JP6213595B2 - 切屑が載った金属体の表面位置検出方法および装置 - Google Patents
切屑が載った金属体の表面位置検出方法および装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6213595B2 JP6213595B2 JP2016049157A JP2016049157A JP6213595B2 JP 6213595 B2 JP6213595 B2 JP 6213595B2 JP 2016049157 A JP2016049157 A JP 2016049157A JP 2016049157 A JP2016049157 A JP 2016049157A JP 6213595 B2 JP6213595 B2 JP 6213595B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- metal body
- chips
- distance
- laser head
- surface position
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Machine Tool Sensing Apparatuses (AREA)
- Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
- Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
Description
レーザー距離計にて、所定の高さ方向位置から前記切屑が載った金属体の表面までの距離を、金属体幅方向および長さ方向に走査して測定する、切屑が載った金属体の表面位置測定ステップと、
金属体表面幅方向を複数エリアに分割し、分割した複数エリアごとの前記距離の測定値の中で最遠値を求める、幅方向エリアごとの最遠値演算ステップと、
求めた最遠値の中の、中央値を1つ、その長さ方向位置における仮の距離値とし、該仮の距離値とする処理を長さ方向すべてに行い、長さ方向ごとの仮の距離値とする、長さ方向ごとの仮の距離値演算ステップと、
ある長さ方向位置の仮の距離値と前後複数位置の仮の距離値の中から中央値を算出し、該中央値をその長さ方向位置における切屑を除いた金属体の表面位置までの距離とする、切屑を除いた金属体の表面位置までの距離算出ステップとを有することを特徴とする切屑が載った金属体の表面位置検出方法。
金属体幅方向を複数エリアに分割するにあたっては、
エリア幅を可変とし、エリア毎を重ねあわせて設定することを特徴とする切屑が載った金属体の表面位置検出方法。
所定の高さ方向位置から前記切屑が載った金属体の表面までの距離を、金属体幅方向に測定する2次元レーザーヘッドと、
該2次元レーザーヘッドを所定の高さに保持して、金属体長さ方向に移動する機構を設けたレーザーヘッド走査装置と、
該レーザーヘッド走査装置の走査中の移動とアーム位置を制御するとともに、前記2次元レーザーヘッドからの投光を制御し、受光信号を送信する制御器と、
該制御器からの受光信号を受けて、金属体の表面位置までの距離を演算する演算器とを具備し、
該演算器は、
金属体幅方向を複数エリアに分割し、分割した複数エリアごとの前記距離の測定値の中で最遠値を求め、
求めた最遠値の中の、中央値を1つ、その長さ方向位置における仮の距離値とし、該仮の距離値とする処理を長さ方向すべてに行い、長さ方向ごとの仮の距離値とし、
ある長さ方向位置の仮の距離値と前後複数位置の仮の距離値の中から中央値を算出し、該中央値をその長さ方向位置における切屑を除いた金属体の表面位置までの距離とすることを特徴とする切屑が載った金属体の表面位置検出装置。
前記演算器は、
金属体幅方向を複数エリアに分割するにあたっては、エリア幅を可変とし、エリア毎を重ねあわせて設定することを特徴とする切屑が載った金属体の表面位置検出装置。
前記2次元レーザーヘッドの代わりに、前記切屑が載った金属体の表面の一点までの距離を測る1次元レーザーヘッドを具備し、
前記レーザーヘッド走査装置として、金属体幅方向に移動する機構も持たせるか、または、前記切屑が載った金属体を載せた台に金属体幅方向に移動する機構を持たせることを特徴とする切屑が載った金属体の表面位置検出装置。
前記2次元レーザーヘッドの代わりに、面としての距離測定が可能な3次元レーザーヘッドを具備することを特徴とする切屑が載った金属体の表面位置検出装置。
前記2次元レーザーヘッドまたは前記3次元レーザーヘッドの測定範囲が、金属体の測定対象域の全体をカバーしきれない場合は、前記2次元レーザーヘッドまたは前記3次元レーザーヘッドを移動可能とするかまたは複数設置することを特徴とする切屑が載った金属体の表面位置検出装置。
以下に示す一連の処理を行う。
(1)切屑飛散エリアを幅方向(Y方向)に8つに分ける(25mm幅×8)
(2)8つのエリア毎に、測定した距離の内で一番遠い、最遠値を求める。
(3)8つの最遠値の中の、中央値を1つ、そのX方向位置における仮の距離値とする。
(4)X方向にスキャン(走査)し、Xの位置に応じた「仮の距離値」の数列ができる。
(5)あるX方向位置の仮の距離値とその前後20点の「仮の距離値」の中から中央値を算出し、その算出した中央値をそのX方向位置での金属体の表面位置までの距離とする。
実施例1では、切屑飛散エリアの板幅方向(Y方向)を等間隔に8エリアに区分していたのを、実施例2では、図9で示すように、エリア幅を可変とし、エリア毎を重ねあわせて設定するようにし、複数エリア(15区分)をとっている。これにより、図10(A)で見た乱反射による異常値の除去を試みたものである。
(1)切屑飛散エリアを幅方向(Y方向)に15区分に分ける。
(2)15個のエリア毎に、測定した距離の内で一番遠い、距離最遠値を求める。
(3)15個の距離最遠値の中の、中央値を1つ、そのX方向位置における仮の距離値とする。
(4)X方向にスキャン(走査)し、Xの位置に応じた「仮の距離値」の数列ができる。
(5)あるX方向位置の仮の距離値とその前後20点の「仮の距離値」の中から中央値を算出し、その算出した中央値をそのX方向位置での金属体の表面位置までの距離とする。
2 切屑
3−a 2次元レーザーヘッド
31−a 投光部
32−a 受光部
3−b 1次元レーザーヘッド
31−b 投光部
32−b 受光部
3−c 3次元レーザーヘッド
31−c 投光部
32−c 受光部
4 制御器
5 演算器
6 レーザーヘッド走査装置
Claims (7)
- 切削後の切屑が載った状態での金属体の表面位置を検出する、切屑が載った金属体の表面位置検出方法であって、
レーザー距離計にて、所定の高さ方向位置から前記切屑が載った金属体の表面までの距離を、金属体幅方向および長さ方向に走査して測定する、切屑が載った金属体の表面位置測定ステップと、
金属体表面幅方向を複数エリアに分割し、分割した複数エリアごとの前記距離の測定値の中で最遠値を求める、幅方向エリアごとの最遠値演算ステップと、
求めた最遠値の中の、中央値を1つ、その長さ方向位置における仮の距離値とし、該仮の距離値とする処理を長さ方向すべてに行い、長さ方向ごとの仮の距離値とする、長さ方向ごとの仮の距離値演算ステップと、
ある長さ方向位置の仮の距離値と前後複数位置の仮の距離値の中から中央値を算出し、該中央値をその長さ方向位置における切屑を除いた金属体の表面位置までの距離とする、切屑を除いた金属体の表面位置までの距離算出ステップとを有することを特徴とする切屑が載った金属体の表面位置検出方法。 - 請求項1に記載の切屑が載った金属体の表面位置検出方法において、
金属体幅方向を複数エリアに分割するにあたっては、
エリア幅を可変とし、エリア毎を重ねあわせて設定することを特徴とする切屑が載った金属体の表面位置検出方法。 - 切削後の切屑が載った状態での金属体の表面位置を検出する、切屑が載った金属体の表面位置検出装置であって、
所定の高さ方向位置から前記切屑が載った金属体の表面までの距離を、金属体幅方向に測定する2次元レーザーヘッドと、
該2次元レーザーヘッドを所定の高さに保持して、金属体長さ方向に移動する機構を設けたレーザーヘッド走査装置と、
該レーザーヘッド走査装置の走査中の移動とアーム位置を制御するとともに、前記2次元レーザーヘッドからの投光を制御し、受光信号を送信する制御器と、
該制御器からの受光信号を受けて、金属体の表面位置までの距離を演算する演算器とを具備し、
該演算器は、
金属体幅方向を複数エリアに分割し、分割した複数エリアごとの前記距離の測定値の中で最遠値を求め、
求めた最遠値の中の、中央値を1つ、その長さ方向位置における仮の距離値とし、該仮の距離値とする処理を長さ方向すべてに行い、長さ方向ごとの仮の距離値とし、
ある長さ方向位置の仮の距離値と前後複数位置の仮の距離値の中から中央値を算出し、該中央値をその長さ方向位置における切屑を除いた金属体の表面位置までの距離とすることを特徴とする切屑が載った金属体の表面位置検出装置。 - 請求項3に記載の切屑が載った金属体の表面位置検出装置において、
前記演算器は、
金属体幅方向を複数エリアに分割するにあたっては、エリア幅を可変とし、エリア毎を重ねあわせて設定することを特徴とする切屑が載った金属体の表面位置検出装置。 - 請求項3または4に記載の切屑が載った金属体の表面位置検出装置において、
前記2次元レーザーヘッドの代わりに、前記切屑が載った金属体の表面の一点までの距離を測る1次元レーザーヘッドを具備し、
前記レーザーヘッド走査装置として、金属体幅方向に移動する機構も持たせるか、または、前記切屑が載った金属体を載せた台に金属体幅方向に移動する機構を持たせることを特徴とする切屑が載った金属体の表面位置検出装置。 - 請求項3または4に記載の切屑が載った金属体の表面位置検出装置において、
前記2次元レーザーヘッドの代わりに、面としての距離測定が可能な3次元レーザーヘッドを具備することを特徴とする切屑が載った金属体の表面位置検出装置。 - 請求項3、4、6のいずれかに記載の切屑が載った金属体の表面位置検出装置において、
前記2次元レーザーヘッドまたは前記3次元レーザーヘッドの測定範囲が、金属体の測定対象域の全体をカバーしきれない場合は、前記2次元レーザーヘッドまたは前記3次元レーザーヘッドを移動可能とするかまたは複数設置することを特徴とする切屑が載った金属体の表面位置検出装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015068054 | 2015-03-30 | ||
JP2015068054 | 2015-03-30 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016191706A JP2016191706A (ja) | 2016-11-10 |
JP6213595B2 true JP6213595B2 (ja) | 2017-10-18 |
Family
ID=57246650
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016049157A Expired - Fee Related JP6213595B2 (ja) | 2015-03-30 | 2016-03-14 | 切屑が載った金属体の表面位置検出方法および装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6213595B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106312691B (zh) * | 2016-11-14 | 2019-04-23 | 长春理工大学 | 一种激光衍射对刀检测仪 |
JP6904290B2 (ja) * | 2018-03-19 | 2021-07-14 | Jfeスチール株式会社 | 距離計測装置 |
TWI832047B (zh) * | 2021-04-23 | 2024-02-11 | 國立勤益科技大學 | 可自動感測細屑而調控速度之細屑輸送機 |
CN114800035B (zh) * | 2022-04-15 | 2023-04-25 | 宁波迪卡数控科技有限公司 | 一种铣削检测方法、系统、存储介质及机床 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3502422B2 (ja) * | 1993-10-06 | 2004-03-02 | 東芝機械株式会社 | 工作機械の切屑除去装置 |
JP5104004B2 (ja) * | 2007-04-19 | 2012-12-19 | Jfeスチール株式会社 | 表面欠陥検査装置および表面欠陥検査方法 |
KR101439546B1 (ko) * | 2007-12-27 | 2014-09-30 | 주식회사 포스코 | 슬라브 측면 흠 검출 장치 |
JP5396824B2 (ja) * | 2008-11-13 | 2014-01-22 | Jfeスチール株式会社 | スラブ表面欠陥検出方法およびスラブ表面欠陥検出装置 |
-
2016
- 2016-03-14 JP JP2016049157A patent/JP6213595B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2016191706A (ja) | 2016-11-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6213595B2 (ja) | 切屑が載った金属体の表面位置検出方法および装置 | |
CA2725277C (en) | Method for cutting a material layer by means of a cutting beam | |
Huang et al. | Development of a real-time laser-based machine vision system to monitor and control welding processes | |
US8987634B2 (en) | Determining powder feed nozzle misalignment | |
EP3248762B1 (en) | 3d additive manufacturing device, control method for 3d additive manufacturing device, and control program for 3d additive manufacturing device | |
JP6198701B2 (ja) | 形状計測装置及び形状計測方法 | |
WO2016050095A1 (zh) | 一种渣厚检测及加渣预测方法和系统 | |
JP6289980B2 (ja) | 加工方法 | |
JP2017015601A (ja) | 路面検知装置、移動体、路面検知方法、および路面検知プログラム | |
JP6285037B2 (ja) | 部品の製造方法及びそれを用いた製造装置、容積測定方法、形状測定方法 | |
US20180290242A1 (en) | Method for determining the reference focal position of a laser beam | |
JP2015102339A (ja) | 表面形状測定装置および工作機械 | |
CN108356422A (zh) | 带卷连续激光落料用在线测量、废料掉落及成品分离识别方法 | |
JP2023040301A (ja) | 亀裂検出装置及び亀裂検出方法 | |
JP7241171B2 (ja) | レーザビームを用いてワークピースの加工プロセスを監視するための方法および装置 | |
WO2014096412A2 (en) | Method for determining the workpiece location | |
CN206029029U (zh) | 一种运动板料在线激光切割系统 | |
KR20000000530A (ko) | 카메라와 레이저 변위 센서를 혼합한 비접촉식 선박용 곡판 부재 계측장치 | |
FI123806B (fi) | Mittaus- ja työstömenetelmä lasertyöstössä | |
JP6086099B2 (ja) | 表面形状測定装置及びその方法 | |
JP2015165210A (ja) | 表面形状測定装置およびそれを備えた工作機械 | |
JP2014092372A (ja) | スラブの地金位置検出方法及び地金位置検出装置 | |
JP6751688B2 (ja) | 評価装置及び評価方法 | |
JP6079664B2 (ja) | 被測定物の表面測定装置およびその表面測定方法 | |
JP5494539B2 (ja) | 剪断加工工具の異物付着検出方法及び異物付着監視装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20161025 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20170818 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170822 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170904 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6213595 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |