JP6209662B1 - 画像投影装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザに良好な画像を提供すること。【解決手段】光線を出射する光源と、画像データを入力する画像入力部と、画像データに基づいた光線を生成して光線の出射を制御する制御部と、出射された光線を略平行光とするレンズと、レンズを通過した光線を走査する走査部と、走査された光線を反射又は透過させる光学部品と、反射又は透過された光線を網膜に照射して画像を投影する投影ミラーと、走査部の走査面を含んで走査部とレンズの間の光路上に設けられ、光線の一部を遮閉し且つ残りを通過させる開口を有する光線遮閉部と、を備え、投影ミラーは第1領域と第1領域より集光パワーの大きい第2領域を有し、光学部品は走査された光線のうち第1領域に照射する光線を反射又は通過させる第3領域における集光パワーが、走査された光線のうち第2領域に照射される光線を反射又は通過させる第4領域における集光パワーより大きい画像投影装置。【選択図】図1

Description

本発明は、画像投影装置に関する。
光源から出射された光線を用い、ユーザの網膜に画像を直接投影するヘッドマウントディスプレイ(HMD)などの画像投影装置が知られている。このような画像投影装置では、マックスウエル視といわれる方法が用いられる。マックスウエル視では、画像を形成する光線を瞳孔近傍で集束させ、網膜に画像を投影する。
光線が網膜で合焦するように、角膜で反射した光を検出し、合焦位置を調整する画像投影装置が知られている(例えば、特許文献1)。また、光源から出射された光を、面内で曲率の異なる2つのミラーで反射させ、ユーザの網膜に照射する画像投影装置が知られている(例えば、特許文献2、3)。また、瞳孔に入射する光の光路上に、光を部分的に遮断する遮光部と光を複数の部分光に分割する複数の透光部とを有する絞りが設けられた画像投影装置が知られている(例えば、特許文献4)。
特開2009−258686号公報 特開2008−46253号公報 国際公開第2004/029693号 特開2011−215194号公報
マックスウエル視のために、ミラーを用いて画像光線を瞳孔近傍で集束させると、画像内において合焦位置が網膜から大きく外れる領域が発生してしまい、ユーザに良好な画像を提供することが難しい。例えば、特許文献1のような方法で合焦位置を調整しようとすると、画像を形成するために走査する光線に同期して合焦位置を調整することになるが、焦点調整を高速に行うことが難しい。
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、ユーザに良好な画像を提供することを目的とする。
本発明は、光線を出射する光源と、画像データを入力する画像入力部と、入力された前記画像データに基づいた画像光線を生成して、前記光源からの前記画像光線の出射を制御する制御部と、前記光源から出射された前記画像光線を略平行光とするレンズと、前記レンズを通過した前記画像光線を走査する走査部と、前記走査部で走査された前記画像光線を反射又は透過させる光学部品と、前記光学部品が反射又は透過させた前記画像光線をユーザの眼球の網膜に照射して前記網膜に画像を投影する投影ミラーと、前記走査部の走査面を含んで前記走査部と前記レンズとの間の前記画像光線の光路上に設けられ、前記画像光線の一部を遮閉すると共に残りを通過させる開口を有する光線遮閉部と、を備え、前記投影ミラーは、第1領域と前記第1領域よりも集光パワーの大きい第2領域とを有し、前記光学部品は、前記走査部が走査した前記画像光線のうち前記第1領域に照射する第1光線を反射又は通過させる第3領域における集光パワーが、前記走査部が走査した前記画像光線のうち前記第2領域に照射される第2光線を反射又は通過させる第4領域における集光パワーよりも大きい、画像投影装置である。
上記構成において、前記光学部品は、反射ミラーであり、前記第3領域における前記反射ミラーの曲率は、前記第4領域における前記反射ミラーの曲率より大きい構成とすることができる。
上記構成において、前記光学部品は、回折格子であ構成とすることができる。
上記構成において、前記第1領域及び前記第2領域は、前記投影ミラー内の前記画像の中心に対応する位置に対して前記画像光線の入射する方向における両側に位置し、前記第1領域は、前記第2領域よりも前記画像光線の入射する方向に位置している構成とすることができる。
本発明は、光線を出射する光源と、画像データを入力する画像入力部と、入力された前記画像データに基づいた画像光線を生成して、前記光源からの前記画像光線の出射を制御する制御部と、前記光源から出射された前記画像光線を略平行光とするレンズと、前記レンズを通過した前記画像光線を走査する走査部と、前記走査部で走査された前記画像光線を反射する反射ミラーと、前記反射ミラーで反射された前記画像光線をユーザの眼球の網膜に照射して前記網膜に画像を投影する投影ミラーと、前記走査部の走査面を含んで前記走査部と前記レンズとの間の前記画像光線の光路上に設けられ、前記画像光線の一部を遮閉すると共に残りを通過させる開口を有する光線遮閉部と、を備え、前記投影ミラーの表面は曲率の異なる領域を有する自由曲面を有し、前記反射ミラーの表面は凹曲面と凸曲面とを含む自由曲面を有し、前記投影ミラーにおいて、前記凹曲面で反射された画像光線が反射する領域は、前記凸曲面で反射された画像光線が反射する領域より前記画像光線の入射側に位置する、画像投影装置である。
本発明は、光線を出射する光源と、画像データを入力する画像入力部と、入力された前記画像データに基づいた画像光線を生成して、前記光源からの前記画像光線の出射を制御する制御部と、前記光源から出射された前記画像光線を略平行光とするレンズと、前記レンズを通過した前記画像光線を走査する走査部と、前記走査部で走査された前記画像光線を反射する反射ミラーと、前記反射ミラーで反射された前記画像光線をユーザの眼球の網膜に照射して前記網膜に画像を投影する投影ミラーと、前記走査部の走査面を含んで前記走査部と前記レンズとの間の前記画像光線の光路上に設けられ、前記画像光線の一部を遮閉すると共に残りを通過させる開口を有する光線遮閉部と、を備え、前記投影ミラーの表面は曲率の異なる領域を有する自由曲面を有し、前記反射ミラーの表面は凹曲面と凸曲面とを含む自由曲面を有し、前記凹曲面で反射された前記画像光線は、前記凸曲面で反射された前記画像光線が照射される前記投影ミラーの領域の曲率よりも曲率の小さな前記投影ミラーの領域に照射されるように、前記反射ミラーの凹曲面及び凸曲面が設定されている、画像投影装置である
本発明は、光線を出射する光源と、画像データを入力する画像入力部と、入力された前記画像データに基づいた画像光線を生成して、前記光源からの前記画像光線の出射を制御する制御部と、前記光源から出射された前記画像光線を略平行光とするレンズと、前記レンズを通過した前記画像光線を走査する走査部と、前記走査部で走査された前記画像光線を反射する反射ミラーと、前記反射ミラーで反射された前記画像光線をユーザの眼球の網膜に照射して前記網膜に画像を投影する投影ミラーと、前記走査部の走査面を含んで前記走査部と前記レンズとの間の前記画像光線の光路上に設けられ、前記画像光線の一部を遮閉すると共に残りを通過させる開口を有する光線遮閉部と、を備え、前記投影ミラーの表面は曲率の異なる領域を有する自由曲面を有し、前記反射ミラーは位相ピッチの異なる位相分布を有する反射型回折素子を含み、前記投影ミラーにおいて、前記反射型回折素子における集光パワーの大きい位相分布を有する領域で反射された画像光線が反射する領域は前記反射型回折素子における集光パワーの小さい位相分布を有する領域で反射された画像光線が反射する領域より前記画像光線の入射側に位置する、画像投影装置である。
本発明は、光線を出射する光源と、画像データを入力する画像入力部と、入力された前記画像データに基づいた画像光線を生成して、前記光源からの前記画像光線の出射を制御する制御部と、前記光源から出射された前記画像光線を略平行光とするレンズと、前記レンズを通過した前記画像光線を走査する走査部と、前記走査部で走査された前記画像光線を反射する反射ミラーと、前記反射ミラーで反射された前記画像光線をユーザの眼球の網膜に照射して前記網膜に画像を投影する投影ミラーと、前記走査部の走査面を含んで前記走査部と前記レンズとの間の前記画像光線の光路上に設けられ、前記画像光線の一部を遮閉すると共に残りを通過させる開口を有する光線遮閉部と、を備え、前記投影ミラーの表面は曲率の異なる領域を有する自由曲面を有し、前記反射ミラーは位相ピッチの異なる位相分布を有する反射型回折素子を含み、前記反射型回折素子において集光パワーの大きい位相分布を有する領域で反射された画像光線は、前記反射型回折素子において集光パワーの小さい位相分布を有する領域で反射された画像光線が照射される前記投影ミラーの領域の曲率よりも曲率の小さな前記投影ミラーの領域に照射されるように、前記反射型回折素子の位相ピッチが設定されている、画像投影装置である
本発明は、光線を出射する光源と、画像データを入力する画像入力部と、入力された前記画像データに基づいた画像光線を生成して、前記光源からの前記画像光線の出射を制御する制御部と、前記光源から出射された前記画像光線を略平行光とするレンズと、前記レンズを通過した前記画像光線を走査する走査部と、前記走査部で走査された前記画像光線を透過させる光学部品と、前記光学部品を透過した前記画像光線をユーザの眼球の網膜に照射して前記網膜に画像を投影する投影ミラーと、前記走査部の走査面を含んで前記走査部と前記レンズとの間の前記画像光線の光路上に設けられ、前記画像光線の一部を遮閉すると共に残りを通過させる開口を有する光線遮閉部と、を備え、前記投影ミラーの表面は曲率の異なる領域を有する自由曲面を有し、前記光学部品は位相ピッチの異なる位相分布を有する透過型回折素子を含み、前記投影ミラーにおいて、前記透過型回折素子における集光パワーの大きい領域を透過した画像光線が反射する領域は前記透過型回折素子における集光パワーの小さい領域を透過した画像光線が反射する領域より前記画像光線の入射側に位置する、画像投影装置である。
本発明は、光線を出射する光源と、画像データを入力する画像入力部と、入力された前記画像データに基づいた画像光線を生成して、前記光源からの前記画像光線の出射を制御する制御部と、前記光源から出射された前記画像光線を略平行光とするレンズと、前記レンズを通過した前記画像光線を走査する走査部と、前記走査部で走査された前記画像光線を透過させる光学部品と、前記光学部品を透過した前記画像光線をユーザの眼球の網膜に照射して前記網膜に画像を投影する投影ミラーと、前記走査部の走査面を含んで前記走査部と前記レンズとの間の前記画像光線の光路上に設けられ、前記画像光線の一部を遮閉すると共に残りを通過させる開口を有する光線遮閉部と、を備え、前記投影ミラーの表面は曲率の異なる領域を有する自由曲面を有し、前記光学部品は位相ピッチの異なる位相分布を有する透過型回折素子を含み、前記透過型回折素子において集光パワーの大きい位相分布を有する領域透過した画像光線は、前記透過型回折素子において集光パワーの小さい位相分布を有する領域透過した画像光線が照射される前記投影ミラーの領域の曲率よりも曲率の小さな前記投影ミラーの領域に照射されるように、前記透過型回折素子の位相ピッチが設定されている、画像投影装置である
上記構成において、前記光源と前記眼球との間の前記画像光線の光路上に設けられ、前記画像光線の強度を下げる減光フィルタを備える構成とすることができる。
上記構成において、前記減光フィルタは、前記レンズと前記走査部との間に設けられている構成とすることができる。
本発明によれば、ユーザに良好な画像を提供することができる。
図1は実施例1に係る画像投影装置を上方から見た図である。 図2は実施例1に係る画像投影装置の一部を拡大して上方から見た図である。 図3(a)は実施例1に係る画像投影装置に備わる反射ミラーの表面を示す斜視図、図3(b)は反射ミラーのX方向における高さZを示す図である。 図4は実施例1に係る画像投影装置に備わる反射ミラーの等高線を示す図である。 図5は比較例に係る画像投影装置におけるレーザ光の光路を示す図である。 図6(a)は実施例1に係る画像投影装置におけるレーザ光の光路を示す図、図6(b)は図6(a)の反射ミラー近傍の拡大図である。 図7は、光線遮閉部の他の例を示す図である。 図8(a)は実施例2に係る画像投影装置におけるレーザ光の光路を示す図、図8(b)は図8(a)の反射型回折格子近傍の拡大図である。 図9は実施例2に係る画像投影装置に備わる反射型回折格子の等位相線を示す図である。 図10(a)は実施例3に係る画像投影装置におけるレーザ光の光路を示す図、図10(b)は図10(a)の透過型回折格子近傍の拡大図である。 図11は実施例3に係る画像投影装置に備わる透過型回折格子の等位相線を示す図である。 図12は実施例4に係る画像投影装置の一部を拡大して上方から見た図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施例について説明する。
図1は、実施例1に係る画像投影装置を上方から見た図である。図2は、実施例1に係る画像投影装置の一部を拡大して上方から見た図である。なお、投影ミラー30に入射した光線の投影ミラー30内の進行方向をX方向、投影ミラー30におけるX方向に直交する方向をY方向とする。以下の例では、X方向を水平方向としている。
図1及び図2のように、実施例1の画像投影装置100は、光源20、レンズ22、光線遮閉部24、走査ミラー26、反射ミラー28、投影ミラー30、画像入力部32、及び制御部34を備える。実施例1の画像投影装置100は、メガネ型である。メガネはツル10とレンズ12とを有する。メガネのツル10に、光源20、レンズ22、光線遮閉部24、走査ミラー26、及び反射ミラー28が設けられている。メガネのレンズ12に、投影ミラー30が設けられている。画像入力部32及び制御部34は、例えばメガネに設けられずに外部装置(例えば携帯端末)に設けられてもよいし、メガネのツル10に設けられてもよい。
画像入力部32には、図示しないカメラ及び/又は録画機器などから画像データが入力される。制御部34は、入力された画像データに基づいて、光源20からのレーザ光50の出射を制御する。光源20は、制御部34の制御の下、例えば単一又は複数の波長のレーザ光50を出射する。つまり、画像データは、光源20によって画像光線であるレーザ光50に変換される。制御部34は、例えばCPU(Central Processing Unit)などのプロセッサである。カメラは、眼球60の視線方向に向けて、画像投影装置100の適切な位置に設置すれば、このカメラで撮像した視線方向の画像を網膜62に投影させることができる。また、録画機器などから入力された画像を投影させたり、カメラ画像と録画機器などからの画像を制御部34でスーパーインポーズさせたりして、いわゆる仮想現実(AR:Augmented Reality)画像を投影させることもできる。
レンズ22は、光源20から出射されたレーザ光50を略平行光なレーザ光50とするコリメートレンズである。
光線遮閉部24は、レンズ22と走査ミラー26との間のレーザ光50の光路上に設けられている。光線遮閉部24には、レンズ22で略平行光とされたレーザ光50が入射する。光線遮閉部24に入射したレーザ光50のうちの一部は光線遮閉部24で遮られ、残りは光線遮閉部24に設けられた開口36を通過する。すなわち、光線遮閉部24は、レーザ光50の一部を遮閉すると共に残りを通過させる開口36を有する。光線遮閉部24の開口36は、例えば略円形形状をしている。略円形形状とは、完全な円形の場合に限られずに、外周の一部が僅かに歪んだ場合や、楕円の場合も含むものである。開口36の中心とレーザ光50の光軸とはほぼ一致している。開口36の直径は、光線遮閉部24を通過したレーザ光50が走査ミラー26に入射する際の径が走査ミラー26の有効径よりも小さくなるように設定されている。例えば、開口36の直径は、レンズ22で略平行光となったレーザ光50の1/eの強度での直径と同じか又はより小さくなっている。
走査ミラー26は、光線遮閉部24を通過したレーザ光50を2次元方向に走査して、ユーザ(利用者)の眼球60の網膜62に画像を投影するための投影光とする。走査ミラー26は、例えばMEMS(Micro Electro Mechanical System)ミラーであり、水平方向及び垂直方向の2次元にレーザ光50を走査する。以下の例では、レーザ光50を走査する方向をX方向及びY方向としているが、X方向及びY方向以外の方向にレーザ光50を走査してもよい。
反射ミラー28は、走査ミラー26で走査されたレーザ光50をメガネのレンズ12に向かって反射させる。メガネのレンズ12のユーザの眼球60側の面に、投影ミラー30が設けられている。投影ミラー30は、走査ミラー26で走査され、反射ミラー28で反射されたレーザ光50をユーザの眼球60の網膜62に照射することにより、網膜62に画像を投影する。つまり、ユーザは、網膜62に投影されたレーザ光50の残像効果によって画像を認識する。投影ミラー30は、走査ミラー26で走査されたレーザ光50の集束位置が、眼球60の瞳孔64近傍となるように設計されている。レーザ光50は、投影ミラー30にほぼ真横(すなわち、ほぼ−X方向)から入射する。投影ミラー30は、メガネのレンズ12と接している必要はなく、眼球60の瞳孔64を通して網膜62へレーザ光50を照射することができる位置であればよい。また、用途によっては、投影ミラー30のみでメガネのレンズ12は設置されなくてもよい。
図3(a)は、実施例1に係る画像投影装置に備わる反射ミラーの表面を示す斜視図、図3(b)は、反射ミラーのX方向における高さZを示す図である。X方向及びY方向は、投影ミラー30におけるX方向及びY方向に対応する方向である。反射ミラー28における高さがZ方向である。図3(a)では、Z方向は反射ミラー28の表面の凹凸を拡大して示している。
図3(a)及び図3(b)のように、反射ミラー28は、領域S0では表面がほぼ平面、領域S1では表面が凹面、領域S2では表面が凸面となっている。これにより、集光パワーは、領域S0ではほぼ0であり、領域S1では正となり、領域S2では負となる。反射ミラー28の表面のZは次式で表され、反射ミラー28の表面は自由曲面となっている。
Z=Σaij×X×Y
原点(X=0、Y=0)は画像中心に相当し、例えば領域S0付近に相当する。aijは係数である。X方向の集光パワーを異ならせるためには、iが奇数の項の係数aijの少なくとも1つを有限の値(0以外)とする。投影ミラー30におけるY方向の集光パワーは、X軸に対し対称である。よって、jが奇数の項の係数aijを0とする。例えば、係数a30及びa12を有限とする。これにより、図3(a)及び図3(b)のような自由曲面を実現できる。反射ミラー28の自由曲面をより調整するため、係数a10及び/又はa20を有限の値としてもよい。さらに、高次の係数を有限の値としてもよい。
図4は、実施例1に係る画像投影装置に備わる反射ミラーの等高線を示す図である。図4において、中心(X、Y)=(0、0)のZを0としている。等高線の間隔は11.6μmである。+X方向に行くに従いZは小さくなり、−X方向に行くに従いZは大きくなる。図4は、網膜を基準にシミュレーションをしているため、円形である。図4の円形内の一部を四角形として切り出したものが図3(a)に相当する。
ここで、実施例1の画像投影装置100の効果を説明するにあたり、まず、比較例の画像投影装置について説明する。比較例の画像投影装置は、反射ミラー28の表面全面が平面となっている点以外は、実施例1の画像投影装置100と同じである。図5は、比較例に係る画像投影装置におけるレーザ光の光路を示す図である。図5において、光線L0から光線L2は、走査ミラー26により水平方向に走査された光線であり、−X方向から投影ミラー30に照射される。光線L0は画像の中心に相当する光線、光線L1及び光線L2は画像の端に相当する光線である。光線L0から光線L2はそれぞれ投影ミラー30の領域R0から領域R2で反射される。反射した光線L0から光線L2は、虹彩66の中央部に位置する瞳孔64近傍において集束し、水晶体68を透過し網膜62に至る。領域R0は画像の中心に相当する光線L0を反射する領域である。領域R1は領域R0より−X方向の領域である。領域R2は領域R0より+X方向の領域である。マックスウエル視のためには、光線L0から光線L2は瞳孔64近傍で交差することになる。
図5では、投影ミラー30で反射された光線L0は、ほぼ平行光として水晶体68に入射し、網膜62近傍で合焦するとする。すなわち、光線L0の合焦位置F0は、網膜62近傍であるとする。この場合、投影ミラー30で反射された光線L1は、拡散光として水晶体68に入射する。このため、光線L1は網膜62よりも遠くで合焦する。投影ミラー30で反射された光線L2は、収束光として水晶体68に入射する。このため、光線L2は網膜62よりも近くで合焦する。このように、光線L0を網膜62近傍で合焦させると、光線L1の合焦位置F1は網膜62より投影ミラー30から遠い位置となり、合焦位置F1と網膜62との距離はD1となる。光線L2の合焦位置F2は網膜62より投影ミラー30に近い位置となり、合焦位置F2と網膜62との距離はD2となる。
このように合焦位置F0から合焦位置F2が異なるのは、−X方向から投影ミラー30に入射した光線L0から光線L2を瞳孔64近傍で集束させようとすると、投影ミラー30の領域R0から領域R2の曲率がX方向で異なるため及び/又は光線L0から光線L2に光路差が生じるためである。例えば、領域R2は、領域R1よりも曲率が大きい。すなわち、領域R2は、領域R1よりも集光パワーが大きい。このため、合焦位置F2は、合焦位置F1よりも光源側になる。また、投影ミラー30をユーザの顔に平行に配置しようとすると、光線L2の光路は、光線L1よりも長くなる。これにより、合焦位置F2は、合焦位置F1よりも光源側になる。このように、比較例では、マックスウエル視のために、光線L0から光線L2を瞳孔64近傍で集束させると、画像内において合焦位置が網膜62から大きく外れる領域が発生する。なお、Y方向の光学系はX軸に対してほぼ対称であり、Y方向ではX方向のような合焦位置のずれは生じ難い。
図6(a)は、実施例1に係る画像投影装置におけるレーザ光の光路を示す図、図6(b)は、図6(a)の反射ミラー近傍の拡大図である。図6(a)及び図6(b)のように、投影ミラー30の領域R0から領域R2に照射される光線L0から光線L2は、反射ミラー28内の領域S0から領域S2で反射される。図3(a)から図4で説明したように、反射ミラー28は、領域S0では表面がほぼ平面で集光パワーがほぼ0、領域S1では表面が凹面で集光パワーが正、領域S2では表面が凸面で集光パワーが負となっている。これにより、投影ミラー30の曲率が大きい領域R2には集光パワーの小さい反射ミラー28の領域S2で反射した光線L2が照射され、投影ミラー30の曲率が小さい領域R1には集光パワーの大きい反射ミラー28の領域S1で反射した光線L1が照射される。これにより、光線L0から光線L2の全てを、網膜62近傍で合焦させることができる。
このように、実施例1によれば、反射ミラー28の表面は、投影ミラー30の自由曲面の曲率の変化に対応して、平面、凹面、及び凸面を有する自由曲面になっている。そして、反射ミラー28の凹面(領域S1)で反射された光線L1は、凸面(領域S2)で反射された光線L2が照射される投影ミラー30の領域R2よりも曲率の小さな投影ミラー30の領域R1に照射されるように、反射ミラー28の凹曲面及び凸曲面が設定されている。言い換えると、反射ミラー28は、投影ミラー30の領域R1に照射される光線L1を反射する領域S1における集光パワーが、投影ミラー30の領域R1よりも集光パワーの大きい領域R2に照射される光線L2を反射する領域S2における集光パワーよりも大きくなっている。これにより、図6(a)のように、光線L0から光線L2を網膜62近傍で合焦させることができる。また、図2のように、レンズ22と走査ミラー26との間のレーザ光50の光路上に、レーザ光50の一部を遮閉すると共に残りを通過させる開口36を有する光線遮閉部24が設けられている。これにより、走査ミラー26に入射するレーザ光50の径を適切な大きさにすることができ、また、レーザ光50の端部の光強度(瞳端強度)を上げることができる。これらのことから、ユーザに良好な画像を提供することができる。
また、光線遮閉部24を通過した後に走査ミラー26で走査されたレーザ光50が反射ミラー28に入射することで、反射ミラー28に入射するレーザ光50の径を適切な大きさに調整することができる。よって、反射ミラー28によって適切な集光パワーをレーザ光50に付与することができる。
例えば、光線L0から光線L2の合焦位置F0から合焦位置F2を考慮せずに反射ミラー28が平面であるとして投影ミラー30を含む光学系の設計を行う。その後、投影ミラー30の設計を変更せずに、反射ミラー28の表面を自由曲面として設計する。これにより、光線L0から光線L2の合焦位置F0から合焦位置F2を調整する。反射ミラー28が光線L0から光線L2に付与する集光パワーは微弱であるため、光線L0から光線L2の軌跡にほとんど影響することなく、合焦位置F0から合焦位置F2を調整できる。よって、簡単に光学系を設計できる。
図7は、光線遮閉部の他の例を示す図である。図7のように、走査ミラー26の走査面42のうちの有効径44以外の領域がレーザ光50を反射せずに吸収する材料で形成された吸収部46となっていて、走査面42が光線遮閉部として機能する場合でもよい。このように、光線遮閉部は、走査ミラー26の走査面42を含んで走査ミラー26とレンズ22との間のレーザ光50の光路上に設けられていればよい。
投影ミラー30の領域R1及び領域R2は、投影ミラー30内の画像の中心に対応する位置(領域R0)に対して光線L0から光線L2の入射する方向における両側に位置している。領域R1は領域R2よりも光線L0から光線L2の入射する方向に位置している。領域R0から領域R2がこのように位置する場合、比較例では、図5のように、合焦位置F0から合焦位置F2の網膜62からのずれが大きくなる。したがって、反射ミラー28の領域S0から領域S2の集光パワーを異ならせることが好ましい。
さらに、投影ミラー30における領域R1と領域R2との距離は、反射ミラー28における領域S1と領域S2との距離よりも大きい。領域R1と領域R2との距離が大きい光学系では、光線L0から光線L2を瞳孔64近傍で集束させようとすると、領域R1及び領域R2の集光パワーを大きく異ならせることになる。また、光線L0から光線L2の光路が大きく異なる。これにより、合焦位置F1及び合焦位置F2が網膜62から大きくずれてしまう。よって、このような光学系において、反射ミラー28の領域S1と領域S2において集光パワーを異ならせることが好ましい。
また、光線L1が合焦する合焦位置F1と網膜62との距離D1と、光線L2が合焦する合焦位置F2と網膜62との距離D2とは、それぞれ、反射ミラー28の領域S1及び領域S2における集光パワーが同じと仮定したときの距離D1及びD2よりも小さい。これにより、光線L0から光線L2の合焦位置F0から合焦位置F2を網膜62近傍とすることができる。
また、実施例1によれば、反射ミラー28を用い、領域S1における曲率を領域S2における曲率よりも大きくすることで、領域S1及び領域S2の集光パワーを設定する。これにより、領域S1における集光パワーを領域S2における集光パワーよりも大きくできる。なお、曲率は、図3(a)及び図3(b)の領域S1のように凹面を正、領域S2のように凸面を負とする。また、反射ミラー28を用いることにより、光線L0から光線L2が複数の波長を含む場合においても単一の曲面で各波長の光線L0から光線L2の集光パワーを設定できる。
実施例2の画像投影装置は、反射ミラー28の代わりに反射型回折格子38を用いる点以外は、実施例1の画像投影装置100と同じである。図8(a)は、実施例2に係る画像投影装置におけるレーザ光の光路を示す図、図8(b)は、図8(a)の反射型回折格子近傍の拡大図である。図8(a)及び図8(b)のように、実施例2の画像投影装置は、反射ミラー28の代わりに反射型回折格子38が用いられ、走査ミラー26が走査した光線L0から光線L2は反射型回折格子38の領域S0から領域S2で反射されて投影ミラー30に入射する。
図9は、実施例2に係る画像投影装置に備わる反射型回折格子の等位相線を示す図である。図9において、各線の間隔は50×2πradである。等位相線の間隔は、反射型回折格子38のピッチに対応する。反射型回折格子38を用いても、領域S0の集光パワーをほぼ0とし、領域S1の集光パワーを正とし、領域S2の集光パワーを負とすることができる。
実施例3の画像投影装置は、反射ミラー28の代わりに透過型回折格子40を用いる点以外は、実施例1の画像投影装置100と同じである。図10(a)は、実施例3に係る画像投影装置におけるレーザ光の光路を示す図、図10(b)は、図10(a)の透過型回折格子近傍の拡大図である。図10(a)及び図10(b)のように、実施例3の画像投影装置は、反射ミラー28の代わりに透過型回折格子40が用いられ、走査ミラー26が走査した光線L0から光線L2は透過型回折格子40の領域S0から領域S2を透過して投影ミラー30に入射する。
図11は、実施例3に係る画像投影装置に備わる透過型回折格子の等位相線を示す図である。図11において、各線の間隔は7.5×2πradである。等位相線の間隔は、透過型回折格子40のピッチに対応する。透過型回折格子40を用いても、領域S0の集光パワーをほぼ0とし、領域S1の集光パワーを正とし、領域S2の集光パワーを負とすることができる。
実施例1から実施例3のように、走査ミラー26で走査された光線L0から光線L2を反射又は透過させる光学部品は、反射ミラー28でもよいし、反射型回折格子38でもよいし、透過型回折格子40でもよい。光学部品が反射型回折格子38又は透過型回折格子40である場合、領域S1におけるピッチを領域S2におけるピッチよりも大きくする。これにより、領域S1における集光パワーを領域S2における集光パワーよりも大きくできる。また、光学部品として反射型回折格子38又は透過型回折格子40を用いることにより、集光パワーをより精度良く設定できる。反射型回折格子38及び透過型回折格子40の集光パワーは波長依存性がある。このため、光線L0から光線L2は単一の波長の光であることが好ましく、光線L0から光線L2が複数の波長の光を含む場合は各波長に対応した回折素子を積層することが好ましい。
すなわち、実施例2によれば、反射型回折格子38は、投影ミラー30の自由曲面の曲率変化に対応して、位相ピッチの異なる位相分布を有する。そして、反射型回折格子38の位相ピッチの広い領域S1で反射された光線L1は、位相ピッチの狭い領域S2で反射された光線L2が照射される投影ミラー30の領域R2の曲率よりも曲率の小さな投影ミラー30の領域R1に照射されるように、反射型回折格子38の位相ピッチが設定されている。これにより、図8(a)のように、光線L0から光線L2を網膜62近傍で合焦させることができる。また、実施例1で説明したように、レンズ22と走査ミラー26との間に光線遮閉部24が設けられていることから、走査ミラー26に入射するレーザ光50の径を適切な大きさにすることができ、また、レーザ光50の端部の光強度(瞳端強度)を上げることができる。したがって、ユーザに良好な画像を提供することができる。
また、実施例3によれば、透過型回折格子40は、投影ミラー30の自由曲面の曲率変化に対応し、位相ピッチの異なる位相分布を有する。そして、透過型回折格子40の位相ピッチの広い領域S1で透過された光線L1は、位相ピッチの狭い領域S2で透過された光線L2が照射される投影ミラー30の領域R2の曲率よりも曲率の小さな投影ミラー30の領域R1に照射されるように、透過型回折格子40の位相ピッチが設定されている。これにより、図10(a)のように、光線L0から光線L2を網膜62近傍で合焦させることができる。また、実施例1で説明したように、レンズ22と走査ミラー26との間に光線遮閉部24が設けられていることから、走査ミラー26に入射するレーザ光50の径を適切な大きさにすることができ、また、レーザ光50の端部の光強度(瞳端強度)を上げることができる。したがって、ユーザに良好な画像を提供することができる。
実施例1から実施例3では、投影ミラー30の曲率がX方向で異なる場合を例に示したが、投影ミラー30は回折素子でもよい。光線L0から光線L2が瞳孔64を通過するために、領域R1における投影ミラー30の集光パワーは領域R2における投影ミラー30の集光パワーよりも小さいことが好ましい。また、投影ミラー30は、眼球60の視線方向の光を透過させることができるハーフミラーであってもよいし、光が透過しない全反射ミラーであってもよい。投影ミラー30がハーフミラーであれば、視線方向の実画像を透過させて、レーザ光50による画像と合わせて視認することができ、全反射ミラーであれば、レーザ光50による画像のみを視認することができる。
光線L0から光線L2の光学系は、Y軸方向に対してほぼ対称である。よって、投影ミラー30内の画像の中心に対応する位置を通りX方向に延伸する線に対し対称な投影ミラー30内の1対の位置に対応する光学部品内の1対の位置における集光パワーは実質的に等しいことが好ましい。例えば、図4において、Y=0の直線(X軸)に対称な位置の曲率は同じである。図9及び図11において、Y=0の直線に対称な回折素子のピッチは同じである。
図12は、実施例4に係る画像投影装置の一部を拡大して上方から見た図である。図12のように、実施例4の画像投影装置400は、レンズ22と走査ミラー26との間のレーザ光50の光路上に、光線遮閉部24に加えて、レーザ光50の強度を下げる減光フィルタ70が設けられている。減光フィルタ70は、例えば樹脂に光学コーティングした部材が用いられる。その他の構成は、実施例1の画像投影装置100と同じである。
実施例4によれば、光源20と眼球60との間のレーザ光50の光路上に減光フィルタ70が設けられている。光源20に対する電気的な制御によるレーザ光50の強度調整には限界があるが、レーザ光50の光路に減光フィルタ70を設けることで、網膜62に適切な強度のレーザ光50を照射させることができる。これにより、ユーザに適切な明るさの画像を提供することができる。
なお、実施例4では、光線遮閉部24よりもレーザ光50の後段側に減光フィルタ70を設けているが、光線遮閉部24よりも前段側に減光フィルタ70を設けてもよい。また、光源20と走査ミラー26との間に減光フィルタ70を設けているが、光源20と眼球60との間のレーザ光50の光路上であれば、どの場所に設けてもよい。例えば、走査ミラー26と反射ミラー28との間でもよいし、反射ミラー28と投影ミラー30との間でもよいし、投影ミラー30と眼球60との間でもよいし、走査ミラー26の走査面でもよいし、反射ミラー28の反射面でもよいし、投影ミラー30の反射面でもよいし、これらの複数の箇所にあってもよい。しかしながら、実施例4のように、レンズ22と走査ミラー26との間に減光フィルタ70を設けることが好ましい。これは、レンズ22によって略平行光とされ、径が比較的大きいレーザ光50が減光フィルタ70を通過するため、減光フィルタ70に面内分布がある場合でもその影響を低減できるためである。また、例えば走査ミラー26よりもレーザ光50の後段側に減光フィルタ70が設けられている場合、減光フィルタ70の広範囲にわたって走査ミラー26で走査されたレーザ光50が入射するため、減光フィルタ70の面内分布の影響が大きい。しかしながら、減光フィルタ70がレンズ22と走査ミラー26との間に設けられていることで、レーザ光50は減光フィルタ70のある範囲内にのみ入射するため、面内分布の影響を低減できる。
実施例1から実施例4では、画像投影装置としてメガネ型のHMDの場合を例に示したが、HMD以外の画像投影装置の場合でもよい。また、片方の眼球60の網膜62に画像を投影する場合を例に示したが、両方の眼球60の網膜62に画像を投影する場合でもよい。また、走査部として走査ミラー26の場合を例に示したが、走査部は光線を走査可能であればよい。例えば、走査部として、電気光学材料であるタンタル酸ニオブ酸リチウム(KTN)結晶など、その他の部品を用いてもよい。光線としてレーザ光の場合を例に示したが、レーザ光以外の光でもよい。また、光学部品の領域S1及び領域S2における集光パワーは、いずれとも正又は負の場合でもよい。また、投影ミラー30への光線L0から光線L2の入射する方向が水平方向である場合を示したが、光線L0から光線L2は垂直方向又は斜め方向から入射されてもよい。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明はかかる特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
10 メガネのツル
12 メガネのレンズ
20 光源
22 レンズ
24 光線遮閉部
26 走査ミラー
28 反射ミラー
30 投影ミラー
32 画像入力部
34 制御部
36 開口
38 反射型回折格子
40 透過型回折格子
42 走査面
44 有効径
46 吸収部
50 レーザ光
60 眼球
62 網膜
64 瞳孔
66 虹彩
68 水晶体
70 減光フィルタ
100、400 画像投影装置

Claims (12)

  1. 光線を出射する光源と、
    画像データを入力する画像入力部と、
    入力された前記画像データに基づいた画像光線を生成して、前記光源からの前記画像光線の出射を制御する制御部と、
    前記光源から出射された前記画像光線を略平行光とするレンズと、
    前記レンズを通過した前記画像光線を走査する走査部と、
    前記走査部で走査された前記画像光線を反射又は透過させる光学部品と、
    前記光学部品が反射又は透過させた前記画像光線をユーザの眼球の網膜に照射して前記網膜に画像を投影する投影ミラーと、
    前記走査部の走査面を含んで前記走査部と前記レンズとの間の前記画像光線の光路上に設けられ、前記画像光線の一部を遮閉すると共に残りを通過させる開口を有する光線遮閉部と、を備え、
    前記投影ミラーは、第1領域と前記第1領域よりも集光パワーの大きい第2領域とを有し、
    前記光学部品は、前記走査部が走査した前記画像光線のうち前記第1領域に照射する第1光線を反射又は通過させる第3領域における集光パワーが、前記走査部が走査した前記画像光線のうち前記第2領域に照射される第2光線を反射又は通過させる第4領域における集光パワーよりも大きい、画像投影装置。
  2. 前記光学部品は、反射ミラーであり、
    前記第3領域における前記反射ミラーの曲率は、前記第4領域における前記反射ミラーの曲率より大きい、請求項1記載の画像投影装置。
  3. 前記光学部品は、回折格子であ、請求項1記載の画像投影装置。
  4. 前記第1領域及び前記第2領域は、前記投影ミラー内の前記画像の中心に対応する位置に対して前記画像光線の入射する方向における両側に位置し、
    前記第1領域は、前記第2領域よりも前記画像光線の入射する方向に位置している、請求項1から3のいずれか一項記載の画像投影装置。
  5. 光線を出射する光源と、
    画像データを入力する画像入力部と、
    入力された前記画像データに基づいた画像光線を生成して、前記光源からの前記画像光線の出射を制御する制御部と、
    前記光源から出射された前記画像光線を略平行光とするレンズと、
    前記レンズを通過した前記画像光線を走査する走査部と、
    前記走査部で走査された前記画像光線を反射する反射ミラーと、
    前記反射ミラーで反射された前記画像光線をユーザの眼球の網膜に照射して前記網膜に画像を投影する投影ミラーと、
    前記走査部の走査面を含んで前記走査部と前記レンズとの間の前記画像光線の光路上に設けられ、前記画像光線の一部を遮閉すると共に残りを通過させる開口を有する光線遮閉部と、を備え、
    前記投影ミラーの表面は曲率の異なる領域を有する自由曲面を有し、前記反射ミラーの表面は凹曲面と凸曲面とを含む自由曲面を有し、
    前記投影ミラーにおいて、前記凹曲面で反射された画像光線が反射する領域は、前記凸曲面で反射された画像光線が反射する領域より前記画像光線の入射側に位置する、画像投影装置。
  6. 光線を出射する光源と、
    画像データを入力する画像入力部と、
    入力された前記画像データに基づいた画像光線を生成して、前記光源からの前記画像光線の出射を制御する制御部と、
    前記光源から出射された前記画像光線を略平行光とするレンズと、
    前記レンズを通過した前記画像光線を走査する走査部と、
    前記走査部で走査された前記画像光線を反射する反射ミラーと、
    前記反射ミラーで反射された前記画像光線をユーザの眼球の網膜に照射して前記網膜に画像を投影する投影ミラーと、
    前記走査部の走査面を含んで前記走査部と前記レンズとの間の前記画像光線の光路上に設けられ、前記画像光線の一部を遮閉すると共に残りを通過させる開口を有する光線遮閉部と、を備え、
    前記投影ミラーの表面は曲率の異なる領域を有する自由曲面を有し、前記反射ミラーの表面は凹曲面と凸曲面とを含む自由曲面を有し、
    前記凹曲面で反射された前記画像光線は、前記凸曲面で反射された前記画像光線が照射される前記投影ミラーの領域の曲率よりも曲率の小さな前記投影ミラーの領域に照射されるように、前記反射ミラーの凹曲面及び凸曲面が設定されている、画像投影装置
  7. 光線を出射する光源と、
    画像データを入力する画像入力部と、
    入力された前記画像データに基づいた画像光線を生成して、前記光源からの前記画像光線の出射を制御する制御部と、
    前記光源から出射された前記画像光線を略平行光とするレンズと、
    前記レンズを通過した前記画像光線を走査する走査部と、
    前記走査部で走査された前記画像光線を反射する反射ミラーと、
    前記反射ミラーで反射された前記画像光線をユーザの眼球の網膜に照射して前記網膜に画像を投影する投影ミラーと、
    前記走査部の走査面を含んで前記走査部と前記レンズとの間の前記画像光線の光路上に設けられ、前記画像光線の一部を遮閉すると共に残りを通過させる開口を有する光線遮閉部と、を備え、
    前記投影ミラーの表面は曲率の異なる領域を有する自由曲面を有し、前記反射ミラーは位相ピッチの異なる位相分布を有する反射型回折素子を含み、
    前記投影ミラーにおいて、前記反射型回折素子における集光パワーの大きい位相分布を有する領域で反射された画像光線が反射する領域は前記反射型回折素子における集光パワーの小さい位相分布を有する領域で反射された画像光線が反射する領域より前記画像光線の入射側に位置する、画像投影装置。
  8. 光線を出射する光源と、
    画像データを入力する画像入力部と、
    入力された前記画像データに基づいた画像光線を生成して、前記光源からの前記画像光線の出射を制御する制御部と、
    前記光源から出射された前記画像光線を略平行光とするレンズと、
    前記レンズを通過した前記画像光線を走査する走査部と、
    前記走査部で走査された前記画像光線を反射する反射ミラーと、
    前記反射ミラーで反射された前記画像光線をユーザの眼球の網膜に照射して前記網膜に画像を投影する投影ミラーと、
    前記走査部の走査面を含んで前記走査部と前記レンズとの間の前記画像光線の光路上に設けられ、前記画像光線の一部を遮閉すると共に残りを通過させる開口を有する光線遮閉部と、を備え、
    前記投影ミラーの表面は曲率の異なる領域を有する自由曲面を有し、前記反射ミラーは位相ピッチの異なる位相分布を有する反射型回折素子を含み、
    前記反射型回折素子において集光パワーの大きい位相分布を有する領域で反射された画像光線は、前記反射型回折素子において集光パワーの小さい位相分布を有する領域で反射された画像光線が照射される前記投影ミラーの領域の曲率よりも曲率の小さな前記投影ミラーの領域に照射されるように、前記反射型回折素子の位相ピッチが設定されている、画像投影装置
  9. 光線を出射する光源と、
    画像データを入力する画像入力部と、
    入力された前記画像データに基づいた画像光線を生成して、前記光源からの前記画像光線の出射を制御する制御部と、
    前記光源から出射された前記画像光線を略平行光とするレンズと、
    前記レンズを通過した前記画像光線を走査する走査部と、
    前記走査部で走査された前記画像光線を透過させる光学部品と、
    前記光学部品を透過した前記画像光線をユーザの眼球の網膜に照射して前記網膜に画像を投影する投影ミラーと、
    前記走査部の走査面を含んで前記走査部と前記レンズとの間の前記画像光線の光路上に設けられ、前記画像光線の一部を遮閉すると共に残りを通過させる開口を有する光線遮閉部と、を備え、
    前記投影ミラーの表面は曲率の異なる領域を有する自由曲面を有し、前記光学部品は位相ピッチの異なる位相分布を有する透過型回折素子を含み、
    前記投影ミラーにおいて、前記透過型回折素子における集光パワーの大きい領域を透過した画像光線が反射する領域は前記透過型回折素子における集光パワーの小さい領域を透過した画像光線が反射する領域より前記画像光線の入射側に位置する、画像投影装置。
  10. 光線を出射する光源と、
    画像データを入力する画像入力部と、
    入力された前記画像データに基づいた画像光線を生成して、前記光源からの前記画像光線の出射を制御する制御部と、
    前記光源から出射された前記画像光線を略平行光とするレンズと、
    前記レンズを通過した前記画像光線を走査する走査部と、
    前記走査部で走査された前記画像光線を透過させる光学部品と、
    前記光学部品を透過した前記画像光線をユーザの眼球の網膜に照射して前記網膜に画像を投影する投影ミラーと、
    前記走査部の走査面を含んで前記走査部と前記レンズとの間の前記画像光線の光路上に設けられ、前記画像光線の一部を遮閉すると共に残りを通過させる開口を有する光線遮閉部と、を備え、
    前記投影ミラーの表面は曲率の異なる領域を有する自由曲面を有し、前記光学部品は位相ピッチの異なる位相分布を有する透過型回折素子を含み、
    前記透過型回折素子において集光パワーの大きい位相分布を有する領域透過した画像光線は、前記透過型回折素子において集光パワーの小さい位相分布を有する領域透過した画像光線が照射される前記投影ミラーの領域の曲率よりも曲率の小さな前記投影ミラーの領域に照射されるように、前記透過型回折素子の位相ピッチが設定されている、画像投影装置
  11. 前記光源と前記眼球との間の前記画像光線の光路上に設けられ、前記画像光線の強度を下げる減光フィルタを備える、請求項1から10のいずれか一項記載の画像投影装置。
  12. 前記減光フィルタは、前記レンズと前記走査部との間に設けられている、請求項11記載の画像投影装置。
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