JP6659391B2 - ウォールユニット - Google Patents

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伊藤 正和
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Description

本発明は、ナースコールシステムにおいて壁面に埋め込み設置されるウォールユニットに関するものである。
病院や福祉施設などに設置されるナースコールシステムは、ナースステーションに設置されるナースコール親機と、病室の出入口近傍の廊下側に設置され、ナースコール親機に接続される廊下灯と、病室内のベッドサイド壁面に設置され、廊下灯に接続されるウォールユニットと、ウォールユニットに接続され、患者により使用されるナースコール子機とを備えている。
ナースコール子機としては、ハンド形子機や握り押しボタンなどがある。図4(a)に示すように、ハンド形子機100は、呼出ボタン101の他にスピーカ102とマイク103とを備え、ハンド形子機自体が通話機能を持っている。一方、図4(b)に示すように、握り押しボタン110は、呼出ボタン111のみを備えており、呼び出し専用であり、通話機能を持たない。
ウォールユニットは、その表面にコンセントを備えている。ナースコール子機のコードの先端に設けられたプラグをコンセントに取り付けることで、患者がナースコール子機によってナースコール親機に呼び出しを行うことができるようになっている。ウォールユニットの中には、コンセントの他に、現場にいる看護師が応援を要請する際に押下するスタッフボタンや、看護師から患者が呼び出されたときに応答するための復旧ボタンなどを備えたものも存在する。
さらに、ウォールユニットの中には、図5に示すように、コンセント201の他にフック202を備えたものも存在する。この種のウォールユニットでは、患者が呼び出しを行わないとき(ハンド形子機100を使用しないとき)は、ハンド形子機100が備えるリング104をフック202に懸架しておくことが可能である。
なお、図5に示すような一般的なフック機能付きウォールユニットでは、フック202が固定式であり、フック202の姿勢変化ができないように構成されている。これに対し、フックを折り畳み可能に構成したウォールユニットが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載のウォールユニットは、壁面と略同平面を形成する第1の状態と、壁面から突出してナースコール子機のリングを掛けるフックを形成する第2の状態とを移行するカバーを備えている。そして、このカバーが第2の状態にあるときに、壁面に現れるコンセントにナースコール子機のプラグを接続し、フックとして機能するカバーにナースコール子機のリングを掛けることができるようになっている。
特開2014−124188号公報
しかしながら、従来のフック機能付きウォールユニットでは、リングを有するハンド形子機100を懸架することができるものの、リングを有しない握り押しボタン110は懸架することができないという問題があった。
また、特許文献1に記載のウォールユニットでは、カバーを第1の状態にして閉じると、壁面に設けられたコンセントがカバーにより覆われて使用できなくなる。仮に、コンセントに加えてスタッフボタン等を壁面に設けた場合には、カバーを閉じたときにスタッフボタン等も操作できなくなってしまうという問題が生じる。
本発明は、このような問題を解決するために成されたものであり、リング等のハンガー部を有しない握り押しボタンを支持することができ、かつ、壁面に設けられたボタンをカバーの開閉によらず操作できるようにすることを目的とする。
上記した課題を解決するために、本発明のウォールユニットは、壁面に取り付けられる基部と略平行となるように折り畳まれた第1の状態、および、基部から離間した第2の状態の何れかに移行可能に構成されたカバーを備えている。本発明では、このカバーに対し、最大径の位置に向かって徐々に径が大きくなる部位を有する握り押しボタンの最小径よりも大きく当該最大径よりも小さい直径の穴であって、握り押しボタンを挿入したときに、当該最大径の位置の手前で握り押しボタンの径が当該穴の直径と一致して握り押しボタンが係止する穴を設けている。この穴は、カバーが第1の状態のときに、基部に設けられたボタンと対向する位置に設けるようにしている。
上記のように構成した本発明によれば、カバーを基部から離間させて第2の状態に移行すると、カバーに設けられた穴も基部から離れて、握り押しボタンの胴部を嵌めることが可能な状態となる。穴の直径は、握り押しボタンの最小径よりも大きく最大径よりも小さく設定されているため、握り押しボタンの胴部を最小径の方から穴に挿入すると、穴の直径と胴部の直径とが一致するところで握り押しボタンが係止し、穴により支持されることとなる。一方、カバーを基部と略平行となるように折り畳んで第1の状態に移行すると、基部に設けられたボタンと対向する位置に穴が重なるので、穴を通してボタンを操作することが可能である。以上のように、本発明によれば、リング等のハンガー部を有しない握り押しボタンを支持することができ、かつ、壁面に設けられたボタンをカバーの開閉によらず操作することができる。
本実施形態によるウォールユニットの構成例を示す図である。 握り押しボタンの最小径および最大径を示す図である。 本実施形態によるウォールユニットの使用状態を示す図である。 従来のナースコール子機を示す図である。 従来のウォールユニットを示す図である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本実施形態によるウォールユニットの構成例を示す図である。ここで、(a)はカバーを閉じた状態の正面図、(b)はカバーを開いた状態の正面図、(c)はカバーを開いた状態の側面図である。
図1に示すように、本実施形態のウォールユニットは、壁面に取り付けられる基部10と、当該基部10に対して回動可能に取り付けられたカバー20とを備えて構成されている。基部10は、看護師が応援を要請する際に押下するスタッフボタン11と、図2に示す握り押しボタン110のコード112の先端に設けられたプラグを取り付けるためのコンセント12とを備えている。
カバー20は、その下端部に設けた横方向の軸を支点として回動可能なように、基部10に軸支されている。これにより、カバー20は、図1(a)のように基部10と略平行となるように折り畳まれた第1の状態と、図1(b)(c)のように基部10から離間した第2の状態との何れかに移行可能に構成されている。本実施形態では、カバー20は略90度回動可能であるが、この角度に限定されるものではない。
カバー20は、図2に示す握り押しボタン110の最小径R1よりも大きく最大径R2よりも小さい直径を有する第1の穴21(特許請求の範囲の穴に相当)を備えている。この第1の穴21は、カバー20が第1の状態のとき(閉じているとき)にスタッフボタン11と対向する位置に設けられている。このため、カバー20が閉じられていても、第1の穴21を通してスタッフボタン11を操作することが可能である。
また、カバー20は、第1の穴21からカバー20の側面まで、握り押しボタン110のコード112よりも太い幅の切り込み23を備えている。この切り込み23は、カバー20を第2の状態にして(開いて)、第1の穴21に握り押しボタン110を嵌める際、および、第1の穴21から握り押しボタン110を取り出す際に、コード112を通すために使用される。
さらに、カバー20は、握り押しボタン110のコード112の先端に設けられたプラグの直径よりも大きい直径を有する第2の穴22を備えている。この第2の穴22は、カバー20が第1の状態のときにコンセント12と対向する位置に設けられている。このため、カバー20が閉じられていても、第2の穴22を通してプラグをコンセント12に取り付けることが可能である。
図3は、本実施形態によるウォールユニットの使用状態を示す図である。図3は、カバー20を開いて第2の状態にした上で、握り押しボタン110をカバー20に載置した状態を示している。
すなわち、カバー20を基部10から離間させて第2の状態に移行すると、カバー20に設けられた第1の穴21も基部10から離れて、握り押しボタン100の胴部を嵌めることが可能な状態となる。本実施形態では、カバー20は第1の状態から90度回転して第2の状態となることから、第1の穴21は垂直方向を向く。このため、握り押しボタン110を第1の穴21に対して垂直方向に嵌めることが可能である。
ここで、第1の穴21の直径は、握り押しボタン110の最小径R1よりも大きく最大径R2よりも小さく設定されているため、握り押しボタン110の胴部を最小径R1の方から第1の穴21に挿入すると、第1の穴21の直径と胴部の直径とが一致するところで握り押しボタン110が係止し、第1の穴21により支持されることとなる。
このとき、握り押しボタン110のコード112を第2の穴22に通し、コード112の先端に設けられたプラグ113をコンセント12に差し込むことが可能である。これにより、患者が握り押しボタン110をいつでも使用できるようにプラグ113をコンセント12に差し込んだ状態にして、呼び出しを行わない未使用時には握り押しボタン110を第1の穴21に嵌めて、カバー20に載置しておくことができる。
一方、患者が握り押しボタン110を使用して呼び出しを行う際には、第1の穴21から握り押しボタン110を取り外し、切り込み23を通してコード112も第1の穴21から外側に外す。これにより、プラグ113をコンセント12に接続したままの状態で、握り押しボタン110を患者の手元まで持ってきて呼出ボタン111を操作することができる。
なお、握り押しボタン110を患者の手元に置いているときは、カバー20を閉じて第1の状態としておくことができる。このように、カバー20を基部10と略平行となるように折り畳んで第1の状態に移行すると、基部10に設けられたスタッフボタン11と対向する位置に第1の穴21重なるので、第1の穴21を通してスタッフボタン11を操作することが可能である。
以上のように、本実施形態のウォールユニットによれば、リング等のハンガー部を有しない握り押しボタン110を支持することができ、かつ、壁面に設けられたスタッフボタン11をカバー20の開閉によらず操作することができる。
なお、上記実施形態では、基部10が備えるボタンの一例としてスタッフボタン11を挙げて説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、患者またはその家族が看護師を呼び出すための呼出ボタン、あるいは、看護師(ナースコール親機)から患者が呼び出されたときに応答するための復旧ボタンなどを備える構成としてもよい。
また、上記実施形態では、基部10がスタッフボタン11の他にコンセント12を備える構成について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、コンセント12が本実施形態のウォールユニット以外に設けられている場合には、基部10にコンセント12がない構成としてもよい。この場合、カバー20は第2の穴22を備える必要はない。
また、上記実施形態では、握り押しボタン110は有線式であるため、カバー20は、握り押しボタン110のコード112の先端に設けられたプラグ113の直径よりも大きい直径を有する第2の穴22を備えており、この第2の穴22は、カバー20が第1の状態のときにコンセント12と対向する位置に設けられているが、本発明はこれに限定されない。例えば、握り押しボタンを無線式とした場合、この握り押しボタンにコードやプラグは存在せず、コンセントも存在しないため、カバー20は第2の穴22や切り込み23を備える必要はない。
その他、上記実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその精神、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
10 基部
11 ボタン
12 コンセント
20 カバー
21 第1の穴
22 第2の穴
23 切り込み

Claims (3)

  1. 壁面に取り付けられる基部と、
    上記基部と略平行となるように折り畳まれた第1の状態、および、上記基部から離間した第2の状態の何れかに移行可能に構成されたカバーとを備え、
    上記基部はボタンを備え、
    上記カバーは、最大径の位置に向かって徐々に径が大きくなる部位を有する握り押しボタンの最小径よりも大きく当該最大径よりも小さい直径の穴であって、上記握り押しボタンを挿入したときに、当該最大径の位置の手前で上記握り押しボタンの径が当該穴の直径と一致して上記握り押しボタンが係止する穴を有しており、
    当該穴は、上記第1の状態のときに上記ボタンと対向する位置に設けられていることを特徴とするウォールユニット。
  2. 上記カバーは、上記穴から上記カバーの側面まで、上記握り押しボタンのコードよりも太い幅の切り込みを更に有することを特徴とする請求項1に記載のウォールユニット。
  3. 上記基部は、上記握り押しボタンのコードの先端に設けられたプラグを取り付けるためのコンセントを更に備え、
    上記カバーは、上記プラグの直径よりも大きい直径の第2の穴を更に有しており、当該第2の穴は、上記第1の状態のときに上記コンセントと対向する位置に設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載のウォールユニット。
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