JP6217956B1 - 運動器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】運動器具を小型化する。【解決手段】運動器具1は、サドル22が設置された支持軸21と、支持軸21の軸方向Dに長尺な部材であり、当該支持軸21を軸方向Dに移動可能に支持するフレーム部材12と、ペダルが設置されたクランク311を支持する軸受部32とクランク311の回転に負荷を付与する負荷機構33とを含む機構部30とを具備し、機構部30は、クランク311の回転軸315の方向からみて、支持軸21の軸方向Dにおけるフレーム部材12の両端間の範囲R1に少なくとも一部が重なるように、当該フレーム部材12に設置される。【選択図】図5

Description

本発明は、健康の維持または増進を目的とした身体運動のための器具に関する。
シートに着席した利用者が両脚を屈伸することでペダルを回転させる自転車型の運動器具(いわゆるフィットネスバイク)が従来から提案されている。例えば特許文献1には、ペダルが設置された本体と、本体から上方に突出する筒状部とを具備する運動器具が開示されている。端部にシートが設置された支持軸(シートポスト)が筒状部に挿入される。
登録実用新案第3202025号公報
しかし、特許文献1に開示された構成では、筒状部の下端部に本体が設置されるから、運動器具の小型化が困難であるという問題がある。以上の事情を考慮して、本発明の好適な態様は、運動器具を小型化することを目的とする。
以上の課題を解決するために、本発明の好適な態様に係る運動器具は、サドルが設置された支持軸と、前記支持軸の軸方向に長尺な部材であり、当該支持軸を前記軸方向に移動可能に支持するフレーム部材と、ペダルが設置されたクランクを支持する軸受部と前記クランクの回転に負荷を付与する負荷機構とを含む機構部とを具備し、前記機構部は、前記クランクの回転軸の方向からみて、前記支持軸の軸方向における前記フレーム部材の両端間の範囲に少なくとも一部が重なるように、当該フレーム部材に設置される。
本発明の好適な形態に係る運動器具の斜視図である。 運動器具の三面図(正面図,左側面図,右側面図)である。 運動器具の上面図である。 運動器具の背面図である。 筐体部が除去された運動器具の三面図(正面図,左側面図,右側面図)である。 筐体部が除去された運動器具の上面図である。 筐体部が除去された運動器具の背面図である。 支持軸の大部分をフレーム部材に挿入した状態の側面図である。 不使用状態における運動器具の側面図である。 軸受部とフレーム部材との関係を示す側面図である。 対比例2の側面図である。 対比例3における利用者の股関節と軸受部の回転軸との説明図である。 実施形態における利用者の股関節と軸受部の回転軸との説明図である。 範囲R1および範囲R2の説明図である。 変形例におけるフレーム部材の側面図である。 変形例における運動器具の構成図である。 対比例4における運動器具の構成図である。
[実施形態]
図1は、本発明の好適な形態に係る運動器具1の構成を例示する斜視図であり、図2は、運動器具1の三面図(正面図,左側面図,右側面図)である。また、図3は、運動器具1の上面図であり、図4は、運動器具1の背面図である。本実施形態の運動器具1は、利用者が着席した姿勢で両脚を交互に屈伸することでペダルを回転させる自転車型の健康器具(フィットネスバイク)であり、利用者の健康の維持または増進のために使用される。図1から図4には、利用者が実際に使用する状態(以下「使用状態」という)にある運動器具1が開示されている。図1から図4に例示される通り、本実施形態の運動器具1は、筐体部11とフレーム部材12と支柱部13と前脚部14と後脚部15と支持軸21とサドル22と手摺部23とを具備する。なお、以下の説明では、運動器具1が設置される平面(例えば床面または地面)を「設置面」と表記する。
運動器具1から筐体部11を便宜的に除去した状態について、図5には三面図(正面図,左側面図,右側面図)が図示され、図6には上面図が図示され、図7には背面図が図示されている。図5に例示される通り、フレーム部材12は、使用状態において設置面に対して傾斜した角度に保持される長尺状の構造体である。本実施形態のフレーム部材12は、略筒状(具体的には角筒状)の部材である。フレーム部材12における鉛直方向(すなわち設置面に垂直な方向)の上方に位置する端部E1には、内部空間に連通する開口121が形成される。フレーム部材12のうち鉛直方向の下方に位置する端部E2には前脚部14が固定される。前脚部14は、横方向に長尺な柱状体(例えば円柱体)であり、使用状態において設置面に接触する。
サドル22は、利用者が着席するシートである。支持軸21は、サドル22を支持する柱状体(サドルポスト)である。支持軸21は、フレーム部材12の端部E1の開口121に挿入される。支持軸21におけるフレーム部材12とは反対側の端部にサドル22が設置される。図5および図6に例示される通り、支持軸21にはサドル22とともに手摺部23が設置される。手摺部23は、サドル22の上方で左右に延在する構造体であり、サドル22に着席した利用者の腰部または背中を支持する背凭れとして利用される。
支持軸21は、フレーム部材12に挿入された状態で当該支持軸21の軸方向Dに移動可能である。具体的には、支持軸21の外周面がフレーム部材12の内周面に接触した状態で支持軸21は軸方向Dに移動(すなわち摺動)する。図5に例示される通り、軸方向Dは、支持軸21の中心軸の方向(すなわち支持軸21の長手方向)である。すなわち、フレーム部材12は、支持軸21の軸方向Dに長尺な部材である。フレーム部材12の長手方向を軸方向Dと解釈することも可能である。以上の説明から理解される通り、本実施形態のフレーム部材12は、支持軸21を軸方向Dに移動可能に支持する。
支持軸21の側面には、軸方向Dの相異なる位置に複数の調整孔Hが形成される。また、図5から図7に例示される通り、利用者が把持する把持部24がフレーム部材12の側面の貫通孔(図示略)に挿入される。把持部24は、弾性部材(例えばバネ)により当該フレーム部材12の内部に向けて付勢される。支持軸21の複数の調整孔Hの何れかに把持部24が係合することで、軸方向Dにおける支持軸21の位置(すなわちサドル22の高さ)が固定される。他方、利用者が把持部24を引出すことで把持部24と調整孔Hとの係合が解除された状態では、支持軸21はフレーム部材12に対して軸方向Dに移動可能である。すなわち、複数の調整孔Hのうち利用者の所望の調整孔Hに把持部24を係合させた状態で、支持軸21はフレーム部材12に対して固定される。
本実施形態では、図5に例示される通り、支持軸21におけるサドル22とは反対側の端部Gが位置P1と位置P2との間の範囲R2内で移動可能である。位置P1は、図5に例示される通り、フレーム部材12の端部E1の近傍である。具体的には、位置P1は、支持軸21の複数の調整孔Hのうち端部Gに最も近い調整孔Hに把持部24が係合した状態における端部Gの位置である。他方、位置P2は、位置P1からみて端部E2側の地点である。具体的には、位置P2は、図8に例示される通り、支持軸21の複数の調整孔Hのうち端部Gから最も離れた調整孔H(すなわちサドル22に最も近い調整孔H)に把持部24が係合した状態における端部Gの位置である。すなわち、端部Gの近傍のみがフレーム部材12に挿入された図5の状態(位置P1)から、支持軸21の大部分がフレーム部材12に挿入された図8の状態(位置P2)まで、支持軸21はフレーム部材12に対して移動し得る。
以上の説明から理解される通り、利用者は、支持軸21をフレーム部材12に対して軸方向Dに移動させることで、サドル22の高さを調整することが可能である。支持軸21がフレーム部材12に対して移動可能な範囲R2が広いほど、運動器具1の高さの調整幅を大きく確保することが可能である。すなわち、高身長の利用者でも適切な運動を実行できるように運動器具1の最大高さを充分に確保しながら、支持軸21をフレーム部材12に最大限に進入させた場合の運動器具1の最小高さを削減することが可能である。
図2および図5に例示される通り、フレーム部材12におけるサドル22側の端部E1の近傍には取付部16が設置される。取付部16は、フレーム部材12の背面側の外周面から突出する部分である。取付部16には、フレーム部材12を支持する長尺状の支柱部13が回転可能に支持される。具体的には、支柱部13の一方の端部(鉛直方向の上方の端部)が取付部16に軸支され、他方の端部には後脚部15が固定される。後脚部15は、横方向に長尺な柱状体(例えば円柱体)であり、使用状態において設置面に接触する。
フレーム部材12と支柱部13との角度は、取付部16と支柱部13とを貫通する固定ピン17により確定される。図2および図5に例示される通り、取付部16には貫通孔Haと貫通孔Hbとが形成される。使用状態では、図5に例示される通り、固定ピン17が貫通孔Haに挿入されることで、支柱部13がフレーム部材12の長手方向(軸方向D)に対して角度θ1をなす状態で固定される。他方、運動器具1が使用されない不使用状態では、固定ピン17が貫通孔Hbに挿入されることで、図9に例示される通り、支柱部13がフレーム部材12の長手方向に対して角度θ2をなす状態で固定される。角度θ2は角度θ1よりも小さい(θ2<θ1)。すなわち、使用状態でフレーム部材12に対して角度θ1をなす支柱部13が、不使用状態では、フレーム部材12に対して角度θ2をなす状態に折畳まれる。以上の説明から理解される通り、使用状態ではフレーム部材12を支柱部13により所定の角度に保持しながら、不使用状態では支柱部13をフレーム部材12に対して折畳むことで運動器具1を小型化することが可能である。図9に例示される通り、支柱部13が折畳まれた状態でも、前脚部14および後脚部15の双方が設置面に接触することで運動器具1は自立する。したがって、運動器具1の運搬および収納に便利である。
ところで、例えば支柱部13がフレーム部材12の内部空間まで到達する構成(以下「対比例1」という)では、支持軸21の移動が支柱部13により阻害され得る。本実施形態では、フレーム部材12の外周面から突出する取付部16に支柱部13が支持されるから、フレーム部材12の内部空間に影響することなく支柱部13を設置することが可能である。したがって、支持軸21の移動範囲(さらにはサドル22の高さの調整範囲)を広く確保できるという利点がある。
図2から図4に例示される通り、筐体部11は、横方向からみて円形(具体的には卵形)に成形された中空の構造体であり、フレーム部材12に固定される。図1および図2に図示された曲線Cは、筐体部11の外周面上において立体形状が相違する領域間の境界線である。例えば、曲線Cの内側の領域は平面であり、曲線Cの外側の領域は緩やかな曲面である。本実施形態の筐体部11は、側部材111と側部材112とを含んで構成される。側部材111と側部材112とがフレーム部材12を挟んで相互に接合されることで筐体部11が構成される。フレーム部材12の端部E1および端部E2は筐体部11の外部に突出する。図1から図4に例示される通り、筐体部11の上面には表示操作ユニット18が設置される。表示操作ユニット18は、利用者の運動量等の各種の情報を表示する表示機器(例えば液晶表示パネル)と、利用者が操作する複数の操作子とを含んで構成される。
図5から図7に例示される通り、筐体部11の内部には、利用者の運動に連動して作動する機構部30が収容される。機構部30はフレーム部材12に設置される。具体的には、図5の左側面図および右側面図に例示される通り、機構部30は、フレーム部材12を挟んで支柱部13とは反対側に設置される。すなわち、支柱部13はフレーム部材12の背面側に設置されるのに対し、機構部30はフレーム部材12の前面側に設置される。以上の構成によれば、機構部30に阻害されることなく支柱部13をフレーム部材12に対して回転することが可能である。したがって、機構部30と支柱部13とがフレーム部材12からみて一方側(例えば前面側または背面側)に設置された構成と比較して、支柱部13の可動範囲を確保し易いという利点がある。
図5から図7に例示される通り、本実施形態の機構部30は、ペダル機構31と軸受部32と負荷機構33と制御ユニット34とを具備する。ペダル機構31は、図5および図6に例示される通り、クランク311と右ペダル312Rと左ペダル312Lとプーリー313とを含んで構成される。クランク311は、回転軸(クランクシャフト)315と右クランク316Rと左クランク316Lとを含む構造体である。回転軸315の右端部に右クランク316Rの基端部が固定され、回転軸315の左端部に左クランク316Lの基端部が固定される。右クランク316Rの先端部には右ペダル312Rが設置され、左クランク316Lの先端部には左ペダル312Lが設置される。図1から理解される通り、右クランク316Rと左クランク316Lと右ペダル312Rと左ペダル312Lとは、筐体部11の外部に位置する。サドル22に着席した利用者は、右ペダル312Rに右足を載せるとともに左ペダル312Lに左足を載せた状態で、両脚を交互に屈伸することにより回転軸315を回転させる。
図5の軸受部32は、クランク311を回転可能に支持する円筒状の構造体である。クランク311の回転軸315が軸受部32に挿通される。例えば玉軸受を円筒体の内側に設置することで軸受部32が構成される。図5に例示される通り、軸受部32はフレーム部材12に設置される。具体的には、軸受部32は、フレーム部材12に直接的に接触した状態で当該フレーム部材12に固定される。
図10は、軸受部32とフレーム部材12との関係を示す側面図である。図10に例示される通り、軸受部32の外周面に対応した形状の切欠部123がフレーム部材12に形成される。具体的には、軸受部32の外径と略同径の円弧状(例えば半円形)に切欠部123が形成される。軸受部32の外周面が切欠部123の内周面に直接に接触するように軸受部32が切欠部123の内側に設置され、この状態で例えば溶接等の接合技術により軸受部32がフレーム部材12に固定される。
ところで、軸受部32をフレーム部材12に固定する構成としては、例えば図11に例示される通り、フレーム部材12の表面に設置された台座部125に軸受部32を固定する構成(以下「対比例2」という)も想定される。台座部125はフレーム部材12と軸受部32との間に介在する。対比例2では、フレーム部材12に対する台座部125の誤差と台座部125に対する軸受部32の誤差とが軸受部32に累積されるという問題がある。対比例2とは対照的に、本実施形態では、軸受部32がフレーム部材12に接触した状態で固定される。したがって、対比例2と比較して、フレーム部材12に対する軸受部32の位置の誤差を低減することが可能である。
本実施形態では特に、フレーム部材12に形成された切欠部123の内周面に軸受部32を接触させる構造により、支持軸21の軸方向Dにおけるフレーム部材12と軸受部32との位置関係が確定する。したがって、フレーム部材12に切欠部123を形成しない構成(フレーム部材12の平坦な外周面に軸受部32を設置する構成)と比較して、支持軸21の軸方向Dにおけるフレーム部材12と軸受部32との位置の誤差を低減できるという利点がある。ただし、台座部125がフレーム部材12と軸受部32との間に介在する対比例2(図11)の構成や、フレーム部材12に切欠部123を形成しない構成を採用することも可能である。
図12および図13は、利用者の股関節J(すなわち利用者の両脚部の回転軸)とクランク311の回転軸315との関係を例示した説明図である。サドル22が高さH1に位置する場合と高さH2(H2≠H1)に位置する場合とで股関節Jの位置は相違する。図12では、フレーム部材12から充分に離間した位置に軸受部32を設置した構成(以下「対比例3」という)が想定され、図13では、軸受部32がフレーム部材12に近接する本実施形態の構成が想定されている。対比例3は、例えば図11の例示のように、軸受部32とフレーム部材12との間に台座部125が介在する構成である。
図12および図13に例示される通り、利用者の股関節Jとクランク311の回転軸315とを結ぶ直線Lに着目する。図12から理解される通り、対比例3では、サドル22が高さH1に位置する場合と高さH2に位置する場合とで、設置面に対する直線Lの角度が相違する。すなわち、利用者が実施する運動の特性がサドル22の高さに応じて変化し得る。対比例3とは対照的に、本実施形態では、軸受部32がフレーム部材12に近接する。したがって、図13から理解される通り、サドル22が高さH1に位置する場合と高さH2に位置する場合とで、設置面に対する直線Lの角度は殆ど変化しない。すなわち、本実施形態によれば、サドル22の高さを変更した場合でも、利用者が同様の運動を実行することが可能である。
以上に例示した通り、本実施形態では、フレーム部材12に形成された切欠部123に軸受部32が設置される。したがって、図10からも理解される通り、軸受部32の外周面のうち切欠部123側の部分はフレーム部材12の内周面(平坦面)から突出する。他方、サドル22側の端部E1から軸受部32までの範囲Q内においては、フレーム部材12の管内の断面形状は、端部E1の開口121と同形状に維持される。すなわち、範囲Q内ではフレーム部材12の内周面に局所的な突起等は存在しない。したがって、例えば範囲Q内でフレーム部材12の内周面から突起する要素により支持軸21の進入が阻害される構成と比較して支持軸21の移動範囲(さらにはサドル22の高さの調整範囲)を確保し易い。すなわち、運動器具1の高さの調整幅を大きく確保できるという利点がある。
図5に例示されたプーリー313は、クランク311とともに軸受部32に軸支された円板であり、クランク311の回転を負荷機構33に伝達する。具体的には、プーリー313は、クランク311の回転軸315に同軸で固定される。プーリー313の直径は軸受部32の外径を上回る。図8から理解される通り、支持軸21のうちサドル22とは反対側の端部Gは、クランク311の回転軸315の方向(すなわち軸受部32の中心軸の方向、または横方向)からみてプーリー313に重なる位置まで移動可能である。以上の構成では、支持軸21の端部Gがプーリー313に重ならない構成と比較して支持軸21の移動範囲を広く確保し易いという利点がある。
図5の負荷機構33は、クランク311の回転(すなわち右ペダル312Rおよび左ペダル312Lの回転移動)に負荷を付与する機構である。負荷機構33は、フレーム部材12の前面側の外周面に固定された支持部(ブラケット)35に支持される。本実施形態の負荷機構33は、支持部35に回転可能に軸支された円板状の回転体(フライホイール)331と、回転体331の回転抵抗を例えば磁気的に調整する調整機構(図示略)とを含んで構成される。制御ユニット34は、表示操作ユニット18に対する利用者からの指示に応じて調整機構を制御することで、回転体331の回転抵抗を変更する。なお、回転体331の回転抵抗を変更するための構成は以上の例示に限定されない。例えば回転体331に接触する部材の摩擦力を調整することで回転体331の回転抵抗を変更することも可能である。
図5に例示される通り、負荷機構33の回転体331とペダル機構31のプーリー313との間には環状の伝動ベルト36が架設される。したがって、クランク311の回転がプーリー313と伝動ベルト36とを介して負荷機構33の回転体331に伝達される。すなわち、クランク311の回転軸315の回転に連動して回転体331が回転する。以上の説明から理解される通り、本実施形態の負荷機構33は、クランク311の回転に対して可変の負荷を付与する機構である。
図5の右側面図および左側面図から理解される通り、負荷機構33は、回転軸315の方向(運動器具1の横方向)からみてフレーム部材12に重ならない。すなわち、運動器具1を横方向(すなわち左右方向)からみたときに負荷機構33の周縁の外側にフレーム部材12が位置するように、負荷機構33は、フレーム部材12の前面から離間した状態で支持部35に支持される。具体的には、負荷機構33の外周面とフレーム部材12の前面とが相互に間隔をあけて対向する。
また、負荷機構33は、軸受部32からみて支持軸21の軸方向Dにおけるサドル22側に位置する。具体的には、負荷機構33を支持する支持部35は、軸受部32からみて端部E1側に設置される。すなわち、軸受部32は、フレーム部材12の前面側において、負荷機構33からみて鉛直方向の下方側(設置面側)に位置する。以上の構成では、軸受部32が負荷機構33の上方に位置する構成と比較して、右ペダル312Rおよび左ペダル312Lの位置が運動器具1の設置面に近いから、利用者がサドル22に乗降する動作が容易であるという利点がある。
図5には、回転軸315の方向からみて、支持軸21の軸方向Dにおけるフレーム部材12の両端間の範囲R1が図示されている。範囲R1は、軸方向Dにおける端部E1と端部E2との間の範囲であり、図14から理解される通り、軸方向Dに直交する方向に延在する帯状の領域である。図5から理解される通り、本実施形態では、回転軸315の方向(すなわち運動器具1の横方向)からみて機構部30が範囲R1に重なるように、機構部30がフレーム部材12に設置される。具体的には、機構部30の全部(ペダル機構31,軸受部32,負荷機構33および制御ユニット34)が、回転軸315の方向からみて範囲R1の内側に位置する。例えば、負荷機構33の回転軸332およびクランク311の回転軸315の双方が範囲R1内に位置する。
また、図5には、回転軸315の方向からみて、支持軸21におけるサドル22とは反対側の端部Gが移動可能な範囲R2が図示されている。範囲R2は、前述の通り、支持軸21の端部Gに最も近い調整孔Hに把持部24が係合した状態(図5)での端部Gの位置P1から、サドル22に最も近い調整孔Hに把持部24が係合した状態(図8)での端部Gの位置P2までの範囲である。すなわち、範囲R2は、範囲R1の一部であり、図14から理解される通り、軸方向Dに直交する方向に延在する帯状の領域である。図5から理解される通り、回転軸315の方向からみて機構部30の一部が範囲R2に重なるように、機構部30がフレーム部材12に設置される。具体的には、機構部30のうちプーリー313の一部と負荷機構33とが、回転軸315の方向からみて範囲R2の内側に位置する。
以上に例示した通り、本実施形態では、回転軸315の方向からみて機構部30の少なくとも一部が範囲R1に重なる。したがって、機構部30が範囲R1に重ならない構成と比較して、運動器具1を小型化することが可能である。本実施形態では特に、支持軸21の端部Gが移動可能な範囲R2に機構部30の少なくとも一部が重なる。したがって、運動器具1を小型化できるという効果は格別に顕著である。
[変形例]
以上に例示した形態は多様に変形され得る。前述の形態に適用され得る具体的な変形の態様を以下に例示する。以下の例示から任意に選択された2以上の態様は、相互に矛盾しない範囲で適宜に併合され得る。
(1)前述の形態では、フレーム部材12の側面に円弧状(例えば半円形)の切欠部123を形成したが、切欠部123の形状は以上の例示に限定されない。例えば、図15に例示される通り、フレーム部材12を横方向に貫通する円形状の切欠部123を形成することも可能である。図15の構成では、軸受部32が全周にわたり切欠部123の内周面に接触した状態でフレーム部材12に固定される。
(2)前述の形態では、負荷機構33が軸受部32からみて鉛直方向の上方側に位置する構成を例示したが、軸受部32と負荷機構33との位置関係は以上の例示に限定されない。例えば、負荷機構33が軸受部32からみて鉛直方向の下方側に位置する構成も採用され得る。また、軸受部32の前後または左右に負荷機構33を設置することも可能である。
(3)前述の形態では、支持軸21の端部Gがプーリー313に重なる位置まで移動し得る構成を例示したが、回転軸315の方向からみて端部Gがプーリー313に重なる構成は必須ではない。すなわち、端部Gが移動可能な範囲R2にプーリー313が重ならない構成も採用される。
(4)前述の形態では、フレーム部材12に対して支柱部13が折畳み可能である構成を例示したが、折畳み可能な構造は必須ではない。例えば、前述の形態で例示したフレーム部材12に対して支柱部13を固着する(すなわち回転できない状態に固定する)ことも可能である。
(5)前述の形態では、機構部30の全体が範囲R1に重なる構成を例示したが、回転軸315の方向からみて機構部30の一部が範囲R1に重なる構成も好適である。例えば、負荷機構33の一部またはプーリー313の一部が範囲R1に重ならない構成が想定される。以上の例示から理解される通り、本発明の好適な態様は、回転軸315の方向からみて機構部30の少なくとも一部が範囲R1に重なる構成として包括的に表現される。また、前述の形態では、機構部30の一部が範囲R2に重なる構成を例示したが、回転軸315の方向からみて機構部30の全部が範囲R2に重なる構成も好適である。すなわち、本発明の好適な態様は、回転軸315の方向からみて機構部30の少なくとも一部が範囲R2に重なる構成として包括的に表現される。
(6)前述の形態では、回転軸315の方向からみて負荷機構33がフレーム部材12に重ならない構成を例示したが、回転軸315の方向からみて負荷機構33とフレーム部材12とが重なる構成も採用され得る。例えば、図16に例示される通り、負荷機構33の上面または底面の一部がフレーム部材12の左側面または右側面に対向する構成が想定される。すなわち、フレーム部材12の側方(左側または右側)に負荷機構33が位置する。負荷機構33の回転軸332がフレーム部材12の外側に位置する図16の構成のほか、例えばフレーム部材12の右側面から右方に(または左側面から左方に)突出する回転軸332に負荷機構33を軸支した構成も採用され得る。なお、負荷機構33がフレーム部材12に重なる構成では、負荷機構33の外周面がフレーム部材12の前面に対向する図5の構成と比較して、機構部30の横幅(さらには右ペダル312Rと左ペダル312Lとの間隔)が増加するから、利用者が両脚を広げる必要がある。したがって、両脚を過度に広げない自然な体勢での運動を可能にするという観点からすると、図16の構成よりも図5の構成が好適である。
ところで、回転軸315の方向からみて負荷機構33とフレーム部材12とが重なる構成としては、図17に例示される通り、負荷機構33の回転軸332がフレーム部材12を貫通する構成(以下「対比例4」という)も想定される。しかし、対比例4では、支持軸21の移動が負荷機構33の回転軸332により阻害されるという問題がある。対比例4とは対照的に、図5または図16に例示した構成では、負荷機構33の回転軸332がフレーム部材12を貫通しないから、支持軸21の移動が回転軸332により阻害されることはない。したがって、支持軸21の移動範囲(さらにはサドル22の高さの調整範囲)を確保し易いという利点がある。以上の説明から理解される通り、機構部30の横幅を低減しながら支持軸21の移動範囲を確保するという観点からすると、前述の形態で例示した通り、回転軸315の方向からみて負荷機構33がフレーム部材12に重ならない構成が特に好適である。
(7)筐体部11が卵形に形成された前述の運動器具1は、意匠性(すなわち、視覚により知覚される美観)に優れる。意匠性を損なわない範囲において、運動器具1の各部分(例えばフレーム部材12,支柱部13,前脚部14,後脚部15,支持軸21,サドル22または手摺部23)の形状は、以上の例示から変更され得る。なお、筐体部11の側部材111と側部材112とを接合するためのボルト孔の形状、総数または位置は任意である。
また、表示操作ユニット18が設置される位置は筐体部11の上面に限定されない。例えば、表示操作ユニット18を手摺部23に設置することも可能である。携帯電話機またはスマートフォン等の端末装置に表示操作ユニット18の機能を搭載することも可能である。したがって、表示操作ユニット18は省略され得る。例えば、利用者の運動量等の各種の情報を端末装置の表示機器に表示する構成、または、端末装置に対する操作により利用者が負荷機構33の調整機構を遠隔操作できる構成が想定される。
(8)前述の形態では、利用者の腰部または背中を支持する手摺部23が設置された構造(いわゆるリカンベント型)の運動器具1を例示したが、利用者が前方のハンドルを握る前屈みの姿勢で運動する構造(いわゆるアップライト型)の運動器具にも本発明は適用され得る。
[付記]
以上に例示した形態から、例えば以下の構成が把握される。なお、各態様の理解を容易にするために、以下では、図面の参照符号を便宜的に括弧書で付記するが、本発明を図示の態様に限定する趣旨ではない。
<態様1>
本発明の好適な態様(態様1)に係る運動器具(1)は、サドル(22)が設置された支持軸(21)と、前記支持軸(21)の軸方向(D)に長尺な部材であり、当該支持軸(21)を前記軸方向(D)に移動可能に支持するフレーム部材(12)と、ペダル(312R,312L)が設置されたクランク(311)を支持する軸受部(32)と前記クランク(311)の回転に負荷を付与する負荷機構(33)とを含む機構部(30)とを具備し、前記機構部(30)は、前記クランク(311)の回転軸(315)の方向からみて、前記支持軸(21)の軸方向(D)における前記フレーム部材(12)の両端間の範囲(R1)に少なくとも一部が重なるように、当該フレーム部材(12)に設置される。以上の態様では、クランク(311)の回転軸(315)の方向(軸受部(32)の中心軸の方向)からみて、支持軸(21)の軸方向(D)におけるフレーム部材(12)の両端間の範囲(R1)に機構部(30)の少なくとも一部が重なる。したがって、機構部(30)が当該範囲(R1)に重ならない構成と比較して、運動器具(1)を小型化することが可能である。
<態様2>
態様1の好適例(態様2)において、前記機構部(30)の少なくとも一部は、前記クランク(311)の回転軸(315)の方向からみて、前記支持軸(21)における前記サドル(22)とは反対側の端部(G)が移動可能な範囲(R2)に重なる。以上の態様では、クランク(311)の回転軸(315)の方向からみて、支持軸(21)の端部(G)が移動可能な範囲(R2)に機構部(30)の少なくとも一部が重なる。したがって、機構部(30)が当該範囲(R2)に重ならない構成と比較して、運動器具(1)を小型化することが可能である。
<態様3>
態様1または態様2の好適例(態様3)において、前記軸受部(32)は、前記フレーム部材(12)に接触した状態、または、前記フレーム部材(12)に形成された切欠部(123)の内周面に接触した状態で当該フレーム部材(12)に固定された円筒状の部材である。以上の態様では、軸受部(32)がフレーム部材(12)に接触した状態で固定される。したがって、例えば軸受部(32)およびフレーム部材(12)とは別体の部材を介して軸受部(32)をフレーム部材(12)に固定した構成と比較して、フレーム部材(12)に対する軸受部(32)の位置の誤差を低減することが可能である。また、軸受部(32)がフレーム部材(12)に近接するから、軸受部(32)がフレーム部材(12)から離間した構成と比較すると、サドル(22)の高さを変更した場合でも、利用者の股関節とクランク(311)の回転軸(315)とを結ぶ直線の角度が変化し難い。したがって、サドル(22)の高さを変更した場合でも、利用者が同様の運動を実行することが可能である。なお、フレーム部材(12)に形成された切欠部(123)の内周面に軸受部(32)を接触させる構造によれば、支持軸(21)の軸方向(D)におけるフレーム部材(12)と軸受部(32)との位置関係が確定する。したがって、フレーム部材(12)に切欠部(123)を形成しない構成と比較して、支持軸(21)の軸方向(D)におけるフレーム部材(12)と軸受部(32)との位置の誤差を低減することが可能である。
<態様4>
態様3の好適例(態様4)において、前記フレーム部材(12)は、前記支持軸(21)が挿入される開口(121)を前記サドル(22)側の端部(E1)に有し、前記フレーム部材(12)の管内の断面形状は、前記サドル(22)側の端部(E1)から前記軸受部(32)までの範囲において前記開口(121)と同形状である。以上の態様では、フレーム部材(12)の管内の断面形状がサドル(22)側の端部(E1)から軸受部(32)までの範囲において開口(121)と同形状である。したがって、例えばフレーム部材(12)におけるサドル(22)側の端部(E1)から軸受部(32)までの途中の位置に設置された要素により支持軸(21)の進入が阻害される構成と比較して、支持軸(21)の移動範囲を確保し易いという利点がある。
<態様5>
態様1から態様4の何れかの好適例(態様5)において、前記負荷機構(33)は、前記クランク(311)の回転軸(315)の方向からみて前記フレーム部材(12)に重ならない。クランク(311)の回転軸(315)の方向からみて負荷機構(33)がフレーム部材(12)に重なる構成では、支持軸(21)の移動が負荷機構(33)により阻害される可能性がある。クランク(311)の回転軸(315)の方向からみて負荷機構(33)がフレーム部材(12)に重ならない態様5によれば、支持軸(21)の移動が負荷機構(33)により阻害されないから、支持軸(21)の移動範囲を確保し易いという利点がある。
<態様6>
態様1から態様5の何れかの好適例(態様6)において、前記負荷機構(33)は、前記軸受部(32)からみて、前記支持軸(21)の軸方向(D)における前記サドル(22)側に設置される。以上の態様では、軸受部(32)が負荷機構(33)に対して鉛直方向の下方側に位置するから、軸受部(32)が負荷機構(33)の上方に位置する構成と比較して、ペダル(312R,312L)の位置が運動器具(1)の設置面(地面)に近い。したがって、利用者の乗降が容易であるという利点がある。
<態様7>
態様1から態様6の好適例(態様7)において、前記機構部(30)は、前記軸受部(32)に軸支されて前記クランク(311)の回転を前記負荷機構(33)に伝達するプーリー(313)を含み、前記支持軸(21)は、前記サドル(22)とは反対側の端部(G)が、前記クランク(311)の回転軸(315)の方向からみて前記プーリー(313)に重なる位置まで移動可能である。以上の態様では、支持軸(21)の端部(G)がプーリー(313)に重なる位置まで移動可能であるから、支持軸(21)の端部(G)がプーリー(313)に重ならない構成と比較して支持軸(21)の移動範囲を広く確保し易いという利点がある。
<態様8>
態様1から態様7の何れかの好適例(態様8)において、前記フレーム部材(12)に対して折畳み可能な支柱部(13)を具備し、前記支柱部(13)は、前記フレーム部材(12)の外周面から突出する取付部(16)に回転可能に支持される。以上の態様では、フレーム部材(12)に対して折畳み可能な支柱部(13)を具備するから、使用状態ではフレーム部材(12)を所定の角度に保持しながら、不使用状態(例えば収納状態)では支柱部(13)をフレーム部材(12)に対して折畳むことで運動器具(1)を小型化することが可能である。なお、支柱部(13)がフレーム部材(12)の内部空間まで到達する構成では、支柱部(13)により支持軸(21)の移動が阻害される可能性がある。フレーム部材(12)の外周面から突出する取付部(16)に支柱部(13)が支持された前述の態様によれば、フレーム部材(12)の内部空間に影響することなく支柱部(13)を設置することが可能である。したがって、支持軸(21)の移動範囲を広く確保し易いという利点がある。
<態様9>
態様1から態様7の何れかの好適例(態様9)において、前記フレーム部材(12)に対して折畳み可能な支柱部(13)を具備し、前記機構部(30)は、前記フレーム部材(12)を挟んで前記支柱部(13)とは反対側に設置される。以上の態様では、フレーム部材(12)に対して折畳み可能な支柱部(13)を具備するから、使用状態ではフレーム部材(12)を所定の角度に保持しながら、不使用状態(例えば収納状態)では支柱部(13)をフレーム部材(12)に対して折畳むことで運動器具(1)を小型化することが可能である。また、機構部(30)と支柱部(13)とがフレーム部材(12)を挟んで相互に反対側に位置するから、機構部(30)に阻害されることなく支柱部(13)をフレーム部材(12)に対して回転する(折畳む)ことが可能である。したがって、機構部(30)と支柱部(13)とがフレーム部材(12)からみて片側に設置された構成と比較して、支柱部(13)の可動範囲を広く確保し易いという利点がある。
1…運動器具、11…筐体部、12…フレーム部材、121…開口、13…支柱部、14…前脚部、15…後脚部、16…取付部、17…固定ピン、18…表示操作ユニット、21…支持軸、22…サドル、23…手摺部、24…把持部、30…機構部、31…ペダル機構、32…軸受部、33…負荷機構、331…回転体、332…回転軸、34…制御ユニット、35…支持部、36…伝動ベルト。

Claims (5)

  1. サドルが設置された支持軸と、
    前記支持軸の軸方向に長尺な部材であり、当該支持軸を前記軸方向に移動可能に支持するフレーム部材と、
    ペダルが設置されたクランクを支持する軸受部と前記クランクの回転に負荷を付与する負荷機構とを含む機構部とを具備し、
    前記機構部は、前記クランクの回転軸の方向からみて、前記支持軸の軸方向における前記フレーム部材の両端間の範囲であって前記軸方向に直交する方向に延在する帯状の範囲に少なくとも一部が重なるように、当該フレーム部材に設置され
    前記負荷機構は、前記クランクの回転軸の方向からみて前記フレーム部材に重ならない
    運動器具。
  2. 前記機構部の少なくとも一部は、前記クランクの回転軸の方向からみて、前記支持軸における前記サドルとは反対側の端部が移動可能な範囲であって前記軸方向に直交する方向に延在する帯状の範囲に重なる
    請求項1の運動器具。
  3. 前記軸受部は、前記フレーム部材に接触した状態、または、前記フレーム部材に形成された切欠部の内周面に接触した状態で当該フレーム部材に固定された円筒状の部材である
    請求項1または請求項2の運動器具。
  4. 前記機構部は、前記軸受部に軸支されて前記クランクの回転を前記負荷機構に伝達するプーリーを含み、
    前記支持軸は、前記サドルとは反対側の端部が、前記クランクの回転軸の方向からみて前記プーリーに重なる位置まで移動可能である
    請求項1から請求項の何れかの運動器具。
  5. 前記フレーム部材に対して折畳み可能な支柱部を具備し、
    前記機構部は、前記フレーム部材を挟んで前記支柱部とは反対側に設置される
    請求項1から請求項の何れかの運動器具。
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