JP6206785B1 - 液体容器 - Google Patents

液体容器 Download PDF

Info

Publication number
JP6206785B1
JP6206785B1 JP2016203058A JP2016203058A JP6206785B1 JP 6206785 B1 JP6206785 B1 JP 6206785B1 JP 2016203058 A JP2016203058 A JP 2016203058A JP 2016203058 A JP2016203058 A JP 2016203058A JP 6206785 B1 JP6206785 B1 JP 6206785B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid
liquid container
liquid storage
cup
storage part
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016203058A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018052620A (ja
Inventor
東 高橋
東 高橋
Original Assignee
東 高橋
東 高橋
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 東 高橋, 東 高橋 filed Critical 東 高橋
Priority to JP2016203058A priority Critical patent/JP6206785B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6206785B1 publication Critical patent/JP6206785B1/ja
Publication of JP2018052620A publication Critical patent/JP2018052620A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】容器の体積を増減し、且つコンパクトに収納出来る構造であって、パーツ交換などによってオリジナルの容器を携帯する事を可能とする。【解決手段】液体収容部上、液体収容部中、液体収容部下、カップと分離しており、液体収容部上の第1雄ネジの外径と接合する液体収容部中の第1雌ネジの内径、液体収容部下の第2雌ネジの内径は等しくなっている。液体収容部中と液体収容部下のそれぞれの外周面に円状に施されている第1円周凸部、第2円周凸部の輪もカップの第1円周凹部、第2円周凹部に捩込する上で等しく構成されている。液体収容部上の第1雄ネジに螺合するように液体収容部中の第1雌ネジと液体収容部下の第2雌ネジの直径が同じであり、液体収容部上と液体収容部下を接続した場合には、残る液体収容部中を液体収容部上に覆着する仕組みであり、その為に液体収容部中には液体収容部上の収納用雄ネジが螺合する為の第1雌ネジが設けられている。【選択図】図4

Description

この発明は、液体容器のパーツ分けによる容量調整を可能とし、保護カバーを兼ねるカップを備え、未使用時は液体容器をコンパクトに収納する事を可能とするものである。
昨今、環境保全や自然災害などの続発などによって様々な製品が開発されているが、容器及び水筒なども例外ではなく独創的な商品が定期的に生み出されている
しかしながら、軽量化に重きを置けば容積もそれに比例し、体調や状況に依っては事足りぬ場合が生じ、反対に大容量の物を選ぶと日常的に携帯する場合に荷物になってしまうのではと購入時に悩んでしまったり、或いはサイズ別のものを幾つか購入せざるを得ないという声が少なからずあった。そのような事から発意されたものとしては以下のような物がある。
実用新案登録第3167583号
特許文献1の中核を成すものとして、各収容部を接続増減可能とすることにより、利用状況に合わせる事が出来るものであるが、この場合収納する水筒が3連結であると仮定して利用した場合、1パーツごと消費するごとにパーツを外して管理するか、そのまま接続したままである。
その為、体積自体は変わらず、結果としてかさばってしまうという事が考えられ、それを改善する事が課題となる。
本願発明1は、収納する液体の量を増減調整可能とする液体容器(1)であって、液体容器(1)は液体収容部上(47)と液体収容部中(49)と液体収容部下(51)を備え、前記液体収容部上(47)は上下端が開口した筒状体であり、上端部に飲み口部(3)が設けられ、前記液体収容中(49)は上下端が開口した筒状体であり、前記液体収容部下(51)は上部が開口し、下端に底部が設けられており、前記液体収容部上(47)の下端と液体収容部中(49)の上端に設けられている第1接続部(30)に液体収容部上(47)の下端と液体収容部中(49)の上端とが連結する第1連結手段(29)が設けられており、前記液体収容部中(49)の下端と液体収容部下(51)の上端に設けられている第2接続部(44)に液体収容部中(49)の下端と液体収容部下(51)の上端とが連結する第2連結手段(43)が設けられていることを特徴とする液体容器。
本願発明2は、前記液体収容部上(47)の下部外周面に第1雄ネジ(21)が設けられており、前記液体収容部中(49)の上方内周面に第1雌ネジ(23)が設けられており、前記第1雄ネジ(21)と前記第1雌ネジ(23)とが螺合し第1連結手段(29)が構成され、前記液体収容部中(49)の下部外周面に第2雄ネジ(35)が設けられ、前記液体収容部下(51)の上方内周面に第2雌ネジ(37)が設けられており、第2雄ネジ(35)と第2雌ネジ(37)とが螺合し連結する第2連結手段(43)が構成されていることを特徴とする液体容器。
本願発明3は、前記液体収容部上(47)の第1雄ネジ(21)の上端部の外周面外方に向けて突設して第1栓部(17)がリング状に設けられており、前記液体収容部中(49)の第1雌ネジ(23)の下端部の内周面内方に向けて突設して第1受け部(27)がリング状に設けられており、第1栓部(17)と前記第1受け部(27)の間に第1雄ネジ(21)と第1雌ネジ(23)が設けられて第1連結手段(29)が構成されており、前記液体収容部中(49)の下方に筒状体の内方に向けて筒状体の直径が狭くなる方向に段部(32)が形成されてなる第2栓部(31)が内方へ突設してリング状に設けられており、前記液体収容部下(51)の第2雌ネジ(37)の下端部内周面内方に向けて突出してリング状に第2受け部(41)が設けられており、第2栓部(31)と第2受け部(41)の間に第2雄ネジ(35)と第2雌ネジ(37)が設けられており、第2連結手段(43)が構成されていることを特徴とする液体容器。
本願発明4は、前記液体収容部上(47)の外周面下方で第1栓部(17)の上方に収納用雄ネジ(15)が設けられ、前記液体容器(1)の二段連結使用の場合には、液体収容部上(47)の第1雄ネジ(21)と液体収容部下(51)の第2雌ネジ(37)とを螺合させることによって液体収容部上(47)と液体収容部下(51)とを連結させ液体収容部中(49)を上下反転させ、前記液体収容部中(49)の第1雌ネジ(23)を液体収容部上(47)の収納用雄ネジ(15)に螺合させることで液体収容部中(49)を液体収容部上(47)に覆着させ二段連結使用を可能とする事を特徴とする液体容器。
本願発明5は、前記液体容器(1)の収納時の場合には前記液体収容部上(47)を上下反転させ、第2連結手段(43)により連結されている前記液体収容部下(51)と前記液体収容部中(49)の筒状体内側に前記液体収容部上(47)の首部(5)から嵌入させ、収納用雄ネジ(15)と前記液体収容部中(49)の第1雌ネジ(23)を螺合させる事で未使用状態を可能とする事を特徴とする液体容器。
本願発明6は、前記液体容器に用いるカップ(53)であって、前記カップ(53)は前記液体容器(1)の前記液体収容部下(51)の第2円周凸部(39)に嵌合させる第1円周凹部(55)を前記カップ(53)のカップ飲み口部(54)の下方内周に設け、前記液体収容部下(51)の底面(45)側から前記カップ(53)のカップ飲み口部(54)側から嵌入装着し、飲用時に取り外し可能で、保護カバーとなる事を特徴とする液体容器。
本願発明7は、前記液体容器(1)に用いるカップ(53)であって、二段連結使用時、三段連結使用時には前記液体収容部下(51)に装着された前記カップ(53)を取り外し、カップ(53)のカップ飲み口部(54)の下側内周面に設けられた第1円周凹部(55)を液体収容部中(49)の第1円周凸部(25)に嵌合させることを特徴とする液体容器。
本願発明8は、前記液体容器(1)に用いるカップ(53)であって、前記液体カップ(53)は収納用時に前記液体収容部中(49)の上端外周面に設けられた第1円周凸部(25)に嵌合させるための第2円周凹部(57)を前記カップ(53)の内底(58)の上方側の内周面に設けたことを特徴とする液体容器。
これらの事を踏まえ、当発明では液体容器を三分割ほどにして、液体収容部上の外径下端に設けられた第1雄ネジと液体収容部中の内径下端に設けられた第1雌ネジで螺合し、同液体収容部中の頂部から第2栓部より下で内方に窄まる様に、且つ、外径に設けられた第2雄ネジと液体収容部下の内径に設けられた第2雌ネジとが螺合する事によって各収容部を連結させるものであり、必要に応じて容器の長さを一定の範囲に於いて三段式から二段式へと変える事を可能とするものであって、最長での利用を目的とする場合には液体収容部上、液体収容部中、液体収容部下を繋ぎ合わせ三段式にする事によってその目的を果たし、反対にコンパクト使用の場合などは液体収容部上の第1雄ネジと液体収容部下の第2雌ねじを螺合させる二段式となり、残る液体収容部中で液体収容部上の外周面を包被する仕組みであって、その為に液体収容部上の下端部外径から上の周囲は液体収容部中、液体収容部下の内径よりも径が小さくなる事が特徴である。尚、この事によって未使用時などは液体収容部上の飲み口部を下にし、液体収容部中の内側に嵌め込む事で最短の状態でストックする事などが可能となる。
また、液体収容部下の外周面上端側に設けられた円周凸部に嵌合する為の円周凹部を上方に設けたカップが前記液体収容部下に装着されているが、同様に液体収容部中の上端外周面に設けられた円周凸部と嵌合する為の円周凹部が前記カップの下方に設けられており、これにより飲料水などの直飲みなどに抵抗がある場合などにカップを取り外し利用する事が出来る上、0005で述べたような状況に応じて液体収容部中の外周面に設けられている円周凸部に円周凹部を嵌合させる事で外付けカバーの役割も成すものとなる。
敷衍して論ずれば、本発明は次のような効果を奏する。例えば本発明を飲料用として利用する事を考えた場合、その日の体調や季節に応じて、特に夏場などは欲する水分量が異なってくるのは誰しもが直面する問題であって、持参する液体容器で少しでも水分を増やしたいという場合などの状況にあった場合、補給する水分量の調整を一定の範囲内に於いてこの容器一つで増量を可能とするものである。また、日常的な使用の他に、極力装備を減らす事が望ましいと思われる山登りなどをはじめとするレジャースポットでの携帯や、震災時などの非常用としてストックする為に軽量で極力コンパクトに纏め常備できることを想定した構造となっている。
特に震災時は生産状などの問題からペットボトル不足が懸念されるが、昨今、防災意識の高まりから避難所などでは給水場や給水車などの設備が整っている場合もあり、このような物が一つあるだけでも随分と状況が改善されるのではないかと考える。
他に特筆すべき点としては、本発明に於いて、例えばキャラクターデザインなどを模して販売する場合は、本発明の同サイズの別のキャラクターデザインを模したものと付け替えるとか、また無地のものにお気に入りのデザインや記念写真などの画像を印字するサービスなども導入し付け替えたりする事により独自にオリジナル容器を携帯する事が可能となり、様々な人の志向に合わせる事が出来る。
これにより、例えばペットボトル持ち込み禁止の場での使用頻度を高めるであるとか、何かの催しの一環として記念品、贈呈品として検討する場合など汎用性を広げる事に繋がるものと考える。
図1は、本発明に於ける液体容器の三段連結による状態を示した側面斜視図である。 図2は図1の断面図である。 図3は、図2の一部拡大図である。 図は、未接続状態の液体容器の断面図である。 図5は、液体容器の二段連結を示した側面斜視図である。 図6は、図5の断面図である。 図7は、液体収容部下と連結された液体収容部中の筒開口に、首部から液体収容部上を嵌入した状態を示した液体容器の側面斜視図である。 図8は、図7の断面図である。 図9は、図8の液体容器が未接続状態であることを示した断面図である。 図10(a)はカップの側面斜視図である。(b)は断面図である。 図11は、三段連結の液体容器の液体収容部上飲み口側にカップを被せた側面斜視図である。 図12は、図11の断面図である。 図13は、二段連結状態の液体容器の液体収容部上飲み口側にカップを被せた状態を示した液体容器の側面斜視図である。 図14は、図13の断面図である。 図15は、二段連結状態の液体容器の飲み口側にカップを被せる直前の状態を示した側斜視面図である。 片付け時の液体容器にカップを被せた状態を示した側面斜視図である。 図17は、図16の断面図である。 図18は、未接続状態の液体容器と、キャップ、カップを示した側面斜視図である。
次に、図1〜図18について図に基づいて説明する。
図1は、液体収容部上(47)、液体収容部中(49)、液体収容部下(51)の3つのパーツを繋ぎ合わせた最大容積を可能とする液体容器(1)であり、図が示すように液体収容部上(47)は飲み口部(3)と首部雄ネジ(7)とキャップ止め(9)を設けた首部(5)を備え、第1連結手段(29)によって液体収容部中(49)と接合され、液体収容部中(49)と液体収容部下(51)は第2連結手段(43)によって連結されている。
図2、図3では各容器の構造など大まかに例を挙げて記述する。
図2、並びに図3拡大図で示すように接合された液体容器(1)は、液体収容部上(47)の第1雄ネジ(21)と液体収容部中(49)の第1雌ネジ(23)が第1連結手段(29)で螺合する第1接続部(30)を有し、この時、同液体収容部上(47)の第1栓部(17)と同液体収容部中(49)の第1受け部(27)によって挟着されるしくみであって、より高い強度及び安定した結合の維持と水密状態を保つことが出来る。同様に液体収容部中(49)の第2雄ネジ(35)と液体収容部下(51)の第2雌ネジ(37)が第2連結手段(43)で螺合する第2接続部(44)を有し、液体収容部中(49)の第2栓部(31)と同液体収容部下(51)の第2受け部(41)によって挟着されるしくみであり、これら第1連結手段(29)から第2連結手段(43)に及ぶ範囲は縦断図によっても内径の直線が大凡等しい事が分かる。同時に、液体収容部上(47)の収納用雄ネジ(15)から肩部(13)にかけて緩やかに細くなっている。この事によって三段連結から二段連結として利用する事が可能となる事を図4、図5を使い後述する。
次に、図2の液体容器(1)の外寸法及び容積比を大まかに説明したい。
例えば液体容器(1)の部材の厚みが1〜2mmくらいで統一されていると仮定して、液体収容部上(47)の飲み口部(3)から下端部1(22)までの長さを11cm程とし、そのうち肩部(13)から第1栓部(17)までが7cm程で、第1栓部(17)から下端部1(22)までの第1雄ネジ(21)を1cm程だったとする。次に第1雄ネジ(21)に螺合する液体収容部中(49)の第1雌ネジ(23)の長さ同様に1cmとなるが、液体収容部中(49)の頂部1(19)から下端部2(36)までの長さを7cmとする。前記液体収容部中(49)の第2雄ネジ(35)と液体収容部下(51)の第2雌ネジ(37)の長さも1cm程とし、前記液体収容部下(51)の頂部2(33)から底面(45)までを11.5cm程だったとすると三段連結状態の液体容器(1)の全長は第1雄ネジ(21)と第1雌ネジ(23)、第2雄ネジ(35)と第2雌ネジ(37)の螺合部位の差を考慮に入れ27.5cm程となる。
次に液体容器(1)の容量比の一例挙げるが、液体収容部上(47)の肩部(13)周囲の内径を6cm、第1栓部(17)周囲の内径を6.8cm、肩部(13)から第1栓部(17)までの長さを7cm程とした場合の容積は、大凡220ml程になり、次に液体収容部中(49)の頂部1(19)から第2栓部(31)までの筒長さ6cmの内径を7cmとした場合には前記液体収容部中(49)の容量は凡そ230ml程となる。続いて前記液体収容部中(49)の第2栓部(31)に接する頂部2(33)から底面(45)までの長さが11.5cmであるとし、うち、部材の厚み1〜2mmを差し引いた前11.3〜11.4cm程にあたる前記液体収容部下(51)の筒の長さの内径を液体収容部中(49)同様の7cm程とした場合には434〜438mlほどの容量となり、これらを合わせると総容量は大凡884〜888ml程となる。
また、液体収容部上(47)の第1雄ネジ(21)と液体収容部中(49)の第1雌ネジ(23)を螺合させ第1栓部(17)に頂部1(19)が振り合い、下端部1(22)は第1受け部(27)に振り合う第1連結手段(29)による第1接続部(30)によって挟着する構造である事が液体容器(1)の三段連結使用時の場合に部材間の強度と水密保持を保つ事にも繋がり、同様に液体収容部中(49)の第2雄ネジ(35)と液体収容部下(51)の第2雌ネジ(37)とを螺合させ第2栓部(31)に頂部2(33)が振り合い、下端部2(36)は第2受け部(41)に振り合う第2連結手段(43)に依る第2接続部(44)によってしっかりとした安定した状態を保つ事が可能となる。
図4は、液体容器(1)の未接続状態を示した断面図であり、上段で述べたように液体収容部上(47)と液体収容部中(49)と液体収容部下(51)の三つから液体容器(1)は構成され、液体収容部上(47)と液体収容部下(51)はこの図では、ほぼ同じ長さになっているが、これは液体収容部下(51)に常設されるカップ(53)利用に於ける性質上からなるのであって、特にカップの必要を感じないという事であればこの限りではなく、液体収容部下(51)を短くすることも自由である。尚、カップ(53)に関しては0015以降の段で詳しく述べたい。
また、接続型の容器である事によって例えば液体収容部下(51)に氷を入れた上で連結させるとか、成いは冷凍庫液体を入れた液体収容部下(51)だけを収め凍結させ、その上で液体収容部上(47)と液体収容部中(49)を接続し液体を注入するという事も出来る他に、洗浄に於いても分解できる事で、より手入れを行き届かせる事が可能となり衛生面にも配慮した構造となっている。
図5は、液体容器(1)の二段連結使用時の側面斜視図であるが、図が示すように液体収容部上(47)の飲み口部(3)から肩部(13)までが液体収容部中(49)の頂部1(19)から露出し、また、三段連結時と比較すると液体収容部中(49)は第1円周凸部(25)が、この二段連結時では下方に位置している事からも上下逆さまに液体収容部上(47)に覆着していることが分かる。
図6は液体容器(1)の二段連結時の断面図である。液体収容部上(47)の第1雄ネジ(21)と液体収容部下(51)の第2雌ネジ(37)が螺合し、この時液体収容部中(49)を上下逆さまにし、液体収容部上(47)に嵌入する事で液体収容部上(47)の収納用雄ネジ(15)に液体収容部中(49)の第1雌ネジ(23)が螺合し、また前記液体収容部上(47)の収納用雄ネジ(15)から肩部(13)にかけ窄むように径が小さくなる事で、覆着している液体収容部中(49)の、その内方に窄むように設けられた段部(32)及び第2雄ネジ(35)を設けた下端部2(36)の内径に接するように液体収容部上(47)の肩部(13)から肩部勾配(11)及び首部(3)が液体収容部中(49)の下端部2(36)から露出する仕組みである。
次に二段連結使用での容量比考えた場合、先の0010では液体容器(1)の三段連結式の例を用いると液体収容部上(47)220ml、液体収容部中(49)230ml、液体収容部下(51)434〜438mlで、これらを合わせると884〜888ml程になると述べたが、ここから液体収容部中(49)の230ml分ほどが減る事になるので654〜658ml程の容量となり、加えて三段連結使用時には27.5cm程だった液体容器(1)の長さは、6cm減の21.5cm程まで短くなる構造である。このことによって、例えばその日の体調などで三段連結か二段連結により水量調節を可能にし、三段連結使用時には水量が液体収容部下(51)に収まる範囲まで液体が減れば途中で液体収容部中(49)を取り外し液体収容部上(47)を液体収容部下(51)と連結させ、液体収容部中(49)を手軽に液体収容部上(47)に包被出来る事から、その日の気温や気分によって調整を変えられる仕組みである。
図7、図8は、収納時に於ける二段連結使用を示す構図であり、液体収容部中(49)と液体収容部下(51)の内径に液体収容部上(47)を上下逆さまにして飲み口部(3)から嵌入させる仕組みであるが、以下、図8を使い大まかに述べる。
図8が示すように、接続された液体収容部(49)と液体収容部(51)に嵌入された液体液体収容部上(47)の収納用雄ネジ(15)が液体収容部中(49)の第1雌ネジ(23)と螺合し、0013述べた構造に依って液体収容部上(47)の肩部(13)が液体収容部中(49)の第2雄ネジ(35)に阻害される事なく収める事を可能とする。
また、この時に液体収容部中(49)の頂部1(19)から液体収容部下(51)の底面(45)までの長さは0010の容器サイズの例を引用すると17.5cm程となり、頂部1(19)に上方にある第1雄ネジ(21)を合わせた長さを加えるとこの時の液体容器(1)の全長は18.5cm程となり、二段連結時との差はマイナス3cm程となり、三段連結時との差はマイナス9cmほどの短縮効果をもたらす事が可能となる。
この事により、例えば液体がなくなった段階でこの様にコンパクトにして持ち帰る事が可能となる。図9は、図8の分解図である。
図10(a)はカップ(53)の斜視側面図であり、(b)はその断面図であるが、0011で触れたように、本発明は基本的にはカップ(53)も常備した物であり、カップ内面の上方にはカップ飲み口部(54)から直ぐ下に第1円周凹部(55)が設けられ、内底(58)側には第2円周凹部(57)が設けられている。
カップ(53)の深さは、先述通り液体収容部下(51)の頂部2(33)から底面(45)までの長さ11.5cm程であるとした場合、カップ飲み口部(54)から内底(58)までの深さを同様の11.5cm程とすることでピタリと液体収容部下(51)の底面(45)にカップ(53)の内底(58)が接し、この時、液体収容部下(51)の第2円周凸部(39)にカップ(53)の第1円周凹部(55)を嵌合、常設する構造である。また、カップ(53)は保護目的や埃カバーにもなり、それについての利用方法に関して以下の係わりを図11〜図17を使い下段以降で示したい。
図11、図12は三段連結時の液体容器(1)にカップ(53)を被せた状態であるが、図12が示すように、液体収容部中(49)の第1円周凸部(25)にカップ(53)の第1円周凹部(55)が嵌合する仕組みであって、この時、液体収容部上(47)の飲み口部(3)から第1栓部(17)までの長さは0011で述べた一例を引用すると約10cmであり、第1栓部(17)から液体収容部中(49)に突設された第1円周凸部(25)までを1cm弱の間に位置していると仮定すると、前記第1円周凸部(25)は飲み口部(3)から大凡10cmから11cmの間で位置する事になる。次にカップ(53)の内底(58)から第1円周凹部(55)を同様の10cmから11cm程の間に設ける事によって第1円周凸部(25)と第1円周凹部(55)は等しいところに位置し嵌合し、且つ飲み口部(3)に内底(58)が接触しないだけの空間を確保する事によって、キャップ(59)を付けたままの装着も差し障りがない状態となる。
また、キャップ(59)は、市販のキャップ等を利用出来るようにする為に、基本的には飲み口部(3)外径は2.6cm程にし、飲み口部(3)から下方1.4cm程の所にキャップ止め(9)を設ける事で一般のペットボトルの平均的な口径とキャップの内径の深さに合わせる事が出来るものとなる。
図13、図14は二段連結使用時に於ける保護カップ利用を示した側面図と断面図であり、0014で述べた様に液体収容部上(47)と液体収容部下(51)とが接続され、前記液体収容部上(47)に液体収容部中(49)が上下逆さまになって覆着している事により、第1雌ネジ(23)と収納用雄ネジ(15)が螺合し、それにより第1栓部(17)の上に移った第1円周凸部(25)と第1円周凹部(55)とが嵌合することを可能とするものである。
図15は、カップ(53)を保護用カップとして二段連結時の液体容器(1)に被包する直前の状態を示した側面図である。
図16は0014で述べた収納時の二段連結された液体容器(1)にカップ(53)を被せた状態の側面図であり、図17は図16の断面図であるが、図が示すように液体収容部中(49)の第1円周凸部(25)にカップ(53)の第2円周凹部(57)を嵌め込む構造である。この事によって液体容器(1)に埃などが入る事を防ぐとともにコンパクトに纏まるため、常用以外にも、例えば防災などに備えて保管するということにも適したものになるのではないかと考える。
図18は、液体収容部上(47)液体収容部中(49)液体収容部下(51)カップ(53)キャップ(59)の分解図であるが、このようにパーツ分けが出来る事で例えばキャラクターデザインが施された液体容器(1)の液体収容部上(47)及び液体収容部中(49)液体収容部下(51)の何れかを別のキャラクターが施された同サイズの液体容器(1)のものと付け替えるとか、購入者が希望する写真プリントを施すなどといったサービスを導入するなどで、各々好みの液体容器(1)として携帯する事なども出来るものである。また、ニーズに合わせ液体容器(1)の長さや径を変えたサイズを幾つか用意し、その中で例えば350〜500ml位までの物と、700〜900ml位までの物と、1000〜1300ml位までの物という様に個々の希望に沿うようなサイズを提供する事でより一層の拡販に資することが出来る。
本発明は液体容器の構造によって容積を変える仕組みであり、パーツが交換できる事によって例えば同商品の同サイズである他のキャラクターデザインを模した物と付け替えてオリジナルとしての独自性ある楽しみ方を得たり、また未使用時には軽量でコンパクトに纏めておけるものである事から日常の携帯を快適なものにし、依って防災用としてストックする、或いは配布する上でも適したものであって産業の発展に寄与するものであると考える。
1 液体容器
3 飲み口部
5 首部
7 首部雄ネジ
9 キャップ止め
11 肩部勾配
13 肩部
15 収納用雄ネジ
17 第1栓部
19 頂部1
21 第1雄ネジ
22 下端部1
23 第1雌ネジ
25 第1円周凸部
27 第1受け部
29 第1連結手段
30 第1接続部
31 第2栓部
32 段部
33 頂部2
35 第2雄ネジ
36 下端部2
37 第2雌ネジ
39 第2円周凸部
41 第2受け部
43 第2連結手段
44 第2接続部
45 底面
47 液体収容部上
49 液体収容部中
51 液体収容部下
53 カップ
54 カップ飲み口部
55 第1円周凹部
57 第2円周凹部
58 内底
59 キャップ

Claims (5)

  1. 収納する液体の量を増減調整可能とする液体容器(1)であって、液体容器(1)は液体収容部上(47)と液体収容部中(49)と液体収容部下(51)を備え、前記液体収容部上(47)は上下端が開口した筒状体であり、上端部に飲み口部(3)が設けられ、前記液体収容中(49)は上下端が開口した筒状体であり、前記液体収容部下(51)は上部が開口し、下端に底部が設けられており、前記液体収容部上(47)の下端と液体収容部中(49)の上端に設けられている第1接続部(30)に液体収容部上(47)の下端と液体収容部中(49)の上端が連結する第1連結手段(29)が設けられており、前記液体収容部中(49)の下端と液体収容部下(51)の上端に設けられている第2接続部(44)に液体収容部中(49)の下端と液体収容部下(51)の上端とが連結する第2連結手段(43)が設けられており、前記液体収容部上(47)の下部外周面に第1雄ネジ(21)が設けられており、前記液体収容部中(49)の上方内周面に第1雌ネジ(23)が設けられており、前記第1雄ネジ(21)と前記第1雌ネジ(23)とが螺合し第1連結手段(29)が構成され、前記液体収容部中(49)の下部外周面に第2雄ネジ(35)が設けられ、前記液体収容部下(51)の上方内周面に第2雌ネジ(37)が設けられており、第2雄ネジ(35)と第2雌ネジ(37)とが螺合し、第2連結手段(43)が構成されており、前記液体収容部上(47)の第1雄ネジ(21)の上端部の外周面外方に向けて突設して第1栓部(17)がリング状に設けられており、前記液体収容部中(49)の第1雌ネジ(23)の下端部の内周面内方に向けて突設して第1受け部(27)がリング状に設けられており、第1栓部(17)と前記第1受け部(27)の間に第1雄ネジ(21)と第1雌ネジ(23)が設けられて第1連結手段(29)が構成されており、前記液体収容部中(49)の下方に筒状体の内方に向けて筒状体の直径が狭くなる方向に段部(32)が形成されてなる第2栓部(31)が内方へ突設してリング状に設けられており、前記液体収容部下(51)の第2雌ネジ(37)の下端部内周面内方に向けて突出してリング状に第2受け部(41)が設けられており、第2栓部(31)と第2受け部(41)の間に第2雄ネジ(35)と第2雌ネジ(37)が設けられており、第2連結手段(43)が構成されており、前記液体収容部上(47)の外周面下方で第1栓部(17)の上方に収納用雄ネジ(15)が設けられ、前記液体容器(1)の二段連結使用の場合には、液体収容部上(47)の第1雄ネジ(21)と液体収容部下(51)の第2雌ネジ(37)とを螺合させることによって液体収容部上(47)と液体収容部下(51)とを連結させ液体収容部中(49)を上下反転させ、前記液体収容部中(49)の第1雌ネジ(23)を液体収容部上(47)の収納用雄ネジ(15)に螺合させることで液体収容部中(49)は液体収容部上(47)に覆着させ二段連結使用を可能とすることを特徴とする液体容器。
  2. 前記液体容器(1)の収納時の場合には前記液体収容部上(47)を上下反転させ、第2連結手段(43)により連結されている前記液体収容部下(51)と前記液体収容部中(49)の筒状体内側に前記液体収容部上(47)の首部(5)から嵌入させ、収納用雄ネジ(15)と前記液体収容部中(49)の第1雌ネジ(23)を螺合させることで未使用状態を可能とすることを特徴とする請求項1記載の液体容器。
  3. 前記液体容器(1)に用いるカップ(53)であって、前記カップ(53)は前記液体容器(1)の前記液体収容部下(51)の第2円周凸部(39)に嵌合させる第1円周凹部(55)を前記カップ(53)のカップ飲み口部(54)の下方内周に設け、前記液体収容部下(51)の底面(45)側から前記カップ(53)のカップ飲み口部(54)側から嵌入装着し、飲用時に取り外し可能で、保護カバーとなることを特徴とする請求項1又は2に記載の液体容器。
  4. 前記液体容器(1)の使用時に於いて、前記液体容器(1)に用いるカップ(53)であって、二段連結使用時、三段連結使用時には前記液体収容部下(51)に装着された前記カップ(53)を取り外し、カップ(53)の上端側の内周面に設けられた第1円周凹部(55)を液体収容部中(49)の第1円周凸部(25)に嵌合させることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の液体容器。
  5. 前記液体容器(1)に用いるカップ(53)であって、前記液体カップ(53)は収納用時に前記液体収容部中(49)の上端外周面に設けられた第1円周凸部(25)に嵌合させるための第2円周凹部(57)を前記カップ(53)の内底(58)の上方側の内周面に設けたことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の液体容器。
JP2016203058A 2016-09-27 2016-09-27 液体容器 Active JP6206785B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016203058A JP6206785B1 (ja) 2016-09-27 2016-09-27 液体容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016203058A JP6206785B1 (ja) 2016-09-27 2016-09-27 液体容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6206785B1 true JP6206785B1 (ja) 2017-10-04
JP2018052620A JP2018052620A (ja) 2018-04-05

Family

ID=59997656

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016203058A Active JP6206785B1 (ja) 2016-09-27 2016-09-27 液体容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6206785B1 (ja)

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3779298A (en) * 1972-05-12 1973-12-18 F Piccirilli Light weight decorative insulated bottle container
JPS5921226U (ja) * 1982-07-31 1984-02-09 芋谷 充 水筒
US6116439A (en) * 1999-04-15 2000-09-12 Babe Eez, L.L.C. Baby bottle and milk storage assembly
US20130192371A1 (en) * 2012-01-12 2013-08-01 Murata Electronics Oy Accelerator sensor structure and use thereof
US20130240549A1 (en) * 2012-03-13 2013-09-19 Thomas M. Beggins Insulating holder with elastomer foam material
US20130270264A1 (en) * 2010-12-10 2013-10-17 Joe Suljak Modular container
WO2013192371A2 (en) * 2012-06-20 2013-12-27 Seidenberg Kathy Variable size washable baby bottle
US20160257441A1 (en) * 2015-03-05 2016-09-08 Kevin Brodwick Combination Bottle and System

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3779298A (en) * 1972-05-12 1973-12-18 F Piccirilli Light weight decorative insulated bottle container
JPS5921226U (ja) * 1982-07-31 1984-02-09 芋谷 充 水筒
US6116439A (en) * 1999-04-15 2000-09-12 Babe Eez, L.L.C. Baby bottle and milk storage assembly
US20130270264A1 (en) * 2010-12-10 2013-10-17 Joe Suljak Modular container
US20130192371A1 (en) * 2012-01-12 2013-08-01 Murata Electronics Oy Accelerator sensor structure and use thereof
US20130240549A1 (en) * 2012-03-13 2013-09-19 Thomas M. Beggins Insulating holder with elastomer foam material
WO2013192371A2 (en) * 2012-06-20 2013-12-27 Seidenberg Kathy Variable size washable baby bottle
US20160257441A1 (en) * 2015-03-05 2016-09-08 Kevin Brodwick Combination Bottle and System

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018052620A (ja) 2018-04-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6179146B1 (en) Double chambered container
JP2013533174A (ja) 液体容器
US20050184024A1 (en) Bottle-cap having an internal compartment
US20090308873A1 (en) Storage Container Having Two-Compartment Structure
JP6206785B1 (ja) 液体容器
US20040056037A1 (en) Drinking cup with storage compartment
US20110042374A1 (en) Drink cup
CN201686126U (zh) 一种多口瓶盖
USD528657S1 (en) Oxygen carrying backpack
JP4041682B2 (ja) 市販ボトル用アダプタ
CN210114296U (zh) 可拆解组合杯具
JP3517218B2 (ja) 容器の組合せ
AU2005100079A4 (en) Improved bottle
JP2005239203A (ja) ボトル型容器
CN205131904U (zh) 副食品分装容器
JP3084603U (ja) 携帯用飲料容器
JP2007186254A (ja) 飲料用カップ型樹脂容器
CN210299992U (zh) 一种可以作为奶瓶的便携式水杯
KR200398052Y1 (ko) 복수의 음료 저장 공간을 갖는 음료수 병
US20180050839A1 (en) Magnetic toiletry bottle
CN212501675U (zh) 一种椰奶味奶糖
CN212787825U (zh) 饮料容器的底座
KR200366336Y1 (ko) 수납공간이 구비된 물통 겸용 컵
CN210930679U (zh) 一种多用组合杯
KR200272190Y1 (ko) 계량컵 이중용기

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170725

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6206785

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250