JP6213305B2 - 情報処理プログラム、情報処理装置及び情報処理方法 - Google Patents
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Description
図1は、本実施形態における代表手順生成装置の機能構成及びデータ構成の一例を示す説明図である。代表手順生成装置1は、プログラムが実行されることによって、その機能が実現される。具体的には、代表手順生成装置1は、操作名抽出部21、操作内容解析部22、遷移情報生成部23、主要度算出部24及び代表手順生成部25を備える。なお、操作名抽出部21は、抽出部の一例である。操作内容解析部22は、解析部の一例である。主要度算出部24は、算出部の一例である。代表手順生成部25は、生成部の一例である。各部の処理の概要については、図2等を用いて後述する。
また、代表手順生成装置1は、記録手段において、運用手順書31、コマンド情報32、操作情報33、遷移情報34、主要度情報35、遷移・主要度情報36、代表手順書37を備える。これらのデータ構造の詳細については、図4〜図8、図15を用いて後述する。
次に、本実施形態における代表手順生成プログラムを実行する代表手順生成装置の処理の概要について説明する。ここで、代表手順生成装置が代表手順生成プログラムの処理を実行することで、本実施形態における代表手順生成方法が実現される。なお、代表手順生成方法は、情報処理方法の一例である。
図2は、本実施形態における代表手順生成装置の処理の一例を示す説明図である。ここで、操作名抽出部21は、先ず、複数の運用手順書31の電子ファイルを読み出して、操作名を抽出する。続いて、操作内容解析部22は、コマンド情報32に基づいて、操作名毎に対応する操作内容を解析する。操作内容としては、例えば、操作コマンド、その操作コマンドの確認項目、操作名の処理の実行順序が挙げられる。これにより、代表手順生成装置1では、操作名毎に操作内容を操作情報33に記録していく。代表手順生成装置1では、全ての運用手順書31について操作情報33を生成すると、遷移情報34の生成に移行する。
なお、代表手順生成部25は、主要度情報35のみに基づいて、操作列を生成してもよい。各部の処理の詳細については、フローチャート(図9〜図12、図14)等を用いて後述する。
次に、代表手順生成装置のハードウェア構成について説明する。本件開示の代表手順生成装置は、例えば、コンピュータを用いて実現できる。
図3は、本実施形態における代表手順生成装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。図3では、図1に示す代表手順生成装置1として機能するコンピュータのハードウェア構成の一例を示す。コンピュータ11は、プロセッサ2、ストレージ3、メモリ4、駆動装置5、入力装置6、通信インターフェース7、表示装置8及びバス9を備える。プロセッサ2、ストレージ3、メモリ4、駆動装置5、入力装置6、通信インターフェース7及び表示装置8は、バス9を介して、互いに接続されている。
プロセッサ2は、コンピュータ11の統括的な制御を行うものである。具体的には、プロセッサ2は、制御ユニット、演算ユニット及び命令デコーダ等を含み、実行ユニットが、命令デコーダで解読されたプログラムの命令に従い、制御ユニットより出力される制御信号に応じ、演算ユニットを用いて算術・論理演算を実行する。プロセッサ2は、制御に用いる各種情報が格納される制御レジスタ、既にアクセスしたメモリ4等の内容を一時的に格納可能なキャッシュ、及び、仮想記憶のページテーブルのキャッシュとしての機能を果たすTLB(Translation Look-aside Buffer)を備える。なお、プロセッサ2は、CPU(Central Processing Unit)コアが複数設けられている構成でもよい。
なお、プロセッサ2が実行するプログラムや、アクセス対象となるデータは、コンピュータ11と通信可能な他の装置に格納されていてもよい。また、本実施形態で記載した代表手順生成装置1の記録手段とは、メモリ4、ストレージ3、記録媒体10又はコンピュータ11との間で通信可能な他の装置の少なくとも何れかを示す。
次に、代表手順生成装置1で用いるデータ構造例について、図4から図8を用いて説明する。なお、遷移・主要度情報36については、説明の便宜上、図15を用いて後述する。
図4は、運用手順書のデータ構造の一例を示す説明図である。図4に示す運用手順書31は、運用手順を表したテーブル形式のデータであって、一例として、「番号」、「操作名」及び「操作内容」の列を含んでいる。さらに、操作内容の項目は、「操作コマンド」と「確認項目」との列を含んでいる。ここで、説明の便宜上、横の行は、番号1から3まで例示している。一例として、番号1について見ると、操作名には、「作業ディレクトリを作成」という1つの操作手順が記載されており、操作コマンドの欄には、その操作名のコマンドが記載されている。
次に、代表手順生成プログラムの動作の一例について説明する。代表手順生成プログラムは、操作名抽出処理、操作内容解析処理、遷移情報生成処理、主要度算出処理及び代表手順生成処理をプロセッサ2に実行させる。つまり、プロセッサ2は、操作名抽出部21、操作内容解析部22、遷移情報生成部23、主要度算出部24及び代表手順生成部25としても機能する。また、上述した、運用手順書31、コマンド情報32、操作情報33、遷移情報34、主要度情報35、遷移・主要度情報36及び代表手順書37は、ストレージ3に格納される。
ここでは、先ず、操作名抽出部の動作の一例について説明する。操作名抽出部21は、図9に示すフローチャートの処理に基づいて、運用手順書31から操作名を抽出する処理を行う。
ステップS105:操作名抽出部21は、実行順序の最後として、操作名“End”を追加する。
ステップS106:操作名抽出部21は、図5に示す通り、手順書ID、実行順序、操作名をストレージ3の操作情報33に記録する。
図10は、操作内容解析部の動作の一例を示すフローチャートである。図9に示すフローの処理が終了した後、操作内容解析部22は、図10に示すフローの処理を開始する。
ステップS202:操作内容解析部22は、選択した手順書IDの運用手順書31を読み出す。一例として、操作内容解析部22は、図4に示す手順書ID(No.0001)の運用手順書31を読み出す。
ステップS203:操作内容解析部22は、読み出した運用手順書31中の「操作名」を1つ選択する。一例として、操作内容解析部22は、図4に示す「操作名」の欄の「作業ディレクトリを作成」を選択する。
ステップS205:操作内容解析部22は、コマンドに相当する記述を抽出する。一例として、操作内容解析部22は、コマンド情報32を使用して、図4に示す「操作コマンド」の欄の1行目の「作業ディレクトリを作成」における「mkdir」のコマンドと「ls」のコマンドを抽出する。この場合、操作内容解析部22は、例えば、パターンマッチング等のテキスト処理により、コマンドに相当する記述を抽出する。
ステップS207:操作内容解析部22は、判定結果に応じて、コマンドの総数、状態変化コマンド数を各々カウントして、操作情報33に記録する。一例として、この段階では、操作内容解析部22は、コマンドの総数を「2」とし、状態変化コマンド数を「1」としてカウントし、操作情報33に記録する。
ステップS209:操作内容解析部22は、確認項目に相当する記載箇所を抽出する。一例として、操作内容解析部22は、図4に示す「作業ディレクトリを作成」の「確認項目」の欄の「エラー無しで実行することを確認する。」と、「作業ディレクトリがパミッション“777”で作成されることを確認する。」とを抽出する。この場合、操作内容解析部22は、テキスト処理において、「・・・確認する。」という文字が含まれる文章を抽出する。
ステップS211:操作内容解析部22は、同一の手順書ID内で全ての操作名についての処理が完了したか否かの判定を行う。全ての操作名についての処理が完了していない場合には(ステップS211:No)、同一の手順書ID内の次操作名を選択する必要があるので、ステップS203の処理に戻る。一方、全ての操作名での処理が完了した場合には(ステップS211:Yes)、ステップS212の処理に移行する。
このようにして、操作内容解析部22は、図10に示すフローの処理のステップ203からステップ210までの処理を繰り返すことにより、操作情報33の「総コマンド数」、「状態変化コマンド数」及び「確認項目数」の欄を操作名毎に記録していく。操作内容解析部22は、図10に示すフローの処理を行うことにより、例えば、図5に示す操作情報33の生成を完了する。
図11は、遷移情報生成部の動作の一例を示すフローチャートである。図10に示すフローの処理が終了した後、遷移情報生成部23は、図11に示すフローの処理を開始する。
ステップS302:遷移情報生成部23は、実行順序を規定するカウンタの初期値(変数i)としてi=1を代入する。
ステップS306:遷移情報生成部23は、実行順序が、(i+1)番目の操作名が、“End”であるか否かを判定する。“End”でない場合には(ステップS306:No)、次操作が存在するので、ステップS308の処理に移行し、遷移情報生成部23は、カウンタの値として、i=i+1として、変数の値を一つ増やす演算(インクリメント)を行う。そして、ステップS308の処理が終了した場合には、再び、ステップS303の処理に移行する。一方、“End”である場合には(ステップS306:Yes)、ステップS307の処理に移行する。
図12は、主要度算出部の動作の一例を示すフローチャートである。図13は、主要度算出部による主要度の算出方法の一例を示す説明図である。図11に示すフローの処理が終了した後、主要度算出部24は、図12に示すフローの処理を開始する。
ステップS402:主要度算出部24は、操作情報33から手順書ID、実行順序、操作名を読み出す。一例として、主要度算出部24は、図13(a)に示す操作情報33の1行目におけるデータの項目を読み出す。
ここで、一例として、主要度算出部24が操作名を“Start”であると判定した場合には、後述するステップS408の処理を経て、再び、ステップS401の処理に戻る。
主要度 =(確認項目数/総コマンド数)+(状態変化コマンド数/総コマンド数)
ステップS407:主要度算出部24は、主要度度情報34の当該操作名に対応する「操作の主要度」の欄に、算出した主要度の値を加算して記録する。具体的には、主要度算出部24は、図8に示す主要度度情報35の当該操作名に対応する「操作の主要度」の欄に、主要度を上書きする。
一方、全ての手順書IDの操作情報33での処理が完了した場合には(ステップS408:Yes)、代表手順生成部25のフローの処理に移行するため、図12に示すフローの処理を終了する。
図14は、代表手順生成部の動作の一例を示すフローチャートである。図15は、代表手順生成部の動作の一例を示す説明図である。図15(a)は、遷移・主要度情報36の一例を示す説明図である。図15(b)は、代表手順生成処理の一例(操作列を生成するプロセス)を示す説明図である。
ステップS502:代表手順生成部25は、前操作名が現在の操作であるデータ項目を遷移・主要度情報36から読み出す。具体的には、一例として、代表手順生成部25は、遷移・主要度情報36を参照し、現在の操作名を“Start”とし、「前操作名」の欄が“Start”の行を読み出す。
ステップS504:代表手順生成部25は、次操作名が、“End”であるか否かを判定する。次操作名が、“End”以外である場合には(ステップS504:No)、ステップS507の処理に移行する。一方、次操作名が、“End”のみである場合には(ステップS504:Yes)、ステップS505の処理に移行する。
ステップS506:代表手順生成部25は、代表手順を出力する。具体的には、代表手順生成部25は、代表手順が記載された代表手順書37を出力する。そして、この場合には、図14に示すフローの処理を終了する。一方、引き続き、代表手順生成部25が代表手順を生成する場合には、上述した通り、以下、ステップS507の処理に移行する。
ステップS508:代表手順生成部25は、主要度が最大である次操作を1つ選択し代表手順の末尾に仮設定する。具体的には、代表手順生成部25は、現在の操作から選択可能な複数の次操作のうちの1つを選択する場合、主要度が最大である次操作を選択して操作列を生成する。一例として、代表手順生成部25は、遷移・主要度情報36を参照し、前操作名が“Start”に対応する4つの次操作名のうちで、主要度が12.0(最大値)である「作業ディレクトリを作成」を選択する。ここで、代表手順生成部25は、主要度の最大値が複数あれば、一例として、何れか1つを選択することとする。
そして、代表手順生成部25は、“Start”の次操作として、「作業ディレクトリを作成」を仮設定する。なお、仮設定とは、代表手順の次操作の候補ではあるが、まだ確定していない状態を表す。
なお、代表手順生成部25は、“Start”の次操作として、「作業ディレクトリを作成」を仮設定している場合、末尾の操作から遡って2つの操作列しか存在しない。したがって、この場合には、代表手順生成部25は、2つの操作列を抽出し、以下の処理も例外的に2つの操作で処理することとする。
ステップS512:代表手順生成部25は、代表手順の末尾に仮設定した操作を本設定する。一例として、代表手順生成部25は、図15(b)に示すように、「Start」の次操作として、「作業ディレクトリの作成(ステップS601)」を設定する。
ここで、図15(a)に示す遷移・主要度情報36において、前操作名が「作業ディレクトリの作成」であるのは、3つある。この場合、代表手順生成部25は、主要度が最も高い10.5である「ログファイルを作業ディレクトリにコピー」を次操作名に本設定する(図15(b)、ステップS602参照)。
しかし、(1)「作業ディレクトリの作成」、(2)「ログファイルを作業ディレクトリにコピー」、(3)「取得ファイルを端末に転送」の操作列が実際の運用手順書31に存在しない場合には、代表手順生成部25は、この3つの操作列を代表手順に採用せず、破棄する。
この場合、図15(a)に示す遷移・主要度情報36において、「ログファイルを作業ディレクトリにコピー」から選択できる次操作の主要度が、次に最大値であるのは、11.0である「作業ディレクトリを圧縮」である。そこで、代表手順生成部25は、次に主要度が大きい「作業ディレクトリを圧縮」の操作を選択して本設定する。
このようにして、代表手順生成プログラムを実行することにより、コンピュータ11は、代表手順を生成することができる。
次に、本実施形態における変形例について説明する。
図17は、本実施形態における変形例の説明図である。図17に示す遷移・主要度情報38は、図15(a)に示す遷移・主要度情報36に示すテーブル形式のデータにさらに、「遷移頻度」の列を含んでいる。なお、図17に示す遷移・主要度情報38では、説明の便宜上、図15(a)に示す遷移・主要度情報36の主要度の値を一部変更している。
一例として、図17において、「ログファイルを作業ディレクトリにコピー」から選択できる次操作の主要度が最大値であるのは、上述したように「取得ファイルを端末に転送」を除外した場合、「作業ディレクトリを圧縮(11.0)」と「ログファイルを圧縮(11.0)」の2つが該当する。この場合、代表手順生成部25は、遷移・主要度情報38の「遷移頻度」の欄を参照し、遷移頻度が、「ログファイル圧縮(1.0)」より「作業ディレクトリを圧縮(2.0)」の方が高いので、「作業ディレクトリを圧縮」を次操作に選択するようにしてもよい。なお、代表手順生成部25は、この場合、例えば、連続する3つの操作列が運用手順書31に不存在の組合せである場合には、その組合せを選択対象から除外するようにしてもよい。
以上より、上記実施形態によれば、本件開示の技術は、例えば、主要度情報35に基づいて、複数の運用手順書31から複数の操作名を含む操作列を生成する。この主要度は、操作名毎に操作内容に含まれる要素の数に基づいて算出される。この要素は、操作の主要度を算出する上で、主要度と相関関係を有する。これにより、複数の操作名を含む操作列は、複数の操作を含む代表手順となる。したがって、本件開示の技術は、複数の運用手順書31から複数の操作を含む代表手順を生成することができるので、汎用性のあるシステム運用の処理の自動化を構築することができる。
さらに、明細書及び図面中のフローの処理に関して、「先ず、」、「次に、」「続いて、」等の用語を用いて説明したとしても、各種の改良又は変更に関し、この順で実施しなければならないことを必ずしも意味しないという点に留意すべきである。
(付記1)
コンピュータに、
システム運用において用いられる、操作を識別する操作名と当該操作名に対応する操作内容とを含む種々の操作手順が記載された複数の手順書を取得して、各々の前記手順書から前記操作名を抽出し、
前記手順書に基づいて、前記操作名毎に対応する前記操作内容を解析して、前記操作内容に含まれる要素の数を特定し、
前記要素の数に基づいて、前記操作の主要度を前記操作名毎に算出して、前記操作名毎の前記主要度を含む主要度情報を生成し、
複数の前記手順書に含まれる前記操作手順の前記操作名のうちから、前記主要度情報に基づいて前記操作名を選択し、選択した当該操作名を含んだ操作列を生成する
処理を実行させる情報処理プログラム。
(付記2)
前記手順書から、前記操作手順の実行順序が所定数連続する操作名の組合せを、前記実行順序に従って順次抽出し、前記組合せ毎の出現回数を含む遷移情報を生成する処理をさらに備え、
前記操作列を生成する処理は、前記主要度情報と前記遷移情報とに基づいて、前記操作列を生成する、付記1に記載の情報処理プログラム。
(付記3)
前記操作内容に含まれる前記要素は、前記システム運用を行うコマンドと、前記コマンドの確認項目とを含み、
前記要素の数を特定する処理は、前記操作内容を解析して、前記操作名に対応付けられたコマンド数、前記コマンドのうちでシステムの状態を変化させるコマンド数及び確認項目数を前記操作名毎に集計した操作情報を生成し、
前記主要度情報を生成する処理は、前記操作情報に基づいて、前記主要度を算出する、付記1又は付記2に記載の情報処理プログラム。
(付記4)
前記操作列を生成する処理は、現操作から選択可能な複数の次操作のうち、前記主要度が最大である次操作の操作名を選択して前記操作列を生成する、付記1から付記3の何れか1項に記載の情報処理プログラム。
(付記5)
前記操作列を生成する処理は、前記操作名の前記組合せに基づいて、現在の操作から選択可能な複数の次操作のうちの1つを選択する場合、候補となる次操作の前記主要度の最大値が複数存在すれば、前記遷移情報の前記出現回数が多い方の次操作を選択し、前記操作列を生成する、付記4に記載の情報処理プログラム。
(付記6)
前記操作列を生成する処理は、連続する所定数の前記操作の操作列が前記手順書に不存在の組合せである場合には、その組合せを選択対象から除外する、付記4又は付記5に記載の情報処理プログラム。
(付記7)
システム運用において用いられる、操作を識別する操作名と当該操作名に対応する操作内容とを含む種々の操作手順が記載された複数の手順書を取得して、各々の前記手順書から前記操作名を抽出する抽出部と、
前記手順書に基づいて、前記操作名毎に対応する前記操作内容を解析して、前記操作内容に含まれる要素の数を特定する解析部と、
前記要素の数に基づいて、前記操作の主要度を前記操作名毎に算出して、前記操作名毎の前記主要度を含む主要度情報を生成する算出部と、
複数の前記手順書に含まれる前記操作手順の前記操作名のうちから、前記主要度情報に基づいて前記操作名を選択し、選択した当該操作名を含んだ操作列を生成する生成部と、
を備える情報処理装置。
(付記8)
コンピュータが、
システム運用において用いられる、操作を識別する操作名と当該操作名に対応する操作内容とを含む種々の操作手順が記載された複数の手順書を取得して、各々の前記手順書から前記操作名を抽出し、
前記手順書に基づいて、前記操作名毎に対応する前記操作内容を解析して、前記操作内容に含まれる要素の数を特定し、
前記要素の数に基づいて、前記操作の主要度を前記操作名毎に算出して、前記操作名毎の前記主要度を含む主要度情報を生成し、
複数の前記手順書に含まれる前記操作手順の前記操作名のうちから、前記主要度情報に基づいて前記操作名を選択し、選択した当該操作名を含んだ操作列を生成する
処理を実行する情報処理方法。
Claims (7)
- コンピュータに、
システム運用において用いられる、操作を識別する操作名と当該操作名に対応する操作内容とを含む種々の操作手順が記載された複数の手順書を取得して、各々の前記手順書から前記操作名を抽出し、
前記手順書に基づいて、前記操作名毎に対応する前記操作内容を解析して、前記操作内容に含まれる要素の数を特定し、
前記要素の数に基づいて、前記操作の主要度を前記操作名毎に算出して、前記操作名毎の前記主要度を含む主要度情報を生成し、
複数の前記手順書に含まれる前記操作手順の前記操作名のうちから、前記主要度情報に基づいて前記操作名を選択し、選択した当該操作名を含んだ操作列を生成する
処理を実行させる情報処理プログラム。 - 前記手順書から、前記操作手順の実行順序が所定数連続する操作名の組合せを、前記実行順序に従って順次抽出し、前記組合せ毎の出現回数を含む遷移情報を生成する処理をさらに備え、
前記操作列を生成する処理は、前記主要度情報と前記遷移情報とに基づいて、前記操作列を生成する、請求項1に記載の情報処理プログラム。 - 前記操作内容に含まれる前記要素は、前記システム運用を行うコマンドと、前記コマンドの確認項目とを含み、
前記要素の数を特定する処理は、前記操作内容を解析して、前記操作名に対応付けられたコマンド数、前記コマンドのうちでシステムの状態を変化させるコマンド数及び確認項目数を前記操作名毎に集計した操作情報を生成し、
前記主要度情報を生成する処理は、前記操作情報に基づいて、前記主要度を算出する、請求項1又は請求項2に記載の情報処理プログラム。 - 前記操作列を生成する処理は、現操作から選択可能な複数の次操作のうち、前記主要度が最大である次操作の操作名を選択して前記操作列を生成する、請求項1から請求項3の何れか1項に記載の情報処理プログラム。
- 前記操作列を生成する処理は、連続する所定数の前記操作の操作列が前記手順書に不存在の組合せである場合には、その組合せを選択対象から除外する、請求項4に記載の情報処理プログラム。
- システム運用において用いられる、操作を識別する操作名と当該操作名に対応する操作内容とを含む種々の操作手順が記載された複数の手順書を取得して、各々の前記手順書から前記操作名を抽出する抽出部と、
前記手順書に基づいて、前記操作名毎に対応する前記操作内容を解析して、前記操作内容に含まれる要素の数を特定する解析部と、
前記要素の数に基づいて、前記操作の主要度を前記操作名毎に算出して、前記操作名毎の前記主要度を含む主要度情報を生成する算出部と、
複数の前記手順書に含まれる前記操作手順の前記操作名のうちから、前記主要度情報に基づいて前記操作名を選択し、選択した当該操作名を含んだ操作列を生成する生成部と、
を備える情報処理装置。 - コンピュータが、
システム運用において用いられる、操作を識別する操作名と当該操作名に対応する操作内容とを含む種々の操作手順が記載された複数の手順書を取得して、各々の前記手順書から前記操作名を抽出し、
前記手順書に基づいて、前記操作名毎に対応する前記操作内容を解析して、前記操作内容に含まれる要素の数を特定し、
前記要素の数に基づいて、前記操作の主要度を前記操作名毎に算出して、前記操作名毎の前記主要度を含む主要度情報を生成し、
複数の前記手順書に含まれる前記操作手順の前記操作名のうちから、前記主要度情報に基づいて前記操作名を選択し、選択した当該操作名を含んだ操作列を生成する
処理を実行する情報処理方法。
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