JP6207136B2 - 情報処理システム、端末装置、携帯端末装置、サーバ、情報処理方法および情報処理プログラム - Google Patents

情報処理システム、端末装置、携帯端末装置、サーバ、情報処理方法および情報処理プログラム Download PDF

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Description

本発明は、情報処理システム、端末装置、携帯端末装置、サーバ、情報処理方法および情報処理プログラムに関する。
通常のカーナビゲーション装置では、安全確保のため、運転中の操作や表示される映像が制限されている。例えば、運転中には出発地や目的地を設定できなかったり、テレビを視聴できなかったりするものが多い。そこで、運転席用のモニタだけでなく、後部座席用にもモニタを設けることで、運転者以外の同乗者が後部座席用のモニタを用いて自由な操作をすること等を可能としているものがある。
例えば、特許文献1では、運転席近傍に第1モニタを、これとは別に第2モニタを設け、車両走行中には、映像出力機器の機能を第2モニタのみで行えるようにしている。
また、特許文献2では、複数台のモニタを設置し、車両が走行状態である場合には、運転席近傍に設置されたモニタにナビゲーション画面以外の映像画面を表示しないようにしている。
特開2002−243488号公報 特開平7−311052号公報
特許文献1,2では、いずれもモニタを車両に固定することを念頭に置いている。そのため、常に特定のモニタが運転席近傍に設置される。したがって、運転中には、運転席近傍のモニタに表示される映像を一律に制限すれば十分である。
しかしながら、近年ではスマートフォンやタブレット等の携帯端末装置が高機能化しており、これらをモニタとしても、さらには、カーナビゲーション装置としても使用できるようになってきている。携帯端末装置の場合、車両に固定されているわけではないので、運転席用に設置されることもあれば、後部座席用に設置されることもある。
携帯端末装置が運転席用に配置される場合は、安全確保のため、表示される映像を制限する必要がある。ところが、携帯端末装置が後部座席用に配置される場合にまで、運転中に表示される映像が制限されるのは、ユーザにとって極めて不便である。このように、携帯端末装置の場合、表示される内容を一律に制限するのは望ましくない、という問題がある。
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、携帯端末装置に応じた適切な内容を表示可能な情報処理システム、端末装置、携帯端末装置、サーバ、情報処理方法および情報処理プログラムを提供するものである。
本発明の一態様によれば、少なくとも1つの携帯端末装置を含む、複数の端末装置を備える情報処理システムであって、車両内における前記携帯端末装置の位置を特定する位置特定手段と、特定された前記携帯端末装置の位置に応じて、前記複数の端末装置のうちの少なくとも1つに表示させる内容を決定する表示情報決定手段と、を備えることを特徴とする情報処理システムが提供される。
本発明によれば、携帯端末装置に応じた適切な内容を表示できる。
本発明の第1の実施形態に係る情報処理システム100の概略を示すブロック図。 図1の情報処理システム100の処理動作の一例を示すフローチャート。 位置特定手法の一例を示す図。 位置特定手法の一例を示す図。 携帯端末装置1Mの位置と、携帯端末装置1Mおよび車載端末装置1Vに表示される情報との関係の一例を示す図。 携帯端末装置1Mの表示部111および車載端末装置1Vの表示部121に表示される表示部の画面例を示す図。 携帯端末装置1Mの表示部111および車載端末装置1Vの表示部121に表示される表示部の画面例を示す図。 情報処理システム100の構成を概念的に示す図。 図1の変形例である情報処理システム100の概略構成を示すブロック図。 図1の別の変形例である情報処理システム100の概略構成を示すブロック図。 本発明の第2の実施形態に係る情報処理システム101の概略構成を示すブロック図。 図11の情報処理システム101の処理動作の一例を示すフローチャート。 携帯端末装置1Mの種類と、携帯端末装置1Mおよび車載端末装置1Vに表示される情報との関係の一例を示す図。 本発明の第3の実施形態に係る情報処理システム102の概略構成を示すブロック図。 図14の情報処理システム102の処理動作の一例を示すフローチャート。 端末間距離と、携帯端末装置1Mおよび車載端末装置1Vに表示される情報との関係の一例を示す図。 本発明の第4の実施形態に係る情報処理システム103の概略構成を示すブロック図。 携帯端末装置1Mの位置および種類と、表示される情報との関係の一例を示す図。 本発明の第5の実施形態に係る情報処理システム104の概略構成を示すブロック図。 携帯端末装置1Mの種類および端末間距離と、表示される情報との関係の一例を示す図。 本発明の第6の実施形態に係る情報処理システム105の概略構成を示すブロック図。 図21の変形例である情報処理システム105の概略構成を示すブロック図。 第7の実施形態に係る情報処理システム106の概略構成を示すブロック図。 携帯端末装置1Mの状態と、携帯端末装置1Mおよび車載端末装置1Vに表示される情報との関係の一例を示す図。
以下、本発明に係る実施形態について、図面を参照しながら具体的に説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る情報処理システム100の概略を示すブロック図である。同図の情報処理システム100は、携帯端末装置1Mと、車載端末装置1Vと、サーバ2とを備えている。
携帯端末装置1Mはネットワーク3を介してサーバ2と接続されており、相互に通信可能である。ネットワーク3は、有線回線でもよいし無線回線でもよく、回線の種類や形態は問わない。一方、携帯端末装置1Mは、例えばUSBケーブルやHDMIケーブル、あるいは近距離無線通信やネットワーク3を介した通信により、車載端末装置1Vとも接続され、通信可能である。なお、車載端末装置1は携帯端末装置1Mを介してサーバ2と接続されているが、直接サーバ2と通信可能であるか否かは問わない。
本実施形態において、携帯端末装置1Mおよび車載端末装置1Vは、車両内に配置される。これらのうちの一方は運転席側に置かれ、運転者用に使用される。他方は助手席側あるいは後部座席に置かれ、運転者以外の同乗者用に使用される。本実施形態では、携帯端末装置1Mと車載端末装置1Vのいずれが運転席側に置かれるのかを特定し、携帯端末装置1Mおよび/または車載端末装置1Vに表示させる内容を適切に制御するものである。
携帯端末装置1Mは、ポータブルナビゲーション装置、携帯電話(フィーチャーフォン、スマートフォン)、タブレット等、可搬性の端末装置である。携帯端末装置1Mは、表示部111と、位置特定部112と、表示情報決定部51と、通信部113,114とを備えている。
表示部111は、例えば液晶ディスプレイであり、経路案内情報等、種々の情報を表示する。位置特定部112は、車両内における携帯端末装置1Mの位置を特定する。具体的な位置特定手法の例については後述する。表示情報決定部51は、サーバ2から送信される情報のうち、どのような内容を携帯端末装置1Mに表示し、どのような内容を車載端末装置1Vに表示するかを、携帯端末装置1Mの位置に基づいて決定する。通信部113は車載端末装置1Vとの間で情報を通信するインターフェースである。通信部114はネットワーク3を介してサーバ2との間で情報を通信するインターフェースである。
その他、携帯端末装置1Mは、ユーザからの操作を受け付けるタッチパネル等の操作入力部、車両の現在位置を取得するためのGPS受信装置、メールの送受信や通話等種々の処理を行うプロセッサ等を備えていてもよい。
車載端末装置1Vは、車載カーナビゲーション装置、ディスプレイオーディオ装置等、車両に固定されて用いられる端末装置である。車載端末装置1Vは、表示部121と、情報生成部122と、通信部123とを備えている。
表示部121は、例えば液晶ディスプレイであり、経路案内情報等、種々の情報を表示する。情報生成部122は、例えばDVD等の記憶媒体に記憶されたデータをデコードしたり、放送波を受信したりして、携帯端末装置1Mあるいは車載端末装置1Vに表示するコンテンツ情報を生成する。通信部123は携帯端末装置1Mとの間で情報を送受信するインターフェースである。
サーバ2は、通信部21と、情報生成部52とを備えている。通信部21はネットワーク3を介して携帯端末装置1Mとの間で情報を送受信するインターフェースである。情報生成部52は、経路案内情報等、携帯端末装置1Mおよび/または車載端末装置1Vに表示する情報を生成する。なお、情報生成部52は、生成する情報を携帯端末装置1Mに表示するか、車載端末装置1Vに表示するか、までは定めなくてもよい。
図2は、図1の情報処理システム100の処理動作の一例を示すフローチャートである。図2を用いて、情報処理システム100の動作を詳しく説明する。
まず、サーバ2の情報生成部52は経路案内情報等の情報を生成する(ステップS1)。経路案内情報は、案内経路に沿って所定の地点までユーザを導くための情報であり、例えばユーザにより設定された出発地および目的地と、経路ネットワーク情報とに基づいて、生成される。経路案内情報は、例えば地図情報、地図に重畳して描かれるルート情報、交差点情報等を含む。これらは経路案内にとって重要な情報である。また、経路案内情報は、案内経路周辺の交通状況情報や店舗情報等、経路案内にとって相対的には重要でない情報を含んでいてもよい。さらに、情報生成部52は、経路案内情報とは無関係な情報をさらに生成してもよい。
生成された情報は、通信部21、ネットワーク3および通信部114を介して携帯端末装置1Mの表示情報決定部51に送信される。なお、車載端末装置1Vの情報生成部122がコンテンツ情報等を生成してもよく、この情報も通信部123,113を介して表示情報決定部51に送信される。
一方、携帯端末装置1Mの位置特定部112は携帯端末装置1Mの位置が運転席側であるか否かを特定する(ステップS2)。以下、位置特定手法の例をいくつか説明する。
図3および図4は、位置特定手法の一例を示す図である。図示のように、携帯端末装置1Mを挿入可能な1または複数のクレードル4a,4bを車両内に設置しておく。そして、クレードルの位置を予め位置特定部112内に登録しておく。同図では、クレードル4aは運転席側であり、クレードル4bは運転席側でなく助手席側であることが登録されている。
そして、位置特定部112はいずれのクレードルに携帯端末装置1Mが挿入されたかを検出する。図4(a)に示すように、携帯端末装置1Mがクレードル4aに挿入された場合、位置特定部112は携帯端末装置1Mが運転席側に配置されたことを特定する。一方、図4(b)に示すように、携帯端末装置1Mがクレードル4bに挿入された場合、位置特定部112は携帯端末装置1Mが助手席側に配置されたことを特定する。このように、位置特定部112は携帯端末装置1Mが挿入されたクレードルの位置に基づいて携帯端末装置1Mの位置を特定できる。
もちろんクレードルの配置位置や数は任意であり、例えばダッシュボード上に配置されたクレードルを運転席側として登録してもよいし、後部座席用にクレードルを配置してもよい。
別の位置特定手法として、電波を発する電波装置を車両内に複数個設けておき、位置特定部112がいずれの電波装置から最も強い電波を受信するか、に応じて位置を特定してもよい。例えば、位置特定部112が運転席近辺に設けられた電波装置から最も強い電波を受信した場合、携帯端末装置1Mが運転席側に配置されたことを特定できる。
さらに別の位置特定手法として、ユーザが携帯端末装置1Mの配置位置を位置特定部112に入力および設定してもよい。あるいは、位置特定部112は車両内における携帯端末装置1Mと車載端末装置1Vとの相対位置を特定してもよい。
図2に戻り、携帯端末装置1Mの位置が特定されると、この位置に応じて、携帯端末装置1Mの表示情報決定部51は、情報生成部122,52が生成した情報のうち、携帯端末装置1Mに表示させる内容と、車載端末装置1Vに表示させる内容とを決定する(ステップS3)。もちろん、表示情報決定部51は全てまたは一部の情報を携帯端末装置1Mに表示させてもよいし、携帯端末装置1Mには何も表示させないようにしてもよい。同様に、表示情報決定部51は全てまたは一部の情報を車載端末装置1Vに表示させてもよいし、車載端末装置1Vには何も表示させないようにしてもよい。あるいは、表示情報決定部51は、携帯端末装置1Mおよび車載端末装置1Vの一方に表示させる内容を決定してもよい。
そして、表示情報決定部51は携帯端末装置1Mに表示させると決定した情報を携帯端末装置1Mの表示部111に送信するとともに、車載端末装置1Vに表示させると決定した情報を、通信部113,123を介して、車載端末装置1Vの表示部121に送信する(ステップS4)。これに従って、表示部111,121は受信した情報を表示する(ステップS5)。結果として、携帯端末装置1Mの表示部111および車載端末装置1Vの表示部121には、携帯端末装置1Mの位置に応じた内容が表示される。
図5は、携帯端末装置1Mの位置と、携帯端末装置1Mおよび車載端末装置1Vに表示される情報との関係の一例を示す図である。この関係は、予め定めたものでもよいし、ユーザが設定したものでもよい。また、図6および図7は、携帯端末装置1Mの表示部111および車載端末装置1Vの表示部121に表示される画面例を示す図である。
図5の上段および図6は、携帯端末装置1Mが運転席側にある場合である。このとき、携帯端末装置1Mの表示部111には、経路案内に重要な情報(以下、メイン案内情報ともいう)として、地図やルートが表示される。一方、車載端末装置1Vの表示部121には、その他の情報として、交通状況情報が表示されたり、現在位置の周辺の施設を検索するための周辺検索画面や、新たな経路探索を行うために出発地や目的地等を設定する地点設定画面(以下、サブ案内情報ともいう)が表示されたりする。あるいは、車載端末装置1Vの情報生成部122が生成したコンテンツ情報が、表示部121の一部または全部に表示されてもよい。
図5の下段および図7は、携帯端末装置1Mが運転席側にない場合である。このときは、車載端末装置1Vが運転席側にあると考えられる。よって、車載端末装置1Vの表示部121に経路案内情報に重要な情報が表示され、現在放送中のテレビ番組の案内のような他の情報が携帯端末装置1Vの表示部111に表示される。
なお、図5はあくまで一例にすぎず、携帯端末装置1Mの位置に応じてどのような内容を表示させるかを、ユーザが任意に設定してもよい。
このように、第1の実施形態では、携帯端末装置1Mの位置を特定し、この位置に応じた内容の情報を携帯端末装置1Mおよび車載端末装置1Vに表示させる。そのため、携帯端末装置1Mの使用状態に適した情報を表示させることができる。
なお、図1に示した情報処理システム100の構成は本実施形態の一例にすぎず、種々の変形が可能である。図8は、情報処理システム100の構成を概念的に示す図である。情報処理システム100は、複数の端末装置1を備えている。これらのうちの少なくとも1つは携帯端末装置1Mであり、他は携帯端末装置であってもよいし車載端末装置であってもよい。本明細書において、「携帯」あるいは「車載」を明示しない「端末装置」は、携帯端末装置でもよいし車載端末装置でもよいことを意味する。
そして、少なくとも1つの携帯端末装置1Mは位置特定部112を有し、全端末装置が表示部を有する。情報生成部52および表示情報決定部51は、いずれかの端末装置内にあってもよいし、サーバ2内にあってもよい。サーバ2と直接通信するのは携帯端末装置でもよいし、車載端末装置でもよいし、両方でもよい。以下、より具体的な構成をいくつか例示する。
図9は、図1の変形例である情報処理システム100の概略構成を示すブロック図である。同図は、携帯端末装置1Mおよび車載端末装置1Vの両方がサーバ2と接続されており、通信可能である。携帯端末装置1Mはサーバ2を介して車載端末装置1Vと接続されているが、互いに直接通信しなくてもよい。そして、サーバ2内に表示情報決定部51が設けられる。
図9の構成の場合、位置特定部112が特定した携帯端末装置1Mの位置を示す位置情報は、通信部114、ネットワーク3および通信部21を介して、表示情報決定部51に送信される。送信された携帯端末装置1Mの位置情報に応じて、表示情報決定部51は、携帯端末装置1Mに表示させる内容と、車載端末装置1Vに表示させる内容とを決定する。そして、携帯端末装置1Mに表示すべき情報は、通信部21、ネットワーク3および通信部114を介して、表示部111に送信されて表示される。一方、車載端末装置1Vに表示すべき情報は、通信部21、ネットワーク3および通信部123を介して、表示部121に送信されて表示される。
図10は、図1の別の変形例である情報処理システム100の概略構成を示すブロック図である。同図は、サーバ2と通信する必要がないスタンドアローンタイプの携帯端末装置1Mを用いる例であり、携帯端末装置1Mと車載端末装置1Vとが接続されている。この場合、携帯端末装置1Mが情報生成部52および表示情報決定部51を有する。そして、情報生成部52が生成した経路案内情報等の情報は、携帯端末装置1Mの位置に応じて、携帯端末装置1Mの表示部111および車載端末装置1Vの表示部121に送信される。
本実施形態で説明した情報処理システム100の構成は、図1、図9および図10の例に限定されるものではない。例えば、図10において、表示情報決定部51が車載端末装置1V内にあってもよい。
なお、本明細書において「接続」とは、特に断らない限り、ネットワーク3を介した接続、ケーブルを介した接続および近距離通信を介した接続等のいずれでもよく、接続の形態は任意である。また、図9において、車載端末装置1Vと携帯端末装置1Mとは直接接続されているわけではないが、いずれもサーバ2と接続されている。このような場合も、車載端末装置1Vと携帯端末装置1Mは接続されていると表現している。
(第2の実施形態)
上述した第1の実施形態は、携帯端末装置1Mの位置に応じて表示する情報を決定するものであった。これに対し、以下に説明する第2の実施形態は、携帯端末装置1Mの種類に応じて、表示する情報を決定するものである。
図11は、本発明の第2の実施形態に係る情報処理システム101の概略構成を示すブロック図である。同図の情報処理システム101は、携帯端末装置1Mと、車載端末装置1Vとを備えている。本実施形態ではサーバ2を用いないシステムを例示しているが、図8〜図10で説明したように、種々の変形が可能であることは言うまでもない。
携帯端末装置1Mは、表示部111と、通信部113とを備えている。車載端末装置1Vは、表示部121と、情報生成部122と、通信部123と、位置特定部に代わる携帯端末特定部53と、表示情報決定部51とを備えている。以下、第1の実施形態の共通点は説明を省略し、相違点を中心に説明する。
携帯端末装置1Mと車載端末装置1Vとは、通信部113,123を介して、互いに接続されている。
車載端末装置1Vの情報生成部122は、コンテンツ情報および/または経路案内情報を生成する。
携帯端末特定部53は、本実施形態の特徴の1つであり、携帯端末装置1Mの種類を特定する。具体例として、種類とはスマートフォン、フィーチャーフォンおよびタブレットのうちの少なくとも1つを含んでおり、携帯端末特定部53は、携帯端末装置1Mが、スマートフォンであるか、フィーチャーフォンであるか、タブレットであるかを特定してもよい。あるいは、携帯端末特定部53は、携帯端末装置1Mの仕様として、表示部111のサイズおよび解像度、処理能力、通信速度、充電残量のうちの少なくとも1つを特定してもよい。
なお、フィーチャーフォンは、通話機能を主とし、その他にカメラや放送波受信および再生機能などを有する端末である。また、スマートフォンは、フィーチャーフォンより多くの機能を有し、主にタッチパネルを備えた端末である。タブレットは、スマートフォンより大きなタッチパネルを備え、パーソナルコンピュータに近い処理能力を持った端末である。
フィーチャーフォンとスマートフォンとを厳密に区別することは難しいが、2つの携帯端末装置がある場合に、相対的に高機能なものを「スマートフォン」と考えてもよい。
種類の特定手法は特に問わない。例えば、携帯端末装置1Mが、自身の種類についての情報を、通信部113,123を介して、携帯端末特定部53へ送信してもよい。また、携帯端末特定部53は、通信部113と通信部123との通信が有線通信であるか無線通信であるか、等の通信形態に応じて携帯端末装置1Mの種類を特定してもよい。有線通信の場合、携帯端末特定部53は、USBで接続されているかHDMIで接続されているか、に応じて、携帯端末装置1Mの種類を特定してもよい。
表示情報決定部51は、携帯端末装置1Mの種類に応じて、情報生成部122が生成する情報のうち、どのような内容を携帯端末装置1Mに表示し、どのような内容を車載端末装置1Vに表示するかを決定する。
図12は、図11の情報処理システム101の処理動作の一例を示すフローチャートである。以下、図2との相違点を中心に説明する。
まず、車載端末装置1Vの情報生成部122は経路案内情報等の情報を生成する(ステップS1)。続いて、携帯端末特定部53は上述のようにして携帯端末装置1Mの種類を特定する(ステップS2’)。そして、特定された種類に応じて、車載端末装置1Vの表示情報決定部51は、情報生成部122が生成した情報のうち、携帯端末装置1Mに表示させる内容と、車載端末装置1Vに表示させる内容とを決定する(ステップS3)。
そして、表示情報決定部51は車載端末装置1Vに表示させると決定した情報を車載端末装置1Vの表示部121に送信するとともに、携帯端末装置1Mに表示させると決定した情報を、通信部123,113を介して、携帯端末装置1Mの表示部111に送信する(ステップS4)。これに従って、表示部111,121は受信した情報を表示する(ステップS5)。結果として、携帯端末装置1Mの表示部111および車載端末装置1Vの表示部121には、携帯端末装置1Mの種類に応じた内容が表示される。
図13は、携帯端末装置1Mの種類と、携帯端末装置1Mおよび車載端末装置1Vに表示される情報との関係の一例を示す図である。この関係は、予め定めたものでもよいし、ユーザが設定したものでもよい。同図は、携帯端末特定部53が、携帯端末装置1Mの種類として、スマートフォンであるかタブレットであるか、を特定する例を示している。また、車載端末装置1Vが運転席側に配置された運転者用であることを念頭に置いている。
携帯端末装置1Mがスマートフォンである場合、その表示部111には、案内経路周辺の交通状況情報等、サブ案内情報が表示される。一方、携帯端末装置1Mがタブレットである場合には、スマートフォンである場合より表示部111のサイズや解像度が大きい。よって、この場合には、表示部111に、サブ案内情報に加え、画面を分割するなどして、地図やルート等メイン案内情報の一部を表示してもよい。
また、スマートフォンにも処理速度(描画速度)が速いものと遅いものがある。そこで、携帯端末装置1Mの種類として処理速度を特定できる場合には、処理速度が速いスマートフォンにはより容量が大きい地図情報を表示させてもよい。また、携帯端末装置1Mと車載端末装置1Vとの通信速度を特定してもよい。例えば、通信速度が遅い場合には車載端末装置1Vに多くの情報を表示させ、携帯端末装置1Mに送信する情報量を抑えて通信負荷によるタイムラグを低減してもよい。また、携帯端末装置1Mの充電残量が少ない場合、その処理負荷を軽減するために、携帯端末装置1Mに表示させる情報量を少なくしてもよい。
以上の説明はあくまで一例にすぎず、携帯端末装置1Mの種類に応じてどのような内容を表示させるかを、予めユーザが任意に設定してもよい。
このように、第2の実施形態では、携帯端末装置1Mの種類を特定し、この種類に応じた情報を携帯端末装置1Mに表示させる。そのため、携帯端末装置1Mの種類に適した情報を表示させることができる。
(第3の実施形態)
上述した第1の実施形態は、携帯端末装置1Mの位置に応じて表示する情報を決定するものであり、第2の実施形態は、携帯端末装置1Mの種類に応じて表示する情報を決定するものであった。これに対し、以下に説明する第3の実施形態は、携帯端末装置1Mと車載端末装置1Vとの距離に応じて表示する情報を決定するものである。
図14は、本発明の第3の実施形態に係る情報処理システム102の概略構成を示すブロック図である。以下、第2の実施形態との相違点を中心に説明する。
車載端末装置1Vは、携帯端末特定部53に代えて、端末間距離特定部54を備えている。端末間距離特定部54は、携帯端末装置1Mと車載端末装置1Vとの間の距離(以下、端末間距離という)を特定する。例えば、端末間距離特定部54は、携帯端末装置1Mが発する電波の強度に基づいて、端末間距離を特定できる。あるいは、車載端末装置1V近辺で携帯端末装置1Mのホームポジションを設定し、ホームポジションからどの程度携帯端末装置1Mが移動したか、に基づいて端末間距離特定部54は端末間距離を特定してもよい。
なお、携帯端末装置1M内に端末間距離特定部54を設け、端末間距離を通信部113,123を介して車載端末装置1Vの表示情報決定部51に送信してもよい。
表示情報決定部51は、端末間距離に応じて、情報生成部122が生成する情報のうち、どのような内容を携帯端末装置1Mに表示し、どのような内容を車載端末装置1Vに表示するかを決定する。
図15は、図14の情報処理システム102の処理動作の一例を示すフローチャートである。以下、図12との相違点を中心に説明する。
まず、車載端末装置1Vの情報生成部122は経路案内情報等の情報を生成する。さらに、情報生成部122はDVDを再生する等によりコンテンツ情報を生成してもよい(ステップS1)。続いて、端末間距離特定部54は上述のようにして端末間距離を特定する(ステップS2’’)。そして、特定された端末間距離に応じて、車載端末装置1Vの表示情報決定部51は、情報生成部122が生成した情報のうち、携帯端末装置1Mに表示させる内容と、車載端末装置1Vに表示させる内容とを決定する(ステップS3)。
そして、表示情報決定部51は車載端末装置1Vに表示させると決定した情報を車載端末装置1Vの表示部121に送信するとともに、携帯端末装置1Mに表示させると決定した情報を、通信部123,113を介して、車載端末装置1Vの表示部111に送信する(ステップS4)。これに従って、表示部111,121は受信した情報を表示する(ステップS5)。結果として、携帯端末装置1Mの表示部111および車載端末装置1Vの表示部121には、端末間距離に応じた内容が表示される。
図16は、端末間距離と、携帯端末装置1Mおよび車載端末装置1Vに表示される情報との関係の一例を示す図である。この関係は、予め定めたものでもよいし、ユーザが設定したものでもよい。同図は、インダッシュタイプの車載端末装置1Vが、3列シートのミニバン車両に取り付けられていることを念頭に置いている。
端末間距離が1m未満と小さい場合、携帯端末装置1Mが運転者用に用いられると考えられる。そこで、携帯端末装置1Mにはメイン案内情報を表示し、車載端末装置1Vにはコンテンツ情報を表示するよう設定されている。一方、端末間距離が1m以上と大きくなるのは、携帯端末装置1Mが3列目に乗っている同乗者が利用する場合と想定される。そこで、携帯端末装置1Mにはコンテンツ情報を表示し、車載端末装置1Vにはメイン案内情報を表示するよう設定されている。
図16はあくまで一例にすぎず、端末間距離に応じてどのような内容を表示させるかを、ユーザが任意に設定してもよい。
このように、第3の実施形態では、携帯端末装置1Mと車載端末装置1Vとの端末間距離を特定し、この端末間距離に応じた情報を携帯端末装置1Mに表示させる。そのため、携帯端末装置1Mの種類に適した情報を表示させることができる。
(第4の実施形態)
以下に説明する第4の実施形態は、携帯端末装置1Mの位置および種類に応じて表示する情報を決定するものである。
図17は、本発明の第4の実施形態に係る情報処理システム103の概略構成を示すブロック図である。
携帯端末装置1Mは図9のものと類似しており、携帯端末装置1Mの位置を特定する位置特定部112を備える。そして、特定された位置は、通信部113,123を介して、車載端末装置1Vの表示情報決定部51へ送信される。
一方、車載端末装置1Vは図11のものと類似しており、携帯端末特定部53および表示情報決定部51を有する。そして、表示情報決定部51は、携帯端末装置1Mの位置および種類に応じて、情報生成部122が生成する情報のうち、どのような内容を携帯端末装置1Mに表示し、どのような内容を車載端末装置1Vに表示するかを決定する。
携帯端末装置1Mの位置および種類と、表示される情報との関係を図18に例示している。この関係は、予め定めたものでもよいし、ユーザが設定したものでもよい。また、同図では、携帯端末装置1Mの種類として、スマートフォン、フィーチャーフォンおよびタブレットのいずれかに分類する例を示している。
携帯端末装置1Mが運転席側にある場合、少なくともメイン案内情報を表示する。そして、携帯端末装置1Mは、大きな表示部111を有するタブレット(場合によってはスマートフォン)である場合、さらにサブ案内情報を表示する。
一方、携帯端末装置1Mが運転席側にない場合、車載端末装置1Vにメイン案内情報が表示される。よって、携帯端末装置1Vにはサブ案内情報あるいはコンテンツ情報を表示し、大きな表示部111を有するタブレット(場合によってはスマートフォン)である場合、サブ案内情報とコンテンツ情報の両方を表示してもよい。
このように、第4の実施形態では、携帯端末装置1Mの位置および種類の両方を特定し、これらに応じた情報を携帯端末装置1Mに表示させる。そのため、携帯端末装置1Mの位置および種類に適した情報を表示させることができる。
なお、上記は携帯端末特定部53が携帯端末1Mの種類を特定する例を示した。これに対し、携帯端末特定部53が、携帯端末1Mの仕様として、表示部111のサイズおよび解像度、処理能力、通信速度、充電残量のうちの少なくとも1つを特定してもよい。あるいは、携帯端末特定部53は携帯端末1Mの種類および仕様の両方を特定してもよい。
(第5の実施形態)
以下に説明する第5の実施形態は、携帯端末装置1Mの種類および端末間距離に応じて表示する情報を決定するものである。
図19は、本発明の第5の実施形態に係る情報処理システム104の概略構成を示すブロック図である。図4の情報処理システム102の車載端末装置1Vに、さらに、携帯端末特定部53を設けた構成である。よって、表示情報決定部51は、携帯端末装置1Mの種類および端末間距離に応じて、情報生成部122が生成する情報のうち、どのような内容を携帯端末装置1Mに表示し、どのような内容を車載端末装置1Vに表示するかを決定する。
携帯端末装置1Mの種類および端末間距離と、表示される情報との関係を図20に例示している。この関係は、予め定めたものでもよいし、ユーザが設定したものでもよい。
このように、第5の実施形態では、携帯端末装置1Mの種類および端末間距離の両方を特定し、これらに応じた情報を携帯端末装置1Mに表示させる。そのため、携帯端末装置1Mの種類および端末間距離に適した情報を表示させることができる。
その他、携帯端末装置1Mの位置および端末間距離に応じて表示する情報を決定したり、携帯端末装置1Mの種類および位置ならびに端末間距離に応じて表示する情報を決定したりしてもよい。
(第6の実施形態)
第6の実施形態は、いずれかの端末装置の役割に応じて、表示する情報を決定するものである。
図21は、本発明の第6の実施形態に係る情報処理システム105の概略構成を示すブロック図である。
携帯端末装置1Mは、携帯端末装置1Mの役割を特定する役割特定部55を備えている。役割とは、例えば運転者用か否か、である。役割特定部55は、携帯端末装置1Mの位置等の使用状況に応じて、その役割を特定できる。
例えば、携帯端末装置1M内に位置特定部を設け、携帯端末装置1Mが運転席側に配置されていれば運転者用とし、助手席側や後部座席側等に配置されていれば運転者用でないと判断する。そして、特定された役割は、通信部113,123を介して、車載端末装置1Vに送信される。
表示情報決定部51は特定された携帯端末装置の役割に基づいて、情報生成部122が生成した情報のうち、携帯端末装置1Mに表示させる内容と、車載端末装置1Vに表示させる内容とを決定する。例えば携帯端末装置1Mが運転者用であればメイン案内情報を携帯端末装置1Mに送信し、携帯端末装置1Mが運転者用でなければサブ案内情報あるいはコンテンツ情報を携帯端末装置1Mに送信する。
図22は、図21の変形例であり、車載端末装置1Vが役割特定部55を備えているものである。本例での役割とは、例えばメイン案内用かサブ案内用か、である。役割特定部55は、携帯端末装置1Mの種類等に応じて、その役割を特定できる。
例えば、車載端末装置1V内に携帯端末特定部を設け、携帯端末装置1Mがタブレットであればメイン案内用であると判断し、スマートフォンであればサブ案内用であると判断する。そして、表示情報決定部51は、携帯端末装置1Mがメイン案内用であればメイン案内情報を携帯端末装置1Mに送信し、携帯端末装置1Mがサブ案内用であればサブ案内情報を携帯端末装置1Mに送信する。
このように、第6の実施形態では、携帯端末装置1Mの役割に適した情報を表示させることができる。
なお、以上の説明では、携帯端末装置1Mの役割を特定する例を示したが、車載端末装置1Vの役割を特定して、表示させる内容を決定してもよい。
(第7の実施形態)
第7の実施形態は、携帯端末装置1Mの状態に応じて、携帯端末装置1Mの表示を切り替えるものである。
図23は、第7の実施形態に係る情報処理システム106の概略構成を示すブロック図である。同図の携帯端末装置1Mは、車両内において、クレードルに挿入して使用することを念頭に置いている。そして、携帯端末装置1Mは、携帯端末装置1Mがクレードルから取り外されたことを検出する検出部115を備えている。検出部115はクレードルとの電気的な接続がなくなったことに応じてクレードルから取り外されたことを検出してもよい。あるいは、検出部115は加速度センサであり、静止していた携帯端末装置1Mが移動を開始したことに応じてクレードルから取り外されたことを検出してもよい。
図24は、携帯端末装置1Mの状態と、携帯端末装置1Mおよび車載端末装置1Vに表示される情報との関係の一例を示す図である。この関係は、予め定めたものでもよいし、ユーザが設定したものでもよい。
通常、すなわち、携帯端末装置1Mがクレードルに挿入されている状態では、携帯端末装置1Mの表示部111には経路案内情報が表示され、車載端末装置1Vの表示部121にはコンテンツ情報が表示されるよう設定されている。そして、携帯端末装置1Mがクレードルから取り外されたことが検出されると、表示情報決定部51は表示部111,121に表示する情報を切り替える。さらに、携帯端末装置1Mの表示部111に表示されている経路案内情報を、車載端末装置1Vの表示部121にも表示させてもよい。同様に、車載端末装置1Vの表示部121に表示されているコンテンツ情報を、携帯端末装置1Mの表示部111にも表示させてもよい
なお、携帯端末装置1Mがクレードルから取り外された場合、運転者は携帯端末装置1Mを使用しない可能性が高い。よって、携帯端末装置1Mは運転者以外の同乗者が使用することもできる。そこで、携帯端末装置1Mの機能を発揮すべく、携帯端末装置1Mの表示部111にはメール送受信用画面あるいは通話用画面等を表示してもよい。
このように、第7の実施形態では、携帯端末装置1Mの使用状態に応じて適切な情報を表示させることができる。
なお、第2〜第6の実施形態では特に説明しなかったが、第1の実施形態で説明したように、情報処理システムには種々の構成が考えられることは言うまでもない。構成要件の一部(例えば表示情報決定部)が端末装置と接続されるサーバ内にあってもよいし、車載端末装置1Vに代えてもう1台の携帯端末装置を用いてもよい。
上述した実施形態で説明した情報処理システムの少なくとも一部は、ハードウェアで構成してもよいし、ソフトウェアで構成してもよい。ソフトウェアで構成する場合には、情報処理システムの少なくとも一部の機能を実現するプログラムをフレキシブルディスクやCD−ROM等の記録媒体に収納し、コンピュータに読み込ませて実行させてもよい。記録媒体は、磁気ディスクや光ディスク等の着脱可能なものに限定されず、ハードディスク装置やメモリなどの固定型の記録媒体でもよい。
また、情報処理システムの少なくとも一部の機能を実現するプログラムを、インターネット等の通信回線(無線通信も含む)を介して頒布してもよい。さらに、同プログラムを暗号化したり、変調をかけたり、圧縮した状態で、インターネット等の有線回線や無線回線を介して、あるいは記録媒体に収納して頒布してもよい。
上記の記載に基づいて、当業者であれば、本発明の追加の効果や種々の変形を想到できるかもしれないが、本発明の態様は、上述した個々の実施形態には限定されるものではない。特許請求の範囲に規定された内容およびその均等物から導き出される本発明の概念的な思想と趣旨を逸脱しない範囲で種々の追加、変更および部分的削除が可能である。
1M 携帯端末装置
111 表示部
112 位置特定部
113,114 通信部
1V 車載端末装置
121 表示部
122 情報生成部
123 通信部
2 サーバ
21 通信部
51 表示情報決定部
52 情報生成部
53 携帯端末特定部
54 端末間距離特定部
55 役割特定部
3 ネットワーク
4a,4b クレードル
100〜105 情報処理システム

Claims (10)

  1. 少なくとも1つの携帯端末装置を含む複数の情報処理装置を備え、複数の表示画面に経路案内情報を表示して経路案内を行う情報処理システムであって、
    前記複数の情報処理装置のいずれかに設けられた特定手段および表示情報決定手段を備え、
    前記特定手段は、車両内における前記携帯端末装置の位置または種類を特定し、
    前記表示情報決定手段は、特定された前記携帯端末装置の位置または種類に基づいて、前記複数の情報処理装置のうちの少なくとも1つに表示する経路案内情報の種類を決定することを特徴とする情報処理システム。
  2. 前記特定手段は、特定した前記携帯端末装置の位置または種類に基づいて、車両内における少なくとも1つの前記情報処理装置の役割を特定し、
    前記表示情報決定手段は、特定された前記役割に応じて、当該情報処理装置に表示する経路案内情報の種類を決定することを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記特定手段は、前記役割として、
    前記情報処理装置が、運転者用であるか否か、または、
    前記情報処理装置が、メイン案内用であるかサブ案内用であるか、
    を特定することを特徴とする請求項2に記載の情報処理システム。
  4. 前記車両には1または複数のクレードルが設置されており、
    前記特定手段は、前記携帯端末装置が挿入された前記クレードルの位置に基づいて、車両内における前記携帯端末装置の位置を特定することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の情報処理システム。
  5. 前記車両には電波を発する複数の電波装置が設置されており、
    前記特定手段は、前記電波装置が発する電波を受信し、その強度に基づいて、車両内における前記携帯端末装置の位置を特定することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の情報処理システム。
  6. 前記特定手段は、前記携帯端末装置と、他の1つの情報処理装置との相対位置を特定し、
    前記表示情報決定手段は、前記相対位置に応じて、前記複数の情報処理装置のうちの少なくとも1つに表示する経路案内情報の種類を決定することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の情報処理システム。
  7. 少なくとも1つの携帯端末装置を含む複数の情報処理装置を備え、複数の表示画面に経路案内情報を表示して経路案内を行う情報処理システムにおける少なくとも1つの前記情報処理装置を、
    車両内における前記携帯端末装置の位置または種類に基づいて決定された、当該携帯端末装置用の経路案内情報の種類を示す情報を受信する情報受信手段として機能させることを特徴とする情報処理プログラム。
  8. 少なくとも1つの携帯端末装置を含む複数の情報処理装置を備え、複数の表示画面に経路案内情報を表示して経路案内を行う情報処理システムにおける少なくとも1つの前記情報処理装置を、
    前記携帯端末装置の位置または種類に基づいて、前記複数の情報処理装置のうちの少なくとも1つに表示する経路案内情報の種類を決定する表示情報決定手段として機能させることを特徴とする情報処理プログラム。
  9. 少なくとも1つの携帯端末装置を含む複数の情報処理装置を備え、複数の表示画面に経路案内情報を表示して経路案内を行う情報処理システムにおける少なくとも1つの前記情報処理装置であって、
    車両内における前記携帯端末装置の位置または種類を特定する特定手段と、
    特定された前記携帯端末装置の位置または種類に基づいて、前記複数の情報処理装置のうちの少なくとも1つに表示する経路案内情報の種類を決定する表示情報決定手段と、を備える情報処理システムを構成するために、
    上記手段の少なくとも1つを備えることを特徴とする情報処理装置。
  10. 少なくとも1つの携帯端末装置を含む複数の情報処理装置により、複数の表示画面に経路案内情報を表示して経路案内を行う情報処理方法であって、
    前記複数の情報処理装置のいずれかに設けられた特定手段が、車両内における前記携帯端末装置の位置または種類を特定するステップと、
    前記複数の情報処理装置のいずれかに設けられた表示情報決定手段が、特定された前記携帯端末装置の位置または種類に基づいて、前記複数の情報処理装置のうちの少なくとも1つに表示する経路案内情報の種類を決定するステップと、を備えることを特徴とする情報処理方法
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