JP6213354B2 - モータ - Google Patents
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Description
この構成によれば、引き出し線にて生じる磁界が回転検出センサに与える影響をより好適に抑えることができる。
この構成によれば、引き出し線の全周において磁界が磁性体に引き寄せられるため、引き出し線にて生じる磁界が回転検出センサに与える影響をより少なく抑えることができる。
この構成によれば、回転検出センサ及びセンサ用磁石に対して磁性体が軸方向において同位置に構成されるため、引き出し線にて生じる磁界が回転検出センサに与える影響をより好適に抑えることができる。
この構成によれば、1つの引き出し用孔に複数の引き出し線を通す場合に、各引き出し線同士の電気的絶縁を非磁性部材によって確保しつつ、引き出し線にて生じる磁界を磁性体に引き寄せて、その磁界が回転検出センサに与える影響を少なく抑えることができる。
この構成によれば、ステータ側で生じる磁界が、環状部に含まれる磁性粉体に引き寄せられるため、ステータ側で生じる磁界が回転検出センサに与える影響をより好適に抑えることができる。その結果、回転検出センサの検出精度の悪化をより抑制することができる。
この構成によれば、フレームに対して非磁性部材を反ステータ側(軸方向外側)から組み付け可能となるため、非磁性部材をフレームに容易に組み付けることが可能となる。
この構成によれば、引き出し線をフレームの反ステータ側に引き出し可能としつつ、引き出し用孔からステータ側への異物の侵入を閉塞部によって抑制することができる。
この構成によれば、ステータの熱を外周側に逃がしやすくすることができる。
この構成によれば、フレームをアルミニウムとすることで放熱性を向上させつつも、非磁性体であるアルミニウムでは解決できない引き出し線の磁界の問題を、引き出し用孔と引き出し線との間に介在させた磁性体によって解決することができる。
図1及び図2に示す本実施形態のモータは、リヤフレーム11とフロントフレーム12によってモータの軸方向に挟持された環状のステータ13の内側に、回転軸14を備えるロータ15が配置されて構成されている。なお、モータの軸方向出力側(後述するジョイント53側)を保持するフレームをフロントフレーム12とし、軸方向反出力側を保持するフレームをリヤフレーム11としており、図1はモータをリヤフレーム11側から見た平面図である。各フレーム11,12は、互いに離間しないようにステータ13の外周側の位置で一対のスルーボルト16にて締結固定されている。また、リヤフレーム11及びフロントフレーム12は、非磁性体であるアルミニウムにて構成されている。
図2に示すように、ステータ13は、各フレーム11,12に挟持された円環状のステータコア21と、そのステータコア21に装着された電機子巻線22とを備える。
上記のような形状を有するステータコア21は、複数の鋼板を積層して一体化することによって成形されている。
図2及び図5に示すように、上記したステータコア21に装着された電機子巻線22は、複数のセグメント導体25(セグメントコンダクタ)にて構成されている。各セグメント導体25は、所定のもの同士で接続されて、3相(U相、V相、W相)Y結線の電機子巻線22を構成している。
図2に示すように、ロータ15は、各フレーム11,12に支持された軸受11a,12aに軸支された回転軸14と、回転軸14に一体回転可能に固定された円筒状のロータコア51と、ロータコア51の外周面に固着された複数(本実施形態では10個)の界磁磁石52とから構成されている。各界磁磁石52は、フェライト磁石よりなり、磁極(N極とS極)が周方向で交互に異なるように配置されている。
図2に示すように、リヤフレーム11は、ステータ13と軸方向に対向する略円盤状の対向壁61と、対向壁61の外周縁からモータの軸方向に延出された円筒状のステータ保持部62とを備えている。一方のフロントフレーム12も略同様の構成であり、ステータ13と軸方向に対向する略円盤状の対向壁71と、対向壁71からモータの軸方向に延出された円筒状のステータ保持部72とを備えている。各フレーム11,12の対向壁61,71の径方向中央には、同軸上に配置された前記軸受11a,12aがそれぞれ保持されている。なお、フロントフレーム12には、その外周面から径方向外側に延びる取付固定部12bが形成されている(図1参照)。取付固定部12bは、図示しないねじによって所定のモータ設置部位に固定される。
各引き出し線28a,28bからのステータ13(電機子巻線22)への通電により発生した磁界とロータ15の界磁磁石52の磁界とが、メインコア部31の内周面と各磁性板40のロータ対向部44を介して作用し合い、ロータ15が回転する。
(1)リヤフレーム11の対向壁61に形成された引き出し用孔65と、その引き出し用孔65に挿通された引き出し線28a,28bとの間には、磁性体(閉塞部66bに含有される磁性粉体)が介在される。これにより、引き出し線28a,28bにて生じる磁界φが閉塞部66bの磁性粉体に引き寄せられるため、引き出し線28a,28bにて生じる磁界φが回転検出センサ68に与える影響を少なく抑えることができ、その結果、回転検出センサ68の検出精度の悪化を抑制することができる。
・上記実施形態において、図7に示すように、軸方向位置が回転検出センサ68及びセンサ用磁石55とラップするラップ部81をゴム部材66に形成してもよい。ラップ部81は、各閉塞部66bから軸方向外側(反ステータ側)に延出されるとともに、引き出し線28a,28bを周囲を囲うように形成されている。また、ラップ部81の軸方向先端部は、制御回路基板67の回転検出センサ68が実装された面に対して当接している。つまり、ラップ部81によって、対向壁61から制御回路基板67までの軸方向間において引き出し線28a,28bが露出しないように構成されている。また、ラップ部81は、回転検出センサ68及びセンサ用磁石55の径方向外側に位置している。
・ステータコア21のティース24の個数は60個に限定されるものではなく、適宜変更してもよい。
・上記実施形態では、複数のセグメント導体25にて構成される電機子巻線22を用いたが、これ以外に例えば、銅線等をティースに巻回してなる電機子巻線を用いてもよい。
Claims (12)
- ステータと軸方向に対向する対向壁と、該対向壁から延出され前記ステータを保持するステータ保持部とを備えた非磁性体からなるフレームと、
前記フレームの対向壁の反ステータ側で該対向壁に支持され、前記ステータと径方向に対向するロータの回転軸の回転駆動を制御する制御部材と
を備え、前記フレームの対向壁に軸方向に貫通形成された軸挿通孔に挿通された前記回転軸の一端には、前記制御部材が備える回転検出センサと対向するセンサ用磁石が該回転軸と一体回転可能に支持されたモータであって、
前記ステータから引き出された引き出し線は、前記フレームの対向壁に軸方向に貫通形成された引き出し用孔に挿通されるとともに、前記制御部材に接続され、
前記引き出し用孔と、その引き出し用孔に挿通された前記引き出し線との間には、磁性体が介在されていることを特徴とするモータ。 - 請求項1に記載のモータにおいて、
前記磁性体は、前記引き出し線の前記回転検出センサ側に配置されていることを特徴とするモータ。 - 請求項2に記載のモータにおいて、
前記磁性体は、前記引き出し線の周囲を囲むように構成されていることを特徴とするモータ。 - 請求項1〜3のいずれか1項に記載のモータにおいて、
前記磁性体は、軸方向位置が前記回転検出センサ及び前記センサ用磁石とラップするように構成されていることを特徴とするモータ。 - 請求項1〜4のいずれか1項に記載のモータにおいて、
前記磁性体を含有する非磁性部材を備え、該非磁性部材が前記引き出し用孔と前記引き出し線との間に介在されていることを特徴とするモータ。 - 請求項5に記載のモータにおいて、
前記非磁性部材は、前記回転軸の軸線を中心とする環状部を有していることを特徴とするモータ。 - 請求項6に記載のモータにおいて、
前記非磁性部材の環状部は、前記フレームの対向壁に対して軸方向の前記制御部材側に設けられていることを特徴とするモータ。 - 請求項5〜7のいずれか1項に記載のモータにおいて、
前記非磁性部材は、前記引き出し用孔を閉塞するとともに前記引き出し線が貫通された閉塞部を有していることを特徴とするモータ。 - 請求項1〜8のいずれか1項に記載のモータにおいて、
前記ステータの電機子巻線は、ステータコアから軸方向に突出する部位においてU字状に折り返された折り返し部を有するセグメント導体を備え、前記折り返し部は、前記引き出し線が挿通された前記フレーム側に配置されていることを特徴とするモータ。 - 請求項1〜9のいずれか1項に記載のモータにおいて、
前記ステータのステータコアは、複数のコアシートが軸方向に積層されてなるメインコア部と、該メインコア部の軸方向端部に設けられた磁性板とを備え、
前記磁性板は、前記メインコア部における軸方向端部の前記コアシートに積層された積層部と、該積層部の前記ロータ側の端部から軸方向外側に延出されて前記ロータと径方向に対向するロータ対向部とを有していることを特徴とするモータ。 - 請求項1〜10のいずれか1項に記載のモータにおいて、
前記ステータは、その外周面の一部が露出されるように、前記フレームと第2のフレームとによって軸方向に挟持されていることを特徴とするモータ。 - 請求項1〜11のいずれか1項に記載のモータにおいて、
前記フレームは、アルミニウムよりなることを特徴とするモータ。
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