JP6218546B2 - 光走査方法、光走査装置および光走査型観察装置 - Google Patents

光走査方法、光走査装置および光走査型観察装置 Download PDF

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Description

本発明は、光ファイバの振動により対象物を光走査する、光走査方法、光走査装置および光走査型観察装置に関する。
従来、光ファイバの先端部から光を対象物に向けて走査し、対象物で反射、散乱等される光、あるいは、対象物で発生する蛍光等を検出する光走査型の観察装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。このような装置では、照射する光を、対象物上で走査させるため、光が出射する先端部が揺動可能な状態で光ファイバの一部を支持し、この支持部の近傍に圧電素子を配置することによって、光ファイバを振動させている。
光ファイバの走査方法としては、通常、照射する光のスポットが、らせんを描くように走査するらせん走査(スパイラル走査)や、一方向に高速に振動させながらこれと直交する方向により低速で動かすラスター走査などが知られている。通常らせん型の走査パターンでは、振動周波数を共振周波数に設定する。また、ラスター走査では、高速で振動させる方向について、共振周波数で振動させることが好ましい。このため、従来は、光走査型観察装置の設計値から決定される共振周波数に基づいて、ファイバを振動駆動している。
特許第4672023号明細書
しかしながら、共振周波数は、光走査型観察装置ごとの製造誤差や、外力、温度変化、経時変化などによって一定値とならない。そして、ファイバを駆動する周波数を変えないまま共振周波数が変化すると、ファイバの振幅が変化したり光走査のエネルギー効率が低下したりする。このため、光走査型観察装置の個体ごとに、および/または、使用する度ごとに共振周波数の測定を行おうとすると、作業が煩雑となるという問題点を生じてしまう。
したがって、これらの点に着目してなされた本発明の目的は、装置の個体差や経時的変化による、ファイバの共振周波数のズレによる性能劣化を防止し、駆動周波数を適切に調整することを可能にする光走査方法、光走査装置および光走査型観察装置を提供することにある。
上記目的を達成する光走査方法の発明は、
揺動可能に支持されたファイバの先端部の共振周波数を検出する共振周波数検出ステップと、
検出された前記共振周波数に基づいて、前記ファイバの前記先端部の駆動周波数を決定する駆動周波数決定ステップと、
前記ファイバの前記先端部から光を射出するとともに、前記駆動周波数により前記ファイバの前記先端部を振動駆動させ、対象物上で前記光を走査する走査ステップと、
を含み、
前記共振周波数検出ステップは、前記ファイバの先端部の振動周波数を所定の周波数範囲内で掃引させるステップを含むことを特徴とするものである。
上記光走査方法は、前記共振周波数検出ステップと前記駆動周波数決定ステップとを1回実行した後、前記走査ステップを複数回連続して実行しても良い。
上記目的を達成する光走査方法の発明は、
揺動可能に支持されたファイバの先端部の共振周波数を検出する共振周波数検出ステップと、
検出された前記共振周波数に基づいて、前記ファイバの前記先端部の駆動周波数を決定する駆動周波数決定ステップと、
前記ファイバの前記先端部から光を射出するとともに、前記駆動周波数により前記ファイバの前記先端部を振動駆動させ、対象物上で前記光を走査する走査ステップと、
を含み、
前記共振周波数検出ステップと前記駆動周波数決定ステップとは、前記走査ステップを実行する度に該走査ステップの前に実行することを特徴とするものである。
上記目的を達成する光走査方法の発明は、
揺動可能に支持されたファイバの先端部の共振周波数を検出する共振周波数検出ステップと、
検出された前記共振周波数に基づいて、前記ファイバの前記先端部の駆動周波数を決定する駆動周波数決定ステップと、
前記ファイバの前記先端部から光を射出するとともに、前記駆動周波数により前記ファイバの前記先端部を振動駆動させ、対象物上で前記光を走査する走査ステップと、
を含み、
前記共振周波数検出ステップにおいて、共振周波数が検出できない場合は、異常が発生したものとして検知することを特徴とするものである。
上記目的を達成する光走査方法の発明は、
揺動可能に支持されたファイバの先端部の共振周波数を検出する共振周波数検出ステップと、
検出された前記共振周波数に基づいて、前記ファイバの前記先端部の駆動周波数を決定する駆動周波数決定ステップと、
前記ファイバの前記先端部から光を射出するとともに、前記駆動周波数により前記ファイバの前記先端部を振動駆動させ、対象物上で前記光を走査する走査ステップと、
を含み、
前記共振周波数検出ステップは、前記振動駆動させるための電流信号と電圧信号との位相差を検出することを特徴とするものである。
さらに、上記目的を達成する光走査装置の発明は、
光源からの光を導光し、揺動可能に支持された先端部から射出するファイバと、
前記ファイバの前記先端部を振動駆動する駆動部と、
前記ファイバの前記先端部の振動周波数を所定の周波数範囲内で掃引させ、前記ファイバの前記先端部の共振周波数を検出する共振周波数検出部と、
検出された前記共振周波数に基づいて、前記対象物を走査する駆動周波数を決定する駆動周波数決定部と、
前記光ファイバから出射した光を対象物に向けて照射するための光学系と、
を備え、
前記共振周波数検出部は、前記駆動部を振動駆動させるための電流検出回路からの電流信号と電圧検出回路からの電圧信号との位相差を検知することを特徴とするものである。
さらに、上記目的を達成する光走査型観察装置の発明は、
光源からの光を対象物上に走査して該対象物の画像を取得する光走査型観察装置において、
前記光源からの光を導光し、揺動可能に支持された先端部から射出するファイバと、
前記ファイバの前記先端部を振動駆動する駆動部と、
前記ファイバの前記先端部の振動周波数を所定の周波数範囲内で掃引させ、前記ファイバの前記先端部の共振周波数を検出する共振周波数検出部と、
検出された前記共振周波数に基づいて、前記対象物を走査する駆動周波数を決定する駆動周波数決定部と、
前記光ファイバから出射した光を対象物に向けて照射するための光学系と、
前記光の照射により前記対象物から得られる光を検出し電気信号に変換する光検出部と、
前記光検出部により出力された電気信号に基づいて画像を生成する画像処理部と
を備え
前記共振周波数検出部は、前記駆動部を振動駆動させるための電流検出回路からの電流信号と電圧検出回路からの電圧信号との位相差を検知することを特徴とするものである。
本発明によれば、揺動可能に支持されたファイバの先端部の共振周波数を検出し、検出された共振周波数に基づいて、ファイバの先端部の駆動周波数を決定するので、装置の個体差や経時的変化による、ファイバの共振周波数のズレによる性能劣化を防止し、駆動周波数を適切に調整することができる。
第1実施の形態に係る光走査型観察装置の一例である光走査型内視鏡装置の概略構成を示すブロック図である。 図1の光走査型内視鏡のスコープを概略的に示す概観図である。 図2のスコープの先端部の断面図である。 光走査型内視鏡装置の駆動部および照明用光ファイバの揺動部を示す図であり、図4(a)は側面図、図4(b)は図4(a)のA−A断面図である。 図1の駆動制御/共振周波数検出部の概略構成を示すブロック図である。 第1実施の形態に係る光走査方法を実行するフローチャートである。 第1実施の形態に係る光走査方法を時系列的に説明する図であり、(a)は駆動電圧の振幅Aを、(b)は駆動電圧の周波数fを、(c)は光源部のレーザ出力Pを、(d)は出力電圧Vfの波形のイメージを、(e)は各時点での光の走査軌跡のイメージを、それぞれ、時間の経過とともに示している。 典型的なインピーダンスおよび位相ズレの周波数特性を示す図である。 第2実施の形態に係る光走査型内視鏡装置の先端部を示す拡大図であり、図9(a)は同先端部の断面図、図9(b)は図9(a)の駆動部を拡大して示す斜視図であり、図9(c)は、図9(b)の偏向磁場発生用コイルおよび永久磁石を含む部分の光ファイバの軸に垂直な面による断面図である。 第2実施の形態に係る光走査方法を実行するフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
(第1実施の形態)
図1は、第1実施の形態に係る光走査型観察装置の一例である光走査型内視鏡装置の概略構成を示すブロック図である。光走査型内視鏡装置10は、スコープ20と、制御装置本体30とディスプレイ40とによって構成されている。
制御装置本体30は、光走査型内視鏡装置10全体を制御する制御部31、発光タイミング制御部32、レーザ33R、33G、33B、および結合器34を含んで構成される。発光タイミング制御部32は、制御部31の制御の下で、赤、緑および青の三原色のレーザ光を射出する3つのレーザ33R、33G、33Bの発光タイミングを制御する。レーザ33R、33G、33Bとしては、例えばDPSSレーザ(半導体励起固体レーザ)やレーザダイオードを使用することができる。レーザ33R、33G、33Bから出射されたレーザ光は、結合器34により合波され、白色の照明光としてシングルモードファイバである照明用光ファイバ11に入射される。もちろん、光走査型内視鏡装置10の光源の構成はこれに限られず、一つのレーザ光源を用いるものであっても、他の複数の光源を用いるものであっても良い。また、レーザ33R、33G、33Bおよび結合器34は、制御装置本体30と信号線で結ばれた制御装置本体30とは別の筐体に収納されていても良い。
照明用光ファイバ11は、スコープ20の先端部まで繋がっており、結合器34から照明用光ファイバ11に入射した光は、スコープ20の先端部まで導光され対象物100に向けて照射される。その際、駆動部21が振動駆動されることによって、照明用光ファイバ11を出射した照明光は、対象物100の観察表面上を2次元走査することができる。この駆動部21は、後述する制御装置本体30の駆動制御/共振周波数検出部38によって制御されている。照明光の照射により対象物100から得られる反射光、散乱光、蛍光などの信号光は、マルチモードファイバにより構成される検出用光ファイババンドル12の先端で受光して、スコープ20内を通り制御装置本体30まで導光される。
制御装置本体30は、信号光を処理するための光検出器35、ADC(アナログ−デジタル変換器)36および画像処理部37をさらに備える。光検出器35は、検出用光ファイババンドル12を通って来た信号光をスペクトル成分に分解し、フォトダイオード等により、それぞれのスペクトル成分を電気信号に変換する。ADC36は電気信号に変換された画像信号をデジタル信号に変換し、画像処理部37に出力する。制御部31は、駆動制御/共振周波数検出部38により印加した振動電圧の振幅および位相などの情報から走査経路上の走査位置の情報を算出し、画像処理部37に渡す。画像処理部37は、ADC36から出力されたデジタル信号から、当該走査位置における対象物100の画素データを得る。画像処理部37は、走査位置と画素データの情報を順次図示しないメモリに記憶し、走査終了後または走査中に補間処理等の必要な処理を行って対象物100の画像を生成し、ディスプレイ40に表示する。
上記の各処理において、制御部31は、発光タイミング制御部32、光検出器35、駆動制御/共振周波数検出部38、および、画像処理部37を同期制御する。
図2は、スコープ20を概略的に示す概観図である。スコープ20は、操作部22および挿入部23を備える。操作部22には、制御装置本体30からの照明用光ファイバ11、検出用光ファイババンドル12、および、配線ケーブル13が、それぞれ接続されている。これら照明用光ファイバ11、検出用光ファイババンドル12および配線ケーブル13は挿入部23内部を通り、挿入部23の先端部24(図2における破線部内の部分)まで導かれている。
図3は、図2のスコープ20の挿入部23の先端部24を拡大して示す断面図である。先端部24は、駆動部21、投影用レンズ25a、25b、中心部を通る照明用光ファイバ11および外周部を通る検出用光ファイババンドル12を含んで構成される。
駆動部21は、取付環26によりスコープ20の挿入部23の内部に固定されたアクチュエータ管27、並びに、アクチュエータ管27内に配置されるファイバ保持部材29および圧電素子28a〜28d(図4(a)および(b)参照)を含んで構成される。照明用光ファイバ11は、ファイバ保持部材29で支持されるとともにファイバ保持部材29で支持された固定端11aから先端部11cまでが、揺動可能に支持された揺動部11bとなっている。一方、検出用光ファイババンドル12は挿入部23の外周部を通るように配置され、先端部24の先端まで延びている。さらに、検出用光ファイババンドル12の各ファイバの先端部には図示しない検出用レンズを備える。
さらに、投影用レンズ25a、25bおよび検出用レンズは、先端部24の最先端に配置される。投影用レンズ25a、25bは、照明用光ファイバ11の先端部11cから射出されたレーザ光が、対象物100上に略集光するように構成されている。また、検出用レンズは、対象物100上に集光されたレーザ光が、対象物100により反射、散乱、屈折等をした光(対象物100と相互作用した光)又は蛍光等を信号光として取り込み、検出用レンズの後に配置された検出用光ファイババンドル12に集光、結合させるように配置される。なお、投影用レンズは、二枚構成に限られず、一枚や他の複数枚のレンズにより構成しても良い。
図4(a)は、光走査型内視鏡装置10の駆動部21の振動駆動機構および照明用光ファイバ11の揺動部11bを示す図であり、図4(b)は図4(a)のA−A断面図である。照明用光ファイバ11は角柱状の形状を有するファイバ保持部材29の中央を貫通し、これによってファイバ保持部材29によって固定され保持される。ファイバ保持部材29の4つの側面は、それぞれ+Y方向および+X方向並びにこれらの反対方向に向いている。そして、ファイバ保持部材29の+Y方向および−Y方向にはY方向駆動用の一対の圧電素子28a、28cが固定され+X方向および−X方向にはX方向駆動用の一対の圧電素子28b、28cが固定される。
各圧電素子28a〜28dは、制御装置本体30の駆動制御/共振周波数検出部38からの配線ケーブル13が接続される。
図5は、駆動制御/共振周波数検出部38の概略構成を示すブロック図である。駆動制御/共振周波数検出部38は、駆動部21の圧電素子28a〜28dを駆動するために、DDS(デジタル直接合成発信器)51x、51y、DAC(デジタル−アナログ変換器)52x、52y、増幅器53x、53yを備える。DDS51xとDDS51yとは、それぞれ制御部31からの制御信号を受信して、デジタル駆動信号波形を生成する。この信号は、DAC52x,52yによりアナログ信号に変換され、増幅器53x、53yで増幅され、配線ケーブル13を介してスコープ20の先端部24に位置する圧電素子28a〜28dを駆動する。
なお、実際にはX方向の圧電素子28bと28dとの間には常に正負が反対で大きさの等しい電圧が印加され、同様に、Y方向の圧電素子28aと28cとの間にも常に反対方向で大きさの等しい電圧が印加される。ファイバ保持部材29を挟んで対向配置された圧電素子28b、28dが、互いに一方が伸びるとき他方が縮むことによって、ファイバ保持部材29に撓みを生じさせ、これを繰り返すことによりX方向の振動を生ぜしめる。Y方向の振動についても同様である。
駆動制御/共振周波数検出部38は、X方向駆動用の圧電素子28b、28dとY方向駆動用の圧電素子28a、28cとに、同一の周波数の振動電圧を印加し、あるいは、異なる周波数の振動電圧を印加し、振動駆動させることができる。Y方向駆動用の圧電素子28a、28cとX方向駆動用の圧電素子28b、28dとをそれぞれ振動駆動させると、図3、図4に示した照明用光ファイバ11の揺動部11bが振動し、先端部11cが偏向するので、先端部11cから出射されるレーザ光は対象物100の表面を順次走査する。
照明用光ファイバ11の揺動部11bは、X方向およびY方向の双方、または、何れか一方向に共振周波数で振動駆動される。しかし、揺動部11bの共振周波数は、環境条件や経時的変化により変化するので、駆動制御/共振周波数検出部38は、照明用光ファイバ11の揺動部11bの共振周波数を検出する共振周波数検出機構を有する。共振周波数検出機構は、図5に示すように、増幅器53xから圧電素子28b、28に向かう回路上に設けられた電流検出回路55xおよび電圧検出回路56xと、これらによりそれぞれ検出された電流信号および電圧信号をデジタル信号に変換する、ADC(アナログ−デジタル変換器)57、58と、2つのADC57およびADC58の出力信号の位相差からX方向の振動の共振周波数を検出する共振周波数検出部59により構成されている。なお、Y方向の振動の共振周波数を検出するために、同様に電流検出回路55y、電圧検出回路56yが設けられ、これらの出力もADC(図示せず)を介して共振周波数検出部59に入力されるように構成されている。
次に、光走査型内視鏡装置10の動作について、図6および図7を用いて説明する。図6は、第1実施の形態に係る光走査方法を実行するフローチャートである。また、図7は、第1実施の形態に係る光走査方法を時系列的に説明する図であり、(a)は駆動電圧の振幅Aを、(b)は駆動電圧の周波数fを、(c)は光源部のレーザ出力Pを、(d)は出力電圧Vfの波形のイメージを、(e)は各時点での光の走査軌跡のイメージを、それぞれ、時間の経過とともに示している。
まず、初期状態において照明用光ファイバ11の揺動部11bの振動を停止した状態とする(ステップS01)。この状態を図7においてIの期間として示している。
次に、制御部31が、共振周波数を検出する共振周波数検出ステップを開始する(ステップS02)。共振周波数検出ステップは、図7のIIの期間に対応している。この期間IIにおいて、X方向の圧電素子28b、28dおよびY方向の圧電素子28a、28cに、振幅Aが所定の振幅Vsweepに等しく、位相がX方向とY方向とで90°ずれ、周波数fが時間ともに増大する振動電圧が印加される(図7(a)、(b)、(d)参照)。これにより、照明用光ファイバ11の先端部11cの振動周波数を所定の周波数範囲内で掃引させる。所定の周波数範囲は、設計時の共振周波数の前後で共振周波数が変動し得る範囲を予め予測して決定する。このとき、レーザ33R、33G、33Bは未だ点灯していない(図7(c))。これにより、照明用光ファイバ11の先端部11cは円を描くように振動する(図7(e))。
駆動電圧の周波数が増加する間、電流検出回路55x、55yおよび電圧検出回路56x、56yによりそれぞれ検出される電流信号及び電圧信号は、共振周波数検出部59によりモニターされる。共振周波数検出部59は、電流信号および電圧信号の位相のズレを検知することにより共振周波数を検出する。一般に、振動回路のインピーダンスおよび電流と電圧との位相ズレの周波数特性は、それぞれ図8(a)、図8(b)のようになることが知られている。図8(a)に示すように、共振周波数で振動するとき、インピーダンスは最小となり、位相ズレは0となる。そこで、共振周波数検出部59は、電流検出回路55x、55yからの電流信号と、電圧検出回路56x、56yからの電圧信号との位相ズレが0となったときの周波数frを共振周波数として識別し、制御部31に出力する。
制御部31は、以降の駆動周波数を検出した共振周波数fr付近の周波数に決定する(ステップS03)。すなわち、制御部31は駆動周波数を決定する駆動周波数決定部として機能する。駆動周波数は共振周波数fr付近の周波数で駆動するが、frと完全に一致させる必要はなく、若干ずれた値であっても構わない。この駆動周波数を決定する駆動周波数決定ステップは、期間IIの間に行われる。
なお、共振周波数検出ステップ(ステップS02)において、共振周波数が検出されなかった場合、共振周波数検出部59から制御部31へは出力がないか、あるいは、異常を検出する信号が送られる。その場合、制御部31は異常と判断して装置を停止し、ディスプレイ40に異常を知らせる警告を表示する。共振周波数が検出されない場合としては、照明用光ファイバ11の折れや、圧電素子28a〜28dの異常などが考えられる。
制御部31は、期間IIの終了直前に、レーザ33R、33G、33Bを点灯させる。次いで、走査ステップとして、対象物の光走査を行う(ステップS04)。すなわち、期間IIIにおいて、X方向の圧電素子28b、28dおよびY方向の圧電素子28a、28cに印加する電圧の駆動周波数fをfrに固定し(図7(b))、駆動電圧の振幅Aを0から最大値Vmaxまで時間ともに増大させる(図7(a))。これによって、照明用光ファイバ11から出射される光は、時間経過とともに半径が拡大するらせん状の軌跡を描く(図7(e))。
次に、駆動電圧の振幅Aが最大値Vmaxとなったところで、レーザ33R、33G、33Bの発振を停止し、照明用光ファイバ11の振動も徐々に停止する(ステップS05)。振動の停止は、駆動電圧の振幅Aを期間IIIよりも短い期間IVにおいて急速に減少させることによって行う。以上のらせん状の走査により、対象物100の円形領域が2次元的に走査され、1フレーム分の画像が取得される。制御部31は次のフレームの取得をする場合は、再びステップS02に戻り、ステップS02〜ステップS05を繰り返す。
以上説明したように、光走査型内視鏡装置10は、対象物100を走査する前に共振周波数frを検出し、この共振周波数frで被検出物の光走査を行い、画像を取得することができる。これによって、装置の個体差や経時的変化による、ファイバの共振周波数のズレによる性能劣化を防止し、駆動周波数を適切に調整することが可能になる。また、常に照明用光ファイバ11の揺動部11bを共振周波数に近い周波数で振動駆動することにより、エネルギー効率の良い走査が可能になる。
さらに、各画像フレームの取得前に共振周波数の検出を行うので、光走査型内視鏡装置10の稼動中に温度上昇などの要因のために共振周波数が変化する場合でも、即時に駆動周波数を適切な値に調整することができる。また、常に照明用光ファイバ11の先端部11cの振動が安定した軌跡を描くので、より安定した画像を取得、表示できることが期待できる。
さらに、共振周波数検出ステップ(ステップS02)で、共振周波数が検出できない場合に、装置を停止し警告を発するようにしたので、装置の異常を早期に検出して故障や破損の拡大を防止することが可能になる。
なお、2回目以降の共振周波数検出および駆動周波数の決定を、期間IVの走査が停止した後に行うのではなく、期間IV(ステップS05)で振動を減少させる間に、振動周波数fを共振周波数の前後で掃引して、共振周波数を検出することで実行することもできる。その場合、振動停止後直ぐに光走査(ステップS03)を開始することができるので、フレームレートを高くし、より良好な画像を得ることができる。
(第2実施の形態)
第2実施の形態は、第1実施の形態において駆動部21を、圧電素子ではなく、照明用光ファイバ11に固定した永久磁石とこれを駆動する偏向磁場発生用コイル(電磁コイル)を用いて構成したものである。図9は、第2実施の形態に係る光走査型内視鏡装置10のスコープ20の先端部24を示す拡大図であり、図9(a)は同先端部24の断面図、図9(b)は図9(a)の駆動部21を拡大して示す斜視図であり、図9(c)は、図9(b)の偏向磁場発生用コイル62a〜62dおよび永久磁石63を含む部分の照明用光ファイバ11の軸に垂直な面による断面図である。
照明用光ファイバ11の揺動部11bの一部には、照明用光ファイバ11の軸方向に着磁され貫通孔を有する永久磁石63が、照明用光ファイバ11が貫通孔を通った状態で結合されている。また、揺動部11bを囲むように、一端部を取付環26に固定された角型チューブ61が設けられ、永久磁石63の一方の極と対向する部分の角型チューブ61の各側面には、平型の偏向磁場発生用コイル62a〜62dが設けられている。
Y方向の偏向磁場発生用コイル62aと62cのペアおよびX方向の偏向磁場発生用コイル62bと62dのペアは、角型チューブ61のそれぞれ対向する面に配置され、偏向磁場発生用コイル62aの中心と偏向磁場発生用コイル62cの中心を結ぶ線と、偏向磁場発生用コイル62bの中心と偏向磁場発生用コイル62dの中心を結ぶ線とは、静止時の照明用光ファイバ11の配置される角型チューブ61の中心軸線付近で直交する。これらのコイルは、配線ケーブル13を介して制御装置本体30の駆動制御/共振周波数検出部38に接続され、駆動制御/共振周波数検出部38からの駆動電流によって駆動される。
次に、第2実施の形態における光走査方法を説明する。図10は、第2実施の形態に係る光走査方法を実行するフローチャートである。図10における各ステップの内容は、第1実施の形態における各ステップとほぼ同じなので、図6の各対応するステップの番号に10を加えて示している。ただし、本実施の形態では、装置の操作を開始した後、一度だけ共振周波数の検出を行い(ステップS12)、駆動周波数を決定する(ステップS13)。その後、対象物の光走査(ステップS14)による画像データの取得を、制御部31が次のフレームの取得を停止させるまで(ステップS16)、繰返し行う。その他の構成及び作用は、第1実施の形態と同様であるので、同一または対応する構成要素には同一参照符号を付して説明を省略する。
本実施の形態によれば、各操作の開始時に共振周波数を検出できるので、装置の個体差や経時的変化による、ファイバの共振周波数のズレによる性能劣化を防止し、駆動周波数を適切に調整することが可能になる。さらに、一旦共振周波数を検出すると、以後は繰り返し光走査を行い画像フレームを取得することができるので、第1実施の形態に比べ、高いフレームレートで内視鏡画像の取得が可能になる。
なお、本発明は、上記実施の形態にのみ限定されるものではなく、幾多の変形または変更が可能である。光走査の方法は、らせん走査に限られず、ラスター走査にも適用することができる。その場合、照明用光ファイバを、XY方向の走査のうち一方向についてのみ共振周波数で振動させる。さらに、振動駆動手段は、コイルおよび磁石を用いる方法やピエゾ素子を用いた方法に限られず、他の振動駆動手段を用いても良い。また、共振周波数の検出は、1回の走査ごとや装置の駆動開始時のみならず、種々のタイミングで行うことができ、例えば、複数回の走査毎に一回や毎日一回行うようにする設定や、使用者の指示により共振周波数を検出するようにする設定も可能である。さらに、本発明の光走査方法は内視鏡装置のみならず、顕微鏡、プロジェクタ等他の装置にも適用することができる。
10 光走査型内視鏡装置
11 照明用光ファイバ
11a 固定端
11b 揺動部
11c 先端部
12 検出用光ファイババンドル
13 配線ケーブル
20 スコープ
21 駆動部
22 操作部
23 挿入部
24 先端部
25a、25b 投影用レンズ
26 取付環
27 アクチュエータ管
28a〜28d 圧電素子
29 ファイバ保持部材
30 制御装置本体
31 制御部
32 発光タイミング制御部
33R、33G、33B レーザ
34 結合器
35 光検出器
36 ADC
37 画像処理部
38 駆動制御/共振周波数検出部
40 ディスプレイ
51x、51y DDS
52x、52y DAC
53x、53y 増幅器
55x、55y 電流検出回路
56x、56y 電圧検出回路
57、58 ADC
59 共振周波数検出部
61 角型チューブ
62a〜62d 偏向磁場発生用コイル
63 永久磁石
100 対象物

Claims (11)

  1. 揺動可能に支持されたファイバの先端部の共振周波数を検出する共振周波数検出ステップと、
    検出された前記共振周波数に基づいて、前記ファイバの前記先端部の駆動周波数を決定する駆動周波数決定ステップと、
    前記ファイバの前記先端部から光を射出するとともに、前記駆動周波数により前記ファイバの前記先端部を振動駆動させ、対象物上で前記光を走査する走査ステップと、
    を含み、
    前記共振周波数検出ステップは、前記ファイバの先端部の振動周波数を所定の周波数範囲内で掃引させるステップを含む光走査方法。
  2. 前記共振周波数検出ステップと前記駆動周波数決定ステップとを1回実行した後、前記走査ステップを複数回連続して実行することを特徴とする請求項に記載の光走査方法。
  3. 揺動可能に支持されたファイバの先端部の共振周波数を検出する共振周波数検出ステップと、
    検出された前記共振周波数に基づいて、前記ファイバの前記先端部の駆動周波数を決定する駆動周波数決定ステップと、
    前記ファイバの前記先端部から光を射出するとともに、前記駆動周波数により前記ファイバの前記先端部を振動駆動させ、対象物上で前記光を走査する走査ステップと、
    を含み、
    前記共振周波数検出ステップと前記駆動周波数決定ステップとは、前記走査ステップを実行する度に該走査ステップの前に実行することを特徴とする光走査方法。
  4. 前記共振周波数検出ステップは、前記ファイバの先端部の振動周波数を所定の周波数範囲内で掃引させるステップを含む請求項3に記載の光走査方法。
  5. 揺動可能に支持されたファイバの先端部の共振周波数を検出する共振周波数検出ステップと、
    検出された前記共振周波数に基づいて、前記ファイバの前記先端部の駆動周波数を決定する駆動周波数決定ステップと、
    前記ファイバの前記先端部から光を射出するとともに、前記駆動周波数により前記ファイバの前記先端部を振動駆動させ、対象物上で前記光を走査する走査ステップと、
    を含み、
    前記共振周波数検出ステップにおいて、共振周波数が検出できない場合は、異常が発生したものとして検知することを特徴とする光走査方法。
  6. 前記共振周波数検出ステップは、前記ファイバの先端部の振動周波数を所定の周波数範囲内で掃引させるステップを含む請求項5に記載の光走査方法。
  7. 前記共振周波数検出ステップと前記駆動周波数決定ステップとを1回実行した後、前記走査ステップを複数回連続して実行することを特徴とする請求項5または6に記載の光走査方法。
  8. 前記共振周波数検出ステップと前記駆動周波数決定ステップとは、前記走査ステップを実行する度に該走査ステップの前に実行することを特徴とする請求項5から7の何れか一項に記載の光走査方法。
  9. 揺動可能に支持されたファイバの先端部の共振周波数を検出する共振周波数検出ステップと、
    検出された前記共振周波数に基づいて、前記ファイバの前記先端部の駆動周波数を決定する駆動周波数決定ステップと、
    前記ファイバの前記先端部から光を射出するとともに、前記駆動周波数により前記ファイバの前記先端部を振動駆動させ、対象物上で前記光を走査する走査ステップと、
    を含み、
    前記共振周波数検出ステップは、前記振動駆動させるための電流信号と電圧信号との位相差を検出することを特徴とする光走査方法。
  10. 光源からの光を導光し、揺動可能に支持された先端部から射出するファイバと、
    前記ファイバの前記先端部を振動駆動する駆動部と、
    前記ファイバの前記先端部の振動周波数を所定の周波数範囲内で掃引させ、前記ファイバの前記先端部の共振周波数を検出する共振周波数検出部と、
    検出された前記共振周波数に基づいて、前記対象物を走査する駆動周波数を決定する駆動周波数決定部と、
    前記光ファイバから出射した光を対象物に向けて照射するための光学系と、
    を備え
    前記共振周波数検出部は、前記駆動部を振動駆動させるための電流検出回路からの電流信号と電圧検出回路からの電圧信号との位相差を検知する光走査装置。
  11. 光源からの光を対象物上に走査して該対象物の画像を取得する光走査型観察装置において、
    前記光源からの光を導光し、揺動可能に支持された先端部から射出するファイバと、
    前記ファイバの前記先端部を振動駆動する駆動部と、
    前記ファイバの前記先端部の振動周波数を所定の周波数範囲内で掃引させ、前記ファイバの前記先端部の共振周波数を検出する共振周波数検出部と、
    検出された前記共振周波数に基づいて、前記対象物を走査する駆動周波数を決定する駆動周波数決定部と、
    前記光ファイバから出射した光を対象物に向けて照射するための光学系と、
    前記光の照射により前記対象物から得られる光を検出し電気信号に変換する光検出部と、
    前記光検出部により出力された電気信号に基づいて画像を生成する画像処理部と
    を備え
    前記共振周波数検出部は、前記駆動部を振動駆動させるための電流検出回路からの電流信号と電圧検出回路からの電圧信号との位相差を検知する光走査型観察装置。
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