JP6213258B2 - 位置情報認証システム、測位端末、および位置情報取得装置 - Google Patents

位置情報認証システム、測位端末、および位置情報取得装置 Download PDF

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Description

本発明は、位置情報を算出するために航法衛星から受信する航法メッセージの認証を行うことができる位置情報認証システム、その認証システムが備える測位端末、位置情報取得装置に関する。
グローバルポジショニングシステム(以下、GPS)などの航法衛星システムが備える航法衛星から衛星電波を受信し、その衛星電波に含まれている航法メッセージを用いて現在位置を算出する測位端末が広く知られている。
ところが、偽の衛星電波を生成して放送する偽衛星電波生成装置が存在する。この偽衛星電波生成装置を使って、悪意のある者が測位端末に誤った位置を算出させるという問題が生じている。
そこで、特許文献1に開示されているように、位置情報を算出するために航法衛星から受信する航法メッセージの信頼性を判断するために、その航法メッセージを認証することができる位置情報認証システムが提案されている。
この位置情報認証システムにより、測位端末は、自身が受信した航法メッセージが認証センタで認証された航法メッセージであるかどうかを判断できる。自身が受信した航法メッセージが認証センタで認証された航法メッセージであると判断できれば、その航法メッセージは、航法衛星が送信したものであると判断することができる。
特開2013−130395号公報
特許文献1に開示の技術により、航法メッセージを受信する測位端末は、信頼性のある現在位置を算出することができる。
測位端末が算出した位置情報の用途としては、その測位端末を所有するユーザが現在位置を知る用途の他に、測位端末が算出した現在位置を示す位置情報を、周囲に送信する用途が考えられる。たとえば、位置情報を、有料駐車区域や有料道路を管理する課金管理装置に送信して、自動的に課金する用途が考えられる。この用途においては、測位端末が信頼性のある現在位置を算出できたとしても、測位端末が、算出した現在位置とは異なる位置を示す位置情報を、その位置情報を受信して課金処理を行う位置情報取得装置に送信してしまうと、正しく課金を行うことができない。
このように、測位端末が算出した位置を位置情報取得装置が取得して課金などの所定の処理を行うシステムにおいては、測位端末が位置を正しく算出することができるだけでは十分でない。測位端末は自身が位置情報を改ざんしない端末であることを示し、位置情報を取得する位置情報取得装置は、測位端末が、位置情報を改ざんしない信頼できる端末であることを判断できる必要がある。
本発明は、この事情に基づいて成されたものであり、その目的とするところは、測位端末が、位置情報認証システムに対応していることを、その測位端末から位置情報を取得する位置情報取得装置が判断できる位置情報認証システム、その測位端末、位置情報取得装置を提供することにある。
上記目的は独立請求項に記載の特徴の組み合わせにより達成され、また、下位請求項は、発明の更なる有利な具体例を規定する。
上記目的を達成するための位置情報認証システムに係る発明は、航法メッセージを受信し、受信した航法メッセージが認証できる航法メッセージである場合に、その航法メッセージを用いて算出した現在位置を示す位置情報を外部に無線送信する測位端末(200)と、測位端末が認証に用いるセンタ作成認証データを送信する通信衛星(3)に、そのセンタ作成認証データを送信する認証センタ装置(100)と、測位端末が無線送信した位置情報を受信する位置情報取得装置(300、300A)とを備えた位置情報認証システム(1)であって、
認証センタ装置は、航法衛星システムが備える航法衛星から航法メッセージを含んでいる衛星電波を受信するセンタ側衛星受信部(110)と、暗号キーを作成し、その暗号キーとセンタ側衛星受信部が受信した衛星電波に含まれている航法メッセージとに基づいて、センタ作成認証データを作成するセンタ側認証データ作成部(122)と、
センタ側認証データ作成部が作成したセンタ作成認証データを通信衛星に送信する認証データ送信部(130)と、を備え、
測位端末は、通信衛星からセンタ作成認証データを受信するとともに、航法衛星から衛星電波を受信する端末側衛星受信部(230)と、認証センタ装置から、暗号キーまたはその暗号キーを作成することができるキー作成データのいずれかであるキー関連データを受信するキー受信部(211)と、キー受信部が受信したキー関連データと、端末側衛星受信部が受信した衛星電波から抽出した航法メッセージとに基づいて端末作成認証データを作成する端末側認証データ作成部(S54)と、センタ作成認証データと端末作成認証データとを比較し、一致している場合に端末側衛星受信部が受信した衛星電波に含まれている航法メッセージが認証できたと判断する認証判断部(S56〜S60)と、キー受信部が認証センタ装置から受信したキー関連データに基づいて、端末側衛星受信部が受信した衛星電波に含まれている航法メッセージが認証できたことを示す認証済みデータを作成する認証済み作成部(S6〜S10)と、航法メッセージに基づいて算出した位置情報とともに、認証済み作成部が作成した認証済みデータを送信する端末側送信部(212)とを備え、
位置情報取得装置は、端末側送信部が送信した位置情報および認証済みデータを通信部から取得する端末データ取得部(S70、S112)と、通信部を介して、認証センタ装置からキー関連データを取得するキー取得部(S74、S96)と、キー取得部が取得したキー関連データに基づいて、認証済みデータと比較するための認証済み比較データを作成する比較データ作成部(S78、S100、S102)と、端末データ取得部が取得した認証済みデータと比較データ作成部が作成した認証済み比較データとを比較し、一致している場合に、測位端末は正規の測位端末であると判断する端末判断部(S80〜S84、S114〜S120)とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、測位端末は、航法衛星から受信した衛星電波に含まれている航法メッセージの認証を行う。この認証のために、キー受信部は、認証センタ装置がセンタ作成認証データの作成に用いた暗号キーまたはその暗号キーを作成することができるキー作成データであるキー関連データを認証センタ装置から受信している(キー受信部)。そして、認証ができた場合には、認証センタ装置から受信したキー関連データを用いて、認証済みであることを示す認証済み作成データを作成して(認証済み作成部)、位置情報とともにその認証済み作成データを送信している(端末側送信部)。
このように、測位端末は、認証済みデータを、認証センタ装置から取得したデータであるキー関連データを用いて作成して位置情報とともに送信する。これにより、自身が、認証センタ装置との間の通信が可能な、認証センタ装置から信頼された正規の測位端末であることを証明することができる。
また、その認証済みデータを作成するためのキー関連データは、自身が受信した衛星電波に含まれている航法メッセージを認証するために認証センタ装置から取得したものである。よって、認証済みデータを作成するためのデータを別途、認証センタ装置から取得する必要がないので、認証済みデータを作成する処理を簡単にすることができる。
そして、位置情報とともに認証済みデータを受信した位置情報取得装置は、自身も認証センタ装置からキー関連データを取得する(キー取得部)。そして、取得したキー関連データに基づいて、認証済みデータと比較するための認証済み比較データを作成する(比較データ作成部)。端末判断部は、この認証済み比較データと、端末データ取得部が取得した認証済みデータとを比較することで、位置情報を送信した測位端末が正規の測位端末であるか否かを判断することができる。
また、上記目的を達成するための測位端末に係る発明は、航法メッセージを受信し、受信した航法メッセージが認証できる航法メッセージである場合に、その航法メッセージを用いて算出した現在位置を示す位置情報を外部に無線送信する測位端末(200)であって、認証センタ装置が作成し、測位端末における認証に用いるために通信衛星に送信したセンタ作成認証データを通信衛星から受信するとともに、航法衛星システムが備える航法衛星から航法メッセージを含んでいる衛星電波を受信する端末側衛星受信部(230)と、認証センタ装置から、センタ作成認証データを作成するための暗号キーまたはその暗号キーを作成することができるキー作成データのいずれかであるキー関連データを受信するキー受信部(211)と、キー受信部が受信したキー関連データと、端末側衛星受信部が受信した衛星電波から抽出した航法メッセージとに基づいて端末作成認証データを作成する端末側認証データ作成部(S54)と、センタ作成認証データと端末作成認証データとを比較し、一致している場合に端末側衛星受信部が受信した衛星電波に含まれている航法メッセージが認証できたと判断する認証判断部(S56〜S60)と、キー受信部が認証センタ装置から受信したキー関連データに基づいて、端末側衛星受信部が受信した衛星電波に含まれている航法メッセージが認証できたことを示す認証済みデータを作成する認証済み作成部(S6〜S10)と、航法メッセージに基づいて算出した位置情報とともに、認証済み作成部が作成した認証済みデータを送信する端末側送信部(212)とを備えることを特徴とする。
また、上記目的を達成するための位置情報取得装置に係る発明は、航法メッセージを受信し、受信した航法メッセージが認証できる航法メッセージである場合に、その航法メッセージを用いて算出した現在位置を示す位置情報および受信した航法メッセージが認証できたことを示す認証済みデータを外部に無線送信する測位端末(200)から、位置情報および認証済みデータを受信する位置情報取得装置(300、300A)であって、測位端末が送信した位置情報および認証済みデータを通信部から取得する端末データ取得部(S70、S112)と、通信部を介して、認証センタ装置から、測位端末が認証に用いるセンタ作成認証データを作成するために認証センタ装置が用いた暗号キーまたはその暗号キーを作成することができるキー作成データのいずれかであるキー関連データを取得するキー取得部(S74、S96)と、キー取得部が取得したキー関連データに基づいて、認証済みデータと比較するための認証済み比較データを作成する比較データ作成部(S78、S100、S102)と、端末データ取得部が取得した認証済みデータと比較データ作成部が作成した認証済み比較データとを比較し、一致している場合に、測位端末は正規の測位端末であると判断する端末判断部(S80〜S84、S114〜S120)とを備えることを特徴とする。
なお、特許請求の範囲に記載した括弧内の符号は、一つの態様として後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
実施形態1となる位置情報認証システム1の構成図である。 図1の認証センタ処理装置120の構成を詳しく示すブロック図である。 図1の車載機200の構成を詳しく示すブロック図である。 衛星電波に含まれている航法メッセージと、RANDメッセージの関係を示す図である。 車載機200の制御部220が実行する処理を示すフロチャートである。 図5のステップS4の航法メッセージ認証処理を詳しく示すフロチャートである。 路側機300の制御部320が実行する処理を示すフロチャートである。 実施形態2にける路側機300Aの構成図である。 路側機300Aが備える制御部320Aが実行する事前処理を示すフロチャートである。 路側機300Aが備える制御部320Aが車載機200から位置情報等を受信した場合に実行する処理を示すフロチャートである。
<実施形態1>
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1に示すように、本発明の実施形態1となる位置情報認証システム1は、認証センタ装置100、請求項の測位端末に相当する車載機200、請求項の位置情報取得装置に相当する路側機300を備える。
<位置情報認証システム1の概略構成>
認証センタ装置100は、モニタステーション装置110、認証センタ処理装置120、マスタコントロールステーション装置130を備える。なお、以下では、装置、処理装置を省略し、モニタステーション装置110はモニタステーション110、認証センタ処理装置120は認証センタ120、マスタコントロールステーション装置130はマスタコントロールステーション130とする。
モニタステーション110は、請求項のセンタ側衛星受信部に相当し、航法衛星システムの一つであるGPSが備えるGPS衛星2が送信するGPS電波を受信する。GPS衛星2は請求項の航法衛星に相当し、GPS電波は請求項の衛星電波に相当する。周知のように、GPS電波には航法メッセージが含まれている。モニタステーション110は、受信したGPS電波を復調して航法メッセージを抽出し、認証センタ120へ送る。複数のGPS衛星2からGPS電波を受信した場合には、それぞれのGPS電波から航法メッセージを抽出して、認証センタ120へ送る。
認証センタ120は、航法メッセージと暗号キーであるHマトリクスとから、請求項のセンタ作成認証データに相当するパリティデータを作成する。そして、作成したパリティデータを含む信号をマスタコントロールステーション130に送る。また、車載機200や路側機300との間で通信も行う。この認証センタ120の詳細は図2を用いて後述する。
マスタコントロールステーション130は、請求項の認証データ送信部に相当し、認証センタ120から受信したパリティデータを準天頂衛星(以下、QZS衛星)3に送信する。
QZS衛星3は請求項の通信衛星に相当し、パリティデータを含んだ航法メッセージを地上に向けて放送する。
車載機200は、航法メッセージ認証型の車載機であり、GPS衛星2から受信した航法メッセージが認証できるかどうかを、QZS衛星3から受信した航法メッセージに含まれているパリティデータを用いて認証する。この認証の際に、認証センタ120と通信を行う。また、GPS衛星2から受信した航法メッセージを用いて現在位置を算出し、算出した現在位置を示す位置情報を、後述するハッシュ値とともに外部に無線送信する。ハッシュ値は航法メッセージの認証ができたことを示しており、請求項の認証済みデータに相当する。車載機200の詳細説明は、図3、図5、図6を用いて後に行う。
路側機300は、車載機200が送信する位置情報を用いた所定のサービスを提供するサービス提供事業者が管理する。上記サービスとしては、たとえば、車載機200を搭載した車両が有料駐車区域に駐車した場合や、その車両が有料道路を走行した場合に、その車両の使用者に課金するサービスがある。
この路側機300は通信部310と制御部320を備える。通信部310は、認証センタ120が備える通信部126(図2参照)や、車載機200が備える通信部210(図3参照)と無線通信を行う。
制御部320は、CPU、ROM、RAM等を備えたコンピュータであり、CPUが、RAMの一時記憶機能を利用しつつROMに記憶されているプログラムを実行することで通信部310を制御する。また、車載機200が送信したハッシュ値を通信部310を介して取得し、そのハッシュ値に基づいて、車載機200が正規の車載機であるか否かを判断する。この判断の際に、認証センタ120と通信を行う。
<認証センタ120の詳細構成>
図2に示すように、認証センタ120は、制御部122、データ記憶部124、通信部126を備える。
制御部122は、CPU、ROM、RAM等を備えたコンピュータであり、データ記憶部124、通信部126を制御する。また、CPUが、RAMの一時記憶機能を利用しつつROMに記憶されているプログラムを実行することで、RANDメッセージ生成部1221、SEED値生成部1222、Hマトリクス計算部1223、パリティ計算部1224、信号加工部1225としての機能を備える。なお、これら、各部1221〜1225の機能は、特許文献1に開示されている機能と同じでよい。また、これらに加え、制御部122は、Hマトリクス選択部1226も備える。この制御部122は、請求項のセンタ側認証データ作成部に相当する。
RANDメッセージ生成部1221は、レファランス認証ナビゲーションデータ(RAND: Reference Authentication Navigation Data)を意味しており、モニタステーション110から取得する航法メッセージから作成する。
図4にRANDメッセージと航法メッセージとの関係を示す。周知のように、航法メッセージはサブフレーム1〜5に分けられ、サブフレーム4、5は、それぞれ、1〜25ページを持つ。そして、各サブフレームはワード1〜10に分けられる。
RANDメッセージは、サブフレーム1のワード2に含まれている経過時間TOW(time of week、請求項の時刻情報に相当)、ワード8〜10に含まれているTOC、AF0、AF1が順番に並んでいる。さらに、その後に、アンチスプーフラグであるAS Flag、衛星番号であるPRN(Pseudo Random Noise)IDが追加されている。なお、図4において、RANDメッセージを構成する各データの後の()内に示す数値は、各データのビット数を意味する。
TOWは6秒ごとに変化するので、TOWとPRNIDを含んでいるRANDメッセージは、どのGPS衛星がいつ送信したかを示すメッセージであると言える。また、TOWが6秒ごとに変化し、また、PRNIDを含んでいるので、モニタステーション110が受信したGPS衛星2ごと、かつ、6秒ごとにRANDメッセージを生成する。
SEED値生成部1222は、PCクロックを入力として唯一のSEED値を生成する。たとえば、PCクロックを入力として乱数を発生させることで、SEED値を生成する。なお、本実施形態におけるSEED値は36ビットとする。
Hマトリクス計算部1223は、SEED値生成部1222が生成したSEED値を使い、このSEED値に一対一に対応するHマトリクスを計算する。このHマトリクスは請求項の暗号キーに相当する。また、SEED値が決まればHマトリクスを作成することができるので、SEED値は請求項のキー作成データに相当する。Hマトリクスとしては、周知のハッシュ関数を用いればよく、例えばLDPC(Low Density Parity Check)符号化を行うためのパリティ検査行列を用いればよい。さらに、パリティ検査行列から決定される生成行列を用いてもよい。
パリティ計算部1224は、RANDメッセージ生成部1221が作成したRANDメッセージ、Hマトリクス計算部1223が計算したHマトリクスに基づいて、パリティデータを計算する。すなわち、このHマトリクスをRANDメッセージに乗じることで、パリティデータを計算する。
信号加工部1225は、パリティ計算部1224が計算したパリティデータ、および、その計算に使用したRANDメッセージを、QZS衛星3に送信させる航法メッセージに挿入する。そして、挿入済みの航法メッセージをマスタコントロールステーション130に送る。
さらに、信号加工部1225は、信号の挿入に合せて、パリティ計算部1224が計算したパリティデータ、パリティデータの計算に用いたRANDメッセージ、Hマトリクス、そのHマトリクスの計算に用いたSEED値をデータ記憶部124に記憶する。
この信号加工部1225は、RANDメッセージ生成部1221がRANDメッセージを生成するごとに、RANDメッセージとパリティデータをQZS衛星3に送信させる航法メッセージに挿入する。よって、SEED値生成部1222、Hマトリクス計算部1223、パリティ計算部1224も、RANDメッセージ生成部1221がRANDメッセージを生成するごとに、処理を実行する。
Hマトリクス選択部1226は、車載機200から送信されてきたPRNID、TOW、公開キーを通信部126が受信したときは、データ記憶部124に記憶されているHマトリクスから、受信したPRNID、TOWに対応するHマトリクスを選択する。そして、選択したHマトリクスを公開キーで暗号化し、暗号化したHマトリクスを、PRNIDなどを送信した車載機200へ送信する。
また、路側機300から送信されてきたPRNID、TOW、公開キーを通信部126が受信したときは、データ記憶部124に記憶されているHマトリクスおよびパリティデータから、受信したPRNID、TOWに対応するHマトリクスおよびパリティデータを選択する。そして、選択したHマトリクスおよびパリティデータを公開キーで暗号化し、暗号化したHマトリクスおよびパリティデータを、PRNIDなどを送信した路側機300へ送信する。
通信部126は、車載機200が備える通信部210、および、路側機300が備える通信部310と通信する。
マスタコントロールステーション130は、信号加工部1225が生成した航法メッセージをQZS衛星3に送信する。
QZS衛星3は、マスタコントロールステーション130から受信した航法メッセージを地上に向けて放送する。
<車載機200の構成>
QZS衛星3が放送した航法メッセージは、車載機200の衛星受信部230に受信される。この車載機200は、衛星受信部230の他に、通信部210、制御部220を備える。
通信部210は、受信部211と送信部212を備える。受信部211は、請求項のキー受信部に相当し、送信部212は請求項の端末側送信部に相当する。通信部210は、狭域通信機能と広域通信機能を備えている。狭域通信機能は、たとえば、通信距離が数百メートルである。広域通信機能は、通信距離がたとえば数キロメートルであり、公衆通信回線網の基地局と通信を行うことにより、公衆通信回線網の通信圏内の他の通信機器と通信することができる。狭域通信機能により、路側機300の通信部310と通信し、広域通信機能により、認証センタ120の通信部126と通信する。
衛星受信部230は、請求項の端末側衛星受信部に相当し、GPS衛星2、QZS衛星3が送信する電波を一定周期で受信する。
制御部220は、CPU、ROM、RAM等を備えたコンピュータであり、通信部210、衛星受信部230を制御する。また、CPUが、RAMの一時記憶機能を利用しつつROMに記憶されているプログラムを実行することで、図5に示す処理を実行する。
図5に示す処理は、衛星受信部230が4つ以上のGPS衛星2からGPS電波を受信するごとに実行する。4つ以上としているのは、現在位置を算出するには、4つ以上のGPS衛星2からGPS電波を受信する必要があるからである。
ステップS2では、GPS電波に基づいて現在位置を算出する。ステップS4では、航法メッセージ認証処理を実行する。この処理の詳細は図6に示す。
ステップS42では、QZS衛星3から受信した航法メッセージを、受信部211から取得する。
ステップS44では、ステップS42で取得した航法メッセージから、現在位置の算出に用いた航法メッセージに対応するPRNID、TOW、パリティデータを抽出する。なお、PRNID、TOWは、現在位置の算出に用いた航法メッセージから抽出してもよい。
ステップS46では、ステップS44で抽出したPRNIDとTOWを公開キーとともに、送信部212から認証センタ120へ送信する。前述したように、認証センタ120は、このPRNIDとTOWより定まるHマトリクスを、公開キーにより暗号化して車載機200へ送信する。
ステップS48では、認証センタ120から送信された、暗号化されたHマトリクスを受信部211から取得する。ステップS50では、ステップS48で取得した、暗号化されたHマトリクスを秘密キーで復号する。
ステップS52では、ステップS46で送信したPRNIDと同じPRNIDを航法メッセージに含んでいるGPS電波から、RANDメッセージを作成する。
ステップS54では、ステップS52で作成したRANDメッセージと、ステップS50で復号したHマトリクスとから、比較パリティデータを作成する。ここで作成した比較パリティデータが、請求項の端末作成認証データに相当し、このS54は請求項の端末側認証データ作成部に相当する。
続いて請求項の認証判断部に相当するステップS56〜S60を実行する。ステップS56では、ステップS54で作成した比較パリティデータと、ステップS44で抽出したパリティデータが一致するか否かを判断する。
ステップS50で復号したHマトリクスは、認証センタ120がパリティデータの作成に使用したHマトリクスと同じである。そして、認証センタ120のパリティ計算部1224は、このHマトリクスとRANDメッセージとに基づいてパリティデータを計算している。
よって、ステップS54で作成した比較パリティデータが、ステップS44で抽出したパリティデータと一致する場合、ステップS52で作成したRANDメッセージが、認証センタ120が作成したRANDメッセージと同じであると考えることができる。そこで、ステップS54で作成した比較パリティデータと、ステップS44で抽出したパリティデータとが一致する場合、ステップS58に進み、認証成立とする。一方、2つのパリティデータが一致しない場合、ステップS60に進み、認証不成立とする。
説明を図5に戻す。ステップS4を実行した後は、請求項認証済み作成部に相当するステップS6〜S10を実行する。ステップS6では、航法メッセージ認証処理の処理結果が、認証成立であったか否かを判断する。
この判断がNo、すなわち、認証不成立である場合には、図4の処理を終了する。一方、ステップS6の判断がYesの場合には、ステップS8に進む。
ステップS8では、位置情報の送信が必要であるか否かを判断する。位置情報の送信が必要である場合としては、たとえば、路側機300の通信部310から位置情報の要求信号を受信した場合などがある。また、一定の送信周期で位置情報を送信するようにしてもよい。ステップS8の判断がNoである場合には、図4の処理を終了する。一方、ステップS8の判断もYesとなった場合にはステップS10へ進む。
ステップS10では、認証センタ120が作成したデータであるHマトリクスと、パリティデータとを入力キーとしてハッシュ関数からハッシュ値を作成する。このハッシュ値は請求項の認証済みデータに相当する。
ステップS12では、ステップS1で算出した現在位置を示す位置情報、ステップS8で作成したハッシュ値、ステップS44で抽出したPRNID、TOWを、送信部212から路側機300の通信部310に送信する。
<路側機300の処理>
路側機300の制御部320は、周期的に、路側機300の周囲に位置情報の送信を要求する要求信号を送信する。この要求信号を車載機200が受信した場合、前述のように、車載機200は、位置情報、ハッシュ値等を送信する。
路側機300の通信部310が、車載機200から位置情報、ハッシュ値等を受信した場合、路側機300の制御部320は図7に示す処理を実行する。
ステップS70では、通信部310が受信した位置情報、ハッシュ値、PRNID、TOWを通信部310から取得する。このステップS70は請求項の端末データ取得部に相当する。
ステップS72では、ステップS70で取得したPRNIDとTOWを公開キーとともに、通信部310から認証センタ120へ送信する。なお、この公開キーは路側機300が独自に記憶している公開キーであり、車載機200が認証センタ120へ送信する公開キーとは異なるキーである。
前述したように、認証センタ120は、このPRNIDとTOWより定まるHマトリクスおよびパリティデータを、公開キーにより暗号化して路側機300へ送信する。これらHマトリクスおよびパリティデータは、ハッシュ値を作成するための入力キーである。
ステップS74では、認証センタ120から送信された、暗号化されたHマトリクスおよびパリティデータを、通信部310から取得する。このステップS74は請求項のキー取得部に相当する。
ステップS76では、ステップS74で取得した、暗号化されたHマトリクスおよびパリティデータを秘密キーで復号する。
ステップS78では、ステップS76で復号したHマトリクスおよびパリティデータを入力キーとして、正規の車載機200が使用するものとして予め記憶しているハッシュ関数から比較ハッシュ値を作成する。この比較ハッシュ値は請求項の認証済み比較データに相当し、ステップS78は請求項の比較データ作成部に相当する。
続いて、請求項の端末判断部に相当するステップS80〜S84を実行する。ステップS80では、ステップS78で作成した比較ハッシュ値と、ステップS70で取得したハッシュ値が一致するか否かを判断する。
2つのハッシュ値が一致する場合、車載機200が送信したハッシュ値も、認証センタ120が作成したHマトリクスを入力キーとしていると考えることができる。そこで、2つのハッシュ値が一致する場合、ステップS82に進み、位置情報、ハッシュ値等を送信した車載機200は正規車載機であるとする。一方、2つのハッシュ値が一致しない場合、ステップS84に進み、位置情報、ハッシュ値等を送信した車載機200は不正車載機であるとする。
<実施形態1のまとめ>
以上、説明した実施形態1によれば、車載機200は、GPS衛星2から受信した衛星電波に含まれている航法メッセージの認証を行っている(S4)。この認証のために、認証センタ120がパリティデータの作成に用いたHマトリクスを認証センタ120から取得している(S48)。そして、認証ができた場合には、認証センタ120から取得したHマトリクスを用いて、認証済みであることを示すためにハッシュ値を作成して(S10)、位置情報とともにそのハッシュ値を送信している(S12)。
このように、車載機200は、認証済みであることを示すデータであるハッシュ値を、認証センタ120から取得したHマトリクスを用いて作成して位置情報とともに送信する。これにより、自身が、認証センタ120との間の通信が可能な、認証センタ120から信頼された正規車載機であることを証明することができる。
また、そのハッシュ値を作成するためのHマトリクスは、自身が受信した衛星電波に含まれている航法メッセージを認証するために認証センタ120から取得したものである。よって、ハッシュ値を作成するためのデータを別途、認証センタ120から取得する必要がないので、ハッシュ値を作成する処理を簡単にすることができる。
また、Hマトリクスそのものを送信するのではなく、Hマトリクスからハッシュ関数を用いて作成したハッシュ値を送信している。ハッシュ関数は不可逆の一方向関数であることから、Hマトリクスが第三者に知られてしまうことも抑制できる。
位置情報とともにハッシュ値を受信した路側機300は、自身も認証センタ120からHマトリクスを取得し、また、パリティデータも取得する(S74)。これらHマトリクス、パリティデータと、正規の車載機200が使用するものとして予め記憶しているハッシュ関数から比較ハッシュ値を作成する(S78)。この比較ハッシュ値と、車載機200から取得したハッシュ値とを比較することで、位置情報を送信した車載機200が正規車載機であるか否かを判断することができる。
<実施形態2>
次に、実施形態2を説明する。なお、この実施形態2以下の説明において、それまでに使用した符号と同一番号の符号を有する要素は、特に言及する場合を除き、それ以前の実施形態における同一符号の要素と同一である。また、構成の一部のみを説明している場合、構成の他の部分については先に説明した実施形態を適用することができる。
実施形態2では、路側機300Aは、図8に示すように、衛星受信部330を備える。この衛星受信部330は請求項の取得装置側衛星受信部に相当する。また、実施形態2では、制御部320Aの処理が、実施形態1の制御部320と一部相違する。この制御部320Aの処理を図9、図10を用いて説明する。制御部320Aは、図9に示す処理を一定のGPS電波取得周期で実行し、図10に示す処理も、一定周期で実行する。
図9は、車載機200から位置情報等を取得する前に行う事前処理である。この図9から説明する。ステップS90では、衛星受信部330が受信したGPS電波に含まれている航法メッセージを、衛星受信部330から取得する。衛星受信部330が複数のGPS衛星2からGPS電波を受信した場合、衛星受信部330が受信したすべてのGPS電波についての航法メッセージを取得する。
請求項の電波情報抽出部に相当するステップS92では、ステップS90で取得したすべての航法メッセージから、PRNIDとTOWを抽出する。
請求項の電波情報送信処理部に相当するステップS94では、ステップS92で抽出したPRNIDとTOWを公開キーとともに、通信部310から認証センタ120へ送信する。認証センタ120は、このPRNIDとTOWより定まるHマトリクス、パリティデータを、公開キーにより暗号化して路側機300へ送信する。
ステップS96では、認証センタ120から送信された、暗号化されたHマトリクスおよびパリティデータを、通信部310から取得する。
ステップS98では、ステップS96で取得した、暗号化されたHマトリクスおよびパリティデータを秘密キーで復号する。
ステップS100では、ステップS98で復号したHマトリクスおよびパリティデータを入力キーとして、正規の車載機200が使用するものとして予め記憶しているハッシュ関数から比較ハッシュ値を作成する。この比較ハッシュ値は、衛星受信部330が受信したすべてのGPS電波について作成することになる。
ステップS102では、比較ハッシュ値テーブルを作成する。この比較ハッシュ値テーブルは、ステップS100で作成した比較ハッシュ値と、その比較ハッシュ値の作成に用いたHマトリクス、パリティデータを取得するために認証センタ120へ送信したPRNID、TOWとの対応関係を示すテーブルである。
次に、図10を説明する。ステップS110では、車載機200が図5のステップS12を実行することにより送信する位置情報等のデータを、通信部310が受信したか否かを判断する。この判断がNoであれば図10の処理を終了する。一方、ステップS110の判断がYesであればステップS112へ進む。
ステップS112では、通信部310が車載機200から受信した位置情報、ハッシュ値、PRNID、TOWを取得する。
続いて、請求項の端末判断部に相当するステップS114〜S120を実行する。ステップS114では、図9の事前処理で作成した比較ハッシュ値テーブルに、ステップS112で取得したPRNID、TOWがある場合、そのPRNID、TOWに対応する比較ハッシュ値を、今回の比較に用いる比較ハッシュ値に決定する。なお、図9の事前処理では、衛星受信部230が受信したすべてのGPS電波についての比較ハッシュ値を作成している。そのため、比較ハッシュ値テーブルには、ステップS112で取得したPRNID、TOWに対応するハッシュ値が含まれている可能性が高い。しかし、路側機300の周辺の電波遮蔽物の位置、大きさによっては、車載機200の衛星受信部230が受信した衛星電波を、路側機300の衛星受信部330が受信できないこともある。この場合には、ステップS112で取得したPRNID、TOWに対応するハッシュ値が比較ハッシュ値テーブルに含まれていない。ステップS112で取得したPRNID、TOWに対応するハッシュ値が比較ハッシュ値テーブルに含まれていない場合には、図7のステップS72〜S78の処理を実行して比較ハッシュ値を作成する。
ステップS116では、ステップS112で取得したハッシュ値と、ステップS114で決定した比較ハッシュ値が一致するか否かを判断する。
2つのハッシュ値が一致する場合、ステップS118に進み、位置情報、ハッシュ値等を送信した車載機200は正規車載機であるとする。一方、2つのハッシュ値が一致しない場合、ステップS120に進み、位置情報、ハッシュ値等を送信した車載機200は不正車載機であるとする。
<実施形態2のまとめ>
以上、説明した実施形態2によれば、路側機300は衛星受信部230を備えているので、この路側機300の周囲に存在しており、ハッシュ値を路側機300に送信する可能性がある車載機200と同じGPS衛星2から衛星電波を受信することができる。
実施形態1では、車載機200からPRNID、TOWを受信し、そのPRNID、TOWを認証センタ120に送信してHマトリクス、パリティデータを取得していた。しかし、実施形態2では、車載機200と同じGPS衛星2から衛星電波を受信することができる。そこで、車載機200からPRNID、TOWを受信するのを待たずに、衛星受信部330が受信した航法メッセージからPRNID、TOWを抽出する。そして、抽出したPRNID、TOWを認証センタ120に送信してHマトリクス、パリティデータを取得して、比較ハッシュ値テーブルを作成する(図9)。
これにより、車載機200から位置情報等を受信した後は(S110:Yes)、予め作成しておいた比較ハッシュ値テーブルを参照して、車載機200から受信したPRNID、TOWに対応する比較ハッシュ値を決定すればよい(S112、S114)。つまり、車載機200からPRNID、TOWを受信した後に、実施形態1における図7のステップS72〜S78の処理を実行しなくて済む可能性が高いので、迅速に正規車載機かどうかの判断を行うことができる。
特に、路側機300が、車載機200を正規車載機と認定した後に、その認定結果に基づく処理を行う場合であって、車載機200が走行している場合には、迅速に正規車載機かどうかの判断を行う必要性が高い。認定結果に基づく処理としては、たとえば、正規車載機であることを、車載機200に送信する、あるいは、正規車載機と認定したことに基づいて車両走行路に設けられたゲートを開閉するなどの処理がある。実施形態2は、このように、迅速に正規車載機かどうかの判断を行う必要性がある場合に、特に有用である。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、次の変形例も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
<変形例1、2>
たとえば、前述の実施形態では、Hマトリクスとパリティデータをハッシュ関数の入力キーとして、ハッシュ値および比較ハッシュ値を作成していた(認証済み作成部:S10、比較データ作成部:S100)。しかし、これに限られず、ハッシュ関数の入力キーをHマトリクスのみとしてハッシュ値および比較ハッシュ値を作成してもよい(変形例1)。また、暗号キーであるHマトリクスに代えて、キー作成データであるSEED値をハッシュ関数の入力キーとしてハッシュ値および比較ハッシュ値を作成してもよい(変形例2)。
<変形例3>
また、SEED値からHマトリクスが作成できる。そこで、認証済み作成部、比較データ作成部は、キー関連データとしてSEED値を取得しても、そのSEED値をそのまま入力キーとせず、SEED値からHマトリクスを作成し、そのHマトリクスを入力キーとしてハッシュ値を作成してもよい。
<変形例4>
また、認証済み作成部、比較データ作成部は、ハッシュ値を認証済みデータ、認証済み比較データとせず、そのハッシュ値の作成に用いたHマトリクスやSEED値を認証済みデータ、認証済み比較データとしてもよい。
<変形例5>
実施形態2では、衛星受信部330が受信したすべてのGPS電波についての比較ハッシュ値を作成していたが、衛星受信部330が受信したGPS電波のうちの一部についての比較ハッシュ値を作成してもよい。たとえば、良好に受信できる予め設定された数のGPS衛星2から受信したGPS電波に限定して、比較ハッシュ値を作成してもよい。
<変形例6>
前述の実施形態では、位置情報取得装置として路側機300、300Aを説明したが、これに限られない。位置情報取得装置は、有料駐車場や有料道路の不正利用を取り締まる取り締まり車両に搭載されるなど、移動型の装置であってもよい。
<変形例7>
前述の実施形態では、測位端末として車載機200を説明したが、これに限られない。測位端末は、人に携帯される携帯型の端末や、車以外の移動体に搭載される端末であってもよい。
1:位置情報認証システム、 2:GPS衛星、 3:QZS衛星、 100:認証センタ装置、 110:モニタステーション装置、 120:認証センタ処理装置、 122:制御部、 124:データ記憶部、 126:通信部、 130:マスタコントロールステーション装置、 200:車載機、 210:通信部、 211:受信部、 212:送信部、 220:制御部、 230:衛星受信部、 300:路側機、 300A:路側機、 310:通信部、 320:制御部、 320A:制御部、 330:衛星受信部、 1221:RANDメッセージ生成部、 1222:SEED値生成部、 1223:Hマトリクス計算部、 1224:パリティ計算部、 1225:信号加工部、 1226:Hマトリクス選択部

Claims (6)

  1. 航法メッセージを受信し、受信した航法メッセージが認証できる航法メッセージである場合に、その航法メッセージを用いて算出した現在位置を示す位置情報を外部に無線送信する測位端末(200)と、
    前記測位端末が認証に用いるセンタ作成認証データを送信する通信衛星(3)に、そのセンタ作成認証データを送信する認証センタ装置(100)と、
    前記測位端末が無線送信した位置情報を受信する位置情報取得装置(300、300A)とを備えた位置情報認証システム(1)であって、
    前記認証センタ装置は、
    航法衛星システムが備える航法衛星から航法メッセージを含んでいる衛星電波を受信するセンタ側衛星受信部(110)と、
    暗号キーを作成し、その暗号キーと前記センタ側衛星受信部が受信した衛星電波に含まれている航法メッセージとに基づいて、前記センタ作成認証データを作成するセンタ側認証データ作成部(122)と、
    前記センタ側認証データ作成部が作成したセンタ作成認証データを前記通信衛星に送信する認証データ送信部(130)と、を備え、
    前記測位端末は、
    前記通信衛星から前記センタ作成認証データを受信するとともに、前記航法衛星から前記衛星電波を受信する端末側衛星受信部(230)と、
    前記認証センタ装置から、前記暗号キーまたはその暗号キーを作成することができるキー作成データのいずれかであるキー関連データを受信するキー受信部(211)と、
    前記キー受信部が受信したキー関連データと、前記端末側衛星受信部が受信した衛星電波から抽出した航法メッセージとに基づいて端末作成認証データを作成する端末側認証データ作成部(S54)と、
    前記センタ作成認証データと前記端末作成認証データとを比較し、一致している場合に前記端末側衛星受信部が受信した衛星電波に含まれている航法メッセージが認証できたと判断する認証判断部(S56〜S60)と、
    前記キー受信部が前記認証センタ装置から受信した前記キー関連データに基づいて、前記端末側衛星受信部が受信した衛星電波に含まれている航法メッセージが認証できたことを示す認証済みデータを作成する認証済み作成部(S6〜S10)と、
    前記航法メッセージに基づいて算出した前記位置情報とともに、前記認証済み作成部が作成した認証済みデータを送信する端末側送信部(212)とを備え、
    前記位置情報取得装置は、
    前記端末側送信部が送信した前記位置情報および前記認証済みデータを通信部から取得する端末データ取得部(S70、S112)と、
    前記通信部を介して、前記認証センタ装置から前記キー関連データを取得するキー取得部(S74、S96)と、
    前記キー取得部が取得したキー関連データに基づいて、前記認証済みデータと比較するための認証済み比較データを作成する比較データ作成部(S78、S100、S102)と、
    前記端末データ取得部が取得した認証済みデータと前記比較データ作成部が作成した認証済み比較データとを比較し、一致している場合に、前記測位端末は正規の測位端末であると判断する端末判断部(S80〜S84、S114〜S120)とを備えることを特徴とする位置情報認証システム。
  2. 請求項1において、
    前記認証済み作成部は、前記キー受信部が受信した前記キー関連データを用いて、ハッシュ関数により前記認証済みデータを作成することを特徴とする位置情報認証システム。
  3. 請求項2において、
    前記認証済み作成部は、前記端末作成認証データを、前記キー受信部が受信した前記キー関連データとともに用いて、前記ハッシュ関数により前記認証済みデータを作成することを特徴とする位置情報認証システム。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項において、
    前記位置情報取得装置(300A)は、
    前記航法衛星から前記衛星電波を受信する取得装置側衛星受信部(330)と、
    前記取得装置側衛星受信部が受信した衛星電波から衛星番号および時刻情報を抽出する電波情報抽出部(S92)と、
    前記電波情報抽出部が抽出した衛星番号および時刻情報を周期的に前記通信部から前記認証センタへ送信させる電波情報送信処理部(S94)とを備え、
    前記キー取得部(S96)は、前記通信部が前記衛星番号および時刻情報を前記認証センタに送信したことに基づいて認証センタから送信される前記キー関連データを、前記通信部から取得し、
    前記比較データ作成部(S100、S102)は、前記認証済み比較データを作成することに加えて、前記認証済み比較データと、前記衛星番号および時刻情報との対応関係を、前記認証済みデータを受信する前に予め決定しておき、
    前記端末判断部(S114〜S120)は、前記端末データ取得部が取得した衛星番号および時刻情報と前記対応関係に基づいて定まる認証済み比較データがある場合に、その認証済み比較データを、前記端末データ取得部が取得した認証済みデータと比較することを特徴とする位置情報認証システム。
  5. 航法メッセージを受信し、受信した航法メッセージが認証できる航法メッセージである場合に、その航法メッセージを用いて算出した現在位置を示す位置情報を外部に無線送信する測位端末(200)であって、
    認証センタ装置が作成し、前記測位端末における認証に用いるために通信衛星に送信したセンタ作成認証データを通信衛星から受信するとともに、航法衛星システムが備える航法衛星から航法メッセージを含んでいる衛星電波を受信する端末側衛星受信部(230)と、
    前記認証センタ装置から、前記センタ作成認証データを作成するための暗号キーまたはその暗号キーを作成することができるキー作成データのいずれかであるキー関連データを受信するキー受信部(211)と、
    前記キー受信部が受信したキー関連データと、前記端末側衛星受信部が受信した衛星電波から抽出した航法メッセージとに基づいて端末作成認証データを作成する端末側認証データ作成部(S54)と、
    前記センタ作成認証データと前記端末作成認証データとを比較し、一致している場合に前記端末側衛星受信部が受信した衛星電波に含まれている航法メッセージが認証できたと判断する認証判断部(S56〜S60)と、
    前記キー受信部が前記認証センタ装置から受信した前記キー関連データに基づいて、前記端末側衛星受信部が受信した衛星電波に含まれている航法メッセージが認証できたことを示す認証済みデータを作成する認証済み作成部(S6〜S10)と、
    前記航法メッセージに基づいて算出した前記位置情報とともに、前記認証済み作成部が作成した認証済みデータを送信する端末側送信部(212)とを備えることを特徴とする測位端末。
  6. 航法メッセージを受信し、受信した航法メッセージが認証できる航法メッセージである場合に、その航法メッセージを用いて算出した現在位置を示す位置情報および受信した航法メッセージが認証できたことを示す認証済みデータを外部に無線送信する測位端末(200)から、前記位置情報および前記認証済みデータを受信する位置情報取得装置(300、300A)であって、
    前記測位端末が送信した前記位置情報および前記認証済みデータを通信部から取得する端末データ取得部(S70、S112)と、
    前記通信部を介して、認証センタ装置から、前記測位端末が認証に用いるセンタ作成認証データを作成するために前記認証センタ装置が用いた暗号キーまたはその暗号キーを作成することができるキー作成データのいずれかであるキー関連データを取得するキー取得部(S74、S96)と、
    前記キー取得部が取得したキー関連データに基づいて、前記認証済みデータと比較するための認証済み比較データを作成する比較データ作成部(S78、S100、S102)と、
    前記端末データ取得部が取得した認証済みデータと前記比較データ作成部が作成した認証済み比較データとを比較し、一致している場合に、前記測位端末は正規の測位端末であると判断する端末判断部(S80〜S84、S114〜S120)とを備えることを特徴とする位置情報取得装置。
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