JP6211455B2 - キャブレター用の加温装置 - Google Patents

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Description

本発明は、エンジンの吸気系に設けられるキャブレターを加温する装置に関する。
刈払機などの携帯型作業機に搭載されるエンジンの吸気系には、燃料を空気に混合して混合気を生成するキャブレター(気化器)が設けられ得る。
この点、特許文献1に記載のエンジンの吸気系では、エンジンのシリンダにインシュレーターを介してキャブレターを接続している。また、特許文献1では、インシュレーターとキャブレターとの間に放熱板を介装している。
特開2001−123888号公報
しかしながら、特許文献1に記載のようなキャブレターでは、低温(例えば気温0℃〜5℃)かつ高湿度の環境下でエンジンを運転するときに、燃料の気化により熱が奪われてアイシング(凍結)が発生するおそれがあった。
本発明は、このような実状に鑑み、キャブレターでのアイシングの発生を抑制することを目的とする。
そのため本発明に係るキャブレター用の加温装置は、エンジンの吸気系に設けられて吸入空気と燃料とを混合して混合気を生成するキャブレターを加温する装置である。キャブレター用の加温装置は、伝熱性を有してキャブレターに取り付けられる本体部と、本体部に設けられて吸入空気よりも高温の流体が流通する高温流体通路と、を含んで構成される。ここで、前記流体は、エンジンのブローバイガスを含む
本発明によれば、キャブレター用の加温装置の高温流体通路を流れるブローバイガスの熱が、本体部を介して、キャブレターに伝熱される。これによりキャブレターが加温されるので、キャブレターでのアイシングの発生を抑制することができる。
本発明の第1実施形態におけるエンジンの概略構成を示す断面図 同上実施形態におけるキャブレター用の加温装置の正面図 図2のI−I断面図 同上実施形態におけるキャブレターの概略構成を示す断面図 同上実施形態におけるノズルの説明図 同上実施形態におけるエンジンの潤滑装置の概略説明図 本発明の第2実施形態におけるエンジンの潤滑装置の概略説明図 本発明の第3実施形態におけるエンジンの潤滑装置の概略説明図 本発明の第4実施形態におけるエンジンの概略構成を示す断面図
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の第1実施形態におけるエンジンの概略構成を示す断面図である。尚、図1は、ピストンが上死点TDC(Top Dead Center)付近に位置した状態にあるときのエンジンを示している。
エンジン1は、OHV(Over Head Valve)形式の4ストロークエンジンであり、空冷式である。エンジン1は、シリンダ部2と、シリンダ部2の下部に取り付けられたクランクケース3と、クランクケース3の下側方向位置に配設されたオイルタンク4とを備える。
シリンダ部2は、このピストン5を図1中の上下方向に摺動させるための円柱状の空間を有している。そして、この空間内に、ピストン5が図1中において上下方向に摺動自在に間隙を有して嵌入されている。すなわち、シリンダ部2は、ピストン5を往復動可能に収容する。
シリンダ部2、クランクケース3及びピストン5によってクランク室7が形成されている。つまり、シリンダ部2の側面とピストン5で形成されるクランクケース3側の円柱状空間と、クランクケース3内の空間とによりクランク室7が形成されている。このクランク室7では、ピストン5が摺動するにしたがい、その内部空間の容積が変化する。
シリンダヘッド8、シリンダ部2及びピストン5によって燃焼室9が形成されている。
オイルタンク4は、クランクケース3と別個に設けられ、エンジン1の潤滑用のオイルを貯留する。
オイルタンク4とクランクケース3との間には、クランクケース3(クランク室7)からオイルタンク4へのオイルの流れのみを許容する逆止弁10が設けられている。
ここで、ピストン5が下死点BDC(Bottom Dead Center)から上死点TDCまで移動するにしたがい、クランク室7内の圧力は負圧になる。逆に、ピストン5が上死点TDCから下死点BDCまで移動するにしたがい、クランク室7内の圧力は正圧になる。それゆえ、クランク室7内の圧力が正圧であるときに、逆止弁10が開弁して、クランク室7からオイルタンク4へ液状又は霧状のオイルが流れる。また、クランク室7内の圧力が負圧であるときに、逆止弁10は閉弁している。
クランクケース3内にはクランク13が回転自在に支持されている。クランク13は、回転中心となるクランク軸13a、カウンタウェイトなどから構成されている。ピストン5とクランク13とは、コネクティングロッド11によって接続されている。コネクティングロッド11とピストン5とは回転可能に接続されている。コネクティングロッド11とクランク13とは回転可能に接続されている。このような構成によって、ピストン5は、シリンダ部2内を往復摺動する。
シリンダ部2の上壁には、シリンダヘッド8が設けられている。
シリンダヘッド8には、吸気ポート15及び排気ポート16が設けられている。吸気ポート15は、インシュレーター20及び加温装置50を介して、キャブレター30に連通している。排気ポート16は、図示しない排気マフラに連通している。
シリンダヘッド8には、吸気ポート15を開閉する吸気バルブ17が設けられている。また、シリンダヘッド8には、排気ポート16を開閉する排気バルブ18が設けられている。ここで、吸気バルブ17及び排気バルブ18は燃焼室9を開閉する。
インシュレーター20は例えば円筒状の樹脂製である。インシュレーター20には通路21が貫通形成されている。通路21は、キャブレター30からの混合気を吸気ポート15に導く。
インシュレーター20とキャブレター30(後述するキャブレター本体63)との間には、キャブレター30用の加温装置50の本体部51が介装されている。加温装置50の
本体部51には、キャブレター30からの混合気が流通可能な混合気通路52が貫通形成されている。
ここで、加温装置50の構成について図2及び図3を用いて説明する。
図2は、本実施形態における加温装置50の正面図である。図3は、図2のI−I断面図である。
加温装置50は、本体部51と高温流体通路53とを含んで構成される。
本体部51は、アルミなどの金属により形成される。本体部51は、混合気の流通方向に厚みを有する平板状である。
本体部51には、前述の混合気通路52が、混合気の流通方向に貫通形成されている。
本体部51には、複数個(図では2個)の貫通孔54が形成されている。本体部51は、貫通孔54に雄ねじ部が挿通されるボルトなどを用いて、キャブレター30(図4に示すキャブレター本体63)に取り付けられる。ここで、本実施形態では、本体部51を、その第1の面51aにてキャブレター本体63に接触させた状態で、本体部51をキャブレター30に取り付ける。また、本体部51には、その第2の面51b側にインシュレーター20が取り付けられる。
本体部51には、混合気通路52を避けるように、高温流体通路53が貫通形成されている。高温流体通路53は、本体部51の第1の面51aに略平行に延びている。ここで、本体部51は、高温流体通路53を貫通形成可能な厚みを有する。
本実施形態では、高温流体通路53は、後述するブローバイガス送り通路150(図6参照)の一部を構成する。それゆえ、高温流体通路53では、オイルミストを含むブローバイガスが流通する。このブローバイガスは、前述の吸入空気よりも高温の流体である。ここで、ブローバイガスとは、未燃焼の混合気を意味する。
従って、本実施形態では、エンジン1の運転時に高温流体通路53を流れる、オイルミストを含むブローバイガスの熱が、本体部51を介して、キャブレター30(キャブレター本体63)に伝熱される。これにより、キャブレター30が加温される。
ここで、本体部51の寸法及び形状については、高温流体通路53を流れる流体から本体部51を介してキャブレター30に供給される熱量を考慮して設定され得る。例えば、当該熱量が過大である場合には、その熱の一部を大気に放出するべく、本体部51の外部への露出を増やすように、本体部51の寸法及び形状が設定され得る。
尚、本実施形態では、本体部51をキャブレター本体63に接触させた状態で、本体部51をキャブレター30に取り付けているが、この他、高温流体通路53が設けられた本体部51からの熱をキャブレター本体63に伝熱可能であれば、本体部51とキャブレター本体63との間に円筒状のインシュレーターなどを介在させた状態で、本体部51をキャブレター30に取り付けてもよい。
図1に戻って、キャブレター30と吸気ポート15との間に配置されて、キャブレター30からの混合気を吸気ポート15に導く吸気通路100は、加温装置50の本体部51の混合気通路52と、インシュレーター20の通路21とにより構成される。すなわち、混合気通路52は、吸気通路100の一部を構成している。
キャブレター30の外側(上流側)には、エアクリーナ40が設けられている。エアクリーナ40内にはフィルタ41が配置されている。このフィルタ41を空気が通過することによって、空気中のごみ等が除去される。
キャブレター30は、エアクリーナ40を通過した空気(吸入空気)に燃料を混合して混合気を生成する装置である。キャブレター30は、液体の燃料を気化して混合気を生成し得る。キャブレター30は、空気と燃料との混合比を調節可能である。また、キャブレター30は、混合気の流量を調節可能である。
キャブレター30は、空気中に燃料を混合するために、ダイアフラム式燃料ポンプ60を備える。このダイアフラム式燃料ポンプ60は圧力変動を動力にして駆動されている。
この動力を供給するために、本実施形態では、ダイアフラム式燃料ポンプ60のダイアフラム室61と、吸気通路100又はクランク室7とを、連通路64(図4参照)でつないでいる。吸気通路100又はクランク室7内の圧力は、連通路64を介してダイアフラム式燃料ポンプ60のダイアフラム室61に供給される。
尚、ダイアフラム式燃料ポンプ60には、圧力変動に応じて変位するダイアフラム62が設けられている。
図4は、ダイアフラム式燃料ポンプ60を備えるキャブレター30の概略構成を示す。
キャブレター30はキャブレター本体63を備えている。
キャブレター本体63には、前述の連通路64が形成されている。ダイアフラム62の第1の側(図中上面)にはダイアフラム室61が形成されている。ダイアフラム62の第2の側(図中下面)には、ポンプ室65が形成されている。連通路64の一端は、ダイアフラム室61に接続されている。連通路64の他端側は、吸気通路100又はクランク室7に連通している。
ポンプ室65は、インレットバルブ70を介してフューエルインレット72に連通している。また、ポンプ室65は、アウトレットバルブ74及びニードルバルブ76を介して、メタリングダイアフラム80のメタリングチャンバ81に連通している。
尚、フューエルインレット72は、図示しない吸入管を介して、密閉型の燃料タンク(図示せず)に接続されている。この燃料タンクは、液体の燃料を貯留する。
吸気通路100又はクランク室7にて生じる負圧は、連通路64を介して、ダイアフラム室61に作用する。そして、ダイアフラム室61に作用する負圧によってダイアフラム式燃料ポンプ60は駆動される。より具体的には、ダイアフラム式燃料ポンプ60のダイアフラム室61に負圧が作用して、ダイアフラム62がダイアフラム室61側に撓むときに、ポンプ室65側に負圧が作用する。このポンプ室65の負圧によって、アウトレットバルブ74が閉じられたままインレットバルブ70が開弁し、フューエルインレット72からポンプ室65に燃料が吸入される。
このようにして、ダイアフラム式燃料ポンプ60では、ダイアフラム室61に供給される圧力変動(空気脈動)によりダイアフラム62が波動運動して、このダイアフラム62の波動運動により、前述の燃料タンクからポンプ室65へ燃料が吸入される。
次に、この状態でダイアフラム式燃料ポンプ60のダイアフラム室61に作用していた負圧が正圧に転じると、ダイアフラム62の弾性作用によってダイアフラム62が元の状態に戻ろうとする。そうすると、ポンプ室65側に正圧が作用することになる。そして、ダイアフラム62の運動によってポンプ室65側に正圧が作用すると、インレットバルブ70が閉じられたままアウトレットバルブ74が開弁し、ポンプ室65から燃料が吐出される。この吐出された燃料は、ニードルバルブ76を介してメタリングダイアフラム80のメタリングチャンバ81に供給される。
メタリングチャンバ81は、メタリングダイアフラム80によって背圧室82と区画されている。背圧室82にはエンジン1の圧力が作用しており、メタリングダイアフラム80は、エンジン1の圧力とメタリングチャンバ81との圧力差によって駆動されることとなる。尚、この背圧室82とエンジンの負圧とを連通する通路は図示していない。
メタリングダイアフラム80は、コントロールレバー84を介して前述のニードルバルブ76に接続されており、このメタリングダイアフラム80の作動によってニードルバルブ76が開閉する。具体的には、メタリングチャンバ81が燃料で満たされると、メタリングチャンバ81が昇圧し、メタリングダイアフラム80が背圧室82側に撓む。このとき、コントロールレバースプリング86の弾性力により、コントロールレバー84は、その一端(図中右側)が押し下げられるとともに、他端(図中左側)が押し上げられるように回動する。こうしたコントロールレバー84の回動動作によって、ニードルバルブ76が押し上げられ、ポンプ室65とメタリングチャンバ81の連通が遮断されることとなる。
また、キャブレター本体63には、吸気通路100とエアクリーナ40とを接続する通路88が形成されている。この通路88は、上流側(エアクリーナ40側)を大径部88aとし、下流側(吸気通路100側)を大径部88aよりも小径のベンチュリ部88bとしている。ベンチュリ部88bには、その開度を変位させるスロットルバルブ90が設けられている。
スロットルバルブ90は、その回転軸を通路88に直交させており、回転レバー90aを操作することによって図中上下方向にスライドしながら回転し、その回転量によってベンチュリ部88bの開度が変位するようにしている。
スロットルバルブ90には、その回転軸と同軸状に、通路88を流通する空気に混合される燃料の量を微調整するための第1アジャスタスクリュ91が設けられている。
第1アジャスタスクリュ91には、その回転軸と同軸状に、第2アジャスタスクリュ92が設けられている。第2アジャスタスクリュ92は、図中の上下方向に延びるように設けられている。また、第2アジャスタスクリュ92については、上方から下方に向かって、後述するノズル94の内径寸法と略同一の外径寸法から二段階に外形寸法が小さくなる。
第2アジャスタスクリュ92の先端には、後述するメインジェット96を切り換えるための切り換え部92aが設けられている。
第1アジャスタスクリュ91は、スロットルバルブ90に対して一方(ねじ締めつけ方向)に回転すると図中下方に移動し、これとは逆に、スロットルバルブ90に対して他方(ねじ戻し方向)に回転すると図中上方に移動する。
第2アジャスタスクリュ92は、第1アジャスタスクリュ91と同様に、第1アジャスタスクリュ91に対して一方(ねじ締めつけ方向)に回転すると図中下方に移動し、これとは逆に、第1アジャスタスクリュ91に対して他方(ねじ戻し方向)に回転すると図中上方に移動する。
キャブレター本体63には、第2アジャスタスクリュ92に対向するようにノズル94が設けられており、このノズル94のノズル先端94aに、第2アジャスタスクリュ92の先端が挿入されている。ノズル94には、通路88に開口する孔94bが形成されており、この孔94bに連通する基端94cを、メタリングチャンバ81に臨ませている。尚、孔94bとメタリングチャンバ81との間には、混合比調節手段及び燃料供給量調節手段としてのメインジェット96及びメインチェックバルブ98が設けられている。
図5は、ノズル94の説明図である。
メインジェット96は、所定の開口面積でノズル94の孔94bとメタリングチャンバ81とを連通する第1メインジェット部96aと、第1メインジェット部96aよりも大きい開口面積でノズル94の孔94bとメタリングチャンバ81とを連通する第2メインジェット部96bとを有する。
メインジェット96は、第2アジャスタスクリュ92の切り換え部92aによって第1メインジェット部96a及び第2メインジェット部96bの一方が閉鎖され、他方がノズル94の孔94bとメタリングチャンバ81とを連通する。メインジェット96は、第2アジャスタスクリュ92を第1アジャスタスクリュ91に対して回転させることにより、第1メインジェット部96a及び第2メインジェット部96bの閉鎖と開放が切り換えられる。つまり、メインジェット96は、使用する燃料に応じて第1アジャスタスクリュ91に対して第2アジャスタスクリュ92を回転させることにより、第1メインジェット部96a及び第2メインジェット部96bの一方に燃料を流通させる。
次に、エンジン1の潤滑装置について、図6を用いて説明する。
図6は、本実施形態におけるエンジン1の潤滑装置の概略説明図である。
オイルタンク4には、クランク軸13aや動弁系部材などの駆動部品を潤滑するためのオイルが貯留される。オイルタンク4とクランク室7とは注油通路114によって接続されている。クランク室7とオイルタンク4とは逆止弁10を介して第1オイル排出通路116によって接続されている。ここで、前述の図1では、第1オイル排出通路116の図示を省略している。
吸気バルブ17及び排気バルブ18を駆動する動弁機構は、クランク軸13aに固着されたバルブ駆動ギヤ117、バルブ駆動ギヤ117によって駆動されてカム118を有するカムギヤ119、ロッカーアーム(図示せず)などの部品により構成される。この動弁機構のうちバルブ駆動ギヤ117及びカムギヤ119は、シリンダ部2の側方に設けられた駆動室121に収容され、ロッカーアームは、シリンダ部2の上方に設けられた動弁室(ロッカー室)122に収容されている。ここで、吸気バルブ17及び排気バルブ18を駆動する動弁機構のうち、動弁室22に収容されるロッカーアームなどの部品が、本発明の「吸気・排気の各バルブ機構」に対応する。
駆動室121と動弁室122とは接続通路123によって接続されている。
駆動室121とオイルタンク4とは第2オイル排出通路125によって接続されている。注油通路114と第2オイル排出通路125とは流量調整通路126で接続されている。流量調整通路126には流量絞り127が設けられている。
オイルタンク4の内部で注油通路114は可撓性チューブ132と接続されている。可撓性チューブ132の一端付近には錘133が装着されており、可撓性チューブ132の一端が吸油口134として機能する。そして、エンジン1がどのような姿勢であっても、注油通路114の吸油口134は錘133によってオイルの油面下に没する。
注油通路114とクランク室7とはピストン5が上死点近傍にあるタイミングでのみ連通するように接続され、それ以外のタイミングでは注油通路114がピストン5により閉じられる。また、注油通路114には、オイルがオイルタンク4からクランク室7の方向にのみ流れることを許容する一方向弁99が設けられている。このような構成にすることで、エンジン1がどのような姿勢であっても、クランク室7の負圧を利用して、オイルタンク4からクランク室7に十分にオイルを送ることが可能になり、クランク軸13aやピストン5を十分に潤滑させることができる。
クランク室7内で余剰となるオイルは、逆止弁10の開弁時に第1オイル排出通路116を介してオイルタンク4に回収される。
オイルタンク4内の霧状のオイル(オイルミスト)は、第2オイル排出通路125を経て駆動室121に供給され、更に接続通路123を経て動弁室122に供給される。このオイルミストによって、前述の動弁機構を構成する各部品が潤滑される。
動弁室122内には、動弁室122内に溜まったオイルを吸引するために吸引管136が複数設けられている。そして、吸引管136と連結通路137とが接続されている。連結通路137は動弁室122のクランク室7とは反対側に設けられている。吸引管136は連結通路137に連通して動弁室122内のクランク室側へ延びるように設けられており、吸引管136の先端は開口している。吸引管136の開口先端部は、動弁室122内のクランク室側底面からオイルを吸い上げるために、動弁室122のクランク室側底面の近傍位置に配置されている。そして、吸引管136は動弁室122の隅部に配置されて、動弁室122が上方に位置する状態でエンジン1が傾いても、いずれかの吸引管136を介して動弁室122内に溜まるオイルが吸引できるようになっている。
連結通路137には小孔138が複数設けられている。この小孔138は、動弁室122のクランク室7とは反対側の隅部に配置され、動弁室122が下方に位置する反転状態にエンジン1が傾いても、いずれかの小孔138を介して動弁室122内に溜まるオイルを吸引できる。
連結通路137には、オイルが動弁室122からクランク室7の方向にのみ流れることを許容する一方向弁139が設けられている。
連結通路137には直通通路140が設けられている。直通通路140とクランク室7とは、ピストン5が上死点近傍にあるタイミングでのみ連通するように接続され、それ以外のタイミングでは直通通路140がピストン5により閉じられる。このような構成にすることで、エンジン1がどのような姿勢であっても、クランク室7の圧力が略下限の状態にある負圧を利用して、動弁室122からクランク室7に十分にオイルを吸い込むことが可能になり、動弁室122でオイルが必要以上に溜まることを防止できる。
ここで、オイル戻り通路141は、吸引管136、連結通路137、及び直通通路140を含んで構成される。オイル戻り通路141は、その一端部が動弁室122に接続されて、他端部がシリンダ部2に接続される。また、オイル戻り通路141では、動弁室122からのオイルが流通する。オイル戻り通路141を流れるオイルは、前述の吸入空気よりも高温の流体である。
気液分離装置142はエアクリーナ40に備えられている。動弁室122と気液分離装置142とはブローバイガス送り通路150によって接続されている。ここで、ブローバイガス送り通路150では、オイルミストを含むブローバイガスが流通する。また、ブローバイガス送り通路150を流れる、オイルミストを含むブローバイガスは、前述の吸入空気よりも高温の流体である。
オイルミストを含むブローバイガスは、ブローバイガス送り通路150を通じて、金網等で構成される気液分離装置142に送られる。気液分離装置142では、ブローバイガス中のオイル分を金網等に付着させることで、オイルとブローバイガスとを分離する。
気液分離装置142とクランク室7とは還流通路152によって接続されている。気液分離装置142によってブローバイガスから分離されたオイルは還流通路152を通じてクランク室7に送られる。
気液分離装置142と、エアクリーナ40内の空気通路とは、ブローバイガス排出通路160によって接続されている。ここで、ブローバイガス排出通路160では、気液分離装置142にて気液分離された後(換言すれば、オイル分が分離された後)のブローバイガスが流通する。また、ブローバイガス排出通路160を流れるブローバイガスは、前述の吸入空気よりも高温の流体である。
気液分離装置142によって分離されたブローバイガスは、エアクリーナ40内の空気通路、キャブレター30の通路88、吸気通路100、及び、吸気ポート15を通じて、燃焼室9に送られる。
還流通路152とクランク室7とはピストン5が上死点近傍にあるタイミングでのみ連通するように接続され、それ以外のタイミングでは還流通路152がピストン5により閉じられる。また、還流通路152には、オイルが気液分離装置142からクランク室7の方向にのみ流れることを許容する一方向弁154が設けられている。このような構成にすることで、クランク室7の負圧を利用して、気液分離装置142からクランク室7に十分にオイルを吸い込むことが可能になり、気液分離装置142からブローバイガス排出通路160にオイルが排出されることを抑制でき、オイルの早期消費を抑制できる。
ここで、潤滑用のオイルが循環する第1オイル潤滑経路171は、オイルタンク4、第2オイル排出通路125、駆動室121、接続通路123、動弁室122、ブローバイガス送り通路150、気液分離装置142、還流通路152、クランク室7(シリンダ部2)、及び、第1オイル排出通路116により構成される。それゆえ、動弁室122、ブローバイガス送り通路150、及び、気液分離装置142は、第1オイル循環経路171の一部を構成する。
また、潤滑用のオイルが循環する第2オイル潤滑経路172は、オイルタンク4、第2オイル排出通路125、駆動室121、接続通路123、動弁室122、オイル戻り通路141(吸引管136、連結通路137、及び直通通路140)、クランク室7(シリンダ部2)、及び、第1オイル排出通路116により構成される。それゆえ、動弁室122、オイル戻り通路141、及び、シリンダ部2は、第2オイル循環経路172の一部を構成する。
本実施形態では、図6に示すように、加温装置50の高温流体通路53が、ブローバイガス送り通路150の一部(換言すれば途中部分)を構成している。また、加温装置50の高温流体通路53は、第1オイル循環経路171の一部(換言すれば途中部分)を構成している。これにより、エンジン1の運転中にキャブレター30はブローバイガスの熱により温度低下が抑制されるので、キャブレター30でのアイシングの発生を抑制することができる。また、ブローバイガス中のオイルミスト分については、キャブレター30により冷却されることで液化が促進されるので、気液分離装置142でのオイル回収率を向上させることができる。それゆえ、エアクリーナ40の汚れの低減と、オイル消費量の低減と、燃焼室9でのカーボン付着の低減とを実現することができる。
本実施形態によれば、キャブレター30用の加温装置50は、エンジン1の吸気系に設けられて吸入空気と燃料とを混合して混合気を生成するキャブレター30を加温する装置である。加温装置50は、伝熱性を有してキャブレター30に取り付けられる本体部51と、本体部51に設けられて吸入空気よりも高温の流体が流通する高温流体通路53と、を含んで構成される。前記流体は、エンジン1の潤滑用オイルとブローバイガスとの少なくとも一方である。これにより、キャブレター30が加温されるので、キャブレター30でのアイシングの発生(特に、キャブレター30のノズル94近傍でのアイシングの発生)を抑制することができる。
また本実施形態によれば、高温流体通路53は、潤滑用オイルが循環する第1オイル循環経路171の一部を構成する。これにより、オイルの温度上昇を抑制することができるので、オイルの劣化の抑制と、潤滑性能の低下の抑制とを実現することができる。
また本実施形態によれば、エンジン1は、吸気・排気の各バルブ機構を収容した動弁室122と、一端部が動弁室122に接続されて、動弁室122からの潤滑用オイルとブローバイガスとが流通するブローバイガス送り通路150と、ブローバイガス送り通路150の他端部が接続されて、潤滑用オイルとブローバイガスとを分離する気液分離装置142と、を含んで構成される。動弁室122、ブローバイガス送り通路150、及び、気液分離装置142は、第1オイル循環経路171の一部を構成する。高温流体通路53は、ブローバイガス送り通路150の一部を構成する。これにより、ブローバイガス中のオイルミスト分については、キャブレター30により冷却されることで液化が促進されるので、気液分離装置142でのオイル回収率を向上させることができる。
また本実施形態によれば、加温装置50の本体部51は、キャブレター30とエンジン1の吸気ポート15との間に配置されて、キャブレター30に取り付けられる。これにより、加温装置50の高温流体通路53を含む第1オイル循環経路171をコンパクトな構成とすることができる。
また本実施形態によれば、エンジン1は、キャブレター30と吸気ポート15との間に配置されてキャブレター30からの混合気を吸気ポート15に導く吸気通路100を含んで構成される。本体部51は、混合気が流通可能な混合気通路52を備える。混合気通路52は、吸気通路100の一部を構成する。これにより、加温装置50の設置にともなう吸気系の大型化を抑制することができる。
図7は本発明の第2実施形態におけるエンジン1の潤滑装置の概略説明図である。
前述の第1実施形態と異なる点について説明する。
本実施形態では、加温装置50の高温流体通路53が、直通通路140の一部(換言すれば途中部分)を構成している。すなわち、加温装置50の高温流体通路53は、オイル戻り通路141の一部(換言すれば途中部分)を構成している。また、加温装置50の高温流体通路53は、潤滑用オイルが循環する第2オイル循環経路172の一部(換言すれば途中部分)を構成している。これにより、エンジン1の運転中にキャブレター30は、動弁室122から回収されるオイルの熱により温度低下が抑制されるので、キャブレター30でのアイシングの発生を抑制することができる。
特に本実施形態によれば、エンジン1は、吸気・排気の各バルブ機構を収容した動弁室122と、一端部が動弁室122に接続されて、動弁室122からの潤滑用オイルが流通するオイル戻り通路141と、オイル戻り通路141の他端部が接続されて、ピストンを往復動可能に収容するシリンダ部2と、を含んで構成される。動弁室122、オイル戻り通路141、及び、シリンダ部2は、第2オイル循環経路172の一部を構成する。高温流体通路53は、オイル戻り通路141の一部を構成する。これにより、動弁室122で熱せられたオイルはキャブレター30により冷却されるので、オイルの過度の温度上昇が抑制され、ひいては、オイルの劣化の抑制と、オイルの潤滑性能の低下の抑制とを実現することができる。
図8は本発明の第3実施形態におけるエンジン1の潤滑装置の概略説明図である。
前述の第1実施形態と異なる点について説明する。
本実施形態では、ブローバイガス排出通路160の一端側(気液分離装置142側)と他端側(エアクリーナ40内の空気通路側)との間の一部(換言すれば途中部分)が、エアクリーナ40より離れるように迂回しており、この迂回部分が、加温装置50の高温流体通路53によって構成されている。
特に本実施形態によれば、エンジン1は、吸気・排気の各バルブ機構を収容した動弁室122と、一端部が動弁室122に接続されて、動弁室122からの潤滑用オイルとブローバイガスとが流通するブローバイガス送り通路150と、ブローバイガス送り通路150の他端部が接続されて、潤滑用オイルとブローバイガスとを分離する気液分離装置142と、気液分離された後のブローバイガスが流通するブローバイガス排出通路160と、を含んで構成される。高温流体通路53は、ブローバイガス排出通路160の一部を構成する。これにより、エンジン1の運転中にキャブレター30はブローバイガスの熱により温度低下が抑制されるので、キャブレター30でのアイシングの発生を抑制することができる。また、気液分離装置142にてオイル分が分離されたブローバイガスについては、キャブレター30により冷却されることで体積が減少する。このブローバイガスの体積の減少により、エアクリーナ40から吸入される新気に対するブローバイガスの混合比率が相対的に低下するので、ブローバイガスによる空燃比の変動を抑制することができ、ひいては、エンジン1の回転の安定化を実現することができる。
図9は本発明の第4実施形態におけるエンジン1の概略構成を示す断面図である。
前述の第1〜第3実施形態と異なる点について説明する。
本実施形態では、エアクリーナ40とキャブレター30との間に、上流側から下流側に向かって順に、吸気通路180と加温装置50とが介装されている。すなわち、本実施形態では、加温装置50が、キャブレター30の上流側に取り付けられている。このような構成であっても、キャブレター30が加温されるので、キャブレター30でのアイシングの発生(特に、キャブレター30のノズル94近傍でのアイシングの発生)を抑制することができる。
尚、加温装置50のキャブレター30への取り付けについては、加温装置50の高温流体通路53を流れる潤滑用オイル及び/又はブローバイガスの熱を、本体部51を介して、キャブレター30に伝熱可能であればよく、それゆえ、前述の第1〜第4実施形態に示した取り付けの手法に限らないことは言うまでもない。
また、前述の第1〜第4実施形態におけるエンジン1は、刈払機、穴掘機、コンクリートカッターなどの携帯型作業機にその駆動源として搭載可能である。また、エンジン1は、バックパックブロワ、スプレイヤ(噴霧機)、散粉機、背負い型刈払機などの背負い型作業機にその駆動源として搭載可能である。
以上からわかるように、図示の実施形態はあくまで本発明を例示するものであり、本発明は、説明した実施形態により直接的に示されるものに加え、特許請求の範囲内で当業者によりなされる各種の改良・変更を包含するものであることは言うまでもない。
1 エンジン
2 シリンダ部
3 クランクケース
4 オイルタンク
5 ピストン
7 クランク室
8 シリンダヘッド
9 燃焼室
10 逆止弁
11 コネクティングロッド
13 クランク
13a クランク軸
15 吸気ポート
16 排気ポート
17 吸気バルブ
18 排気バルブ
20 インシュレーター
21 通路
30 キャブレター
40 エアクリーナ
41 フィルタ
50 加温装置
51 本体部
52 混合気通路
53 高温流体通路
54 貫通孔
60 ダイアフラム式燃料ポンプ
63 キャブレター本体
88 通路
94 ノズル
100 吸気通路
122 動弁室
140 直通通路
141 オイル戻り通路
142 気液分離装置
150 ブローバイガス送り通路
160 ブローバイガス排出通路
171 第1オイル循環経路
172 第2オイル循環経路
180 吸気通路

Claims (7)

  1. エンジンの吸気系に設けられて吸入空気と燃料とを混合して混合気を生成するキャブレターを加温する装置であって、
    伝熱性を有して前記キャブレターに取り付けられる本体部と、
    前記本体部に設けられて前記吸入空気よりも高温の流体が流通する高温流体通路と、
    を含んで構成され、
    前記流体は、エンジンのブローバイガスを含む、キャブレター用の加温装置。
  2. 前記流体は、エンジンの潤滑用オイルであって霧状である前記潤滑用オイルを更に含む、請求項1に記載のキャブレター用の加温装置。
  3. 前記高温流体通路は、前記潤滑用オイルが循環するオイル循環経路の一部を構成する、請求項2に記載のキャブレター用の加温装置。
  4. 前記エンジンは、
    吸気・排気の各バルブ機構を収容した動弁室と、
    一端部が前記動弁室に接続されて、前記動弁室からの前記潤滑用オイルと前記ブローバイガスとが流通するブローバイガス送り通路と、
    前記ブローバイガス送り通路の他端部が接続されて、前記潤滑用オイルと前記ブローバイガスとを分離する気液分離装置と、
    を含んで構成され、
    前記動弁室、前記ブローバイガス送り通路、及び、前記気液分離装置は、前記オイル循環経路の一部を構成し、
    前記高温流体通路は、前記ブローバイガス送り通路の一部を構成する、請求項3に記載のキャブレター用の加温装置。
  5. 前記エンジンは、
    吸気・排気の各バルブ機構を収容した動弁室と、
    一端部が前記動弁室に接続されて、前記動弁室からの潤滑用オイルと前記ブローバイガスとが流通するブローバイガス送り通路と、
    前記ブローバイガス送り通路の他端部が接続されて、前記潤滑用オイルと前記ブローバイガスとを分離する気液分離装置と、
    気液分離された後の前記ブローバイガスが流通するブローバイガス排出通路と、
    を含んで構成され、
    前記高温流体通路は、前記ブローバイガス排出通路の一部を構成する、請求項1に記載のキャブレター用の加温装置。
  6. 前記本体部は、前記キャブレターと前記エンジンの吸気ポートとの間に配置されて、前記キャブレターに取り付けられる、請求項1〜請求項5のいずれか1つに記載のキャブレター用の加温装置。
  7. 前記エンジンは、前記キャブレターと前記吸気ポートとの間に配置されて前記キャブレターからの前記混合気を前記吸気ポートに導く吸気通路を含んで構成され、
    前記本体部は、前記混合気が流通可能な混合気通路を備え、
    前記混合気通路は、前記吸気通路の一部を構成する、請求項6に記載のキャブレター用の加温装置。
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