JP6221392B2 - パッケージ実装構造 - Google Patents

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Description

本発明は、パッケージ実装構造に関する。
パッケージ実装構造では、システムボード(マザーボード)上に、CPU(Central Processing Unit:中央演算処理装置)パッケージ、メモリ、I/O(Input/Output:入出力)部、電源供給部及びコネクタ等の電子部品が別個に実装されている。CPUパッケージ、メモリ、I/O部及び電源供給部には、必要に応じて、冷却器が取り付けられている。
実公平3−41510号公報 特開2010−267945号公報 特許3518434号公報
システムボード上に、CPUパッケージと電源供給部とを水平に配置し、システムボードの内部に電源供給路を設けて、CPUに電源を供給している。また、高速伝送の要求から、CPUパッケージ上にメモリ及びI/O部を搭載し、CPUに対して、メモリ及びI/O部を近づけることが検討されている。
近年、CPUやメモリの消費電力が増加する一方で、動作電圧は低くなる傾向にある。このため、CPUやメモリに対する供給電流値が大きくなり、システムボードの内部の電源供給路を介してCPUに電源を供給する場合、シート抵抗により、電圧ドロップ(電源電圧降下)が発生する。
また、システムボードの内部には、CPUパッケージからの信号を伝送するためのビアが設けられている。信号用のビアと、システムボード内の電源層及びグランド層とが交差する場合、電源層及びグランド層にクリアランス(逃げ)を設定する。電源層及びグランド層にクリアランスを設定すると、電源層及びグランド層の面積が減少し、電圧ドロップが増加する。信号用のビアと、電源層及びグランド層とが交差しないようにするため、信号用のビアを、電源層及びグランド層の外側に設けると、パッケージ基板の信号端子も外側に広がることになり、パッケージ基板の面積が大きくなってしまう。
本件は、電子部品に対する電源供給における電圧ドロップを抑制する技術を提供することを目的とする。
本件の一観点によるパッケージ実装構造は、配線を有する第1基板と、配線を有する第2基板と、第1面及び前記第1面と異なる第2面を有する冷却手段と、前記第1基板に搭載され、前記冷却手段の前記第1面に接合された電源供給手段と、前記第2基板に搭載され、前記冷却手段の前記第2面に接合された電子部品と、を備え、前記電源供給手段は、前記第1基板の前記配線、前記冷却手段及び前記第2基板の前記配線を介して、前記電子部品に電源を供給する。
本件によれば、電子部品に対する電源供給における電圧ドロップを抑制することができる。
図1は、実施例1に係るパッケージ実装構造1を示す図である。 図2は、実施例1に係る半導体パッケージ14の平面図である。 図3は、実施例2に係るパッケージ実装構造1を示す図である。 図4の(A)は、実施例2に係る冷却器51の平面図であり、図4の(B)は、実施例2に係る冷却器51の断面図であって、図4の(A)の一点鎖線X−X’間の断面を示している。 図5の(A)から(C)は、実施例2に係る冷却器51の作成方法を示す図である。 図6は、実施例3に係るパッケージ実装構造1を示す図である。 図7は、実施例3に係る半導体パッケージ71の平面図である。 図8の(A)は、実施例3に係る冷却器61の平面図であり、図8の(B)は、実施例3に係る冷却器61の断面図であって、図8の(A)の一点鎖線X−X’間の断面を示している。 図9は、実施例4に係るパッケージ実装構造1を示す図である。 図10は、実施例4に係る冷却器91、101、111の平面図である。 図11は、実施例5に係る冷却器91、101、111の平面図である。 図12は、実施例6に係るパッケージ実装構造1を示す図である。 図13は、実施例6に係る冷却器141、151の平面図である。 図14は、実施例7に係るパッケージ実装構造1を示す図である。 図15は、変形例1に係るパッケージ実装構造1を示す図である。 図16は、変形例1に係るパッケージ実装構造1を示す図である。 図17は、変形例2に係るパッケージ実装構造1を示す図である。 図18は、変形例2に係るパッケージ実装構造1を示す図である。
以下、図面を参照して、実施形態に係るパッケージ実装構造(パッケージ実装基板)について説明する。以下の実施例1から実施例7及び変形例1及び変形例2の構成は例示であり、実施形態に係るパッケージ実装構造は実施例1から実施例7、変形例1及び変形例2の構成に限定されない。実施形態に係るパッケージ実装構造は、以下の実施例1から実施例7、変形例1及び変形例2を適宜組み合わせて実施してもよい。
〈実施例1〉
図1及び図2を参照して、実施例1に係るパッケージ実装構造1について説明する。図1は、実施例1に係るパッケージ実装構造1を示す図である。実施例1に係るパッケージ実装構造1は、電源供給用基板11、電源供給部12、冷却器(冷却装置)13、半導体パッケージ14及びシステムボード15を備えている。電源供給用基板11は、第1基板の一例である。電源供給部12は、電源供給手段の一例である。冷却器13は、冷却手段の一例である。システムボード15上に半導体パッケージ14が搭載されている。システムボード15は、マザーボードとも呼ばれる。システムボード15は、例えば、プリント配線板である。半導体パッケージ14は、例えば、CPUパッケージである。
半導体パッケージ14は、半導体チップ21及びパッケージ基板22を有している。半導体チップ21は、電子部品の一例である。半導体チップ21は、例えば、CPUチップである。パッケージ基板22は、例えば、多層樹脂基板である。パッケージ基板22は、第2基板の一例である。図2は、実施例1に係る半導体パッケージ14の平面図である。半導体チップ21は、パッケージ基板22の上面(表面)にフリップチップ接合されてい
る。すなわち、半導体チップ21の回路面と、パッケージ基板22の上面とが対向するようにして、半導体チップ21がパッケージ基板22上に設けられている。半導体チップ21とパッケージ基板22との間にアンダーフィル樹脂23が封入されている。
パッケージ基板22の上面であって、半導体チップ21の近傍に電源パッド24が設けられている。パッケージ基板22の内部には、電源配線(図示せず)が形成されている。電源パッド24は、パッケージ基板22の電源配線と電気的に接続されている。半導体チップ21は、パッケージ基板22の電源配線を介して、パッケージ基板22の電源パッド24と電気的に接続されている。パッケージ基板22の下面(裏面)には、複数のバンプ(外部端子)25が設けられている。バンプ25は、例えば、半田ボールである。半導体パッケージ14は、バンプ25を介して、システムボード15と電気的に接続されている。
冷却器13は、半導体パッケージ14上に設けられている。冷却器13は、冷媒が流れる流路31と、流路31を囲む側壁32とを有している。冷却器13には、流路31に冷媒を流入させる流入口33と、流路31から冷媒を流出させる流出口34とが設けられている。流入口33及び流出口34には配管(図示せず)が設けられており、配管を介して、冷媒は流路31を循環している。冷却器13は、電気伝導性を有し、銅(Cu)等の金属を材料としている。流路31を流れる冷媒は、絶縁性(非導電性)を有する液体である。
電源供給用基板11及び電源供給部12は、冷却器13に設けられている。電源供給用基板11は、冷却器13の上面に配置されている。上面は、第1面の一例である。電源供給用基板11と冷却器13との間であって、冷却器13の側壁32に柱35が設けられている。換言すれば、冷却器13の上面に柱35が形成されている。冷却器13の柱35は、電気伝導性を有し、銅等の金属を材料としている。電源供給用基板11の内部には、電源配線(図示せず)が形成されている。冷却器13は、冷却器13の柱35を介して、電源供給用基板11の電源配線と電気的に接続されている。
電源供給部12は、電源供給用基板11に搭載されている。電源供給部12は、例えば、DCDCコンバータである。電源供給部12の上面(表面)には、複数のバンプ(外部端子)37が設けられている。バンプ37は、例えば、半田ボールである。電源供給部12は、バンプ37を介して、電源供給用基板11の電源配線と電気的に接続されている。電源供給用基板11にはコネクタ16が設けられている。電源供給部12は、コネクタ16に接続される電源プラグ(図示せず)を介して供給される電源の電圧を半導体チップ21に適した電圧に変換した後、半導体チップ21に電源を供給する。
電源供給部12は、冷却器13の上面に配置され、冷却器13の上面に接合されている。電源供給部12と冷却器13との間には接合部材41が設けられている。接合部材41は、熱伝導性を有している。接合部材41は、例えば、サーマルシートやペースト状のグリースである。冷却器13は、電源供給部12を冷却する。すなわち、電源供給部12で発生する熱が、接合部材41を介して、冷却器13に伝達されることにより、電源供給部12が冷却される。
半導体チップ21は、冷却器13の下面に配置され、冷却器13の下面に接合されている。すなわち、半導体チップ21は、冷却器13に対して、電源供給部12が接合された面(上面)と異なる面(下面)に接合されている。下面は、上面と対向する面であって、第2面の一例である。冷却器13と半導体チップ21との間には接合部材42が設けられている。接合部材42は、熱伝導性を有している。接合部材42は、例えば、サーマルシートやペースト状のグリースである。冷却器13は、半導体チップ21を冷却する。すな
わち、半導体チップ21で発生する熱が、接合部材42を介して、冷却器13に伝達されることにより、半導体チップ21が冷却される。
冷却器13とパッケージ基板22との間であって、冷却器13の側壁32に柱36が設けられている。換言すれば、冷却器13の下面に柱36が形成されている。冷却器13の柱36は、電気伝導性を有し、銅等の金属を材料としている。冷却器13の柱36と、パッケージ基板22の電源パッド24とは、半田付けによって接続されている。冷却器13は、冷却器13の柱36及びパッケージ基板22の電源パッド24を介して、パッケージ基板22の電源配線と電気的に接続されている。
電源供給部12は、電源供給用基板11の電源配線及び冷却器13の柱35を介して、冷却器13と電気的に接続されている。冷却器13は、冷却器13の柱36、パッケージ基板22の電源パッド24及びパッケージ基板22の電源配線を介して、半導体チップ21と電気的に接続されている。したがって、電源供給部12は、電源供給用基板11の電源配線、冷却器13及びパッケージ基板22の電源配線を介して、半導体チップ21に電源を供給する。より詳細には、電源供給部12は、電源供給用基板11の電源配線、冷却器13の柱35、側壁32、柱36、パッケージ基板22の電極パッド24及びパッケージ基板22の電源配線を介して、半導体チップ21に電源を供給する。
実施例1によれば、電源供給部12は、電源供給用基板11の電源配線、冷却器13及びパッケージ基板22の電源配線を含む電源供給経路を介して、半導体チップ21に電源を供給する。これにより、システムボード15を経由せずに、半導体チップ21に電源が供給される。このため、システムボード15内における電源層の形成を省略することができ、半導体チップ21に対する電源供給における電圧ドロップが抑制される。実施例1によれば、冷却器13によって、電源供給部12及び半導体チップ21を同時に冷却することができる。したがって、電源供給部12及び半導体チップ21を冷却する冷却系統が一つですむため、パッケージ実装構造1の構造を簡素化することができる。
〈実施例2〉
図3から図5を参照して、実施例2に係るパッケージ実装構造1について説明する。実施例2に係るパッケージ実装構造1においては、冷却器(冷却装置)51の側壁53を、絶縁部56によって電気的に分割(分離)し、半導体チップ21に複数の電源を供給する例を説明する。なお、実施例2において、実施例1と同一の構成要素については、実施例1と同一の符号を付し、その説明を省略する。
図3は、実施例2に係るパッケージ実装構造1を示す図である。実施例2に係るパッケージ実装構造1は、電源供給用基板11、電源供給部12A、12B、冷却器51、半導体パッケージ14及びシステムボード15を備えている。電源供給部12A、12Bは、電源供給手段の一例である。冷却器51は、冷却手段の一例である。
冷却器51は、半導体パッケージ14上に設けられている。冷却器51は、冷媒が流れる流路52と、流路52を囲む側壁53(53A、53B)とを有している。冷却器51には、流路52に冷媒を流入させる流入口54と、流路52から冷媒を流出させる流出口55とが設けられている。流入口54及び流出口55には配管(図示せず)が設けられており、配管を介して、冷媒は流路52を循環している。冷却器51は、電気伝導性を有し、銅等の金属を材料としている。流路52を流れる冷媒は、絶縁性を有する冷媒である。
図4の(A)は、実施例2に係る冷却器51の平面図であり、図4の(B)は、実施例2に係る冷却器51の断面図であって、図4の(A)の一点鎖線X−X’間の断面を示している。冷却器51の側壁53は、絶縁部56によって電気的に分割されている。絶縁部
56は、絶縁性を有する樹脂であって、例えば、エポキシ樹脂である。図4の(A)及び(B)に示すように、流路52は、流入口54から流出口55に向かって繋がった状態であるため、冷媒は流路52内を流れる。
図5の(A)から(C)は、実施例2に係る冷却器51の作成方法を示す図である。まず、図5の(A)に示すように、流路52及び側壁53を有する冷却器51を作成する。次に、図5の(B)に示すように、冷却器51の側壁53を切断することにより、冷却器51の側壁53を、側壁53A、53Bに分割する。次いで、図5の(C)に示すように、絶縁部56によって側壁53Aと側壁53Bとを接着させる。
図3の説明に戻る。電源供給用基板11及び電源供給部12A、12Bは、冷却器51に設けられている。電源供給用基板11は、冷却器51の上面に配置されている。電源供給用基板11と冷却器51との間であって、冷却器51の側壁53Aに柱57Aが設けられ、冷却器51の側壁53Bに柱57Bが設けられている。換言すれば、冷却器51の上面に柱57A、57Bが形成されている。冷却器51の柱57A、57Bは、電気伝導性を有し、銅等の金属を材料としている。冷却器51は、冷却器51の柱57A、57Bを介して、電源供給用基板11の電源配線と電気的に接続されている。
電源供給部12A、12Bは、電源供給用基板11に搭載されている。電源供給部12A、12Bは、例えば、DCDCコンバータである。電源供給部12A、12Bの上面(表面)には、複数のバンプ37が設けられている。電源供給部12A、12Bは、バンプ37を介して、電源供給用基板11の電源配線と電気的に接続されている。電源供給用基板11にはコネクタ16が設けられている。電源供給部12A、12Bは、コネクタ16に接続される電源プラグ(図示せず)を介して供給される電源の電圧を半導体チップ21に適した電圧に変換した後、半導体チップ21に電源を供給する。
電源供給部12A、12Bは、冷却器51の上面に配置され、冷却器51の上面に接合されている。電源供給部12A、12Bと冷却器51との間には接合部材41が設けられている。冷却器51は、電源供給部12A、12Bを冷却する。すなわち、電源供給部12A、12Bで発生する熱が、接合部材41を介して、冷却器51に伝達されることにより、電源供給部12A、12Bが冷却される。
半導体チップ21は、冷却器51の下面に配置され、冷却器51の下面に接合されている。すなわち、半導体チップ21は、冷却器51に対して、電源供給部12A、12Bが接合された面(上面)と異なる面(下面)に接合されている。冷却器51と半導体チップ21との間には接合部材42が設けられている。冷却器51は、半導体チップ21を冷却する。すなわち、半導体チップ21で発生する熱が、接合部材42を介して、冷却器51に伝達されることにより、半導体チップ21が冷却される。
冷却器51とパッケージ基板22との間であって、冷却器51の側壁53Aに柱58Aが設けられ、冷却器51の側壁53Bに柱58Bが設けられている。換言すれば、冷却器51の下面に柱58A、58Bが形成されている。冷却器51の柱58A、58Bは、電気伝導性を有し、銅等の金属を材料としている。冷却器51の柱58A、58Bと、パッケージ基板22の電源パッド24とは、半田付けによって接続されている。冷却器51は、冷却器51の柱58A、58B及びパッケージ基板22の電源パッド24を介して、パッケージ基板22の電源配線と電気的に接続されている。
電源供給部12Aは、電源供給用基板11の電源配線及び冷却器51の柱57Aを介して、冷却器51と電気的に接続されている。冷却器51は、冷却器51の柱58A、パッケージ基板22の電源パッド24及びパッケージ基板22の電源配線を介して、半導体チ
ップ21と電気的に接続されている。したがって、電源供給部12Aは、電源供給用基板11の電源配線、冷却器51及びパッケージ基板22の電源配線を介して、半導体チップ21に電源を供給する。より詳細には、電源供給部12Aは、電源供給用基板11の電源配線、冷却器51の柱57A、側壁53A、柱58A、パッケージ基板22の電極パッド24及びパッケージ基板22の電源配線を介して、半導体チップ21に電源を供給する。
電源供給部12Bは、電源供給用基板11の電源配線及び冷却器51の柱57Bを介して、冷却器51と電気的に接続されている。冷却器51は、冷却器51の柱58B、パッケージ基板22の電源パッド24及びパッケージ基板22の電源配線を介して、半導体チップ21と電気的に接続されている。したがって、電源供給部12Bは、電源供給用基板11の電源配線、冷却器51及びパッケージ基板22の電源配線を介して、半導体チップ21に電源を供給する。より詳細には、電源供給部12Bは、電源供給用基板11の電源配線、冷却器51の柱57B、側壁53B、柱58B、パッケージ基板22の電極パッド24及びパッケージ基板22の電源配線を介して、半導体チップ21に電源を供給する。
実施例2では、冷却器51の側壁53が、絶縁部56によって電気的に分割されることにより、冷却器51に複数の電源路が形成される。これにより、半導体チップ21に対する電源供給経路が複数形成される。すなわち、電源供給部12Aが半導体チップ21に電源を供給する電源供給経路と、電源供給部12Bが半導体チップ21に電源を供給する電源供給経路とが形成される。したがって、電源供給部12A、12Bは、電源供給用基板11の電源配線、冷却器51に形成された複数の電源路及びパッケージ基板22の電源配線を含む複数の電源供給経路を介して、半導体チップ21に電源を供給する。これにより、システムボード15を経由せずに、半導体チップ21に電源が供給される。このため、システムボード15内における電源層の形成を省略することができ、半導体チップ21に対する電源供給における電圧ドロップが抑制される。実施例2によれば、冷却器51によって、電源供給部12A、12B及び半導体チップ21を同時に冷却することができる。したがって、電源供給部12A、12B及び半導体チップ21を冷却する冷却系統が一つですむため、パッケージ実装構造1の構造を簡素化することができる。
電源供給部12Aが半導体チップ21に電源を供給する電源供給経路と、電源供給部12Bが半導体チップ21に電源を供給する電源供給経路とは異なる経路である。電源供給部12Aが半導体チップ21に電源を供給するときの電圧値と、電源供給部12Bが半導体チップ21に電源を供給するときの電圧値とは、同じ値であってもよいし、異なる値であってもよい。例えば、電源供給部12Aは、1.5Vの電圧で、半導体チップ21に電源を供給し、電源供給部12Bは、3Vの電圧で、半導体チップ21に電源を供給してもよい。
〈実施例3〉
図6から図8を参照して、実施例3に係るパッケージ実装構造1について説明する。実施例3に係るパッケージ実装構造1においては、複数種類の電子部品に電源を供給する例を説明する。なお、実施例3において、実施例1及び実施例2と同一の構成要素については、実施例1及び実施例2と同一の符号を付し、その説明を省略する。
図6は、実施例3に係るパッケージ実装構造1を示す図である。実施例3に係るパッケージ実装構造1は、電源供給用基板11、電源供給部12A〜12D、冷却器(冷却装置)61、半導体パッケージ71及びシステムボード15を備えている。電源供給部12A〜12Dは、電源供給手段の一例である。冷却器61は、冷却手段の一例である。システムボード15上に半導体パッケージ71が搭載されている。
半導体パッケージ71は、メモリ72、半導体チップ73、I/O部74及びパッケー
ジ基板75を有している。メモリ72、半導体チップ73及びI/O部74は、電子部品の一例である。半導体チップ73は、例えば、CPUチップである。パッケージ基板75は、例えば、多層樹脂基板である。パッケージ基板75は、第2基板の一例である。図7は、実施例3に係る半導体パッケージ71の平面図である。半導体チップ73は、パッケージ基板75の上面(表面)にフリップチップ接合されている。すなわち、半導体チップ73の回路面と、パッケージ基板75の上面とが対向するようにして、半導体チップ73がパッケージ基板75上に設けられている。半導体チップ73とパッケージ基板75との間にアンダーフィル樹脂76が封入されている。メモリ72及びI/O部74は、バンプ77を介して、パッケージ基板75に接合されている。
パッケージ基板75の上面であって、メモリ72の近傍に、メモリ72用の電源パッド81が設けられている。パッケージ基板75の上面であって、半導体チップ73の近傍に、半導体チップ73用の電源パッド82が設けられている。パッケージ基板75の上面であって、I/O部74の近傍に、I/O部74用の電源パッド83が設けられている。
パッケージ基板75の内部には、電源配線(図示せず)が形成されている。電源パッド81〜83は、パッケージ基板75の電源配線と電気的に接続されている。メモリ72は、パッケージ基板75の電源配線を介して、パッケージ基板75の電源パッド81と電気的に接続されている。半導体チップ73は、パッケージ基板75の電源配線を介して、パッケージ基板75の電源パッド82と電気的に接続されている。I/O部74は、パッケージ基板75の電源配線を介して、パッケージ基板75の電源パッド83と電気的に接続されている。
パッケージ基板75の下面(裏面)には、複数のバンプ(外部端子)85が設けられている。バンプ85は、例えば、半田ボールである。半導体パッケージ71は、バンプ85を介して、システムボード15と電気的に接続されている。
冷却器61は、半導体パッケージ71上に設けられている。冷却器61は、冷媒が流れる流路62と、流路62を囲む側壁63(63A、63B、63C)とを有している。冷却器61には、流路62に冷媒を流入させる流入口64と、流路62から冷媒を流出させる流出口65とが設けられている。流入口64及び流出口65には配管(図示せず)が設けられており、配管を介して、冷媒は流路62を循環している。冷却器61は、電気伝導性を有し、銅(Cu)等の金属を材料としている。流路62を流れる冷媒は、絶縁性を有する液体である。
図8の(A)は、実施例3に係る冷却器61の平面図であり、図8の(B)は、実施例3に係る冷却器61の断面図であって、図8の(A)の一点鎖線X−X’間の断面を示している。冷却器61の側壁63は、絶縁部66によって電気的に分割されている。絶縁部66は、絶縁性を有する樹脂であって、例えば、エポキシ樹脂である。図8の(A)及び(B)に示すように、流路62は、流入口64から流出口65に向かって繋がった状態であるため、冷媒は流路62内を流れる。
電源供給用基板11及び電源供給部12A〜12Dは、冷却器61に設けられている。電源供給用基板11は、冷却器61の上面に配置されている。電源供給用基板11と冷却器61との間であって、冷却器61の側壁63Aに柱67Aが設けられ、冷却器61の側壁63Bに柱67B、67Cが設けられ、冷却器61の側壁63Cに柱67Dが設けられている。換言すれば、冷却器61の上面に柱67A〜67Dが形成されている。冷却器61の柱67A〜67Dは、電気伝導性を有し、銅等の金属を材料としている。冷却器61は、冷却器61の柱67A〜67Dを介して、電源供給用基板11の電源配線と電気的に接続されている。
電源供給部12A〜12Dは、電源供給用基板11に搭載されている。電源供給部12A〜12Dは、例えば、DCDCコンバータである。電源供給部12A〜12Dの上面(表面)には、複数のバンプ37が設けられている。電源供給部12A〜12Dは、バンプ37を介して、電源供給用基板11の電源配線と電気的に接続されている。電源供給用基板11にはコネクタ16が設けられている。
電源供給部12Aは、コネクタ16に接続される電源プラグ(図示せず)を介して供給される電源の電圧をメモリ72に適した電圧に変換した後、メモリ72に電源を供給する。電源供給部12B及び12Cは、コネクタ16に接続される電源プラグ(図示せず)を介して供給される電源の電圧を半導体チップ73に適した電圧に変換した後、半導体チップ73に電源を供給する。電源供給部12Cは、コネクタ16に接続される電源プラグ(図示せず)を介して供給される電源の電圧をI/O部74に適した電圧に変換した後、I/O部74に電源を供給する。
電源供給部12A〜12Dは、冷却器61の上面に配置され、冷却器61の上面に接合されている。電源供給部12A〜12Dと冷却器61との間には接合部材41が設けられている。冷却器61は、電源供給部12A〜12Dを冷却する。すなわち、電源供給部12A〜12Dで発生する熱が、接合部材41を介して、冷却器61に伝達されることにより、電源供給部12A〜12Dが冷却される。
半導体チップ73は、冷却器61の下面に配置され、冷却器61の下面に接合されている。すなわち、半導体チップ73は、冷却器61に対して、電源供給部12A〜12Dが接合された面(上面)と異なる面(下面)に接合されている。冷却器61と半導体チップ73との間には接合部材42が設けられている。冷却器61は、半導体チップ73を冷却する。すなわち、半導体チップ73で発生する熱が、接合部材42を介して、冷却器61に伝達されることにより、半導体チップ73が冷却される。
メモリ72及びI/O部74は、冷却器61の下面に配置され、冷却器61の下面に接合されている。すなわち、メモリ72及びI/O部74は、冷却器61に対して、電源供給部12A〜12Dが接合された面(上面)と異なる面(下面)に接合されている。冷却器61とメモリ72及びI/O部74との間には接合部材86が設けられている。冷却器61は、メモリ72及びI/O部74を冷却する。すなわち、メモリ72及びI/O部74で発生する熱が、接合部材86を介して、冷却器61に伝達されることにより、メモリ72及びI/O部74が冷却される。
冷却器61とパッケージ基板75との間であって、冷却器61の側壁63Aに柱68Aが設けられ、冷却器61の側壁63Bに柱68B、68Cが設けられ、冷却器61の側壁63Cに柱68Dが設けられている。換言すれば、冷却器61の下面に柱68A〜68Dが形成されている。冷却器61の柱68A〜68Dは、電気伝導性を有し、銅等の金属を材料としている。冷却器61の柱68A〜68Dと、パッケージ基板75の電源パッド81〜83とは、半田付けによって接続されている。冷却器61は、冷却器61の柱68A〜68D及びパッケージ基板75の電源パッド81〜83を介して、パッケージ基板75の電源配線と電気的に接続されている。
電源供給部12Aは、電源供給用基板11の電源配線及び冷却器61の柱67Aを介して、冷却器61と電気的に接続されている。冷却器61は、冷却器61の柱68A、パッケージ基板75の電源パッド81及びパッケージ基板75の電源配線を介して、メモリ72と電気的に接続されている。したがって、電源供給部12Aは、電源供給用基板11の電源配線、冷却器61及びパッケージ基板75の電源配線を介して、メモリ72に電源を
供給する。より詳細には、電源供給部12Aは、電源供給用基板11の電源配線、冷却器61の柱67A、側壁63A、柱68A、パッケージ基板75の電極パッド81及びパッケージ基板75の電源配線を介して、メモリ72に電源を供給する。
電源供給部12Bは、電源供給用基板11の電源配線及び冷却器61の柱67Bを介して、冷却器61と電気的に接続されている。冷却器61は、冷却器61の柱68B、パッケージ基板75の電源パッド82及びパッケージ基板75の電源配線を介して、半導体チップ73と電気的に接続されている。したがって、電源供給部12Bは、電源供給用基板11の電源配線、冷却器61及びパッケージ基板75の電源配線を介して、半導体チップ73に電源を供給する。より詳細には、電源供給部12Bは、電源供給用基板11の電源配線、冷却器61の柱67B、側壁63B、柱68B、パッケージ基板75の電極パッド82及びパッケージ基板75の電源配線を介して、半導体チップ73に電源を供給する。
電源供給部12Cは、電源供給用基板11の電源配線及び冷却器61の柱67Cを介して、冷却器61と電気的に接続されている。冷却器61は、冷却器61の柱68C、パッケージ基板75の電源パッド82及びパッケージ基板75の電源配線を介して、半導体チップ73と電気的に接続されている。したがって、電源供給部12Cは、電源供給用基板11の電源配線、冷却器61及びパッケージ基板75の電源配線を介して、半導体チップ73に電源を供給する。より詳細には、電源供給部12Cは、電源供給用基板11の電源配線、冷却器61の柱67C、側壁63B、柱68C、パッケージ基板75の電極パッド82及びパッケージ基板75の電源配線を介して、半導体チップ73に電源を供給する。
電源供給部12Dは、電源供給用基板11の電源配線及び冷却器61の柱67Dを介して、冷却器61と電気的に接続されている。冷却器61は、冷却器61の柱68D、パッケージ基板75の電源パッド83及びパッケージ基板75の電源配線を介して、I/O部74と電気的に接続されている。したがって、電源供給部12Dは、電源供給用基板11の電源配線、冷却器61及びパッケージ基板75の電源配線を介して、I/O部74に電源を供給する。より詳細には、電源供給部12Dは、電源供給用基板11の電源配線、冷却器61の柱67D、側壁63C、柱68D、パッケージ基板75の電極パッド83及びパッケージ基板75の電源配線を介して、I/O部74に電源を供給する。
実施例3では、冷却器61の側壁63が、絶縁部66によって電気的に分割されることにより、冷却器61に複数の電源路が形成される。これにより、複数種類の電子部品に対する電源供給経路が複数形成される。すなわち、電源供給部12Aがメモリ72に電源を供給する電源供給経路と、電源供給部12B、12Cが半導体チップ73に電源を供給する電源供給経路と、電源供給部12DがI/O部74に電源を供給する電源供給経路とが形成される。したがって、電源供給部12A〜12Dは、電源供給用基板11の電源配線、冷却器61に形成された複数の電源路及びパッケージ基板75の電源配線を含む複数の電源供給経路を介して、複数種類の電子部品に電源を供給する。これにより、システムボード15を経由せずに、複数種類の電子部品に電源が供給される。このため、システムボード15内における電源層の形成を省略することができ、複数種類の電子部品に対する電源供給における電圧ドロップが抑制される。
実施例3によれば、電源供給部12A〜12Dが、複数種類の電子部品に電源を供給する電源供給経路は、それぞれ異なっている。すなわち、電源供給部12A〜12Dが、複数種類の電子部品に対応した電源供給経路によって、複数種類の電子部品に適した電圧で電源を供給することができる。実施例3によれば、冷却器61によって、電源供給部12A〜12D、メモリ72、半導体チップ73及びI/O部74を同時に冷却することができる。したがって、電源供給部12及びメモリ72、半導体チップ73及びI/O部74を冷却する冷却系統が一つですむため、パッケージ実装構造1の構造を簡素化することが
できる。
〈実施例4〉
図9及び図10を参照して、実施例4に係るパッケージ実装構造1について説明する。実施例4に係るパッケージ実装構造1においては、複数の冷却器によって複数種類の電子部品を冷却し、複数種類の電子部品に電源を供給する例を説明する。なお、実施例4において、実施例1から実施例3と同一の構成要素については、実施例1から実施例3と同一の符号を付し、その説明を省略する。
図9は、実施例4に係るパッケージ実装構造1を示す図である。実施例4に係るパッケージ実装構造1は、電源供給用基板11、電源供給部12A〜12D、冷却器(冷却装置)91、101、111、半導体パッケージ71及びシステムボード15を備えている。冷却器91、101、111は、冷却手段の一例である。システムボード15上に半導体パッケージ71が搭載されている。
図10は、実施例4に係る冷却器91、101、111の平面図である。冷却器91、101、111は、半導体パッケージ71上に設けられている。冷却器91は、冷媒が流れる流路92と、流路92を囲む側壁93とを有している。冷却器91には、流路92に冷媒を流入させる流入口94と、流路92から冷媒を流出させる流出口95とが設けられている。流入口94及び流出口95には配管(図示せず)が設けられており、配管を介して、冷媒は流路92を循環している。冷却器91は、電気伝導性を有し、銅等の金属を材料としている。流路92を流れる冷媒は、絶縁性を有する液体である。
冷却器101は、冷媒が流れる流路102と、流路102を囲む側壁103とを有している。冷却器101には、流路102に冷媒を流入させる流入口104と、流路102から冷媒を流出させる流出口105とが設けられている。流入口104及び流出口105には配管(図示せず)が設けられており、配管を介して、冷媒は流路102を循環している。冷却器101は、電気伝導性を有し、銅等の金属を材料としている。流路102を流れる冷媒は、絶縁性を有する液体である。
冷却器111は、冷媒が流れる流路112と、流路112を囲む側壁113とを有している。冷却器111には、流路112に冷媒を流入させる流入口114と、流路112から冷媒を流出させる流出口115とが設けられている。流入口114及び流出口115には配管(図示せず)が設けられており、配管を介して、冷媒は流路112を循環している。冷却器111は、電気伝導性を有し、銅等の金属を材料としている。流路112を流れる冷媒は、絶縁性を有する液体である。
冷却器91と冷却器101との間には絶縁部121が設けられている。したがって、冷却器91、101は、絶縁部121によって電気的に分割されている。冷却器101と冷却器111との間には絶縁部122が設けられている。したがって、冷却器101、111は、絶縁部122によって電気的に分割されている。絶縁部121、122は、絶縁性を有する樹脂であって、例えば、エポキシ樹脂である。
電源供給用基板11と冷却器91との間であって、冷却器91の側壁93に柱67Aが設けられている。換言すれば、冷却器91の上面に柱67Aが形成されている。電源供給用基板11と冷却器101との間であって、冷却器101の側壁103に柱67B、67Cが設けられている。換言すれば、冷却器101の上面に柱67B、67Cが形成されている。電源供給用基板11と冷却器111との間であって、冷却器111の側壁113に柱67Dが設けられている。換言すれば、冷却器111の上面に柱67Dが形成されている。冷却器91の柱67A、冷却器101の柱67B、67C及び冷却器111の柱67
Dは、電気伝導性を有し、銅等の金属を材料としている。冷却器91は、冷却器91の柱67Aを介して、電源供給用基板11の電源配線と電気的に接続されている。冷却器101は、冷却器101の柱67B、67Cを介して、電源供給用基板11の電源配線と電気的に接続されている。冷却器111は、冷却器111の柱67Dを介して、電源供給用基板11の電源配線と電気的に接続されている。
電源供給用基板11は、冷却器91、101、111に設けられている。電源供給用基板11は、冷却器91、101、111の上面に配置されている。電源供給部12A〜12Dは、冷却器101の上面に配置され、冷却器101の上面に接合されている。電源供給部12A〜12Dと冷却器101との間には接合部材41が設けられている。冷却器101は、電源供給部12A〜12Dを冷却する。すなわち、電源供給部12A〜12Dで発生する熱が、接合部材41を介して、冷却器101に伝達されることにより、電源供給部12A〜12Dが冷却される。
メモリ72は、冷却器91の下面に配置され、冷却器91の下面に接合されている。メモリ72と冷却器91との間には接合部材86が設けられている。冷却器91は、メモリ72を冷却する。すなわち、メモリ72で発生する熱が、接合部材86を介して、冷却器91に伝達されることにより、メモリ72が冷却される。また、メモリ72は、冷却器111の下面に配置され、冷却器111の下面に接合されている。メモリ72と冷却器111と間には接合部材86が設けられている。冷却器111は、メモリ72を冷却する。すなわち、メモリ72で発生する熱が、接合部材86を介して、冷却器111に伝達されることにより、メモリ72が冷却される。
半導体チップ73は、冷却器101の下面に配置され、冷却器101の下面に接合されている。すなわち、半導体チップ73は、冷却器101に対して、電源供給部12A〜12Dが接合された面(上面)と異なる面(下面)に接合されている。半導体チップ73と冷却器101との間には接合部材42が設けられている。冷却器101は、半導体チップ73を冷却する。すなわち、半導体チップ73で発生する熱が、接合部材42を介して、冷却器101に伝達されることにより、半導体チップ73が冷却される。
I/O部74は、冷却器111の下面に配置され、冷却器111の下面に接合されている。I/O部74と冷却器111との間には接合部材86が設けられている。冷却器111は、I/O部74を冷却する。すなわち、I/O部74で発生する熱が、接合部材86を介して、冷却器111に伝達されることにより、I/O部74が冷却される。
冷却器91とパッケージ基板75との間であって、冷却器91の側壁93に柱68Aが設けられている。換言すれば、冷却器91の下面に柱68Aが設けられている。冷却器101とパッケージ基板75との間であって、冷却器101の側壁103に柱68B、68Cが設けられている。換言すれば、冷却器101の下面に柱68B、68Cが設けられている。冷却器111とパッケージ基板75との間であって、冷却器111の側壁113に柱68Dが設けられている。換言すれば、冷却器111の下面に柱68Dが設けられている。
電源供給部12Aは、電源供給用基板11の電源配線及び冷却器91の柱67Aを介して、冷却器91と電気的に接続されている。冷却器91は、冷却器91の柱68A、パッケージ基板75の電源パッド81及びパッケージ基板75の電源配線を介して、メモリ72と電気的に接続されている。したがって、電源供給部12Aは、電源供給用基板11の電源配線、冷却器91及びパッケージ基板75の電源配線を介して、メモリ72に電源を供給する。より詳細には、電源供給部12Aは、電源供給用基板11の電源配線、冷却器91の柱67A、側壁93、柱68A、パッケージ基板75の電極パッド81及びパッケ
ージ基板75の電源配線を介して、メモリ72に電源を供給する。
電源供給部12Bは、電源供給用基板11の電源配線及び冷却器101の柱67Bを介して、冷却器101と電気的に接続されている。冷却器101は、冷却器101の柱68B、パッケージ基板75の電源パッド82及びパッケージ基板75の電源配線を介して、半導体チップ73と電気的に接続されている。したがって、電源供給部12Bは、電源供給用基板11の電源配線、冷却器101及びパッケージ基板75の電源配線を介して、半導体チップ73に電源を供給する。より詳細には、電源供給部12Bは、電源供給用基板11の電源配線、冷却器101の柱67B、側壁103、柱68B、パッケージ基板75の電極パッド82及びパッケージ基板75の電源配線を介して、半導体チップ73に電源を供給する。
電源供給部12Cは、電源供給用基板11の電源配線及び冷却器101の柱67Cを介して、冷却器101と電気的に接続されている。冷却器101は、冷却器101の柱68C、パッケージ基板75の電源パッド82及びパッケージ基板75の電源配線を介して、半導体チップ73と電気的に接続されている。したがって、電源供給部12Cは、電源供給用基板11の電源配線、冷却器101及びパッケージ基板75の電源配線を介して、半導体チップ73に電源を供給する。より詳細には、電源供給部12Cは、電源供給用基板11の電源配線、冷却器101の柱67C、側壁103、柱68C、パッケージ基板75の電極パッド82及びパッケージ基板75の電源配線を介して、半導体チップ73に電源を供給する。
電源供給部12Dは、電源供給用基板11の電源配線及び冷却器111の柱67Dを介して、冷却器111と電気的に接続されている。冷却器111は、冷却器111の柱68D、パッケージ基板75の電源パッド84及びパッケージ基板75の電源配線を介して、I/O部74と電気的に接続されている。したがって、電源供給部12Dは、電源供給用基板11の電源配線、冷却器111及びパッケージ基板75の電源配線を介して、I/O部74に電源を供給する。より詳細には、電源供給部12Dは、電源供給用基板11の電源配線、冷却器111の柱67D、側壁113、柱68D、パッケージ基板75の電極パッド84及びパッケージ基板75の電源配線を介して、I/O部74に電源を供給する。
実施例4では、電源供給部12A〜12Dは、電源供給用基板11の電源配線、冷却器91、101、111及びパッケージ基板75の電源配線を介して、複数種類の電子部品に電源を供給する。これにより、システムボード15を経由せずに、複数種類の電子部品に電源が供給される。このため、システムボード15内における電源層の形成を省略することができ、複数種類の電子部品に対する電源供給における電圧ドロップが抑制される。
実施例4によれば、電源供給部12A〜12Dが、複数種類の電子部品に電源を供給する電源供給経路は、それぞれ異なっている。すなわち、電源供給部12A〜12Dが、複数種類の電子部品に対応した電源供給経路によって、複数種類の電子部品に適した電圧で電源を供給することができる。実施例4によれば、冷却器91がメモリ72を冷却し、冷却器101が半導体チップ73を冷却し、冷却器111がメモリ72及びI/O部74を冷却するため、メモリ72、半導体チップ73及びI/O部74の温度調整が容易となる。
〈実施例5〉
図11を参照して、実施例5に係るパッケージ実装構造1について説明する。実施例5は、実施例4と比較して、冷却器(冷却装置)91の側壁93、冷却器101の側壁103、冷却器111の側壁113を、絶縁部131〜133によって電気的に分割している点が異なっている。実施例5において、実施例1から実施例4と同一の構成要素について
は、実施例1から実施例4と同一の符号を付し、その説明を省略する。
図11は、実施例5に係る冷却器91、101、111の平面図である。冷却器91の側壁93は、絶縁部131によって電気的に分割されている。冷却器101の側壁103は、絶縁部132によって電気的に分割されている。冷却器111の側壁113は、絶縁部133によって電気的に分割されている。絶縁部131、132、133は、絶縁性を有する樹脂であって、例えば、エポキシ樹脂である。
実施例5に係るパッケージ実装構造1では、電源供給用基板11と冷却器91との間であって、冷却器91の側壁93A、93Bに柱67Aをそれぞれ設けるようにしてもよい。また、冷却器91とパッケージ基板75との間であって、冷却器91の側壁93A、93Bに柱68Aをそれぞれ設けるようにしてもよい。これにより、電源供給部12Aは、電源供給用基板11の電源配線、冷却器91の柱67A、68A、側壁93A、93B、パッケージ基板75の電極パッド81及びパッケージ基板75の電源配線を介して、メモリ72に電源を供給することができる。この場合、電源供給部12Aは、冷却器91の側壁93Aを含む電源供給経路を、グランド線として用い、冷却器91の側壁93Bを含む電源供給経路を、電源線として用いてもよい。
実施例5に係るパッケージ実装構造1では、電源供給用基板11と冷却器101との間であって、冷却器101の側壁103A、103B、103Cに柱67B又は67Cをそれぞれ設けるようにしてもよい。また、冷却器101とパッケージ基板75との間であって、冷却器101の側壁103A、103B、103Cに柱68B又は68Cをそれぞれ設けるようにしてもよい。これにより、電源供給部12Bは、電源供給用基板11の電源配線、冷却器91の柱67B、68B、側壁103A、103B、103C、パッケージ基板75の電極パッド82及びパッケージ基板75の電源配線を介して、半導体チップ73に電源を供給することができる。また、電源供給部12Cは、電源供給用基板11の電源配線、冷却器91の柱67C、68C、側壁103A、103B、103C、パッケージ基板75の電極パッド82及びパッケージ基板75の電源配線を介して、メモリ72に電源を供給することができる。この場合、電源供給部12Bは、冷却器101の側壁103Aを含む電源供給経路及び冷却器101の側壁103Bを含む電源供給経路を、電源線として用い、冷却器101の側壁103Cを含む電源供給経路を、グランド線として用いてもよい。
実施例5に係るパッケージ実装構造1では、電源供給用基板11と冷却器111との間であって、冷却器111の側壁113A、113Bに柱67Dをそれぞれ設けるようにしてもよい。また、冷却器111とパッケージ基板75との間であって、冷却器111の側壁113A、113Bに柱68Dをそれぞれ設けるようにしてもよい。これにより、電源供給部12Dは、電源供給用基板11の電源配線、冷却器111の柱67D、68D、側壁113A、113B、パッケージ基板75の電極パッド83及びパッケージ基板75の電源配線を介して、I/O部74に電源を供給することができる。この場合、電源供給部12Dは、冷却器111の側壁113Aを含む電源供給経路を、グランド線として用い、冷却器111の側壁113Bを含む電源供給経路を、電源線として用いてもよい。
冷却器91の側壁93が、絶縁部131によって電気的に分割されることにより、冷却器91に複数の電源路が形成される。これにより、メモリ72に対する電源供給経路が複数形成される。冷却器101の側壁103が、絶縁部132によって電気的に分割されることにより、冷却器101に複数の電源路が形成される。これにより、半導体チップ73に対する電源供給経路が複数形成される。冷却器111の側壁113が、絶縁部133によって電気的に分割されることにより、冷却器111に複数の電源路が形成される。これにより、I/O部74に対する電源供給経路が複数形成される。
実施例5では、電源供給部12A〜12Dは、電源供給用基板11の電源配線、冷却器91、101、111及びパッケージ基板75の電源配線を介して、複数種類の電子部品に電源を供給する。これにより、システムボード15を経由せずに、複数種類の電子部品に電源が供給される。このため、システムボード15内における電源層の形成を省略することができ、複数種類の電子部品に対する電源供給における電圧ドロップが抑制される。
実施例5によれば、電源供給部12A〜12Dが、複数種類の電子部品に電源を供給する電源供給経路は、それぞれ異なっている。すなわち、電源供給部12A〜12Dが、複数種類の電子部品に対応した電源供給経路によって、複数種類の電子部品に適した電圧で電源を供給することができる。実施例5によれば、冷却器91がメモリ72を冷却し、冷却器101が半導体チップ73を冷却し、冷却器111がメモリ72及びI/O部74を冷却するため、メモリ72、半導体チップ73及びI/O部74の温度調整が容易となる。
〈実施例6〉
図12及び図13を参照して、実施例6に係るパッケージ実装構造1について説明する。実施例6に係るパッケージ実装構造1においては、複数の冷却器によって複数種類の電子部品を冷却し、複数種類の電子部品に電源を供給する例を説明する。なお、実施例6において、実施例1から実施例5と同一の構成要素については、実施例1から実施例5と同一の符号を付し、その説明を省略する。
図12は、実施例6に係るパッケージ実装構造1を示す図である。実施例6に係るパッケージ実装構造1は、電源供給用基板11、電源供給部12A〜12D、冷却器(冷却装置)141、151、半導体パッケージ71及びシステムボード15を備えている。冷却器141、151は、冷却手段の一例である。システムボード15上に半導体パッケージ71が搭載されている。
図13は、実施例6に係る冷却器141、151の平面図である。冷却器141、151は、半導体パッケージ71上に設けられている。冷却器141は、冷媒が流れる流路142と、流路142を囲む側壁143とを有している。冷却器141には、流路142に冷媒を流入させる流入口144と、流路142から冷媒を流出させる流出口145とが設けられている。流入口144及び流出口145には配管(図示せず)が設けられており、配管を介して、冷媒は流路142を循環している。冷却器141は、電気伝導性を有し、銅等の金属を材料としている。流路142を流れる冷媒は、絶縁性を有する液体である。
冷却器151は、冷媒が流れる流路152、153と、流路152、153を囲む側壁154とを有している。冷却器151には、流路152に冷媒を流入させる流入口155と、流路152から冷媒を流出させる流出口156とが設けられている。冷却器151には、流路153に冷媒を流入させる流入口157と、流路153から冷媒を流出させる流出口158とが設けられている。流入口155及び流出口156には配管(図示せず)が設けられており、配管を介して、冷媒は流路152を循環している。流入口157及び流出口158には配管(図示せず)が設けられており、配管を介して、冷媒は流路153を循環している。冷却器151は、電気伝導性を有し、銅等の金属を材料としている。流路152、153を流れる冷媒は、絶縁性を有する液体である。
冷却器141と冷却器151との間には絶縁部161が設けられている。したがって、冷却器141、151は、絶縁部161によって電気的に分割されている。絶縁部161は、絶縁性を有する樹脂であって、例えば、エポキシ樹脂である。
電源供給用基板11と冷却器141との間であって、冷却器141の側壁143に柱67Aが設けられている。換言すれば、冷却器141の上面に柱67Aが形成されている。電源供給用基板11と冷却器151との間であって、冷却器151の側壁154に柱67B、67C、67Dが設けられている。換言すれば、冷却器151の上面に柱67B、67C、67Dが形成されている。冷却器141の柱67A及び冷却器151の柱67B、67C、67Dは、電気伝導性を有し、銅等の金属を材料としている。冷却器141は、冷却器141の柱67Aを介して、電源供給用基板11の電源配線と電気的に接続されている。冷却器151は、冷却器151の柱67B、67C、67Dを介して、電源供給用基板11の電源配線と電気的に接続されている。
電源供給用基板11は、冷却器141、151に設けられている。電源供給用基板11は、冷却器141、151の上面に配置されている。電源供給部12A〜12Dは、冷却器151に設けられている。電源供給部12A〜12Dは、冷却器151の上面に配置され、冷却器151の上面に接合されている。電源供給部12A〜12Dと冷却器151との間には接合部材41が設けられている。冷却器151は、電源供給部12A〜12Dを冷却する。すなわち、電源供給部12A〜12Dで発生する熱が、接合部材41を介して、冷却器151に伝達されることにより、電源供給部12A〜12Dが冷却される。
メモリ72は、冷却器141の下面に配置され、冷却器141の下面に接合されている。メモリ72と冷却器141との間には接合部材86が設けられている。冷却器141は、メモリ72を冷却する。すなわち、メモリ72で発生する熱が、接合部材86を介して、冷却器141に伝達されることにより、メモリ72が冷却される。また、メモリ72は、冷却器151の下面に配置され、冷却器151の下面に接合されている。メモリ72と冷却器151と間には接合部材86が設けられている。冷却器151は、メモリ72を冷却する。すなわち、メモリ72で発生する熱が、接合部材86を介して、冷却器151に伝達されることにより、メモリ72が冷却される。
半導体チップ73は、冷却器151の下面に配置され、冷却器151の下面に接合されている。すなわち、半導体チップ73は、冷却器151に対して、電源供給部12A〜12Dが接合された面(上面)と異なる面(下面)に接合されている。半導体チップ73と冷却器151との間には接合部材42が設けられている。冷却器151は、半導体チップ73を冷却する。すなわち、半導体チップ73で発生する熱が、接合部材42を介して、冷却器151に伝達されることにより、半導体チップ73が冷却される。
I/O部74は、冷却器151の下面に配置され、冷却器151の下面に接合されている。すなわち、I/O部74は、冷却器151に対して、電源供給部12A〜12Dが接合された面(上面)と異なる面(下面)に接合されている。I/O部74と冷却器151との間には接合部材86が設けられている。冷却器151は、I/O部74を冷却する。すなわち、I/O部74で発生する熱が、接合部材86を介して、冷却器151に伝達されることにより、I/O部74が冷却される。
冷却器141とパッケージ基板75との間であって、冷却器141の側壁143に柱68Aが設けられている。換言すれば、冷却器141の下面に柱68Aが設けられている。冷却器151とパッケージ基板75との間であって、冷却器151の側壁154に柱68B、68C、68Dが設けられている。換言すれば、冷却器151の下面に柱68B、68C、68Dが設けられている。
電源供給部12Aは、電源供給用基板11の電源配線及び冷却器141の柱67Aを介して、冷却器141と電気的に接続されている。冷却器141は、冷却器141の柱68A、パッケージ基板75の電源パッド81及びパッケージ基板75の電源配線を介して、
メモリ72と電気的に接続されている。したがって、電源供給部12Aは、電源供給用基板11の電源配線、冷却器141及びパッケージ基板75の電源配線を介して、メモリ72に電源を供給する。より詳細には、電源供給部12Aは、電源供給用基板11の電源配線、冷却器141の柱67A、側壁143、柱68A、パッケージ基板75の電極パッド81及びパッケージ基板75の電源配線を介して、メモリ72に電源を供給する。
電源供給部12Bは、電源供給用基板11の電源配線及び冷却器151の柱67Bを介して、冷却器151と電気的に接続されている。冷却器151は、冷却器151の柱68B、パッケージ基板75の電源パッド82及びパッケージ基板75の電源配線を介して、半導体チップ73と電気的に接続されている。したがって、電源供給部12Bは、電源供給用基板11の電源配線、冷却器151及びパッケージ基板75の電源配線を介して、半導体チップ73に電源を供給する。より詳細には、電源供給部12Bは、電源供給用基板11の電源配線、冷却器151の柱67B、側壁154、柱68B、パッケージ基板75の電極パッド82及びパッケージ基板75の電源配線を介して、半導体チップ73に電源を供給する。
電源供給部12Cは、電源供給用基板11の電源配線及び冷却器151の柱67Cを介して、冷却器151と電気的に接続されている。冷却器151は、冷却器151の柱68C、パッケージ基板75の電源パッド82及びパッケージ基板75の電源配線を介して、半導体チップ73と電気的に接続されている。したがって、電源供給部12Cは、電源供給用基板11の電源配線、冷却器151及びパッケージ基板75の電源配線を介して、半導体チップ73に電源を供給する。より詳細には、電源供給部12Cは、電源供給用基板11の電源配線、冷却器151の柱67C、側壁154、柱68C、パッケージ基板75の電極パッド82及びパッケージ基板75の電源配線を介して、半導体チップ73に電源を供給する。
電源供給部12Dは、電源供給用基板11の電源配線及び冷却器151の柱67Dを介して、冷却器151と電気的に接続されている。冷却器151は、冷却器151の柱68D、パッケージ基板75の電源パッド84及びパッケージ基板75の電源配線を介して、I/O部74と電気的に接続されている。したがって、電源供給部12Dは、電源供給用基板11の電源配線、冷却器151及びパッケージ基板75の電源配線を介して、I/O部74に電源を供給する。より詳細には、電源供給部12Dは、電源供給用基板11の電源配線、冷却器151の柱67D、側壁154、柱68D、パッケージ基板75の電極パッド84及びパッケージ基板75の電源配線を介して、I/O部74に電源を供給する。
実施例6によれば、電源供給部12Aは、電源供給用基板11の電源配線、冷却器141及びパッケージ基板75の電源配線を含む電源供給経路を介して、メモリ72に電源を供給する。電源供給部12B、12Cは、電源供給用基板11の電源配線、冷却器151及びパッケージ基板75の電源配線を含む電源供給経路を介して、半導体チップ73に電源を供給する。電源供給部12Dは、電源供給用基板11の電源配線、冷却器151及びパッケージ基板75の電源配線を含む電源供給経路を介して、I/O部74に電源を供給する。これにより、システムボード15を経由せずに、複数種類の電子部品に電源が供給される。このため、システムボード15内における電源層の形成を省略することができ、複数種類の電子部品に対する電源供給における電圧ドロップが抑制される。
メモリ72が、冷却器141によって冷却され、半導体チップ73が冷却器151の流路152によって冷却され、メモリ72及びI/O部74が冷却器151の流路153によって冷却される。そのため、メモリ72、半導体チップ73及びI/O部74の温度調整が容易となる。半導体チップ73及びI/O部74に対する電源供給の電圧値は同じ値となる。したがって、複数種類の電子部品に対して同電位で電源供給を行うとともに、発
熱量が異なる複数種類の電子部品に応じた冷却を行うことができる。
〈実施例7〉
図14を参照して、実施例6に係るパッケージ実装構造1について説明する。実施例1から実施例6においては、液冷によって、パッケージ実装構造を冷却する例を示した。実施例7に係るパッケージ実装構造1においては、空冷によって複数種類の電子部品を冷却する例を説明する。なお、実施例7において、実施例1から実施例6と同一の構成要素については、実施例1から実施例6と同一の符号を付し、その説明を省略する。
図14は、実施例7に係るパッケージ実装構造1を示す図である。実施例7に係るパッケージ実装構造1は、電源供給用基板11、電源供給部12A〜12D、冷却器(冷却装置)171、半導体パッケージ71及びシステムボード15を備えている。冷却器171は、冷却手段の一例である。システムボード15上に半導体パッケージ71が搭載されている。
冷却器171は、半導体パッケージ71上に設けられている。冷却器171は、空気供給器(図示せず)から供給される空気が流れるエア流路172と、エア流路172を囲む側壁173A、173B、173Cとを有している。冷却器171は、電気伝導性を有し、銅等の金属を材料としている。冷却器171の側壁173は、絶縁部174によって電気的に分割されている。絶縁部174は、絶縁性を有する樹脂であって、例えば、エポキシ樹脂である。
電源供給用基板11及び電源供給部12A〜12Dは、冷却器171に設けられている。電源供給用基板11は、冷却器171の上面に配置されている。電源供給用基板11と冷却器171との間であって、冷却器171の側壁173Aに柱67Aが設けられ、冷却器173の側壁173Bに柱67B、67Cが設けられ、冷却器171の側壁173Cに柱67Dが設けられている。換言すれば、冷却器171の上面に柱67A〜67Dが形成されている。冷却器171の柱67A〜67Dは、電気伝導性を有し、銅等の金属を材料としている。冷却器171は、冷却器171の柱67A〜67Dを介して、電源供給用基板11の電源配線と電気的に接続されている。
電源供給部12A〜12Dは、冷却器171の上面に配置され、冷却器171の上面に接合されている。電源供給部12A〜12Dと冷却器171との間には接合部材41が設けられている。冷却器171は、電源供給部12A〜12Dを冷却する。すなわち、電源供給部12A〜12Dで発生する熱が、接合部材41を介して、冷却器171に伝達されることにより、電源供給部12A〜12Dが冷却される。
半導体チップ73は、冷却器171の下面に配置され、冷却器171の下面に接合されている。すなわち、半導体チップ73は、冷却器171に対して、電源供給部12A〜12Dが接合された面(上面)と異なる面(下面)に接合されている。冷却器171と半導体チップ73との間には接合部材42が設けられている。冷却器171は、半導体チップ73を冷却する。すなわち、半導体チップ73で発生する熱が、接合部材42を介して、冷却器171に伝達されることにより、半導体チップ73が冷却される。
メモリ72及びI/O部74は、冷却器171の下面に配置され、冷却器171の下面に接合されている。すなわち、メモリ72及びI/O部74は、冷却器171に対して、電源供給部12A〜12Dが接合された面(上面)と異なる面(下面)に接合されている。冷却器171とメモリ72及びI/O部74との間には接合部材86が設けられている。冷却器171は、メモリ72及びI/O部74を冷却する。すなわち、メモリ72及びI/O部74で発生する熱が、接合部材86を介して、冷却器171に伝達されることに
より、メモリ72及びI/O部74が冷却される。
冷却器171とパッケージ基板75との間であって、冷却器171の側壁173Aに柱68Aが設けられ、冷却器171の側壁173Bに柱68B、68Cが設けられ、冷却器171の側壁173Cに柱68Dが設けられている。換言すれば、冷却器171の下面に柱68A〜68Dが形成されている。冷却器171の柱68A〜68Dは、電気伝導性を有し、銅等の金属を材料としている。冷却器171の柱68A〜68Dと、パッケージ基板75の電源パッド81〜83とは、半田付けによって接続されている。冷却器171は、冷却器171の柱68A〜68D及びパッケージ基板75の電源パッド81〜83を介して、パッケージ基板75の電源配線と電気的に接続されている。
電源供給部12Aは、電源供給用基板11の電源配線及び冷却器171の柱67Aを介して、冷却器171と電気的に接続されている。冷却器171は、冷却器171の柱68A、パッケージ基板75の電源パッド81及びパッケージ基板75の電源配線を介して、メモリ72と電気的に接続されている。したがって、電源供給部12Aは、電源供給用基板11の電源配線、冷却器171及びパッケージ基板75の電源配線を介して、メモリ72に電源を供給する。より詳細には、電源供給部12Aは、電源供給用基板11の電源配線、冷却器171の柱67A、側壁173A、柱68A、パッケージ基板75の電極パッド81及びパッケージ基板75の電源配線を介して、メモリ72に電源を供給する。
電源供給部12Bは、電源供給用基板11の電源配線及び冷却器171の柱67Bを介して、冷却器61と電気的に接続されている。冷却器171は、冷却器171の柱68B、パッケージ基板75の電源パッド82及びパッケージ基板75の電源配線を介して、半導体チップ73と電気的に接続されている。したがって、電源供給部12Bは、電源供給用基板11の電源配線、冷却器171及びパッケージ基板75の電源配線を介して、半導体チップ73に電源を供給する。より詳細には、電源供給部12Bは、電源供給用基板11の電源配線、冷却器171の柱67B、側壁173B、柱68B、パッケージ基板75の電極パッド82及びパッケージ基板75の電源配線を介して、半導体チップ73に電源を供給する。
電源供給部12Cは、電源供給用基板11の電源配線及び冷却器171の柱67Cを介して、冷却器171と電気的に接続されている。冷却器171は、冷却器171の柱68C、パッケージ基板75の電源パッド82及びパッケージ基板75の電源配線を介して、半導体チップ73と電気的に接続されている。したがって、電源供給部12Cは、電源供給用基板11の電源配線、冷却器171及びパッケージ基板75の電源配線を介して、半導体チップ73に電源を供給する。より詳細には、電源供給部12Cは、電源供給用基板11の電源配線、冷却器171の柱67C、側壁173B、柱68C、パッケージ基板75の電極パッド82及びパッケージ基板75の電源配線を介して、半導体チップ73に電源を供給する。
電源供給部12Dは、電源供給用基板11の電源配線及び冷却器171の柱67Dを介して、冷却器171と電気的に接続されている。冷却器171は、冷却器171の柱68D、パッケージ基板75の電源パッド83及びパッケージ基板75の電源配線を介して、I/O部74と電気的に接続されている。したがって、電源供給部12Dは、電源供給用基板11の電源配線、冷却器171及びパッケージ基板75の電源配線を介して、I/O部74に電源を供給する。より詳細には、電源供給部12Dは、電源供給用基板11の電源配線、冷却器171の柱67D、側壁173C、柱68D、パッケージ基板75の電極パッド83及びパッケージ基板75の電源配線を介して、I/O部74に電源を供給する。
実施例7では、冷却器171の側壁173が、絶縁部174によって電気的に分割されることにより、冷却器171に複数の電源路が形成される。これにより、複数種類の電子部品に対する電源供給経路が複数形成される。すなわち、電源供給部12Aがメモリ72に電源を供給する電源供給経路と、電源供給部12B、12Cが半導体チップ73に電源を供給する電源供給経路と、電源供給部12DがI/O部74に電源を供給する電源供給経路とが形成される。したがって、電源供給部12A〜12Dは、電源供給用基板11の電源配線、冷却器171に形成された複数の電源路及びパッケージ基板75の電源配線を含む複数の電源供給経路を介して、複数種類の電子部品に電源を供給する。これにより、システムボード15を経由せずに、複数種類の電子部品に電源が供給される。このため、システムボード15内における電源層の形成を省略することができ、複数種類の電子部品に対する電源供給における電圧ドロップが抑制される。
実施例7によれば、電源供給部12A〜12Dが、複数種類の電子部品に電源を供給する電源供給経路は、それぞれ異なっている。すなわち、電源供給部12A〜12Dが、複数種類の電子部品に対応した電源供給経路によって、複数種類の電子部品に適した電圧で電源を供給することができる。実施例7によれば、空冷式の冷却器171によって、電源供給部12A〜12D、メモリ72、半導体チップ73及びI/O部74を同時に冷却することができる。したがって、電源供給部12及びメモリ72、半導体チップ73及びI/O部74を冷却する冷却系統が一つですむため、パッケージ実装構造1の構造を簡素化することができる。実施例7では、冷却器171の側壁173A、173B、173Cを、絶縁部174によって電気的に分割する例を示しているが、実施例1のように、冷却器171の側壁を電気的に分割しないようにしてもよい。
〈変形例1〉
実施例1では、電源供給部12が、冷却器13の上面に配置され、冷却器13の上面に接合されている例を示している。この例に限らず、図15に示すように、電源供給部12は、冷却器13の側面に配置され、冷却器13の側面に接合されてもよい。側面は、第1面の一例である。図15は、変形例1に係るパッケージ実装構造1を示す図である。図15に示す例では、冷却器13の側面に電源供給用基板11を配置し、冷却器13の側面に柱35を形成している。半導体チップ21は、冷却器13の下面に配置され、冷却器13の下面に接合されている。すなわち、半導体チップ21は、冷却器13に対して、電源供給部12が接合された面(側面)と異なる面(下面)に接合されている。
また、図16に示すように、電源供給部12は、冷却器(冷却装置)181の側面に配置され、冷却器181の側面に接合されてもよい。図16は、変形例1に係るパッケージ実装構造1を示す図である。冷却器181は、半導体パッケージ14上に設けられている。冷却器181は、ヒートスプレッダ182及び空冷フィン183を有している。図16に示す例では、冷却器181の側面に電源供給用基板11を配置し、冷却器181の側面に柱35を形成している。半導体チップ21は、冷却器181の下面に配置され、冷却器181の下面に接合されている。すなわち、半導体チップ21は、冷却器181に対して、電源供給部12が接合された面(側面)と異なる面(下面)に接合されている。
〈変形例2〉
実施例1では、一つの電源供給用基板11を冷却器13に設ける例を示している。この例に限らず、複数の電源供給用基板11を冷却器13に設けるようにしてもよい。例えば、図17に示すように、2つの電源供給用基板11を冷却器13に設けるようにしてもよい。図17は、変形例2に係るパッケージ実装構造1を示す図である。図17に示す例では、一方の電源供給部12が、冷却器13の上面に配置され、冷却器13の上面に接合され、他方の電源供給部12が、冷却器13の側面に配置され、冷却器13の側面に接合されている。図17に示す例では、冷却器13の上面及び側面に電源供給部12を配置し、
冷却器13の上面及び側面に柱35を形成している。半導体チップ21は、冷却器13の下面に配置され、冷却器13の下面に接合されている。すなわち、半導体チップ21は、冷却器13に対して、電源供給部12が接合された面(上面及び側面)と異なる面(下面)に接合されている。
また、複数の電源供給用基板11を冷却器181に設けるようにしてもよい。例えば、図18に示すように、2つの電源供給用基板11を冷却器181に設けるようにしてもよい。図18は、変形例2に係るパッケージ実装構造1を示す図である。図18に示す例では、一方の電源供給部12が、冷却器181の一方の側面に配置され、冷却器181の一方の側面に接合され、他方の電源供給部12が、冷却器181の他方の側面に配置され、冷却器181の他方の側面に接合されている。図18に示す例では、冷却器181の両側面に電源供給部12を配置し、冷却器181の両側面に柱35を形成している。半導体チップ21は、冷却器181の下面に配置され、冷却器181の下面に接合されている。すなわち、半導体チップ21は、冷却器181に対して、電源供給部12が接合された面(両側面)と異なる面(下面)に接合されている。
実施例1から実施例7、変形例1及び変形例2によれば、システムボード15内における電源層の形成を省略することができ、システムボード15が有する層の数を削減することができる。これにより、システムボード15の高密度化及び小型化を促進することができる。実施例1から実施例7、変形例1及び変形例2によれば、システムボード15を経由せずに、1種類の電子部品又は複数種類の電子部品に対する電源供給を行うことができる。したがって、高消費電力の電子部品をシステムボード15上に高密度に配置しても、1種類の電子部品又は複数種類の電子部品に対する電源供給が可能となる。実施例1から実施例7、変形例1及び変形例2によれば、1種類の電子部品又は複数種類の電子部品と、電源供給部12又は電源供給部12A〜12Dとを、立体に配置するため、投影面積での実装密度を向上することができる。
1 パッケージ実装構造
11 電源供給用基板
12、12A〜12D 電源供給部
13、51、61、91、101、111、141、151、171,181 冷却器
14、71 半導体パッケージ
15 システムボード
16 コネクタ
21、73 半導体チップ
22、75 パッケージ基板
23 アンダーフィル樹脂
24、81〜84 電源パッド
25、37、77 バンプ
31、52、62、92、102、112、142、152、153 流路
32、53、63、93、103、113、143、154、173 側壁
56、66、121、122、131、132、133、161、174 絶縁部
72 メモリ
74 I/O部

Claims (4)

  1. 配線を有する第1基板と、
    配線を有する第2基板と、
    第1面と、前記第1面と異なる第2面と、冷媒が流れる流路と、前記流路を囲む側壁とを有する複数の冷却手段と、
    前記第1基板に搭載され、前記複数の冷却手段の前記第1面に接合された複数の電源供給手段と、
    前記第2基板に搭載され、前記複数の冷却手段の前記第2面に接合された電子部品と、を備え、
    前記複数の冷却手段の前記側壁が絶縁部によって電気的に分割されることにより、前記複数の冷却手段のそれぞれに複数の電源路が形成され、
    前記複数の電源供給手段は、前記第1基板の前記配線、前記複数の冷却手段のそれぞれに形成された前記複数の電源路及び前記第2基板の前記配線を含む複数の電源供給経路を介して、前記電子部品に電源を供給することを特徴とするパッケージ実装構造。
  2. 前記複数の電源供給経路のうちの少なくとも一つがグランド線として用いられ、かつ、前記複数の電源供給経路のうちの少なくとも一つが電源線として用いられることを特徴とする請求項1に記載のパッケージ実装構造。
  3. 前記電子部品が複数種類あることを特徴とする請求項1又は2に記載のパッケージ実装構造。
  4. 前記冷却手段は、複数の前記流路を有することを特徴とする請求項1からの何れか一項に記載のパッケージ実装構造。
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