JP6210550B2 - 商品仕切り具 - Google Patents

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Description

本発明は、商品仕切り具にかかり、特に、組み立て型の商品仕切り具において、組み立て後は各部財の間のがたつきの発生を防止できる商品仕切り具に関する。
商品の陳列器具としては、たとえば、矩形平板状のプラスチック板の表面に、複数のスライドリブを互いに平行に形成したプラスチック製スライド板を、複数、棚に平行に設置または固定したものがある(特許文献1)
また、通い箱などの移送装置として、レール状に長手方向に延びる支持部からなる略L字型のアングルを備え、このアングルの天面に当たる箇所にガイド部が形成され、このアングルの底部に、プラスチック板の表面にスライドリブを互いに平行に形成したスライド板を両面粘着テープ等で固定したものがある(特許文献2)。
商品の陳列器具としては、また、複数の突状リブを長手方向に設けたスライド板に仕切り板を立設した形態の陳列器具において、スライド板の両側縁に係止孔を設けるとともに、仕切り板の底部両端に係合ピンを設け、この係合ピンをスライド板の係合孔に係合させる商品仕切り具がある(特許文献3)。
特開2007−145598号公報 特開2008−260629号公報 特許第5007463号公報
しかし、従来の組み立て型の商品仕切り具においては、たとえばスライド板の係合孔に仕切り板の係合ピンを係合させて仕切り板をスライド板に立設した際に、仕切り板とスライド板との間において、がたつきの発生が避けられなかった。
また、従来方法では、随時変更される商品サイズに合わせて、その都度スライド板の係合孔から仕切り板の係合ピンを抜き差ししながら、隣接する仕切り板の間隔を調整するために手間がかかるとともに、係合孔のピッチ間隔でしか仕切り板の間隔を調整できないために商品サイズに最適な間隔が実現できるとは限らなかった。
本発明は、設置が容易で、設置後は各部材の間のがたつきの発生を防止できる商品仕切り具の提供を目的とする。
本発明の第1の態様は、商品が載置されるとともに、板面に第1係合孔が形成された載置板と、前記第1係合孔に係合する第1係合片が下端面から突設され、側端面から第2係合片が突設されているとともに、前記第1係合片を前記第1係合孔に係合させることで前記載置板に立設される仕切り板と、前記第2係合片と係合する第2係合孔が板面に形成されているとともに、前記載置板の板面から前記仕切り板と直交する方向に立設されるストッパ板と、を備える商品仕切り具に関する。
前記商品仕切り具においては、商品は、載置板から立設された仕切り板の片側または両側に載置される。仕切り板は、下端面から突設された第1係合片が載置板の第1係合孔に係合し、載置板における商品が載置される側の面に立設される。そして、仕切り板の側端面から突設された第2係合片が、載置板の板面から仕切り板と直交する方向へ立設されたストッパ板の第2係合孔と係合することで、仕切り板の面内方向および面外方向へのガタツキが規制される。これにより、ストッパ板および仕切り板双方のガタツキが規制される。
また、前記商品仕切り具においては、商品を陳列するために予め傾斜を設けた商品陳列棚の棚板上の任意の位置に置くだけで、隣接する仕切り板の間隔はフリーサイズで、且つワンタッチで調整でき、商品サイズに最適な間隔を容易に実現できる。
本発明の第2の態様は、第1の態様の商品仕切り具において、載置板が、板面に仕切り板と直交する方向に形成され、ストッパ板の下端部が係合する係合溝を有することを特徴とする。
前記商品仕切り具においては、ストッパ板の下端部が係合する係合溝を、載置板の板面に仕切り板と直交する方向に形成することで、ストッパ板の面外方向のガタツキがさらに規制される。
本発明の第3の態様は、第1または第2の態様の商品仕切り具において、第1係合片の先端部に仕切り板の面内方向へ屈曲するフック部が形成され、第1係合孔内にフック部が係止される係止部が形成され、第2係合片の先端部に仕切り板の面内方向へ屈曲するフック部が形成されていることを特徴とする。
前記商品仕切り具においては、第1係合片の先端部に形成されたフック部を第1係合孔内の係止部に係止させ、第2係合片の先端部に形成されたフック部を第2係合孔に係合させるから、予想外の力がストッパ板または仕切り板に作用しても、ストッパ板および仕切り板が載置板から外れることがない。
前記態様の商品仕切り具においては、第1係合片のフック部と同様に、第2係合片のフック部が係止され収容される係止部となる凹部を、ストッパ板における第2係合片が挿入される側とは反対側の板面内に形成し、第2係合片のフック部がストッパ板の板面から突出しないようにすることもできる。これにより、第2係合片におけるストッパ板から突出した部分が破損することが防止される。
また、第1係合片の長さを適切に選ぶことにより、仕切り具を載置する商品陳列棚に設けた係止部に、第1係合片のフック部を係止することもでき、これによって仕切り板を棚板に固定するようにしてもよい。
本発明の第4の態様は、第1〜第3のいずれかの態様の商品仕切り具において、載置板の板面に、載置された商品の滑動を容易にする目的で、仕切り板の板面に対して平行に延在するとともに、必要な滑動性が得られるように、頭部を適度に尖らせたリブが少なくとも1列設けられていることを特徴とする。
前記商品仕切り具においては、載置板における仕切り板が係合される側の面にリブを形成しない場合と比較して、商品との接触がリブの先端部に限定されるために、仕切り板に沿った方向の商品の滑りが良好になる。また、商品載置面に多数のローラを設けた商品仕切り具等と異なり、可動部がないために長期間にわたって商品の滑りが維持される。
本発明の第5の態様は、第4の態様の商品仕切り具において、仕切り板の一方または両方の面にリブを少なくとも1列形成したことを特徴とする。
前記態様の商品仕切り具によれば、仕切り板にリブを設けない商品仕切り具と比較して、仕切り板と商品との接触部分の滑動が改善されることにより、商品の滑りが更に改善される。
前記載置板の板面または仕切り板に形成する夫々のリブは、前記載置板および仕切り板の長手方向に平行な一直線状のリブとすることができる。しかしながら、前記リブは、必ずしも前記載置板および仕切り板の長手方向に平行な一直線状である必要はなく、複数のリブが屈曲状、蛇行状、渦巻状、同心円状、或いは斜行して菱形に交差しながら長手方向に沿って延在する形態(斜行菱形状)とすることもできる。
リブが、載置板および仕切り板の長手方向に平行な一直線状の場合、商品の滑動方向がリブの方向に限定される傾向がある。したがって、商品の滑動方向を一方向に限定したい場合には、載置板および仕切り板の長手方向に平行な一直線状のリブが好ましい。
これに対して、リブを屈曲状、蛇行状、渦巻状、同心円状、斜行菱形状などの形態とすると、商品をある程度自由に回転しながら滑動させることができる。したがって、商品のある程度自由な回転を許容したい場合には、屈曲状、蛇行状、渦巻状、同心円状、斜行菱形状などの形態のリブが好ましい。
本発明の第6の態様は、第1〜第5のいずれかの態様の商品仕切り具において、載置板における仕切り板が立設される側とは反対側の面に、前記載置板を商品陳列棚の棚板に載置した際に前記載置板の棚板に対する滑りを防止する滑り防止手段が設けられていることを特徴とする。
載置板の裏面に滑り防止手段を設けることにより、例えば買い物客の手が不用意に載置板の商品や仕切り板に触れることにより、商品仕切り具が棚板上を滑って移動することが防止される。
滑り防止手段としては、例えば後述するように各種ゴム、エラストマ、または軟質樹脂から形成された滑り止めシートなどが挙げられる。
本発明の第7の態様は、第1〜第5のいずれかの態様の商品仕切り具において、載置板における仕切り板が立設される側とは反対側の面に、載置板を商品陳列棚の棚板に固定する固定手段が設けられていることを特徴とする。
前記商品仕切り具においては、固定手段によって載置板を商品陳列棚の棚板に固定することにより、棚板に対する商品仕切り具の移動をさらに確実に防止することができる。
固定手段としては、例えば面状磁石が挙げられる。商品陳列棚の棚板には通常鉄板が使用されるから、載置板における仕切り板が立設される側とは反対側の面に設けられた固定手段としての磁石によって、載置板を棚板に吸着、固定することができる。
本発明の第1〜第7の態様は、載置板、仕切り板、およびストッパ板の各部材を個別に作製した後に各部材を組み立てることによって完成する組み立て型の商品仕切り具であるが、各部材の組み立ての手間を省き、または完成した商品仕切り具の堅牢性を向上させるために、全部或いは一部の部材同士を一体成形することもできる。
また、各部材の素材としてプラスチックを用いることができ、それによって射出成形技術が利用でき、前述のような一体成形も容易になる。また、着色によって商品ディスプレイ性を向上させることができ、更に、抗菌剤などの機能性物質を添加することによって衛生保持などの各種要請にも対応が容易になる。
更に、仕切り板やストッパ板に窓状の開口部を設けたり、仕切り板やストッパ板をメッシュ状に形成したりすることにより、材料を節約したり、透視性を持たせて載置商品を見やすくしたりすることもできる。
加えて、本発明の商品仕切り具は、通常は、互いに隣接する商品仕切り具の間に商品を載置する形態で使用されるが、商品の底部形状や可撓性によっては、隣接する商品仕切り具の間に、リブを設けたスライド板を設置することにより、商品の底部が商品陳列棚の棚板に直接接触して仕切り板に沿った商品の滑りが阻害されるのを防止できる。
以上説明したように本発明によれば、組み立て後は各部材の間のガタツキの発生を防止できる組み立て型の商品仕切り具が提供される。
図1は、実施形態1の商品仕切り具の全体的な構成を示す斜視図である。 図2は、実施形態1の商品仕切り具において仕切り板にもリブを設けた例を示す斜視図である。 図3(A)は、実施形態1の商品仕切り具の全体的な構成を示す側面図であり、図3(B)は、この商品仕切り具をストッパ板の側から見た構成を示す端面図である。 図4は、実施形態1の商品仕切り具において、ストッパ板の下端部が載置板の係合溝に係合しているところを示す拡大図である。 図5(A)は、実施形態1の商品仕切り具の備える仕切り板の、図5(B)は、前記商品仕切り具の備えるストッパ板の構成を示す平面図であり、図5(C)は前記商品仕切り具の備える載置板の構成を示す平面図であり、図5(D)は前記載置板の構成を示す側面図である。 図6は、実施形態2の仕切り具を斜め下方から見た構成を示す斜視図である。 図7は、実施形態2の商品仕切り具の全体的な構成を示す斜視図である。 図8(A)は、実施形態2の商品仕切り具の備える仕切り板の、図8(B)は、前記商品仕切り具の備えるストッパ板の構成を示す平面図であり、図8(C)は前記商品仕切り具の備える載置板の構成を示す平面図であり、図8(D)は前記載置板の構成を示す側面図である。 図9は、実施形態3の商品仕切り具の全体的な構成を示す斜視図である。 図10は、実施形態3の商品仕切り具の別の一例について全体的な構成を示す斜視図である。 図11は、実施形態3の商品仕切り具のさらに別の一例について全体的な構成を示す斜視図である。 図12は、実施形態4の商品仕切り具について、滑り板18を載置板10に貼り付けるところを示す斜視図である。 図13は、実施形態4の商品仕切り具の全体的な構成を示す斜視図である。 図14は、実施形態1の商品仕切り具を商品の陳列に使用したところを商品仕切り具におけるストッパ板とは反対側から見たところを示す説明図である。
1.実施形態1
以下、本発明に係る商品仕切り具の一例について図面を参照して詳細に説明する。
図1および図3に示すように、実施形態1にかかる商品仕切り具1は、矩形状の平面形状を有する載置板10と、載置板10の幅方向中央部に載置板10の長手方向に沿って立設された仕切り板12と、載置板10の幅方向に沿った一方の側端面近傍から、仕切り板12に直交する方向に立設されたストッパ板14と、を有する。
図1、図3、および図5(A)に示すように、仕切り板12の下端面12Aから第1係合片12Cが3個突設され、仕切り板12におけるストッパ板14に係合する側の高さ方向の側端面12Bから第2係合片12Dが2個突設されている。第1係合片12Cは、先端部が仕切り板12の面内方向、具体的には側端面12Bに向かって突出するフック部とされ、第2係合片12Dは、先端部が仕切り板12の面内方向、具体的には下方に向かって突出するフック部とされている。
一方、図5(C)および図5(D)に示すように、載置板10の幅方向中央部には、仕切り板12の第1係合片12Cが係合する第1係合孔としてのスリット10Aが載置板10の長手方向に沿って3個設けられている。スリット10Aの内部には、第1係合片12Cのフック部が係止される係止部としての段差が形成されている。載置板10のストッパ板14が係合する側の幅方向の側端面近傍には、ストッパ板14の下端部が係合する係合溝10Bが載置板10の全幅に亘って設けられている。
図1〜図3および図5に示すように、載置板10の仕切り板12が立設される側の面、言い換えれば商品が陳列される側の面には、リブ10Cが、載置板10の長手方向に対して平行に、言い換えれば仕切り板12が立設される方向に対して平行に載置板10の全長に亘って一定間隔で複数設けられている。リブ10Cの頂部は丸められ、リブ10Cの先端部は全体として円弧状断面とされている。
また、図2に示すように、仕切り板12にも下端面12Aと平行な方向、言い換えれば仕切り板12が載置板10に立設された状態において載置板10の商品載置面に対して平行な方向に複数のリブ12Eを設けることができる。リブ12Eの頂部は丸められ、リブ12Eの先端部は全体として円弧状断面とされている。
なお、リブ10Cおよびリブ12Eは等間隔で設ける必要は必ずしも無く、不等間隔で設けてもよいし、所定個数、例えば2個または3個おきに間隔を縮小し、または拡大してもよい。リブ10Cを載置板10に、リブ12Eを仕切り板12に設けることにより、これらのリブを設けない場合と比較して商品仕切り具1における商品のすべりを大幅に改善できる。
図6に示すように、載置板10の裏面、言い換えれば仕切り板12が立設される側とは反対側の面、さらに言い換えれば商品が載置される側とは反対側の面には、本発明の固定手段としての面状磁石16が固定されている。
面状磁石16としては、ジエン系ゴムや天然ゴム、シリコーンゴムなどの各種ゴム、ポリアミド系エラストマ、ポリウレタン系エラストマ、ポリエステル系エラストマ、ポリ乳酸系エラストマなどの各種熱可塑性エラストマ、および軟質塩化ビニル樹脂や塩化ビニル酢酸ビニル共重合体樹脂などの軟質樹脂にフェライト粉末などの磁性粉末を配合し、シート状に成形したものが挙げられる。なお、食品類に対して使用する場合には、面状磁石16としては、ゴム材料としてシリコーンゴムを使用したものが食品衛生上好ましい。
なお、非鉄材料からなる棚板に使用する場合には、面状磁石16の代わりにゴム、熱可塑性エラストマ、または軟質樹脂からなる滑り止めシート17を貼付してもよい。ゴム、熱可塑性エラストマ、および軟質樹脂としては、段落「0044」のところで述べたものが挙げられる。滑り止めシート17においては、棚板に当接する側の面をシボ加工したり、サンドブラスト加工したり、布地のような粗面化工をしたりすれば、載置板10と棚板との摩擦が増加するから好ましい。なお、食品類に対して使用する場合には、シリコーンゴムから形成した滑り止めシート17が食品衛生上好ましい。
図5(B)に示すように、ストッパ板14は上方に向かって縮小する略等脚台形状の平面形状を有する板状の部材であって、幅方向中央部には、仕切り板12の第2係合片12Dが挿入される第2係合孔としてのスリット14Aが長手方向に沿って2個形成されている。スリット14Aの長さは、第2係合片12Dの側端面12Bに沿った寸法と実質同一とされている。
商品仕切り具1は以下の手順に従って組み立てることができる。
先ず、ストッパ板14の下端部を載置板10の係合溝10Bに係合させ、ストッパ板14を載置板10に立設させる。
次いで、仕切り板12の第2係合片12Dをストッパ板14のスリット14Aに挿入し、仕切り板12を下方に移動させる。これにより、図4に示すように第2係合片12Dのフック部がストッパ板14におけるスリット14Aが開口された部分に係止される。ついで、仕切り板12の第1係合片12Cを載置板10のスリット10Aに挿入して側端面12Bに向かって移動させ、第1係合片12Cのフック部をスリット10Aの段差に係止させる。
これにより、ストッパ板14は、仕切り板12によって載置板10に固定されるから、商品仕切り具1のストッパ板14を持ち上げたときに、ストッパ板14だけが上方に向かって抜けることがない。また、ストッパ板14が、仕切り板12の側端面12Bを中心に回転する方向のがたつきの発生が抑えられる。
上記の手順に従って組み立てられた商品仕切り具1は、ストッパ板14が購買者から見て手前側に位置するように、商品陳列棚の棚板上に載置される。棚板は、通常鉄製であるから、商品仕切り具1を棚板に載置すると、載置板10の裏面に固定された面状磁石16が棚板に吸着することにより、商品仕切り具1が棚板に固定される。
図14に示すように、隣り合う2つの商品仕切り具1における仕切り板12の間隔が商品の幅wと略同一になるように、複数個の商品仕切り具1が商品陳列棚の棚板上に載置、固定される。ここで、商品仕切り具1においては、仕切り板12は載置板10の幅方向中央部に立設されているから、載置板10の幅Wを商品の幅wよりも小さく設定すれば、載置板10の幅Wを商品の幅wよりも大きく設定した場合とは異なり、図14に示すように、載置板10に商品を載置した状態において、商品の底面の一部のみが載置板10に当接する。したがって、載置板10の幅Wを商品の幅wよりも大きく設定した場合と比較して商品の滑りがさらに改善される。
2.実施形態2
以下、本発明に係る商品仕切り具の他の例について図面を参照して詳細に説明する。図7および図8において図1〜図6と同一の符号は、これらの符号が図1〜図6において示すのと同一の構成要素を示す。
図7に示すように、実施形態2にかかる商品仕切り具2は、矩形状の平面形状を有する載置板20と、載置板20の一方の長手方向の側端面に沿って立設された仕切り板12と、載置板20から仕切り板12に直交する方向に立設されたストッパ板24と、を有する。
仕切り板12に形成された第1係合片12Cおよび第2係合片12Dについては実施形態1のところで述べたとおりである。
図8(B)に示すように、仕切り板12の第1係合片12Cを挿入するためのスリット20Aが、載置板20の一方の長手方向側端面に沿って3個設けられている。スリット20Aの構成は、実施形態1の商品仕切り具1のスリット10Aと同様である。また、載置板20における商品が載置される側の面、言い換えれば仕切り板12が立設される側の面に長手方向に沿ってリブ20Cが一定間隔で複数列設けられている点も実施形態1の商品仕切り具1における載置板10と同様である。また、載置板20のストッパ板24が係合する側の幅方向側縁部には、ストッパ板24の下端部が係合する係合溝20Bが載置板20の全幅に亘って設けられている。
図8(B)に示すように、ストッパ板24は上方に向かって縮小する略台形状の平面形状を有する板状の部材であって、高さ方向の側端面の一方に沿って、仕切り板12の第2係合片12Dが挿入される第2係合孔としてのスリット24Aが2個形成されている。スリット24Aの長さは、第2係合片12Dの側端面12Bに沿った寸法と実質同一とされている。
商品仕切り具2を組み立てる手順は、実施形態1の商品仕切り具1の組み立て手順と同一である。
すなわち、先ず、ストッパ板24の下端部を載置板20の係合溝20Bに係合させ、ストッパ板24を載置板20に立設する。
次いで、仕切り板12の第2係合片12Dをストッパ板24のスリット24Aに挿入し、仕切り板12を下方に移動させる。これにより、図4に示すように第2係合片12Dのフック部がストッパ板24におけるスリット24Aが開口された部分に係止される。
最後に、仕切り板12の第1係合片12Cを載置板20のスリット20Aに挿入して側端面12Bに向かって移動させ、第1係合片12Cのフック部をスリット20Aの段差に係止させる。
3.実施形態3
以下、本発明に係る商品仕切り具のさらに別の例について図面を参照して詳細に説明する。図9〜図11において図1〜図6と同一の符号は、特に説明がある場合を除き、これらの符号が図1〜図6において示すのと同一の構成要素を示す。
図9に示すように、実施形態3に係る商品仕切り具3においては、リブ10Cは等間隔で設けられているが、リブ10Cの方向は、載置板10の長手方向に平行ではなく、載置板10の長手方向に対して斜行すると共に、互いに交差するように形成されている。したがって、リブ10Cは菱形格子状となる。
図10に示すように、商品仕切り具3においては、載置板10だけでなく、仕切り板12にもリブ12Eを形成できる。リブ12Eの方向は、仕切り板12の長手方向に平行ではなく、仕切り板12の長手方向に対して斜行すると共に、互いに交差するように形成されている。したがって、リブ10Cだけでなく、リブ12Eもまた菱形格子状となる。
仕切り板12にリブ12Eを形成する場合においては、図11に示すように、仕切り板12の外周部を枠状に残した枠状部12Fとし、枠状部12F以外のリブ12Eの間の部分が開口され、言い換えれば切り抜かれた形態、更に言い換えればメッシュ状の形態とすることもできる。図11に示す形態の商品仕切り具3は、仕切り板12を特に透明な材料で作製しなくても、仕切り板12を通して反対側に存在する商品も目視で確認できる点、およびリブ12Eの間にごみが溜まらない点で好ましい。なお、仕切り板12のリブ12Eだけでなく、載置板10のリブ10Cもメッシュ状とすることができる。リブ10Cをメッシュ状とすれば、載置板10にごみが溜まらない点で好ましい。
リブ10Cおよびリブ12Eは、実施形態1のところで述べたのと同様の断面とすることができる。
実施形態3の商品仕切り具3は、上記の点を除いては、実施形態1の商品仕切り具1と同様の構成を有する。
実施形態3の商品仕切り具3においては、リブ10Cを載置板10に、リブ12Eを仕切り板12に設けることにより、これらのリブを設けない場合と比較して商品仕切り具1における商品のすべりを大幅に改善できる。
また、商品の滑動方向がリブ10Cの方向に限定されず、商品の回転が許容されるから、商品をある程度自由に回転させながら滑動させたい場合には、実施形態3に示すように、リブ10Cおよびリブ12Eを載置板10および仕切り板12の長手方向に対して斜行させると共に互いに交差した形態とすることが好ましい。なお、商品のある程度の回転を許容しつつも、商品の滑動にある程度の方向性を持たせたい場合には、リブ10Cおよびリブ12Eが形成する菱形の長短2本の対角線のうち、長いほうの対角線の方向を載置板10および仕切り板12の長手方向に一致させることが好ましい。
4.実施形態4
以下、本発明に係る商品仕切り具のさらに別の例について図面を参照して詳細に説明する。図12および図13において図1〜図6と同一の符号は、特に説明がある場合を除き、これらの符号が図1〜図6において示すのと同一の構成要素を示す。
図12および図13に示すように、実施形態4の商品仕切り具4においては、載置板10の仕切り板12が立設される側の面にリブ10を直接形成する代わりに、載置板10の前記面の全長に亘って滑り板18が貼着されている。
滑り板18における載置板10の貼着される側とは反対側の面には、リブ18Aが形成されている。リブ18Aは、滑り板18の長手方向に沿って、滑り板18の全長に亘って一定間隔で複数設けられている。リブ18Aの頂部は丸められ、円弧状断面とされている。図12および図13に示す例においては、リブ18Aは滑り板18の長手方向に対して平行に設けられているが、リブ18Aの方向は前記方向には限定されず、例えば屈曲状或いは斜行して菱形に交差しながら滑り板18の長手方向に沿って延在するように形成してもよい。
実施形態4の商品仕切り具4は、上記の点を除いては、実施形態1の商品仕切り具1と同様の構成を有する。
実施形態4の商品仕切り具4は、載置板10と滑り板18とを別個の材料から形成することができるから、載置板10をポリスチレン樹脂のような安価な材料から形成することによりコスト節減を図れる点で好ましい。
1 商品仕切り具
2 商品仕切り具
10 載置板
10A スリット
10B 係合溝
10C リブ
12 仕切り板
12A 下端面
12B 側端面
12C 第1係合片
12D 第2係合片
12E リブ
14 ストッパ板
14A スリット
16 面状磁石
17 滑り止めシート
18 滑り板
20 載置板
20A スリット
20B 係合溝
20C リブ
24 ストッパ板
24A スリット

Claims (13)

  1. 商品が載置されるとともに、板面に第1係合孔が形成された載置板と、
    前記第1係合孔に係合する第1係合片が下端面から突設され、側端面から第2係合片が突設されているとともに、前記第1係合片を前記第1係合孔に係合させることで前記載置板に立設される仕切り板と、
    前記第2係合片と係合する第2係合孔が板面に形成されているとともに、前記載置板の板面から前記仕切り板と直交する方向に立設されるストッパ板と、を備え
    前記載置板は、前記載置板の板面に前記仕切り板と直交する方向に形成され、前記ストッパ板の下端部が係合する係合溝を有する商品仕切り具。
  2. 前記第1係合片の先端部には前記仕切り板の面内方向へ屈曲するフック部が形成され、前記第1係合孔内には前記フック部が係止される係止部が形成され、
    前記第2係合片の先端部には前記仕切り板の面内方向へ屈曲するフック部が形成されている請求項1記載の商品仕切り具。
  3. 前記載置板の前記板面にはリブが少なくとも1列設けられている請求項1又は2に記載の商品仕切り具。
  4. 前記リブは、前記載置板の長手方向に対して平行に設けられている請求項に記載の商品仕切り具。
  5. 前記リブは、前記載置板の長手方向に対して斜行するように設けられている請求項に記載の商品仕切り具。
  6. 前記仕切り板の一方または両方の面にはリブが少なくとも1列設けられている請求項に記載の商品仕切り具。
  7. 前記リブは、前記仕切り板の長手方向に対して平行に設けられている請求項に記載の商品仕切り具。
  8. 前記リブは、前記仕切り板の長手方向に対して斜行するように設けられている請求項に記載の商品仕切り具。
  9. 前記仕切り板におけるリブの間の部分は開口されている請求項に記載の商品仕切り具。
  10. 前記載置板における前記仕切り板が立設される側とは反対側の面に、前記載置板を商品陳列棚の棚板に載置した際に前記載置板の棚板に対する滑りを防止する滑り防止手段が設けられている請求項1〜のいずれか1項に記載の商品仕切り具。
  11. 前記滑り防止手段は滑り止めシートである請求項10に記載の商品仕切り具。
  12. 前記載置板における前記仕切り板が立設される側とは反対側の面には、前記載置板を商品陳列棚の棚板に固定する固定手段が設けられている請求項1〜11のいずれか1項に記載の商品仕切り具。
  13. 前記固定手段は面状磁石である請求項12に記載の商品仕切り具。
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