JP6215607B2 - 光源装置 - Google Patents

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Description

本発明は、紫外光等の光を出射する光源装置に関する。
従来の光源装置としては、例えば下記特許文献1に記載されたものが知られている。このような光源装置では、前方に可視光を出射するLEDが並設され、その前方側にアクリルからなる透光性部材が配置されており、LEDと透光性部材との間の空間がシリコンからなる透明樹脂によって封止されている。この光源装置では、LEDからの可視光が、透明樹脂及び透光性部材を介して出射される。
特開2008−186914号公報
ここで、上述したような光源装置では、通常、放射状に拡散するような拡散光として外部へ光が出射され、その照度分布はガウシアン分布等の照度分布を有している。この点、近年の光源装置においては、種々の分野への適用が益々進展する中、所定の照射エリアに対して、均一な照度分布等の所望な照度分布で光を出射できるものが求められる場合がある。
そこで、本発明は、所定の照射エリアに対して所望な照度分布で光を出射できる光源装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る光源装置は、前方に向けて光を出射する複数の発光素子と、発光素子の前方側に対向するように設けられた光透過部材と、発光素子及び光透過部材を収容すると共に、発光素子から出射され光透過部材を透過した光を通過させる開口を有するケースと、を備え、発光素子は、所定方向に沿って並設された1又は複数の第1発光素子と、所定方向に沿って並設された1又は複数の第2発光素子と、を少なくとも含み、第1及び第2発光素子の間には、当該第1及び第2発光素子の前面を跨ぐように遮蔽部材が設けられていること、を特徴とする。
この光源装置では、第1及び第2発光素子の間において、これらの前面を跨ぐように設けられた遮蔽部材により、第1及び第2発光素子からの光が広がるのを適宜抑えることができ、その結果、所定の照射エリアに対して所望な照度分布で光を出射することが可能となる。例えば、均一で且つ光出射面の外形形状に合わせた(相似形状の)照度分布で外部へ光を出射することが可能となり、光出射面が矩形形状であれば、矩形形状のビームプロファイルを好適に得ることが可能となる。
また、光透過部材の前面における外縁部を覆うように設けられた枠部をさらに備えたことが好ましい。この場合、光透過部材を透過した光が広がるのを枠部によって抑えることができ、この点においても、均一で且つ光出射面の外形形状に合わせた照度分布で外部へ出射することが可能となる。
また、上記作用効果を好適に奏する構成として、枠部は、ケースにおける開口の辺縁部に設けられ、光透過部材の前面は、枠部に当接されている場合がある。また、発光素子の前面は、遮蔽部材を介して光透過部材に当接されている場合がある。
本発明によれば、所望な照度分布で光を出射できる光源装置を提供することが可能となる。
一実施形態に係る光源装置を前側から示す斜視図である。 図1の光源装置の分解斜視図である。 図1の光源装置のケース前側を示す背面図である。 図1の光源装置のLED基板を示す正面図である。 図1のV−V線に沿う断面を拡大して示す図である。 (a)は図1の光源装置における光の出射を説明するためのX方向から見た模式図、(b)は図1の光源装置における光の出射を説明するためのY方向から見た模式図である。 図1の光源装置のビームプロファイルを示す模式図である。 他の実施形態に係る光源装置における光の出射を説明するためのX方向から見た模式図である。 参考実施形態に係る光源装置における光の出射を説明するためのX方向から見た模式図である。 図1の光源装置における位置関係の例を説明するための概略模式図である。
以下、本発明の好適な実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、以下において同一又は相当要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。また、LED(発光素子)の光出射方向を前方とし、その反対側を後方として説明する。
図1は一実施形態に係る光源装置を前側から示す斜視図であり、図2は図1の光源装置の分解斜視図である。図1及び図2に示すように、本実施形態の光源装置100は、紫外光等の光を照射し、例えば樹脂硬化やインク乾燥等を行うものである。光源装置100は、所定の照射エリアに対し所望な照度分布で光を出射することが可能なものであり、以下においては、その一例として、均一な照度分布で光を出射することが可能なものについて説明する。
この光源装置100は、外囲を構成するケース10と、LED(LightEmitting Diode:発光素子)21を複数有するLED基板20と、LED21からの光を透過させる直方体外形形状のロッドレンズ(光透過部材)30と、LED基板20の熱を放熱させるヒートシンク40と、を備えている。ロッドレンズ30の光出射面は矩形形状となっている。ここでの光源装置100は、例えば、X方向寸法が50mm、Y方向寸法が横50mm、前後方向寸法が45mmの直方体外形形状を有している。
図3は、図1の光源装置のケース前側を示す背面図である。図2及び図3に示すように、ケース10は、直方体外形のケース前側11と板状外形のケース後側12とを有し、これらがネジ等で互いに固定されている。ケース前側11の前面11aには、前方視でX方向に長尺の矩形形状を呈する開口13が形成されている。開口13は、光を外部へ出射させる出射窓を構成し、LED21から出射されロッドレンズ30を透過した光を通過させる矩形形状の光出射面となっている。ここでの開口13の寸法は、長手方向が34mm、短手方向が19mmとされている。開口13の辺縁部には、枠部60が形成されている(詳しくは、後述)。
このケース前側11の後面11bには、LED基板20を収容するものとして、後方及びY方向一方側(図示下側)に開口する凹部であるLED基板収容部14が形成されている。なお、ここでのLED基板収容部14は、LED基板20における後述のコネクタ23の高さに対応させるために、そのY方向一方側部分の深さが深くなっている。LED基板収容部14の底面には、ロッドレンズ30を嵌合させて収容するものとして、開口13に連通する貫通孔であるロッドレンズ収容部15が形成されている。
図4は、図1の光源装置のLED基板を示す正面図である。図4に示すように、LED基板20は、所定回路を構成する矩形板状の基板22を有し、この基板22の前面22aには、LED21が複数並設されている。LED21は、直方体外形を呈する筐体内に半導体結晶を収容しガラス板で封止した紫外発光チップ型発光素子であり、高出力の紫外光等の光を前方へ向けて出射する。このLED11は、その前面12a視で正方形形状とされ、例えば縦7mm×横7mmの幅とされている。
ここでのLED21は、Y方向に2列でX方向に5個(合計10個)設けられている。すなわち、LED21は、互いに近接するようにしてX方向(所定方向)に沿って並設された複数の第1LED(第1発光素子)21xと、互いに近接するようにしてX方向に沿って並設された複数の第2LED(第2発光素子)21yと、を含み、これら第1及び第2LED21x,21yは、Y方向に所定ピッチ(所定距離)だけ互いに離間して隣接(又は近接)されている。
ここでの第1及び第2LED21x,21yの所定ピッチは、光源装置100から照射エリアに対して均一な照度分布(単に、「均一な照度分布」ともいう)で出射されるように設定されており、例えばロッドレンズ30の厚さ(前後方向の寸法)との関係から好ましいとして、本実施形態においては15mmとされている。一方、X方向における複数のLED21の間隔は、該所定ピッチよりも狭く設定されおり、例えば7mmとされている。
また、基板22の前面22aにおいてLED21よりもY方向一方側(図示下側)には、当該基板22と電気的に接続するためのコネクタ23が設けられている。このようなLED基板20は、ケース後側12の前面12aにネジ等で固定されている。
図5は、図1のV−V線に沿う断面を拡大して示す図である。図2及び図5に示すように、ロッドレンズ30は、X方向に長尺状の直方体外形を呈する角型の光透過部材であり、石英を含んで形成されている。ロッドレンズ30は、レンズ或いはミキシング部材としての機能を有するものである。
このロッドレンズ30は、LED21の前方側に対向するように設けられており、LED21から出射した光を内部で繰り返し全反射させ、光のピーク光量を高めつつ光量を均一化する。ロッドレンズ30の外面には、鏡面研磨が施されている。このロッドレンズ30の厚さは、光源装置100から均一な照度分布で出射されるように設定された所定長とされており、例えば第1及び第2LED21x,21y間の距離(ピッチ)との関係から好ましいとして、本実施形態においては15mmとされている。
このようなロッドレンズ30は、ケース前側11のロッドレンズ収容部15に後方から挿入されて嵌合されている。これにより、ロッドレンズ30は、その前面30aがケース10の枠部60に当接し、且つ、その後面30bがLED21の前面21aに当接するように配置される(図7参照)。その結果、LED21は、ロッドレンズ30を介して開口13から外部に臨むこととなる。
図1に戻り、ヒートシンク40は、矩形平板状を呈する複数のフィン41を含んで構成されている。これら複数のフィン41は、ケース後側12の後面12bに、隙間を有して並ぶように立設されている。
ここで、本実施形態の光源装置100にあっては、図2及び図4に示すように、第1及び第2発光素子の間に設けられた遮光マスク(遮蔽部材)50を備えている。遮光マスク50は、LED21からの光を遮蔽する遮蔽性を有し、例えばアルミニウムで形成されている。遮光マスク50は、X方向に長尺状のシート状又は板状を有している。ここでの遮光マスク50は、長手方向が35mm、短手方向が11mm、厚さが0.1mmとされている。
この遮光マスク50は、第1及び第2LED21x,21yにおける照射面としての前面21xa,21yaを、跨ぐように設けられている。つまり、遮光マスク50は、前面21xaと21yaとの間に架け渡されるように配置されている。具体的には、遮光マスク50は、複数の第1LED21xの前面21xaにおいて第2LED21y側(下側)の一部を覆うと共に、複数の第2LED21yの前面21yaにおいて第2LED21y側(上側)の一部を覆うように設けられている。
このような遮光マスク50は、ネジ51によりケース前側11に固定されて取り付けられている。これにより、遮光マスク50は、LED21の前面21aに当接されると共に、ロッドレンズ30の後面30bに当接された状態で、これらLED21とロッドレンズ30との間に介在される。換言すると、LED21の前面21aは、遮光マスク50を介してロッドレンズ30に当接される。
また、本実施形態の光源装置100は、ロッドレンズ30の前面30aにおける外縁部30a1を覆うように設けられた枠部60を備えている。枠部60は、ロッドレンズ30のレンズ枠を構成し、ケース前側11の開口13における辺縁部に設けられている。つまり、枠部60は、ロッドレンズ収容部15の内面の前端において内側へ突出するよう設けられている。この枠部60の後面60bは、ロッドレンズ30が突き当てられて前面30aに当接されている。
以上のように構成された光源装置100では、例えば、コネクタ23を介してLED基板20の各LED21に電力が供給され、これらLED21から光が前方へ出射される。この光は、ロッドレンズ30に導かれ該ロッドレンズ30内にて全反射を繰り返し、そのピーク光量が高められると共に均一化された後、ケース前側11の開口13から前方へ出力光として出力され、被照射物に照射される。
このとき、図6(a)に示すように、第1及び第2LED21x,21y間にて前面21xa,21yaを跨ぐように設けられた遮光マスク50により、第1LED21xからの光が第2LED21y側へ広がるのをマスクできると共に、第2LED21yからの光が第1LED21x側へ広がるのをマスクできる。その結果、第1及び第2LED21x,21yからの光が広がるのを抑え、開口13で形成される光出射面から広がる光の量を低減して、所定距離前方の位置にある照射エリアに対して矩形形状な光束となるようコリメートした状態で当該光を外部へ出射すること(コリメート出射)が可能となる。従って、本実施形態によれば、矩形形状で均一な照度分布で外部へ出射することが可能となる。
加えて、図6(a),(b)に示すように、ロッドレンズ30を透過した光について、枠部60によって広がるのを抑えて外部へと出射することもできる。これにより、光を一層、光出射面の形状である矩形形状化することができ、その照度分布を一層均一化することができる。
図7は、図1の光源装置のビームプロファイルを示す模式図である。図中において、X位置はX方向の位置を意味し、0が開口13のX方向中央を意味している。また、Y位置はY方向の位置を意味し、0が開口13のY方向中央を意味している。図7に示すように、本実施形態では、照度(intensity)に関し、X方向及びY方向ともに矩形形状のビームプロファイルPx,Pyを得ることができ、照度分布を均一化することが可能となっている。
図8は、他の実施形態に係る光源装置における光の出射を説明するためのX方向から見た模式図である。図8に示すように、光源装置100は、枠部60を備えない場合もある。この場合においても、図示するように、矩形形状の均一な照度分布で外部へ出射することが可能となっている。
図9は、参考実施形態に係る光源装置における光の出射を説明するためのX方向から見た模式図である。図9(a)に示すように、遮光マスク50及び枠部60を備えない光源装置では、第1及び第2LED21x,21yからの光が光射出面から広がって拡散光として外部へ出射され易く、所定距離前方の位置にある照射エリアに対して矩形形状で均一な光を得ることが困難となることがわかる。すなわち、所望の照射エリア周辺に低い光量の意図しない照射エリアが生じてしまう。
また、図9(b)に示すように、遮光マスク50及び枠部60を備えない光源装置において、ロッドレンズ30に代えて当該ロッドレンズ30の厚さの1/2の厚さを有するロッドレンズ30’を用いた場合、第1及び第2LED21x,21yからの光が光出射面から広がって外部へ出射されることがわかる。すなわち、ロッドレンズ30の厚さについても、矩形形状の均一な照度分布で外部へ出射するという上記作用効果に影響を及ぼす要素を含んでいることがわかる。
これに対し、本実施形態のロッドレンズ30の厚さは、光出射面の形状に合った矩形形状の均一な照度分布で出射されるような所定長とされており、この点においても、本実施形態は、上記作用効果を実現する上で有効なものである。
また、図9(c)に示すように、遮光マスク50及び枠部60を備えない光源装置において、第1及び第2LED21x,21y間のピッチを上記所定ピッチよりも狭めた場合、第1及び第2LED21x,21yからの光が光出射面から広がって外部へ出射されことがわかる。すなわち、第1及び第2LED21x,21y間のピッチについても、上記作用効果に影響を及ぼす要素を含んでいることがわかる。
これに対し、本実施形態の第1及び第2LED21x,21y間のピッチは、上述したように、光出射面の形状に合った矩形形状の均一な照度分布で出射されるような所定ピッチとされており、この点においても、本実施形態は、上記作用効果を実現する上で有効なものである。
図10は、図1の光源装置における位置関係の例を説明するための概略模式図である。
本実施形態にあっては、被照射物上の照射エリアに対して、光出射面の形状に合った矩形形状の均一な照度分布で光を出射すべく、以下の関係を有している。すなわち、図10を参照して説明すると、LED21x,21yのピッチをP、ロッドレンズ30の厚さをDとした場合、当該厚さDは、下式(1)の関係を有している。なお、定数αは、0.8〜1.2が好ましく、ここでは、1.0とされている。
D=αP(α:定数) …(1)
また、被照射物上の所望の照射エリア、すなわち必要とする照射幅をx、各LED21の照射窓幅をLとした場合、上記ピッチPは、下式(2)の関係を有している。なお、定数βは、0.8〜1.2が好ましく、定数γは、0.5〜2.0が好ましい。
P=βx−γL(β,γ:定数) …(2)
また、LED21を遮光マスク50でマスクして照射される光線角度をθとし、被照射物までの照射距離をyとした場合、当該光線角度θは、下式(3)の関係を有している。つまり、遮光マスク50は、下式(3)による光線角度を有するように設けられている。ちなみに、ここでのロッドレンズ30の幅Wは、「W=βx」、「W=P+γL」の関係を有している。
tanθ=(P+x)/(2(y+αP)) …(3)
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限られるものではなく、各請求項に記載した要旨を変更しない範囲で変形し、又は他のものに適用したものであってもよい。
例えば、上記実施形態では、LED21が第1及び第2LED21x,22yの2列で並設され、第1及び第2LED21x,22yの間に遮光マスク50が設けられているが、これに限定されるものではない。要は、所定方向に沿って並設された1又は複数の第1発光素子と、所定方向に沿って並設された1又は複数の第2発光素子と、を少なくとも含み、これら第1及び第2発光素子の間に当該第1及び第2発光素子の前面を跨ぐように遮蔽部材が設けられているという特徴を備えていればよく、この特徴には、以下に例示する構成も少なくとも含まれる。
すなわち、例えば、LED21は3列以上で並設されていてもよく、この場合、複数のLED21列の間の少なくとも1つに、遮光マスク50が設けられる。またこの場合、LED21列の間において全領域に亘るように遮光マスク50を設けてもよいし、LED2列の間において一部に亘るように遮光マスク50を設けてもよい。また、遮光マスク50は複数に分かれて形成されていてもよいし、一体で形成されていてもよい。
また、遮光マスク50は、開口を有し、この開口からLED21が露出するように構成されていてもよい。換言すると、LED21が遮光マスク50に隠れないように、遮光マスク50において当該LED21に対応する領域に開口が設けられていてもよい。この場合、当該LED21からの光が遮光マスク50で完全に遮られてしまうのを抑制し、積算光量を維持することができる。また、第1及び第2LED21x,22yの数は限定されず、それぞれ1又は複数であればよい。例えば、LED21が複数列で並設された場合、各LED21列は互いに等しい数のLED21を有していてもよいし、互いに異なる数のLED21としてもよい。
また、上記実施形態では、角型のロッドレンズ30を備えたが、ロッドレンズ30の外形形状は限定されるものではない。さらに、光透過部材としてはロッドレンズ30に限定されず、光を透過する部材であれば、他の光透過部材を用いてもよい。
また、上記実施形態では、光出射面が矩形形状の場合に矩形形状の均一な照度分布で出射できるものとして説明したが、これに限定されず、光出射面の形状に応じた(相似の)形状の均一な照度分布で出射でき、例えば、光出射面が正方形、円、楕円、長円、扁平円、角円形状の場合には、それぞれ、正方形、円、楕円、長円、扁平円、角円形状の均一な照度分布で出射できる。さらに、本発明は、均一な照度分布で光を出射できるだけでなく、所望な照度分布で光を出射することができる。例えば、遮光マスク50に開口(非遮蔽部)を設けることにより、ビームプロファイルにおいて当該開口が形成されていない領域の値を均一な照度分布としつつ、当該開口が形成された領域の値を低下させることができる。
また、上記実施形態の他の具体的な構成として、例えば次の構成が挙げられる。すなわち、X方向所定位置からX方向に並ぶように第1及び第2LED21x,22yをそれぞれN個(N:整数)設け、これらの間を跨ぐ遮光マスク50を設ける。これと共に、第1及び第2LED21x,22yの間にて、当該X方向所定位置からX方向に並ぶように第3LEDをM個(M:整数)設ける。そして、遮光マスク50には、第3LEDからの光が遮られないように、第3LEDに対応する位置に開口を形成した構成が挙げられる。この場合、矩形形状の一の端部側のエッジをなだらかに傾斜してなる(鈍らせてなる)ビームプロファイルを得ることができる。またこの場合、第3LEDによって光量を向上可能となっている。なお、Nは3以上とし、Mは2以上(但し、M<N)としてもよい。
また、上記実施形態は、LED21を発光素子として備えたが、これに代えて又は加えて、他の発光素子を備えていてもよい。また、上記実施形態は、遮光マスク50を遮蔽部材として備えたが、これに限定されず、光を遮蔽(遮光)できるものであれば、種々の形状や材料の遮蔽部材を用いることができる。
なお、上記実施形態では、ロッドレンズ30の大きさを変えることで、ビームプロファイルを所望に調整することもできる。例えば、ロッドレンズ30に代えて、ロッドレンズ30におけるX方向(長手方向)一端側及び他端側の少なくとも一方を伸長させてなる長尺ロッドレンズを用いることにより、矩形形状のビームプロファイルにおいて一端側及び他端側の少なくとも一方のエッジを、なだらかに傾斜するように(鈍らせるように)調整することが可能となる。ちなみに、ロッドレンズ30の伸長量を大きくするに連れて、ビームプロファイルのエッジの傾斜度合(鈍らせる度合)を大きくさせることもできる。
10…ケース、13…開口、21…LED(発光素子)、21x…第1LED(第1発光素子)、21xa…第1LEDの前面(第1発光素子の前面)、21y…第2LED(第2発光素子)、21ya…第2LEDの前面(第2発光素子の前面)、30…ロッドレンズ(光透過部材)、30a…ロッドレンズの前面(光透過部材の前面)、50…遮光マスク(遮蔽部材)、60…枠部、100…光源装置。

Claims (4)

  1. 前方に向けて光を出射する複数の発光素子と、
    前記発光素子の前方側に対向するように設けられたロッドレンズである光透過部材と、
    前記発光素子及び前記光透過部材を収容すると共に、前記発光素子から出射され前記光透過部材を透過した光を通過させる開口を有するケースと、を備え、
    前記発光素子は、
    所定方向に沿って並設された複数の第1発光素子と、
    前記所定方向に沿って並設された複数の第2発光素子と、を少なくとも含み、
    前記第1及び第2発光素子の間には、当該第1及び第2発光素子の前面を跨ぐように遮蔽部材が設けられ
    前記光透過部材内では、前記発光素子から出射された光が、反射を繰り返して均一化され、
    前方から見て、前記遮蔽部材は、
    前記第1発光素子の前記前面において、該第1発光素子に隣接する他の前記第1発光素子側ではなく前記第2発光素子側の端部を覆うと共に、
    前記第2発光素子の前記前面において、該第2発光素子に隣接する他の前記第2発光素子側ではなく前記第1発光素子側の端部を覆うこと、を特徴とする光源装置。
  2. 前記光透過部材の前面における外縁部を覆うように設けられた枠部をさらに備えたこと、を特徴とする請求項1記載の光源装置。
  3. 前記枠部は、前記ケースにおける前記開口の辺縁部に設けられ、
    前記光透過部材の前面は、前記枠部に当接されていること、を特徴とする請求項2記載の光源装置。
  4. 前記発光素子の前面は、前記遮蔽部材を介して前記光透過部材に当接されていること、を特徴とする請求項1〜3の何れか一項記載の光源装置。
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