JP5087016B2 - 符号化装置及びその制御方法、コンピュータプログラム - Google Patents

符号化装置及びその制御方法、コンピュータプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP5087016B2
JP5087016B2 JP2009009362A JP2009009362A JP5087016B2 JP 5087016 B2 JP5087016 B2 JP 5087016B2 JP 2009009362 A JP2009009362 A JP 2009009362A JP 2009009362 A JP2009009362 A JP 2009009362A JP 5087016 B2 JP5087016 B2 JP 5087016B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
divided image
encoding
image
divided
boundary
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2009009362A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010166533A (ja
JP2010166533A5 (ja
Inventor
幸史 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2009009362A priority Critical patent/JP5087016B2/ja
Publication of JP2010166533A publication Critical patent/JP2010166533A/ja
Publication of JP2010166533A5 publication Critical patent/JP2010166533A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5087016B2 publication Critical patent/JP5087016B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、符号化装置及びその制御方法、コンピュータプログラムに関する。
近年、動画像の高解像度化が進んでいる。例えば、ビデオカメラやデジタルテレビなどでは1920画素×1080画素の画素数を有するHD(High-Definition)映像を扱う製品が主流となりつつある。この高解像度化は今後も進んでいく見通しで、将来的には4000画素×2000画素や、8000画素×4000画素の画像を扱うことが予想される。このような画像データを符号化する場合には、画素数の増加に応じて処理量が増大するため、画像処理の高速化が求められる。
符号化処理において、画像を分割して複数の符号化エンジン(符号化回路)を用いて並列に符号化動作を行い、高速化を図る方法がある。例えば図2のように、画像200を上下の2つに分割し、上部分201を符号化エンジン1、下部分202を符号化エンジン2で並列に符号化を行う。これにより、1つの符号化エンジンで符号化を行う場合に比べて2倍の高速化を図ることができる。
MPEG−2などの符号化方式の場合、符号化の結果生成されるローカルデコード画像が隣接する部分の符号化動作に影響を及ぼさないため、上記方法を用いて高速化を図ることができる。なお、二つの符号化エンジンを用いて、複数に分割された画像領域を並列に符号化する構成は、特許文献1に記載されている。
ところで、近年になって、MPEG−2よりも、より高能率に符号化できるとされる、H.264符号化方式が標準化された。H.264符号化方式の場合、局所復号画像(ローカルデコード画像)にフィルタ処理を施すことによって、動き補償予測の能率向上を図っている。このようなフィルタ処理、及びフィルタ構成は、デブロッキングフィルタと呼ばれている。
このH.264符号化方式を採用して、上記のような複数の異なる符号化エンジンによって符号化を行う場合を考える。H.264ではローカルデコード画像にデブロッキングフィルタをかけるため、隣接する部分の符号化動作に影響を及ぼすことになる。デブロッキングフィルタをかける順番はラスタ走査順序に規定されているため、符号化の結果生成されるローカルデコード画像がデブロッキングフィルタにより下方向のローカルデコード画像の生成に影響を及ぼしていくことになる。
図3を参照して、この現象を説明する。H.264規格では通常4×4ブロックの境界に対してデブロッキングフィルタをかけていく。フィルタのかけ方はパラメータや画素値により異なるが、境界から±4画素を用いて演算を行う。またH.264規格により、垂直境界のフィルタは左から順番に、水平境界のフィルタは上から順番にフィルタをかけることが規定されている。図3の水平境界1hにフィルタをかける場合、境界の上4画素P0(フィルタをかけることにより、4画素全てが変化する可能性があるので、ここでは4画素をまとめてP0と表現する)と境界の下4画素P1とがフィルタの演算に用いられる。フィルタ演算の結果、それぞれP0'、P1'に変化する。次の処理対象となる水平境界2hにフィルタをかける場合、変化したP1'とP2がフィルタ演算に用いられ、それぞれP1''、P2'に変化する。同様に水平境界3hのフィルタ演算では、P2'、P3がP2''、P3'に変化し、水平境界4hでは、P3'、P4がP3''、P4'に変化し、水平境界5hではP4'、P5がP4''、P5'に変化する。
このように、上段の符号化の結果がデブロッキングフィルタにより4画素ずつ下段に影響を及ぼし、それが伝播していくため、ある境界にデブロッキングフィルタをかけるためには、それより上の部分の符号化は全て完了している必要がある。図3の水平境界5hを画像の分割境界とすると、その境界のフィルタ処理に必要なP4'の4画素は、それより上の部分の符号化処理が完了していないと生成することができない。
このため、画像を上下に分割して複数の符号化器を用いて並列に符号化動作を行おうとしても、画像の分割境界にデブロッキングフィルタをかけるために必要な画像分割境界の上4画素が存在していない。よって、分割した下部分の画像においてはローカルデコード画像が生成できない。
すなわち、デブロッキングフィルタをかけようとすると、並列に符号化動作を行うことができない。また、H.264規格ではスライス境界にはデブロッキングフィルタをかけないようにすることもできるので、画像の分割境界をスライス境界に設定し、デブロッキングフィルタをかけないようにすることはできる。
この場合、並列に符号化を行うことは可能であるが、画像の分割境界にデブロッキングフィルタがかからないため、分割境界で画質の劣化が起きるという問題があった。なお画像を左右に分割した場合でも、水平境界か垂直境界か、および上下か左右かの違いだけで同様の問題がある。
特開2006-340183号公報
このように、画像を複数の領域に分割して並列に符号化処理を行う際に画像の分割境界にデブロッキングフィルタをかけることができないという問題がある。
そこで本発明は、画像を複数の領域に分割して得られる複数の分割画像を複数の符号化手段によって符号化処理する際に、画像の分割境界にデブロッキングフィルタをかけることを可能とし、良好な画像を得られるようにすることを目的とする。
上記課題を解決するための本発明は、
画像を領域分割して複数の分割画像を生成する分割手段と、
該複数の分割画像のうち第1の分割画像を周波数変換して符号化する第1の符号化手段と、
該複数の分割画像のうち第2の分割画像を周波数変換して符号化する第2の符号化手段と
を備える符号化装置であって、
前記第1の符号化手段及び前記第2の符号化手段は、符号化対象の分割画像を第1のブロックサイズと、該第1のブロックサイズよりも大きい第2のブロックサイズとのいずれかを有するブロックに分割して周波数変換を行い、
前記第1の分割画像が前記第2の分割画像にラスタ走査順序において先行し、かつ、該第1の分割画像と該第2の分割画像が互いに隣接する場合に、前記第1の符号化手段は、前記第1の分割画像と前記第2の分割画像との境界に接し、かつ、該第1の分割画像に属するブロックを、前記第2のブロックサイズする。
本発明によれば、画像を複数の領域に分割して得られる複数の分割画像を複数の符号化手段によって符号化処理する際に、画像の分割境界にデブロッキングフィルタをかけることが可能となり、良好な画像を得ることができる。
以下、図面を参照しながら本発明の好適な実施の形態を説明する。
図1は発明の実施形態に対応する符号化装置の構成例を説明するブロック図である。第1の符号化回路101はH.264規格に対応する符号化を行う回路であって、分割画像の上側の画像の符号化を行い、符号化ストリーム1、ローカルデコード画像1を生成する。符号化ストリーム1はストリームバッファ104へ、ローカルデコード画像1は参照フレームバッファ105へそれぞれ出力される。
第2の符号化回路102は、第1の符号化回路101と同様H.264規格の符号化を行う回路で、分割画像の下側の画像の符号化を行い、符号化ストリーム2、ローカルデコード画像2を生成し、出力する。フレームバッファ103には、これから符号化される画像が入力されバッファしておく。
本実施形態では、画像の領域を上下に分割し、上側の画像は第1の符号化回路101、下側の画像は第2の符号化回路102に出力される。第1の符号化回路101、第2の符号化回路102はそれぞれ、入力された画像の符号化を行い符号化ストリーム1及び符号化ストリーム2をストリームバッファ104に出力する。また、ローカルデコード画像1及びローカルデコード画像2を参照フレームバッファ105に出力する。
ストリームバッファ104は第1の符号化回路101、第2の符号化回路102が出力する分割された符号化ストリームを1つの符号化ストリームにまとめて出力する。参照フレームバッファ105は、第1の符号化回路101および第2の符号化回路102が出力する分割されたローカルデコード画像を保存しておく。また、必要に応じて第1の符号化回路101および第2の符号化回路102に、ローカルデコード画像を供給する。
次に、図4を参照して発明の実施形態に対応する各符号化回路の構成を説明する。図4は、発明の実施形態に対応する各符号化回路の構成の一例を示す図である。
図4において、入力画像が格納されているフレームバッファ103から、上下に分割された画像がマクロブロック単位でラスタ走査順序で動き予測部401に出力される。動き予測部401では、入力画像と参照フレームバッファ105から読み込んだ参照画像との間でブロックマッチングを行い、動きベクトルを算出する。算出された動きベクトル位置において入力画像と参照画像との間で差分を取り、差分画像を直交変換部402に送る。直交変換部402では、差分画像に対して離散コサイン変換を行い、変換係数を生成し、量子化部403に送る。量子化部403では、量子化制御部405が出力する量子化ステップサイズに従い、変換係数を量子化処理する。
量子化処理された変換係数はエントロピー符号化部404、ならびローカルデコード画像作成のため逆量子化部406に送られる。一方、エントロピー符号化部404では、量子化処理後の変換係数に対してジグザグスキャン、オルタネートスキャン等を行い、可変長符号化が行われる。これに対して、動きベクトルや量子化ステップサイズ、マクロブロック分割情報などの符号化方式情報を可変長符号化したものが付加され、符号化ストリームが生成される。また、符号化の際にマクロブロックごとの発生符号量を算出し、量子化制御部405に送る。量子化制御部405では、エントロピー符号化部404から受け取った発生符号量を用いて、目標とする符号量になるように量子化ステップサイズを決定し、量子化部403へ出力する。
逆量子化部406は、量子化処理後の変換係数を逆量子化処理して、ローカルデコード用の変換係数を生成する。この変換係数は逆直交変換部407に出力される。逆直交変換部407では、変換係数に逆離散コサイン変換を施し、差分画像を生成する。差分画像は動き補償部408に出力される。動き補償部408では、動きベクトル位置の参照画像を参照フレームバッファ105から読み出し、入力された差分画像を加算することにより、ローカルデコード用の画像データを生成する。生成された画像データはデブロッキングフィルタ部409に出力される。デブロッキングフィルタ部409では、入力された画像データに対してデブロッキングフィルタ処理をかける。デブロッキングフィルタ処理後の画像が、ローカルデコード画像として参照フレームバッファ105に格納される。
以上の動作により、符号化ストリーム、ローカルデコード画像が作成される。なお以上の動作は、第1の符号化回路101及び第2の符号化回路102がそれぞれ実行する。
次に、図5を参照して本実施形態に対応する符号化処理方法を説明する。図5は、発明の実施形態に対応する符号化処理の方法を説明するための図である。
図5において、符号化対象の画像500は、第1の符号化回路101および第2の符号化回路102がそれぞれ符号化を行う部分画像に分割される。即ち、画像500は上下2つの隣接する画像に分割され、上部分の第1の分割画像501は第1の符号化回路101で符号化され、下部分の第2の分割画像502は第2の符号化回路102で符号化される。このとき、第1の分割画像501は、第2の分割画像502に対して、ラスタ走査順序において先行している。なお、以降では画像を上下に分割する場合を説明するが、画像を左右に分割した場合でも、水平境界か垂直境界か、および上下か左右かの違いだけで、本発明を同様に適用することができる。
ただし、第2の符号化回路102は第2の分割画像502の符号化を行う前に、まず第1の分割画像501と第2の分割画像502の境界部分に接する第1の分割画像501側のマクロブロックのローカルデコード画像を生成する。ここでローカルデコード画像の生成対象となるマクロブロックのことを、本実施形態ではマクロブロックライン503とよぶ。この処理は、画像分割境界にデブロッキングフィルタ処理をかけるために必要な、分割境界に接する上4画素を生成するために行う。以下、マクロブロックライン503のローカルデコード画像の生成方法を説明する。
H.264規格の符号化では、周波数変換サイズは第1のブロックサイズである4×4画素と、第2のブロックサイズである8×8画素とのいずれかを選択できる。通常の符号化時においては、符号量、画質を考慮しこれらのサイズを適応的に選択して符号化を行う。しかし本実施形態では、分割境界に接するマクロブロックライン503については、全て周波数変換サイズを8×8画素にして符号化を行う。H.264規格では、デブロッキングフィルタ処理は周波数変換ブロックの境界に対して行うことになっている。そのため、周波数変換サイズを8×8画素にした場合、4×4画素の境界にはデブロッキングフィルタはかからず、8×8画素の境界にのみデブロッキングフィルタがかかることになる。
ここで図6を参照して、周波数変換サイズを8×8画素にした場合のフィルタ処理を説明する。図6は、発明の実施形態に対応する、周波数変換サイズを8×8画素にした場合のフィルタ処理を説明するための図である。
図6において、実線部分は8×8画素の境界を、点線部分が4×4画素の境界を表す。本実施形態では、実線部分の境界にはフィルタをかけるが、点線部分の境界にはフィルタはかけない。水平境界1hには4画素P0と4画素P1とを用いてフィルタ演算を行うが、水平境界2hにはフィルタ処理を行わない。すなわち画像分割境界の上4画素であるP2には上方向からのフィルタ処理が行われないため、水平境界2hより上の符号化結果がフィルタ処理により影響されることがなくなる。
このマクロブロックがイントラ予測を行う場合には、予測画素として上マクロブロックに存在する画素は使用しない。H.264規格では、イントラ予測モードとして8種類用意されているが、このうち水平方向の予測画素のみを用いる予測モードを用いて符号化を行う。こうすることにより、当該マクロブロックより上の符号化結果(これらは、第1の符号化回路101により独立に符号化される)の影響を受けなくすることができる。
符号化を行うためには、量子化ステップサイズが必要である。通常はそれまでに発生した符合量から目標とする符号量になるように量子化ステップサイズを決定する。マクロブロックライン503の符号化をそれより上の部分より先に行う場合には、上の部分の発生符号量の結果に左右されないように、マクロブロックライン503で使用する量子化ステップサイズをあらかじめ決定しておく。
このように、マクロブロックライン503に対して周波数変換サイズを8×8にし、イントラ予測を行う場合には水平方向の予測画素のみを用いる予測モードを用い、かつ、量子化ステップサイズをあらかじめ決定しておく。これにより、第1の符号化回路101が符号化を行う前に、第2の符号化回路102によりこの部分の符号化を行うことができる。
次に各符号化回路の動作を、図7のフローチャートを参照して説明する。図7は、発明の実施形態に対応する符号化処理の一例を示すフローチャートである。
図7においてまず、ステップS701ではマクロブロックライン503の部分の量子化ステップサイズはあらかじめ決定しておき、第1の符号化回路101、第2の符号化回路102の両方に渡しておく。第1の符号化回路101は、ステップS702において第1の分割画像501の符号化を行う。画像の左上からラスタ順に通常どおりに符号化を行っていく。次いで、ステップS703において符号化を行うマクロブロック位置が、画像分割境界から8画素の位置になったか否かを判定する。もし、当該8画素の位置になった場合(ステップS703において「YES」)、ステップS704に移行する。一方、当該8画素の位置にならない場合(ステップS703において「NO」)、ステップS702に戻って符号化処理を継続する。ステップS704では周波数変換サイズを8×8に固定し、イントラ予測を行う場合は水平方向の予測画素のみを用いる所定の予測モードで予測する。また、量子化ステップサイズはステップS701で決定された値を用いる。
一方、第2の符号化回路102は、まずステップS705で、分割境界の上4画素部分のローカルデコード画像を得るため、マクロブロックライン503の符号化を行う。ここでも周波数変換サイズは8×8にし、イントラ予測を行う場合は水平方向の予測画素のみを用いる予測モードで予測する。量子化ステップサイズはあらかじめ決められた値を用いて符号化を行う。このようにして得られた分割境界に接する4画素のローカルデコード画像を、参照フレームバッファ105に格納する。次にステップS706では、分割画像502の左上からラスタ順に符号化を行う。その際、分割境界に接するマクロブロックについてデブロッキングフィルタをかける場合には、参照フレームバッファ105に格納した4×4画素のローカルデコード画像を利用する。
このように符号化を行うことで、マクロブロックライン503の符号化結果は、第1の符号化回路101と第2の符号化回路102で同じ結果が得られる。そのため、第1の符号化回路101の動作終了を待たずに第2の符号化回路102は動作を行うことができるので、第1の符号化回路101と第2の符号化回路102は並列に動作が可能となる。
以上のように、本実施形態では分割境界の上部分の周波数変換サイズを8×8にし、イントラ予測を行う場合には水平方向の予測画素のみを用いる予測モードで予測し、量子化ステップサイズをあらかじめ決定しておく。これにより、複数の符号化回路を並列に動作させ、かつ、分割境界にデブロッキングフィルタをかけることができる。並列動作により高速化を図りつつ、分割境界にデブロッキングフィルタをかけることができるため、良好な画像を得ることができる。
[その他の実施形態]
なお、本発明は、複数の機器(例えばホストコンピュータ、インタフェイス機器、リーダ、プリンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置など)に適用してもよい。
また、本発明の目的は、前述した機能を実現するコンピュータプログラムのコードを記録した記憶媒体を、システムに供給し、そのシステムがコンピュータプログラムのコードを読み出し実行することによっても達成される。この場合、記憶媒体から読み出されたコンピュータプログラムのコード自体が前述した実施形態の機能を実現し、そのコンピュータプログラムのコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成する。また、そのプログラムのコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した機能が実現される場合も含まれる。
さらに、以下の形態で実現しても構わない。すなわち、記憶媒体から読み出されたコンピュータプログラムコードを、コンピュータに挿入された機能拡張カードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込む。そして、そのコンピュータプログラムのコードの指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行って、前述した機能が実現される場合も含まれる。
本発明を上記記憶媒体に適用する場合、その記憶媒体には、先に説明したフローチャートに対応するコンピュータプログラムのコードが格納されることになる。
発明の実施形態に対応する符号化装置の構成例を示す図である。 画像を分割して並列に符号化動作を行う場合を説明するための図である。 上段のローカルデコード画像がデブロッキングフィルタにより下段のローカルデコード画像の生成に影響を及ぼしていく様子を説明するための図である。 発明の実施形態に対応する符号化回路の構成の一例を示す図である。 発明の実施形態に対応する符号化処理の方法を説明するための図である。 発明の実施形態に対応する、周波数変換サイズを8×8画素にした場合のフィルタ処理を説明するための図である。 発明の実施形態に対応する符号化処理の一例を示すフローチャートである。
101 分割画像の上部分用符号化回路
102 分割画像の下部分用符号化回路
103 フレームバッファ
104 ストリームバッファ
105 参照フレームバッファ

Claims (8)

  1. 画像を領域分割して複数の分割画像を生成する分割手段と、
    該複数の分割画像のうち第1の分割画像を周波数変換して符号化する第1の符号化手段と、
    該複数の分割画像のうち第2の分割画像を周波数変換して符号化する第2の符号化手段と
    を備える符号化装置であって、
    前記第1の符号化手段及び前記第2の符号化手段は、符号化対象の分割画像を第1のブロックサイズと、該第1のブロックサイズよりも大きい第2のブロックサイズとのいずれかを有するブロックに分割して周波数変換を行い、
    前記第1の分割画像が前記第2の分割画像にラスタ走査順序において先行し、かつ、該第1の分割画像と該第2の分割画像が互いに隣接する場合に、前記第1の符号化手段は、前記第1の分割画像と前記第2の分割画像との境界に接し、かつ、該第1の分割画像に属するブロックを、前記第2のブロックサイズすることを特徴とする符号化装置。
  2. 前記第1の符号化手段は、
    前記第1の分割画像と前記第2の分割画像との境界に接し、かつ、該第1の分割画像に属するブロックについてイントラ予測を行う場合、前記画像の水平方向の予測画素のみを用いる予測モードを利用することを特徴とする請求項1に記載の符号化装置。
  3. 前記第1の符号化手段は、
    前記第1の分割画像に含まれるブロックについて量子化を行う場合、前記第1の分割画像と前記第2の分割画像との境界に接し、かつ、該第1の分割画像に属するブロックについては、予め定められた量子化ステップサイズを用いることを特徴とする請求項1または2に記載の符号化装置。
  4. 前記第2の符号化手段は、
    前記第1の分割画像と前記第2の分割画像との境界に接し、かつ、該第1の分割画像に属するブロックを、前記第2のブロックサイズにおいて符号化してローカルデコード画像を生成し、
    前記第2の分割画像を符号化する場合に、前記第1の分割画像と前記第2の分割画像との境界に接し、かつ、該第2の分割画像に属するブロックについて行うデブロッキングフィルタ処理に、生成された前記ローカルデコード画像を利用する
    ことを特徴とする請求項1に記載の符号化装置。
  5. 前記第2の符号化手段は、
    前記第1の分割画像と前記第2の分割画像との境界に接し、かつ、該第1の分割画像に属するブロックを前記第2のブロックサイズでイントラ予測する場合に、画像の水平方向の予測画素のみを用いる予測モードを利用することを特徴とする請求項4に記載の符号化装置。
  6. 前記第2の符号化手段は、
    前記第1の分割画像と前記第2の分割画像との境界に接し、かつ、該第1の分割画像に属するブロックを前記第2のブロックサイズで符号化する際の量子化処理に、予め定められた量子化ステップサイズを用いることを特徴とする請求項4または5に記載の符号化装置。
  7. 画像を領域分割して複数の分割画像を生成する分割手段と、
    該複数の分割画像のうち第1の分割画像を周波数変換して符号化する第1の符号化手段と、
    該複数の分割画像のうち第2の分割画像を周波数変換して符号化する第2の符号化手段と
    を備える符号化装置の制御方法であって、
    前記第1の符号化手段及び前記第2の符号化手段は、符号化対象の分割画像を第1のブロックサイズと、該第1のブロックサイズよりも大きい第2のブロックサイズとのいずれかを有するブロックに分割して周波数変換を行い、
    前記第1の分割画像が前記第2の分割画像にラスタ走査順序において先行し、かつ、該第1の分割画像と該第2の分割画像が互いに隣接する場合に、前記第1の符号化手段が、前記第1の分割画像と前記第2の分割画像との境界に接し、かつ、該第1の分割画像に属するブロックを、前記第2のブロックサイズする工程を
    備えることを特徴とする符号化装置の制御方法。
  8. コンピュータを請求項1乃至6のいずれか1項に記載の符号化装置の各手段として機能させるためのコンピュータプログラム。
JP2009009362A 2009-01-19 2009-01-19 符号化装置及びその制御方法、コンピュータプログラム Active JP5087016B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009009362A JP5087016B2 (ja) 2009-01-19 2009-01-19 符号化装置及びその制御方法、コンピュータプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009009362A JP5087016B2 (ja) 2009-01-19 2009-01-19 符号化装置及びその制御方法、コンピュータプログラム

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2010166533A JP2010166533A (ja) 2010-07-29
JP2010166533A5 JP2010166533A5 (ja) 2012-03-01
JP5087016B2 true JP5087016B2 (ja) 2012-11-28

Family

ID=42582317

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009009362A Active JP5087016B2 (ja) 2009-01-19 2009-01-19 符号化装置及びその制御方法、コンピュータプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5087016B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8982964B2 (en) 2010-09-16 2015-03-17 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Image decoding device, image coding device, methods thereof, programs thereof, integrated circuits thereof, and transcoding device
CN106791878B (zh) * 2010-12-07 2019-05-14 索尼公司 图像处理设备和图像处理方法
WO2013034649A1 (en) * 2011-09-09 2013-03-14 Panasonic Corporation Low complex deblocking filter decisions
AR092786A1 (es) * 2012-01-09 2015-05-06 Jang Min Metodos para eliminar artefactos de bloque
JP6003803B2 (ja) * 2013-05-22 2016-10-05 株式会社Jvcケンウッド 動画像符号化装置、動画像符号化方法及び動画像符号化プログラム

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4270125B2 (ja) * 2004-12-16 2009-05-27 ソニー株式会社 データ処理装置、画像処理装置、それらの方法およびプログラム
JP2007274478A (ja) * 2006-03-31 2007-10-18 Toshiba Corp 画像処理装置、画像処理方法及び画像処理プログラム
JP2008124742A (ja) * 2006-11-10 2008-05-29 Sony Corp 画像処理装置、画像処理方法、およびプログラム
JP4395174B2 (ja) * 2007-04-19 2010-01-06 日本電信電話株式会社 動画像符号化方法,動画像並列符号化用符号化器,動画像並列符号化方法,動画像並列符号化装置,それらのプログラム,およびそれらのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010166533A (ja) 2010-07-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2694013C1 (ru) Усовершенствованное кодирование с внутрикадровым предсказанием с использованием планарных представлений
JP5002286B2 (ja) 画像符号化装置、画像符号化方法、プログラム及び記憶媒体
JP5158003B2 (ja) 画像符号化装置と画像符号化方法およびコンピュータ・プログラム
SE1850159A2 (sv) Förfarande för att utse ett kandidatblock för fusion samt en anordning för tillämpning av detta förfarande
KR20210077799A (ko) 부호화 장치, 부호화 방법 및 프로그램
JP5893346B2 (ja) 画像符号化装置、画像符号化方法及びプログラム、画像復号装置、画像復号方法及びプログラム
JP5995583B2 (ja) 画像符号化装置、画像復号装置、画像符号化方法、画像復号方法、及びプログラム
JP5087016B2 (ja) 符号化装置及びその制御方法、コンピュータプログラム
JP4939273B2 (ja) 画像符号化装置及び画像符号化方法
JP2007013298A (ja) 画像符号化装置
JP2008154060A (ja) 動画像符号化装置
JP2024019495A (ja) 画像符号化装置、画像復号装置、画像符号化方法、画像復号方法
JP2024019496A (ja) 画像符号化装置、画像復号装置、画像符号化方法、画像復号方法
KR20180096194A (ko) 변환 계수 부호화 및 복호화 장치와 이를 구비하는 부호화 장치 및 복호화 장치
JP2014127832A (ja) 画像符号化装置、画像符号化方法、及びコンピュータプログラム
JP2010141513A (ja) 演算装置及び動画像符号化装置
JP5078852B2 (ja) 動画像符号化装置及び動画像符号化方法
JP7359653B2 (ja) 動画像符号化装置
WO2020184263A1 (ja) 画像復号装置、画像復号方法及びプログラム
JP2010035025A (ja) 符号化装置およびその方法
JP5518224B2 (ja) 符号化装置、符号化方法及びプログラム
WO2016047375A1 (ja) 動画像符号化装置、動画像復号装置、および動画像符号化・復号化方法
JP5206070B2 (ja) 復号装置および復号方法
JP5389205B2 (ja) 画像符号化装置、画像符号化方法、プログラム及び記憶媒体
JP5937926B2 (ja) 画像符号化装置、画像復号装置、画像符号化プログラム及び画像復号プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120117

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120117

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120731

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120810

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120907

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5087016

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150914

Year of fee payment: 3