JP5361577B2 - 映像復号化装置及び映像復号化方法 - Google Patents
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以下、本発明の第1の実施形態について図面を参照しながら説明する。
図1は、本実施形態において、MPEG−4 AVC方式で符号化された符号化データを復号化する映像復号化装置100の構成例を示すブロック図である。なお、本実施形態の映像復号化装置100は、例えばコンテキスト適応型2値算術符号化(CABAC:Context-based Adaptive Binary Arithmetic Coding)でエントロピー符号化されたデータを復号化する。また、映像復号化装置100へ入力される符号化データは、プログレッシブ画像が1フレーム・1スライスであり、CABACにより符号化されたバイトストリーム・フォーマットであるものとする。エントロピー符号化方式としてはCABACに限らず、CAVLC(Context-based Adaptive Variable Length Coding)等の別の方式に適用してもよい。
図3に示す数値はフレーム時間単位であり、参照画像であるIスライスやPスライスと非参照画像であるBスライスとでは符号量が大きく異なるため、処理時間も大きく異なっている。以下、入力される映像符号化データの各スライスに対する算術復号化が図3に示すような処理時間を要する映像符号化データを例に説明する。このように、エントロピー復号化処理部103は、2GOP周期で平均化して算術復号化処理を行うものとする。一方、予測復号化処理部106は、1フレーム時間内に1フレームの予測復号化処理が連続して可能であるものとする。
図4において、横軸は時間を示しており、グリッドはフレーム時間単位を示している。また、枠401内の番号は先頭からのフレーム番号を示している。図4に示す例では、1GOP目(15フレーム分)の算術復号化処理が18フレーム時間で完了し、2GOP目(15フレーム分)の算術復号化処理が12フレーム時間で完了する。このように、2GOPの処理を30フレーム時間かけて処理する。
図5に示す例では、2GOP目における先頭のIスライス(フレーム番号15)に対する予測復号化処理を2値化データのアンダーフローなく行うようにすれば、2値化データのアンダーフローは生じない。そこで、3フレーム以上(図5では処理時間にして6フレーム時間単位分)のエントロピー復号化処理を先行して行い、2値化データをメモリ105に格納してからフレーム時間単位で予測復号化処理を開始する。
以下、本発明の第2の実施形態について図面を参照しながら説明する。
図6は、本実施形態における映像復号化装置600の構成例を示すブロック図である。
本実施形態に係る映像復号化装置600は、第1の実施形態に示した図1の映像復号化装置100と比較して基本となる構成は同様である。異なる点は、エントロピー復号化処理部603により書き込まれ、予測復号化処理部606により読み出される共有のメモリ605に格納された2値化データの追い越し防止制御部608を備えている点である。本実施形態では、第1の実施形態と共通する構成の説明は省略し、エントロピー復号化処理部603及び予測復号化処理部606の追い越し防止制御について説明する。
図8において、「mem_adr」信号801は、メモリ105に対する読み出し先、又は書き込み先のアドレスを示す信号であり、「mem_req」信号802は、メモリ・アクセス要求を示す信号である。また、「mem_gnt」信号803は、メモリ・アクセス要求に対するメモリ・アクセス許可信号である。さらに、「mem_ena」信号804は、メモリ605に転送するのに有効な区間を示す信号であり、実際のデータの転送はこの区間に行われる。
前述した本発明の実施形態における映像復号化装置を構成する各手段、並びに映像復号化方法の各工程は、コンピュータのRAMやROMなどに記憶されたプログラムが動作することによって実現できる。このプログラム及び前記プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体は本発明に含まれる。
Claims (7)
- 符号化データに対して所定の複数枚のフレーム期間に対応する周期で平均化して算術復号化を行い、中間データとなる2値化データを生成する第1の復号化手段と、
前記第1の復号化手段により生成された2値化データを格納する格納手段と、
所定フレーム数以上の前記2値化データが前記格納手段に格納されてから、映像の垂直同期タイミングに従って、復号対象のフレームの2値化データを前記格納手段から読み出して復号化し、2値化データを復号化して得られたデータを画面内予測または画面間予測による予測復号化をすることで、画像データを生成する第2の復号化手段とを備えることを特徴とする映像復号化装置。 - 前記格納手段は、前記第2の復号化手段により生成された画像データをも格納することを特徴とする請求項1に記載の映像復号化装置。
- 前記格納手段における、前記第1の復号化手段によって生成された2値化データの書き込みアドレスと、前記第2の復号化手段によって用いられる2値化データの読み出しアドレスとを比較する比較手段と、
前記比較手段による比較結果に応じて、前記第1の復号化手段による算術復号化処理を停止、又は再開するように制御する制御手段とをさらに備えることを特徴とする請求項1または2に記載の映像復号化装置。 - 前記所定の複数枚のフレーム期間に対応する周期は、前記符号化データの30フレーム時間に対応する周期であることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の映像復号化装置。
- 符号化データに対して所定の複数枚のフレーム期間に対応する周期で平均化して算術復号化を行い、中間データとなる2値化データを生成する第1の復号化工程と、
前記第1の復号化工程において生成された2値化データを格納手段に格納する格納工程と、
所定フレーム数以上の前記2値化データが前記格納手段に格納されてから、映像の垂直同期タイミングに従って、復号対象のフレームの2値化データを前記格納手段により読み出して復号化し、2値化データを復号化して得られたデータを画面内予測または画面間予測による予測復号化をすることで、画像データを生成する第2の復号化工程とを備えることを特徴とする映像復号化方法。 - 符号化データに対して所定の複数枚のフレーム期間に対応する周期で平均化して算術復号化を行い、中間データとなる2値化データを生成する第1の復号化工程と、
前記第1の復号化工程において生成された2値化データを格納手段に格納する格納工程と、
所定フレーム数以上の前記2値化データが前記格納手段に格納されてから、映像の垂直同期タイミングに従って、復号対象のフレームの2値化データを前記格納手段により読み出して復号化し、2値化データを復号化して得られたデータを画面内予測または画面間予測による予測復号化をすることで、画像データを生成する第2の復号化工程とをコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。 - 請求項6に記載のプログラムを記憶したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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