投入用、検証用)の電文レイアウトの各項目について項目値が設定される。投入用の電文設定シート922には、各項目、仕様について投入電文の設定値を記録し、検証用の電文設定シート922には、期待値を設定値欄に記録する。そして、テスト後に、検証用の電文設定シート922には、各項目、仕様について取得したキャプチャ値及び検証結果が記録される。
そして、テスト対象のすべてのフローパスパターンについて以上の処理を繰り返す。
次に、クライアント端末T1は、テストケース記述書の出力処理を実行する(ステップS1−6)。具体的には、クライアントツールT11は、クライアント端末T1のディスプレイに、テストケース記述書を出力する。
そして、テストケース記述書を確認できた場合、クライアントツールT11においてテスト実行入力を行なう。
この場合、テスト管理サーバT2は、テスト実行処理を実行する(ステップS1−7)。具体的には、テスト管理サーバT2は、シナリオ制御シェルT21、制御シェルT3により、投入用の電文設定シート922に設定された電文を、MQドライバ60から投入する。そして、検証対象の電文を取得し、テスト結果記憶部、検証用の電文設定シート922のキャプチャ欄に記録する。そして、検証用の電文設定シート922の設定値欄に記録されている値と比較し、この比較による比較結果を電文設定シート922の結果欄に記録する。
以上、本実施形態によれば、以下に示す効果を得ることができる。
(1)本実施形態では、FDL生成ツールT40は、フローパスパターンの生成処理を実行する(ステップS1−1)。この場合、不要なフローパスパターンを区分する。これにより、電文が通らないフローパスパターンを排除して、有意義なフローパスパターンを、効率的に特定することができる。
(2)本実施形態では、クライアント端末T1は、フローパスパターン一覧表示処理(ステップS1−2)、テスト対象の選定処理(ステップS1−3)を実行する。これにより、所望のテスト対象のフローパスパターンを選択することができる。
(3)本実施形態では、テスト対象として特定されたフローパスパターン毎に、クライアント端末T1は、テストケースの生成処理(ステップS1−4)、電文データ仕様書の作成処理(ステップS1−5)を実行する。これにより、効率的に、テスト対象のフローパスパターンに対応した電文を生成して、テスト対象システムに投入し、FDL検証を行なうことができる。
なお、上記実施形態は、以下の態様に変更してもよい。
・上記実施形態では、FDL検証に適用したが、適用対象のテストは、これに限定されるものではなく、他のテストとの組み合わせに適用することも可能である。
・上記実施形態では、取引共通システム30〜プロダクト層50によって構成されたテスト対象システムにおいて、テスト工程を管理する。テスト対象システムはこれに限定されるものではなく、複数の個別処理を連携して行なうフローに適用することができる。
・上記実施形態では、FDL生成ツールT40を用いてフローパスパターンを生成する。フローパスパターンの生成方法は、これに限定されるものではない。例えば、クライアントツールT11において、FDL生成ツールT40の機能を設けるようにしてもよい。
10…チャネル、20,40…メインHUB、30…取引共通システム、31,36…HUBコネクト、33…取引メイン、34…MDF、35…業務コンポーネント、50…プロダクト層、60…MQドライバ、61…AFEシミュレータ、62…商品サービススタブ、63…MQスタブ、64…ICALスタブ、T1…クライアント端末、T11…クライアントツール、T2…テスト管理サーバ、T4…FDLサーバ、T40…FDL生成ツール、T21…シナリオ制御シェル、T24…リポジトリ、T3…制御シェル、T6…ローカルシェル。

Claims (5)

  1. テスト対象システムにおけるテスト工程を管理する制御部を備えたテスト工程管理システムであって、
    前記制御部が、
    取引サービスを構成する商品サービスのフローを定義するフロー定義生成ツールにおいて生成されたフローパスパターンを取得し、
    前記フローパスパターンに含まれるすべての商品サービスを並べた商品サービス列を生成し、
    フローパスパターン毎に、前記商品サービス列において、フローパスパターンに含まれる商品サービスの有無を表示したフローパスパターン一覧リストを生成し、
    前記フローパスパターン一覧リストにおいて、テストが必要なフローパスパターンを取得して、フローパスパターン毎にテストケースを生成し、
    前記各テストケースで用いる電文を出力することを特徴とするテスト工程管理システム。
  2. 前記制御部が、前記各テストケースで用いる各電文の各項目の設定値及び期待値を取得し、
    前記各電文を用いてテストを実行することにより、取得した応答電文の項目値を取得し、前記期待値との比較結果を前記各テストケース毎にテストケース記述書に出力することを特徴とする請求項1に記載のテスト工程管理システム。
  3. 前記フローパスパターン一覧リストにおいて、商品サービスで用いる条件に基づいて、使用可能なフローパスパターンと使用不可のフローパスパターンとを区別して出力することを特徴とする請求項1又は2に記載のテスト工程管理システム。
  4. テスト対象システムにおけるテスト工程を管理する制御部を備えたテスト工程管理システムを用いて、テスト工程を管理する方法であって、
    前記制御部が、
    取引サービスを構成する商品サービスのフローを定義するフロー定義生成ツールにおいて生成されたフローパスパターンを取得し、
    前記フローパスパターンに含まれるすべての商品サービスを並べた商品サービス列を生成し、
    フローパスパターン毎に、前記商品サービス列において、フローパスパターンに含まれる商品サービスの有無を表示したフローパスパターン一覧リストを生成し、
    前記フローパスパターン一覧リストにおいて、テストが必要なフローパスパターンを取得して、フローパスパターン毎にテストケースを生成し、
    前記各テストケースで用いる電文を出力することを特徴とするテスト工程管理方法。
  5. テスト対象システムにおけるテスト工程を管理する制御部を備えたテスト工程管理システムを用いて、テスト工程を管理するプログラムであって、
    前記制御部を、
    取引サービスを構成する商品サービスのフローを定義するフロー定義生成ツールにおいて生成されたフローパスパターンを取得し、
    前記フローパスパターンに含まれるすべての商品サービスを並べた商品サービス列を生成し、
    フローパスパターン毎に、前記商品サービス列において、フローパスパターンに含まれる商品サービスの有無を表示したフローパスパターン一覧リストを生成し、
    前記フローパスパターン一覧リストにおいて、テストが必要なフローパスパターンを取得して、フローパスパターン毎にテストケースを生成し、
    前記各テストケースで用いる電文を出力する手段として機能させることを特徴とするテスト工程管理プログラム。
JP2016187332A 2016-09-26 2016-09-26 テスト工程管理システム、テスト工程管理方法及びテスト工程管理プログラム Active JP6224194B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016187332A JP6224194B1 (ja) 2016-09-26 2016-09-26 テスト工程管理システム、テスト工程管理方法及びテスト工程管理プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016187332A JP6224194B1 (ja) 2016-09-26 2016-09-26 テスト工程管理システム、テスト工程管理方法及びテスト工程管理プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6224194B1 true JP6224194B1 (ja) 2017-11-01
JP2018055190A JP2018055190A (ja) 2018-04-05

Family

ID=60213997

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016187332A Active JP6224194B1 (ja) 2016-09-26 2016-09-26 テスト工程管理システム、テスト工程管理方法及びテスト工程管理プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6224194B1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3770688B1 (en) 2018-03-22 2023-07-19 Canon Kabushiki Kaisha Fixing member, fixing device, and electrophotographic image-forming apparatus
EP3770689B1 (en) 2018-03-22 2023-03-08 Canon Kabushiki Kaisha Fixing member, fixing device, and electrophotographic image-forming apparatus

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005235094A (ja) * 2004-02-23 2005-09-02 Hitachi Software Eng Co Ltd Webサービスリクエスタのテスト環境構築装置,方法及びテスト支援システム,方法
JP2005293044A (ja) * 2004-03-31 2005-10-20 Hitachi Software Eng Co Ltd テストデータ生成方法及びシステム

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005235094A (ja) * 2004-02-23 2005-09-02 Hitachi Software Eng Co Ltd Webサービスリクエスタのテスト環境構築装置,方法及びテスト支援システム,方法
JP2005293044A (ja) * 2004-03-31 2005-10-20 Hitachi Software Eng Co Ltd テストデータ生成方法及びシステム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018055190A (ja) 2018-04-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN110599276B (zh) 票据报销方法、装置和设备及计算机存储介质
US8762210B2 (en) Alternative payment implementation for electronic retailers
US20040006537A1 (en) Method and system for processing credit card related transactions
CN101438314A (zh) 用于电子交易的最低成本网络路由
CN108932586A (zh) Epc项目协同运营管理系统
CN108573374A (zh) 一种基于基金份额赎转付的日常缴费方法及系统
US20140012726A1 (en) System and method that facilitates transactions between physical gold holdings and commercial payment systems
JP2015210675A (ja) 為替予約システム、情報処理方法及びプログラム
US20210109904A1 (en) System and method for process and automation framework to enable acceptance test driven development
CN106815725A (zh) 一种交易验证方法和装置
JP6224194B1 (ja) テスト工程管理システム、テスト工程管理方法及びテスト工程管理プログラム
CN111353841B (zh) 单据数据处理方法、装置及系统
MX2008003005A (es) Concentrador de transacciones de ventas.
JP6224193B1 (ja) テスト工程管理システム、テスト工程管理方法及びテスト工程管理プログラム
US9118761B1 (en) Computing device assistance for phone based customer service representative interaction
US20140101030A1 (en) Payment Template Page Queue for a Mobile Device
Matejaš et al. Building a BPM application in an SOA-based legacy environment
US10637989B1 (en) System and method for improving efficiency of communication sessions at a call center
JP6058620B2 (ja) 融資取引の自動実行システムおよび方法
CN109816558B (zh) 基于saas的变压器技术服务平台系统
US20090106078A1 (en) System for selecting demands for and supplies of subcontracting and matching
CN112419052A (zh) 交易测试方法、装置、电子设备及可读存储介质
KR100982825B1 (ko) 통합 테스트 지원 시스템
WO2022107191A1 (ja) 与信業務支援方法及び与信業務支援システム
CN108520461B (zh) 一种基于基金份额赎转付的信用卡还款方法及系统

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170829

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170912

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20171004

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6224194

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250