JP6211902B2 - 信号処理装置及び放送波受信装置 - Google Patents

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本発明は、信号を処理する信号処理装置及び放送波受信装置に関する。
地上放送と衛星放送を受信し、その受信信号を、信号線(同軸ケーブル)を介して宅内の複数の機器まで伝送する信号伝送システムが知られている(例えば、特許文献1を参照)。
また、衛星基幹放送(BS及び東経110度CS)では円偏波を用いて番組が放送されており、BS及びCSともに右旋円偏波を用いている。
さらに、特許文献1によると、BS及びCSの左旋円偏波も受信する装置が提案されている。具体的には、当該装置は、左旋円偏波のBSを2,000MHz〜2,600MHz付近の周波数(中間周波数)に変換し、左旋円偏波の110度CSを2,600MHz〜3,100MHz付近の周波数(中間周波数)に変換することを特徴としている。
また、従来の受信装置は、受信機から受信アンテナを制御する構成が提案されており、パルス信号により水平偏波と垂直偏波を切り替えるもの(以下、受信装置Aという)や、電圧により右旋円偏波と左旋円偏波を切り替えるもの(以下、受信装置Bという)がある。
特開2002−305460号公報
ところで、2,000MHz帯の周波数は、携帯電話、無線LAN等でも使用している帯域である。もしも、受信アンテナで変換した2,000MHz帯の中間周波数が受信装置に供給される途中などで外部に漏えいした場合、他の機器に影響を与えるおそれがある。
特許文献1に係る装置は、左旋円偏波の中間周波数(IF)信号の漏えいの有無を検出し、検出結果に応じて当該信号の入力を制御するものではない。
また、受信装置Aは、パルス信号により水平偏波と垂直偏波を切り替えて受信するものであり、直線偏波用を対象としており、円偏波を対象としていない。また、受信装置Aは、左旋円偏波の中間周波数(IF)信号の漏えいの有無を検出し、検出結果に応じて当該信号の入力を制御するものではない。
また、受信装置Bは、電圧により右旋円偏波と左旋円偏波を切り替えて受信するものであり、右旋円偏波と左旋円偏波を同時に受信する構成ではない。また、受信装置Bは、左旋円偏波の中間周波数(IF)信号の漏えいの有無を検出し、検出結果に応じて当該信号の入力を制御するものではない。
本発明は、上記課題を解決し、左旋円偏波の中間周波数(IF)信号の漏えいの有無を検出し、検出結果に応じて当該信号の入力を制御することができる信号処理装置及び放送波受信装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載された信号処理装置は、電波を受信するアンテナと、前記アンテナで受信した電波に基づく信号に、BS又はCSの左旋円偏波による衛星放送波の信号が含まれているかどうかを判定する判定部と、前記判定部により前記BS又はCSの左旋円偏波による衛星放送波の信号が含まれていると判定された場合、前記BS又はCSの左旋円偏波による衛星放送波が宅内配線によって伝送されないように制御する制御信号を生成する制御信号生成部と、前記制御信号を出力する出力部とを備える構成とした。
かかる構成によれば、信号処理装置は、BS又はCSの左旋円偏波による衛星放送波の中間周波数(IF)信号の漏えいの有無を検出し、検出結果に応じて当該中間周波数(IF)信号が宅内配線によって伝送されないように制御するので、例えば、当該中間周波数信号付近の周波数を利用する機器に対して影響を与えないメリットがある。
請求項2に記載された信号処理装置では、前記判定部は、BS又はCSの左旋円偏波による衛星放送波の受信を示す所定の識別信号が挿入されているかどうかによって、前記アンテナで受信した電波に基づく信号に、BS又はCSの左旋円偏波による衛星放送波の信号が含まれているかどうかを判定する構成でもよい。
かかる構成によれば、信号処理装置は、識別信号の有無によってBS又はCSの左旋円偏波による衛星放送波の信号が含まれているかどうかを判定することができる。
請求項3に記載された信号処理装置では、固有の識別信号が記憶されている記憶部を備え、前記判定部は、前記アンテナで変換された信号に、前記記憶部に記憶されている識別信号と同一の信号が含まれていると判定した場合に、前記BS又はCSの左旋円偏波による衛星放送波の受信を示す所定の識別信号が挿入されていると判定する構成でもよい。
かかる構成によれば、信号処理装置は、記憶部に記憶されている識別信号に基づいて、BS又はCSの左旋円偏波による衛星放送波の受信を示す所定の識別信号が挿入されているかどうかを確実に判定することができる。
請求項4に記載された放送波受信装置は、電波を受信するアンテナと、前記アンテナで受信した電波に基づく信号に、BS又はCSの左旋円偏波による衛星放送波の受信を示す所定の識別信号が挿入されているかどうかを判定する判定部と、前記判定部により前記所定の識別信号が挿入されていると判定された場合、前記BS又はCSの左旋円偏波による衛星放送波を受信しないように制御する制御信号を生成する制御信号生成部と、前記制御信号を出力する出力部とを備える構成とした。
かかる構成によれば、放送波受信装置は、BS又はCSの左旋円偏波による衛星放送波の中間周波数(IF)信号の漏えいの有無を検出し、検出結果に応じて当該中間周波数(IF)信号が宅内配線によって伝送しないように制御するので、例えば、当該中間周波数信号付近の周波数を利用する機器に対して影響を与えないメリットがある。
請求項5に記載された放送波受信装置は、宅内配線が接続される接続部を備え、前記出力部から出力された前記制御信号は、前記接続部を介して前記宅内配線に入力される構成でもよい。
かかる構成によれば、放送波受信装置は、宅内配線を介して制御信号を送信できるので、新たに配線工事を行うことなく既存の宅内配線を有効活用することができる。
本発明によれば、左旋円偏波の中間周波数(IF)信号の漏えいの有無を検出し、検出結果に応じて当該信号が宅内配線によって伝送されないように制御することができる。
信号伝送システムの構成を示すブロック図である。 共用閾値の算出例についての説明に供する図である。 処理部の第1の構成を示すブロック図である。 放送受信システムの第1構成例を示すブロック図である。 放送受信システムの第2構成例を示すブロック図である。 漏えいを特定するためのパルスパターンの一例を示す図である。
現在、衛星基幹放送(BS及び東経110度CS)では円偏波を用いて番組が放送されており、BS及びCSともに右旋円偏波を用いている。ところで、技術的には、右旋円偏波と左旋円偏波は、共用できるので、左旋円偏波を利用することにより、同一周波数で別番組を放送することができ、周波数の有効利用が可能となる。
また、衛星放送用として割り当てがある21GHz帯(21.4GHz〜22.0GHz)を利用することにより、スーパーハイビジョン等の新たな放送が可能である。さらに、21GHz帯も、右旋円偏波と左旋円偏波の共用による周波数の有効利用が可能である。
また、このように新しい衛星放送波を受信したときには、他の信号との混信を避けるために、既存の放送波とは異なる中間周波数(IF)信号に変換して信号線(同軸ケーブル)に伝送させる必要がある。
ところで、現在の衛星放送は、12GHz帯の電波を用いている。この12GHzの電波をそのまま電気信号に変換して、同軸ケーブルに入力すると、減衰が大きく、長距離の伝送が困難になる。そこで、受信システムは、アンテナで受信した高周波の信号を一旦、低周波数の中間周波数(IF)信号に変換し、変換後の信号を同軸ケーブルに入力し、宅内の電子機器(例えば、テレビ受像機)まで伝送している。
ここで、BSは、放送用周波数として11.7GHz〜12.2GHzを使用し、IF(BS右旋IF)信号として1032MHz〜1489MHzを使用している。
また、CSは、放送用周波数として12.25GHz〜12.75GHzを使用しており、IF(CS右旋IF)信号として1595MHz〜2071MHzを使用している。
地上デジタルテレビ放送(地上TV)も、衛星放送と同一の同軸ケーブルにより宅内伝送することが一般的である。地上TVの周波数は、470MHz〜710MHzである。
また、ケーブルテレビの信号と衛星放送のIF信号を混合し、同一の同軸ケーブルで宅内伝送する形態もある。ケーブルテレビの周波数は、10MHz〜770MHzである。
よって、将来サービスを開始する衛星放送を受信するためには、上記周波数帯(地上波デジタルテレビ放送波の信号、BS右旋IF信号、CS右旋IF信号、ケーブルテレビによる信号)と重ならない、新たなIF信号で宅内伝送を行う必要がある。
BS左旋IFとして必要な周波数帯域幅(帯域幅)は、少なくとも、BS右旋IFと同様の457MHzである。また、CS左旋IFとして必要な周波数帯域幅(帯域幅)は、少なくとも、CS右旋IFと同様の476MHzである。
左旋IF(BS左旋IF及びCS左旋IF)に関する従来技術としては、BS左旋IFを2120MHz〜2620MHzとし、CS左旋IFを2673MHz〜3149MHzとしたものがある(例えば、特開2002−305460)。
ところで、2,000MHz帯の周波数は、携帯電話、無線LAN等でも使用している帯域である。もしも、受信アンテナで変換した2,000MHz帯の中間周波数が受信装置に供給される途中などで外部に漏えいした場合、他の機器(携帯電話等)に影響を与えるおそれがある。
また、ブースターや分配器などのアンテナ機器からの漏えい電力によって、左旋IFが他の機器に影響を与えるものと考えられるが、F型コネクタを用いるなどシールド性能の高い部品を用いることで、漏えい電力を小さく抑えることができる。つまり、左旋IF対応のアンテナ機器として、シールド性能が高い機器や部品を採用することで他のサービスへの干渉を回避できると考えられる。
左旋円偏波放送用アンテナを設置するときに、すべてを左旋IF対応機器や部品で構成できればよいが、シールド性能が低い機器や部品が混在すると、漏えい電力によって、他の機器に影響を与えるおそれがある。
例えば、同軸ケーブルの芯線をそのまま接続するような機器は、シールド性能が30dB以上低い。
本実施例に係る信号処理装置1は、左旋円偏波の中間周波数(IF)信号の漏えいの有無を検出し、検出結果に応じて当該信号の入力を制御することにより、他の機器への影響を回避する構成を備えている。以下に具体的な構成と動作について説明する。
信号処理装置1は、図1に示すように、アンテナ11と、増幅部12と、判定部13と、制御信号生成部14と、出力部15とを備える。
アンテナ11は、小型化と広い角度範囲での検出を可能とするため、例えば、マイクロストリップアンテナで構成される。
増幅部12は、フィルタ12aとアンプ12bを備え、アンテナ11で受信した漏えい電波について、フィルタ12aにより不要な周波数成分を除去し、アンプ12bにより判定部13が検知可能な電力まで増幅する。
判定部13は、増幅部12で増幅された信号に、BS又はCSの左旋円偏波による衛星放送波の信号が含まれているかどうかを判定する。具体的には、判定部13は、パワーメータ13aと、比較器13bを備え、パワーメータ13aにより漏えい電力を測定し、比較器13bにより漏えい電力の上限値(共用閾値)と比較し、比較結果を制御信号生成部14に供給する。
制御信号生成部14は、比較結果に基づいて、BS又はCSの左旋円偏波による衛星放送波が宅内配線によって伝送されないように制御する制御信号S2を生成する。具体的には、制御信号生成部14は、パワーメータ13aにより測定した漏えい電力が漏えい電力の上限値(共用閾値)を超えている場合には、制御信号S2を生成する。
ここで、共用閾値について説明する。
共用閾値の算出例を図2に示す。例えば、等方性アンテナと30dBのアンプでWiMAX(登録商標)との共用閾値を算出すると−38.8dBmであり、十分判定可能な電力レベルだといえる。
出力部15は、他の装置(例えば、放送波受信装置)と有線又は無線で接続されており、他の装置に対して制御信号S2を出力する。
信号処理装置1は、放送信号の処理を行う放送波受信装置の付近に設置されてもよいし、放送波受信装置から離れた場所に設置されてもよい。
信号処理装置1は、BS又はCSの左旋円偏波による衛星放送波の中間周波数(IF)信号の漏えいの有無を検出し、検出結果に応じて左旋円偏波の中間周波数(IF)信号が宅内配線によって伝送されないように制御するための制御信号S2他の装置(例えば、放送波受信装置)に送信することができる。
よって、信号処理装置1は、例えば、当該中間周波数信号付近の周波数を利用する機器に対して影響を与えないメリットがある。
判定部13は、BS又はCSの左旋円偏波による衛星放送波の受信を示す所定の識別信号S1が挿入されているかどうかによって、アンテナ11で受信した電波に基づく信号に、BS又はCSの左旋円偏波による衛星放送波の信号が含まれているかどうかを判定する構成でもよい。
制御信号生成部14は、判定部13により所定の識別信号S1が挿入されていると判定された場合、BS又はCSの左旋円偏波による衛星放送波が宅内配線によって伝送されないように制御する制御信号S2を生成する。
出力部15は、他の装置(例えば、放送波受信装置)と有線又は無線で接続されており、他の装置に対して制御信号S2を出力する。
信号処理装置1は、放送信号の処理を行う放送波受信装置の付近に設置されてもよいし、放送波受信装置から離れた場所に設置されてもよい。
信号処理装置1は、BS又はCSの左旋円偏波による衛星放送波の中間周波数(IF)信号の漏えいの有無を検出し、検出結果に応じて左旋円偏波の中間周波数(IF)信号が宅内配線によって伝送されないように制御するための制御信号S2を他の装置(例えば、放送波受信装置)に送信することができる。
よって、信号処理装置1は、例えば、当該中間周波数信号付近の周波数を利用する機器に対して影響を与えないメリットがある。
信号処理装置1は、図1に示すように、固有の識別信号S3が記憶されている記憶部16を備える構成でもよい。
このような構成の場合、判定部13は、アンテナ11で変換された信号に、記憶部16に記憶されている識別信号S3と同一の信号が含まれていると判定した場合に、BS又はCSの左旋円偏波による衛星放送波の受信を示す所定の識別信号S1が挿入されていると判定する。
よって、信号処理装置1は、記憶部16に記憶されている識別信号S3に基づいて、BS又はCSの左旋円偏波による衛星放送波の受信を示す所定の識別信号S1が挿入されているかどうかを確実に判定することができる。
信号処理装置1は、図3に示すように、放送信号の処理を行う放送信号処理部101を備える放送波受信装置100に内蔵される構成でもよい。また、放送波受信装置100は、宅内配線Aが接続される接続部102を備える。このような構成によると、出力部15から出力された制御信号S2は、接続部102を介して宅内配線Aに入力される。よって、放送波受信装置100は、宅内配線Aを介して制御信号S2を送信できるので、新たに配線工事を行うことなく既存の宅内配線を有効活用することができる。
また、放送波受信装置100は、例えば、テレビ受信機、チューナー内蔵の録画再生装置等である。
信号処理装置1は、BS又はCSの左旋円偏波による衛星放送波の中間周波数(IF)信号の漏えいの有無を検出し、検出結果に応じて左旋円偏波の中間周波数(IF)信号が宅内配線によって伝送されないように制御するための制御信号S2を放送信号処理部101に送信する。
かかる構成によれば、放送波受信装置100は、BS又はCSの左旋円偏波による衛星放送波の中間周波数(IF)信号の漏えいの有無を検出し、検出結果に応じて当該中間周波数(IF)信号が宅内配線によって伝送しないように制御するので、例えば、当該中間周波数信号付近の周波数を利用する機器に対して影響を与えないメリットがある。
<第1構成例>
つぎに、信号処理装置1と放送波受信装置100を備える放送受信システム200の構成例(第1構成例)について、図4を参照しながら説明する。以下では、信号処理装置1は、放送波受信装置100に内蔵されているものとして説明するが、これに限られない。
放送受信システム200は、衛星放送受信アンテナ201と、コンバータ202と、放送波受信装置100とを備える。
コンバータ202は、衛星放送受信アンテナ201(反射鏡)で受信した衛星放送波を偏波分離し、それぞれを所定の中間周波数に変換し、その後、地上波デジタルテレビ放送信号やケーブルテレビによって提供される信号と混合し、混合した信号を宅内配線Aに供給する。
具体的には、コンバータ202は、図4に示すように、受波部203と、偏波分離部204と、第1周波数変換部205と、第2周波数変換部206と、スイッチ部207と、信号検出部208、合波部209と、パイロット信号生成部210と、混合部211とを備える。
受波部203は、衛星放送受信アンテナ201(反射鏡)によって焦点に集められた衛星放送波を受信する。受波部203は、受信した衛星放送波を電気信号に変換する。
偏波分離部204は、受波部203で変換された電気信号を偏波に基づいて右旋円偏波と左旋円偏波に分離する。偏波分離部204は、右旋円偏波を第1周波数変換部205に出力し、左旋円偏波を第2周波数変換部206に出力する。
第1周波数変換部205は、例えば、10.678GHzの局部発信周波数(Lo)で右旋円偏波の周波数(12GHz帯)を中間周波数の信号(右旋IF信号)に周波数変換する。具体的には、右旋円偏波には、BSとCSが含まれているので、厳密に言えば、右旋IF信号は、BS右旋IF信号(1032MHz〜1489MHz)とCS右旋IF信号(1595MHz〜2071MHz)が含まれている。
第2周波数変換部206は、例えば、9.609GHzの局部発信周波数(Lo)で左旋円偏波の周波数(12GHz帯)の中間周波数の信号(左旋IF信号)に周波数変換する。具体的には、左旋円偏波には、BSとCSが含まれているので、厳密に言えば、左旋IF信号は、BS左旋IF信号(2120MHz〜2577MHz)とCS左旋IF信号(2644MHz〜3120MHz)が含まれている。
合波部209は、詳細は後述するが、スイッチ部207がON状態の場合には、BS右旋IF信号と、CS右旋IF信号と、BS左旋IF信号と、CS左旋IF信号とを合波して合波信号を生成する。
パイロット信号生成部210は、合波信号にBS左旋IF信号及びCS左旋IF信号が含まれている場合には、その旨を示す識別信号S1としてのパイロット信号を生成し、合波部209に供給する。また、パイロット信号生成部210は、BS左旋IF信号及びCS左旋IF信号と干渉しないようなパイロット信号(例えば、周波数は、2080MHz〜2110MHz又は3130MHz〜3200MHzの範囲)を生成する。なお、放送受信システム200では、パイロット信号が放送波受信装置100に到達するレベルが十分でなければ、スイッチ部207をOFF状態に制御して、BS左旋IF信号及びCS左旋IF信号を通さないようにしてもよい。これは、左旋円偏波放送の開始前でも有効である。パイロット信号生成部210は、例えば、第2周波数変換部206を監視し、偏波分離部204から左旋円偏波が供給された場合に、合波信号にBS左旋IF信号及びCS左旋IF信号が含まれていると判定してもよい。
合波部209は、パイロット信号生成部210から供給されたパイロット信号を含めて合波信号を生成する。
混合部211は、地上波デジタルテレビ放送信号やケーブルテレビによって提供される信号と、合波信号とを混合して混合信号を生成し、混合信号を宅内配線Aに供給する。
信号処理装置1は、パイロット信号を検出したかどうかによって、BS左旋IF信号及びCS左旋IF信号の漏えいの有無を検出し、パイロット信号を検出した場合、BS左旋IF信号及びCS左旋IF信号が宅内配線Aによって伝送されないように制御するための制御信号S2を生成して、宅内配線Aに供給する。
信号検出部208は、宅内配線Aを介して供給された制御信号S2に基づいて、スイッチ部207がOFF状態になるように制御する。
このようにして放送受信システム200は、パイロット信号の有無を検出し、検出結果に応じてBS左旋IF信号及びCS左旋IF信号が宅内配線Aによって伝送されないように制御するので、例えば、当該中間周波数信号付近の周波数を利用する機器に対して影響を与えないメリットがある。
なお、スイッチ部207が配置される場所は、第2周波数変換部206と合波部209の間に限られず、第2周波数変換部206の前段部でもよい。
<第2構成例>
つぎに、信号処理装置1と放送波受信装置100を備える放送受信システム200の構成例(第2構成例)について、図5を参照しながら説明する。以下では、第1構成例と同じ構成要素には同じ符号を付して説明する。
放送受信システム200は、衛星放送受信アンテナ201と、コンバータ202と、放送波受信装置100とを備える。
コンバータ202は、衛星放送受信アンテナ201(反射鏡)で受信した衛星放送波を偏波分離し、それぞれを所定の中間周波数に変換し、その後、地上波デジタルテレビ放送信号やケーブルテレビによって提供される信号と混合し、混合した信号を宅内配線Aに供給する。
具体的には、コンバータ202は、図5に示すように、受波部203と、偏波分離部204と、第1周波数変換部205と、第2周波数変換部206と、信号検出部208、合波部209と、パイロット信号生成部210と、混合部211とを備える。
受波部203は、衛星放送受信アンテナ201(反射鏡)によって焦点に集められた衛星放送波を受信する。受波部203は、受信した衛星放送波を電気信号に変換する。
偏波分離部204は、受波部203で変換された電気信号を偏波に基づいて右旋円偏波と左旋円偏波に分離する。偏波分離部204は、右旋円偏波を第1周波数変換部205に出力し、左旋円偏波を第2周波数変換部206に出力する。
第1周波数変換部205は、例えば、10.678GHzの局部発信周波数(Lo)で右旋円偏波の周波数(12GHz帯)を中間周波数の信号(右旋IF信号)に周波数変換する。具体的には、右旋円偏波には、BSとCSが含まれているので、厳密に言えば、右旋IF信号は、BS右旋IF信号(1032MHz〜1489MHz)とCS右旋IF信号(1595MHz〜2071MHz)が含まれている。
第2周波数変換部206は、例えば、9.609GHzの局部発信周波数(Lo)で左旋円偏波の周波数(12GHz帯)の中間周波数の信号(左旋IF信号)に周波数変換する。具体的には、左旋円偏波には、BSとCSが含まれているので、厳密に言えば、左旋IF信号は、BS左旋IF信号(2120MHz〜2577MHz)とCS左旋IF信号(2644MHz〜3120MHz)が含まれている。
合波部209は、BS右旋IF信号と、CS右旋IF信号と、BS左旋IF信号と、CS左旋IF信号とを合波して合波信号を生成する。
パイロット信号生成部210は、合波信号にBS左旋IF信号及びCS左旋IF信号が含まれている場合には、その旨を示すパイロット信号を生成し、合波部209に供給する。また、パイロット信号生成部210は、BS左旋IF信号及びCS左旋IF信号と干渉しないようなパイロット信号(例えば、周波数は、2080MHz〜2110MHz又は3130MHz〜3200MHzの範囲)を生成する。なお、放送受信システム200では、パイロット信号が放送波受信装置100に到達するレベルが十分でなければ、スイッチ部207をOFF状態に制御して、BS左旋IF信号及びCS左旋IF信号を通さないようにしてもよい。これは、左旋円偏波放送の開始前でも有効である。パイロット信号生成部210は、例えば、第2周波数変換部206を監視し、偏波分離部204から左旋円偏波が供給された場合に、合波信号にBS左旋IF信号及びCS左旋IF信号が含まれていると判定してもよい。
合波部209は、パイロット信号生成部210から供給されたパイロット信号を含めて合波信号を生成する。
混合部211は、地上波デジタルテレビ放送信号やケーブルテレビによって提供される信号と、合波信号とを混合して混合信号を生成し、混合信号を宅内配線Aに供給する。
信号処理装置1は、パイロット信号を検出したかどうかによって、BS左旋IF信号及びCS左旋IF信号の漏えいの有無を検出し、パイロット信号を検出した場合、BS左旋IF信号及びCS左旋IF信号が宅内配線Aによって伝送されないように制御するための制御信号S2を生成して、宅内配線Aに供給する。
信号検出部208は、宅内配線Aを介して供給された制御信号S2に基づいて、第2周波数変換部206の電源がOFFになるように制御する。
このようにして放送受信システム200は、パイロット信号の有無を検出し、検出結果に応じてBS左旋IF信号及びCS左旋IF信号が宅内配線Aによって伝送されないように制御するので、例えば、当該中間周波数信号付近の周波数を利用する機器に対して影響を与えないメリットがある。
つぎに、制御信号生成部14により生成される制御信号S2の具体例について説明する。
放送波受信装置100とコンバータ202とは宅内配線Aによって電気的に接続しているので、パルス信号を制御信号S2として用いることができる。
例えば、放送波受信装置100はコンバータ202に所定周波数(例えば20〜30kHz)のパルス信号を常時送信している。パルス信号の発生には無安定マルチバイブレータを用いればよい。信号処理装置1は、パイロット信号を検出した場合、放送波受信装置100からコンバータ202へのパルス信号の送信を停止する。信号検出部208は、パルス信号の停止に基づいて、BS左旋IF信号及びCS左旋IF信号が宅内配線Aによって伝送されないように制御する構成が考えられる。
つぎに、電圧を制御信号S2として用いる場合について説明する。
放送波受信装置100から宅内配線Aを介してコンバータ202に電圧を供給する構成の場合には、電圧を制御信号S2として用いることができる。
例えば、信号処理装置1は、パイロット信号を検出した場合、放送波受信装置100からコンバータ202に供給している電圧値(例えば、20V)を他の電圧値(例えば、15V)に変更するように制御する。信号検出部208は、供給される電圧値の変化(例えば、20Vから15Vへの変化)に基づいて、BS左旋IF信号及びCS左旋IF信号が宅内配線Aによって伝送されないように制御する構成が考えられる。
また、本発明では、放送波受信装置100からの制御によって、BS左旋IF信号及びCS左旋IF信号を受信するかどうかの制御を行えるので、すべての機器及び部品がBS左旋IF信号及びCS左旋IF信号の受信に対応していることが確認できれば、BS左旋IF信号及びCS左旋IF信号が宅内配線Aによって伝送されるように制御する構成でもよい。例えば、ユーザがリモコンを操作することによって、BS左旋IF信号及びCS左旋IF信号の受信を制御するような構成が考えられる。
また、BS左旋IF信号及びCS左旋IF信号の受信に対応していない機器や部品によって放送受信システムが構成されている場合には、左旋IFで使用される高い周波数まで対応しておらず、左旋IFの挿入損失が大きいことが予想される。放送波受信装置100は、左旋IFの到達レベルが所定のレベル以下の場合には、BS左旋IF信号及びCS左旋IF信号が宅内配線Aによって伝送されないように制御する構成でもよい。
また、パイロット信号生成部210で生成するパイロット信号は、信号処理装置1において検出した漏えいが自己の受信設備から発生したものであることを特定するためのものであるが、以下では、これを用いない構成について説明する。
信号処理装置1は、電源の投入時に、予め記憶されているパルスパターンを読み出す。パルスパターンは、例えば、記憶部16に記憶されている。
例えば、パルスパターンは、図6(a)に示すように、5秒間で5回のHigh−Lowを繰り返すパターンである。
信号処理装置1は、読み出したパルスパターンに応じて放送波受信装置100からコンバータ202に制御信号S2を送信する。制御信号S2に基づいて、信号検出部208は、BS左旋IF信号及びCS左旋IF信号が宅内配線Aによって伝送されるかどうかを制御する。このとき、制御状況は上記パルスパターンに連動する。
信号処理装置1は、アンテナ11で受信した信号に含まれているパターンと、記憶部16に記憶されているパルス信号のパターンとを比較する。なお、信号処理装置1において比較に用いられている回路は、EXOR回路を想定するが、これに限られない。
信号処理装置1は、比較結果から同一のパターンであると判定した場合(例えば、図6(a)に示すパターンと図6(b)に示すパターン)には、アンテナ11で受信した電波が自己の受信設備から漏えいしていると判断でき、BS左旋IF信号及びCS左旋IF信号が宅内配線Aによって伝送されないように制御する。
一方、信号処理装置1は、比較結果から同一のパターンではないと判定した場合(例えば、図6(a)に示すパターンと図6(c)に示すパターン)には、アンテナ11で受信した電波が自己の受信設備から漏えいしたものではないと判断でき、BS左旋IF信号及びCS左旋IF信号が宅内配線Aによって伝送されるように制御する。
なお、信号処理装置1、放送波受信装置100及び放送受信システム200の適用場所に限定はない。例えば、信号処理装置1、放送波受信装置100及び放送受信システム200は、一般家庭住宅、集合住宅、オフィスビル、ホテル等さまざまな場所、施設に適用することができる。また、本願で用いた「宅内配線」という用語は、電気信号を伝達する用途で建物に配されている電気信号線の一例を示したものに過ぎず、何らの限定を意図する用語ではない。
1 信号処理装置
11 アンテナ
12 増幅部
13 判定部
14 制御信号生成部
15 出力部
16 記憶部
100 放送波受信装置
101 放送信号処理部
102 接続部
200 放送受信システム
201 衛星放送受信アンテナ
202 コンバータ
203 受波部
204 偏波分離部
205 第1周波数変換部
206 第2周波数変換部
207 スイッチ部
208 信号検出部
209 合波部
210 パイロット信号生成部
211 混合部
A 宅内配線

Claims (5)

  1. 電波を受信するアンテナと、
    前記アンテナで受信した電波に基づく信号に、BS又はCSの左旋円偏波による衛星放送波の信号が含まれているかどうかを判定する判定部と、
    前記判定部により前記BS又はCSの左旋円偏波による衛星放送波の信号が含まれていると判定された場合、前記BS又はCSの左旋円偏波による衛星放送波が宅内配線によって伝送されないように制御する制御信号を生成する制御信号生成部と、
    前記制御信号を出力する出力部とを備える信号処理装置。
  2. 前記判定部は、BS又はCSの左旋円偏波による衛星放送波の受信を示す所定の識別信号が挿入されているかどうかによって、前記アンテナで受信した電波に基づく信号に、BS又はCSの左旋円偏波による衛星放送波の信号が含まれているかどうかを判定する請求項1記載の信号処理装置。
  3. 固有の識別信号が記憶されている記憶部を備え、
    前記判定部は、前記アンテナで変換された信号に、前記記憶部に記憶されている識別信号と同一の信号が含まれていると判定した場合に、前記アンテナで受信した電波に基づく信号に、BS又はCSの左旋円偏波による衛星放送波の信号が含まれていると判定する請求項2記載の信号処理装置。
  4. 前記請求項1記載の信号処理装置を備える放送波受信装置。
  5. 宅内配線が接続される接続部を備え、
    前記出力部から出力された前記制御信号は、前記接続部を介して前記宅内配線に入力される請求項4記載の放送波受信装置。
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