以下、本発明の一実施形態に係るパチンコ機について説明する。ここでの説明において、パチンコ機の各部の左右方向は、そのパチンコ機に対面する遊技者にとっての左右方向であり、「特図」は特別図柄の略称であり、「普図」は普通図柄の略称である。
本実施形態に係るパチンコ機は、図1〜図3に示すパチンコ機1である。このパチンコ機1は、図1,図2に示すように、遊技場の島設備に設置され、長方形状の枠体から成る機枠2と、この機枠2に開き戸状に開閉自在に取り付けられた枠体から成る本体枠3と、この本体枠3の内側に装着された遊技盤30(図2参照)と、本体枠3に開き戸状に開閉自在に取り付けられ、ガラス窓4aが中央に大きく設けられた扉ユニット4と、この扉ユニット4の下部に設けられた遊技球の受皿6(図1参照)と、本体枠3の下部の内側に設けられた遊技球の発射装置10(図2参照)と、扉ユニット4の右下部に回動操作が可能に設けられたハンドル7(図1参照)と、扉ユニット4の左上部および右上部のそれぞれに設けられたスピーカ8と、本体枠3の左下部の内側に設けられたスピーカ9とを備える。
また、図3に示すように、パチンコ機1の背面側には、主制御処理部100と、払出・発射制御処理部400と、賞球払出装置401と、サブ制御処理部500(副制御処理部)と、電源部600とが設けられている。主制御処理部100、払出・発射制御処理部400、サブ制御処理部500は何れも、CPU(Central Processing Unit)と、コンピュータプログラムおよびデータを格納したROM(Read Only Memory)と、このROMに格納されたコンピュータプログラムに従ってCPUが処理を行うための一時記憶領域であるRAM(Random Access Memory)とを含むマイクロコンピュータを備える。
続いて、パチンコ機1の遊技に係る各部の構成について詳しく説明していく。
図2に示すように、遊技盤30は、遊技球が流下する遊技領域31を盤面に備える。この遊技領域31は、発射装置10から発射された遊技球を遊技領域31に向かって滑走させるガイドレール32と、遊技領域31から発射装置10側に遊技球が戻るのを規制する遊技球規制レール33とによって略円形状に区画形成されている。遊技者は遊技領域31を、ガラス窓4aを通じて観察しながら遊技を行う。
受皿6から発射装置10には遊技球が1個ずつ供給されるようになっている。払出・発射制御処理部400は、ハンドル7の回動操作に伴って発射ボリューム11(図5にブロックで示す)から出力される発射強度指令信号(電気信号)に基づいて遊技球の発射強度を設定し、その発射強度で遊技球が発射されるよう発射装置10を制御するものである。発射装置10は、発射モータで打撃鎚(図示してない)を駆動し、この打撃鎚で遊技球を打撃することにより遊技球を発射させるものであり、1分間に100個の遊技球を連射可能である。発射装置10により発射された遊技球は、ガイドレール32を滑走して遊技領域31の左上部から遊技領域31内に到達した後、遊技領域31内を流下することになる。なお、発射装置10はモータの替わりにソレノイドで打撃鎚を駆動するものであってもよい。
図4に示すように、遊技盤30の右下部には、特図表示装置40と、普図表示装置41とが設けられている。遊技領域31内には、演出表示装置50と、ステージ56と、第1始動入賞口61(特図始動領域)と、第2始動入賞口62(特図始動領域)と、電動チューリップ63と、大入賞口64と、アタッカー装置65(特別電動役物)と、ゲート70と、一般入賞口67と、アウト口68とが設けられている。
第1始動入賞口61、第2始動入賞口62、大入賞口64、一般入賞口67、ゲート70のそれぞれには、遊技球の通過を検知する第1始動入賞口検知センサ91、第2始動入賞口検知センサ92、大入賞口検知センサ93、一般入賞口検知センサ94、ゲート検知センサ95のそれぞれが付設されている(図5にブロックで示す)。これらの検知センサ91〜95は、遊技球の通過に伴い遊技球検知信号(電気信号)を出力する磁気センサであり、その遊技球検知信号は主制御処理部100に入力されるようになっている。
第1,2始動入賞口61,62は、遊技球の入賞が可能に形成されたものであり、特図に係る当否の抽選(以下適宜「特図抽選」という)契機を生じさせるためのものである。第1始動入賞口61への遊技球の入賞に基づく特図抽選(以下適宜「第1特図抽選」という)の結果の種類、および、第2始動入賞口62への遊技球の入賞に基づく特図抽選(以下適宜「第2特図抽選」という)の結果の種類は何れも、大当たり、特図ハズレの2種類である。第1,第2特図抽選での大当たりの当選確率には低確率と、この低確率よりも高い高確率との2種類が予め用意されている。以下、大当たりの当選確率が低確率に設定された遊技状態を適宜「特図低確」といい、大当たりの当選確率が高確率に設定された遊技状態を適宜「特図高確」という。これら「特図低確」および「特図高確」については後に詳述する。
ゲート70は、遊技球の通過が可能に上下方向に貫通して形成されたものであり、普図に係る当否の抽選(以下適宜「普図抽選」という)の契機を生じさせるためのものである。普図抽選の結果の種類は普図当たりと普図ハズレの2種類である。普図抽選での普図当たりの当選確率には、低確率と、この低確率よりも高い高確率との2種類が予め用意されている。以下、普図当たりの当選確率が低確率に設定された遊技状態を適宜「普図低確」といい、普図当たりの当選確率が高確率に設定された遊技状態を適宜「普図高確」という。これら「普図低確」および「普図高確」については後に詳述する。
また、「特図低確&普図低確」から構成された遊技状態を、以下適宜「低確」と略していう。また、「特図高確&普図高確」から構成された遊技状態を、以下適宜「確変」という。また、「特図低確&普図高確」から構成された遊技状態を、以下適宜「時短」という。
特図表示装置40は、特図抽選の結果に対応する特図を、変動した後に停止するという態様で表示するよう主制御処理部100により制御されるものである。停止した状態の特図、すなわち特図の停止図柄が、特図抽選の結果に対応するものである。特図の停止図柄には、特図抽選で大当たりに当選した場合に限って表示される大当たり図柄と、特図抽選で特図ハズレとなった場合に限って表示される特図ハズレ図柄とがある。大当たり図柄には、特図抽選で大当たり当選した場合に表示される4R通常時短有図柄、4R特定時短有図柄、16R特定時短有図柄とに大別される。特図ハズレ図柄は1種類のみである。大当たり図柄の種類は、大当たり遊技のラウンド数、大当たり遊技終了後の大当たりの当選確率および普図当たりの当選確率等を規定するものであり、このことについては後に詳述する。以下、第1特図抽選に基づいて特図表示装置17に表示される特図を適宜「第1特図」といい、第2特図抽選に基づいて特図表示装置17に表示される特図を適宜「第2特図」という。
特図表示装置40は、具体的には、複数の発光部(図示省略)を備える表示装置から成る。この特図表示装置40において、複数の発光部の何れかが点滅している状態は特図が変動している状態であり、その点滅が終了し何れかの発光部の点灯が維持された状態は特図の変動が停止した状態である。特図表示装置40において複数の発光部の何れかが点滅している時間は特図の変動時間である。特図の変動後の停止状態は、少なくとも所定時間(例えば0.6秒)間維持されるよう設定されている。
普図表示装置41は、普図抽選の結果に対応する普図を、変動した後に停止するという態様で表示するよう主制御処理部100により制御されるものである。停止した状態の普通図柄、すなわち普図の停止図柄が、普図抽選の結果に対応するものである。普図の停止図柄には、普図抽選で普図当たりに当選した場合に限って表示される普図当たり図柄と、普図抽選で普図ハズレとなった場合に限って表示される普図ハズレ図柄とがあり、これら普図当たり図柄および普図ハズレ図柄は何れも1種類のみである。
普図表示装置41は、具体的には、複数の発光部(図示省略)を備える表示装置から成り、特図表示装置40に隣接して位置する。この普図表示装置41において、複数の発光部の何れかが点滅している状態は普図が変動している状態であり、その点滅が終了し何れかの発光部の点灯が維持された状態は普図の変動が停止した状態である。普図表示装置41において複数の発光部の何れかが点滅している時間は普図の変動時間である。普図の変動後の停止状態は、少なくとも所定時間(例えば0.6秒)間維持されるよう設定されている。
大入賞口64は左右方向に長い長方形状の開口である。アタッカー装置65は、大入賞口64に対する開閉動作が可能となるよう前後方向にフラップ状に回動自在に設けられた蓋部材と、この蓋部材を駆動するソレノイドとを備え、そのソレノイドの励磁により蓋部材が開いて大入賞口64を露呈し、そのソレノイドの消磁により蓋部材が閉じて大入賞口64を閉鎖するものである。アタッカー装置65の蓋部材が開いた状態(蓋部材が前方向に倒れた状態)は大入賞口64への遊技球の入賞が可能な状態であり、アタッカー装置65の蓋部材が閉じた状態(蓋部材が後方向に戻った状態)は大入賞口64への遊技球の入賞が不可能な状態である。特図抽選で大当たりに当選した場合。特図の変動が大当たり図柄で停止した後に、アタッカー装置65は主制御処理部100に制御されて大入賞口64に対する開閉動作を行い、大当たり遊技を遊技者に提供する。大当たり遊技中のアタッカー装置65の開閉動作の態様は複数種類あり、それらの種類のそれぞれは特図の大当たり図柄の種類のそれぞれに予め対応付けられている。アタッカー装置65の開閉動作の態様は、開閉動作の回数、連続する開閉動作のインターバル、1回の開閉動作によるアタッカー装置65の蓋部材の開放時間等の組合せから構成される。アタッカー装置65の開閉動作の態様については後に詳述する。
電動チューリップ63は、第2始動入賞口62の入口を、遊技球が1個だけ通過可能な大きさから拡大する方向に開くことが可能に設けられた1対の羽根部材と、これら1対の羽根部材を駆動するソレノイドとを備え、そのソレノイドが励磁されることで1対の羽根部材は開いて第2始動入賞口62の入口を拡大し、そのソレノイドが消磁されることで1対の羽根部材は閉じて第2始動入賞口62の入口を遊技球が1個だけ通過可能に縮小するものである。電動チューリップ63の1対の羽根部材が閉じた状態において、第2始動入賞口62の入口は遊技球が1個だけ通過可能に開口してはいるものの、遊技釘69と1対の羽根部材との位置関係によって、第2始動入賞口62への遊技球の入賞が不可能となっている。つまり、電動チューリップ63の1対の羽根部材が開いた状態であるときに限って、第2始動入賞口62への遊技球の入賞が可能になる。なお、電動チューリップ63は、1対の羽根部材が開閉する構造のものに限らず、その他の構造、例えば、ベロ式電動チューリップであってもよい。このベロ式電動チューリップは、第2始動入賞口の開閉が可能となるよう前後方向にフラップ状に回動自在に設けられた蓋部材を備え、この蓋部材が前方向に倒れることにより第2始動入賞口62が露呈されて、第2始動入賞口62への遊技球の入賞が可能になる構造のものでる。
電動チューリップ63は、普図の停止時点から所定時間(例えば0.6秒)が経過し、さらに所定時間(例えば0.5秒)が経過したタイミングで、すなわち、普図の停止時点から1.1秒が経過したタイミングで、第2始動入賞口62の入口に対する開閉動作を行うよう主制御処理部100によって制御される。電動チューリップ63の開閉動作の態様は、普図抽選に関する遊技状態(普図低確、普図高確)に予め対応付けられて2種類用意されている。電動チューリップ63の開閉動作の態様は、開閉動作の回数、連続する開閉動作のインターバル、1回の開閉動作による電動チューリップ63の1対の羽根部材の開放時間の組合せから構成されるものである。電動チューリップ63の開閉動作の態様については後に詳述する。
前述の大当たり図柄の名称、すなわち、4R通常時短有図柄、4R特定時短有図柄、16R特定時短有図柄において、「4R」、「16R」はそれぞれ「4ラウンド」、「16ラウンド」の略であり、その大当たり図柄に基づく大当たり遊技でのラウンド数を意味する。名称に「通常」を含む大当たり図柄は、その大当たり図柄に基づく大当たり遊技の終了後の遊技状態が「特図低確」に設定される図柄であることを意味する。名称に「特定」を含む大当たり図柄は、その大当たり図柄に基づく大当たり遊技の終了後の遊技状態が「特図高確」に設定される図柄であることを意味する。名称に「時短有」を含む大当たり図柄は、その大当たり図柄に基づく大当たり遊技の終了後の遊技状態が「普図高確」に設定される図柄であることを意味する。
演出表示装置50は液晶表示装置から成り、遊技領域31の略中央部に画面50aが位置するよう遊技盤30に設けられている。この演出表示装置50は、特図抽選に対する演出、大当たり遊技に対する演出が行われるよう主制御処理部100とサブ制御処理部500とによって制御される。
特図抽選に対する演出の際、演出表示装置50には、特図の変動の開始と停止に同期して、変動した後に停止するという態様で演出図柄53が表示される。前述の特図表示装置40は、演出図柄53を見ている遊技者の視界に入らないように、すなわち、遊技者が主に演出表示装置50による演出を見てパチンコ機1での遊技を楽しむように、演出表示装置50から離れた位置に、例えば遊技盤30の右下部に設けられている。
演出表示装置50により表示される演出図柄53は、例えば左右方向に並んだ3つの数字から構成される。演出図柄53を構成する3つの数字の少なくとも1つが例えば「1→2→3・・・」のように変化することが、演出図柄53の変動である。図4において、演出図柄53は、左右両側の数字が「7」で停止した状態で、中央の数字が変化している状態である。演出図柄53の中央に描いた下向きの矢印は、数字が変化している状態であることを示すものであり、演出表示装置50に実際に表示されるものではない。なお、演出図柄53は左右方向に並ぶものに限定されるものではなく、上下方向または斜め方向に並ぶものであってもよい。
演出図柄53を構成する3つの数字は、特図抽選で大当たりに当選した場合に「222」、「777」等のゾロ目で停止し、特図抽選で特図ハズレとなった場合には大当たりを示す並び目以外の並び目で停止する。演出図柄53が大当たりを示す並び目で停止する前段階での演出図柄53の変動は、3つの数字のうちの2つの数字が同じ数字で停止したリーチ目で、残りの1つの数字が変動を続けるリーチ変動を行うよう設定されている。また、演出図柄53が特図ハズレを示す並び目で停止する場合の演出図柄53の変動は、リーチ目を成さないハズレ変動がリーチ変動よりも格段に多い頻度で行われるよう設定されている。
リーチ変動の種類としては、演出図柄53の変動が演出のメインとして表示されるノーマル系リーチおよびロング系リーチと、演出図柄53の変動が画面50aの隅に小さく表示されつつアニメーション等の動画が演出のメインとして表示されるストーリー系リーチおよびバトル系リーチとが予め用意されている。バトル系リーチは、主役キャラクタが敵役キャラクタとバトルを行う動画を含む演出である。特図抽選で大当たりに当選した場合に行われるバトル系リーチは、主役キャラクタが敵役キャラクタに勝利するものに設定されている。特図抽選で特図ハズレにとなった場合に行われるバトル系リーチは、主役キャラクタが敵役キャラクタに敗北するものに設定されている。
第1始動入賞口61または第2始動入賞口62に1個の遊技球が入賞した場合、その入賞に基づき、特図抽選と、その特図抽選に対する演出(リーチ変動またはハズレ変動)とを含む特図遊技が行われることになる。そして、その特図遊技で大当たりを示す演出が行われた場合に、その演出の終了後に大当たり遊技が遊技者に提供されることになる。
また、演出表示装置50は、第1特図抽選で用いられる第1特図保留球乱数(後述)の個数、および、第2特図抽選で用いられる第2特図保留球乱数(後述)の個数を表示するよう主制御処理部100とサブ制御処理部500とによって制御される。第1特図保留球乱数は、特図の変動中または大当たり遊技中に第1始動入賞口61に遊技球が入賞したことに基づいて発生するものであり、第2特図保留球乱数は、特図の変動中または大当たり遊技中に第2始動入賞口62に遊技球が入賞したことに基づいて発生するものである。第1特図保留球乱数の保留数は、画面50aの左下部に位置する第1保留表示領域51において表示される。この第1保留表示領域51は左右方向に並んだ円形領域51a〜51dから構成されていて、画面50aの背景色と異なる色で点灯(発色)した円形領域の個数が、第1特図保留球乱数の現在の保留数を示す。第2特図保留球乱数の保留数は、画面50aの右下部に位置する第2保留表示領域52に表示される。この第2保留表示領域52は左右方向に並んだ円形領域52a〜52dから構成されていて、背景色と異なる色で点灯(発色)した円形領域の個数が、第2特図保留球乱数の現在の保留数を示す。
図4は、点灯した状態の円形領域を黒色で塗り潰して示し、消灯した状態の円形領域を破線で示す。つまり、図4において、第1保留表示領域51は円形領域51aが点灯し、円形領域51a以外の円形領域51b〜51dが消灯した状態であり、第1特図保留球乱数が1個であることを示した状態である。これと同様に、第2保留表示領域52も、第2特図保留球乱数が1個であることを示した状態である。なお、円形領域の輪郭を示す破線は画面50aに実際に表示されるものではなく、消灯した状態の円形領域内の色は画面50aの背景色と同じ色である。
また、演出表示装置50は、電サポ回数(後述)を表示するよう主制御処理部100とサブ制御処理部500とによって制御される。電サポ回数は、画面50aの左上部に位置する電サポ回数表示領域54に「あと○回」(「○」は数字を意味する)という形で、例えば図4に示すように「あと2回」というように表示される。電サポ回数が1回消化される毎に、電サポ回数表示領域54での表示回数は1回減少して表示される。
ステージ56は、演出表示装置50の下部の前方に位置し、遊技盤30の盤面から後方向に奥行を有する構造物である。演出表示装置50の周囲を覆う装飾部材57の左側部には、その装飾部材57の左側方に位置する遊技領域31の部分とステージ56とを連通させるワープ通路58が設けられている。ステージ56は、ワープ通路58から流下してきた遊技球を転動させながら一時的に滞在させた後、その遊技球を下方に落下させる。ステージ56の中央には前方向に下り傾斜を成した溝56aが設けられている。この溝56aの真下には第1始動入賞口61が位置するので、溝56aから落下した遊技球は、その溝56a以外のステージ56の箇所から落下した遊技球よりも高い確率で第1始動入賞口61に入賞する。
賞球払出装置401は、受皿6に賞球を払い出す装置である。賞球の払出個数は、第1始動入賞口61、第2始動入賞口62、大入賞口64および一般入賞口67のそれぞれに予め対応付けられている。主制御処理部100は、第1始動入賞口検知センサ91、第2始動入賞口検知センサ92、大入賞口検知センサ93および一般入賞口検知センサ94のそれぞれからの遊技球検知信号に基づき、すなわち、第1始動入賞口61、第2始動入賞口62、大入賞口64および一般入賞口67のそれぞれへの遊技球の入賞に基づき、その入賞口に予め対応付けられた賞球の払出個数を、払出・発射制御処理部400に指令するよう設定されている。払出・発射制御処理部400は主制御処理部100からの指令に基づいて賞球払出装置401の払出モータを制御し、賞球払出装置401に賞球を払い出させるよう設定されている。第1,第2始動入賞口61,62に予め対応付けられた賞球個数は例えば4個であり、大入賞口64に予め対応付けられた賞球個数は例えば15個であり、一般入賞口67に予め対応付けられた賞球個数は例えば10個である。なお、ゲート70を遊技球が通過したことに基づく賞球の払出しは行われない。
第1始動入賞口61、第2始動入賞口62、大入賞口64、一般入賞口67の何れかに入賞した遊技球は、その入賞口からパチンコ機1の外部に排出されて回収され、何れの入賞口にも入賞しなかった遊技球は、遊技領域31の最下部に位置するアウト口68からパチンコ機1の外部に排出されて回収される。
次に、遊技領域31における第1,第2始動入賞口61,62、大入賞口64、ゲート70のそれぞれの位置について詳細に説明する。
第1始動入賞口61は、前述のようにステージ56の下方であって、遊技領域31の左右方向の中央に位置する。この第1始動入賞口61への遊技球の入賞は、遊技球の左打ちが行われた場合に、すなわち、装飾部材57の左側方に位置する遊技領域31の部分を流下するよう遊技球が発射された場合に、可能であり、基本的には、装飾部材57の右側方に位置する遊技領域31の部分を流下するよう遊技球が発射された場合(右打ちが行われた場合)には、第1始動入賞口61に遊技球は入賞しない。ゲート70は装飾部材57の右側方に位置する。このゲート70には、遊技球の右打ちが行われた場合に可能であり、基本的には、左打ちが行われた場合にはゲート70を遊技球は通過しない。第2始動入賞口62は、ゲート70よりも下方であって、装飾部材57の右下方に位置する。第2始動入賞口62への遊技球の入賞は右打ちが行われた場合に可能であり、基本的には、左打ちが行われた場合には第2始動入賞口62に遊技球は入賞しない。大入賞口64も、右打ちが行われた場合に遊技球が入賞可能となるよう位置し、基本的には、左打ちが行われた場合には大入賞口64に遊技球は入賞しない。
次に、電源部600に係る構成について説明する。
電源部600は、外部電源からAC24Vとの接続と遮断を切り換える電源SW601(SWはスイッチの略)を備え、外部電源から供給された電力を主制御処理部100、払出・発射制御処理部400、サブ制御処理部500等のパチンコ機1の各電気機器に対応した電力に変換して、それらの電気機器に供給するものであるとともに、電源SW601のオフ操作による電源断時、および、停電等の電源SW601のオフ操作以外での電源断時にパチンコ機1の電源となるバックアップ電源602を備える。また、電源部600は、外部電源からの電力の供給を監視し、電源断の発生時に電源断検出信号を主制御処理部100に送信するよう設定されているとともに、電源断からの復帰による電源投入時に電源復帰信号を主制御処理部100に送信するよう設定されている。主制御処理部100は、電源断検出信号を入力した場合に、電源復帰後に必要となるデータのバックアップを行うよう設定されている。また、主制御処理部100は、電源復帰信号を入力した場合に、バックアップデータが正常か否かを判断し、バックアップデータが正常である場合には電源復帰に予め対応付けられた初期設定をRAMに対して行い、バックアップデータが正常でない場合にはRAMクリア処理を行った後に、RAMクリア処理に予め対応付けられた初期設定をRAMに対して行うよう設定されている。
電源部600は、RAMクリアSW603を備える。電源部600は、RAMクリアSW603がオン操作された場合に、主制御処理部100にRAMクリア信号を出力するよう設定されている。主制御処理部100は、RAMクリア信号を受信した場合に、RAMクリア処理を行った後、RAMクリア処理に予め対応付けられた初期設定をRAMに対して行うよう設定されている。主制御処理部100は、RAMクリア信号によるRAMクリア処理を電源投入時点からの所定期間のみ行うことができるように設定されている。
次に主制御処理部100について詳細に説明する。
主制御処理部100は、第1始動入賞口61に遊技球が入賞した場合と、第2始動入賞口62に遊技球が入賞した場合とに、その入賞に基づき、特図に係る当否の抽選を行う特図抽選処理部110(特図抽選手段)を備える。この特図抽選処理部110は特図抽選を行うための構成要素として、図6に示すように、特図当否判定用乱数発生部111と、第1特図抽選部112aと、第2特図抽選部112bと、第1,第2特図低確率判定テーブル116a,116bと、第1,第2特図高確率判定テーブル117a,117bとを備える。これらの構成要素について説明していく。
特図当否判定用乱数発生部111は、所定範囲(例えば0〜65535の整数の範囲)のカウンタの値を、クロック回路の1クロックに1回更新させることにより、ハードウェア乱数である特図当否乱数(0〜65535までの65536通りの乱数)を発生させるものである。
第1特図抽選部112aは、特図当否判定用乱数発生部111により発生された特図当否乱数を第1始動入賞口61(特図始動領域)への遊技球の入賞を契機に取得し、その特図当否乱数を用いて特図に係る当否の抽選(第1特図抽選)を行うものである。具体的には、第1特図抽選部112aは、特図当否判定用乱数発生部111により発生された特図当否乱数を、第1始動入賞口61に遊技球が入賞したタイミングで、言い換えると、第1始動入賞口検知センサ91からの遊技球検知信号が主制御処理部100に入力されたタイミングで、取得(ラッチ)する第1特図当否判定用乱数取得部113aと、この第1特図当否判定用乱数取得部113aにより取得された特図当否乱数が大当たり、特図ハズレの何れであるかを、第1特図低確率判定テーブル116aまたは第1特図高確率判定テーブル117aを参照して判定する第1特図当否判定部114aと、第1特図当否判定用乱数取得部113aにより特図当否乱数が取得された場合に、その特図当否乱数を第1特図保留球乱数として主制御処理部100のRAMを利用して記憶し、特図の変動中または大当たり遊技中等の特図の変動を開始できない状態である場合に所定の上限個数(例えば4個)まで保留可能な第1特図抽選用保留記憶部115aとを備える。
第2特図抽選部112bは、第1特図抽選部112aと同様に構成されたものであり、特図当否判定用乱数発生部111により発生された特図当否乱数を第2始動入賞口62(特図始動領域)への遊技球の入賞を契機に取得し、その特図当否乱数を用いて特図に係る当否の抽選(第2特図抽選)を行うものである。具体的には、第2特図抽選部112bは、特図当否判定用乱数発生部111により発生された特図当否乱数を、第2始動入賞口61に遊技球が入賞したタイミングで、言い換えると、第2始動入賞口検知センサ92からの遊技球検知信号が主制御処理部100に入力されたタイミングで、取得(ラッチ)する第2特図当否判定用乱数取得部113bと、この第2特図当否判定用乱数取得部113bにより取得された特図当否乱数が大当たり、特図ハズレの何れであるかを、第2特図低確率判定テーブル116bまたは第2特図高確率判定テーブル117bを参照して判定する第2特図当否判定部114bと、第2特図当否判定用乱数取得部113bにより特図当否乱数が取得された場合に、その特図当否乱数を第2特図保留球乱数として主制御処理部100のRAMを利用して記憶し、特図の変動中または大当たり遊技中等の特図の変動を開始できない状態である場合に所定の上限個数(例えば4個)まで保留可能な第2特図抽選用保留記憶部115bとを備える。
第1特図抽選部112aは、第1特図抽選用保留記憶部115aに第1特図保留球乱数が記憶された状態である場合に、その第1特図保留球乱数に基づく第1特図抽選を、特図の変動を開始できる状態であることを条件に、その第1特図保留球乱数の記憶の契機となった第1始動入賞口61への遊技球の入賞の順番(入賞順)で行うよう設定されている。また、第2特図抽選部112bは、第2特図抽選用保留記憶部115bに第2特図保留球乱数が記憶された状態である場合に、その第2特図保留球乱数に基づく第2特図抽選を、特図の変動を開始できる状態であることを条件に、その第2特図保留球乱数の記憶の契機となった第2始動入賞口62への遊技球の入賞の順番(入賞順)で行うよう設定されている。また、特図抽選処理部110は、第1特図抽選用保留記憶部115aに第1特図保留球乱数が記憶された状態であり、かつ、第2特図抽選用保留記憶部115に第2特図保留球乱数が記憶された状態において、第1特図抽選部112aによる第1特図保留球乱数の消化よりも、第2特図抽選部112bによる第2特図保留球乱数の消化を優先するよう設定されている。
主制御処理部100は、RAMクリア有の電源投入時に第1特図保留球乱数の保留数として0個を指定し、第1特図保留球乱数の保留時に第1特図保留球乱数の現在の保留数(保留数の1個増加)を指定する第1特図保留数指定コマンドをサブ制御処理部500に送信するよう設定されている。また、主制御処理部100は、第1特図の変動開始時に第1特図保留球乱数の保留数の1個減少を指定する第1特図保留数減指定コマンドをサブ制御処理部500に送信するよう設定されている。また、主制御処理部100は、RAMクリア有の電源投入時に第2特図保留球乱数の表示個数として0個を指定し、第2特図保留球乱数発生時に第2特図保留球乱数の保留数を指定する第2特図保留数指定コマンドをサブ制御処理部500に送信するよう設定されているとともに、第2特図の変動開始時に第2特図保留球乱数の保留数を1個減少させることを指定する第2特図保留数減指定コマンドをサブ制御処理部500に送信するよう設定されている。
第1特図低確率判定テーブル116aおよび第1特図高確率判定テーブル117aは、特図当否乱数(0〜65535までの65536通りの乱数)と、大当たりと、特図ハズレとの対応関係、すなわち、第1特図抽選での大当たりの当選確率を規定したものである。第2特図低確率判定テーブル116bおよび第2特図高確率判定テーブル117bも、特図当否乱数(0〜65535までの65536通りの乱数)と、大当たりと、特図ハズレとの対応関係、すなわち、第2特図抽選での大当たりの当選確率を規定したものである。これら第1,第2特図低確率判定テーブル116a,116bおよび第1,第2特図高確率判定テーブル117a,117bの具体的内容を、図7を用いて次に説明する。
図7(a)に示す第1,第2特図低確率判定テーブル116a,117aは何れも、特図当否乱数0〜65535のうち、特図当否乱数0〜217に大当たりを対応付けていて、特図当否乱数218〜〜65535に特図ハズレを対応付けている。つまり、第1,第2特図低確率判定テーブル116a,117aを用いた特図抽選での大当たりの当選確率は、0〜65535までの65536個の特図当否乱数のうちの0〜217までの218個の特図当否乱数が大当たりに対応付けられているので、略1/300(=218/65536)である。
図7(b)に示す第1,第2特図高確率判定テーブル117a,117bは何れも、特図当否乱数0〜65535のうち、特図当否乱数0〜2170に大当たりを対応付けていて、特図当否乱数2771〜65535に特図ハズレを対応付けている。つまり、第1,第2特図高確率判定テーブル117a,117bを用いた特図抽選での大当たりの当選確率は、0〜65535までの65536個の特図当否乱数のうちの0〜2170までの2171個の特図当否乱数が大当たりに対応付けられているので、略1/30(=2171/65536)である。特図抽選での大当たりの当選確率は、第1,第2特図低確率判定テーブル116a,117aを用いた場合よりも、第1,第2特図低確率判定テーブル117a,117bを用いた方が10倍高い。
前述の「特図低確」は、第1特図抽選部112aが第1特図低確率判定テーブル116aを用いて第1特図抽選を行うよう設定され、かつ、第2特図抽選部112bが第2特図低確率判定テーブル116bを用いて第2特図抽選を行うよう設定された遊技状態、すなわち、第1,第2特図抽選の何れの大当たりの当選確率も低確率(略1/300)に設定された遊技状態である。また、前述の「特図高確」は、特図抽選処理部110において第1特図抽選部112aが第1特図高確率判定テーブル117aを用いて第1特図抽選を行うよう設定され、かつ、第2特図抽選部112bが第2特図高確率判定テーブル117bを用いて第2特図抽選を行うよう設定された遊技状態、すなわち、大当たりの当選確率が高確率(略1/30)に設定された遊技状態である。
図5に戻り、主制御処理部100は、特図表示装置40に停止させて表示させる特図(特図の停止図柄)を、第1特図抽選部112aによる第1特図抽選の結果、または、第2特図抽選部112bによる第2特図抽選の結果に基づいて、複数種類の特図のうちから選択して決定する特図種類決定処理部120(特図種類決定手段)を備える。この特図種類決定処理部120は特図の停止図柄を決定するための構成要素として、図8に示すように、特図種類選択用乱数発生部121と、第1特図種類決定部122aと、第2特図種類決定部122bと、第1特図種類選択テーブル126と、第2特図種類選択テーブル127とを備える。これらの構成要素について説明していく。
特図種類選択用乱数発生部121は、1ループである所定範囲(例えば0〜399の整数の範囲)のカウンタの値を、乱数発生用のコンピュータプログラムを実行して4ミリ秒に1回更新させることにより、ソフトウェア乱数である特図種類乱数(0〜399までの400通りの乱数)を発生させるものである。なお、カウンタは1ループ毎にランダムにスタート値を更新するよう設定されている。
第1特図種類決定部122aは、特図種類選択用乱数発生部121により発生された特図種類乱数を第1始動入賞口61への遊技球の入賞を契機に取得し、その特図種類乱数を用いて第1特図の大当たり図柄を、複数種類の大当たり図柄のうちから選択するための抽選(以下適宜「第1特図種類抽選」という)を行い、第1特図抽選の結果が大当たりである場合に第1特図種類抽選で選択された大当たり図柄を第1特図の停止図柄に決定し、第1特図抽選の結果が特図ハズレである場合に第1特図の停止図柄を特図ハズレ図柄(1種類のみ)に決定するものである。具体的には、第1特図種類決定部122aは、特図種類選択用乱数発生部121により発生された特図種類乱数を、第1始動入賞口61に遊技球が入賞したタイミング(第1始動入賞口検知センサ91からの遊技球検知信号が主制御処理部100に入力されたタイミング)で取得(ラッチ)する第1特図種類選択用乱数取得部123aと、この第1特図種類選択用乱数取得部123aにより取得された特図種類乱数に基づき第1特図種類選択テーブル126を参照して特図の大当たり図柄を選択する第1特図種類選択部124aと、第1特図種類選択用乱数取得部123aにより特図種類乱数が取得された場合に、その特図種類乱数を主制御処理部100のRAMを利用して記憶し、特図の変動中または大当たり遊技中等の特図の変動を開始できない状態である場合に、第1特図抽選用保留記憶部115aでの第1特図保留球乱数の上限個数と同じく4個まで特図種類乱数を保留可能な第1特図種類用保留記憶部125aとを備える。そして、第1特図種類決定部122aは、第1特図抽選の結果が大当たりである場合に第1特図種類抽選で選択された大当たり図柄を第1特図の停止図柄に決定し、第1特図抽選の結果が特図ハズレである場合には、第1特図の停止図柄を特図ハズレ図柄に決定する。
第2特図種類決定部122bは、第1特図種類決定部122aと同様に構成されたものであり、特図種類選択用乱数発生部121により発生された特図種類乱数を第2始動入賞口62への遊技球の入賞を契機に取得し、その特図種類乱数を用いて第2特図の大当たり図柄を、複数種類の特図の大当たり図柄のうちから選択するための抽選(以下適宜「第2特図種類抽選」という)を行い、第2特図抽選の結果が大当たりである場合に第2特図種類抽選で選択された大当たり図柄を第2特図の停止図柄に決定し、第2特図抽選の結果が特図ハズレである場合に第2特図の停止図柄を特図ハズレ図柄(1種類のみ)に決定するものである。具体的には、第2特図種類決定部122bは、特図種類選択用乱数発生部121により発生された特図種類乱数を、第2始動入賞口62に遊技球が入賞したタイミング(第2始動入賞口検知センサ92からの遊技球検知信号が主制御処理部100に入力されたタイミング)で取得(ラッチ)する第2特図種類選択用乱数取得部123bと、この第2特図種類選択用乱数取得部123bにより取得された特図種類乱数に基づき第2特図種類選択テーブル127を参照して特図の大当たり図柄の種類を選択する第2特図種類選択部124bと、第2特図種類選択用乱数取得部123bにより特図種類乱数が取得された場合に、その特図種類乱数を主制御処理部100のRAMを利用して記憶し、特図の変動中または大当たり遊技中等の特図の変動を開始できない状態である場合に、第2特図抽選用保留記憶部115bでの第2特図保留球乱数の上限個数と同じく4個まで特図種類乱数を保留可能な第2特図種類用保留記憶部125bとを備える。そして、第2特図種類決定部122bは、第2特図抽選の結果が大当たりである場合に第2特図種類抽選で選択された大当たり図柄を第2特図の停止図柄に決定し、第2特図抽選の結果が特図ハズレである場合には、第2特図の停止図柄を特図ハズレ図柄に決定する。
第1特図種類決定部122aは、第1特図種類用保留記憶部125aに記憶された特図種類乱数に基づく第1特図種類抽選を、特図の変動を開始できる状態であることを条件に、その特図種類乱数の記憶の契機となった第1始動入賞口61への遊技球の入賞の順番(入賞順)で行うよう設定されている。第2特図種類決定部122bは、第2特図種類用保留記憶部125bに記憶された特図種類乱数に基づく第2特図種類抽選を、特図の変動を開始できる状態であることを条件に、その特図種類乱数の記憶の契機となった第2始動入賞口62への遊技球の入賞の順番(入賞順)で行うよう設定されている。また、特図種類決定処理部120は、第1特図種類用保留記憶部125aにより特図種類乱数が記憶された状態であり、かつ、第2特図種類用保留記憶部125bにより特図種類乱数が記憶された状態において、第1特図種類用保留記憶部125aにより記憶された特図種類乱数を第1特図種類抽選で消化することよりも、第2特図種類用保留記憶部125bにより記憶された特図種類乱数を第2特図種類抽選で消化することを優先するよう予め設定されている。
第1,第2特図種類選択テーブル126,127は、特図種類乱数(0〜399までの400通りの乱数)と特図の大当たり図柄との対応関係を規定したものである。これら第1,第2特図種類選択テーブル126,127の具体的内容を、図9を用いて次に説明する。
図9(a)に示すように、第1特図種類選択テーブル126は、特図種類乱数0〜399のうち、特図種類乱数0〜39に4R通常時短有図柄を対応付けていて、特図種類乱数40〜319に4R特定時短有図柄を対応付けていて、特図種類乱数320〜399に16R特定時短有図柄を対応付けている。つまり、第1特図種類選択テーブル126は、同図9(a)中に括弧書きで示すように、第1特図種類抽選での4R通常時短有図柄の選択確率を10%に規定していて、同じく第1特図種類抽選での4R特定時短有図柄の選択確率を70%に規定していて、同じく第1特図種類抽選での16R特定時短有図柄の選択確率を20%に規定している。これら括弧書きの選択確率は、第1特図種類選択テーブル126に含まれるものではなく、参考のために記載したものである。第1特図に関して、4R通常時短有図柄は通常時短有図柄A1〜A3の3種類であり、4R特定時短有図柄は特定時短有図柄B1〜B6の6種類であり、16R特定時短有図柄は特定時短有図柄C1〜C6の6種類である。そして、4R通常時短有図柄、4R特定時短有図柄および16R特定時短有図柄のそれぞれの選択確率が前述の10%、70%、20%に規定されるよう、特図種類乱数0〜39が通常時短有図柄A1〜A3に振り分けられていて、特図種類乱数40〜319が特定時短有図柄B1〜B6に振り分けられていて、特図種類乱数320〜399が特定時短有図柄C1〜C6に振り分けられている(図示省略)。
図9(b)に示すように、第2特図種類選択テーブル127は、特図種類乱数0〜399のうち、特図種類乱数0〜39に4R通常時短有図柄を対応付けていて、特図種類乱数40〜79に4R特定時短有図柄を対応付けていて、特図種類乱数80〜399に16R特定時短有図柄を対応付けている。つまり、第2特図種類選択テーブル127は、同図9(b)中に括弧書きで示すように、第2特図種類抽選での4R通常時短有図柄の選択確率を10%に規定していて、同じく第2特図種類抽選での4R特定時短有図柄の選択確率を10%に規定していて、同じく第2特図種類抽選での16R特定時短有図柄の選択確率を80%に規定している。これら括弧書きの選択確率は、第2特図種類選択テーブル127に含まれるものではなく、参考のために記載したものである。第2特図に関して、4R通常時短有図柄は通常時短有図柄D1〜D3の3種類であり、4R特定時短有図柄は特定時短有図柄E1〜E3の3種類であり、16R特定時短有図柄は特定時短有図柄F1〜F4の4種類である。そして、4R通常時短有図柄、4R特定時短有図柄および16R特定時短有図柄のそれぞれの選択確率が前述の10%、10%、80%に規定されるよう、特図種類乱数0〜39が通常時短有図柄D1〜D3に振り分けられていて、特図種類乱数40〜79が特定時短有図柄E1〜E3に振り分けられていて、特図種類乱数80〜399が特定時短有図柄F1〜F4に振り分けられている(図示省略)。
主制御処理部100は、特図種類決定処理部120により決定された特図の種類に基づき、図10に示すように、特図に関する指定コマンドとして、第1特図種類指定コマンド、電源投入時第1特図種類指定コマンド、第2特図種類指定コマンド、電源投入時第2特図種類指定コマンドを決定する。これらのコマンドは先行コマンドと後続コマンドから構成された2バイトのデータであり、それら先行コマンドおよび後続コマンドは何れも16進数を含んで構成されている。
そして、主制御処理部100は、第1特図種類指定コマンドを第1特図の変動開始時にサブ制御処理部500に送信するよう設定されていて、電源投入時第1特図種類指定コマンドをRAMクリア有の電源投入時、RAMクリア無の電源投入時にサブ制御処理部500に送信するよう設定されていて、第2特図種類指定コマンドを第2特図の変動開始時にサブ制御処理部500に送信するよう設定されていて、電源投入時第2特図種類指定コマンドをRAMクリア無の電源投入時にサブ制御処理部500に送信するよう設定されている。
第1特図種類指定コマンドにおいて、先行コマンドは「B1H」であって第1特図種類指定コマンドであることを示し、後続コマンドは「00H,01H,02H,・・・,0DH,0EH,0FH」のうちから選択され、第1特図の種類を示す。例えば、後続コマンド「00H」は特図ハズレ図柄を示し、「01H」は通常時短有図柄A1を示す。
電源投入時第1特図種類指定コマンドにおいて、先行コマンドは「B3H」であって電源投入時第1特図種類指定コマンドであることを示し、後続コマンドは第1特図種類指定コマンドの場合と同じく「00H,01H,02H,・・・,0DH,0EH,0FH」のうちから選択され、第1特図の種類を示す。電源投入時第1特図種類指定コマンドは、データのバックアップ時およびRAMクリア後の初期設定時に決定されるものである。より詳細には、データのバックアップ時に、電源投入時第1特図種類指定コマンドの後続コマンドは、そのバックアップ直前に決定された第1特図種類指定コマンドの後続コマンドと一致するものに決定される。RAMクリア有の電源投入時には、RAMクリア指定コマンドに基づいて、電源投入時第1特図種類指定コマンドの後続コマンドは「00H」に決定される。RAMクリア有の電源投入時に決定される電源投入時第1特図種類指定コマンドは、予め設定された演出図柄53の初期出目を指定するものである。
第2特図種類指定コマンドにおいて、先行コマンドは「B2H」であって第2特図種類指定コマンドであることを示し、後続コマンドは「00H,01H,02H,・・・,08H,09H,0AH」のうちから選択され、第2特図の種類を示す。例えば、後続コマンド「00H」は特図ハズレ図柄を示し、「01H」は通常時短有図柄D1を示す。
電源投入時第2特図種類指定コマンドにおいて、先行コマンドは「B4H」であって電源投入時第2特図種類指定コマンドであることを示し、後続コマンドは第2特図種類指定コマンドの場合と同じく「00H,01H,02H,・・・,08H,09H,0AH」のうちから選択され、第2特図の種類を示す。電源投入時第2特図種類指定コマンドは、データのバックアップ時に決定されるものである。より詳細には、データのバックアップ時に、電源投入時第2特図種類指定コマンドの後続コマンドは、そのバックアップ直前に決定された第2特図種類指定コマンドの後続コマンドと一致するものに決定される。
図5に戻り、主制御処理部100は、特図種類決定処理部120により決定された大当たり図柄に基づきアタッカー装置65を制御するアタッカー作動制御部150(特別電動役物作動制御手段)を備える。このアタッカー作動制御部150は、特図が大当たり図柄で停止した後に、その大当たり図柄に予め対応付けられた開閉動作の態様でアタッカー装置65の蓋部材を開閉させて大当たり遊技を遊技者に提供するものである。
図11に示すように、第1特図の大当たり図柄が通常時短有図柄A1〜A3、特定時短有図柄B1〜B6の何れか1つの図柄に決定された場合、4ラウンドの大当たり遊技(以下適宜「4R大当たり遊技」という)が遊技者に提供される。また、第1特図の大当たり図柄が特定時短有図柄C1〜C6の何れか1つの図柄に決定された場合、16ラウンドの大当たり遊技(以下適宜「16R大当たり遊技」という)が遊技者に提供される。
図12に示すように、第2特図の大当たり図柄が通常時短有図柄D1〜D3、特定時短有図柄E1〜E3の何れか1つに決定された場合、4R大当たり遊技が遊技者に提供される。また、第2特図の大当たり図柄が特定時短有図柄F1〜F4の何れか1つの図柄に決定された場合、16R大当たり遊技が遊技者に提供される。
4R大当たり遊技および16R大当たり遊技において、各ラウンド遊技中のアタッカー装置65の蓋部材の開閉動作の回数は、例えば1回に設定されている。さらに、それらの大当たり遊技において、各ラウンド遊技の終了の条件、すなわち、アタッカー装置65の蓋部材を開いて大入賞口64を露呈した後にその蓋部材を閉じて大入賞口64を閉鎖する条件は、アタッカー装置65の蓋部材の開放時間が30秒に達すること、および、大入賞口64への遊技球の入賞個数が10個に達することの何れか一方が満たされることに設定されている。これにより、図11,図12に示すように、通常時短有図柄A1〜A3(第1特図)、特定時短有図柄B1〜B6(第1特図)、通常時短有図柄D1〜D3(第2特図)、特定時短有図柄E1〜E3(第2特図)の何れか1つに基づく4R大当たり遊技において遊技者は約600個の賞球を獲得することができ、特定時短有図柄C1〜C6(第1特図)、特定時短有図柄F1〜F4(第2特図)の何れか1つに基づく16R大当たり遊技において遊技者は約2400個の賞球を獲得することができる。
図5に戻り、主制御処理部100は、特図抽選処理部110による特図抽選の結果と、特図種類決定処理部120により決定された特図に基づき、特図と演出図柄との変動パターンを、複数種類の変動パターンのうちから抽選(以下適宜「変動パターン抽選」という)により決定する変動パターン決定部130を備える。この変動パターン決定部130は、変動パターン抽選を行ための構成要素として、図12に示すように、変動パターン決定用乱数発生部131と、第1変動パターン抽選部132aと、第2変動パターン抽選部132bと、通常変動パターンテーブル136aと、特殊変動パターンテーブル136bとを備える。これらの構成要素について説明していく。
変動パターン決定用乱数発生部131は、1ループである所定範囲(例えば0〜99の整数の範囲)のカウンタの値を、乱数発生用のコンピュータプログラムを実行して4ミリ秒に1回更新させることにより、ソフトウェア乱数である変動パターン乱数(0〜99までの100通りの乱数)を発生させるものである。なお、変動パターン決定用乱数発生部131において、カウンタは1ループのカウントが終了したらカウントを開始したスタート値に戻るよう設定されているが、1ループ毎にランダムにスタート値を更新するよう設定してもよい。
第1変動パターン抽選部132aは、特図抽選処理部110での第1特図抽選部112aによる第1特図抽選の結果(大当たりまたは特図ハズレ)と、特図種類決定処理部120の第1特図種類決定部122aでの第1特図種類抽選により決定された特図とに基づいて、変動パターンを複数種類の変動パターンのうちから決定するための抽選(以下適宜「第1変動パターン抽選」という)を行うものである。具体的には、第1変動パターン抽選部132aは、変動パターン決定用乱数発生部131により発生された変動パターン乱数を、第1始動入賞口61に遊技球が入賞したタイミング(第1始動入賞口検知センサ91からの遊技球検知信号が主制御処理部100に入力されたタイミング)で取得(ラッチ)する第1変動パターン決定用乱数取得部133aと、この第1変動パターン決定用乱数取得部133aにより取得された変動パターン乱数に基づき、通常変動パターンテーブル136aまたは特殊変動パターンテーブル136bを参照して変動パターンを選択する第1変動パターン選択部134aと、第1変動パターン決定用乱数取得部133aにより変動パターン乱数が取得された場合に、その変動パターン乱数を主制御処理部100のRAMを利用して記憶し、特図の変動中または大当たり遊技中等の特図の変動を開始できない状態である場合に、第1特図抽選用保留記憶部115aでの特図保留球乱数の上限個数と同じく4個まで変動パターン乱数を保留可能な第1変動パターン用保留記憶部135aとを備える。
第2変動パターン抽選部132bは、特図抽選処理部110の第2特図抽選部112bによる第2特図抽選の結果(大当たりまたは特図ハズレ)と、特図種類決定処理部120の第2特図種類決定部122bでの第2特図種類抽選により決定された特図とに基づいて、変動パターンを複数種類の変動パターンのうちから決定するための抽選(以下適宜「第2変動パターン抽選」という)を行うものである。具体的には、第2変動パターン抽選部132bは、変動パターン決定用乱数発生部131により発生された変動パターン乱数を、第2始動入賞口62に遊技球が入賞したタイミング(第2始動入賞口検知センサ92からの遊技球検知信号が主制御処理部100に入力されたタイミング)で取得(ラッチ)する第2変動パターン決定用乱数取得部133bと、この第2変動パターン決定用乱数取得部133bにより取得された変動パターン乱数に基づき、通常変動パターンテーブル136aまたは特殊変動パターンテーブル136bを参照して変動パターンを選択する第2変動パターン選択部134bと、第2変動パターン決定用乱数取得部133bにより変動パターン乱数が取得された場合に、その変動パターン乱数を主制御処理部100のRAMを利用して記憶し、特図の変動中または大当たり遊技中等の特図の変動を開始できない状態である場合に、第2特図抽選用保留記憶部115bでの特図保留球乱数の上限個数と同じく4個まで変動パターン乱数を保留可能な第2変動パターン用保留記憶部135bとを備える。
第1変動パターン抽選部132aは、第1変動パターン用保留記憶部135aに記憶された変動パターン乱数に基づく第1変動パターン抽選を、特図の変動を開始できる状態であることを条件に、その変動パターン乱数の記憶の契機となった第1始動入賞口61への遊技球の入賞の順番(入賞順)で行うよう設定されている。第2変動パターン選択部132bは、第2変動パターン用保留記憶部135bに記憶された変動パターン乱数に基づく第2変動パターン抽選を、特図の変動を開始できる状態であることを条件に、その変動パターン乱数の記憶の契機となった第2始動入賞口62への遊技球の入賞の順番(入賞順)で行うよう設定されている。また、変動パターン決定部130は、第1変動パターン用保留記憶部135aに変動パターン乱数が記憶された状態であり、かつ、第2変動パターン用保留記憶部135bに変動パターン乱数が記憶された状態において、第1変動パターン用保留記憶部135aに記憶された変動パターン乱数を第1変動パターン抽選部132aによって消化することよりも、第2変動パターン用保留記憶部135bに記憶された変動パターン乱数を第2変動パターン抽選部132bによって消化することを優先するよう設定されている。
通常変動パターンテーブル136aおよび特殊変動パターンテーブル136bにより規定された具体的内容の概略を、図14を用いて説明する。
通常変動パターンテーブル136aは、低確(特図低確&普図低確)中に限って、第1変動パターン抽選および第2変動パターン抽選で使用されるものであり、第1特図の変動開始時の第1特図保留球乱数の保留数と、第1特図抽選で特図ハズレとなってリーチ変動が行われない場合の特図の変動時間(主要変動時間)との対応関係、第2特図の変動開始時の第2特図保留球乱数の保留数と、第2特図抽選で特図ハズレとなってリーチ変動が行われない場合の特図の変動時間(主要変動時間)との対応関係、および、リーチ変動が行われる場合の第1,第2特図の変動時間(リーチ時変動時間)を規定している。具体的には、通常変動パターンテーブル136aは、第1,第2特図の何れに関しても、保留数0個,1個および2個に主要変動時間12.5秒を対応付けていて、保留数3個に主要変動時間7秒を対応付けていて、保留数4個に主要変動時間4秒を対応付けている。つまり、保留数が多くなると、主要変動時間が短くなるよう設定されている。また、通常変動パターンテーブル136aは、第1特図のリーチ時変動時間を20〜90秒に規定していて、第2特図のリーチ時変動時間を90秒のみに規定している。
特殊変動パターンテーブル136bは、時短(特図低確&普図高確)中と確変(特図高確&普図高確)中とに限って、第1変動パターン抽選または第2変動パターン抽選で使用されるものである。この特殊変動パターンテーブル136bは、第1,第2特図の何れに関しても、保留数0〜4個の全てに主要変動時間7秒を対応付けている。また、特殊変動パターンテーブル136bは、第1,第2特図の何れに関しても、リーチ時変動時間を90秒に規定している。
なお、第1特殊変動パターンテーブル136bにおける主要変動時間は7秒のみであり、この7秒は、通常変動パターンテーブル136aにおける最長の主要変動時間12.5秒よりも短いので、通常変動パターンテーブル136aを用いて主要変動時間を決定する場合よりも第1特殊変動パターンテーブル136bを用いて変動時間を決定する場合の方が特図ハズレ時の主要変動時間が短縮されやすい。特殊変動パターンテーブル136bが用いられる遊技状態である時短(特図低確&普図高確)は、通常変動パターンテーブル136aが用いられる低確(特図低確&普図低確)よりも主要変動時間が短縮される遊技状態であることを意味するとともに、同じく特殊変動パターンテーブル136bが用いられる遊技状態である確変(特図高確&普図高確)ではないことを意味する。
通常変動パターンテーブル136aおよび特殊変動パターンテーブル136bの具体的内容の詳細について、図15〜図19を用いて説明する。
通常変動パターンテーブル136aは、図15〜図17に示す変動パターンテーブル136−1〜136−5とから構成されている。特殊変動パターンテーブル136bは、図16に示す変動パターンテーブル136−2(通常変動パターンテーブル136aと共通)と、図18に示す変動パターンテーブル136−6、図19に示す変動パターンテーブル136−7とから構成されている。これら通常変動パターンテーブル136aおよび特殊変動パターンテーブル136bは何れも、変動パターン乱数(0〜99までの100通りの乱数)と、変動パターンとの対応関係を規定するものである。変動パターンは、演出図柄53の変動内容と、特図および演出図柄53に共通の変動時間から構成されるものである。これら変動内容および変動時間は、第1変動パターン抽選または第2変動パターン抽選により、複数種類の組合せのうちから選択されるものである。複数種類の組合せとしては、図15〜図19に示すように、ノーマル系リーチと20秒との組合せ、ロング系リーチと30秒との組合せ、ストーリー系リーチと60秒との組合せ、バトル系リーチと90秒との組合せ、ハズレ(リーチ無)と12.5秒との組合せ、ハズレ(リーチ無)と7秒との組合せ、ハズレ(リーチ無)と4秒との組合せが予め用意されている。
図15に示す変動パターンテーブル136−1(通常変動パターンテーブル)は、低確中に第1特図抽選で大当たり当選し、かつ、大当たり図柄が通常時短有図柄A1〜A3、特定時短有図柄B1〜B6の何れか1つの図柄に決定された場合に、第1変動パターン抽選で使用される変動パターンテーブルである。図16に示す変動パターンテーブル136−2(通常変動パターンテーブル136aと特殊変動パターンテーブル136bで共通)は、低確中、時短中、確変中に第1特図抽選または第2特図抽選で大当たりに当選し、かつ、大当たり図柄が特定時短有図柄C1〜C6(第1特図)、通常時短有図柄D1〜D3(第2特図)、特定時短有図柄E1〜E3,F1〜F4(第2特図)の何れか1つの図柄に決定された場合に、第1変動パターン抽選または第2変動パターン抽選で使用される変動パターンテーブルである。図17に示す変動パターンテーブル136−3〜136−5(通常変動パターンテーブル)は、低確中に第1特図抽選または第2特図抽選で特図ハズレとなった場合に、第1変動パターン抽選または第2変動パターン抽選で使用される変動パターンテーブルであり、特に、図17(a)に示す変動パターンテーブル136−3は特図の変動開始時の保留数が0〜2個の場合に使用されるものであり、図17(b)に示す変動パターンテーブル136−4は特図の変動開始時の保留数が3個の場合に使用されるものであり、図17(c)に示す変動パターンテーブル136−5は特図の変動開始時の保留数が4個である場合に使用されるものである。図18に示す変動パターンテーブル136−6(特殊変動パターンテーブル)は時短中または確変中に第1特図抽選で大当たり当選し、かつ、大当たり図柄が通常時短有図柄A1〜A3(第1特図)、特定時短有図柄B1〜B6(第1特図)の何れか1つの図柄に決定された場合に使用される変動パターンテーブルである。図19に示す変動パターンテーブル136−7(特殊変動パターンテーブル)は、時短中または確変中に第1特図抽選または第2特図抽選で特図ハズレとなった場合に使用される変動パターンテーブルである。
主制御処理部100は、変動パターン決定部130において第1変動パターン抽選により決定された変動パターンに基づき第1変動パターン指定コマンド決定し、第2変動パターン指定コマンド抽選により決定された変動パターンに基づき第2変動パターン指定コマンドを決定する。第1,第2変動パターン指定コマンドは、先行コマンドと後続コマンドから構成された2バイトのデータであり、それら先行コマンドおよび後続コマンドは何れも16進数を含んで構成されている(図示省略)。
そして、主制御処理部100は、第1変動パターン指定コマンドを第1特図の変動開始時にサブ制御処理部500に送信するよう設定されていて、第2変動パターン指定コマンドを第2特図の変動開始時にサブ制御処理部500に送信するよう設定されている。
図5に戻り、主制御処理部100は、変動パターン決定部130により決定された変動時間だけ特図が変動した後に、特図種類決定処理部120により決定された特図の停止図柄で特図が停止するよう特図表示装置40を制御する特図表示制御部140(特図表示制御手段)を備える。
図5に戻り、主制御処理部100は、ゲート70を遊技球が通過したことに基づき、普図に係る当否の抽選(普図抽選)を行う普図抽選処理部210を備える。この普図抽選処理部210は、普図抽選を行うための構成要素として、図20に示すように、普図当否判定用乱数発生部211と、普図抽選部212と、普図低確率判定テーブル216と、普図高確率判定テーブル217とを備える。これらの構成要素について説明していく。
普図当否判定用乱数発生部211は、特図当否判定用乱数発生部111と同じく、所定範囲(0〜65535の整数の範囲)のカウンタの値を、クロック回路の1クロックに1回更新させることにより、ハードウェア乱数である普図当否乱数(0〜65535までの65536通りの乱数)を発生させるものである。
普図抽選部212は、普図当否判定用乱数発生部211により発生された普図当否乱数を、ゲート70を遊技球が通過したことに基づいて取得し、その普図当否乱数を用いて普図に係る当否の抽選(普図抽選)を行うものである。具体的には、普図抽選部212は前述の第1特図抽選部112aと同様に構成されたものであり、普図当否判定用乱数発生部211により発生された普図当否乱数を、ゲート70を遊技球が通過したタイミング(ゲート検知センサ95からの遊技球検知信号が主制御処理部100に入力されたタイミング)で取得(ラッチ)する普図当否判定用乱数取得部213と、この普図当否判定用乱数取得部213により取得された普図当否乱数が普図当たり、普図ハズレの何れであるかを、普図低確率判定テーブル216または普図高確率判定テーブル217を参照して判定する普図当否判定部214と、普図当否判定用乱数取得部213により普図当否乱数が取得された場合に、その普図当否乱数を普図保留球乱数として主制御処理部100のRAMを利用して記憶し、普図の変動中または電動チューリップ63の開閉動作中等の普図の変動を開始できない状態である場合に、所定の上限個数(例えば4個)まで普図保留球乱数を保留可能な普図抽選用保留記憶部215とを備える。
図21に示すように普図低確率判定テーブル216および普図高確率判定テーブル217は何れも、普図当否乱数(0〜65535までの65536通りの乱数)と普図当たりと普図ハズレとの対応関係を規定したものである。普図低確率判定テーブル216は、普図当否乱数0〜65535のうち、普図当否乱数0〜13107に普図当たりを対応付けていて、普図当否乱数13108〜65535に普図ハズレを対応付けていることにより、普図当たりの当選確率を略20%(=13108/65536)に設定している。普図高確率判定テーブル217は、普図当否乱数0〜65535のうち、普図当否乱数0〜65534に普図当たりを対応付けていて、普図当否乱数65535に普図ハズレを対応付けていることにより、普図当たりの当選確率を略100%(=65535/65536)に設定している。
前述の普図低確は、普図抽選処理部210の普図抽選部212が普図低確率判定テーブル216を用いて普図抽選を行うよう設定された遊技状態、すなわち、普図当たりの当選確率が略20%に設定された遊技状態である。また、前述の普図高確は、普図抽選処理部210の普図抽選部212が普図高確率判定テーブル217を用いて普図抽選を行うよう設定された遊技状態、すなわち、普図当たりの当選確率が略100%に設定された遊技状態である。
図5に戻り、主制御処理部100は、普図表示装置41に停止させて表示させる普図(普図の停止図柄)を、普図抽選の結果が普図当たりである場合に普図当たり図柄に決定し、普図抽選の結果が普図ハズレである場合に普図ハズレに決定する普図種類決定処理部220を備える。
同図5に示すように、主制御処理部100は、普図の変動時間を決定する普図変動時間決定部230と、普図表示装置41を制御する普図表示制御部250と、電動チューリップ63を制御する電動チューリップ作動制御部240とを備える。これらについて説明していく。
普図変動時間決定部230は普図の変動開始の際に、普図抽選に関する遊技状態が普図低確か普図高確かの判定を行い、この判定の結果に基づいて、普図低確中の普通図柄の変動時間よりも普図高確中の普通図柄の変動時間の方が短くなるよう決定するものである。具体的には、普図変動時間決定部230は、普図低確中の普図の変動時間を30秒に決定し、普図高確中の普図の変動時間を1秒に決定する。
普図表示制御部250は、普図種類決定処理部220により決定された普図の停止図柄と、普図変動時間決定部230により決定された普図の変動時間とに基づいて、普図表示装置40を制御するものである。具体的には、普図種類決定処理部220により普図の停止図柄が普図ハズレ図柄に決定され、かつ、普図変動時間決定部230により普図の変動時間が30秒に決定された場合に、普図表示制御部250は普図表示装置41に普図を30秒間変動させた後に普図ハズレ図柄で停止させる。また、普図種類決定処理部220により普図の停止図柄が普図当たり図柄に決定され、かつ、普図変動時間決定部230により普図の変動時間が30秒に決定されていた場合に、普図表示制御部250は普図表示装置41に普図を30秒間変動させた後に普図当たり図柄で停止させる。また、普図種類決定処理部220により普図の停止図柄が普図ハズレ図柄に決定され、かつ、普図変動時間決定部230により普図の変動時間が1秒に設定されていた場合に、普図表示制御部250は普図表示装置41に普図を1秒間変動させた後に普図ハズレ図柄で停止させる。また、普図種類決定部220により普図の停止図柄が普図当たり図柄に決定され、かつ、普図の変動時間が1秒に決定された場合に、普図表示制御部250は普図表示装置41に普図を1秒間変動させた後に普図当たり図柄で停止させる。
電動チューリップ作動制御部240は、普図抽選で普図当たりに当選した場合に、普図の変動の停止時点から1.1秒が経過したタイミングで、電動チューリップ63が開閉動作を行うよう電動チューリップ63のソレノイドを制御するものである。電動チューリップ63の開閉動作の態様としては、普図低確に予め対応付けられた第1開閉態様と、普図高確に予め対応付けられた第2開閉態様との2種類がある。第1開閉態様において、開閉動作の回数は1回であり、その1回の開閉動作による電動チューリップ63の開放時間は0.2秒である。第2開閉態様において、開閉動作の回数は3回であり、連続する開閉動作のインターバルは0.8秒であり、1回の開閉動作による電動チューリップ63の開放時間は2.5秒である。
前述のように普図低確は普図抽選での普図当たりの当選確率が略20%に設定された遊技状態であり、普図低確中の普図の変動時間は30秒であり、普図低確中の電動チューリップ63の開閉動作の態様は第1開閉態様(0.2秒間開放×1回)である。これに対し、前述のように普図高確は普図抽選での普図当たりの当選確率が略100%に設定された遊技状態であり、普図高確中の普図の変動時間は1秒であり、普図高確中の電動チューリップ63の開閉動作の態様は第2開閉態様(2.5秒間開放×3回)である。つまり、普図低確を含む遊技状態(低確)よりも普図高確を含む遊技状態(時短、確変)の方が、普図抽選での普図当たりの当選確率、普図の変動時間、普図当たりに対応付けられた電動チューリップ63の開閉動作の態様の何れについても遊技者にとって有利に設定される。これにより、普図高確を含む遊技状態(時短、確変)は、第2始動入賞口62への遊技球の入賞を、電動チューリップ63の作動によってサポートする状態、所謂、電サポとなっている。電サポは、大当たりに当選しない限り所定の遊技回数が消化させるまで維持される。その所定の遊技回数を「電サポ回数」という。時短中および確変中には、前述のように特殊変動パターンテーブル136bが用いられることで特図の変動時間が短縮されるので、電サポ回数は特図の変動時間が短縮される状態が維持される特図遊技の回数、所謂、時短回数と同じ回数である。
図5に戻り、主制御処理部100は、大当たり遊技終了後における遊技状態を複数種類の遊技状態のうちから選択して設定する遊技状態設定部300(遊技状態設定手段)を備える。この遊技状態設定部300は、特図抽選に関する遊技状態(以下適宜「抽選用遊技状態」という)を設定する抽選用遊技状態設定部310と、演出に関する遊技状態(以下適宜「演出用遊技状態」という)を設定する演出用遊技状態設定部320を備える。
抽選用遊技状態設定部310は、抽選用遊技状態を特図高確または特図低確に設定するための構成要素として確変回数設定部311と、残確変回数カウント部312とを備える。確変回数設定部311は、大当たり遊技終了後の抽選用遊技状態を特図高確に設定する際、大当たりに当選しない限り特図高確が維持される特図遊技の回数、すなわち確変回数を10000回に設定し、大当たり遊技終了後の抽選用遊技状態を特図低確に設定する際、確変回数を0回に設定するものである。残確変回数カウント部312は、確変回数設定部311により10000回の確変回数が設定された後に、第1,第2特図遊技の区別なく特図遊技が行われる度に確変回数を1回減算することにより、確変回数の残回数をカウントするものである。抽選用遊技状態設定部310は、残確変回数カウント部312によりカウントした確変回数の残回数が0回に達するまでは、特図高確を維持する。
また、抽選用遊技状態設定部300は、抽選用遊技状態を普図高確または普図低確に設定するための構成要素として、電サポ回数設定部313と残電サポ回数設定部313とを備える。電サポ回数設定部313は、大当たり遊技終了後の抽選用遊技状態を普図高確に設定する際、大当たりに当選しない限り電サポを維持する特図遊技の回数、すなわち電サポ回数を、複数種類の電サポ回数(>0回)のうちから選択して設定し、大当たり遊技終了後の抽選用遊技状態を普図低確に設定する際、電サポ回数を0回に設定するものである。残電サポ回数カウント部314は、電サポ回数設定部313により電サポ回数(>0回)が設定された後に、第1,第2特図遊技の区別なく特図遊技が行われる度に、電サポ回数を1回減算することにより電サポ回数の残回数をカウントするものである。電サポ回数の種類としては、例えば、13回、26回、39回、20回、40回、60回、10000回の7種類が予め用意されている。抽選用遊技状態設定部310は、電サポ回数設定部313により電サポ回数(>0回)した後、残電サポ回数カウント部314によりカウントした電サポ回数の残回数が0回に達するまでは、普図高確を維持する。なお、残電サポ回数カウント部314は、電サポ中の特図遊技の実行回数をカウントし、電サポ回数設定部312により設定された電サポ回数から、その実行回数を減算するものであってもよい。
図11,図12に示すように、各大当たり図柄は「通常」と呼ばれる大当たり種別と、「確変」と呼ばれる大当たり種別とに分類されている。大当たり種別の「通常」は、大当たり遊技終了後の抽選用遊技状態が特図低確(大当たりの当選確率が通常の確率)に設定されること、すなわち大当たり遊技終了後に確変回数が0回に設定されることを意味する。大当たり種別が通常に分類される大当たり図柄は、通常時短有図柄のように名称中に「通常」を含む大当たり図柄である。大当たり種別の「確変」は、大当たり遊技終了後の抽選用遊技状態が特図高確(大当たりの当選確率が通常よりも高い確率に変動した状態(確変))に設定されること、すなわち大当たり遊技終了後に確変回数が10000回に設定されることを意味する。大当たり種別が確変に分類される大当たり図柄は、特定時短有図柄のように名称中に「特定」を含む大当たり図柄である。なお、図9において、第1特図種類選択テーブル126中の4R特定時短有図柄の選択確率70%と16R特定時短有図柄の選択確率20%とを合計した選択確率は90%であり、第2特図種類選択テーブル127中の4R特定時短有図柄の選択確率10%と16R特定時短有図柄の選択確率80%とを合計した選択確率も90%であることから分かるように、第1,第2特図抽選の何れで大当たりに当選した場合も、大当たり種別が確変の大当たり図柄の選択確率は90%に設定されている。
第1特図に関して、確変回数および電サポ回数は、図11に示すように設定される。つまり、大当たり当選時の抽選用遊技状態が低確であり、かつ、その大当たり当選時に大当たり図柄が通常時短有図柄A1に決定された場合に、その通常時短有図柄A1に基づく大当たり遊技の終了後に確変回数は0回に設定されるとともに電サポ回数は13回に設定される。大当たり当選時の抽選用遊技状態が低確であり、かつ、その大当たり当選時に大当たり図柄が通常時短有図柄A2に決定された場合に、その通常時短有図柄A2に基づく大当たり遊技の終了後に確変回数は0回に設定されるとともに電サポ回数は26回に設定される。大当たり当選時の抽選用遊技状態が低確であり、かつ、その大当たり当選時に大当たり図柄が通常時短有図柄A3に決定された場合に、その通常時短有図柄A3に基づく大当たり遊技の終了後に確変回数は0回設定されるとともに電サポ回数は39回に設定される。大当たり当選時の抽選用遊技状態が時短または確変であり、かつ、その大当たり当選時に大当たり図柄が通常時短有図柄A1〜A3の何れか1つに決定された場合には、その通常時短有図柄A1〜A3の何れか1つに基づく大当たり遊技の終了後に確変回数は0回に設定されるとともに電サポ回数は60回に設定される。
同図11に示すように、大当たり当選時の抽選用遊技状態が低確であり、かつ、その大当たり当選時に大当たり図柄が特定時短有図柄B1またはB4に決定された場合に、その特定時短有図柄B1またはB4に基づく大当たり遊技の終了後に確変回数は10000回に設定されるとともに電サポ回数は13回に設定される。大当たり当選時の抽選用遊技状態が低確であり、かつ、その大当たり当選時に大当たり図柄が特定時短有図柄B2またはB5に決定された場合に、その特定時短有図柄B2またはB5に基づく大当たり遊技の終了後に確変回数は10000回に設定されるとともに電サポ回数は26回に設定される。大当たり当選時の抽選用遊技状態が低確であり、かつ、その大当たり当選時に大当たり図柄が特定時短有図柄B3またはB6に決定された場合に、その特定時短有図柄B3またはB6に基づく大当たり遊技の終了後に確変回数は10000回に設定されるとともに電サポ回数は39回に設定される。大当たり当選時の抽選用遊技状態が時短または確変であり、かつ、その大当たり当選時に大当たり図柄が特定時短有図柄B1〜B6の何れか1つに決定された場合には、その特定時短有図柄B1〜B6の何れか1つに基づく大当たり遊技の終了後も、確変回数および電サポ回数は両方とも10000回に設定される。
同図11に示すように、大当たり当選時の抽選用遊技状態が低確、時短および確変の何れである場合も、その大当たり当選時に大当たり図柄が特定時短有図柄C1〜C6(16R特定時短有図柄)の何れか1つに決定された場合には、その特定時短有図柄C1〜C6の何れか1つに基づく大当たり遊技の終了後に確変回数および電サポ回数は両方とも10000回に設定される。
第2特図に関して、確変回数および電サポ回数は、図12に示すように設定される。その図12に示すように、大当たり当選時の抽選用遊技状態が低確、時短および確変の何れである場合にも、その大当たり当選時に大当たり図柄が通常時短有図柄D1に決定された場合には、その通常時短有図柄D1に基づく大当たり遊技の終了後に確変回数は0回に設定されるとともに電サポ回数は20回に設定される。大当たり当選時の抽選用遊技状態が低確、時短および確変の何れである場合にも、その大当たり当選時に大当たり図柄が通常時短有図柄D2に決定された場合には、その通常時短有図柄D2に基づく大当たり遊技の終了後に確変回数は0回に設定されるとともに電サポ回数は40回に設定される。大当たり当選時の抽選用遊技状態が低確、時短および確変の何れである場合にも、その大当たり当選時に大当たり図柄が通常時短有図柄D3に決定された場合には、その通常時短有図柄D3に基づく大当たり遊技の終了後に確変回数は0回設定されるとともに電サポ回数は60回に設定される。
同図12に示すように、大当たり当選時の抽選用遊技状態が低確、時短および確変の何れである場合にも、その大当たり当選時に大当たり図柄が通常時短有図柄E1に決定された場合には、その特定時短有図柄E1に基づく大当たり遊技の終了後に確変回数は10000回に設定されるとともに電サポ回数は20回に設定される。大当たり当選時の抽選用遊技状態が低確、時短および確変の何れである場合にも、その大当たり当選時に大当たり図柄が特定時短有図柄E2に決定された場合には、その特定時短有図柄E2に基づく大当たり遊技の終了後に確変回数は10000回に設定されるとともに電サポ回数は40回に設定される。大当たり当選時の抽選用遊技状態が低確、時短および確変の何れである場合にも、その大当たり当選時に大当たり図柄が特定時短有図柄E3に決定された場合には、その特定時短有図柄E3に基づく大当たり遊技の終了後に確変回数は10000回に設定されるとともに電サポ回数は60回に設定される。
同図12に示すように、大当たり当選時の抽選用遊技状態が低確、時短および確変の何れである場合にも、その大当たり当選時に大当たり図柄が特定時短有図柄F1〜F4の何れか1つに決定された場合には、その特定時短有図柄F1〜F4の何れか1つに基づく大当たり遊技の終了後に確変回数および電サポ回数は両方とも10000回に設定される。
特図高確中の大当たりの当選確率は約1/30であり、10000回の確変回数を全て消化するまでには、大当たりに当選することができるので、10000回の確変回数が設定されることによって、遊技者は次回の大当たりの当選まで特図高確の維持が保障されることになる。また、10000回の電サポ回数は10000回の確変回数と同時に設定されるものであり、特図高確においては大当たりの当選確率が略1/30であるので、10000回の確変回数と同時に電サポ回数が10000回に設定されることによって、遊技者は次回の大当りの当選まで電サポの維持されることになる。なお、遊技状態設定部300は、確変回数を10000回に設定する代わりに次回の大当たりまで特図高確を維持することを設定するものであってもよい。
時短と確変は、本発明における特定の遊技状態に相当する。低確は、本発明における通常状態に相当する。また、時短と、確変回数が10000回に設定されて電サポ回数が10000回未満(13回、26回、39回、20回、40回、60回)に設定されて開始される確変は、本発明における「第1有利状態」に相当し、確変回数および電サポ回数の両方が10000回に設定されて開始される確変は、本発明における「第2有利状態」に相当する。
演出用遊技状態設定部320は、時短(特定の遊技状態)と確変(特定の遊技状態)に対して、大当たり遊技の終了後の特図遊技の回数(第1,第2特図遊技の区別なしの特図遊技の回数)として特殊遊技回数を、複数種類の特殊遊技回数のうちから選択して設定する特殊遊技回数設定部321と、特殊遊技回数の消化回数をカウントする特殊遊技実行回数カウント部322と、特殊遊技回数の残回数をカウントする残特殊遊技回数カウント部323とを備える。
特殊遊技回数設定部321は本発明における特殊遊技回数設定手段に相当し、特殊遊技実行回数カウント部322は本発明における消化回数カウント手段に相当し、残特殊遊技回数カウント部323は本発明における残回数カウント手段に相当する。
特殊遊技回数設定部321は、特殊遊技回数テーブル321aを備え、大当たり当選時に決定された大当たり図柄と、その大当たり当選時の抽選用遊技状態とに基づき、その特殊遊技回数テーブル321aを参照して特殊遊技回数を設定する。特殊遊技回数の種類としては、例えば1回、3回、7回、13回、22回、23回、26回、39回、20回、40回、60回が予め用意されている。特殊遊技回数テーブル321aは、特図の大当たり図柄と抽選用遊技状態と特殊遊技回数との対応関係を規定するものである。特殊遊技回数テーブル321aの具体的内容は図23,図24に示す。
図23に示すように、大当たり当選時の抽選用遊技状態が低確である場合に、第1特図が通常時短有図柄A1または特定時短有図柄B1または特定時短有図柄B4に決定されると特殊遊技回数は13回に設定され、第1特図が通常時短有図柄A2または特定時短有図柄B2または特定時短有図柄B5に決定されると特殊遊技回数は26回に設定され、第1特図が通常時短有図柄A3または特定時短有図柄B3または特定時短有図柄B6または特定時短有図柄C5に決定されると特殊遊技回数は39回に設定される。
同じく大当たり当選時の抽選用遊技状態が低確である場合に、第1特図が特定時短有図柄C1に決定されると特殊遊技回数は3回に設定され、第1特図が特定時短有図柄C2に決定されると特殊遊技回数は7回に設定され、第1特図が特定時短有図柄C3に決定されると特殊遊技回数は22回に設定され、第1特図が特定時短有図柄C4に決定されると特殊遊技回数は23回に設定され、第1特図が通常時短有図柄C6に決定されると特殊遊技回数は0回に設定される。
一方、大当たり当選時の抽選用遊技状態が時短または確変である場合に、第1特図が通常時短有図柄A1〜A3の何れか1つに決定されると特殊遊技回数は60回に設定され、第1特図が通常時短有図柄A1〜A3以外の何れか1つに決定されると特殊遊技回数は0回に設定される。
図24に示すように、大当たり当選時の抽選用遊技状態が低確、時短、確変の何れである場合にも、第2特図が通常時短有図柄D1または特定時短有図柄E1に決定されると特殊遊技回数は20回に設定され、第2特図が通常時短有図柄D2または特定時短有図柄E2に決定されると特殊遊技回数は40回に設定され、第2特図が通常時短有図柄D3または特定時短有図柄E3または特定時短有図柄F3に決定されると特殊遊技回数は60回に設定され、第2特図が特定時短有図柄F1に決定されると特殊遊技回数は0回に設定され、第2特図が特定時短有図柄F2に決定されると特殊遊技回数は13回に設定され、第2特図が特定時短有図柄F4に決定されると特殊遊技回数は1回に設定される。
パチンコ機1においては、4種類の演出モードが用意されている。その4種とは、図25に示すように通常モード、チャンスモード、スーパーチャンスモード、リベンジモードである。通常モードは低確中の演出モードである。チャンスモードおよびリベンジモードは時短中または確変中の演出モードである。スーパーチャンスモードは確変中の演出モードである。
演出モードの移行の流れは、通常モード中に大当たりに当選した場合、ルートRa1,Ra2,Ra3に示すように、演出モードはチャンスモードまたはスーパーチャンスモードまたはリベンジモードに移行する。チャンスモードで大当たりに当選した場合、ルートRb2,Rb3に示すように、演出モードはスーパーチャンスモードまたはリベンジモードに移行する。スーパーチャンスモード中に大当たりに当選した場合、ルートRc1〜Rc3に示すように、演出モードはチャンスモードまたはリベンジモードに移行するか、スーパーチャンスモードを繰り返す。リベンジモード中に大当たりに当選した場合、ルートRd2〜Rd3に示すように、演出モードはスーパーチャンスモードに移行するか、リベンジモードを繰り返す。チャンスモードおよびリベンジモードにおいて電サポが終了した場合、ルートRb1,Rd1に示すように、演出モードは通常モードに移行する。
演出用遊技状態設定部320は、演出用遊技状態を、予め用意された複数種類の演出用遊技状態のうちから選択して設定する。演出用遊技状態の種類は例えば12種類であり、具体的には「通常モード中の特図遊技に対する演出用遊技状態」、「スーパーチャンスモード中の特図遊技に対する演出用遊技状態」、「確変のチャンスモード中の3回目、7回目、22回目、23回目の特図遊技に対する演出用遊技状態」、「確変のチャンスモード中の13回目、26回目、39回目の特図遊技に対する演出用遊技状態」、「確変のチャンスモード中の3回目、7回目、22回目、23回目、13回目、26回目および39回目を除く特図遊技に対する演出用遊技状態」、「時短のチャンスモード中の13回目、26回目、39回目の特図遊技に対する演出用遊技状態」、「時短のチャンスモード中の13回目、26回目および39回目を除く特図遊技に対する演出用遊技状態」、「確変のリベンジモード中の1回目、13回目の特図遊技に対する演出用遊技状態」、「確変のリベンジモード中の20回目、40回目、60回目の特図遊技に対する演出用遊技状態」、「確変のリベンジモード中の1回目、13回目、20回目、40回目および60回目を除く特図遊技に対する演出用遊技状態」である。
「通常モード中の特図遊技に対する演出用遊技状態」は、抽選用遊技状態が低確であるときの特図遊技に対して設定される。「スーパーチャンスモード中の特図遊技に対する演出用遊技状態」は、抽選用遊技状態が確変であり、かつ、特殊遊技回数の残回数が0回であるときの特図遊技に対して設定される。「確変のチャンスモード中の3回目、7回目、22回目、23回目の特図遊技に対する演出用遊技状態」は、抽選用遊技状態が確変であり、かつ、特殊遊技回数の消化回数が3回または7回または22回になる特図遊技に対して設定される。「確変のチャンスモード中の13回目、26回目、39回目の特図遊技に対する演出用遊技状態」は、抽選用遊技状態が確変であり、かつ、特殊遊技回数の消化回数が13回または26回または39回になる特図遊技に対して設定される。「確変のチャンスモード中の3回目、7回目、22回目、23回目、13回目、26回目および39回目を除く特図遊技に対する演出用遊技状態」は、抽選用遊技状態が確変であり、かつ、特殊遊技回数の消化回数が3回、7回、22回、23回、13回、26回および39回を除く回数になる特図遊技に対して設定される。「時短のチャンスモード中の13回目、26回目、39回目の特図遊技に対する演出用遊技状態」は、抽選用遊技状態が時短であり、かつ、特殊遊技回数の消化回数が13回または26回または39回になる特図遊技に対して設定される。「時短のチャンスモード中の13回目、26回目および39回目を除く特図遊技に対する演出用遊技状態」は、抽選用遊技状態が時短であり、かつ、特殊遊技回数の消化回数が13回、26回および39回を除く回数になる特図遊技に対して設定される。「確変のリベンジモード中の1回目、13回目の特図遊技に対する演出用遊技状態」は、抽選用遊技状態が確変であり、かつ、特殊遊技回数の消化回数が1回または13回になる特図遊技に対して設定される。「確変のリベンジモード中の20回目、40回目、60回目の特図遊技に対する演出用遊技状態」は、抽選用遊技状態が確変であり、かつ、特殊遊技回数の消化回数が20回または40回または60回になる特図遊技に対して設定される。「確変のリベンジモード中の1回目、13回目、20回目、40回目および60回目を除く特図遊技に対する演出用遊技状態」は、抽選用遊技状態が確変であり、かつ、特殊遊技回数の消化回数が20回、40回および60回を除く回数になる特図遊技に対して設定される。
遊技状態設定部300は、図26に示すように、特図遊技回数に関する指定コマンドとして、時短回数指定コマンド、特殊遊技回数指定コマンド、特殊遊技実行回数指定コマンドを決定する。これらのコマンドも先行コマンドと後続コマンドから構成された2バイトのデータであり、それら先行コマンドおよび後続コマンドは何れも16進数を含んで構成されている。
そして、主制御処理部100は、時短回数指定コマンド、特殊遊技回数指定コマンド、特殊遊技実行回数指定コマンドをあらかじめ決められた順番で、RAMクリア有の電源投入時、RAMクリア無の電源投入時、大当たり遊技終了時および特図の停止時にサブ制御処理部500に送信するよう設定されている。
時短回数指定コマンドは、電サポ回数(時短回数)の残回数に基づいて決定されるものである。この時短回数指定コマンドにおいて、先行コマンドは「93H」であって時短回数指定コマンドであることを示し、後続コマンドは「00H,01H,02H,・・・,3BH,3CH,3DH」のうちから選択され、電サポ回数の残回数を示す。0回〜60回までの電サポ回数の残回数のそれぞれには、「00H」〜「3CH」までのそれぞれの後続コマンドが対応付けられている。61回以上の電サポ回数の残回数の全てには「3DH」が後続コマンドとして対応付けられている。RAMクリア有の電源投入時に、時短回数指定コマンドの後続コマンドは「00H」、すなわち、電サポ回数の残回数が0回であることを示すものに決定される。RAMクリア無の電源投入時に、時短回数指定コマンドの後続コマンドは、その電源投入時に直近の電源断時にバックアップされた電サポ回数の残回数を示すものに決定される。
特殊遊技回数指定コマンドは、特殊遊技回数の残回数に基づいて決定されるものである。この特殊遊技回数指定コマンドにおいて、先行コマンドは「96H」であって特殊遊技回数指定コマンドであることを示し、後続コマンドは「00H,01H,02H,・・・,3AH,3BH,3CH」のうちから選択され、特殊遊技回数の残回数を示す。0回〜60回までの特殊遊技回数の残回数のそれぞれには、「00H」〜「3CH」までのそれぞれの後続コマンドが対応付けられている。RAMクリア有の電源投入時に特殊遊技回数指定コマンドの後続コマンドは「00H」、すなわち、特殊遊技回数の残回数が0回であることを示すものに決定される。RAMクリア無の電源投入時に、特殊遊技回数指定コマンドの後続コマンドは、その電源投入時に直近の電源断時にバックアップされた特図遊技回数の残回数を示すものに決定される。
特殊遊技実行回数指定コマンドは、特殊遊技回数の消化回数に基づいて決定されるものである。この特殊遊技実行回数指定コマンドにおいて、先行コマンドは「97H」であって特殊遊技実行回数指定コマンドであることを示し、後続コマンドは「00H,01H,02H,・・・,3AH,3BH,3CH」であって特殊遊技回数の消化回数を示す。0回〜60回までの特殊遊技回数の消化回数のそれぞれには、「00H」〜「3CH」までのそれぞれの後続コマンドが対応付けられている。RAMクリア有の電源投入時に特殊遊技実行回数指定コマンドの後続コマンドは「00H」、すなわち、特殊遊技回数の消化回数が0回であることを示すものに決定される。RAMクリア無の電源投入時に、特殊遊技実行回数指定コマンドの後続コマンドは、その電源投入時に直近の電源断時にバックアップされた特殊遊技回数の消化回数を示すものに決定される。
以下、時短回数指定コマンド、特殊遊技回数指定コマンド、特殊遊技実行回数指定コマンドを、適宜総称して「遊技回数指定系コマンド」という。
遊技状態設定部300は、図27(a)に示すように、遊技状態に関する指定コマンドとして、遊技状態変化指定コマンド、変動開始時遊技状態確認指定コマンド、電源投入時遊技状態指定コマンド、特図確定時遊技状態確認指定コマンド、発射位置指定コマンドのそれぞれを作成するよう設定されている。
主制御処理部100は、遊技状態変化指定コマンド、変動開始時遊技状態確認指定コマンド、電源投入時遊技状態指定コマンド、特図確定時遊技状態確認指定コマンドを所定のタイミングでサブ制御処理部500に送信するよう設定されている。それらの指定コマンドも先行コマンドと後続コマンドから構成された2バイトのデータであり、それら先行コマンドおよび後続コマンドは何れも16進数を含んで構成されている。
遊技状態変化指定コマンドは、遊技状態の変化時および大当たり遊技の終了時にサブ制御処理部500に送信されるものである。この遊技状態変化指定コマンドにおいて、先行コマンドが「82H」であって遊技状態変化指定コマンドであることを示し、後続コマンドは「00H,01H,02H,・・・,09H,0AH,0BH」のうちから選択され、抽選用遊技状態と演出用遊技状態とを示す。遊技状態変化指定コマンドの後続コマンドについて次に詳細に説明する。
後続コマンド「00H」は、抽選用遊技状態が低確に設定されたこと、および、演出用遊技状態が「通常モード中の特図遊技に対する演出用遊技状態」に設定されたことを示す。後続コマンド「01H」は、抽選用遊技状態が確変に設定されたこと、および、演出用遊技状態が「スーパーチャンスモード中の特図遊技に対する演出用遊技状態」に設定されたことを示す。後続コマンド「02H」は、抽選用遊技状態が時短に設定されたこと、および、演出用遊技状態が「時短のチャンスモード中の13回目、26回目、39回目を除く特図遊技に対する演出用遊技状態」に設定されたことを示す。後続コマンド「03H」は、抽選用遊技状態が確変に設定されたこと、および、演出用遊技状態が「確変のチャンスモード中の3回目、7回目、22回目、13回目、26回目および39回目を除く特図遊技に対する演出用遊技状態」に設定されたことを示す。後続コマンド「04H」は、抽選用遊技状態が確変に設定されたこと、および、演出用遊技状態が「確変のチャンスモード中の3回目、7回目、22回目、23回目の特図遊技に対する演出用遊技状態」に設定されたことを示す。後続コマンド「05H」は、抽選用遊技状態が時短に設定されたこと、および、演出用遊技状態が「時短中のチャンスモード中の13回目、26回、39回目の特図遊技に対する演出用遊技状態」に設定されたことを示す。後続コマンド「06H」は、抽選用遊技状態が確変に設定されたこと、および、演出用遊技状態が「確変のチャンスモード中の13回目、26回目、39回目の特図遊技に対する演出用遊技状態」に設定されたことを示す。後続コマンド「07H」は、抽選用遊技状態が時短に設定されたこと、および、演出用遊技状態が「時短のリベンジモード中の20回目、40回目および60回目を除く特図遊技に対する演出用遊技状態」に設定されたことを示す。後続コマンド「08H」は、抽選用遊技状態が確変に設定されたこと、および、演出用遊技状態が「確変のリベンジモード中の1回目、13回目、20回目、40回目および60回目を除く特図遊技に対する演出用遊技状態」に設定されたことを示す。後続コマンド「09H」は、抽選用遊技状態に確変に設定されたこと、および、演出用遊技状態が「確変中のリベンジモード中の1回目、13回目の特図遊技に対する演出用遊技状態」に設定されたことを示す。後続コマンド「0AH」は、抽選用遊技状態が時短に設定されたこと、および、演出用遊技状態が「時短のリベンジモード中の20回目、40回目、60回目の特図遊技に対する演出用遊技状態」に設定されたことを示す。後続コマンド「0BH」は、抽選用遊技状態が確変に設定されたこと、および、演出用遊技状態が「確変のリベンジモード中の20回目、40回目、60回目の特図遊技に対する演出用遊技状態」に設定されたことを示す。
変動開始時遊技状態確認指定コマンドは、特図の変動開始にサブ制御処理部500に送信されるものである。この変動開始時遊技状態確認指定コマンドにおいて、先行コマンドは「83H」であって変動開始時遊技状態確認指定コマンドであることを示し、後続コマンドは遊技状態変化指定コマンドの場合と同じく「00H,01H,02H,・・・,09H,0AH,0BH」のうちから選択され、抽選用遊技状態と演出用遊技状態を示す。
電源投入時遊技状態指定コマンドは、RAMクリア有の電源投入時、RAMクリア無の電源投入時にサブ制御処理部500に送信されるものである。この電源投入時遊技状態指定コマンドにおいて、先行コマンドは「84H」であって電源投入時遊技状態指定コマンドであることを示し、後続コマンドは遊技状態変化指定コマンドの場合と同じく「00H,01H,02H,・・・,09H,0AH,0BH」のうちから選択され、抽選用遊技状態と演出用遊技状態を示す。RAMクリア有の電源投入時に、電源投入時遊技状態指定コマンドの後続コマンドは「00H」、すなわち、抽選用遊技状態が低確に設定されたこと、および、演出用遊技状態が通常モード中の特図遊技に対する演出用遊技状態に設定されたことを示すものに決定される。RAMクリア無の電源投入時に、電源投入時遊技状態指定コマンドの後続コマンドは、その電源投入時に直近の電源断時にバックアップされた抽選用遊技状態および演出用遊技状態を示すものに決定される。
特図確定時遊技状態確認指定コマンドは、特図の確定時、すなわち特図の停止から0.6秒が経過したときに、サブ制御処理部500に送信されるものである。この特図確定時遊技状態確認指定コマンドにおいて、先行コマンドは「87H」であって電源投入時遊技状態指定コマンドであることを示し、後続コマンドは遊技状態変化指定コマンドの場合と同じく「00H,01H,02H,・・・,09H,0AH,0BH」のうちから選択され、抽選用遊技状態と演出用遊技状態を示す。
以下、遊技状態変化指定コマンド、変動開始時遊技状態確認指定コマンド、電源投入時遊技状態指定コマンド、特図確定時遊技状態確認指定コマンドを、適宜総称して「遊技状態指定系コマンド」という。
また、遊技状態設定部300は、図27(b)に示すように、発射位置を指定する発射位置指定コマンドを作成するよう設定されている。この発射位置指定コマンドにおいて、先行コマンドは「88H」であって発射位置指定コマンドであることを示し、後続コマンドは「00H」と「01H」であって、「00H」は左打ち遊技状態であることを示し、「01H」は右打ち遊技状態であることを示す。遊技状態設定部300は、後続コマンドが「00H」から成る発射位置指定コマンドを、RAMクリア有の電源投入時、右打ちから左打ちへの切替り時(電サポ終了時)にサブ制御処理部500に送信するよう設定されていて、後続コマンドが「01H」から成る発射位置指定コマンドを、左打ちから右打ちへの切替り時(大当たり遊技開始時)にサブ制御処理部500に送信するよう設定されている。
ここまでは主制御処理部100について詳細に説明してきたが、次に図5に示すサブ制御処理部500について詳細に説明する。
サブ制御処理部500は、演出表示装置50を制御することによって、特図遊技を演出する画像や大当たり遊技を演出する画像を、演出表示装置50に表示させる演出制御処理部510と、扉ユニット4に設けられた枠ランプ12、遊技盤30の盤面に設けられた盤面ランプ13を制御することによって、電飾による遊技の演出を行わせるランプ制御処理部570と、サウンドプロセッサ(図示省略)を介してスピーカ8,9を制御することによって、スピーカ8,9に音声による遊技の演出を行わせる音声制御処理部580とを備える。
演出制御処理部510は、より詳細には、第1特図種類指定コマンド、第2特図種類指定コマンド、第1変動パターン指定コマンド、第2変動パターン指定コマンド、遊技状態指定系コマンド、遊技回数指定系コマンドに基づいて演出表示装置50に表示させる画像を決定する演出態様決定部511と、この演出態様決定部511により決定された画像を演出表示装置50に表示させる演出表示制御部530とを備える。次に演出態様決定部511について詳細に説明していく。
演出態様決定部511は、第1特図種類指定コマンドと演出図柄53の停止図柄との対応関係、および、第2特図種類指定コマンドと演出図柄53の停止図柄との対応関係を規定する演出用停止図柄テーブル520(具体的内容の図示は省略)を備え、第1特図種類指定コマンドまたは第2特図種類指定コマンドと対応関係にある演出図柄53の停止図柄を、その演出用停止図柄テーブル521を参照して決定するものである。具体的には、演出図柄53の停止図柄は次のように決定される。
通常モード中(低確中)に、第1特図種類指定コマンドによって通常時短有図柄A1〜A3、特定時短有図柄B1〜B6、特定時短有図柄C1〜C5(C6以外)の何れか1つが指定された場合に演出図柄53の停止図柄は「222」または「333」または「555」に決定され、第1特図種類指定コマンドによって特定時短有図柄C6が指定された場合に演出図柄53の停止図柄は「777」に決定される。チャンスモード中(時短または確変中)、リベンジモード中(時短または確変中)、スーパーチャンスモード中(確変中)に、第1特図種類指定コマンドによって通常時短有図柄A1〜A3が指定された場合は、演出図柄53の停止図柄は「666」または「888」または「999」に決定され、第1特図種類指定コマンドによって特定時短有図柄B1〜B6、C1〜C6が指定された場合に演出図柄53の停止図柄は「777」に決定される。また、通常モード、チャンスモード、リベンジモードおよびスーパーチャンスモードの何れの演出モード中であっても、第2特図種類指定コマンドによって通常時短有図柄D1〜D3、特定時短有図柄E1〜E3,F2〜F4(F1以外)の何れか1つが指定された場合に演出図柄53の停止図柄は「666」に決定され、第2特図種類指定コマンドによって特定時短有図柄F1が指定された場合に演出図柄53の停止図柄は「777」に決定される。第1特図種類指定コマンドまたは第2特図種類指定コマンドによって特図ハズレ図柄が指定された場合に、演出図柄53の停止図柄は「222」、「333」、「555」、「666」、「777」、「888」、「999」以外のゾロ目でない図柄に決定される。
演出図柄53の停止図柄として「222」または「333」または「555」が表示された場合には、遊技者は、それらの演出図柄53の停止図柄からは、大当たり遊技終了後の抽選用遊技状態が時短であるか確変であるかを把握できないだけでなく、13回、26回、39回、10000回の何れの電サポ回数を獲得できたかも把握できない。これと同様に、演出図柄53の停止図柄として「666」または「888」または「999」が表示された場合にも、遊技者は、その演出図柄53の停止図柄からは、大当たり遊技終了後の抽選用遊技状態が時短であるか確変であるかを把握できないだけでなく、20回、40回、60回、10000回の何れの電サポ回数を獲得できたかも把握できない。一方、演出図柄53の停止図柄として「777」が表示された場合には、遊技者は、その「777」から、大当たり遊技終了後の抽選用遊技状態が次回の大当たりに当選するまで確変であることを把握できる。
演出態様決定部511は、第1変動パターン指定コマンドと演出図柄53の変動パターンとの対応関係、および、第2変動パターン指定コマンドと演出図柄53の変動パターンとの対応関係を規定する演出用変動パターンテーブル522(具体的内容の図示は省略)を備え、第1変動パターン指定コマンドまたは第2変動パターン指定コマンドに基づき演出用変動パターンテーブル522を参照して、演出図柄53の変動パターンを決定するものでもある。
演出態様決定部511は、遊技状態指定系コマンド、遊技回数指定系コマンドに基づいて、特図ハズレ時に演出表示装置50に表示させる演出図柄53の背景画像を、複数種類の背景画像のうちから決定するものでもある。背景画像の種類は、通常画像、時短画像1,2、転落画像、継続画像、昇格画像1,2、SC画像(SCはスーパーチャンスの略)の8種類である。通常画像は通常モード中であることを示す画像である。時短画像1はチャンスモード中であることを示す画像である。時短画像2はリベンジモード中であることを示す画像である。転落画像はチャンスモード中またはリベンジモード中に表示される画像であって、次回の特図遊技から通常モードに転落することを示す画像である。継続画像は、チャンスモード中またはリベンジモード中に表示される画像であって、チャンスモードの継続の確定またはリベンジモードの継続の確定を示す画像である。昇格画像1,2は、チャンスモード中またはリベンジモード中に表示される画像であって、次回の特図遊技からスーパーチャンスモードに昇格することを示す画像である。
演出態様決定部511は、通常画像、時短画像1,2、転落画像、継続画像、昇格画像1,2、SC画像のそれぞれの表示タイミングを規定するハズレ時画像テーブル523を備える。このハズレ時画像テーブル523の具体的内容について説明していく。
ハズレ時画像テーブル523は、通常画像の表示タイミングを、遊技状態指定系コマンドの後続コマンド(以下適宜「遊技状態指定系後続コマンド」という)が「00H」であるときに行われる各特図遊技中と規定している。これにより、通常モード中の特図遊技においては常に通常画像が表示される。
ハズレ時画像テーブル523は、SC画像の表示タイミングを、遊技状態指定系後続コマンドが「01H」であるときに行われる各特図遊技中と規定している。これにより、スーパーチャンスモード中の特図遊技においては常にSC画像が表示される。
ハズレ時画像テーブル523は、チャンスモード中における時短画像1、転落画像、継続画像、昇格画像1,2の表示タイミングを図29に示すように規定している。図29において、時短画像1を「時短1」、転落画像を「転落」、継続画像を「継続」、昇格画像1を「昇格1」、昇格画像2を「昇格2」と略してある。
図29(a)に示すように、ハズレ時画像テーブル523は時短画像1の表示タイミングを、大当たり遊技終了後の特図遊技の実行回数(特殊遊技回数の消化回数)が1回〜12回までの期間内であり、かつ、遊技状態指定系後続コマンド(演出に係る遊技状態)が「02H」であり、かつ、特殊遊技回数の残回数が13回〜2回までの期間内であるときに行われる各特図遊技中と規定している。また、ハズレ時画像テーブル523は転落画像の表示タイミングを、大当たり遊技終了後の特図遊技の実行回数(特殊遊技回数の消化回数)が13回であり、かつ、遊技状態指定系後続コマンドが「05H」であり、かつ、特殊遊技回数の残回数が1回であるときに行われる特図遊技中と規定している。
つまり、特殊遊技回数および電サポ回数の両方が13回に設定され、かつ、確変回数が0回に設定されて時短のチャンスモードが開始された場合、そのチャンスモード中の1回目〜12回目までの各特図遊技で時短画像1が表示され、次に、同チャンスモード中の13回目の特図遊技で、すなわち、特殊遊技回数および電サポ回数の両方の13回目(残回数1回)を消化する特図遊技で、転落画像が表示される。その後、演出モードはチャンスモードから通常モードに転落し、この通常モード中の各特図遊技で通常画像が表示される。
図29(b)に示すように、ハズレ時画像テーブル523は時短画像1の表示タイミングを、大当たり遊技終了後の特図遊技の実行回数(特殊遊技回数の消化回数)が1回〜12回までの期間内であり、かつ、遊技状態指定系後続コマンド(演出に係る遊技状態)が「02H」であり、かつ、特殊遊技回数の残回数が26回〜15回までの期間内であるときに行われる各特図遊技中と規定している。また、ハズレ時画像テーブル523は継続画像の表示タイミングを、大当たり遊技終了後の特図遊技の実行回数が13回であり、かつ、遊技状態指定系後続コマンドが「05H」であり、かつ、特殊遊技回数の残回数が14回であるときに行われる特図遊技中と規定している。また、ハズレ時画像テーブル523は時短画像1の表示タイミングを、大当たり遊技終了後の特図遊技回数(特殊遊技回数の消化回数)が14回〜25回までの期間内であり、かつ、遊技状態指定系後続コマンド(演出に係る遊技状態)が「02H」であり、かつ、特殊遊技回数の残回数が13回〜12回までの期間内であるときに行われる各特図遊技中と規定している。また、ハズレ時画像テーブル523は転落画像の表示タイミングを、大当たり遊技終了後の特図遊技の実行回数(特殊遊技回数の消化回数)が26回であり、かつ、遊技状態指定系後続コマンドが「05H」であり、かつ、特殊遊技回数の残回数が1回であるときに行われる特図遊技中と規定している。
つまり、特殊遊技回数および電サポ回数の両方が26回に設定され、かつ、確変回数が0回に設定されて時短のチャンスモードが開始された場合、そのチャンスモード中の1回目から12回目までの各特図遊技で時短画像1が表示され、次に、同チャンスモード中の13回目の特図遊技で、すなわち特殊遊技回数および電サポ回数の両方の13回目を消化する特図遊技で継続画像が表示され、同チャンスモード中の14回目〜25回目までの各特図遊技で時短画像1が表示され、次に、同チャンスモード中の26回目の特図遊技で、すなわち特殊遊技回数および電サポ回数の26回目(残回数1回)を消化する特図遊技で転落画像が表示される。その後、演出モードはチャンスモードから通常モードに転落し、この通常モード中の各特図遊技で通常画像が表示される。
図29(c)に示すように、ハズレ時画像テーブル523は時短画像1の表示タイミングを、大当たり遊技終了後の特図遊技の実行回数(特殊遊技回数の消化回数)が1回〜12回までの期間内であり、かつ、遊技状態指定系後続コマンド(演出に係る遊技状態)が「02H」であり、かつ、特殊遊技回数の残回数が39回〜28回までの期間内のときに行われる各特図遊技中と規定している。また、ハズレ時画像テーブル523は継続画像の表示タイミングを、大当たり遊技終了後の特図遊技の実行回数(特殊遊技回数の消化回数)が13回であり、かつ、遊技状態指定系後続コマンドが「05H」であり、かつ、特殊遊技回数の残回数が27回であるときに行われる特図遊技中と規定している。また、ハズレ時画像テーブル523は時短画像1の表示タイミングを、大当たり遊技終了後の特図遊技回数(特殊遊技回数の消化回数)が14回〜25回までの期間内であり、かつ、遊技状態指定系後続コマンド(演出に係る遊技状態)が「02H」であり、かつ、特殊遊技回数の残回数が26回〜15回までの期間内であるときに行われる各特図遊技中と規定している。また、ハズレ時画像テーブル523は継続画像の表示タイミングを、大当たり遊技終了後の特図遊技の実行回数(特殊遊技回数の消化回数)が26回であり、かつ、遊技状態指定系後続コマンドが「05H」であり、かつ、特殊遊技回数の残回数が14回であるときに行われる特図遊技中と規定している。また、ハズレ時画像テーブル523は時短画像1の表示タイミングを、大当たり遊技終了後の特図遊技回数(特殊遊技回数の消化回数)が27回〜38回までの期間内であり、かつ、遊技状態指定系後続コマンド(演出に係る遊技状態)が「02H」であり、かつ、特殊遊技回数の残回数が13回〜2回までの期間内であるときに行われる各特図遊技中と規定している。また、ハズレ時画像テーブル523は転落画像の表示タイミングを、大当たり遊技終了後の特図遊技の実行回数(特殊遊技回数の消化回数)が39回であり、かつ、遊技状態指定系後続コマンドが「05H」であり、かつ、特殊遊技回数の残回数が1回であるときに行われる特図遊技中と規定している。
つまり、特殊遊技回数および電サポ回数の両方が39回に設定され、かつ、確変回数が0回に設定されて時短のチャンスモードが開始された場合、そのチャンスモード中の1回目〜12回目までの各特図遊技で時短画像1が表示され、次に、同チャンスモード中の13回目の特図遊技で、すなわち特殊遊技回数および電サポ回数の両方の13回目(残回数1回)を消化する特図遊技で継続画像が表示され、次に、同チャンスモード中の14回目〜25回目までの各特図遊技で時短画像1が表示され、次に、同チャンスモード中の26回目の特図遊技で、すなわち特殊遊技回数および電サポ回数の両方の26回目を消化する特図遊技で継続画像が表示され、次に、同チャンスモード中の27回目〜38回目までの各特図遊技で時短画像1が表示され、次に、同チャンスモード中の39回目の特図遊技で、すなわち特殊遊技回数および電サポ回数の両方の39回目(残回が1回)を消化する特図遊技で転落画像が表示される。その後、演出モードはチャンスモードから通常モードに転落し、この通常モード中の各特図遊技で通常画像が表示される。
図29(d)に示すように、ハズレ時画像テーブル523は、時短画像1の表示タイミングを、図29(a)での遊技状態指定系後続コマンド「02H」を「03H」に置き換えることでも規定している。また、ハズレ時画像テーブル523は、転落画像の表示タイミングを、図29(a)での遊技状態指定系後続コマンド「05H」を「06H」に置き換えることでも規定している。
図29(e)に示すように、ハズレ時画像テーブル523は、時短画像1の表示タイミングを、図29(b)での遊技状態指定系後続コマンド「02H」を「03H」に置き換えることでも規定している。また、ハズレ時画像テーブル523は、継続画像を表示するタイミングを、図29(b)での遊技状態指定系後続コマンド「05H」を「06H」に置き換えることでも規定している。また、ハズレ時画像テーブル523は、転落画像を表示するタイミングを、図29(b)での遊技状態指定系後続コマンド「05H」を「06H」に置き換えることでも規定している。
図29(f)に示すように、ハズレ時画像テーブル523は、時短画像1の表示タイミングを、図29(c)での遊技状態指定系後続コマンド「02H」を「03H」に置き換えることでも規定している。また、ハズレ時画像テーブル523は、継続画像の表示タイミングを、図29(c)での遊技状態指定系後続コマンド「05H」を「06H」に置き換えることでも規定している。また、ハズレ時画像テーブル523は、転落画像の表示タイミングを、図29(c)での遊技状態指定系後続コマンド「05H」を「06H」に置き換えるとともに、時短回数(電サポ回数)の残回数が1回であることを条件に加えることでも規定している。その条件が必要な理由は、図29(k)に示す規定と関係することであり、後に説明する。
図29(d)〜(f)に示すように時短画像1、継続画像および転落画像の表示タイミングが規定されていることにより、電サポ回数が13回または26回または39回に設定され、かつ確変回数が10000回に設定されて開始される確変のチャンスモードである場合にも、電サポ回数が13回または26回または39回に設定されて開始される時短のチャンスモードと同じく時短画像1、継続画像および転落画像が表示されるので、チャンスモード中において、抽選用遊技状態が時短であるか確変であるのかが、隠されることになる。
図29(g)に示すように、ハズレ時画像テーブル523は時短画像1の表示タイミングを、大当たり遊技終了後の特図遊技の実行回数(特殊遊技回数の消化回数)が1回または2回であり、かつ、遊技状態指定系後続コマンド(演出に係る遊技状態)が「03H」であり、かつ、特殊遊技回数の残回数が3回または2回であるときに行われる各特図遊技中と規定している。また、ハズレ時画像テーブル523は昇格画像1の表示タイミングを、大当たり遊技終了後の特図遊技の実行回数(特殊遊技回数の消化回数)が3回であり、かつ、遊技状態指定系後続コマンドが「04H」であり、かつ、特殊遊技回数の残回数が1回であるときに行われる特図遊技中と規定している。
つまり、特殊遊技回数が3回に設定され、かつ、電サポ回数および確変回数が両方とも10000回に設定されて確変のチャンスモードが開始された場合、そのチャンスモード中の1回目と2回目の各特図遊技で時短画像1が表示され、次に、同チャンスモード中の3回目の特図遊技で、すなわち特殊遊技回数の3回目(残回数1回)を消化する特図遊技で昇格画像1が表示される。その後、演出モードはチャンスモードからスーパーチャンスモードに昇格し、このスーパーチャンスモード中の各特図遊技でSC画像が表示される。
図29(h)に示すように、ハズレ時画像テーブル523は時短画像1の表示タイミングを、大当たり遊技終了後の特図遊技の実行回数(特殊遊技回数の消化回数)が1回〜6回までの期間内であり、かつ、遊技状態指定系後続コマンド(演出に係る遊技状態)が「03H」であり、かつ、特殊遊技回数の残回数が7回〜2回までの期間内であるときに行われる各特図遊技中と規定している。また、ハズレ時画像テーブル523は昇格画像1の表示タイミングを、大当たり遊技終了後の特図遊技の実行回数(特殊遊技回数の消化回数)が7回であり、かつ、遊技状態指定系後続コマンドが「04H」であり、かつ、特殊遊技回数の残回数が1回であるときに行われる特図遊技中と規定している。
つまり、特殊遊技回数が7回に設定され、かつ、電サポ回数および確変回数が両方とも10000回に設定されて確変のチャンスモードが開始された場合、そのチャンスモード中の1回目〜6回目の各特図遊技で時短画像1が表示され、次に、同チャンスモード中の7回目の特図遊技で、すなわち特殊遊技回数の7回目(残回数1回)を消化する特図遊技で昇格画像1が表示される。その後、演出モードはチャンスモードからスーパーチャンスモードに昇格し、このスーパーチャンスモード中の各特図遊技でSC画像が表示される。
図29(i)に示すように、ハズレ時画像テーブル523は時短画像1の表示タイミングを、大当たり遊技終了後の特図遊技の実行回数(特殊遊技回数の消化回数)が1回〜12回までの期間内であり、かつ、遊技状態指定系後続コマンド(演出に係る遊技状態)が「03H」であり、かつ、特殊遊技回数の残回数が22回〜11回までの期間内であるときに行われる各特図遊技中と規定している。また、ハズレ時画像テーブル523は継続画像の表示タイミングを、大当たり遊技終了後の特図遊技の実行回数(特殊遊技回数の消化回数)が13回であり、かつ、遊技状態指定系後続コマンドが「06H」であり、かつ、特殊遊技回数の残回数が10回であるときに行われる特図遊技中と規定している。また、ハズレ時画像テーブル523は時短画像1の表示タイミングを、大当たり遊技終了後の特図遊技の実行回数(特殊遊技回数の消化回数)が14回〜21回までの期間内であり、かつ、遊技状態指定系後続コマンド(演出に係る遊技状態)が「03H」であり、かつ、特殊遊技回数の残回数が9回〜2回までの期間内であるときに行われる各特図遊技中と規定している。また、ハズレ時画像テーブル523は昇格画像1の表示タイミングを、大当たり遊技終了後の特図遊技の実行回数(特殊遊技回数の消化回数)が22回であり、かつ、遊技状態指定系後続コマンドが「04H」であり、かつ、特殊遊技回数の残回数が1回であるときに行われる特図遊技中と規定している。
つまり、特殊遊技回数が22回に設定され、かつ、電サポ回数および確変回数が両方とも10000回に設定されて確変のチャンスモードが開始された場合、そのチャンスモード中の1回目〜12回目の各特図遊技で時短画像1が表示され、次に、チャンスモード中の13回目の特図遊技で、すなわち特殊遊技回数の13回目を消化する特図遊技で継続画像が表示され、次に、同チャンスモード中の14回目〜21回目の各特図遊技で時短画像1が表示され、次に、同チャンスモード中の22回目の特図遊技で、すなわち特殊遊技回数の22回目(残回数1回)を消化する特図遊技で昇格画像1が表示される。その後、演出モードはチャンスモードからスーパーチャンスモードに昇格し、このスーパーチャンスモード中の各特図遊技でSC画像が表示される。
図29(j)に示すように、ハズレ時画像テーブル523は時短画像1の表示タイミングを、大当たり遊技終了後の特図遊技の実行回数(特殊遊技回数の消化回数)が1回〜12回までの期間内であり、かつ、遊技状態指定系後続コマンド(演出に係る遊技状態)が「03H」であり、かつ、特殊遊技回数の残回数が23回〜12回までの期間内であるときに行われる各特図遊技中と規定している。また、ハズレ時画像テーブル523は継続画像の表示タイミングを、大当たり遊技終了後の特図遊技の実行回数(特殊遊技回数の消化回数)が13回であり、かつ、遊技状態指定系後続コマンドが「06H」であり、かつ、特殊遊技回数の残回数が11回であるときに行われる特図遊技中と規定している。また、ハズレ時画像テーブル523は時短画像1の表示タイミングを、大当たり遊技終了後の特図遊技の実行回数(特殊遊技回数の消化回数)が14回〜22回までの期間内であり、かつ、遊技状態指定系後続コマンド(演出に係る遊技状態)が「03H」であり、かつ、特殊遊技回数の残回数が10回〜2回までの期間内であるときに行われる各特図遊技中と規定している。また、ハズレ時画像テーブル523は昇格画像1の表示タイミングを、大当たり遊技終了後の特図遊技の実行回数(特殊遊技回数の消化回数)が23回であり、かつ、遊技状態指定系後続コマンドが「04H」であり、かつ、特殊遊技回数の残回数が1回であるときに行われる特図遊技中と規定している。
つまり、特殊遊技回数が23回に設定され、かつ、電サポ回数および確変回数が両方とも10000回に設定されて確変のチャンスモードが開始された場合、そのチャンスモード中の1回目〜12回目の各特図遊技で時短画像1が表示され、次に、チャンスモード中の13回目の特図遊技で、すなわち特殊遊技回数の13回目を消化する特図遊技で継続画像が表示され、次に、同チャンスモード中の14回目〜22回目の各特図遊技で時短画像1が表示され、次に、同チャンスモード中の23回目の特図遊技で、すなわち特殊遊技回数の23回目(残回数1回)を消化する特図遊技で昇格画像1が表示される。その後、演出モードはチャンスモードからスーパーチャンスモードに昇格し、このスーパーチャンスモード中の各特図遊技でSC画像が表示される。
図29(k)に示すように、ハズレ時画像テーブル523は時短画像1の表示タイミングを、大当たり遊技終了後の特図遊技の実行回数(特殊遊技回数の消化回数)が1回〜12回までの期間内であり、かつ、遊技状態指定系後続コマンド(演出に係る遊技状態)が「03H」であり、かつ、特殊遊技回数の残回数が39回〜28回までの期間内であるときに行われる各特図遊技中と規定している。また、ハズレ時画像テーブル523は継続画像の表示タイミングを、大当たり遊技終了後の特図遊技の実行回数(特殊遊技回数の消化回数)が13回であり、かつ、遊技状態指定系後続コマンドが「06H」であり、かつ、特殊遊技回数の残回数が27回であるときに行われる特図遊技中と規定している。また、ハズレ時画像テーブル523は時短画像1の表示タイミングを、大当たり遊技終了後の特図遊技の実行回数(特殊遊技回数の消化回数)が14回〜25回までの期間内であり、かつ、遊技状態指定系後続コマンド(演出に係る遊技状態)が「03H」であり、かつ、特殊遊技回数の残回数が26回〜15回までの期間内であるときに行われる各特図遊技中と規定している。また、ハズレ時画像テーブル523は継続画像の表示タイミングを、大当たり遊技終了後の特図遊技の実行回数(特殊遊技回数の消化回数)が26回であり、かつ、遊技状態指定系後続コマンドが「06H」であり、かつ、特殊遊技回数の残回数が14回であるときに行われる特図遊技中と規定している。また、ハズレ時画像テーブル523は時短画像1の表示タイミングを、大当たり遊技終了後の特図遊技の実行回数(特殊遊技回数の消化回数)が27回〜38回までの期間内であり、かつ、遊技状態指定系後続コマンド(演出に係る遊技状態)が「03H」であり、かつ、特殊遊技回数の残回数が13回〜2回までの期間内であるときに行われる各特図遊技中と規定している。また、ハズレ時画像テーブル523は昇格画像2の表示タイミングを、大当たり遊技終了後の特図遊技の実行回数(特殊遊技回数の消化回数)が39回であり、かつ、遊技状態指定系後続コマンドが「06H」であり、かつ、特殊遊技回数の残回数が1回であり、時短回数(電サポ回数)の残回数が61回以上であるときに行われる特図遊技中と規定している。
つまり、特殊遊技回数が39回に設定され、かつ、電サポ回数および確変回数両方とも10000回に設定されて確変のチャンスモードが開始された場合、そのチャンスモード中の1回目〜12回目の各特図遊技で時短画像1が表示され、次に、チャンスモード中の13回目の特図遊技で、すなわち特殊遊技回数の13回目を消化する特図遊技で継続画像が表示され、次に、同チャンスモード中の14回目〜25回目の各特図遊技で時短画像1が表示され、次に、同チャンスモード中の26回目の特図遊技で、すなわち特殊遊技回数の26回目を消化する特図遊技で継続画像が表示され、次に、同チャンスモード中の27回目〜38回目の各特図遊技で時短画像1が表示され、次に、同チャンスモード中の39回目の特図遊技で、すなわち特殊遊技回数の39回目(残回数1回)を消化する特図遊技で昇格画像2が表示される。その後、演出モードはチャンスモードからスーパーチャンスモードに昇格し、このスーパーチャンスモード中の各特図遊技でSC画像が表示される。
図29(g)〜(k)に示す時短画像1と継続画像と昇格画像1と昇格画像2の表示タイミングによれば、チャンスモード中の抽選用遊技状態が、電サポ回数が13回または26回または39回に設定され、かつ確変回数が0回に設定された時短であるのか、電サポ回数が13回または26回または39回に設定され、かつ確変回数が10000回に設定された確変であるのか、電サポ回数および確変回数が両方とも10000回に設定された確変であるのかが、昇格画像1または昇格画像2が表示されるまで隠されることになる。
なお、前述のように、図29(f)に示す転落画像の表示タイミングを規定する条件には時短回数(電サポ回数)の残回数が1回であることが含まれていて、図29(k)に示す昇格画像2の表示タイミングを規定する条件には時短回数(電サポ回数)の残回数が61回以上であることが含まれている。この理由は、図29(f)において転落画像の表示タイミングを規定する条件と、図29(k)において昇格画像2の表示タイミングを規定する条件とでは、大当たり遊技終了後の特図遊技の実行回数(特殊遊技回数の消化回数)が39回であること、遊技状態指定系後続コマンドが「06H」であること、特殊遊技回数の残回数が1回であることが共通しているので、時短回数(電サポ回数)の残回数が1回であるのか61回以上であるのかで、転落画像と昇格画像2との何れの表示タイミングであるかを区別する必要があるからである。
ハズレ時画像テーブル523は、リベンジモード中における時短画像2、転落画像、継続画像、昇格画像1,2の表示タイミングを図30に示すように規定している。この図30において、時短画像2を「時短1」、転落画像を「転落」、継続画像を「継続」、昇格画像1を「昇格1」、昇格画像2を「昇格2」と略してある。
図30に示すように、リベンジモード中の時短画像2、転落画像、継続画像、昇格画像1,2のそれぞれの表示のタイミングは、大当たり遊技終了後の特図遊技の実行回数(特殊遊技回数の消化回数)と、遊技状態指定系後続コマンド(演出に係る遊技状態)である「07H」または「0AH」または「08H」または「0BH」または「09H」と、特殊遊技回数の残回数とによって、チャンスモード中の場合と同様に規定されている。
時短画像1,2、転落画像、継続画像、昇格画像1は本発明における「複数種類の画像」に相当する。演出態様決定部511がハズレ時画像テーブルを備えることは、本発明における「特殊遊技回数の消化回数と、特殊遊技回数の残回数と、演出用遊技状態との組合せと、演出表示装置に表示させる複数種類の画像との対応関係を予め記憶すること」に相当する。また、主制御処理部100から指定コマンドにより指定された特殊遊技回数の消化回数と特殊遊技回数の残回数と演出用遊技状態とに基づいて、ハズレ時画像テーブル523参照して背景画像を選択し、その背景画像を演出表示制御部530は演出表示装置50に表示させることは、本発明における「主制御処理部から指定された消化回数と残回数と演出に関する遊技状態とに基づいて、それら消化回数と残回数と演出に関する遊技状態との組合せと対応関係にある画像を選択し、演出表示装置に表示させること」に相当する。
また、時短画像1,2、継続画像は本発明における「共通画像」に相当し、昇格画像1は本発明における「特定画像」に相当する。また、図29(a)〜(e)に示すように時短画像1および継続画像が表示されること、および、図30(a)〜(e)に示すように時短画像2および継続画像が表示されることは、本発明における「第1有利状態において、共通画像は消化回数および残回数のそれぞれが所定回数となるまでの全ての特図遊技において表示されること」に相当する。また、図29(g)〜(j)に示すように時短画像1、継続画像および昇格画像1が表示されること、および、図30(g)に示すように時短画像2および昇格画像が表示されることは、本発明における「第2有利状態において、共通画像は消化回数および残回数のそれぞれが所定回数となるまでの全ての特図遊技において表示され、特定画像は消化回数が所定回数を超え残回数が所定回数を下回る特図遊技において表示される」に相当する。
演出態様決定部511は、チャンスモード中およびリベンジモード中に演出表示装置50に表示させる情報として、電サポ回数の表示値を決定するものでもある。電サポ回数は、図4に示すように、演出表示装置50の画面の左上部に位置する電サポ表示領域54に「あと○回」(○は数値を意味する)という形で表示される。チャンスモード中の電サポ回数の表示値の最大値は「13」に設定されていて、実際の電サポ回数の初期値が26回(13回×2)である場合には電サポ回数の表示値が「13,12,11,・・・,3,2,1」と減少することを2回繰り返すよう設定されていて、実際の電サポ回数の初期値が39(13×3)である場合には電サポ回数の表示値が「13,12,11,・・・,3,2,1」と減少することを3回繰り返すよう設定されている。また、リベンジモード中の電サポ回数の表示値の最大値は「20」に設定されていて、実際の電サポ回数の初期値が40回(20回×2)である場合には電サポ回数の表示値が「20,19,18,・・・,3,2,1」と減少することを2回繰り返すよう設定されていて、実際の電サポ回数の初期値が60回(20回×3)である場合には電サポ回数の表示値が「20,19,18,・・・,3,2,1」と減少することを3回繰り返すよう設定されている。
演出態様決定部511は、前述のようにチャンスモード中の電サポ回数の表示値の最大値を「13」とし、リベンジモード中の電サポ回数の表示値の最大値を「20」として電サポ回数を表示するために、チャンスモード中における電サポ回数13回〜1回のそれぞれの表示タイミング、および、リベンジモード中における電サポ回数20回〜1回のそれぞれの表示タイミングを規定する電サポ回数テーブル524を備える。
電サポ回数テーブル524は、チャンスモード中における電サポ回数の表示値「13」〜「1」のそれぞれの表示タイミングを図31に示すように規定している。
図31(a)に示すように、電サポ回数テーブル524は、遊技状態指定系後続コマンド(演出に係る遊技状態)が「02H」である場合に、大当たり遊技終了後の特図遊技の実行回数(特殊遊技回数の消化回数)が1回〜12回まで順次増加すること、および、特殊遊技回数の残回数が13回〜2回に順次減少することに連動して、電サポ回数の表示値が「13,12,11,・・・,4,3,2」と順次減少するよう電サポ回数13回〜2回までの表示タイミングを規定している。また、電サポ回数テーブル524は、遊技状態指定系後続コマンドが「05H」である場合に、大当たり遊技終了後の特図遊技の実行回数(特殊遊技回数の消化回数)が13回となり、特殊遊技回数の残回数が1回になったことに連動して、電サポ回数の表示値が「1」となるよう電サポ回数1回の表示タイミングを規定している。これら図31(a)での規定によると、特殊遊技回数および電サポ回数の両方が13回に設定され、かつ、確変回数が0回に設定されて時短のチャンスモードが開始された場合、そのチャンスモード中の1回目〜13回目までの各特図遊技で、電サポ回数13回〜1回のそれぞれが表示される。
図31(b)に示すように、電サポ回数テーブル524は、遊技状態指定系後続コマンド(演出に係る遊技状態)が「02H」である場合に、大当たり遊技終了後の特図遊技の実行回数(特殊遊技回数の消化回数)が1回〜12回まで順次増加すること、および、特殊遊技回数の残回数が26回〜15回に順次減少することに連動して、電サポ回数の表示値が「13,12,11,・・・,4,3,2」と順次減少するよう電サポ回数13回〜2回までの表示タイミングを規定している。また、電サポ回数テーブル524は、遊技状態指定系後続コマンドが「05H」である場合に、大当たり遊技終了後の特図遊技の実行回数(特殊遊技回数の消化回数)が13回となり、特殊遊技回数の残回数が14回になったことに連動して、電サポ回数の表示値が「1」となるよう電サポ回数1回の表示タイミングを規定している。また、電サポ回数テーブル524は、遊技状態指定系後続コマンド(演出に係る遊技状態)が「02H」である場合に、大当たり遊技終了後の特図遊技の実行回数(特殊遊技回数の消化回数)が14回〜25回まで順次増加すること、および、特殊遊技回数の残回数が13回〜2回に順次減少することに連動して、電サポ回数の表示値が「13,12,11,・・・,4,3,2」と順次減少するよう電サポ回数13回〜2回までの表示タイミングを規定している。また、電サポ回数テーブル524は、遊技状態指定系後続コマンドが「05H」である場合に、大当たり遊技終了後の特図遊技の実行回数(特殊遊技回数の消化回数)が26回となり、特殊遊技回数の残回数が1回になったことに連動して、電サポ回数の表示値が「1」となるよう電サポ回数1回の表示タイミングを規定している。これら図31(b)での規定によると、特殊遊技回数および電サポ回数の両方が26回に設定され、かつ、確変回数が0回に設定されて時短のチャンスモードが開始された場合、そのチャンスモード中の1回目〜13回目までの各特図遊技で、電サポ回数13回〜1回のそれぞれが表示され、同チャンスモード中の14回目〜26回目までの各特図遊技で電サポ回数13回〜1回のそれぞれが再度表示される。
図31(c)に示すように、電サポ回数テーブル524は、遊技状態指定系後続コマンド(演出に係る遊技状態)が「02H」である場合に、大当たり遊技終了後の特図遊技の実行回数(特殊遊技回数の消化回数)が1回〜12回まで順次増加すること、および、特殊遊技回数の残回数が39回〜28回に順次減少することに連動して、電サポ回数の表示値が「13,12,11,・・・,4,3,2」と順次減少するよう電サポ回数13回〜2回までの表示タイミングを規定している。また、電サポ回数テーブル524は、遊技状態指定系後続コマンドが「05H」である場合に、大当たり遊技終了後の特図遊技の実行回数(特殊遊技回数の消化回数)が13回となり、特殊遊技回数の残回数が27回になったことに連動して、電サポ回数の表示値が「1」となるよう電サポ回数1回の表示タイミングを規定している。また、電サポ回数テーブル524は、遊技状態指定系後続コマンド(演出に係る遊技状態)が「02H」である場合に、大当たり遊技終了後の特図遊技の実行回数(特殊遊技回数の消化回数)が14回〜25回まで順次増加すること、および、特殊遊技回数の残回数が26回〜15回に順次減少することに連動して、電サポ回数の表示値が「13,12,11,・・・,4,3,2」と順次減少するよう電サポ回数13回〜2回までの表示タイミングを規定している。また、電サポ回数テーブル524は、遊技状態指定系後続コマンドが「05H」である場合に、大当たり遊技終了後の特図遊技の実行回数(特殊遊技回数の消化回数)が26回となり、特殊遊技回数の残回数が14回になったことに連動して、電サポ回数の表示値が「1」となるよう電サポ回数1回の表示タイミングを規定している。また、電サポ回数テーブル524は、遊技状態指定系後続コマンド(演出に係る遊技状態)が「02H」である場合に、大当たり遊技終了後の特図遊技の実行回数(特殊遊技回数の消化回数)が27回〜38回まで順次増加すること、および、特殊遊技回数の残回数が13回〜2回に順次減少することに連動して、電サポ回数の表示値が「13,12,11,・・・,4,3,2」と順次減少するよう電サポ回数13回〜2回までの表示タイミングを規定している。また、電サポ回数テーブル524は、遊技状態指定系後続コマンドが「05H」である場合に、大当たり遊技終了後の特図遊技の実行回数(特殊遊技回数の消化回数)が39回となり、特殊遊技回数の残回数が1回になったことに連動して、電サポ回数の表示値が「1」となるよう電サポ回数1回の表示タイミングを規定している。これら図31(c)での規定によると、特殊遊技回数および電サポ回数の両方が39回に設定され、かつ、確変回数が0回に設定されて時短のチャンスモードが開始された場合、そのチャンスモード中の1回目〜13回目までの各特図遊技で、電サポ回数13回〜1回のそれぞれが表示され、同チャンスモード中の14回目〜26回目までの各特図遊技で電サポ回数13回〜1回のそれぞれが再度表示され、同チャンスモード中の27回目〜39回目までの各特図遊技で電サポ回数13回〜1回のそれぞれが再々度表示される。
図31(d)〜(f)のそれぞれに示すように、ハズレ時画像テーブル523は、電サポ回数13回〜2回のそれぞれの表示タイミングを、図31(a)〜(c)のそれぞれでの遊技状態指定系後続コマンド「02H」を「03H」に置き換えることでも規定している。また、ハズレ時画像テーブル523は、電サポ回数1回の表示タイミングを、図31(a)〜(c)のそれぞれでの遊技状態指定系後続コマンド「05H」を「06H」に置き換えることでも規定している。図31(d)での規定によると、特殊遊技回数および電サポ回数の両方が13回に設定され、かつ、確変回数が10000回に設定されて確変のチャンスモードが開始された場合、そのチャンスモード中の1回目〜13回目までの各特図遊技で、電サポ回数13回〜1回のそれぞれが表示される。図31(e)での規定によると、特殊遊技回数および電サポ回数の両方が26回に設定され、かつ、確変回数が10000回に設定されて確変のチャンスモードが開始された場合、そのチャンスモード中の1回目〜13回目までの各特図遊技で、電サポ回数13回〜1回のそれぞれが表示され、同チャンスモード中の14回目〜26回目までの各特図遊技で電サポ回数13回〜1回のそれぞれが再度表示される。図31(f)での規定によると、特殊遊技回数および電サポ回数の両方が39回に設定され、かつ、確変回数が10000回に設定されて確変のチャンスモードが開始された場合、そのチャンスモード中の1回目〜13回目までの各特図遊技で、電サポ回数13回〜1回のそれぞれが表示され、同チャンスモード中の14回目〜26回目までの各特図遊技で電サポ回数13回〜1回のそれぞれが再度表示され、同チャンスモード中の27回目〜39回目までの各特図遊技で電サポ回数13回〜1回のそれぞれが再々度表示される。
図31(g)に示すように、電サポ回数テーブル524は、遊技状態指定系後続コマンド(演出に係る遊技状態)が「03H」である場合に、大当たり遊技終了後の特図遊技の実行回数(特殊遊技回数の消化回数)が1回から2回に増加すること、および、特殊遊技回数の残回数が3回から2回に減少することに連動して、電サポ回数の表示値が「13,12」と減少するよう電サポ回数13回,12回の表示タイミングを規定している。この図31(g)での規定によると、特殊遊技回数が3回に設定され、かつ、電サポ回数および確変回数が両方とも10000回に設定されて確変のチャンスモードが開始された場合、そのチャンスモード中の1回目と2回目の各特図遊技で電サポ回数13回と12回のそれぞれが表示される。
図31(h)に示すように、電サポ回数テーブル524は、遊技状態指定系後続コマンド(演出に係る遊技状態)が「03H」である場合に、大当たり遊技終了後の特図遊技の実行回数(特殊遊技回数の消化回数)が1回〜4回に順次増加すること、および、特殊遊技回数の残回数が7回〜2回に順次減少することに連動して、電サポ回数の表示値が「13,12,11,10,9,8」と減少するよう電サポ回数13回〜8回までの表示タイミングを規定している。この図31(h)での規定によると、特殊遊技回数が7回に設定され、かつ、電サポ回数および確変回数が両方とも10000回に設定されて確変のチャンスモードが開始された場合、そのチャンスモード中の1回目〜6回目の各特図遊技で電サポ回数13回〜8回のそれぞれが表示される。
図31(i)に示すように、電サポ回数テーブル524は、遊技状態指定系後続コマンド(演出に係る遊技状態)が「03H」である場合に、大当たり遊技終了後の特図遊技の実行回数(特殊遊技回数の消化回数)が1回〜12回まで順次増加すること、および、特殊遊技回数の残回数が22回〜11回に順次減少することに連動して、電サポ回数の表示値が「13,12,11,・・・,4,3,2」と順次減少するよう電サポ回数13回〜2回までの表示タイミングを規定している。また、電サポ回数テーブル524は、遊技状態指定系後続コマンドが「06H」である場合に、大当たり遊技終了後の特図遊技の実行回数(特殊遊技回数の消化回数)が13回となり、特殊遊技回数の残回数が10回になったことに連動して、電サポ回数の表示値が「1」となるよう電サポ回数1回の表示タイミングを規定している。また、電サポ回数テーブル524は、遊技状態指定系後続コマンド(演出に係る遊技状態)が「03H」である場合に、大当たり遊技終了後の特図遊技の実行回数(特殊遊技回数の消化回数)が14回〜21回まで順次増加すること、および、特殊遊技回数の残回数が9回〜2回に順次減少することに連動して、電サポ回数の表示値が「13,12,11,・・・,8,7,6」と順次減少するよう電サポ回数13回〜6回までの表示タイミングを規定している。これら図31(i)の規定によると、特殊遊技回数が22回に設定され、かつ、電サポ回数および確変回数が両方とも10000回に設定されて確変のチャンスモードが開始された場合、そのチャンスモード中の13回目〜1回目の各特図遊技で電サポ回数13回〜1回のそれぞれが表示され、同チャンスモード中の14回目〜21回目までの各特図遊技で電サポ回数13回〜6回のそれぞれが再度表示される。
図31(j)に示すように、電サポ回数テーブル524は、遊技状態指定系後続コマンド(演出に係る遊技状態)が「03H」である場合に、大当たり遊技終了後の特図遊技の実行回数(特殊遊技回数の消化回数)が1回〜12回まで順次増加すること、および、特殊遊技回数の残回数が23回〜12回に順次減少することに連動して、電サポ回数の表示値が「13,12,11,・・・,4,3,2」と順次減少するよう電サポ回数13回〜2回までの表示タイミングを規定している。また、電サポ回数テーブル524は、遊技状態指定系後続コマンドが「06H」である場合に、大当たり遊技終了後の特図遊技の実行回数(特殊遊技回数の消化回数)が13回となり、特殊遊技回数の残回数が11回になったことに連動して、電サポ回数の表示値が「1」となるよう電サポ回数1回の表示タイミングを規定している。また、電サポ回数テーブル524は、遊技状態指定系後続コマンド(演出に係る遊技状態)が「03H」である場合に、大当たり遊技終了後の特図遊技の実行回数(特殊遊技回数の消化回数)が14回〜22回まで順次増加すること、および、特殊遊技回数の残回数が10回〜2回に順次減少することに連動して、電サポ回数の表示値が「13,12,11,・・・,7,6,5」と順次減少するよう電サポ回数13回〜5回までの表示タイミングを規定している。これら図31(j)の規定によると、特殊遊技回数が23回に設定され、かつ、電サポ回数および確変回数が両方とも10000回に設定されて確変のチャンスモードが開始された場合、そのチャンスモード中の13回目〜1回目の各特図遊技で電サポ回数13回〜1回のそれぞれが表示され、同チャンスモード中の14回目〜22回目までの各特図遊技で電サポ回数13回〜5回のそれぞれが再度表示される。
図31(k)に示すように、電サポ回数テーブル524は、遊技状態指定系後続コマンド(演出に係る遊技状態)が「03H」である場合に、大当たり遊技終了後の特図遊技の実行回数(特殊遊技回数の消化回数)が1回〜12回まで順次増加すること、および、特殊遊技回数の残回数が39回〜28回に順次減少することに連動して、電サポ回数の表示値が「13,12,11,・・・,4,3,2」と順次減少するよう電サポ回数13回〜2回までの表示タイミングを規定している。また、電サポ回数テーブル524は、遊技状態指定系後続コマンドが「06H」である場合に、大当たり遊技終了後の特図遊技の実行回数(特殊遊技回数の消化回数)が13回となり、特殊遊技回数の残回数が27回になったことに連動して、電サポ回数の表示値が「1」となるよう電サポ回数1回の表示タイミングを規定している。また、電サポ回数テーブル524は、遊技状態指定系後続コマンド(演出に係る遊技状態)が「03H」である場合に、大当たり遊技終了後の特図遊技の実行回数(特殊遊技回数の消化回数)が14回〜25回まで順次増加すること、および、特殊遊技回数の残回数が26回〜15回に順次減少することに連動して、電サポ回数の表示値が「13,12,11,・・・,4,3,2」と順次減少するよう電サポ回数13回〜2回までの表示タイミングを規定している。また、電サポ回数テーブル524は、遊技状態指定系後続コマンドが「06H」である場合に、大当たり遊技終了後の特図遊技の実行回数(特殊遊技回数の消化回数)が26回となり、特殊遊技回数の残回数が14回になったことに連動して、電サポ回数の表示値が「1」となるよう電サポ回数1回の表示タイミングを規定している。また、電サポ回数テーブル524は、遊技状態指定系後続コマンド(演出に係る遊技状態)が「03H」である場合に、大当たり遊技終了後の特図遊技の実行回数(特殊遊技回数の消化回数)が27回〜38回まで順次増加すること、および、特殊遊技回数の残回数が13回〜2回に順次減少することに連動して、電サポ回数の表示値が「13,12,11,・・・,4,3,2」と順次減少するよう電サポ回数13回〜2回までの表示タイミングを規定している。また、電サポ回数テーブル524は、遊技状態指定系後続コマンドが「06H」である場合に、大当たり遊技終了後の特図遊技の実行回数(特殊遊技回数の消化回数)が39回となり、特殊遊技回数の残回数が1回になったことに連動して、電サポ回数の表示値が「1」となるよう電サポ回数1回の表示タイミングを規定している。これら図31(k)での規定によると、特殊遊技回数が39回に設定され、かつ、電サポ回数および確変回数が両方とも10000回に設定されて確変のチャンスモードが開始された場合、そのチャンスモード中の1回目〜13回目までの各特図遊技で、電サポ回数13回〜1回のそれぞれが表示され、同チャンスモード中の14回目〜26回目までの各特図遊技で電サポ回数13回〜1回のそれぞれが再度表示され、同チャンスモード中の27回目〜38回目までの各特図遊技で電サポ回数13回〜2回のそれぞれが再々度表示される。
電サポ回数テーブル524は、リベンジモード中の電サポ回数の表示値「20」〜「1」のそれぞれの表示のタイミングを図32に示すように規定している。つまり、大当たり遊技終了後の特図遊技の実行回数(特殊遊技回数の消化回数)と、遊技状態指定系後続コマンド(演出に係る遊技状態)である「07H」または「0AH」または「08H」または「0BH」または「09H」と、特殊遊技回数の残回数とによって、チャンスモード中の場合と同様に規定されている。
電サポ回数は、図31(a)〜(f),(i)〜(k)において13回〜1回まで順次減少する場合に、チャンスモードからモードの変更を行うか否かを演出する画像(転落または継続または昇格2)の表示が行われるまでの回数と言い換えることができ、これと同様に図32(a)〜(g),(h)において20回〜1回まで順次減少する場合に、リベンジモードからモードの変更を行うか否かを演出する画像の表示が行われるまでの回数と言い換えることができる。
なお、電サポ回数の表示値「13」〜「1」および「20」〜「1」は、本発明における複数種類の画像に相当する。演出態様決定部511が電サポ回数テーブル524を備えることは、本発明における「特殊遊技回数の消化回数と、特殊遊技回数の残回数と、演出用遊技状態との組合せと、演出表示装置に表示させる複数種類の画像との対応関係を予め記憶すること」に相当する。また、主制御処理部100から指定コマンドにより指定された特殊遊技回数の消化回数と特殊遊技回数の残回数と演出用遊技状態とに基づいて、電サポ回数テーブル524参照して電サポ回数の表示値を選択し、その表示値を演出表示制御部530は演出表示装置50に表示させることは、本発明における「主制御処理部から指定された消化回数と残回数と演出に関する遊技状態とに基づいて、それら消化回数と残回数と演出に関する遊技状態との組合せと対応関係にある画像を選択し、演出表示装置に表示させること」に相当する。
次に演出態様決定部511が背景画像および電サポ回数を表示するために行う演出表示準備処理と演出表示処理とについて図33,図34を用いて説明する。
図33に示すように、演出態様決定部511は、主制御処理部100から何らかのコマンドを受信すると、演出表示準備処理を開始する。この演出表示準備処理において、はじめに、演出態様決定部511は、演出表示準備処理の開始時に受信したコマンドが特殊遊技回数指定コマンド(図26参照)であるか否かの判定を行い(ステップS31)、特殊遊技回数指定コマンドであった場合(ステップS31でYesの場合)、その特殊遊技回数指定コマンド、すなわち特殊遊技回数の残回数を、サブ制御処理部500のRAMに記憶して(ステップS32)、演出表示準備処理を終了する。
ステップS31での判定において、演出表示準備処理の開始時に受信したコマンドが特殊遊技回数指定コマンドでなかった場合(ステップS31でNoの場合)、演出態様決定部511は、そのコマンドが特殊遊技実行回数指定コマンド(図26参照)であるか否かの判定を行い(ステップS33)、特殊遊技実行回数指定コマンドであった場合(ステップS33でYesの場合)、その特殊遊技実行回数指定コマンド、すなわち特殊遊技回数の消化回数を、サブ制御処理部500のRAMに記憶して(ステップS34)、演出表示準備処理を終了する。
ステップS33での判定において、演出表示準備処理の開始時に受信したコマンドが特殊遊技実行回数指定コマンドでなかった場合(ステップS33でNoの場合)、演出態様決定部511は、そのコマンドが時短回数指定コマンド(図26参照)であるか否かの判定を行い(ステップS35)、時短回数指定コマンドであった場合(ステップS35でYesの場合)、その時短回数指定コマンド、すなわち時短回数(電サポ回数)の残回数を、サブ制御処理部500のRAMに記憶して(ステップS36)、演出表示準備処理を終了する。
ステップS35での判定において、演出表示準備処理の開始時に受信したコマンドが時短回数指定コマンドでなかった場合(ステップS35でNoの場合)、演出態様決定部511は、そのコマンドが遊技状指定系コマンド(図27(a)参照)であるか否かの判定を行い(ステップS37)、遊技状態指定系コマンドであった場合(ステップS37でYesの場合)、その遊技状態指定系コマンドを、すなわち、遊技状態をサブ制御処理部500のRAMに記憶して(ステップS38)、演出表示準備処理を終了する。
ステップS37での判定において、演出表示準備処理の開始時に受信したコマンドが遊技状態指定系コマンドでなかった場合、その他のコマンド処理(その他の指定コマンドとは、特殊遊技回数指定、特殊遊技実行回数指定、時短回数指定、遊技状態指定以外の指定コマンド)を行った後に演出表示準備処理を終了する(ステップS29→終了)。
図33に示す演出表示準備処理において、遊技状態がサブ制御処理部500のRAMに記憶されると(ステップS38)、図34に示す演出表示処理が開始される。この演出表示処理において、演出態様決定部511は、表示確認フラグが「0」(不完全表示)であるか否かの判定を行う(ステップS41)。ここで、不完全表示とは、遊技状態のみに基づいて行われる表示であり、この不完全表示が行われた場合に表示確認フラグが「0」に設定される。また、遊技状態、特殊遊技回数の残回数および消化回数、時短回数(電サポ回数)の残回数に基づいて行われる表示が完全表示であり、この完全表示が行われた場合に表示確認フラグが「1」に設定される。
そして、ステップS41での判定の結果、表示確認フラグが「0」であった場合(ステップS41でYesの場合)、演出態様決定部511は特殊遊技回数の残回数がRAMに記憶済みであるか否かの判定を行い(ステップS42)、その特殊遊技回数の残回数が記憶済みの場合(ステップS42でYesの場合)、特殊遊技回数の消化回数がRAMに記憶済みであるか否かの判定を行い(ステップS43)、その特殊遊技回数の消化回数が記憶済みの場合(ステップS43でYesの場合)、時短回数の残回数が記憶済みであるか否かの判定を行い(ステップS44)、時短回数の残回数が記憶済みである場合(ステップS44でYesの場合)、遊技状態、特殊遊技回数の残回数および消化回数、時短回数の残回数に基づいて画像を決定する(ステップS45)。
また、ステップS41での判定の結果、表示確認フラグが「0」でなかった場合(ステップS41でNoの場合)、すなわち、表示確認フラグが「1」(完全表示)であった場合、演出態様決定部511は、遊技状態、特殊遊技回数の残回数および消化回数、時短回数の残回数に基づいて画像を決定する(ステップS45)。
ステップS45の後、演出態様決定部511は表示確認フラグを「1」(完全表示)に設定する(ステップS46)。次に、演出表示制御部530は、ステップS45において決定された画像に基づいて演出表示装置50に画像を表示させる(ステップS47)。ステップS45において演出態様決定部511は、背景画像の表示および電サポ回数の表示のために必要な情報(コマンド)を全て得た状態で画像を決定するので、演出表示制御部530は背景画像と電サポ回数を完全な状態で演出表示装置50に表示させることができる。
また、ステップS42における判定で特殊遊技回数の残回数がRAMに記憶済みでなかった場合(ステップS42でNoの場合)と、ステップS43における判定で特殊遊技回数の消化回数がRAMに記憶済みでなかった場合(ステップS43でNoの場合)と、ステップS44における判定で時短回数(電サポ回数)の残回数がRAMに記憶済みでなかった場合(ステップS44でNoの場合)に、演出態様決定部511は、遊技状態のみに基づいて画像を決定し(ステップS48)、表示確認フラグを「0」(不完全表示)に維持する。次に、演出表示制御部530は、ステップS48において決定された画像に基づいて演出表示装置50に画像を表示させる(ステップS47)。ステップS48において演出態様決定部511は、遊技状態のみに基づいて画像を決定するので、背景画像および電サポ回数の少なくとも一方を不完全な画像に決定する場合(後述)があり、この場合、演出表示制御部530は背景画像および電サポ回数の少なくとも一方を不完全な状態で演出表示装置50に表示させることになる。
ステップS48において演出態様決定部511は、背景画像および電サポ回数を、次のように決定する。
演出態様決定部511は、遊技状態指定系後続コマンド(演出に係る遊技状態の情報)が「05H」、「06H」、「0AH」、「0BH」の何れか1つであることに基づき、背景画像を決定する場合、その後続コマンドのみに基づいては図29,図30に示す転落画像、継続画像、昇格画像2の表示タイミングを特定できないので、チャンスモード中およびリベンジモード中に転落画像、継続画像、昇格画像2の替わりに、背景画像全体を黒1色で表示することに決定する。一方、演出態様決定部511は、遊技状態系後続コマンドが「00H」〜「03H」,「07H」〜「09H」の何れか1つであることに基づき、背景画像を決定する場合、その後続コマンドのみに基づいて通常画像、SC画像、時短画像1、時短画像2および昇格画像1の何れの表示タイミングかを特定し、その表示タイミングが特定された背景画像を演出表示装置50に表示させる画像に決定する。
また、演出態様決定部511は、遊技状態指定系後続コマンドが「05H」、「06H」、「0AH」、「0BH」の何れか1つであることに基づき、演出表示装置50に表示させる電サポ回数を決定する場合、その後続コマンドに基づき「あと1回」と表示することに決定する。また、演出態様決定部511は、遊技状態指定系後続コマンドが「00H」、「01H」、「04H」、「09H」の何れか1つである場合、電サポ回数を表示しないことに決定する。また、演出態様決定部511は、遊技状態指定系後続コマンドが「02H」、「03H」、「07H」、「08H」の何れか1つである場合、その後続コマンドのみに基づいては電サポ回数の表示値を特定できないので、「あと 回」という数値が欠けた状態で電サポに関する表示を行うことに決定する。
図28に戻り、演出制御処理部510は、主制御処理部100からの第1特図保留数指定コマンド、第1特図保留数減指定コマンド、第2特図保留数指定コマンド、第2特図保留数減指定コマンドに基づき、第1,第2特図保留球乱数のそれぞれの現在の保留数を演出表示装置50に表示させる保留表示制御部540を備える。
演出表示制御部530は、発射位置指定コマンドに基づいて、遊技者に左打ちまたは右打ちを案内する案内表示55を演出表示装置50に行わせる発射位置表示制御部550を備える。図4に示す案内表示55は右打ちを案内する状態となっている。左打ちの案内表示は図示しないが、図4に示す矢印が逆向きになるとともに、その矢印の右側に「左打ち」と表示されるものである。
このように構成されたパチンコ機1においては、第1始動入賞口61に遊技球が入賞した場合、および、第2始動入賞口62に遊技球が入賞した場合に、主制御処理部100は図35,図36に示す遊技処理を行い、この遊技処理中にサブ制御処理部500は主制御処理部100からのコマンドに基づき演出表示装置50の制御に係る処理を行う。図35,図36に示す遊技処理と、この遊技処理に伴うサブ制御処理部500による処理とについて、第1始動入賞口61への遊技球の入賞に係る処理を例に挙げて説明する。
はじめに、主制御処理部100は、第1始動入賞口検知センサ91からの遊技球検知信号の有無に基づいて第1始動入賞口61(始動口)への遊技球の入賞を検知すると(ステップS1でYES)、特図抽選処理部110において第1特図当否判定用乱数取得部113aは特図当否乱数を取得し、特図種類決定処理部120において第1特図種類選択用乱数取得部123aは特図種類乱数を取得し、変動パターン決定部130において第1変動パターン決定用乱数取得部133aは変動パターン乱数を取得する(ステップS2)。このとき、第1特図保留球乱数の保留数が3個以下であった場合(ステップS3でYesの場合)には、特図抽選処理部110において第1特図抽選用保留記憶部115aは、ステップS2で取得された特図当否乱数を第1特図保留球乱数として保留し、特図種類決定処理部120において第1特図種類選択用保留記憶部125aは、ステップS2で取得された特図種類乱数を、これと同じタイミングで取得された特図当否乱数(第1特図保留球乱数)と関連付けて保留し、変動パターン決定部130において第1変動パターン用保留記憶部135aは、ステップS2で取得された変動パターン乱数を、これと同じタイミングで取得された特図当否乱数(第1特図保留球乱数)と関連付けて保留する(ステップS4)。
そして、主制御処理部100は、主制御処理部100に接続された特図の保留表示装置(図示省略)に対して保留数が増加した旨を表示する保留数増加表示処理(ステップS5)を行うとともに、サブ制御処理部500に対して、第1特図保留球乱数の保留数の1個増加を指定する第1特図保留数指定コマンドを送信する。この指定コマンドに基づき演出表示制御部514の保留表示制御部540は、演出表示装置50に、第1保留表示領域51における円形領域の点灯数を1個増加させる。
ステップS1において第1始動入賞口61への入賞が検知されなかった場合(ステップS1でNoの場合)、主制御処理部100はルーチンをステップS6に進める。また、ステップS3において、第1特図保留球乱数の保留数が3個以下でなかった場合、すなわち、上限個数の4個であった場合、主制御処理部100はルーチンをステップS6に進める。また、ステップS5での保留数増加表示処理の後に、主制御処理部100はルーチンをステップS6に進める。ステップS6において主制御処理100は、現在の遊技状態が、特図の変動を開始できる状態であるか否かの判定として、特図が変動中か否かの判定を行う(ステップS6)。この判定の結果、特図が変動中でない場合(ステップS6でNoの場合)、主制御処理部100はルーチンをステップS7に進める。このステップS7において主制御処理部100は、特図の変動を開始できる状態であるか否かの判定として、大当たり遊技中か否かの判定を行う。この判定の結果、大当たり遊技中でなかった場合(ステップS7でNoの場合)、主制御処理部100はルーチンをステップS8に進める。
ステップS6において特図が変動中であると判定した場合、主制御処理部100はルーチンをステップS14に進める。また、ステップS7において大当たり遊技中であると判定した場合、主制御処理部100はルーチンをステップS18に進める。
ステップS8において、特図抽選処理部110は、保留があるか否かの判定、すなわち、第1特図抽選用保留記憶部115aに第1特図保留球乱数が保留されているか否かの判定を行い、この判定の結果、第1特図保留球乱数が保留されていた場合(ステップS8でYesの場合)、特図抽選処理部110はルーチンをステップS9に進める。一方、第1特図保留球乱数が保留されていなかった場合(ステップS8でNoの場合)、特図抽選処理部110は遊技処理のルーチンを終了する。
ステップS9において、特図抽選処理部110は特図当否判定処理を行う。つまり、特図抽選処理部110において、第1特図当否判定部114aは、現在記憶されている第1特図保留球乱数のうちの最も古い第1特図保留球乱数に対して、大当たり、特図ハズレの何れであるかの判定を、現在の遊技状態が特図低確である場合に第1特図低確率判定テーブル116aを参照することによって行い、現在の遊技状態が特図高確である場合に第1特図高確率判定テーブル117aを参照することによって行う。
次に、特図種類決定処理部120は特図種類決定処理を行う(ステップS10)。つまり、特図種類決定処理部120において第1特図種類決定部122aは、ステップS9での特図当否判定処理の結果が大当たりであった場合に、そのステップS9での特図当否判定処理で用いられた第1特図保留球乱数(特図当否乱数)と同じタイミング取得された特図種類乱数に対応する大当たり図柄を、第1特図種類選択テーブル126を参照して、低確時短有図柄A1〜A3(4R低確時短有図柄)、高確時短有図柄B1〜B6(4R高確時短有図柄)、高確時短有図柄C1〜C6(16R高確時短有図柄)のうちから選択し、第1特図の停止図柄に決定する。一方、特図種類決定処理部120は、ステップS9での特図当否判定処理の結果が特図ハズレであった場合に、第1特図の停止図柄を特図ハズレ図柄に決定する。
次に、変動パターン決定部130は変動パターン決定処理を行う(ステップS11)。つまり、変動パターン決定部130において第1変動パターン抽選部132aは、ステップS9での特図当否判定処理で用いられた第1特図保留球乱数(特図当否乱数)と同じタイミングで取得された変動パターン乱数に対応する変動パターンを、そのステップS9での特図当否判定処理の結果と、ステップS10での特図種類決定処理の結果と、現在の第1特図保留球乱数の保留数と、抽選用遊技状態とに基づき、通常変動パターンテーブル136aまたは特殊変動パターンテーブル136bを参照して決定する。
主制御処理部100は、第1特図の変動開始時に、ステップS10で決定された第1特図の停止図柄を指定する第1特図種類指定コマンドと、ステップS11で決定された変動パターンを指定する第1変動パターン指定コマンドと、変動開始時遊技状態確認指定コマンドとをサブ制御処理部500に送信する。これに伴い、サブ制御処理部500において演出制御処理部510は、演出態様決定処理を行う。つまり、演出制御処理部510において演出態様決定部511は、第1特図種類指定コマンドおよび第1変動パターン指定コマンドに基づき、演出用テーブル520を参照して、その第1変動パターン指定コマンドと対応関係にある変動パターンを今回の特図遊技での演出図柄53の変動パターンに決定し、その第1特図種類指定コマンドと対応関係にある停止図柄を今回の特図遊技での演出図柄53の停止図柄に決定する。また、同じく演出態様決定処理において、演出態様決定部511は、変動開始時遊技状態確認指定コマンドと、前回の遊技状態設定処理の際に受信した時短回数指定コマンド、特殊遊技回数指定コマンドおよび特殊遊技実行回数指定コマンドとに基づき、演出図柄53の背景画像、電サポ回数の表示値を決定する。
また、主制御処理部100は、第1特図の変動開始時に、主制御処理部100に接続された特図の保留表示装置(図示省略)に対して保留数が減少した旨を表示する保留数減少表示処理(ステップS12)を行うとともに、第1特図保留球乱数の保留数の1個減少を指定する第1特図保留数減指定コマンドを、サブ制御処理部500に送信する。これに伴い、サブ制御処理部500において演出制御処理部510の保留表示制御部540は、その第1特図保留数減指定コマンドに基づき演出表示装置50に、第1保留表示領域51における円形領域の点灯数を1個減少させる。
次に、主制御処理部100において特図表示制御部140は、ステップS11での変動パターン決定処理の結果に基づき、特図表示装置40に特図の変動を開始(ステップS13)させ、これと並行して、サブ制御処理部500において演出制御処理部510の演出表示制御部530は、前述の演出態様決定処理の結果に基づき、演出表示装置50に演出図柄53の変動を開始させる。ステップS13における第1特図の変動と演出図柄53の変動とは同期して開始される。その後、特図表示制御部140は、ステップS11で変動パターン決定処理により決定された第1特図の変動時間が経過したか否かの判定を行う。(ステップS14)。変動の初期は、変動時間が経過してないので、主制御処理部100はルーチンを終了する(ステップS14でNo→終了)。その変動時間が経過するまでの間、ステップS1からのステップS14までのルーチンが所定の周期毎に繰り返される。そして、その変動時間が経過した場合(ステップS14でYesの場合)、主制御処理部100において特図表示制御部140は、ステップS10での特図種類決定処理の結果に基づいて特図表示装置40に第1特図の変動を大当たり図柄または特図ハズレ図柄で停止させ(ステップS15)、これと並行して、主制御処理部100はサブ制御処理部500に対して、演出図柄53の停止を指定するコマンドを送信し、サブ制御処理部500において演出制御処理部510の演出表示制御部530は、そのコマンドがサブ制御処理部500により受信されたタイミングで、前述の演出態様決定処理の結果に基づいて演出表示装置50に演出図柄53の変動を停止させる。なお、特図の変動の停止と演出図柄53の変動の停止とは同期して行われる。
次に、主制御処理部100においてアタッカー作動制御部150は、ステップS15での第1特図の停止図柄が大当たり図柄であった場合(ステップS16で大当たり図柄の場合)、大当たり遊技を開始する(ステップS17)。つまり、ステップS10での特図種類決定処理により決定された第1特図の大当たり図柄に予め対応付けられたラウンド数(4ラウンドまたは16ラウンド)に基づいて、アタッカー装置65の開閉動作を開始させる。その後、アタッカー作動制御部150は、大当たり遊技の終了のタイミングとなったか否かの判定を行う(ステップS18)。大当たり遊技の初期は、大当たり遊技の終了のタイミングではないので、主制御処理部100はルーチンを終了する(ステップS18でNo→終了)。その大当たり遊技の終了のタイミングとなるまでの間、ステップS1からステップS18までのルーチンが所定の周期毎に繰り返される。そして、その大当たり遊技の終了のタイミングとなった場合(ステップS18でYesの場合)、大当たり遊技が終了する(ステップS19)。つまり、アタッカー作動制御部150は、アタッカー装置65に大入賞口63を閉鎖させた状態で、アタッカー装置65の開閉動作を終了させる。
次に、遊技状態設定部300は、遊技状態設定処理を行う(ステップS20)。つまり、遊技状態設定部300において、抽選用遊技状態設定部310の確変回数設定部311および電サポ回数設定部313のそれぞれは、第1特図の大当たり図柄と、ステップS9で特図当否判定処理が行われたときの遊技状態とに基づいて、大当たり遊技終了後の確変回数および電サポ回数(時短回数)のそれぞれを設定し(図11参照)、これと並行して演出用遊技状態設定部320は、第1特図の大当たり図柄と、ステップS9で特図当否判定処理が行われたときの抽選用遊技状態とに基づいて、大当たり遊技終了後の特殊遊技回数を設定する(図23参照)。そして、遊技状態設定部300は、それら確変回数、電サポ回数(時短回数)、特殊遊技回数に基づいて遊技状態変化指定コマンド、時短回数指定コマンド、特殊遊技回数指定コマンド、特殊遊技実行回数指定コマンドを決定し(図26,図27参照)、これらのコマンドを主制御処理部100はサブ制御処理部500に送信して、遊技処理を終了する。
ステップS15において特図の停止図柄が特図ハズレ図柄であった場合(ステップS16で特図ハズレの場合)にも、遊技状態設定部300は、遊技状態設定処理を行う(ステップS20)。つまり、ステップS15で第1特図が停止する前の遊技状態が低確(特図高確&普図低確)である場合には、遊技状態設定部300において、抽選用遊技状態設定部310の確変回数設定部311および電サポ回数設定部313のそれぞれは、確変回数および電サポ回数(時短回数)のそれぞれを0回に設定し、これと並行して演出用遊技状態設定部320は、特殊遊技回数の残回数および実行回数を何れも0回に設定する。また、ステップS15で第1特図が停止する前の電サポ回数(時短回数)および確変回数のそれぞれの残回数が1回以上である場合には、遊技状態設定部300において、残確変回数カウント部312および残電サポ回数カウント部314のそれぞれは、その第1特図が停止した時点(特図遊技の終了時点)で、それら確変回数の残回数および電サポ回数(時短回数)の残回数のそれぞれを1回減少させる。また、ステップS15で第1特図が停止する前の特殊遊技回数の残回数が1回以上である場合には、遊技状態設定部300において、残特殊遊技回数カウント部323は、その第1特図が停止した時点(特図遊技の終了時点)で、特殊遊技回数の残回数を1回減少させ、これと並行して特殊遊技実行回数カウント部322は、特殊遊技の消化回数を1回増加させる。そして、遊技状態設定部300は、確変回数の残回数、電サポ回数(時短回数)の残回数、特殊遊技回数の残回数、特殊遊技回数の消化回数のそれぞれに基づいて時短回数指定コマンドと、特殊遊技回数指定コマンドと、特殊遊技実行回数指定コマンドと、特図確定時遊技状態確認指定コマンドまたは遊技状態変化指定コマンドとを決定し(図27参照)、これらのコマンドを主制御処理部100はサブ制御処理部500に送信して、遊技処理を終了する。ここで、特図確定時遊技状態制定指定コマンドが決定される場合とは、今回の抽選用遊技状態が前回から変化しない場合、すなわち、前回の抽選用遊技状態が時短であって今回の電サポ回数(時短回数)の残回数が1回以上である場合と、前回の抽選用遊技状態が確変であって今回の電サポ回数の残回数および確変回数の残回数が1回以上である場合である。遊技状態変化指定コマンドが決定される場合とは、今回の抽選用遊技状態が前回の抽選用遊技状態(時短または低確)から低確に変化した場合、すなわち、前回の抽選用遊技状態が時短であって今回の電サポ回数(時短回数)の残回数が0回となった場合と、前回の抽選用遊技状態が確変であって今回の電サポ回数の残回数および確変回数の残回数が0回となった場合である。
本実施形態に係るパチンコ機1によれば次の効果を得られる。
本実施形態に係るパチンコ機1において、サブ制御処理部500は、特殊遊技回数指定コマンドと、特殊遊技実行回数指定コマンドと、特図確定時遊技状態確認指定コマンドまたは遊技状態変化指定コマンドによって指定された特殊遊技回数の消化回数と特殊遊技回数の残回数と演出用遊技状態とに基づいて、それら特殊遊技回数の消化回数と特殊遊技回数の残回数と演出用遊技状態との組合せと対応関係にある背景画像を時短画像1,2、転落画像、継続画像、昇格画像1,2のうちから選択し、演出表示装置50に表示させる。これにより、本実施形に係るパチンコ機1は、時短中(特定の遊技状態中)および確変中(特定の遊技状態中)における背景画像の切替えパターンを複数種類備えることができる。
本実施形態に係るパチンコ機1において、サブ制御処理部500は、時短回数指定コマンドと、特殊遊技回数指定コマンドと、特殊遊技実行回数指定コマンドと、特図確定時遊技状態確認指定コマンドまたは遊技状態変化指定コマンドによって指定された時短回数の残回数と特殊遊技回数の消化回数と特殊遊技回数の残回数と演出用遊技状態とに基づいて、それら特殊遊技回数の消化回数と特殊遊技回数の残回数と演出用遊技状態との組合せと対応関係にある背景画像を、転落画像、昇格画像2のうちから選択し、演出表示装置50に表示させる。これにより、本実施形に係るパチンコ機1は、転落画像と昇格画像2との表示タイミングのように特殊遊技回数の消化回数と、特殊遊技回数の残回数と、演出用遊技状態とが共通する表示タイミングであっても、それら転落画像と昇格画像2とを確実に行うことができる。
本実施形態に係るパチンコ機1において、サブ制御処理部500は、主制御処理部100から特殊遊技回数指定コマンドと、特殊遊技実行回数指定コマンドと、特図確定時遊技状態確認指定コマンドまたは遊技状態変化指定コマンドによって指定された特殊遊技回数の消化回数と特殊遊技回数の残回数と演出用遊技状態とに基づいて、それら消化回数と残回数と演出用遊技状態との組合せと対応関係にある電サポ回数の表示値を「13」〜「1」または「20」〜「1」のうちから選択し、演出表示装置50に表示させる。これにより、本実施形に係るパチンコ機1は、図31,図32に示すように、特定の遊技状態中である時短中および確変中における電サポ回数の表示の切替えパターンを複数種類備えることができる。
本実施形態に係るパチンコ機1において、主制御処理部100はサブ制御処理部500に対して、特図ハズレ図柄での特図の停止時に時短回数指定コマンドと、特殊遊技回数指定コマンドと、特殊遊技実行回数指定コマンドと、特図確定時遊技状態確認指定コマンドまたは遊技状態変化指定コマンドとを送信することによって、時短回数(電サポ回数)の残回数と特殊遊技回数の消化回数と特殊遊技回数の残回数と演出用遊技状態とを指定するので、それら消化回数と残回数と演出用遊技状態の情報は、遅くとも特図遊技が1回行われれば、全てサブ制御処理部500に送信されることになる。したがって、主制御処理部100とサブ制御処理部500のうちのサブ制御処理部500のみに電源断が生じた場合に、その電源断からの復帰後にサブ制御処理部500が主制御処理部100の情報(時短回数の残回数、特殊遊技回数の消化回数、特殊遊技回数の残回数、演出用遊技状態)に基づき、演出表示装置50の背景画像の表示および電サポ回数の表示を速やかに回復させることができる。
本実施形態に係るパチンコ機1は、電サポ回数が13回または26回または39回に設定され、かつ確変回数が10000回に設定されて開始される確変のチャンスモード中に、電サポ回数が13回または26回または39回に設定され、かつ確変回数が0回に設定されて開始される時短のチャンスモード中と同じく時短画像1、継続画像および転落画像が表示されるので、チャンスモード中において、それらのチャンスモード中において抽選用遊技状態が時短であるか確変であるのかを隠すことができる。
本実施形態に係るパチンコ機1は、図29に示すように時短画像1(共通画像)と継続画像(共通画像)と昇格画像1(特定画像)と昇格画像2(特定画像)の表示タイミングが規定されているので、チャンスモード中において時短画像1または継続画像が表示されている期間は、現在の抽選用遊技状態が、電サポ回数が13回または26回または39回に設定され、かつ確変回数が0回に設定された時短(第1有利状態)であるのか、電サポ回数が13回または26回または39回に設定され、かつ確変回数が10000回に設定された確変(第1有利状態)であるのか、確変回数および電サポ回数が両方とも10000回に設定された確変(第2有利状態)であるのかを隠すことができ、昇格画像1または昇格画像2が表示されたときに、現在の抽選用遊技状態が確変回数および電サポ回数が10000回に設定された確変(第2有利状態)であることを明らかにすることができる。
本実施形態に係るパチンコ機1において、RAMクリア無の電源投入時に、時短回数指定コマンドの後続コマンドは、その電源投入時に直近の電源断時にバックアップされた電サポ回数の残回数を示すものに決定され、特殊遊技実行回数指定コマンドの後続コマンドは、その電源投入時に直近の電源断時にバックアップされた特殊遊技回数の消化回数を示すものに決定され、特殊遊技回数指定コマンドの後続コマンドは、その電源投入時に直近の電源断時にバックアップされた特図遊技回数の残回数を示すものに決定され、電源投入時遊技状態指定コマンドの後続コマンドは、その電源投入時に直近の電源断時にバックアップされた抽選用遊技状態および演出用遊技状態を示すものに決定される。そして、主制御処理部100は電源断から復帰した場合に、それら時短回数指定コマンド、特殊遊技実行回数指定コマンド、特殊遊技回数指定コマンド、電源投入時遊技状態指定コマンドは、RAMクリア無の電源投入時に、主制御処理部100からサブ制御処理部500に送信される。これにより、主制御処理部100が電源断から復帰した場合に、主制御処理部100においてバックアップにより保存された時短回数の残回数と特殊遊技回数の消化回数と特殊遊技回数の残回数と演出用遊技状態とに基づき、サブ制御処理部500の演出制御処理部510は演出表示装置50での画像の表示を回復させることができる。
本実施形態に係るパチンコ機1は、時短回数の残回数と特殊遊技回数の消化回数と特殊遊技回数の残回数と演出用遊技状態とをバックアップするための構成をサブ制御処理部500に備えさせずに済む。
なお、前述の実施形態において、主制御処理部100が時短回数指定コマンドと、特殊遊技回数指定コマンドと、特殊遊技実行回数指定コマンドと、特図確定時遊技状態確認指定コマンドまたは遊技状態変化指定コマンドとによって、サブ制御処理部500に時短回数の残回数と、特殊遊技回数の消化回数と、特殊遊技回数の残回数と、演出用遊技状態とを指定するタイミングは、遊技状態設定処理(図36のステップS20)のとき、すなわち、特図ハズレ図柄での特図の停止時と大当たり遊技終了時とであったが、それらのタイミングのうちの特図ハズレ図柄での停止時は、特図の変動開始時であってもよい。また、特図ハズレ図柄での特図の停止時と特図の変動開始時との何れのときも、主制御処理部100がサブ制御処理部500に特殊遊技回数の消化回数と、特殊遊技回数の残回数と、演出用遊技状態とを指定してもよい。