JP6212940B2 - 移乗支援装置 - Google Patents

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Description

本発明は、移乗支援装置に関する。
従来から、負傷者、要介護者等の身体の不自由な人を、車椅子、ベッド、トイレなどの間で移乗させるための移乗支援装置が提案されている。典型的には移乗支援装置は、被介助者の胸部から下腹部までを保持する前面保持部と、両脇を保持する側面保持部を有しており、側面保持部が両脇を締め付けることにより、人体を保持する。
特許文献1には、前面保持部と側面保持部で人体の胴体部分を保持して移乗を行う移乗支援装置が開示されている。移乗支援装置は、圧力センサや力センサを用いて締付力を検出し、所定の締付力となるよう出力する。
国際公開第2012/049708号
しかしながら、従来の抱きかかえ型の移乗支援装置の保持具構成では、被介護者を一定の締付力で保持した際に、被介護者の体格の違いにより、締付時の不快度が大きくなることや、持上げ時のズレ落ち量が多くなってしまう場合がある。より具体的には、被介護者は筋肉や骨格、皮下脂肪などの違いにより、側面保持部を締め付けた際の不快度が異なる。また、被介護者の体重の違いにより、被介護者を持ち上げる際に体幹が保持具からズレ落ちる量が異なる。
特許文献1に開示された技術では、側面保持部に圧力センサまたは力センサを用いて締付力を検知し、締付力を調整することで、許容値を超える不快度、ズレ量となることを防止するが、高価な圧力センサや力センサを用いる必要があるため、より安価な構成により、締付時の不快度や持上げ時のズレ落ち量を低減することが求められていた。
本発明にかかる移乗支援装置は、人体の前面方向を保持する前面保持部と、前記前面保持部に前面を接触させた人体の側面方向から近接・離反を行い、人体を保持する一対の側面保持部と、前記側面保持部を近接、離反方向に移動させる駆動部と、前記側面保持部が人体に接触した状態を検知する接触検知部と、前記側面保持部の近接、離反方向上の位置を検出する位置検出部と、前記接触検知部が前記側面保持部と人体側面とが接触した状態を検知したときに人体の体格を推定し、前記位置検出部が検出した前記側面保持部の位置に基づき、前記推定した人体の体格に応じた締付力となるように前記駆動部の駆動状態を制御する制御部と、を備える。
適切な保持力で被介護者を保持することができる。
実施の形態1にかかる移乗支援装置の構成図である。 実施の形態1にかかる移乗支援装置の側面図である。 実施の形態1にかかる移乗支援装置の側面保持部が開いた状態の上面図である。 実施の形態1にかかる移乗支援装置の側面保持部が閉じた状態の上面図である。 実施の形態1にかかる駆動部の詳細を示す図である。 実施の形態1にかかる側面保持部と接触検知部の状態を示す上面図である。 実施の形態1にかかる移乗支援装置の動作フローを示した図である。 実施の形態1にかかる人の体型ごとの締付力とズレ量の関係を示す図である。 実施の形態1にかかる人の体型ごとの締付力と不快度の関係を示す図である。 実施の形態1にかかる人の体型ごとの締付力とズレ量および不快度の関係を示す図である。 実施の形態2にかかる2つのアームを動作させる状態を示した上面図である。 実施の形態3にかかるアームを回転駆動させる状態を示した上面図である。 実施の形態4にかかる側面保持部の移動量とモータの駆動電流の関係を示した図である。
実施の形態1
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1は、移乗支援装置1の構成を示した図である。
移乗支援装置1は、支持部10と、保持本体部11と、前面保持部12と、側面保持部13を備える。図2は、移乗支援装置1の側面図である。図3は側面保持部13を被介護者に接触させていない状態の上面図であり、図4は側面保持部13を被介護者に接触させた状態の上面図である。以下では、被介護者が移乗した状態における左右方向をX方向、前後方向をY方向、高さ方向をZ方向として説明する。また以下では、被介護者の左側側面に接触する側面保持部13を第1の側面保持部131、被介護者の右側側面に接触する側面保持部13を第2の側面保持部132として説明する。
支持部10は、支持アーム101と、制御部102と、車輪103を備える。支持部10は、移乗支援装置1の基台である。
支持アーム101は、保持本体部11に連結している。支持アーム101は、前面保持部12と側面保持部13が被介護者を保持した場合に、被介護者を持ち上げる軌道を生成する。例えば支持アーム101は、1以上の関節部が設けられており、支持部10に設けられた駆動部(図示せず)から与えられた駆動力に基づいて動作する。これにより支持アーム101が動作することにより、保持本体部11の位置が調整される。
制御部102および車輪103については後述する。
保持本体部11は、被介護者が移乗した場合に前方方向に配置されている支持部である。保持本体部11は、位置検出部111と、駆動部112を備える。保持本体部11には支持アーム101が連結している。また保持本体部11には、2つのアーム114が連結している。なお、保持本体部11および第1の側面保持部131と連結しているアームを第1のアーム1141、保持本体部11および第2の側面保持部132と連結しているアームを第2のアーム1142とする。
位置検出部111は、図4のように側面保持部13が被介護者に接触した場合に、側面保持部13の前面保持部12に対する位置を検出する検出手段である。位置検出部111には、ポテンショメータや、エンコーダ等が設けられている。典型的には、位置検出部111は、後述する第1、第2のラックギア1123、1125や第1、第2のアーム1141、1142のX方向の移動量を計測することにより、側面保持部13の位置を検出する。例えば位置検出部111は、図3や図4に示すように、一端を保持本体部11の外側に接続し、他端を第1のアーム1141と接続したピストンの移動量を測定することで、側面保持部13の位置を検出する。なお位置検出部111は、駆動部112に設けられたモータ1121の回転数を計測することにより、側面保持部13の位置を検出してもよい。位置検出部111は、検出した位置情報を制御部102に出力する。
駆動部112は、制御部102から入力された駆動信号に基づいて、側面保持部13を移動させる。図5は駆動部112の詳細を示す図である。駆動部112は、モータ1121と、ウォームギア減速機1122と、第1のラックギア1123と、ピニオンギア1124と、第2のラックギア1125を有する。
モータ1121は、制御部102から入力された駆動信号に基づいて、駆動力を発生させる。モータ1121は、発生した回転力を、ウォームギア減速機1122に伝達する。
ウォームギア減速機1122は、モータ1121から伝達された回転力を減速し、第1のラックギア1123に伝達する。
第1のラックギア1123は、ウォームギア減速機1122から与えられた回転力に基づいて、X方向に移動を行う。第1のラックギア1123は、第1のアーム1141と連結しており、第1のラックギア1123のX方向の移動に基づいて、第1のアーム1141がX方向に移動する。また第1のラックギア1123には、ピニオンギア1124が接触しており、第1のラックギア1123の移動により、ピニオンギア1124が回転する。
ピニオンギア1124は、第1のラックギア1123と、第2のラックギア1125に接触している。ピニオンギア1124は、第1のラックギア1123の移動量に基づいて回転し、回転力を第2のラックギア1125に伝達する。
第2のラックギア1125は、ピニオンギア1124から伝達された回転力に基づいて、X方向に移動を行う。第2のラックギア1125は、第2のアーム1142と連結しており、第2のラックギア1125のX方向の移動に基づいて、第2のアーム1142がX方向に移動する。このとき、第2のラックギアの1125の移動方向は、第1のラックギアの1123と反対方向となる。
アーム114は、それぞれ一端が保持本体部11に接続し、他端に側面保持部13が設けられている。ここでアーム114は、それぞれL字形状をしている。アーム114は、駆動部112から与えられた駆動力に基づいて保持本体部11に収納される方向に移動することで、側面保持部13を、被介護者の側面に接触させる方向に移動させる。また例えば第1のアーム1141には、操作部115が設けられている。
操作部115は、アーム114に設けられ、被介護者が移乗支援装置1に移乗した状態で操作可能な操作部である。例えば操作部115は、ボタンや、パネル、スイッチ方式等であってもよい。例えば操作部115は、被介護者が操作することにより、支持アーム101や、車輪103を動作させる。
前面保持部12は、保持本体部11において、被介護者が胸郭を接触させる位置に設けられた前面パネルである。前面保持部12はクッションを有することにより、接触する被介護者に、固さによる不快感を低減することが望ましい。
側面保持部13は、被介護者の側面を保持する。側面保持部13はクッションを有することにより、接触する被介護者に、固さによる不快感を低減することが望ましい。また側面保持部13は、接触検知部133を備える。例えば、第1の側面保持部131に接触検知部133が設けられている。図6は、第1の側面保持部131および接触検知部133の状態を示す上面図である。
接触検知部133は、側面保持部13が人体に接触したことを検知する。接触検知部133は、スイッチ1331と、バネ1332と、ヒンジ1333を備える。例えば側面保持部13に人体側面が接触したとき、ヒンジ1333の位置を支点として、バネ1332の位置に圧力が加えられる。バネ1332は、圧力が加えられると反発力を発生させる。そのため、側面保持部13に所定の閾値を超える圧力が加わった場合に、スイッチ1331に第1の側面保持部131が接触し、スイッチ1331をON状態にする。スイッチ1331は、スイッチのON/OFF状態を制御部102に出力する。なお、スイッチ1331は、接点式や近接式であっても良く、他の方式であっても良い。
制御部102は、移乗支援装置1の動作を制御する。具体的には制御部102は、側面保持部13が被介護者の側面に接触するまでモータ1121を駆動させる駆動電流を算出し、駆動部112の動作を制御する。また制御部102は、スイッチ1331からの入力に基づき、被介護者が側面保持部13に接触した状態か否かを検知する。さらに制御部102は、側面保持部13が被介護者の側面に接触したと判断した場合には、位置検出部111から入力された側面保持部13の位置情報に基づいて被介護者の体格を推定し、側面保持部13の位置を制御する。また制御部102は、操作部115の操作に基づいて、車輪103や支持アーム101の動作を制御する。
車輪103は、支持部10に連結して設けられた地面接触要素である。典型的には車輪103は支持部10に複数設けられている。車輪103は、被介護者による操作部115の操作に基づいて動作し、移乗支援装置1を移動させる。
次に、移乗支援装置1の動作について説明する。図7は、移乗支援装置の動作フローを示した図である。
制御部102は、側面保持部13が被介護者の側面に接触したか否かを判定する(ステップS11)。例えば、側面保持部13に被介護者が接触し、所定の圧力が加えられると、接触検知部133のスイッチ1331がON状態になる。制御部102は、接触検知部133のスイッチ1331の状態に基づいて、側面保持部13が被介護者の側面に接触しているか否かを判定する。接触していると判定したら(ステップS11でYes)、ステップS21に進む。接触していないと判定したら(ステップS11でNo)、ステップS12に進む。
制御部102は、側面保持部13が被介護者の側面に接触していると判定した場合には(ステップS11でYes)、現位置の算出を行う(ステップS21)。具体的には、制御部102は、位置検出部111により取得された情報に基づいて、側面保持部13の位置を算出する。
制御部102は、算出した側面保持部13の位置に基づいて、被介護者の体格の推定を行う(ステップS22)。例えば制御部102は、第1の側面保持部131と第2の側面保持部132との間隔が広い状態で被験者に接触した場合には、被介護者の胸郭幅が大きいと推定する。また制御部102は、第1の側面保持部131と第2の側面保持部132との間隔が狭い状態で被験者に接触した場合には、被介護者の胸郭幅が小さいと推定する。
制御部102は、ステップS22で推定した被介護者の体型に適する締付力を算出し、側面保持部13の位置の目標値をセットする(ステップS23)。ここで図8は、体格が大きい被介護者と小さい被介護者について、締付強さと持ち上げ時のズレ量の関係を示すグラフである。太線は体格の大きい被介護者の場合を示し、細線は体格の小さい被介護者の場合を示しており、体格の大きい被介護者の方がズレ量の許容値が所定の値とするために、締付強さ大きくする必要があることを示している。また図9は、体格が大きい被介護者と小さい被介護者について、締付強さと締付時の不快度の関係を示すグラフである。太線の一点鎖線は体格の大きい被介護者の場合を示し、細線の一点鎖線は体格の小さい被介護者の場合を示し、体格の大きい被介護者の方が、強い締付強さとなっても所定の不快度許容値以内に収まることを示している。また図10は、図8と図9を重ね合わせた図であり、体格が大きい被介護者および体格が小さい被介護者について、それぞれ所定のズレ量の許容値以内であり、かつ、所定の不快度許容値以内である持ち上げ時の締付強さの範囲を示している。
したがって制御部102は、あらかじめ記憶されている図10の情報から被介護者の体型に適する締付力の範囲を算出し、算出した範囲の締付力を目標値として設定する。その後、ステップS13に進む。
制御部102は、側面保持部13が被介護者の側面に接触していないと判定した場合には(ステップS11でNo)、側面保持部13による締付力の目標値を設定する(ステップS12)。典型的には、側面保持部13が被介護者の側面に接触していない場合には、被介護者の体型が判らないため、あらかじめ定めた所定の値を、仮の目標値として定める。その後、ステップS13に進む。
制御部102は、現在の締付力を算出する(ステップS13)。例えば制御部102は、側面保持部13が被介護者と接触している場合には、位置検出部111が検出した側面保持部13の位置と被介護者の体型の情報に基づき、締付力を算出する。なお側面保持部13と被介護者が接触していなければ、締付力は0である。
制御部102は、現在の締付力が目標とする範囲内の値か否かを判定する(ステップS14)。現在の締付力が目標とする値の範囲内であれば(ステップS14でYes)、側面保持部13が適切に被介護者を保持していると判断し、被介護者を保持するための処理を停止する(ステップS24)。現在の締付力が目標とする範囲内の値でなければ(ステップS14でNo)、ステップS15に進む。
制御部102は、次の締付力を算出する(ステップS15)。具体的には制御部102は、被介護者の体型の情報と設定した目標値に基づき、目標の範囲内となる締付力が発揮される側面保持部13の位置を算出する。
制御部102は、ステップS16で算出した次の締付力を発揮する位置に、側面保持部13を移動させるための駆動電流を算出する(ステップS16)。
制御部102は、電圧を制御し、駆動部112を動作させる(ステップS17)。より具体的には、制御部102は、アンプ(図示せず)に与える電圧を制御することにより、駆動部112に流れる駆動電流の制御を行う。これにより、側面保持部13がX方向に動作する。その後、ステップS11に戻り処理を繰り返す。
これにより、被介護者の体型に適した保持力を側面保持部に発生させるよう、移乗支援装置を制御することができる。言い換えると、被介護者の体型が大きい場合には締付力が強く、被介護者の体型が小さい場合には締付力が弱い状態で、移乗支援装置を動作させることができる。そのため本実施の形態にかかる移乗支援装置は、どのような体型の被介護者であっても、ズレ量を許容値以内に抑え、かつ不快度を許容値以内に抑えるよう、適切な締付力で被介護者を保持することができる。さらに本実施の形態にかかる移乗支援装置では、被介護者の体型はスイッチを用いて取得するため、高価な圧力センサや力センサを用いる必要が無く、被験者に与える圧迫感を軽減した、安価な移乗支援装置を提供することができる。
実施の形態2
次に、2つのモータを用いて、左右の側面保持部をそれぞれ動作させる移乗支援装置2について説明する。図11は、駆動部に2つのモータを用い、それぞれのモータが、2つのアームを動作させる状態を示した上面図である。なお、実施の形態1に示した移乗支援装置1の構成物品と同様の機能を奏する構成物品については、同一の符号を付し、説明を省略する。
保持本体部21は、位置検出部111と、駆動部212を備える。駆動部212は、第1のモータ2121と、第2のモータ2122と、第1のピニオンギア2123と、第2のピニオンギア2124と、第1のラックギア2125と、第2のラックギア2126と、を備える。
第1のモータ2121は、制御部102の制御に基づいて、第1のピニオンギア2123に回転力を与える。第1のピニオンギア2123は、第1のラックギア2125と噛み合う状態で設置されており、第1のピニオンギア2123が回転することで、第1のラックギア2125はX方向に移動する。第1のラックギア2125は、第1のアーム1141と連結しており、第1のラックギア2125のX方向の移動に基づいて、第1のアーム1141はX方向に移動する。
第2のモータ2122は、制御部102の制御に基づいて、第2のピニオンギア2124に回転力を与える。第2のピニオンギア2124は、第2のラックギア2126と噛み合う状態で設置されており、第2のピニオンギア2124が回転することで、第2のラックギア2126はX方向に移動する。第2のラックギア2125は、第1のアーム1141と連結しており、第2のラックギア2126のX方向の移動に基づいて、第2のアーム1142はX方向に移動する。
これにより、移乗支援装置2では、第1の側面保持部131と、第2の側面保持部132が独立して動作可能となる。したがって、被介護者が移乗支援装置2の中心からずれた位置に移乗した場合であっても、適切な保持力によって、被介護者の側面を保持することができる。
実施の形態3
次に、側面保持部を平行移動ではなく、回転運動させる移乗支援装置3について説明する。図12は、2つのアームのそれぞれに駆動軸を設け、側面保持部132を開閉させる構造を有する移乗支援装置3の上面図である。なお、移乗支援装置1及び移乗支援装置2に示した構成物品と同様の機能を奏する構成物品については、同一の符号を付し、説明を省略する。
保持本体部31は、位置検出部111と、駆動部312を備える。保持本体部31には、2つのアーム314が連結している。保持本体部31および第1の側面保持部131と連結しているアームを第1のアーム3141、保持本体部31および第2の側面保持部132と連結しているアームを第2のアーム3142とする。
第1のアーム3141は、第1の駆動軸3143を有する。第1のアーム3141は、第1の駆動軸3143を軸として、Z軸周りの回転を行う。
第2のアーム3142は、第2の駆動軸3144を有する。第1のアーム3142は、第2の駆動軸3144を軸として、Z軸周りの回転を行う。
駆動部312は、アクチュエータ3121を備える。アクチュエータ3121は、制御部102による制御に基づいて、第1の駆動軸3143と、第2の駆動軸3144にそれぞれ駆動力を与える。
なお典型的には、位置検出部111は、典型的には第1の駆動軸の回転量を検出することで、側面保持部13の位置を検出する。
これにより、第1の側面保持部131および第2の側面保持部132は、平行運動では無く回転運動で動作し、被介護者を保持することができる。なお、アクチュエータ3121は、駆動部312に複数備えていても良い。例えば、第1のアクチュエータで第1の駆動軸3143を動作させ、第2のアクチュエータで第2の駆動軸3144を動作させる構造としても良い。
実施の形態4
次に、モータに与えられた電流をセンシングすることにより、人体と側面保持部の接触を検知する方法について説明する。図13は、側面保持部13の移動量と、モータの駆動電流の関係を示したグラフである。なお、移乗支援装置1、移乗支援装置2、移乗支援装置3に示した構成物品と同様の機能を奏する構成物品については、同一の符号を付し、説明を省略する。
保持本体部41は、位置検出部111と、駆動部412を備える。
駆動部412は、電流計4121を有する。電流計4121は、モータ1121に与えられる駆動電流を計測する。
ここで図13に示すように、側面保持部13を人体に保持する方向に移動させていき、人体に接触した場合には、駆動電流が上昇する。したがって制御部102は、駆動電流が所定の閾値を超えたときに、側面保持部13と人体側面が接触したと判定することができる。言い換えると、側面保持部13が人体に接触して圧力が加えられると保持力の値が増加するため、制御部102は保持力の増加が所定のしきい値を超えた場合に、接触していると判定することができる。
これにより、スイッチ1331を用いずに側面保持部13と人体側面が接触を検知することができ、接触検知部133を設ける必要がなくなる。
なお、モータ電流センシング式による接触検知手段は、実施の形態1で示した移乗支援装置1だけでなく、実施の形態2で示した移乗支援装置2、及び実施の形態3で示した移乗支援装置3にも同様に適用することができる。例えば移乗支援装置2では、第1のモータ2121と、第2のモータ2122の駆動電流を計測することで接触検知が可能である。また移乗支援装置3では、アクチュエータ3121の駆動電流を計測することで接触検知が可能である。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。例えば実施の形態1において、操作部115は、アーム114に連結した位置に設けられていなくても良い。接触検知部133は、第1の側面保持部131に設けられているものとして説明したが、第2の側面保持部132に設けられていても良く、第1の側面保持部131と第2の側面保持部132の両方に設けられていても良い。また例えばステップS16において、制御部102は、現在の締付力と目標値の差が大きい場合に、締付力が徐々に目標とする範囲に近づくよう、次の締付力の値を、現在の締付力と目標値の間となるように定めても良い。制御部102は、支持部10に設けられているものとして説明したが、他の場所に設けられていても良い。
1、2、3、4 移乗支援装置
10 支持部
101 支持アーム
102 制御部
103 車輪
11、21、31、41 保持本体部
111 位置検出部
112 駆動部
1121 モータ
1122 ウォームギア減速機
1123 第1のラックギア
1124 ピニオンギア
1125 第2のラックギア
114 アーム
1141 第1のアーム
1142 第2のアーム
115 操作部
12 前面保持部
13 側面保持部
131 第1の側面保持部
132 第2の側面保持部
133 接触検知部
1331 スイッチ
1332 バネ
1333 ヒンジ
212 駆動部
2121 第1のモータ
2122 第2のモータ
2123 第1のピニオンギア
2124 第2のピニオンギア
2125 第1のラックギア
2126 第2のラックギア
312 駆動部
3121 アクチュエータ
314 アーム
3141 第1のアーム
3142 第2のアーム
3143 第1の駆動軸
3144 第2の駆動軸
412 駆動部
4121 電流計

Claims (1)

  1. 人体の前面方向を保持する前面保持部と、
    前記前面保持部に前面を接触させた人体の側面方向から近接・離反を行い、人体を保持する一対の側面保持部と、
    前記側面保持部を近接、離反方向に移動させる駆動部と、
    前記側面保持部が人体に接触した状態を検知する接触検知部と、
    前記側面保持部の近接、離反方向上の位置を検出する位置検出部と、
    前記接触検知部が前記側面保持部と人体側面とが接触した状態を検知したときに、前記位置検出部が検出した前記側面保持部の位置に基づき、人体の体格を推定し、前記推定した体格の人体を持上げた時のズレ量及び締め付けた時の不快度が、前記推定した体格に応じた許容値以内となるように、目標の締付力を設定し、前記設定した目標の締付力となるように前記駆動部の駆動状態を制御する制御部と、
    を備える移乗支援装置。
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