JP6209121B2 - コンクリート締固め装置及びコンクリート締固め方法 - Google Patents
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Description
まず、コンクリート型枠10内のハンチ筋11a(最外縁鉄筋)に沿って傾斜本体部21aが延在するように振動媒体21を設置する。具体的には、鉄筋11を組み立てるときに、ハンチ筋11a付近に振動媒体21を載置する。このとき、振動媒体21の傾斜本体部21aがハンチ筋11aと平行になり、取付部21bが鉛直になるような姿勢とする。ここで、振動媒体21は鉄筋11に対して固定されていない。振動媒体21は、ハンチ部3に沿って水平方向(図2の紙面に垂直な方向)に複数配列される。配列される振動媒体21同士の間隔は、例えば、250〜500mmとすることが好ましい。これにより、ハンチ部型枠10aに沿ったコンクリートの締固めが適切なピッチ(250〜500mm)で行われることになる。その後、コンクリート型枠10が組み立てられ、ハンチ部型枠10aは、傾斜本体部21aの上を覆うように設置される。
続いて、コンクリート型枠10内の打設空間にコンクリートを打設する。このとき、コンクリートはハンチ部3の上端近傍の高さまで導入され、振動媒体21の取付部21bがコンクリート上端面50(図2参照)から上に突出するようにする。
続いて、コンクリート上端面50から上方に突出した振動媒体21の取付部21bに振動発生装置23を取り付ける。具体的には、コンクリート型枠10の上端開口から振動発生装置23を挿入し、振動発生装置23をハンチ部3の上端部近傍まで降ろす。そして、ガイド面39に沿って取付部21bが挿入されるように、振動媒体21の上方に振動発生装置23を設置し、駆動部43の操作によって取付部21bを強固に把持させる。このとき作業者は、ハンドル部44を保持して振動発生装置23の位置合わせ等を行うことができ、コンクリート型枠10の上方から作業を行うことができる。
次に、振動発生装置23の振動体33を駆動してハンチ部3におけるコンクリートの締固めを実行する。振動媒体21の取付部21bが振動発生装置23によって強固に把持されているので、振動体33で発生した振動が、振動フレーム31から振動媒体21に伝達され、振動媒体21が振動する。そうすると、振動媒体21の振動力がハンチ部型枠10aに接するコンクリート表面にまで十分に到達し、ハンチ部型枠10aの内側面近傍の気泡が除去される。
次に、駆動部43の操作によってガイド面39から取付部21bを解放し、振動発生装置23を振動媒体21から取り外す。そして、振動発生装置23を移動させて、隣接する振動媒体21の取付部21bに取り付け、振動発生装置23の振動体33を駆動する。すなわち、隣接する振動媒体21において同様に締固めを実行する。このように、振動発生装置23をハンチ部3に沿って水平方向(図2の紙面に垂直な方向)に移動させながら、上記の振動発生装置取付工程と振動工程と繰り返すことにより、ハンチ部3全体の締固めを行うことができる。
ハンチ部3全体の締固めが終了した後、振動媒体21を除去することなくコンクリートを硬化させる。振動媒体21は、コンクリート内に埋め殺しされる。
Claims (7)
- 型枠内に打設されるコンクリートの締固めを行うコンクリート締固め装置であって、
前記型枠内で最外縁鉄筋に沿って延在し、前記コンクリートに埋め殺しされる振動媒体と、
前記振動媒体の上端部に着脱可能に取り付けられる、あるいは接触させて前記振動媒体を振動させる振動発生装置と、を備えたことを特徴とするコンクリート締固め装置。 - 前記振動媒体が前記型枠内の鉄筋に固定されていないことを特徴とする請求項1に記載のコンクリート締固め装置。
- 前記振動発生装置は、棒状をなす前記振動媒体の上端部を把持する把持機構を備え、
前記把持機構は、
下方から挿入される前記上端部を案内するガイド面と、
前記上端部を前記ガイド面に対して押付け、前記ガイド面との間に前記上端部を挟み込む押付け部と、
前記押付け部を前記ガイド面に向けて水平方向に駆動する押出し駆動部と、を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載のコンクリート締固め装置。 - 前記ガイド面は、下方に開いた円錐面をなす挿入ガイド部を有することを特徴とする請求項3に記載のコンクリート締固め装置。
- 前記振動媒体は、
ハンチ部を構築するための前記型枠内に設置され、
前記最外縁鉄筋であるハンチ筋に沿って斜めに延在する傾斜部を有することを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載のコンクリート締固め装置。 - 型枠内に打設されるコンクリートの締固めを行うコンクリート締固め方法であって、
前記型枠内の最外縁鉄筋に沿って延在するように振動媒体を設置する振動媒体設置工程と、
前記型枠内に前記コンクリートを打設するコンクリート打設工程と、
前記コンクリート打設工程で導入されたコンクリートの上端面から上方に突出した前記振動媒体の上端部に振動発生装置を取り付ける振動発生装置取付工程と、
前記振動発生装置を駆動して前記振動媒体を振動させる振動工程と、
前記振動媒体を埋め殺しにして前記コンクリートを硬化させる硬化工程と、を備えたことを特徴とするコンクリート締固め方法。 - 前記振動媒体設置工程では、
ハンチ部を構築するための前記型枠内において、前記振動媒体の少なくとも一部が、前記最外縁鉄筋であるハンチ筋に沿って斜めに延在するように設置されることを特徴とする請求項6に記載のコンクリート締固め方法。
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