JP6214280B2 - フック機能付きウォールユニット - Google Patents

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本発明は、フック機能付きウォールユニットに関し、特に、ナースコール子機のプラグを接続する差込口とフックとを備えて構成されたフック機能付きウォールユニットに用いて好適なものである。
一般的に、ナースコールシステムは、ベッドサイド等に設置するナースコール子機と、ベッドサイド等の壁に埋め込み設置するウォールユニットと、部屋の入口付近に設置する廊下灯と、ナースセンタに設置するナースコール親機とを備えて構成されている。ナースコール子機には種々のタイプがある。例えば、図5(a)のように、呼出ボタン101の他にスピーカ102とマイク103とを備えて通話を行うことが可能なタイプのハンド形子機100や、図5(b)のように呼出ボタン111のみを備えたタイプの握り押ボタン110が存在する。
また、ウォールユニットにも種々のタイプがある。例えば、ナースコール子機のプラグを接続する差込口(プラグ受け)を備えるとともに、呼出ボタン、スピーカ、マイクを備えて通話を行うことが可能なタイプの壁埋込形子機がある。また、ナースコール子機のプラグを接続する差込口を備えているが、呼出ボタン、スピーカ、マイクを備えていないタイプのコンセントも存在する。ウォールユニットの中には、図6に示すように、差込口201の他に、図5(a)に示したハンド形子機100が備えるハンガー部104を懸架することが可能になされたフック202を備えたものも存在する。
通常、ハンド形子機100には図5(a)のようにハンガー部104を有しているものが多いため、ウォールユニットのフック202にハンド形子機100のハンガー部104を懸架することが可能である。しかしながら、図5(b)のような握り押ボタン110はハンガー部を持たないため、フック202に懸架することができない。
なお、握り押ボタン110のコード112をフック202に掛けることにより、握り押ボタン110をウォールユニットに吊るすことは一応可能である。しかし、コード112がフック202に固定されているわけではないので安定性が悪く、握り押ボタン110の自重や患者等との接触によってコード112がフック202から外れ、握り押ボタン110が落ちやすいという問題があった。
これに対して、子機のハンガー部が懸架されるフックと、子機に接続されたコードが掛け渡される所定長のU字溝とを備えたベッドハンガーが知られている(例えば、特許文献1参照)。この特許文献1に記載のベッドハンガーを用いれば、握り押ボタンをフックに懸架することはできないものの、握り押ボタンのコードをU字溝に掛け渡すことにより、ある程度の安定性をもって握り押ボタンをベッドハンガーに吊るしておくことが可能である。つまり、ハンド形子機をフックに架けることも握り押ボタンをU字溝に吊るすことも可能である。
実開平7−18087号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載のベッドハンガーでは、フックだけでなくU字溝も備えることが必要であり、かつ、握り押ボタンの自重などによってコードが簡単には外れないようにするためにU字溝をある程度長く構成する必要がある。そのため、構造として大型化してしまうという問題があった。また、特許文献1に記載された構造を壁埋込形のウォールユニットに適用することはできないという問題もあった。
本発明は、このような問題を解決するために成されたものであり、ハンガー部を有するハンド形子機もハンガー部を有しない握り押ボタンも壁埋込形のウォールユニットにおいて安定的に懸架することが可能な小型の構造を実現できるようにすることを目的とする。
上記した課題を解決するために、本発明では、プラグの差込口がある平面から立設され、先端部がテーパを有し先細形状となっている突出部と、突出部の先端に設けられたカップ形状の部材であって、当該カップ形状の底部が突出部の先端に連設されたカップ部とを備える。カップ部は、その底部を支点としてカップ形状を外側および内側に反転可能な弾性を有している。また、カップ部の縁部分には、コードを通すための切欠き部を形成するようにしている。
上記のように構成した本発明によれば、カップ部の縁部分を差込口がある平面とは反対側(外側)に移動させることによってカップ部を外側に反転させた状態にすると、突出部の先端部においてカップ部の底部に向かって先細になるテーパ面と、カップ部の底部における曲面とにより凹みが形成されるので、その凹みにハンド形子機のハンガー部を安定的に懸架することが可能となる。
一方、上記凹みに握り押ボタンのコードを懸架した状態で、カップ部の縁部分を差込口がある平面側(内側)に移動させることによってカップ部を内側に反転させると、カップ部に覆われてコードが保持されることとなるので、握り押ボタンのコードを安定的に懸架することが可能となる。
突出部とカップ部とは一体的に形成されており、突出部の先端部におけるテーパ面とカップ部の底部における曲面とにより形成される凹みに対してハンド形子機のハンガー部も握り押ボタンのコードも懸架することができるので、構造が複雑でなく、フック機能付きウォールユニットの小型化も可能である。
本実施形態によるフック機能付きウォールユニットの構成例を示す図である。 本実施形態のフック機能付きウォールユニットにハンド形子機のハンガー部を懸架した状態を示す図である。 本実施形態のフック機能付きウォールユニットに握り押ボタンのコードを懸架した状態を示す図である。 本実施形態によるカップ部の変形例を示す図である。 一般的なナースコール子機(ハンド形子機および握り押ボタン)の構成例を示す図である。 フックを備えたウォールユニットの従来の構成例を示す図である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本実施形態によるフック機能付きウォールユニットの構成例を示す図である。図1(a)および(b)は側面図、図1(c)は正面図を示している。
図1に示すように、本実施形態のフック機能付きウォールユニットは、ナースコール子機のプラグを差し込むための差込口がある平面50から立設された突出部10と、当該突出部10の先端に設けられたカップ形状のカップ部20とを備えて構成されている。
突出部10は、土台部11と先端部12とから成る。土台部11は、例えば円柱形状をしている。一方、先端部12はテーパを有し、先細形状(先端側が細くなっている円錐台形状)となっている。
カップ部20は、カップ形状の底部が突出部10の先端に連設されている。また、カップ部20の縁部分には、その略対角線上に略半円状の切欠き部21を2つ形成している。この切欠き部21は、ハンド形子機や握り押ボタンなどのナースコール子機が有するコードの太さ大に形成するのが好ましい。
また、カップ部20は、その底部を支点としてカップ形状を外側および内側に反転可能な弾性を有している。例えば、カップ部20は、常温で非常に大きな弾性をもつ高分子物質であるエラストマー素材により構成する。必ずしもエラストマー素材を用いる必要はないが、滑り止めの性能も有している点でエラストマー素材を用いるのが好ましい。
なお、図1(a)は、カップ部20の縁部分を平面50とは反対側(外側)に移動させることによってカップ部20を外側に反転させた状態を示している。一方、図1(b)は、カップ部20の縁部分を平面50側(内側)に移動させることによってカップ部20を内側に反転させた状態を示している。また、図1(c)は、フック機能付きウォールユニットの先端側から平面50側を見た状態の正面図を示している。
ここで、カップ部20の縁部分の直径R2は、突出部10の土台部11の直径R1と略同じかそれより若干大きく設定するのが好ましい。また、カップ部20の縁部から底部までの深さL2は、突出部10の先端部12を形成している円錐台の高さL1と略同じかそれより若干長く設定するのが好ましい。このようなサイズに形成することにより、カップ部20を内側に反転させた状態において、突出部10の先端部12をカップ部20によって完全に覆うことが可能となる。なお、突出部10の先端部12をカップ部20によって完全に覆うように設計するのが好ましいが、本発明は必ずしもそれに限定されない。
また、突出部10の先端部12におけるテーパ角度は、土台部11の直径R1と先端部12の先端における直径R3との差が、図5(b)に示した握り押ボタン110のコード112の直径と略同じかそれより若干大きくなるように設計するのが好ましい。このように設計することにより、突出部10の先端部12にコード112を架けてカップ部20を内側に反転させたときに、突出部10の先端部12とカップ部20との間にできる空間内にコード112を収めることが可能となる。
なお、ここでは「(R1−R3)≧コード112の直径」とする例について説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、土台部11の直径R1と先端部12の先端における直径R3との差がコード112の直径より若干小さくなるようにしてもよい。若干小さくなる程度であれば、カップ部20は弾性を有するエラストマー素材により構成しているので、カップ部20の内側にコード112を収めることが可能である。あるいは、「(R1−R3)<コード112の直径」となる場合に、カップ部20の縁部分の直径R2を若干大き目に設計するようにしてもよい。
図2は、本実施形態のフック機能付きウォールユニットにハンド形子機100のハンガー部104を懸架した状態を示す側面図である。図2に示すように、カップ部20を外側に反転させた状態にすると、突出部10の先端部12においてカップ部20の底部に向かって先細になるテーパ面と、カップ部20の底部における曲面とにより凹みが形成される。よって、その凹みにハンド形子機100のハンガー部104を安定的に懸架することが可能となる。
図3は、本実施形態のフック機能付きウォールユニットに握り押ボタン110のコード112を懸架した状態を示す図であり、図3(a)は側面図、図3(b)は正面図を示している。図3に示すように、上述した凹みに握り押ボタン110のコード112を懸架した状態で、カップ部20を内側に反転させると、コード112がカップ部20によって覆われた状態となる。また、カップ部20に形成された2つの切欠き部21にコード112が通され、かつ、コード112が切欠き部21に圧接されて保持された状態となる。これにより、握り押ボタン110のコード112を安定的に懸架することが可能となる。
以上のように、本実施形態によれば、ハンガー部104を有するハンド形子機100もハンガー部を有しない握り押ボタン110も安定的に懸架することができる。しかも、突出部10とカップ部20とは一体的に形成されており、突出部10の先端部12におけるテーパ面とカップ部20の底部における曲面とにより形成される凹みに対してハンド形子機100のハンガー部104も握り押ボタン110のコード112も懸架することができるので、構造が複雑でなく、小型化を図ることも可能である。
なお、上記実施形態では、フック機能付きウォールユニットにハンド形子機100や握り押ボタン110を懸架する例について説明したが、懸架する機器はこれに限定されない。ハンガー部またはコードを有する機器であれば、何れも本実施形態のフック機能付きウォールユニットに懸架することが可能である。
また、上記実施形態では、カップ部20がその縁部分の略対角線上に2つの切欠き部21を備える例について説明したが、本発明はこれに限定されない。すなわち、2つの切欠き部21は必ずしも略対角線上にある必要はない。また、図4に示すように、突出部10の左右に架け渡された2本分のコードを通すことが可能な大きさを有する切欠き部を1つのみ設けるようにしてもよい。
上述のように、突出部10の先端部12におけるテーパ面とカップ部20の曲面とで形成される凹みにコード112が架けられるので、摩擦抵抗力が大きくなり、握り押ボタン110は自重程度では滑り落ちにくくなる。患者がぶつかるなどして握り押ボタン110に外力が加わった場合でも、図4のような構造のカップ部20によってコード112を覆っていれば、握り押ボタン110が落ちてしまうことを防ぐことができる。ただし、上記実施形態のように2つの切欠き部21を設けた方が、コード112の保持力が大きくなって握り押ボタン110をより安定的に懸架することができるので、好ましい。
その他、上記実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその精神、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
10 突出部
12 先端部
20 カップ部
21 切欠き部

Claims (2)

  1. プラグを差し込むための差込口がある平面から立設され、先端部がテーパを有し先細形状となっている突出部と、
    上記突出部の先端に設けられたカップ形状の部材であって、当該カップ形状の底部が上記突出部の先端に連設され、当該底部を支点として上記カップ形状を外側および内側に反転可能な弾性を有し、上記カップ形状の縁部分に切欠き部を形成して成るカップ部とを備えたことを特徴とするフック機能付きウォールユニット。
  2. 上記カップ部は、上記カップ形状の縁部分の略対角線上に略半円状の切欠き部を2つ備えたことを特徴とする請求項1に記載のフック機能付きウォールユニット。
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