JP4644018B2 - 位置認証方法、移動体端末および制御局 - Google Patents

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Description

本発明は、移動体端末で得られた測位結果の認証に関する。
近年、携帯電話や車載端末装置などの移動体端末において、GPS(Global Positioning System)などを利用して自己の位置およびその時刻を特定する測位技術が、多く取り入れられている。
そして、カーナビゲーションやマンナビゲーションなど、その移動体端末の利用者のみが自己の位置やその時刻を知りたい場合は、単にその測位技術を使用すればよく、特に問題は起きない。
しかし、車両などにより製品を運搬するときや、交通事故現場などにおいては、測位技術によってその位置(場所)と時刻を特定するだけでなく、それらの情報が改ざんされていないことを保証する必要があり、そのためには、第三者による認証が必要となる。
そこで、たとえば、特許文献1では、移動体端末(利用者端末)が、時刻を証明したい情報をネットワーク経由でセンタ局(時間情報設定装置)に送信し、そして、センタ局が、その情報と事前に予期できない情報(株価情報、気象衛星の雲の画像など)を連結してさらに電子署名を施すことで、情報の時刻証明を行う技術が開示されている。
また、特許文献2では、移動体端末(携帯機器)が、位置・時刻情報にデジタル署名を施してセンタ局(サーバ装置)に送信することで、位置・時刻情報の改ざんなどを防止または検知することができる技術が開示されている。
特開2002−215825号公報(段落0016〜0021、図1) 特開2004−80125号公報(段落0011〜0013、図4)
しかしながら、前記のいずれの技術においても、位置と時刻に関する情報の認証を受けたいときには、その情報をすぐにセンタ局に送信しなければ、認証を受けたことにならなかった。
つまり、事後に前の時刻(たとえば1時間前)に関する情報の認証を受けようとしても、その情報が本当にその前の時刻の情報なのか改ざんなどによる情報なのかを判別することができなかった。
したがって、移動体端末の利用者がセンタ局との通信エリア外(山間部など)にいるときや、移動体端末の通信装置部分が故障してしまっているときには、位置と時刻に関する情報の認証を受けることができなかった。
そこで、本発明は、前記問題点に鑑みてなされたものであり、移動体端末が自己の位置情報とそのときの時刻情報を得た場合に、それらをすぐにセンタ局に送信しなくても、後からでもその認証を受けることができる技術を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明は、測位情報配信手段からの測位情報に基づいて自己の位置を測位する移動体端末の測位結果に対して認証を与える測位結果認証方法であって、認証のための情報である認証用情報を時刻と対応付けて作成する制御局が、前記認証用情報を前記測位情報配信手段に送信するステップと、前記測位情報配信手段が、時刻情報と当該測位情報配信手段の位置に関する情報を含んでなる前記測位情報及び前記受信した認証用情報を併せて送信するステップと、前記移動体端末が、前記併せて送信された測位情報及び認証用情報を受信し、この受信した情報のうち前記測位情報に基づき自己の位置を測位するステップと、前記移動体端末が、前記測位した自己の位置を位置情報として、その測位の時刻を時刻情報として記憶し、また、合わせて認証用情報を記憶するステップと、前記移動体端末が、前記記憶した位置情報と時刻情報、および、前記認証用情報を任意のタイミングで前記制御局に送信するステップと、前記制御局が、受信した前記位置情報と前記時刻情報が正当か否かの認証を行うステップと、を備えたことを特徴とする。その他の手段については、発明を実施するための最良の形態において後記する。
本発明によれば、移動体端末が自己の位置情報とそのときの時刻情報を得た場合に、それらをすぐにセンタ局に送信しなくても、後からでもその認証を受けることができる。
本発明に係る位置認証システムの3つの実施形態について、適宜図面を参照しながら説明する。
<第1実施形態>
図1を参照しながら、第1実施形態の位置認証システムの全体構成について説明する。第1実施形態は、情報認証センタ1で行った移動体端末4の位置情報と時刻情報に関する認証結果を、移動体端末4自身が受信するものである。
図1は、位置認証システムの全体構成を表わした図である。位置認証システム1000は、情報認証センタ1、測位情報配信センタ2、衛星(測位情報配信手段)3および移動体端末4を含んで構成される。
情報認証センタ1は、移動体端末4の位置と時刻の認証に関する種々の処理などを行うところで、各種のコンピュータやサーバを含んで構成され、測位情報配信センタ2と有線通信、移動体端末4と無線通信を行うことができる。
測位情報配信センタ2は、衛星3に対して、衛星3の位置を含んだ測位情報などを無線送信するところであり、各種のコンピュータやサーバを含んで構成される。
なお、この情報認証センタ1と測位情報配信センタ2をあわせたものが特許請求の範囲の制御局に対応するが、この情報認証センタ1と測位情報配信センタ2は必ずしも別々である必要はなく、一体であってもよい。
また、以下で用いる「測位情報」とは、移動体端末4が自己の位置を特定するために直接的または間接的に必要な情報のことである。
衛星3は、測位情報配信センタ2から得た自己(衛星3)の最新の軌道情報や補正情報(電離層状態に依存する電波の伝播遅延時間に関する情報など)に基づいて、移動体端末4に対して測位情報(衛星3の位置情報と時刻情報)などを無線送信(配信)するものであり、たとえば、準天頂衛星(サービスエリアの天頂付近に常に少なくとも1機の衛星を配置できる準天頂衛星システムにおける衛星)が挙げられる。
移動体端末4は、最低3基(移動体端末4の内部時計の誤差を考慮すると最低4基)の衛星3あるいはGPS衛星(不図示)から無線送信されてくる測位情報に基づいて自己の位置を測定するものである。移動体端末4は、たとえば、PDA(Personal Digital Assistance:携帯情報端末)、携帯電話、PHS(Personal Handyphone System)、車載端末装置などが挙げられ、また、情報認証センタ1と無線通信を行うことができる。
次に、図2を参照しながら、位置認証システムの各構成の機能について説明する。図2は、位置認証システムの各構成の機能を表わすブロック図である。
情報認証センタ1は、認証鍵生成部101、認証鍵送信部102、データベース部103、測位認証情報受信部104、認証処理部105、認証結果記憶部106、認証結果送信部107、認証結果送信要求受信部108および認証結果利用者判別部109を含んで構成される。
認証鍵生成部101は、時間の経過とともに(たとえば1時間ごとに)異なった認証鍵(認証用情報)を生成するものであるが、必要とされるセキュリティのレベルに応じて、長期間に渡って同じ認証鍵(認証用情報)を生成するようにしてもよい。
この認証鍵は、測位情報とともに測位情報配信センタ2から衛星3を介して移動体端末4に送信されるものであり、経時的に変更されていることで測位情報の生成時刻を保証するものなので、単なるデータの一種であってもよいが、移動体端末4から情報認証センタ1に情報送信を行う場合も考慮するとセキュリティを高めるために暗号鍵であることが望ましい。
そして、この認証鍵が暗号鍵である場合は、たとえば、楕円曲線暗号やRSA(Rivest,Shamir,Adleman)暗号などの公開鍵暗号方式における公開鍵であることが望ましいが、DES(Data Encryption Standard)やAES(Advanced Encryption Standard)などの共通鍵暗号方式による共通鍵などであってもよい。
認証鍵送信部102は、認証鍵生成部101で生成した認証鍵を測位情報配信センタ2に送信するものである。
データベース部103は、認証鍵生成部101で生成した認証鍵(認証鍵が公開鍵である場合はそれに対応する秘密鍵も)とそのときの時刻情報を認証鍵1031と時刻情報1032として関連付けて記憶し、また、各移動体端末4が保有する固有暗号鍵(後記)に対応する固有復号鍵1033を各移動体端末ID(Identification)1034と関連付けて記憶するものである。
測位認証情報受信部104は、移動体端末4から、認証を受けたい位置情報、あるいは暗号化位置情報などを受信するものである。
認証処理部105は、測位認証情報受信部104から受信した移動体端末4の位置情報や暗号化位置情報などに関して、データベース部103を参照することで認証を行うものである。
認証結果記憶部106は、認証処理部105による認証結果を記憶するものである。
認証結果送信部107は、認証結果記憶部106に記憶した認証結果を移動体端末4(第3実施形態では認証結果利用者6)に送信するものである。
認証結果送信要求受信部108は、移動体端末4や別の装置から認証結果記憶部106に記憶した認証結果の送信要求を受信するものである。
認証結果利用者判別部109は、認証結果送信要求受信部108が受信した認証結果の送信要求が正当な権限のある装置からのものか否かを判別するものである。
測位情報配信センタ2は、認証鍵受信部201、測位情報生成部202、多重化部203および測位認証情報送信部204を含めて構成される。
認証鍵受信部201は、認証鍵送信部102が送信する認証鍵を受信するものである。
測位情報生成部202は、たとえば、衛星3の最新の軌道情報や前記した補正情報などの測位情報を生成するものである。そして、移動体端末4は、3基または4基の衛星3あるいはGPS衛星(不図示)から、測位情報(GPS衛星あるいは衛星3の位置情報と時刻情報)を受信し、演算することで、自己の位置を算出できるのである。
また、測位情報生成部202で生成する測位情報は、衛星3の内部時計302(後記)の時刻を補正する内容を含んでいてもよい。
多重化部203は、認証鍵受信部201から受信した認証鍵と測位情報生成部202から受信した測位情報を多重化するものである。
測位認証情報送信部204は、多重化部203で多重化した認証鍵と測位情報を衛星3に対して無線送信するものである。
衛星3は、受信部301、内部時計302、時刻情報付与部303および送信部304を含んで構成される。
受信部301は、測位認証情報送信部204が送信する認証鍵と測位情報を受信するものである。
内部時計302は、正確な時刻を計測するためのものであり、たとえば、セシウム原子を使用した原子時計が望ましいが、ルビジウム原子や水素原子を使用した原子時計、あるいは、原子時計以外の時計であってもよい。
時刻情報付与部303は、受信部301が受信した認証鍵と測位情報を送信部304から移動体端末4に送信するときに、内部時計302を参照することによって、そのときの時刻を時刻情報として付与するものである。
送信部304は、認証鍵、測位情報および時刻情報を移動体端末4に送信するものである。
移動体端末4は、測位認証情報受信部401、測位情報処理部402、測位認証情報記憶部403、固有暗号鍵記憶部404、暗号化部405、測位認証情報送信部406、認証結果受信部407、認証結果記憶部408および認証結果送信部409を含んで構成される。
測位認証情報受信部401は、送信部304が送信する測位情報と認証鍵を受信するものである。
測位情報処理部402は、測位認証情報受信部401が受信した測位情報から、移動体端末4の位置情報とそのときの時刻情報を算出するものである。なお、この位置情報と時刻情報を認証以外に使用する場合は、測位情報処理部402から当該使用に関わる手段(不図示)に直接送信すればよい。
測位認証情報記憶部403は、測位認証情報受信部401が受信した測位情報と認証鍵、および、測位情報処理部402が算出した移動体端末4の位置情報と時刻情報を記憶するものである。
固有暗号鍵記憶部404は、各移動体端末4ごとの固有暗号鍵(固有復号鍵1033に対応するもの)を記憶するものである。なお、この固有暗号鍵は、移動体端末4のIC(Integrated Circuit)チップに埋め込むなどして、外部からは容易に知ることができないようにしておくことが望ましい。
暗号化部405は、測位認証情報記憶部403に記憶された位置情報を、測位認証情報記憶部403に記憶された認証鍵、および、固有暗号鍵記憶部404に記憶された固有暗号鍵によって暗号化するものである。なお、暗号化部405は、位置情報を、認証鍵と固有暗号鍵のいずれか片方のみで暗号化するようにしてもよい。
測位認証情報送信部406は、測位認証情報記憶部403に記憶された時刻情報(測位情報処理部402が算出したほう)、および、暗号化部405で暗号化した位置情報を測位認証情報受信部104に送信するものである。
認証結果受信部407は、認証結果送信部107が送信する認証結果を受信するものである。
認証結果記憶部408は、認証結果受信部407が受信した認証結果を記憶するものである。
認証結果送信部409は、認証結果記憶部408に記憶した認証結果を、必要に応じて他の装置(不図示)に送信するものである。
次に、図3を参照しながら、測位情報配信センタ2から衛星3に送信されるデータについて説明する(適宜図2参照)。図3は、測位認証情報送信部から受信部に送信されるデータの例を示した図である。
送信データ200は、5つのサブフレーム11〜15から構成される。それぞれのサブフレームは、300bitのデータ量であり、最初の8bitが同期用のプリアンプル、次の30bitがTLM(テレメトリ・ワード:メッセージデータなど)、その次の30bitがHOW(ハンドオーバ・ワード:週の初めからの経過時間情報など)により構成される。
そして、サブフレーム11には、HOWの後に、衛星3の内部時計302の時刻を補正するための時刻補正情報と、衛星3の軌道情報などの衛星状態情報が入っている。
サブフレーム12,13には、HOWの後に、定期的(たとえば1時間ごと)に更新される衛星3の軌道情報であるエフェメリスが入っている。
サブフレーム14,15には、HOWの後に、定期的(たとえば1週間ごと)に更新される全衛星の概略軌道情報が入っており、さらに、サブフレーム14には、認証鍵受信部201が認証鍵送信部102から受信した認証鍵が入っている。
なお、認証鍵は、5つのサブフレーム11〜15のうち、入るスペースがあれば、いずれに入れるようにしてもよい。
位置認証システム1000に関し、以上で構成の説明を終わり、以下、動作について説明する。
図4を参照しながら、移動体端末自身が情報認証センタから自己の位置情報の認証結果を受信する場合の動作について説明する(適宜図2参照)。図4は、第1実施形態における位置認証システムの処理を表わすフローチャートである。
まず、情報認証センタ1において、認証鍵生成部101は、認証鍵を生成し(ステップS41)、データベース部103に認証鍵を時刻情報と関連付けて記憶させる。
次に、認証鍵送信部102は、認証鍵生成部101で生成した認証鍵を、測位情報配信センタ2の認証鍵受信部201に送信する(ステップS42)。
そして、多重化部203は、認証鍵受信部201が受信した認証鍵と、測位情報生成部202が生成した軌道情報(測位情報)を多重化する。
その後、測位認証情報送信部204は、多重化部203が多重化した軌道情報と認証鍵を、衛星3の受信部301に送信する(ステップS43)。
なお、ここでは、測位認証情報送信部204から衛星3の受信部301に対して、軌道情報のほかに、補正情報や衛星3の内部時計302の時刻を補正する情報を送信するようにしてもよい。
次に、衛星3において、時刻情報付与部303は、受信部301が受信した軌道情報から演算部(不図示)が算出した自己(衛星3)の位置情報に対して時刻情報を付与することで測位情報とし、送信部304は、その測位情報および認証鍵を、移動体端末4の測位認証情報受信部401に送信する(ステップS44)。
なお、たとえば、ステップS43における測位情報配信センタ2から衛星3への軌道情報(測位情報)と認証鍵の送信を1時間ごとに行い、衛星3がその軌道情報(測位情報)と認証鍵を記憶部(不図示)に記憶し、そして、ステップS44における衛星3から移動体端末4への測位情報および認証鍵の送信を常時(1秒おきなどの短時間間隔で)行うようにしてもよい。
続いて、測位情報処理部402は、測位認証情報受信部401が受信した測位情報から移動体端末4の位置情報とそのときの時刻情報を算出し、測位認証情報記憶部403は、その位置情報と時刻情報、および、測位認証情報受信部401が受信した認証鍵を記憶する(ステップS45)。
ステップS45の時点で、移動体端末4が、情報認証センタ1との通信エリア圏外あるいは通信装置部分の故障などにより、情報認証センタ1と通信を行うことができない状態であったとしても、移動体端末4の使用者は、その後の都合のいい任意のタイミングで移動体端末4を操作することで、測位認証情報記憶部403に記憶された位置情報、時刻情報および認証鍵を、測位認証情報送信部406経由で情報認証センタ1の測位認証情報受信部104に送信することができる(ステップS46)。
なお、この第1実施形態では、暗号化部405において、測位認証情報記憶部403に記憶された位置情報などの暗号化は行わない。
次に、情報認証センタ1の認証処理部105は、データベース部103を参照し、認証鍵1031と時刻情報1032の関連付けから、測位認証情報受信部104が受信した位置情報と時刻情報が正当なデータであるか否かの認証を行う(ステップS47)。
つまり、移動体端末4から情報認証センタ1に送信される位置情報と時刻情報に対して、時間帯ごとに異なっている認証鍵が付与されていることで、情報認証センタ1では、その位置情報と時刻情報が正当であるか否かの判断を高精度で行うこと、すなわち、位置情報や時刻情報の改ざんなどがあったときでもそれを高い可能性で検知することができる。
認証処理部105は、認証結果記憶部106に認証結果を記憶させ、認証結果送信部107は、認証結果記憶部106に記憶された認証結果を移動体端末4の認証結果受信部407に送信する(ステップS48)。
なお、この実施形態では、認証鍵は、移動体端末4において位置情報の暗号化などに使用されていないが、データベース部103で時刻情報と関連付けられたデータであることで、移動体端末4が情報認証センタ1に送信する位置情報と時刻情報の正当性判断に大きく役立っている。
また、衛星3から地上に配信する認証鍵は、各地方ごとに異なったものとし、その認証鍵の違いによって認証を行うようにしてもよい。さらに、衛星3の代わりに地上の擬似衛生などを使用して、それらの擬似衛星などによって異なった認証鍵を使用し、移動体端末4が受け取った認証鍵を特定することで認証を行うようにしてもよい。
また、情報認証センタ1は、この位置認証システム1000によるサービスを受ける移動体端末4の利用者から、たとえば、次のような方法でサービス料金を徴収することができる。それは、情報認証センタ1が、利用者に移動体端末4を供給(販売、貸与など)する際、その供給費用にサービス料金の一部または全部を添加することで事前に徴収する方法である。その他、移動体端末4の供給とは別にサービス料金を徴収する方法としてもよい。
<第2実施形態>
続いて、図5および図6を参照しながら、第2実施形態の位置認証システムについて説明する(適宜図2参照)。第2実施形態は、情報認証センタ1で行った移動体端末4の位置情報と時刻情報に関する認証結果を、移動体端末4を介して認証結果利用者5が受信するものである。
図5は、第2実施形態の位置認証システムの全体構成を表わした図である。位置認証システム1000aにおいて、情報認証センタ1、測位情報配信センタ2、衛星3および移動体端末4の構成は、図1、図2の場合と同様であるので、説明を省略する。
認証結果利用者5は、移動体端末4の位置情報と時刻情報に関する認証結果を利用する者で、たとえば、警察や消防などの公的機関であってもよいし、車検センタや携帯電話会社などの民間会社などであってもよい。認証結果利用者5は、移動体端末4から認証結果を受信するためにコンピュータ、サーバなどの通信機器を備えるが、その詳しい構成などについては図示や説明を省略する。
図6は、第2実施形態における位置認証システムの処理を表わすフローチャートである。なお、ステップS61〜ステップS65は、図4のステップS41〜ステップS45と同様であるので、説明を省略する。
ステップS65の後、移動体端末4の使用者が、情報認証センタ1によって位置情報と時刻情報の認証を受けたい任意のタイミングで移動体端末4を操作することで、暗号化部405は、測位認証情報記憶部403に記憶された位置情報を、測位認証情報記憶部403に記憶された認証鍵により暗号化する(ステップS66)。
次に、測位認証情報送信部406は、暗号化位置情報と時刻情報を、情報認証センタ1に送信する(ステップS67)。ここで、位置情報を暗号化していることで、悪意ある者にこれらの情報を傍受されたとしても、その内容を知られる可能性を低減することができる。
情報認証センタ1において、測位認証情報受信部104は、暗号化位置情報と時刻情報を受信し、認証処理部105は、データベース部103を参照し、時刻情報1032と関連付けられた認証鍵1031(認証鍵が公開鍵である場合はそれに対応する秘密鍵)によって、暗号化位置情報を復号化する(ステップS68)。
次に、認証処理部105は、測位認証情報受信部104が受信した暗号化位置情報がステップS68で正しく復号化できたか否かなどにより、測位認証情報受信部104が受信した暗号化位置情報と時刻情報が正当なデータであるか否かの認証を行う(ステップS69)。
つまり、移動体端末4から情報認証センタ1に送信される位置情報が、時間帯ごとに異なっている認証鍵によって暗号化されており、情報認証センタ1では、その暗号化位置情報が正しく復号化できれば、その位置情報と時刻情報が正当であると判断することができる。
続いて、認証処理部105は、認証結果記憶部106に認証結果を記憶させ、認証結果送信部107は、認証結果記憶部106に記憶された認証結果を移動体端末4の認証結果受信部407に送信する(ステップS70)。
移動体端末4において、認証結果受信部407が認証結果を受信し、認証結果記憶部408がその認証結果を記憶する(ステップS71)。
そして、移動体端末4の使用者は、必要に応じて、認証結果利用者5に対して認証結果記憶部408に記憶した認証結果を提示することができる(ステップS72)。
この提示の方法としては、たとえば、移動体端末4の認証結果送信部409から認証結果利用者5に、認証結果記憶部408に記憶されている認証結果を送信してもよい。また、移動体端末4の使用者が、認証結果が記憶されている認証結果記憶部408(ICチップなど)を、移動体端末4から分離させて物理的に認証結果利用者5に受け渡すようにしてもよい。なお、認証結果記憶部408を移動体端末4から分離するときには、そのことが認証結果記憶部408に記憶されるなど、必ずその分離の痕跡を残すようにしておけば、認証結果記憶部408のデータの改ざんなどの可能性をより低減することができる。
この第2実施形態の適用例としては、たとえば、車載端末装置にこの機能を搭載しておき、車両の走行時に、一定時間ごと、および、所定以上の衝撃を検知したとき(エアバッグ開放時など)に、測位を行うことが挙げられる。そうしておけば、交通事故などが起きたときに、その車両の位置(軌跡)やその時刻を認証することができ、また、信号機システムと照合することで事故時の信号の色も特定することができる。そして、警察や保険会社などは、その認証結果を証拠として利用することができる。
さらに、この機能を有する携帯電話を所持する歩行者が交通事故などに遇ったときにも、同様の認証などを行うことができる。
また、老人や子供が所持する携帯電話にこの機能を搭載しておけば、利用権限のある者(警察や家族など)は、その携帯電話の所持者の位置(軌跡)情報と時刻情報を認証付きで得ることができる。
さらに、出荷する製品などに、この機能を有するタグなどを付しておけば、認証付きの流通履歴を得ることができる。
また、この第2実施形態の変形例として、ステップS65で認証鍵、測位情報および時刻情報を記憶する測位認証情報記憶部403を書換不可能型のICチップとしておき、そのICチップを取り外して情報認証センタ1に運び、情報認証センタ1でそのICチップによるステップS69の認証を行うことが考えられる。そうすれば、ステップS66〜ステップS68を省略することができる。
なお、情報認証センタ1は、この位置認証システム1000aによるサービスを受ける認証結果利用者5から、たとえば、次のような方法でサービス料金を徴収することができる。それは、情報認証センタ1が、認証結果利用者5に認証結果を提供するたびに、サービス料金を徴収する方法である。その他、情報認証センタ1が、認証結果利用者5から期間ごとに定額のサービス料金を徴収するようにしてもよい。
<第3実施形態>
続いて、図7および図8を参照しながら、第3実施形態の位置認証システムについて説明する(適宜図2参照)。第3実施形態は、情報認証センタ1で行った移動体端末4の位置情報と時刻情報に関する認証結果を、認証結果利用者6が情報認証センタ1に問い合わせることによって受信するものである。
図7は、第3実施形態の位置認証システムの全体構成を表わした図である。位置認証システム1000bにおいて、情報認証センタ1、測位情報配信センタ2、衛星3および移動体端末4の構成は、図1、図2の場合と同様であるので、説明を省略する。
認証結果利用者6は、移動体端末4の位置情報と時刻情報に関する認証結果を利用する者で、たとえば、警察などの公的機関であってもよいし、情報収集関連会社などの民間会社などであってもよい。認証結果利用者6は、移動体端末4と通信するためのコンピュータ、サーバなどの通信機器を備えるが、その詳しい構成などについては図示や説明を省略する。
図8は、第3実施形態における位置認証システムの処理を表わすフローチャートである。ステップS81〜ステップS85は、図4のステップS41〜ステップS45と同様であるので、説明を省略する。
ステップS85の後、移動体端末4の使用者が、情報認証センタ1によって位置情報と時刻情報の認証を受けたい任意のタイミングで移動体端末4を操作することで、暗号化部405は、測位認証情報記憶部403に記憶された位置情報を、測位認証情報記憶部403に記憶された認証鍵、および、固有暗号鍵記憶部404に記憶された固有暗号鍵により暗号化する(ステップS86)。
このように、位置情報を認証鍵および固有暗号鍵により暗号化する場合、位置情報を、それぞれの鍵で2段階に暗号化してもよいし、また、それぞれの鍵から生成した別の鍵により暗号化するようにしてもよい。
次に、測位認証情報送信部406は、移動体端末4のID(記憶箇所の図示は省略)、暗号化位置情報および時刻情報を、情報認証センタ1に送信する(ステップS87)。ここで、位置情報を2つの鍵で暗号化していることで、悪意ある者にこれらの情報を傍受されたとしても、その内容を知られる可能性を低減することができる。
情報認証センタ1において、測位認証情報受信部104は、移動体端末4のID、暗号化位置情報および時刻情報を受信し、認証処理部105は、データベース部103を参照し、時刻情報1032と関連付けられた認証鍵1031(認証鍵が公開鍵である場合はそれに対応する秘密鍵)、および、移動体端末ID1034と関連付けられた固有復号鍵1033によって、暗号化位置情報を復号化する(ステップS88)。
次に、認証処理部105は、測位認証情報受信部104が受信した暗号化位置情報がステップS88で正しく復号化できたか否かなどにより、測位認証情報受信部104が受信した暗号化位置情報と時刻情報が正当なデータであるか否かの認証を行う(ステップS89)。
続いて、認証結果記憶部106は、認証結果を記憶する(ステップS90)。
そして、認証結果利用者6は、コンピュータなどを用いて、所望のタイミングで、情報認証センタ1に認証結果送信要求を行う(ステップS91)。
情報認証センタ1において、認証結果利用者判別部109は、認証結果送信要求受信部108が受信した認証結果送信要求が認証結果の提供に関して許可を与えた者であるか否かを確認する(ステップS92)。
ステップS92で、認証結果利用者6が認証結果提供許可者であると確認されたとき、認証結果送信部107は、認証結果記憶部106に記憶された認証結果を認証結果利用者6に送信する(ステップS93)。これにより、認証結果利用者6は、受信した認証結果を有効に活用することができる。
ステップS92で、認証結果利用者6が認証結果提供許可者であると確認できなかったとき、認証結果送信部107は、認証結果記憶部106に記憶された認証結果を認証結果利用者6に送信しない。したがって、悪意ある者が情報認証センタ1にアクセスしても、認証結果を得ることはできない。
なお、この第3実施形態の適用例、または、変形例としては、たとえば、情報認証センタ1が、ステップS90で、複数の移動体端末4に関する認証結果を蓄積しておき(プライバシーの問題があるときは、必要に応じて移動体端末IDなど個人を特定する情報を削除して)、その複数の認証結果をプローブ情報(人の動向に関する情報)として、所定機関に提供する方式が考えられる。そうすれば、その所定機関は、どの時間帯に、どの地域に、どんな属性(年令や性別など)の人がいるのかなどの情報を得ることができ、また、一定の地域にいる移動体端末4の所持者に対して広告、情報提供などを行うこともでき、さらに、特定エリアへの出入管理などにも応用することができる。
また、その際、移動体端末4が車載端末装置であれば、交通情報(道路情報)、違法駐車の取り締まり、重要車両(現金輸送車、危険物輸送車など)に対する尾行車両の有無の検知、特定エリアや危険エリアへの出入管理やそれらの車両への情報提供、などに利用することができる。さらに、重要エリアへ進入する車両にこの機能の使用を義務付けておけば、この機能を使用していない車両が重要エリアへ進入していることを、目視などにより簡単に確認することができ、犯罪などを未然に防ぐことができる。
なお、情報認証センタ1は、この位置認証システム1000bによるサービスを受ける認証結果利用者6から、たとえば、次のような方法でサービス料金を徴収することができる。それは、情報認証センタ1が、認証結果利用者6に認証結果を提供するたびに、サービス料金を徴収する方法である。その他、情報認証センタ1が、認証結果利用者6からサービス利用の頻度に関係なく包括的に定額のサービス料金を徴収するようにしてもよい。
このように、本実施形態の各位置認証システムによれば、測位情報配信センタ2から移動体端末4に対して、測位情報と時刻情報とともに認証鍵を送信することで、移動体端末4は、すぐでなくても任意のタイミングで後から情報認証センタ1にそれらを送信することで、位置情報と時刻情報に関する認証を受けることができる。
以上で実施形態の説明を終えるが、本発明の態様はこれらに限定されるものではない。
たとえば、測位情報配信手段は、衛星でなくても、擬似衛星やラジオビーコン(無線標識)などの地上配信設備であってもよい。
その他、位置認証システムの具体的な構成について、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。
第1実施形態の位置認証システムの全体構成を表わした図である。 第1実施形態の位置認証システムの各構成の機能を表わすブロック図である。 測位情報配信センタから衛星に送信されるデータの例を示した図である。 第1実施形態における位置認証システムの処理を表わすフローチャートである。 第2実施形態の位置認証システムの全体構成を表わした図である。 第2実施形態における位置認証システムの処理を表わすフローチャートである。 第3実施形態の位置認証システムの全体構成を表わした図である。 第3実施形態における位置認証システムの処理を表わすフローチャートである。
符号の説明
1 情報認証センタ
2 測位情報配信センタ
3 衛星
4 移動体端末
103 データベース部
104 測位認証情報受信部
105 認証処理部
107 認証結果送信部
108 認証結果送信要求受信部
109 認証結果利用者判別部
401 測位認証情報受信部
402 測位情報処理部
403 測位認証情報記憶部
404 固有暗号鍵記憶部
405 暗号化部
406 測位認証情報送信部

Claims (11)

  1. 測位情報配信手段からの測位情報に基づいて自己の位置を測位する移動体端末の測位結果に対して認証を与える測位結果認証方法であって、
    認証のための情報である認証用情報を作成する制御局が、前記認証用情報を前記測位情報配信手段に送信するステップと、
    前記測位情報配信手段が、時刻情報と当該測位情報配信手段の位置に関する情報を含んでなる前記測位情報及び受信した認証用情報を併せて送信するステップと、
    前記移動体端末が、前記併せて送信された測位情報及び認証用情報を受信し、この受信した情報のうち前記測位情報に基づき自己の位置を測位するステップと、
    前記移動体端末が、前記測位した自己の位置を位置情報として、その測位の時刻を時刻情報として記憶し、また、併せて認証用情報を記憶するステップと、
    前記移動体端末が、前記記憶した位置情報と時刻情報、および、前記認証用情報を任意のタイミングで前記制御局に送信するステップと、
    前記制御局が、受信した前記位置情報と前記時刻情報が正当か否かの認証を行うステップと、
    を備えたことを特徴とする位置認証方法。
  2. 前記認証用情報は、時間帯ごとに異なっており、
    前記制御局は、受信した前記位置情報と前記時刻情報が正当か否かの認証を行うステップを行うとき、受信した前記時刻情報と前記認証用情報との組み合わせが正当であるか否かを判断することによって前記認証を行う
    ことを特徴とする請求項1に記載の位置認証方法。
  3. 測位情報配信手段からの測位情報に基づいて自己の位置を測位する移動体端末の測位結果に対して認証を与える測位結果認証方法であって、
    暗号化用の認証鍵を作成する制御局が、前記認証鍵を前記測位情報配信手段に送信するステップと、
    前記測位情報配信手段が、時刻情報と当該測位情報配信手段の位置に関する情報を含んでなる前記測位情報及び受信した認証鍵を併せて送信するステップと、
    前記移動体端末が、前記併せて送信された測位情報及び認証鍵を受信し、この受信した情報のうち前記測位情報に基づき自己の位置を測位するステップと、
    前記移動体端末が、前記測位した自己の位置を位置情報として、その測位の時刻を時刻情報として記憶し、また、併せて認証鍵を記憶するステップと、
    前記移動体端末が、前記位置情報を前記認証鍵によって暗号化するステップと、
    前記移動体端末が、前記暗号化した位置情報、時刻情報、および、前記認証鍵を任意のタイミングで前記制御局に送信するステップと、
    前記制御局が、前記時刻情報によって特定した前記認証鍵に対応する復号鍵によって、前記暗号化した位置情報を復号化するステップと、
    前記制御局が、前記復号化した位置情報と前記時刻情報が正当か否か認証するステップと、
    を備えたことを特徴とする位置認証方法。
  4. 測位情報配信手段から受信した測位情報に基づいて測位を行う移動体端末であって、
    前記測位情報配信手段が送信した前記測位情報配信手段の位置に関する情報とそのときの時刻に関する情報を含んだ測位情報、および、制御局で生成され時間帯ごとに異なっている認証用情報を受信する測位認証情報受信部と、
    前記測位情報に基づいて前記移動体端末の位置情報を測位する測位情報処理部と、
    前記移動体端末から受信した前記測位情報における時刻と前記認証用情報との組み合わせが正当であるか否かを前記認証用情報とその生成した時刻とを関連付けて記憶しているデータベースを用いて判断することによって前記認証を行う前記制御局に送信するために、前記位置情報、および、前記測位認証情報受信部が受信した前記認証用情報を記憶する測位認証情報記憶部と、
    を備えたことを特徴とする移動体端末。
  5. 測位情報配信手段からの測位情報に基づいて測位を行う移動体端末であって、
    前記測位情報配信手段が送信した前記測位情報配信手段の位置に関する情報とそのときの時刻に関する情報を含んだ測位情報、および、制御局で生成され時間帯ごとに異なっている認証用情報を受信する測位認証情報受信部と、
    前記測位情報に基づいて前記移動体端末の位置情報を測位する測位情報処理部と、
    前記位置情報、および、前記測位認証情報受信部が受信した前記認証用情報を記憶する測位認証情報記憶部と、
    前記測位認証情報記憶部に記憶された位置情報、および、前記認証用情報を任意のタイミングで、前記移動体端末から受信した前記測位情報における時刻と前記認証用情報との組み合わせが正当であるか否かを前記認証用情報とその生成した時刻とを関連付けて記憶しているデータベースを用いて判断することによって前記認証を行う前記制御局に送信する測位認証情報送信部と、
    を備えたことを特徴とする移動体端末。
  6. 測位情報配信手段からの測位情報に基づいて測位を行う移動体端末であって、
    前記測位情報配信手段が送信した前記測位情報配信手段の位置に関する情報とそのときの時刻に関する情報を含んだ測位情報、および、制御局で生成される暗号化用の認証鍵を受信する測位認証情報受信部と、
    前記測位情報に基づいて前記移動体端末の位置情報を測位する測位情報処理部と、
    前記位置情報、および、前記測位認証情報受信部が受信した前記認証用情報を記憶する測位認証情報記憶部と、
    前記測位認証情報記憶部に記憶された位置情報を前記認証鍵によって暗号化する暗号化部と、
    前記暗号化された位置情報、および、時刻情報を任意のタイミングで前記制御局に送信する測位認証情報送信部と、
    を備えたことを特徴とする移動体端末。
  7. 前記移動体端末に固有の暗号鍵を記憶する固有暗号鍵記憶部を、さらに備え、
    前記暗号化部は、前記測位認証情報記憶部に記憶された位置情報を前記認証鍵および前記固有の暗号鍵によって暗号化する
    ことを特徴とする請求項に記載の移動体端末。
  8. 移動体端末で得られた測位結果に対して認証を与える制御局であって、
    前記制御局から前記移動体端末への情報送信を中継する測位情報配信手段の位置に関する情報を含んだ測位情報、および、前記制御局で生成される認証用情報を、前記測位情報配信手段を介して前記移動体端末に送信する測位認証情報送信部と、
    前記移動体端末から、前記移動体端末が前記測位情報に基づいて測位した位置情報とそのときの時刻情報、および、前記認証用情報を受信する測位認証情報受信部と、
    前記位置情報と前記時刻情報が正当か否かの認証を行う認証処理部と、
    を備えたことを特徴とする制御局。
  9. 前記認証用情報は、時間帯ごとに異なっており、
    前記認証用情報をその生成した時刻と関連付けて記憶するデータベース部を、さらに備え、
    前記認証処理部は、前記データベース部を参照し、前記測位認証情報受信部が受信した前記時刻情報と前記認証用情報との組み合わせが正当であるか否かを判断することによって、前記位置情報と前記時刻情報が正当か否かの認証を行う
    ことを特徴とする請求項に記載の制御局。
  10. 移動体端末で得られた測位結果に対して認証を与える制御局であって、
    前記制御局から前記移動体端末への情報送信を中継する測位情報配信手段の位置に関する情報を含んだ測位情報、および、前記制御局で生成される暗号化用の認証鍵を、前記測位情報配信手段を介して前記移動体端末に送信する測位認証情報送信部と、
    前記認証鍵に対応する復号鍵を記憶するデータベース部と、
    前記移動体端末から、時刻情報、および、前記移動体端末が前記測位情報に基づいて測位し前記認証鍵によって暗号化した位置情報を受信する測位認証情報受信部と、
    前記データベース部を参照して、前記復号鍵によって、前記暗号化した位置情報を復号化する復号化部と、
    前記復号化の結果により前記復号化された位置情報と時刻情報が正当か否か認証する認証処理部と、
    その認証結果を記憶する認証結果記憶部と、
    前記認証結果記憶部に記憶した認証結果を送信する認証結果送信部と、
    を備えたことを特徴とする制御局。
  11. 前記移動体端末以外の認証結果利用者装置からの認証結果送信要求を受信する認証結果送信要求受信部と、
    前記認証結果送信要求を送信した前記認証結果利用者装置が前記認証結果を利用する権限のあるものか否かを判別する認証結果利用者判別部と、をさらに備え、
    前記認証結果送信部は、前記認証結果利用者判別部により前記認証結果利用者装置が前記認証結果を利用する権限のあるものであると判別した場合に、前記認証結果記憶部に記憶された前記認証結果を前記認証結果利用者装置に送信する
    ことを特徴とする請求項10に記載の制御局。
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