JP6218068B2 - 接点装置 - Google Patents

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Description

本発明は、固定接点と可動接点とを備える接点装置に関する。
従来から、この種の接点装置として、接点オフ時に発生するアークを迅速に消弧するために、固定接点および可動接点が配置された空間を気密空間で構成し、該空間内に消弧性ガス(絶縁性ガス)を充填した接点装置が提供されている(たとえば特許文献1参照)。
特許文献1に記載の接点装置は、ハウジング、連結体、プレート、プランジャキャップを気密接合して、固定接点および可動接点を収容する気密空間を形成している。すなわち、接点装置は、ハウジング、連結体、プレート、プランジャキャップで囲まれる空間を気密空間とし、この気密空間には水素を主成分とする消弧性ガスが密封されている。
特開2012−89487号公報
しかし、上述したように気密空間に消弧性ガスが充填された構成の接点装置においては、通電条件によっては、アークを消弧するのにある程度の時間を要する可能性がある。
本発明は上記事由に鑑みて為されており、アークを迅速に消弧できる接点装置を提供することを目的とする。
本発明の接点装置は、固定接点と、前記固定接点に接触する閉位置と前記固定接点から離れる開位置との間で移動する可動接点と、前記固定接点および前記可動接点と同一の空間に配置されており、加熱時に消弧性ガスを放出する消弧部材を有した消弧体とを備え、前記消弧体は、前記空間から前記消弧部材への伝熱効率を高める伝熱構造を具備し、前記伝熱構造は、前記消弧部材よりも熱伝導率が高い材料からなり、前記消弧部材の少なくとも一部が埋め込まれている孔が形成された骨格部材を含む。
この接点装置において、前記伝熱構造は、前記消弧部材のうち前記空間に接する表面に形成され前記空間に通じる通気穴を含み、前記消弧体は、前記消弧部材に対して前記通気穴と交わる向きに形成され前記通気穴に通じる連通穴を備えることがより望ましい。
本発明の接点装置は、固定接点と、前記固定接点に接触する閉位置と前記固定接点から離れる開位置との間で移動する可動接点と、前記固定接点および前記可動接点と同一の空間に配置されており、加熱時に消弧性ガスを放出する消弧部材を有した消弧体とを備え、前記消弧体は、前記空間から前記消弧部材への伝熱効率を高める伝熱構造を具備し、前記伝熱構造は、前記消弧部材よりも熱伝導率が高い材料からなり、前記消弧部材に混入された伝熱材を含み、前記伝熱材の少なくとも一部は前記消弧部材の材料粒子間に介在している。前記伝熱構造は、前記消弧部材のうち前記空間に接する表面に形成され前記空間に通じる通気穴をさらに含み、前記消弧体は、前記消弧部材に対して前記通気穴と交わる向きに形成され前記通気穴に通じる連通穴を備える。
この接点装置において、前記消弧体は、前記空間に面する構造体の一部に固定されており、当該構造体と前記消弧部材との間に断熱性を有する断熱板を介在させていることがより望ましい。
本発明は、加熱時に消弧性ガスを放出する消弧部材を有した消弧体を備え、消弧体が、消弧部材への伝熱効率を高める伝熱構造を具備するので、アークを迅速に消弧できるという利点がある。
実施形態1に係る接点装置を用いた電磁継電器の一部を破断した概略断面図である。 実施形態1に係る接点装置の消弧体を示し、図2Aは正面図、図2Bは断面図である。 実施形態1に係る接点装置の消弧体の他の例を示す正面図である。 実施形態1の変形例に係る接点装置の消弧体を示す側面図である。 実施形態2に係る接点装置の消弧体を示し、図5Aは正面図、図5Bは側面図である。 実施形態2の変形例に係る接点装置の消弧体を示し、図6Aは正面図、図6Bは下面図である。 実施形態3に係る接点装置の消弧体を示し、図7Aは正面図、図7Bは断面図である。 実施形態に係る接点装置を用いた電磁継電器を示し、図8Aは正面から見た概略断面図、図8Bは側方から見た概略断面図である。
(実施形態1)
本実施形態の接点装置1は、図1に示すように、固定接点10と、可動接点11と、消弧体14とを備えている。
可動接点11は、固定接点10に接触する閉位置と固定接点10から離れる開位置との間で移動する。消弧体14は、固定接点10および可動接点11と同一の空間15に配置されており、加熱時に消弧性ガスを放出する消弧部材141を有している。
消弧体14は、空間15から消弧部材141への伝熱効率を高める伝熱構造を具備している。
以下、本実施形態の接点装置1について詳しく説明する。ただし、以下に説明する接点装置1は、本発明の一例に過ぎず、本発明は、下記実施形態に限定されることはなく、この実施形態以外であっても、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。
本実施形態では、接点装置1が、図1に示すように電磁石装置2と共に電磁継電器3を構成する場合を例として説明するが、接点装置1は、電磁継電器3に限らず、たとえばブレーカ(遮断器)やスイッチ等に用いられていてもよい。本実施形態においては、電磁継電器3が、電気自動車(EV)に搭載され、走行用のバッテリから負荷(たとえばインバータ)への直流電力の供給路上に接点装置1を挿入するように接続されて用いられる場合を例とする。
本実施形態に係る接点装置1は、図1に示すように、一対の固定接点10と、各固定接点10に対向して配置された一対の可動接点11と、各固定接点10を支持する一対の接点台100,101と、両可動接点11を支持する可動接触子12とを備えている。さらに、接点装置1は、固定接点10および可動接点11を収納する容器13と、消弧体14とを備えている。
接点装置1は、固定接点10および可動接点11を一対ずつ備えることにより、接点装置1が閉じた状態で一対の接点台100,101間が可動接触子12を介して短絡する。したがって、接点装置1は、閉状態において走行用のバッテリからの直流電力が可動接触子12を通して負荷へ供給されるように、バッテリと負荷との間に一対の接点台100,101が挿入される。なお、接点装置1は、バッテリの出力端間において負荷と直列に接続されていればよく、バッテリの負極(マイナス極)と負荷との間に挿入されていてもよい。
以下では、固定接点10と可動接点11との対向方向を上下方向とし、可動接点11から見て固定接点10側を上方、固定接点10から見て可動接点11側を下方として説明するが、接点装置1の使用形態を限定する趣旨ではない。
容器13は、固定接点10および可動接点11の上下方向の両側に設けられて互いに対向する上壁130および下壁131と、上壁130と下壁131との周縁部同士を全周に亘って連結する側壁132とを具備している。つまり、容器13は、固定接点10および可動接点11の上方に位置する上壁130と、固定接点10および可動接点11の下方に位置する下壁131と、側壁132とで囲まれた空間15に固定接点10および可動接点11を収納している。
一対の接点台100,101は、上下方向に直交する平面内の一方向に並ぶように配置されており、各々、当該平面内での断面形状が円形状となる円柱状に形成されている。これら一対の接点台100,101は、容器13に固定されている。具体的には、一対の接点台100,101は、容器13の上壁130に形成された丸孔133に挿通された形で容器13に接合されている。
一対の接点台100,101は、導電性材料から形成されており、各々の下端部には固定接点10が設けられている。
可動接触子12は、導電性材料から矩形板状に形成されており、その長手方向の両端部を一対の接点台100,101の下端部に対向させるように一対の接点台100,101の下方に配置されている。可動接触子12のうち、各接点台100,101に設けられている固定接点10に対向する各部位には、可動接点11がそれぞれ設けられている。
可動接触子12は、容器13内において後述するホルダ24によって保持されており、容器13の下方に配置された電磁石装置2によってホルダ24ごと上下方向に駆動される。これにより、可動接触子12に設けられている各可動接点11は、それぞれ対応する固定接点10に接触する閉位置と、固定接点10から離れる開位置との間で移動することになる。可動接点11が閉位置にあるとき、つまり接点装置1が閉じた状態では、接点台100と接点台101とは可動接触子12を介して短絡する。したがって、接点装置1が閉じた状態では、一対の接点台100,101間は導通し、走行用のバッテリから負荷へ直流電力が供給されることになる。
なお、接点装置1の容器13は、内部に気密空間を形成する気密容器であってもよく、この場合、容器13の内部の空間15には水素を主成分とする消弧性ガスが封入されていることが望ましい。これにより、容器13内に収納されている固定接点10および可動接点11において開極する際にアークが発生したとしても、アークは消弧性ガスによって急速に冷却され迅速に消弧可能になる。ただし、容器13は気密容器に限らず、容器13内に消弧性ガスが封入されていることも必須でない。
一方、電磁石装置2は、固定子20と、可動子21と、励磁コイル22とを有し、励磁コイル22への通電時に励磁コイル22で生じる磁束によって固定子20に可動子21を吸引し、可動子21を第2の位置から第1の位置へ移動させる。ここでは、電磁石装置2は、固定子20、可動子21、励磁コイル22の他に、継鉄(図示せず)と、シャフト23と、ホルダ24と、接圧ばね25と、復帰ばね26とを有している。なお、電磁石装置2は、合成樹脂製であって励磁コイル22が巻き付けられるコイルボビン(図示せず)を有していてもよい。
固定子20は、容器13の下壁131の下面中央部から下方に突出する形の円筒状に形成された固定鉄芯であって、その上端部が容器13に固定されている。
可動子21は、円柱状に形成された可動鉄芯であって、固定子20の下方において、その上端面を固定子20の下端面に対向させるように配置されている。可動子21は、上下方向に移動可能に構成されており、その上端面が固定子20の下端面に接触した第1の位置と、その上端面が固定子20の下端面から離れた第2の位置との間で移動する。
励磁コイル22は、その中心軸方向を上下方向と一致させる向きで容器13の下方に配置されており、その内側に固定子20と可動子21とが配置されている。
継鉄は、励磁コイル22を囲むように配置されており、固定子20および可動子21と共に、励磁コイル22の通電時に生じる磁束が通る磁気回路を形成する。そのため、継鉄と固定子20と可動子21とはいずれも磁性材料から形成されている。
復帰ばね26は、固定子20の内側に配置されており、可動子21を下方(第2の位置)へ付勢するコイルばねである。
なお、電磁石装置2は、非磁性材料からなり固定子20および可動子21を収納する筒体(図示せず)を有していてもよい。筒体は、上面が開口した有底円筒状に形成され、上端部(開口周部)が容器13の下壁131に固定される。これにより、筒体は、可動子21の移動方向を上下方向に制限し、且つ可動子21の第2の位置を規定する。さらに接点装置1の容器13を気密容器とする場合には、筒体は下壁131の下面に気密接合されていることが望ましい。これにより、容器13の下壁131に透孔134が形成されていても、気密空間の気密性を確保することができる。
上述した構成により、可動子21は、励磁コイル22に通電されていないとき(非通電時)には、固定子20との間に磁気吸引力が生じないため、復帰ばね26のばね力によって第2の位置に位置することになる。一方、励磁コイル22に通電されると、可動子21は、固定子20との間に磁気吸引力が生じるため、復帰ばね26のばね力に抗して上方に引き寄せられ第1の位置に移動する。このように、電磁石装置2は、励磁コイル22の通電状態の切り替えにより可動子21に作用する吸引力を制御し、可動子21を上下方向に移動させることにより、接点装置1の開状態と閉状態とを切り替えるための駆動力を発生する。
シャフト23は、非磁性材料にて上下方向に延びた丸棒状に形成されており、電磁石装置2で発生した駆動力を、電磁石装置2の上方に設けられている接点装置1へ伝達する。シャフト23は、容器13の下壁131の中央部に形成された透孔134に挿通されており、固定子20および復帰ばね26の内側を通って、その下端部が可動子21に固定されている。シャフト23の上端部は、可動接触子12を保持するホルダ24に固定されている。
ホルダ24は、可動接触子12の上下方向の両側に設けられて互いに対向する上板240および下板241と、上板240と下板241との周縁部同士を連結する側板242とを具備している。下板241の中央部にはシャフト23の上端部が固定されている。これにより、電磁石装置2で発生した駆動力はシャフト23にてホルダ24へと伝達され、可動子21が上下方向に移動するのに伴いホルダ24が上下方向に移動する。
接圧ばね25は、ホルダ24の下板241と可動接触子12との間に配置されており、可動接触子12を上方へと付勢するコイルばねである。
これにより、電磁石装置2で発生した駆動力はシャフト23にて可動接触子12へと伝達され、可動子21が上下方向に移動するのに伴い可動接触子12が上下方向に移動する。
次に、上述した構成の電磁継電器3の基本的な動作について簡単に説明する。
励磁コイル22の非通電時においては、電磁石装置2の可動子21が第2の位置に位置するため、図1に示すように、ホルダ24は、可動子21によりシャフト23を介して下方に引き下げられている。このとき、ホルダ24は、その上板240にて可動接触子12を下方に押し下げることになる。そのため、可動接触子12は、上板240によって上方への移動が規制され、一対の可動接点11を一対の固定接点10から離れた開位置に位置させる。この状態では、接点装置1は開いた状態にあるので、一対の接点台100,101間は非導通である。
一方、励磁コイル22の通電時においては、電磁石装置2の可動子21が第1の位置に位置するため、ホルダ24は、可動子21によりシャフト23を介して上方に押し上げられている。このとき、ホルダ24は、その上板240が上方へ移動することで、可動接触子12は、上板240による上方への移動規制が解除される。そのため、可動接触子12は、接圧ばね25のばね力によって上方に押し上げられ、一対の可動接点11を一対の固定接点10に接触する閉位置に位置させる。
このとき、シャフト23は、可動接点11が固定接点10に接触した後さらに押し上げられており、適当なオーバトラベルが設定されている。可動接触子12は、接圧ばね25によって上方へ付勢されているので、一対の可動接点11と一対の固定接点10との間の接圧(接触圧)を確保することができる。この状態では、接点装置1は閉じた状態にあるので、一対の接点台100,101間は導通する。
なお、容器13の下壁131として電磁石装置2における継鉄の一部が兼用されていてもよい。この場合、容器13は、下面が開口した箱状に形成されたケース(図示せず)を有し、ケースと継鉄の上面との間に固定接点10および可動接点11を収納するための空間15を形成する。ケースは、たとえばセラミックなどの耐熱性材料より形成されており、その開口周部が下壁131として兼用される継鉄の上面の周縁部に対して、連結体(図示せず)を介して接合される。
次に、接点装置1の消弧体14について説明する。
消弧体14は、図1に示すように、固定接点10および可動接点11と同一の空間15、つまり容器13の内部の空間15に配置されており、加熱時に水素を主成分とする消弧性ガスを放出する消弧部材141を有している。これにより、消弧体14は、たとえば接点装置1が開極する際に発生するアークや通電時のジュール熱によって空間15内の温度が上昇して消弧部材141が加熱されると、消弧部材141から消弧性ガスを放出してアークを冷却し、アークを速やかに消弧する。
消弧部材141が放出する消弧性ガスは、水素を主成分とするガスに限らず、窒素等を主成分とするガスであってもよい。ただし、水素は窒素等に比べても熱伝導率が高く、アークを冷却するのに適しているため、消弧性ガスは水素を主成分とすることが望ましい。なお、消弧体14は、消弧性ガスでアークを冷却するだけでなく、消弧部材141から放出される消弧性ガスでアークを吹き飛ばすことによっても、アークを速やかに消弧する。
消弧部材141は、たとえば樹脂材料、金属材料またはその他の無機物などからなる。具体例を挙げると、消弧部材141は、フェノール樹脂、水素吸蔵金属(水素吸蔵合金を含む)、水素化チタンおよびホウ酸など、加熱時に速やかに水素等のガスを発生する材料から構成されていることが望ましい。ただし、ここで例示した材料に限らず、消弧部材141は加熱時に消弧性ガスを放出する構成であればよく、また加熱時だけでなく非加熱時においても消弧性ガスを放出する構成であってもよい。
消弧体14は、容器13の内部の空間15のうち、固定接点10および可動接点11の近傍に配置されている。具体的には、消弧体14は、容器13の側壁132のうち、一対の接点台100,101が並ぶ方向の一端側となる部位の内側面(内部の空間15に臨む面)に固定されている。ここで、消弧体14は、図1に示すように、上下方向において開位置にある可動接点11と固定接点10との間の領域に少なくとも一部が位置するように、上下方向の位置が決定されている。これにより、可動接点11が固定接点10から離れる際にアークが発生すると、消弧部材141は、このアークの熱によって速やかに加熱されて消弧性ガスを放出できる。
ところで、本実施形態において、消弧体14は、空間15から消弧部材141への伝熱効率を高める伝熱構造を具備している。つまり、本実施形態の接点装置1は、単に消弧部材141を消弧体14として用いるのではなく、何らかの加工や処理が施されることにより伝熱構造が付加された消弧部材141を消弧体141として用い、空間15から消弧部材141への伝熱効率を高めている。これにより、消弧体14は、空間15の熱を消弧部材141へ効率よく伝えることができ、消弧性ガスを発生しやすくなるので、アークの消弧性能の向上が期待できる。
本実施形態では、消弧体14の伝熱構造は、消弧部材141よりも熱伝導率が高い材料からなり、図2A,図2Bに示すように、消弧部材141の少なくとも一部が埋め込まれている孔142が形成された骨格部材143を含んでいる。すなわち、消弧体14は、消弧部材141よりも熱伝導率が高い骨格部材143を伝熱構造として有し、骨格部材143に形成された孔142内に消弧部材141の少なくとも一部が埋め込まれた構成を採用している。
ここで、骨格部材143は、上述したような孔142が複数形成されており、各孔142にそれぞれ消弧部材141が埋め込まれている。図2Aの例では、孔142は円形状に開口しており、縦方向および横方向とのそれぞれに複数(図2Aの例では縦方向に2つ、横方向に4つ)ずつ並ぶように配列されている。骨格部材143は、図2Bに示すように厚み方向の一面を側壁132に対向させるように側壁132に固定されており、孔142は、骨格部材143を厚み方向に貫通するように形成されている。
この構成により、消弧部材141は、骨格部材143を通して空間15の熱を受けることできる。言い換えれば、消弧部材141は、骨格部材143がない場合に比べて見かけ上の表面積が大きくなり、空間15の加熱時に効率的に加熱されることになるので、消弧性ガスを発生しやすくなり、アークの消弧性能の向上が期待できる。
ここでは、消弧部材141は、図2Bに示すように、各孔142のうち側壁132側の開口面から所定深さの範囲にのみ充填されている。つまり、各孔142のうち容器13の内部の空間15に臨む側の開口面から所定深さの範囲は、消弧部材141が設けられておらず、中空になっている。これにより、消弧部材141から放出された消弧性ガスは、中空状の孔142の一部を通して空間15に吹き出すことになる。したがって、消弧体14は、加熱時に消弧性ガスを空間15に向けて吹き付けることができ、アークの消弧性能の向上が期待できる。
なお、各孔142の形状や複数の孔142の配列は図2Aの例に限らず、たとえば図3に示すように、孔142は正六角形状に開口し、縦方向および横方向に隙間なく並ぶハニカム構造を成していてもよい。また、孔142は、骨格部材143を厚み方向に貫通していなくてもよく、骨格部材143の厚み方向の一方のみに開口していてもよい。
骨格部材143は、たとえば発泡金属やパンチングメタルやセラミックハニカムなど、多数の孔142を有する部材から形成される。なお、消弧体14の製造時には、骨格部材143の孔142に消弧部材141が埋め込まれてもよいし、消弧部材141に対して骨格部材143が埋め込まれてもよい。
以上説明した本実施形態の接点装置1によれば、消弧体14が空間15から消弧部材141への伝熱効率を高める伝熱構造を具備するので、空間15の熱を消弧部材141へ効率よく伝えることができる。したがって、可動接点11が固定接点10から離れる際にアークが発生すると、このアークの熱が消弧部材141に効率よく伝達し、消弧部材141は、消弧性ガスを発生しやすくなるので、アークの消弧性能の向上が期待できる、という利点がある。その結果、本実施形態の接点装置1は、通電条件によっては、固定接点および可動接点を囲むように密封構造を形成し、且つ気密空間に消弧性ガスを封入しただけの構成に比べてアークを迅速に消弧できる。
また、消弧体14の伝熱構造は、骨格部材143に加えて、あるいは骨格部材143に代えて、消弧部材141よりも熱伝導率が高い材料からなり、消弧部材141に混入された伝熱材(図示せず)を含んでいてもよい。伝熱材は、たとえば銅(Cu)、ニッケル(Ni)、アルミニウム(Al)等の金属材料からなる。伝熱材は、金属の他、酸化アルミニウム(アルミナ)、シリコンカーバイド(SiC)、酸化ジルコニウム(ジルコニア)等の酸化物や、電気抵抗率の高い樹脂材料などから構成されていてもよい。
この種の伝熱材は、消弧部材141に混入されていることが望ましいが、消弧部材141の表面を覆うように設けられていてもよいし、消弧部材141の表面と内部とで混合比率が異なっていてもよい。混入される伝熱材の粒子サイズは、特に制限されないが、消弧部材141への混入しやすさの観点から、消弧部材141の10倍以下であることが望ましい。
このように、伝熱構造としての伝熱材が消弧部材141に混入されることにより、消弧部材141の材料粒子間に熱伝導率の高い材料が介在することになるので、空間15の熱が消弧部材141の内部にまで伝わりやすくなる。したがって、消弧体14は、消弧性ガスを発生しやすくなり、アークの消弧性能の向上が期待できる。
さらにまた、消弧体14は、消弧部材141よりも電気抵抗率の高い材料からなり、消弧部材141に混入された高抵抗材(図示せず)を有していてもよい。高抵抗材は、伝熱材に加えて、あるいは伝熱材に代えて設けられる。また、伝熱材が電気抵抗率の高い酸化物や樹脂材料からなる場合には、伝熱材が高抵抗材としての機能も兼ねることになる。
接点装置1は、このように消弧部材141に高抵抗材が混入されていると、消弧体14へのアークの転流が起こりにくくなる。
また、本実施形態の変形例として、消弧体14は、図4に示すように、空間15に面する構造体の一部に固定されており、当該構造体と消弧部材141との間に断熱性を有する断熱板144を介在させていてもよい。この変形例において、構造体は空間15を形成する容器13の側壁132である。つまり、この変形例では、消弧部材141は、容器13に直接固定されるのではなく、断熱板144を介して容器13に固定されている。
断熱板144は、樹脂材料、金属材料または酸化物等の消弧部材141よりも熱伝導率の低い材料であることが望ましく、たとえばポリイミド樹脂、エポキシ樹脂等の樹脂材料から形成されている。その他、断熱板144は、構造的に高い断熱性を実現する部材、たとえばセラミックハニカムなどであってもよい。
この構成によれば、消弧体14は、空間15から消弧部材141に伝わった熱が構造体(側壁132)に逃げてしまうことを抑制でき、消弧部材141をより効率的に加熱できるので、消弧性ガスを発生しやすくなり、アークの消弧性能の向上が期待できる。
(実施形態2)
本実施形態の接点装置1は、図5A,図5Bに示すように、消弧体14の伝熱構造が、消弧部材141のうち空間15に接する表面に形成され空間15に通じる通気穴145を含む点で、実施形態1の接点装置1と相違する。以下、実施形態1と同様の構成については、共通の符号を付して適宜説明を省略する。
すなわち、消弧体14は、実施形態1で説明した骨格部材143(図2A参照)や伝熱材に加えて、あるいは骨格部材143や伝熱材に代えて、通気穴145を伝熱構造として具備している。図5A,図5Bの例では、通気穴145は円形状に1つ開口しており、消弧部材141を厚み方向に貫通するように形成されている。ただし、通気穴145は、少なくとも空間15に接する表面に開口していればよく、その開口形状は円形状に限らず、消弧部材141を貫通している必要もなく、複数個形成されていてもよい。
以上説明した本実施形態の構成によれば、消弧体14は、伝熱構造としての通気穴145を具備することにより、容器13の内部の空間15の熱を消弧部材141へ効率よく伝えることができる。つまり、空間15が消弧部材141に形成された通気穴145の内部に通じているので、消弧部材141は、その表面だけでなく通気穴145を通して、その内側からも空間15の熱を受けることができる。しかも、本実施形態の構成では、消弧体14は、消弧部材141とは別に骨格部材143や伝熱材のような部材を用いることなく、消弧部材141に通気穴145を形成する加工を施すだけで、消弧部材141へ効率よく伝熱できる、という利点もある。
また、通気穴145は、消弧部材141の厚み方向の一面以外の面に設けられていてもよく、たとえば消弧部材141のうち上壁130との対向面あるいは下壁131との対向面に設けられていてもよい。ただし、通気穴145は、伝熱の観点から、図5A,図5Bに示すように消弧部材141の厚み方向の一面であって、固定接点10および可動接点11と対向する一面に設けられていることが望ましい。
また、本実施形態の変形例として、図6A,図6Bに示すように、消弧体14は、消弧部材141に対して通気穴145と交わる向きに形成され通気穴145に通じる連通穴146を備えていてもよい。図6A,図6Bの例では、連通穴146は、側壁132に面した半円柱状であって、消弧部材141を上下方向(固定接点10と可動接点11との対向方向)に貫通するように形成され、通気穴145と直交するように設けられている。ただし、連通穴146は、通気穴145と交わる向きに形成され通気穴145に通じていればよく、その形状は半円柱状に限らず、消弧部材141を貫通している必要もない。
この変形例によれば、消弧体14は、通気穴145と連通穴146とで形成された気体の通り道を有することになるので、空間15内の熱せられた気体を通気穴145内に導入しやすくなり、空間15の熱を消弧部材141へより効率よく伝えることができる。
しかも、連通穴146が、図6A,図6Bに示すように固定接点10と可動接点11との対向方向(上下方向)に消弧部材141を貫通する構成では、消弧体14は、固定接点10と可動接点11との間に生じるアークを連通穴146内に導入することもできる。これにより、消弧体14は、消弧部材141内にアークの通り道を有することになり、アークの発生時にはアークの熱によって消弧部材141が急激に加熱され、消弧性ガスを発生しやすくなる。なお、たとえば永久磁石(図示せず)など、固定接点10と可動接点11との間に生じるアークを側方へ引き延ばす構成があれば、接点装置1は、固定接点10および可動接点11の側方に位置する消弧体14内にアークを導入しやすくなる。
その他の構成および機能は実施形態1と同様である。
(実施形態3)
本実施形態の接点装置1は、図7A,図7Bに示すように、消弧体14の伝熱構造が、消弧部材141のうち空間15に接する表面に形成された凹凸構造を含む点で、実施形態1の接点装置1と相違する。以下、実施形態1と同様の構成については、共通の符号を付して適宜説明を省略する。
図7A,図7Bの例では、消弧体14は、消弧部材141の厚み方向の一面であって、固定接点10および可動接点11と対向する一面に、複数の凸部147が形成されることにより凹凸構造を成している。ここでは、凸部147は半球状に形成されており、縦方向および横方向とのそれぞれに複数(図7Aの例では縦方向に2つ、横方向に2つ)ずつ並ぶように配列されている。
以上説明した本実施形態の構成によれば、消弧体14は、伝熱構造としての凹凸構造(凸部147)を具備することにより、消弧部材141の表面積が増え、容器13の内部の空間15の熱を消弧部材141へ効率よく伝えることができる。しかも、本実施形態の構成では、消弧体14は、消弧部材141とは別に骨格部材143(図2A参照)や伝熱材のような部材を用いることなく、消弧部材141に凹凸加工を施すだけで、消弧部材141へ効率よく伝熱できる、という利点もある。
また、凸部147は、消弧部材141の厚み方向の一面以外の面に設けられていてもよく、たとえば消弧部材141のうち上壁130との対向面あるいは下壁131との対向面に設けられていてもよい。ただし、凸部147は、伝熱の観点から、図7A,図7Bに示すように消弧部材141の厚み方向の一面であって、固定接点10および可動接点11と対向する一面に設けられていることが望ましい。
なお、伝熱構造としての凹凸構造は、上述したような複数の凸部147に限らず、たとえばエンボス加工などの表面処理により、消弧部材141の表面粗さを高くすることで実現されていてもよい。
その他の構成および機能は実施形態1と同様である。また、本実施形態の構成は、実施形態2の構成と組み合わされていてもよい。
ところで、上記各実施形態では、電磁継電器3が、可動子21を直進往復移動させるプランジャ型の電磁石装置2を採用した例を示したが、この例に限らず、図8A,図8Bに示すようにヒンジ型の電磁石装置4を採用することも可能である。
図8A,図8Bに示す例では、電磁石装置4は、容器13内に配置される固定子40および可動子41と、固定子40に巻き付けられた励磁コイル42と、ヒンジ構造を成す支持部43およびアマチュア44とを備えている。支持部43は、容器13の下壁131に固定されている。アマチュア44は、矩形板状に形成されており、支持部43に支持されている基端部を支点として、先端部を上下動させるように回転可能に構成されている。可動子41は、板状であってアマチュア44の基端部近傍の下面に設けられ、固定子40は、容器13内において可動子41に対向する位置に設けられている。なお、電磁石装置4は、アマチュア44の先端部を上方へ付勢する復帰ばね(図示せず)をさらに備えている。
図8A,図8Bの例では、可動接触子12は、アマチュア44の先端部と連続するように結合されており、アマチュア44の回転に伴って、可動接点11を固定接点10に接触させる第1の位置と、固定接点10から離す第2の位置との間で移動する。また、一対の接点台100,101は、容器13の下壁131に形成された丸孔135に挿通された形で容器13に接合され、各々の上端部に固定接点10が設けられている。
上記構成の電磁継電器3は、励磁コイル42の通電時においては、励磁コイル42で生じる磁束により可動子41が固定子40の上端に吸引され、可動接触子12が可動接点11を固定接点10に接触させる第1の位置に位置する。そのため、接点装置1は、一対の接点台100,101間が可動接触子12を介して短絡し、一対の接点台100,101間が導通する。一方、励磁コイル42の非通電時には、復帰ばねのばね力によって可動接触子12は可動接点11を固定接点10から離す第2の位置に復帰するため、一対の接点台100,101間は非導通となる。
1 接点装置
10 固定接点
11 可動接点
14 消弧体
141 消弧部材
142 孔
143 骨格部材
144 断熱板
145 通気穴
146 連通穴
147 凸部(凹凸構造)
15 空間

Claims (4)

  1. 固定接点と、前記固定接点に接触する閉位置と前記固定接点から離れる開位置との間で移動する可動接点と、前記固定接点および前記可動接点と同一の空間に配置されており、加熱時に消弧性ガスを放出する消弧部材を有した消弧体とを備え、
    前記消弧体は、前記空間から前記消弧部材への伝熱効率を高める伝熱構造を具備し、
    前記伝熱構造は、前記消弧部材よりも熱伝導率が高い材料からなり、前記消弧部材の少なくとも一部が埋め込まれている孔が形成された骨格部材を含む
    ことを特徴とする接点装置。
  2. 前記伝熱構造は、前記消弧部材のうち前記空間に接する表面に形成され前記空間に通じる通気穴を含み、
    前記消弧体は、前記消弧部材に対して前記通気穴と交わる向きに形成され前記通気穴に通じる連通穴を備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の接点装置。
  3. 固定接点と、前記固定接点に接触する閉位置と前記固定接点から離れる開位置との間で移動する可動接点と、前記固定接点および前記可動接点と同一の空間に配置されており、加熱時に消弧性ガスを放出する消弧部材を有した消弧体とを備え、
    前記消弧体は、前記空間から前記消弧部材への伝熱効率を高める伝熱構造を具備し、
    前記伝熱構造は、前記消弧部材よりも熱伝導率が高い材料からなり、前記消弧部材に混入された伝熱材を含み、前記伝熱材の少なくとも一部は前記消弧部材の材料粒子間に介在しており、
    前記伝熱構造は、前記消弧部材のうち前記空間に接する表面に形成され前記空間に通じる通気穴をさらに含み、
    前記消弧体は、前記消弧部材に対して前記通気穴と交わる向きに形成され前記通気穴に通じる連通穴を備える
    ことを特徴とする接点装置。
  4. 前記消弧体は、前記空間に面する構造体の一部に固定されており、当該構造体と前記消弧部材との間に断熱性を有する断熱板を介在させている
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の接点装置。
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