JP6222627B2 - 吸収性物品 - Google Patents

吸収性物品 Download PDF

Info

Publication number
JP6222627B2
JP6222627B2 JP2012257591A JP2012257591A JP6222627B2 JP 6222627 B2 JP6222627 B2 JP 6222627B2 JP 2012257591 A JP2012257591 A JP 2012257591A JP 2012257591 A JP2012257591 A JP 2012257591A JP 6222627 B2 JP6222627 B2 JP 6222627B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
skin contact
contact surface
surface side
intermediate sheet
groove
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012257591A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014104036A (ja
Inventor
石黒 健司
健司 石黒
好美 山下
好美 山下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kao Corp filed Critical Kao Corp
Priority to JP2012257591A priority Critical patent/JP6222627B2/ja
Publication of JP2014104036A publication Critical patent/JP2014104036A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6222627B2 publication Critical patent/JP6222627B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は吸収性物品に関する。
生理用ナプキン、パンティーライナ、使い捨ておむつといった吸収性物品は通常着用者の肌に直接当てて使用される。この場合特に、肌荒れのしやすいようなところに用いられることが多く、しかも長時間にわたって着用されることがある。そのため液の透過性が速く、液残りの少ないドライ感に優れたものが望まれる。他方、この種の吸収性物品には基本的な機能として液吸収性および液保持性が要求される。
従来の吸収性物品としては、表面シートと、多数の小吸収部を有する吸収体との間に、厚さが一定の中間シートを配することで、吸収部が位置していない部位での液残りが起きづらい吸収性物品が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。
また、吸収体が肌当接面からみた平面視において分立した複数の小吸収部により構成され、吸収体と表面シートとの間には液体に接触し濡れることで伸長する伸長性シートが配設され、小吸収部間の形状にそって厚さが一定の伸長性シートが挿入されている吸収性物品が開示されている(例えば、特許文献2参照。)。
特開2009−172363号公報 特開2011−135921号公報
しかしながら、液の量が多くなると、中間シートだけでは液を保持できなくなり、表面シートに液が残る可能性があった。また、小吸収部間に伸長性シートが挿入されている構成では、伸長性シートの上面が窪み、表面シートから離れることになる。すなわち、表面シートと伸長シートの間に空隙ができ、それによって液の透過性が低下する可能性や、液残りが発生する可能性があった。
本発明は、液の透過性が低下することや液残りが発生するという問題を解決することに関する。
本発明は、肌当接面側に配置される表面シート、非肌当接面側に配置される裏面シート、およびそれらの間に吸収体を有し、前記吸収体は肌当接面側に溝を有し、少なくとも、前記溝上に中間シートを備え、前記中間シートは、前記吸収体の肌当接面側の面に接する平面部と、前記溝内に入り込んでいる凸部とを有している吸収性物品を提供する。
本発明の吸収性物品によれば、液の透過性が低下することや液残りが発生するという問題を解決することができる。よって、肌荒れのしやすいようなところに用いることができ、しかも長時間にわたって着用しても、ドライ感に優れている。
本発明の吸収性物品の好ましい一実施形態(第1実施形態)を示した図面であり、(a)は第1実施形態の吸収性物品の断面図であり、(b)は第1実施形態の吸収体の平面図である。 中間シートにおける液体吸収を模式的に示した断面図である。 本発明の吸収性物品の第2実施形態を示した図面であり、(a)は第2実施形態の吸収性物品の断面図であり、(b)は第2実施形態の吸収体の平面図である。 本発明の吸収性物品の第3実施形態を示した図面であり、(a)は第3実施形態の吸収性物品の断面図であり、(b)は第3実施形態の吸収体の平面図である。 本発明の吸収性物品の第4実施形態を示した図面であり、(a)は第4実施形態の吸収性物品の断面図であり、(b)は第4実施形態の吸収体の平面図である。 (a)は実施例で用いた吸収性物品、(b)及び(c)は比較例で用いた吸収性物品を模式的に示した断面図である。
本発明に係る吸収性物品の好ましい一実施形態(第1実施形態)について、図1および図2を参照しながら、以下に説明する。なお、以下に説明する各実施形態で参照する断面図では、表面シートおよび吸収体のハッチングの記載を省略している。
図1に示すように、本発明の吸収性物品100(100a)は以下に説明する基本構成を有する。すなわち、肌当接面側に配置される液透過性の表面シート1と、非肌当接面側に配置される液不透過性の裏面シート2と、表面シート1と裏面シート2との間に介在される液保持性を有する吸収体(吸収性コアともいう。)3と、を有する吸収性本体4を備えている。
上記吸収体3には、溝5が配されている。この溝5は、吸収体3を厚さ方向に貫通するもので、吸収性本体4の幅方向(x方向)中央で長手方向(y方向)に配されている。すなわち、吸収性物品100の排尿領域Aに相当する位置を通るように配されている。
さらに、少なくとも、吸収体3の溝5上には中間シート6が配されている。具体的には、中間シート6は、肌当接面側Z1が平面6sを成し、非肌当接面側Z2の面の一部に凸形状6tを有し、この凸形状6tが溝5の肌当接面側Z1から非肌当接面側Z2に向かって存在している。すなわち、中間シート6は、肌当接面側Z1から溝5を覆うように吸収体3上に配され、凸形状6tが溝5の内部に入り込んで配されている。また、中間シート6は、吸収体3の肌当接面側Z1の面に接する平面部61と、溝5側に凸形状6tを成す凸部62とを有し、平面部61の方が凸部62よりも密度が高くなっている。さらに凸部62の厚さが、平面部61よりも厚くなっている。
吸収体3にはそれを包むコアラップシート7が配され、コアラップシート7と吸収体3との間に上記中間シート6が配されている。中間シート6は、溝5の縁部における吸収体3に接着されている。具体的には、非肌当接面側の平面部61と凸部62の境界付近で溝5の縁部の吸収体3に接触して接着されている。この接着には、例えばホットメルト接着剤8が用いられる。なお、平面部61も吸収体3と接着されていてもよい。ホットメルト接着剤8の塗工方法は限定されるものではなく、例えばスパイラル状に塗工されても、複数本の筋状に塗工されてもよい。
表面シート1と裏面シート2とは、吸収性物品100の側部において、不織布で構成されるサイドシート9を介して接合されている。そして、サイドシート9の表面シート1側の縁部は、表面シート1側に折り返され、その折り返し部分の内部に弾性体10が配されている。この弾性体10は、図示していないホットメルト接着剤等の接着手段によってサイドシート9に接着されている。
上記吸収性本体4は通常この種のおむつ等に用いる材料を使用することができ、特に限定されるものではない。
表面シート1は、液透過性不織布で形成されることが好ましい。液透過性不織布としては、エアスルー不織布、ポイントボンド不織布、スパンボンド不織布、スパンレース不織布、立体賦形不織布と呼ばれている不織布で、その繊維がポリプロピレンの単繊維や、ポリプロピレンとポリエチレンの複合繊維、ポリエチレンテレフタレートとポリエチレンの複合繊維等で親水化処理が施された繊維が好ましく使用できる。
裏面シート2は、防水性があり透湿性を有していれば特に限定されない。例えば疎水性の熱可塑性樹脂と、炭酸カルシウム等からなる微小な無機フィラーまたは相溶性のない有機高分子等とを溶融混練してフィルムを形成し、該フィルムを一軸または二軸延伸して得られる多孔性フィルムが挙げられる。熱可塑性樹脂としては、ポリオレフィンが挙げられる。該ポリオレフィンとしては、高〜低密度ポリエチレン、線状低密度ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブテン等が挙げられ、これらを単独でまたは混合して用いることができる。
吸収体3には、例えば、繊維集合体またはこれと吸収性ポリマーとを併用させたもの等を用いることができる。繊維集合体を構成する繊維としては、パルプ繊維等の親水性天然繊維や、合成繊維(好ましくは親水化処理を施したもの)等を用いることができる。坪量は特に限定されないが、150g/m以上が好ましく、そして、500g/m以下が好ましい。
中間シート6は、排泄された液の引き込みおよび拡散機能や保持機能を有するもの、液戻り量を軽減するもの、吸水性ポリマーの漏れを抑制するもの、吸収体の崩れを抑制するもの等が用いられる。
そのような性能を有するシートとしては、例えば親水性を有する繊維を含むか、もしくは親水性油剤等で処理した繊維を含む不織布やフィルム、または多孔質体等が挙げられる。中間シート用の繊維の例として、(1)針葉樹クラフトパルプ、広葉樹クラフトパルプ等の木材パルプや木綿パルプ、ワラパルプ等の非木材パルプ等の天然セルロース繊維、(2)レーヨン、キュプラ等の再生セルロース繊維、(3)ポリビニルアルコール繊維、ポリアクリロニトリル繊維等の親水性合成繊維、(4)ポリエチレンテレフタレート(PET)繊維、ポリエチレン(PE)繊維、ポリプロピレン(PP)繊維、ポリエステル繊維等の合成繊維を界面活性剤により親水化処理したもの等が挙げられ、これらの1種を単独でまたは2種以上を混合して用いることができる。
さらに中間シート6としては、例えば、不織布、パルプ積繊体等の嵩のあるものを用いることが好ましい。不織布としては、例えば、エアスルー不織布、ケミカルボンド不織布、サーマルボンド不織布、エアレイド不織布、スパンレース不織布、スパンボンド不織布、メルトブローン不織布、ニードルパンチ不織布、ステッチボンド不織布等が挙げられる。
特に、ある程度の厚さ、すなわち、ある程度の坪量を有するもので、例えばエアスルー不織布が好ましい。
例えば、厚さは、凸形状6tが溝5の内部に入り込むという観点で0.3mm以上、好ましくは0.5mm以上、さらに好ましくは0.8mm以上である。そして、不織布内部に液を残らせないという観点で2.5mm以下、好ましくは2.0mm以下、さらに好ましくは1.8mm以下である。具体的には、0.3〜2.5mm、好ましくは0.5〜2.0mm、さらに好ましくは0.8〜1.8mmである。
また坪量は、凸形状6tが溝5の内部に入り込むという観点で15g/m以上、好ましくは18g/m以上、さらに好ましくは20g/m以上である。そして、不織布内部に液を残存させないという観点で40g/m以下、好ましくは30g/m以下、さらに好ましくは25g/m以下である。具体的には、15〜40g/m、好ましくは18〜30g/m、さらに好ましくは20〜25g/mである。
これらのシートは単層の状態でもよく、あるいは複数層が積層されて1枚のシートとなっている多層構造のものでもよい。また、伸縮性を有するシートとして、例えば弾性樹脂を含む繊維を構成繊維として含む不織布(弾性不織布)や、弾性樹脂を含むフィルム(弾性フィルム)や、発泡などの手段によって構造中に3次元ネットワークを形成させた弾性樹脂からなる弾性多孔質体などでもよい。
コアラップシート7には、おむつ等の吸収性物品に従来から用いられているのと同様な不織布を用いることができる。特に液透過性の不織布を用いることが好ましく、例えば、スパンボンド不織布、スパンボンド−メルトブローン−スパンボンド不織布、スパンボンド−メルトブローン−メルトブローン−スパンボンド不織布、ニードルパンチ不織布、スパンレース不織布、エアスルー不織布が挙げられる。
上記中間シート6の凸形状6tを有する凸部62は、溝5の内部に入り込んでいればよい。したがって、上記凸部62は、溝幅方向の断面形状が、肌当接面側から非肌当接面方向に突出する山形、台形、矩形または三角形等を成していて、角部は丸みが付いていてもよい。
また、輪郭がはっきりとした凸形状6tでなくともよい。凸形状6tとなる凸部62が一定の密度以上であれば複数本の繊維が入り込んだ状態であってもよい。その入り込み量は、特に規定はしないが、凸部の繊維が溝5の壁部に接しており吸収体3へ液の移行がスムーズに行われるだけの量として、少なくとも複数本の繊維が0.1mm以上溝5に入り込む必要である。
また、平面部61の密度は、液移行性という観点から、0.01g/cm以上、好ましくは0.013g/cm以上、さらに好ましくは0.015g/cm以上である。そして0.03g/cm以下、好ましくは0.025g/cm以下、さらに好ましくは0.02g/cm以下である。具体的には、0.01〜0.03g/cm、好ましくは0.013〜0.025g/cm、さらに好ましくは0.015〜0.02g/cmである。
一方、液透過性および液残り性という観点から、凸部62の密度は、0.005g/cm以上、好ましくは0.008g/cm以上、さらに好ましくは0.01g/cm以上である。そして0.02g/cm以下、好ましくは0.018g/cm以下、さらに好ましくは0.015g/cm以下である。具体的には、0.005〜0.02g/cm、好ましくは0.008〜0.018g/cm、さらに好ましくは0.01〜0.015g/cmである。
そして、平面部61と凸部62の密度差は、0.001g/cm以上、好ましくは0.002g/cm以上、さらに好ましくは0.005g/cm以上である。そして0.02g/cm以下、好ましくは0.015g/cm以下、さらに好ましくは0.01g/cm以下である。具体的には、0.001〜0.02g/cm、好ましくは0.002〜0.015g/cm、さらに好ましくは0.005〜0.01g/cmである。
上記液透過性とは、供給された液が中間シートを厚さ方向に透過する時間で規定され、透過時間は短いほうが好ましい。上記液残り性とは、中間シート6上に所定量の液体を供給した際の表面上に残る液量で規定され、残る液量が少ないほど好ましい。
次に吸収性物品100の液の吸収について、図2を参照して説明する。
図2(a)に示すように、上記吸収性物品100に液Lが供給されると、表面シート1、図示しないコアラップシートを通過し、中間シート6に到達する。そして図2(b)に示すように、中間シート6に達した液Lの一部は、中間シート6の密度が疎な凸部62を通過し、吸収体3に引き込まれる。また図2(c)に示すように、液Lの残りの部分は、密度が疎な凸部62から密度が密な平面部61に移行し、さらに吸収体3に吸収されていく。このため、中間シート6の肌当接面側Z1に液残りが生じることがないので液残り性に優れる。また、凸部62の密度が疎であるため液透過性に優れる。
一方、図2(d)に示すように、中間シート6の肌当接面側Z1に窪み6hが生じていると、その窪み6hによって表面シート1との間に空間ができる。このため、この部分に液Lが溜まり、液残りを生じる。
次に、吸収体3に溝5が複数配されている一例として、第2実施形態を、図3を参照して以下に説明する。
図3に示すように、第2実施形態の吸収性物品100(100b)は、第1実施形態の吸収性物品100aにおいて、その長手方向に平行に2本の溝5(5a、5b)を配した構成であり、この2本の溝5の少なくとも一部は、吸収性物品100の排尿領域Aを通るように配されている。また、溝5は、第1実施形態と同様に吸収体3を貫通して配されている。この第2実施形態では、2本の溝5を配したが、3本またはそれ以上の溝5を配してもよい。そして前記第1実施形態と同様に、上記中間シート6は、肌当接面側Z1は平面6sを成し、非肌当接面側Z2は各溝5に入り込んだ凸形状6tを有している。
また、中間シート6は、吸収体3の肌当接面側Z1の面に接する平面部61と、溝5側に凸形状6tを成す凸部62とを有し、平面部61の方が凸部62よりも密度が高くなっている。さらに凸部62の厚さが、平面部61よりも厚くなっている。
その他の構成は、前述の第1実施形態の吸収性物品100aと同様である。
上記第2実施形態では、吸収体3に複数本、例えば図示例のように2本の溝5を配したことにより、中間シート6の液透過性が高められ、中間シート6の肌当接面側における液残りがなくなる。
次に、吸収体3に溝5が縦横に連続して配されている一例として、第3実施形態を、図4を参照して以下に説明する。なお、本明細書において「縦横」とは、x方向およびy方向のみならず、x方向またはy方向に対して斜め方向も含むものとする。また、縦方向と横方向が必ずしも直交している必要はなく、角度を持って交差していればよい。
図4に示すように、第3実施形態の吸収性物品100(100c)は、第1実施形態の吸収性物品100aにおいて、縦横に連続した溝5を配した構成であり、この溝5の少なくとも一部は、吸収性物品100の排尿領域Aを通るように配されている。言い換えれば、吸収体3は、分立した複数の吸収部31からなり、例えば長手方向の各吸収部31の配列は吸収体3の長手方向半個分ずれて配されている。したがって、各吸収部31間が上記溝5になる。
なお、本明細書において「分立した」とは本実施形態のような各吸収部が分断されて個々に独立した状態のものだけでなく、断面視して、溝5の底部において互いの吸収部31が連結された連続体で構成されているが機能的に独立した状態を含むものとする。
また、平面視における上記溝5の形態は、図示したような構成であっても、格子であっても、斜め格子であっても、さらにはそれらのいくつかを組み合わせた形態であってもよい。
そして前述した第1実施形態と同様に、上記中間シート6は、肌当接面側Z1は平面6sを成し、非肌当接面側Z2は、各溝5に入り込んだ凸形状6tを有している。
また、中間シート6は、吸収体3の肌当接面側Z1の面に接する平面部61と、溝5側に凸形状6tを成す凸部62とを有し、平面部61の方が凸部62よりも密度が高くなっている。さらに凸部62の厚さが、平面部61よりも厚くなっている。
その他の構成は、前述の第1実施形態の吸収性物品100aと同様である。
上記第3実施形態では、吸収体3に縦横に連続した溝5を配したことにより、中間シート6の液透過性が高められ、また吸収体内の液拡散性が高められることで中間シート6の肌当接面側Z1における液残りがなくなる。
次に、吸収体3に吸収体3を貫通しない溝5が配されている一例として、第4実施形態を、図5を参照して以下に説明する。
図5に示すように、第4実施形態の吸収性物品100(100d)は、第1実施形態の吸収性物品100aにおいて、溝5が吸収体3を厚さ方向に貫通せず吸収体3の一部が溝5の底部を成す構成であり、溝5の一部分が吸収性物品100の排尿領域Aを通るように配されている。そして前述の第1実施形態と同様に、上記中間シート6は、肌当接面側は平面6sを成し、非肌と接面側は、各溝5に入り込んだ凸形状6tを有している。この凸形状6tは、溝5の底部に接触していても、していなくともよいが、液透過性という観点から好ましくは接触していないほうがよい。
その他の構成は、前述の第1実施形態の吸収性物品100aと同様である。
上記第4実施形態では、溝5の底部が吸収体3の一部で構成されていることから、吸収体のよれの防止の効果が期待できる。
次に、本発明の吸収性物品は、以下のような製造方法で作製することができる。
前記図1に示すように、例えば、溝5が配された吸収体3上に中間シート6を重ね、それをコアラップシート7で包み、肌当接面側のコアラップシート7上に表面シート1を載せた状態で、加圧ロールによって圧力をかけ、吸収体3上の中間シート6を押しつぶして薄くし、それによって中間シート6の平面部61の密度を高める。一方、吸収体3の溝5上の中間シート6は、吸収体3からの反力を受けないため、溝側の部分が溝5内に入り込む。このため、中間シート6の溝5に対応する部分、すなわち凸部62は、吸収体3上の部分、すなわち平面部61より密度が高くならない。このようにして、溝5に対応した位置に中間シート6の凸形状6tが配され、吸収体3上の中間シート6の平面部61が、溝5上の中間シート6の凸部62よりも高い密度に作製される。
上述した実施形態および実施態様に関し、さらに以下の付記を開示する。
<1>肌当接面側に配置される表面シート、非肌当接面側に配置される裏面シート、およびそれらの間に吸収体を有し、
前記吸収体は肌当接面側に溝を有し、
少なくとも、前記溝上に中間シートを備え、
前記中間シートは、前記吸収体の肌当接面側の面に接する平面部と、前記溝内に入り込んでいる凸部とを有している吸収性物品。
<2>前記中間シートと前記溝の縁部が接着されている<1>に記載の吸収性物品。
<3>前記中間シートは、前記平面部の方が前記凸部よりも密度が高い<1>または<2>に記載の吸収性物品。
<4>前記中間シートは前記凸部の厚さが、前記平面部よりも厚い<3>に記載の吸収性物品。
<5>肌当接面側から見た平面視において前記溝の位置に前記凸部が一致して配されている<3>または<4>に記載の吸収性物品。
<6>前記吸収体に前記溝が複数配されている<1>〜<5>のいずれか1に記載の吸収性物品。
<7>前記吸収体に前記溝がその長手方向に平行に2本以上、好ましくは3本以上配されている<6>に記載の吸収性物品。
<8>前記吸収体に前記溝が縦横に連続して配されている<1>〜<5>のいずれか1に記載の吸収性物品。
<9>前記吸収体は、分立した複数の吸収部からなる<8>に記載の吸収性物品。
<10>前記中間シートは、前記吸収体を包むコアラップシートと前記吸収体との間に配されている<1>〜<9>のいずれか1に記載の吸収性物品。
<11>前記吸収体は、150g/m以上、そして、500g/m以下の坪量の繊維集合体を含む<1>〜<10>のいずれか1に記載の吸収性物品。
<12>前記中間シートは親水性を有する繊維を含む<1>〜<11>のいずれか1に記載の吸収性物品。
<13>前記中間シート用の繊維として、(1)針葉樹クラフトパルプ、広葉樹クラフトパルプ等の木材パルプや木綿パルプ、ワラパルプ等の非木材パルプ等の天然セルロース繊維、(2)レーヨン、キュプラ等の再生セルロース繊維、(3)ポリビニルアルコール繊維、ポリアクリロニトリル繊維等の親水性合成繊維、(4)ポリエチレンテレフタレート(PET)繊維、ポリエチレン(PE)繊維、ポリプロピレン(PP)繊維、ポリエステル繊維等の合成繊維を界面活性剤により親水化処理したもの、から選ばれる、1種を単独でまたは2種以上を混合して用いる<12>に記載の吸収性物品。
<14>前記中間シートは、親水性油剤等で処理した繊維を含む不織布やフィルム、または多孔質体である<1>〜<13>のいずれか1に記載の吸収性物品。
<15>前記中間シートは、エアスルー不織布、ケミカルボンド不織布、サーマルボンド不織布、エアレイド不織布、スパンレース不織布、スパンボンド不織布、メルトブローン不織布、ニードルパンチ不織布、ステッチボンド不織布から選ばれる不織布である<1>〜<14>のいずれか1に記載の吸収性物品。
<16>前記中間シートは、エアスルー不織布である<15>に記載の吸収性物品。
<17>前記中間シートの厚さは、0.3mm以上、好ましくは0.5mm以上、より好ましくは0.8mm以上である<1>〜<16>のいずれか1に記載の吸収性物品。
<18>前記中間シートの厚さは、2.5mm以下、好ましくは2.0mm以下、より好ましくは1.8mm以下である<1>〜<17>のいずれか1に記載の吸収性物品。
<19>前記中間シートの坪量は、15g/m以上、好ましくは18g/m以上、より好ましくは20g/m以上である<1>〜<18>のいずれか1に記載の吸収性物品。
<20>前記中間シートの坪量は、40g/m以下、好ましくは30g/m以下、より好ましくは25g/m以下である<1>〜<19>のいずれか1に記載の吸収性物品。
<21>前記中間シートの平面部の密度は、0.01g/cm以上、好ましくは0.013g/cm以上、より好ましくは0.015g/cm以上である<1>〜<20>のいずれか1に記載の吸収性物品。
<22>前記中間シートの平面部の密度は、0.03g/cm以下、好ましくは0.025g/cm以下、より好ましくは0.02g/cm以下である<1>〜<21>のいずれか1に記載の吸収性物品。
<23>前記中間シートの凸部の密度は、0.005g/cm以上、好ましくは0.008g/cm以上、より好ましくは0.01g/cm以上である<1>〜<22>のいずれか1に記載の吸収性物品。
<24>前記中間シートの凸部の密度は、0.02g/cm以下、好ましくは0.018g/cm以下、より好ましくは0.015g/cm以下である<1>〜<23>のいずれか1に記載の吸収性物品。
<25>前記中間シートの平面部と凸部の密度差は、0.001g/cm以上、好ましくは0.002g/cm以上、より好ましくは0.005g/cm以上である<1>〜<24>のいずれか1に記載の吸収性物品。
<26>前記中間シートの平面部と凸部の密度差は、0.02g/cm以下、好ましくは0.015g/cm以下、より好ましくは0.01g/cm以下である<1>〜<25>のいずれか1に記載の吸収性物品。
<27>前記溝は、前記吸収体を厚さ方向に貫通する<1>〜<26>のいずれか1に記載の吸収性物品。
<28><1>〜<27>のいずれか1に記載の吸収性物品の製造方法であって、
溝が配された吸収体上に中間シートを重ね、それをコアラップシートで包み、肌当接面側のコアラップシート上に表面シートを載せた状態で、加圧ロールによって圧力をかける吸収性物品の製造方法。
以下に、上述の第1実施形態の吸収性物品の実施例および比較例に基づき本発明をさらに詳細に説明する。本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
本発明における吸収性物品の一例として、前記図1に示す吸収性物品100を用いて評価を行った。
吸収性物品100の吸収性本体4は、長さ190mm、幅70mmの平面視において略長円形の外観形状を有している。
[実施例1]
表面シート1には、親水性油剤で処理された繊度2.4dtexのPET/PE芯鞘繊維を、エアスルー法により作製した坪量25g/mの不織布を用いた。
裏面シート2には、ポリエチレン製の坪量が20g/mの透湿シートを使用した。
吸収体3には、前記図1に示したもので、パルプと吸収性ポリマーが混合状態で配された厚さが4.0mmのものを用いた。また吸収体3には、吸収体3を貫通する溝5が、幅10mm、長さ60mmに配されている。
中間シート6は、平面部61の厚さが1.4mm、密度が0.018g/cm、凸部62の厚さが2.3mm、密度が0.01g/cmであり、エアスルー法により作製された親水処理が施された繊度2.4dtexのPET/PE芯鞘繊維の不織布をローラ加圧により作製したものを用いた。
[比較例1]
中間シート6に、吸収体3および溝5上に凸部を有しない厚さ2.1mm、密度0.012g/cmの平面部61のみで構成されたものを用いた以外、実施例1と同様の構成とした。
[比較例2]
中間シート6に、溝5上の肌当接面側が凹状に窪み、非肌当接面側が凸状に出っ張った厚さ2.3mm、密度0.01g/cmに構成されたものを用いた以外、実施例1と同様の構成とした。
次に、測定方法および評価方法を説明する。
<厚さの測定法>
測定台に直径56.4mm、質量12.5gの円形プレートを載置する。載置した状態での円形プレートの上面の位置を測定の基準点Aとする。次に円形プレートを取り除き、測定台に測定対象となる直径25mmのサンプルを置き、その上に円形プレートを再び載置する。この状態での円形プレート上面の位置をBとする。AとBとの差から0.5cN/cm圧力下での不織布の厚みを求める。測定機器にはレーザ変位計((株)キーエンス製、CCDレーザ変位センサーLK−080)を用いた。
<坪量の測定法>
測定したい部位(表面材、吸収体、高坪量部、低坪量部)を10cm×10cmに切断し、その部位の質量を測定することで求めた。なお、10×10cmに切り取れない部位においては2×2cmに切断して求めた。
<密度の測定法>
密度は、測定したい部位の坪量を上述の方法で測定し、前述の方法で測定した厚さで割り算して求めた。
<液透過性の測定法および評価方法>
水平に拡げたパッド(吸収性本体)上に、10cm四方の板の中央に内径45mmの円筒が付いた測定器(荷重14g/cm)を載せ、人工尿30gを円筒の中に入れ、入れ始めてから液が表面からなくなるまでの時間をストップウォッチで計測し、液透過時間とする。荷重を14g/cmとしたのは体荷重を想定してのことである。液透過時間が17秒未満の場合は液透過性が優れているとしてAと表し、液透過時間が17秒以上の場合は液透過性が劣るとしてBと表した。液透過性が劣る場合、液残り量が悪化する上、尿がパッドから溢れて漏れる可能性がある。
人工尿の組成は、尿素1.94質量%、塩化ナトリウム0.795質量%、硫酸マグネシウム0.11質量%、塩化カルシウム0.062質量%、硫酸カリウム0.197質量%、赤色2号(染料)0.010質量%、イオン交換水96.88質量%、ポリオキシエチレンラウリルエーテル(0.07%)であり、表面張力を53±1mN/m(23℃)に調整したものである。
<液残り量の測定法および評価方法>
パッド(吸収性本体)を水平に置き、表面シート側の面における吸収体の中央部に、人工尿30gを、5g/秒の速度で注入した。注入後10秒後に、市販のティッシュペーパー(日本製紙クレシア製:クリネックス(登録商標))2枚を縦115mm×横45mmになるように縦、横3回折ったものを載せた。さらにその上に圧力が0.4kPaになるように重りを載せて、5秒間加圧した。ティッシュペーパーを取り出し、加圧前後のティッシュペーパーの質量を測定して、液残り量とした。
液残り量が1600mg未満の場合、液残り量が少ないとしてAと表し、液残り量が1600mg以上2000mg未満の場合、液残り量が多いとしてBと表し、液残り量が2000mg以上の場合、液残り量が非常に多いとしてCと表した。液残り量が多い場合には、手で触ったときの感覚からして不快感を強く感じると予想される。
<凸部繊維の入り込み量の測定>
吸収性物品の溝部を含む領域の厚さ方向の断面を、光学顕微鏡により200〜500倍にて観測する。
上記各評価項目についての測定結果および評価結果を表1に示す。
Figure 0006222627
表1に示した評価結果から明らかなように、以下のような結果を得た。
実施例1は、液残り量が1590gであった。一方、比較例1は液残り量が1920mg多く、比較例2は2929mgと非常に多かった。
実施例1は、比較例1に比べ中間シート6が吸収体3の溝5に対応する位置に平面部61よりも密度が低い凸部62を配していることから、凸部62における液透過性が優れたものとなり、中間シート6の肌当接面側に供給された液を溝5内から吸収体3に素早く透過させることができる。さらに、平面部61が凸部62より密度が高いことから、凸部62から平面部61に液の移行が素早くでき、さらに平面部61から吸収体3への液の移行が円滑にできる。
よって、吸収性物品100は、液残り量が少なく液の移行が素早くできるので、肌荒れのしやすいようなところに用いることができ、しかも長時間にわたって着用しても、ドライ感に優れている。
1 表面シート
2 裏面シート
3 吸収体
4 吸収性本体
5 溝
6 中間シート
6s 平面
6t 凸形状
7 コアラップシート
10 吸収性物品
61 平面部
62 凸部
L 液

Claims (5)

  1. 肌当接面側に配置される表面シート、非肌当接面側に配置される裏面シート、およびそれらの間に吸収体を有し、
    前記吸収体は肌当接面側に溝を有し、
    少なくとも、前記溝上に中間シートを備え、
    前記中間シートは、肌当接面側の全面が平面をなし、前記吸収体の肌当接面側の面に接する平面部と、該中間シートの非肌当接面側の面の一部に有し該非肌当接面側の面から突出した凸形状が前記溝の肌当接面側から非肌当接面側に向かって前記溝内に入り込んでいる凸部とを有し
    前記中間シートと前記溝の縁部が接着されている吸収性物品。
  2. 肌当接面側に配置される表面シート、非肌当接面側に配置される裏面シート、およびそれらの間に吸収体を有し、
    前記吸収体は肌当接面側に溝を有し、
    少なくとも、前記溝上に中間シートを備え、
    前記中間シートは、肌当接面側の全面が平面をなし、前記吸収体の肌当接面側の面に接する平面部と、該中間シートの非肌当接面側の面の一部に有し該非肌当接面側の面から突出した凸形状が前記溝の肌当接面側から非肌当接面側に向かって前記溝内に入り込んでいる凸部とを有し
    前記中間シートは、前記平面部の方が前記凸部よりも密度が高い吸収性物品。
  3. 肌当接面側に配置される表面シート、非肌当接面側に配置される裏面シート、およびそれらの間に吸収体を有し、
    前記吸収体は肌当接面側に溝を有し、
    少なくとも、前記溝上に中間シートを備え、
    前記中間シートは、肌当接面側の全面が平面をなし、前記吸収体の肌当接面側の面に接する平面部と、該中間シートの非肌当接面側の面の一部に有し該非肌当接面側の面から突出した凸形状が前記溝の肌当接面側から非肌当接面側に向かって前記溝内に入り込んでいる凸部とを有し
    前記溝が複数配され、もしくは前記溝が縦横に連続して配され、肌当接面側から見た平面視において前記溝の少なくとも一部の位置に前記凸部が一致して配されている吸収性物品。
  4. 前記中間シートは前記凸部の厚さが、前記平面部よりも厚い請求項1〜3いずれか1項に記載の吸収性物品。
  5. 前記中間シートは、前記吸収体を包むコアラップシートと前記吸収体との間に配されている請求項1〜4のいずれか1項に記載の吸収性物品。
JP2012257591A 2012-11-26 2012-11-26 吸収性物品 Active JP6222627B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012257591A JP6222627B2 (ja) 2012-11-26 2012-11-26 吸収性物品

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012257591A JP6222627B2 (ja) 2012-11-26 2012-11-26 吸収性物品

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014104036A JP2014104036A (ja) 2014-06-09
JP6222627B2 true JP6222627B2 (ja) 2017-11-01

Family

ID=51026046

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012257591A Active JP6222627B2 (ja) 2012-11-26 2012-11-26 吸収性物品

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6222627B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6307380B2 (ja) * 2014-07-30 2018-04-04 花王株式会社 使い捨ておむつ

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4973325A (en) * 1987-11-20 1990-11-27 Kimberly-Clark Corporation Absorbent article having a fluid transfer member
CA1306081C (en) * 1987-11-20 1992-08-11 Earle Harry Sherrod Pad for absorption of human exudate with i-beam shape fluid transfer and reinforcement member
SE508400C2 (sv) * 1993-12-29 1998-10-05 Sca Hygiene Prod Ab Absorptionskropp i ett absorberande alster
JP4397746B2 (ja) * 2004-06-30 2010-01-13 大王製紙株式会社 吸収性物品
EP1634556B1 (en) * 2004-09-13 2019-06-12 The Procter & Gamble Company Absorbent articles with improved acquisition rate
JP5129447B2 (ja) * 2005-09-30 2013-01-30 ユニ・チャーム株式会社 吸収性物品
JP5566666B2 (ja) * 2009-11-13 2014-08-06 ユニ・チャーム株式会社 吸収性物品
WO2012086265A1 (ja) * 2010-12-24 2012-06-28 花王株式会社 吸収体および吸収性物品

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014104036A (ja) 2014-06-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN107635521B (zh) 吸收性物品
KR102313864B1 (ko) 흡수성 물품
JP5868110B2 (ja) 吸収性物品
JP4801035B2 (ja) 吸収性物品およびその製造方法
US8329978B2 (en) Absorbent product
JP6271186B2 (ja) 吸収性物品
JP2017038925A5 (ja)
JP5546441B2 (ja) 吸収性物品
JP4916282B2 (ja) 吸収性物品
JP6360595B2 (ja) 吸収性物品
JP4035470B2 (ja) 体液吸収性物品
JP2014100199A (ja) 吸収性物品
JP5123478B2 (ja) 吸収性物品
JP5766253B2 (ja) 吸収性物品
JP6840949B2 (ja) 吸収性物品
JP6002483B2 (ja) 吸収性物品
TWI763882B (zh) 吸收性物品的透液性薄片用不織布及不織布卷
JP6222627B2 (ja) 吸収性物品
JP5405798B2 (ja) 吸収性物品
JP5149137B2 (ja) 吸収性物品の吸収体
JP6294998B2 (ja) 吸収性物品
JP5938138B1 (ja) 吸収性物品
JP2021119879A (ja) 吸収性物品
JP2020044226A (ja) 吸収性物品
KR20140000164A (ko) 통기성 강화 팬티라이너

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150917

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160714

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160823

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20161024

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161024

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170314

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20170427

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170427

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170905

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170925

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6222627

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250