JP6223012B2 - 画像符号化装置及び画像符号化方法 - Google Patents
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Description
本発明は前述の問題点に鑑み、高ビットレートの符号化を行う画像符号化装置において、算術符号化データバッファの増大を抑え、かつ画質低下のない符号化装置を提供できるようにすることを目的とする。
(第1の実施形態)
図1は、本実施形態に係る画像符号化装置100の構成例を示すブロック図である。本実施形態の画像符号化装置は、画像データを符号化対象のブロック毎に直交変換して量子化し、エントロピー符号化を行うために、算術符号化手段を2つ備えた構成例を示している。本実施形態に係る画像符号化装置は、前述したH.264やH.264の後に標準化されたH.265、又はそれらに類似する動画像の符号化方式に対応する。
以下、本実施形態の画像符号化装置100の構成例において、各ブロックの動作について説明する。
量子化部103は、DCT係数を量子化し、二値化部104に出力する。この時、量子化に用いられる量子化パラメータは後述する符号量制御部109から入力される。
算術符号化部105および106はメモリインターフェース107を介して、メモリ108の二値データ領域から二値データを読み出す。そして、CABACにおける所定の方法により算術符号化を行い、算術符号データを生成して出力する。
本実施形態は、複数の算術符号化手段からの算術符号化データを一つの連続したメモリ空間に格納することを特徴としている。一つの連続したメモリ空間に複数の算術符号化データを同時に書き込むためには、互いにデータを破壊(上書き)しないようにする必要がある。そこで、本実施形態の画像符号化装置100では、現在のスライスの算術符号化データを格納する先頭アドレスを、直前のスライスの算術符号化データの先頭アドレスと直前のスライスの二値データ量を加算した値以上のアドレスとしている。
図2は、二値化部104、算術符号化部105、106、メモリ内の二値データ領域および算術符号データ領域のデータの流れを表すデータフローを説明する図である。
図2において、二値化部104、算術符号化部105、106は、図1の二値化部104、算術符号化部105、106にそれぞれ同じなので同じ符号を付す。二値データ領域201、算術符号化データ領域202は、図1のメモリ108内に配置される二値データ領域、算術符号化データ領域を示している。
[ステップ1]
前述したように、二値データ領域201に数スライス分の二値データが書き込まれると、算術符号化部105は二値データ領域201から、1番目のスライスの二値データb(n)を読み出して、算術符号化を行い出力する。出力された算術符号化データc(n)は、算術符号化データ領域202の先頭アドレスAc(n)に導かれ、格納される。c(n)は1番目のスライスであるため、アドレスAc(n)は0となる。
算術符号化部106は二値データ領域201から、2番目のスライスの二値データb(n+1)を読み出して、算術符号化を行い出力する。出力された算術符号化データc(n+1)は、直前スライスの算術符号化データの先頭アドレスAc(n)と直前のスライスの二値データb(n)の符号量を加算したアドレスAc(n+1)に格納される。
算術符号化部105は二値データ領域201から、3番目のスライスの二値データb(n+2)を読み出して、算術符号化を行い出力する。出力された算術符号化データc(n+2)は、直前スライスの算術符号化データの先頭アドレスAc(n+1)と直前のスライスの二値データb(n+1)の符号量を加算したアドレスAc(n+2)に格納される。
算術符号化部106は二値データ領域201から、4番目のスライスの二値データb(n+3)を読み出して、算術符号化を行い出力する。出力された算術符号化データc(n+3)は直前スライスの算術符号化データの先頭アドレスAc(n+2)と直前のスライスの二値データb(n+2)の符号量を加算したアドレスAc(n+3)に格納される。
これ以降はステップ2を繰り返して、順次算術符号化処理がなされていく。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(コンピュータプログラム)を、ネットワーク又は各種のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給する。そして、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
102 DCT変換部
103 量子化部
104 二値化部
105 算術符号化部
106 算術符号化部
107 メモリインターフェース
108 メモリ
109 符号量制御部
110 フォーマッター
111 制御部
Claims (8)
- 画像データを符号化対象のブロック毎に直交変換して量子化し、エントロピー符号化を行う画像符号化装置であって、
前記量子化された信号から二値データを生成する二値化手段と、
前記二値化手段により生成された二値データを格納する二値データバッファと、
前記二値データバッファに格納された前記二値データを算術符号化する複数の算術符号化手段と、
前記複数の算術符号化手段により符号化されたスライス毎の複数の算術符号化データを格納する算術符号化データバッファとを備え、
前記複数の算術符号化手段は、並列動作で算術符号化を行うように制御し、
前記算術符号化データバッファに現在のスライスの算術符号化データを格納する先頭アドレスは、直前のスライスの算術符号化データの先頭アドレスと直前のスライスの二値データ量から導かれるアドレスとすることを特徴とする画像符号化装置。 - 画像データを符号化対象のブロック毎に直交変換して量子化し、エントロピー符号化を行う画像符号化装置であって、
前記量子化された信号から二値データを生成する二値化手段と、
前記二値化手段により生成された二値データを格納する二値データバッファと、
前記二値データバッファに格納された前記二値データを算術符号化する複数の算術符号化手段と、
前記複数の算術符号化手段により符号化されたスライス毎の複数の算術符号化データを格納する算術符号化データバッファとを備え、
前記複数の算術符号化手段は、並列動作で算術符号化を行うように制御し、
前記算術符号化データバッファに現在のスライスの算術符号化データを格納する先頭アドレスは、直前のスライスの算術符号化データの先頭アドレスと直前のスライスの二値データ量を加算した値以上のアドレスとすることを特徴とする画像符号化装置。 - 前記算術符号化手段は、スライス毎の算術符号化データを前記算術符号化データバッファに格納することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像符号化装置。
- 前記算術符号化データバッファは、1つの連続したメモリ空間からなることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の画像符号化装置。
- 画像データを符号化対象のブロック毎に直交変換して量子化し、エントロピー符号化を行う画像符号化装置の画像符号化方法であって、
前記量子化された信号から二値データを生成する二値化工程と、
前記二値化工程により生成された二値データを二値データバッファに格納する格納工程と、
前記二値データバッファに格納された前記二値データを算術符号化する複数の算術符号化工程と、
前記複数の算術符号化工程により符号化されたスライス毎の複数の算術符号化データを算術符号化データバッファに格納する格納工程とを備え、
前記複数の算術符号化工程では、並列動作で算術符号化を行うように制御し、
前記格納工程では、前記算術符号化データバッファに現在のスライスの算術符号化データを格納する先頭アドレスを、直前のスライスの算術符号化データの先頭アドレスと直前のスライスの二値データ量から導かれるアドレスとすることを特徴とする画像符号化方法。 - 画像データを符号化対象のブロック毎に直交変換して量子化し、エントロピー符号化を行う画像符号化装置の画像符号化方法であって、
前記量子化された信号から二値データを生成する二値化工程と、
前記二値化工程により生成された二値データを二値データバッファに格納する格納工程と、
前記二値データバッファに格納された前記二値データを算術符号化する複数の算術符号化工程と、
前記複数の算術符号化工程により符号化されたスライス毎の複数の算術符号化データを算術符号化データバッファに格納する格納工程とを備え、
前記複数の算術符号化工程では、並列動作で算術符号化を行うように制御し、
前記格納工程では、前記算術符号化データバッファに現在のスライスの算術符号化データを格納する先頭アドレスは、直前のスライスの算術符号化データの先頭アドレスと直前のスライスの二値データ量を加算した値以上のアドレスとすることを特徴とする画像符号化方法。 - 請求項5又は6に記載の画像符号化方法の各工程をコンピュータに実行させるためのプログラム。
- 請求項7に記載のプログラムを記憶したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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