JP6205846B2 - 情報処理システム - Google Patents

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Description

本発明は、画像処理装置等の情報処理装置を含む情報処理システムの制御技術に関する。
近年のMFP(Multi Function Printer, Multi Function Peripheral)等の画像処理装置では、その多機能化により、電源ON後の起動処理または省エネ状態からの復帰にかなり時間がかかっている。なお、以下では、電源ON後の起動処理と省エネ状態からの復帰処理を併せて単に「起動処理」と表現する。
起動処理を行っている期間中は、画像処理装置の操作ができないので、ユーザ(利用者)は、起動処理が終了して操作を受け付けるまで待っていなければならない。
そこで、画像処理装置の電源ON後や省エネ復帰後に短時間で利用を開始したいというユーザの要望に応えるため、画像処理装置のメインCPU(Central Processing Unit)が起動処理を行っている間に、サブCPU等を用いて操作部の表示を行う手法が提案されている(特許文献1等を参照。)。
特許文献1には、起動処理中のユーザの待ち時間を短縮する目的で、ハードワイヤードロジックの順序回路で構成された操作部を具備する画像処理装置について開示されている。その操作部は、主制御部の起動処理中に入力された入力情報を記憶する記憶手段と、起動処理完了後に記憶手段から入力情報を読み出して主制御部に送出する読出手段とを備えている。
上述した従来の画像処理装置では、操作部で入力情報を単に受け付けて記憶しておき、入力情報の処理は主制御部が起動してから実行されるため、ユーザの選択内容に応じて設定内容が詳細に分岐していくような入力操作を行うことはできず、結局は本体が起動完了するまで数分間待つしかない。
そのため、画像処理装置本体が起動完了する前に、ユーザの入力情報を処理し、コピーやスキャン等の動作に対して、印刷部数や原稿サイズ、送信先等の設定をすることができないという問題があった。
ここまで画像処理装置の場合について述べてきたが、画像処理装置に限らず、本体となる情報処理装置と操作部となる情報処理装置とが存在する場合には、同様の問題がある。
本発明は上記の従来の問題点に鑑み提案されたものであり、その目的とするところは、情報処理装置の電源ONや省エネ復帰直後の起動処理時間中にユーザがジョブに関する詳細な設定を行えるようにすることにある。
上記の課題を解決するため、本発明にあっては、ユーザからの操作を受け付ける、第1のプロセッサを有する第1の情報処理装置と、当該第1の情報処理装置から要求された処理を実行し、第2のプロセッサを有する第2の情報処理装置とを備えた情報処理システムであって、前記第2の情報処理装置は、アドレス帳データを記憶する手段と、前記情報処理システムに対する電源投入、若しくは前記情報処理システムの省エネ状態からの復帰時に、前記第2のプロセッサによる起動処理を行う手段と、前記第2のプロセッサによる起動処理の完了後に要求された前記第1の情報処理装置からの前記処理を実行する手段と、前記第2のプロセッサによる起動処理の完了後に受け付けた前記第1の情報処理装置からの前記アドレス帳データの要求に応じて前記アドレス帳データを前記第1の情報処理装置に送信する手段とを備え、前記第1の情報処理装置は、前記電源投入、若しくは前記復帰時に、前記第1のプロセッサによる起動処理を行う手段と、前記第1のプロセッサによる起動処理の完了後に、前記ユーザからの操作を受け付けるための画面の表示制御を行う手段と、前記画面を介して受け付けた前記処理の実行を、前記第2のプロセッサによる起動処理が完了した前記第2の情報処理装置に要求する手段と、前記画面を介して受け付けた前記アドレス帳データの要求を、前記第2のプロセッサによる起動処理が完了した前記第2の情報処理装置に送信する手段と、前記第2の情報処理装置から受信した前記アドレス帳データの表示制御を行う手段とを備える。
本発明にあっては、情報処理装置の電源ONや省エネ復帰直後の起動処理時間中にユーザがジョブに関する詳細な設定を行うことができる。
本発明の一実施形態にかかる画像処理装置のハードウェア構成例を示す図(その1)である。 本発明の一実施形態にかかる画像処理装置のハードウェア構成例を示す図(その2)である。 コントローラのソフトウェア構成例を示す図である。 操作部のソフトウェア構成例を示す図である。 従来の考え方に基づく起動処理の例を示すフローチャートである。 操作部に表示される画面の例を示す図である。 従来の考え方に基づくコントローラと操作部の責務の例を示す図である。 本実施形態によるコントローラと操作部の責務の例を示す図である。 本実施形態による起動処理の流れの例を示す図である。 従来の考え方に基づく起動処理による状態変化の例を示す図である。 本実施形態による起動処理による状態変化の例を示す図である。 起動処理の具体的な処理例を示すシーケンス図である。 ユーザからのジョブ投入からコントローラへのジョブ投入までの処理例を示すフローチャートである。 処理中であることを示す画面例を示す図である。 アドレス帳のデータ構造例を示す図である。 操作部にアドレス帳のデータを保持する場合の処理例を示すシーケンス図である。 コントローラにアドレス帳のデータを保持する場合の処理例を示すシーケンス図である。 本実施形態による起動処理およびジョブ投入の流れの例を示す図である。 起動処理およびジョブ投入の具体的な処理例を示すシーケンス図である。 ジョブ投入を受けたコントローラによる印刷条件のチェックの処理例を示すフローチャートである。 印刷条件の例を示す図である。 起動処理およびジョブ投入の他の具体的な処理例を示すシーケンス図である。 操作部に表示される画面の例を示す図である。
以下、本発明の好適な実施形態につき説明する。
<構成>
図1は本発明の一実施形態にかかる画像処理装置1のハードウェア構成例を示す図である。
図1において、画像処理装置1は、主制御部として機器の状態管理やジョブの制御を行うコントローラ2と、スキャンおよびプリントを実行するエンジン3と、コントローラ2から独立したCPUや記憶領域を持ち、画面表示等の制御を行ってユーザインタフェースを提供する操作部4とを備えている。主制御部であるコントローラ2は、有線のインタフェースにより操作部4と接続されている。なお、画像処理装置1、コントローラ2および操作部4はそれぞれ情報処理装置でもある。操作部4には、例えば、Android端末が使用され、コントローラ2とはUSB(Universal Serial Bus)接続によって通信する構成が想定される。
コントローラ2は、CPU21とプログラムROM(Read Only Memory)22とネットワークI/F(Interface)23とRAM(Random Access Memory)24と不揮発性メモリ25と操作部I/F26とエンジンI/F27とを備えている。
CPU21は、コントローラ2における主たる制御動作(電源管理およびジョブ制御等)を行うものである。プログラムROM22は、コントローラ2の制御動作に関連するプログラムが格納されるものである。ネットワークI/F23は、外部ネットワークとの通信を行うものである。RAM24は、プログラム実行領域であり、印刷画像イメージの展開などに使用されるものである。不揮発性メモリ25は、蓄積文書データの保存や画像イメージの展開に必要なデータの保存に使用されるものである。操作部I/F26は、操作部4との通信を行うものである。エンジンI/F27は、エンジン3との通信を行うものである。
操作部4は、CPU41とプログラムROM42とコントローラI/F43とRAM44と不揮発性メモリ45と表示部46とを備えている。
CPU41は、操作部4における主たる制御動作を行うものである。プログラムROM42は、操作部4の制御動作に関連するプログラムが格納されるものである。コントローラI/F43は、コントローラ2との通信を行うものである。RAM44は、プログラム実行領域として使用されるものである。不揮発性メモリ45は、起動時の初期値や設定可能な項目の保存に使用されるものである。表示部46は、ユーザに対して画面を表示するとともに、タッチパネル等により操作を受け付けるものである。
図2は画像処理装置1の他のハードウェア構成例を示す図である。図1に示した画像処理装置1では、操作部4はコントローラ2と有線接続され、コントローラ2とエンジン3と操作部4が画像処理装置1として一体化したものであったが、図2の例では、操作部4はコントローラ2と無線接続(コントローラ2の操作部I/F26と操作部4のコントローラI/F43が無線通信)され、コントローラ2とエンジン3を含む画像処理装置本体1'と操作部4とが別体として構成されている。
操作部4を無線接続とすることにより、操作部4は場所にとらわれずに利用可能となる。操作部4は直接にユーザからの起動要求を受け、コントローラ2(画像処理装置本体1')から独立して動作する。操作部4の画面制御とコントローラ2との接続処理は非同期に並列処理されるため、コントローラ2の状態に影響されることなく画面操作が可能となる。
図3はコントローラ2のソフトウェア構成例を示す図である。
図3において、コントローラ2は、データ処理部201とデータ保管部202と画像生成部203と印刷部204と通信部205とを備えている。
データ処理部201は、機器の状態に応じて画像処理装置1(画像処理装置本体1')の動作を制御する機能を有している。データ保管部202は、蓄積ジョブを保存するHDD(Hard Disk Drive)やNVRAM(Non Volatile RAM)等を制御する機能を有している。画像生成部203は、ユーザジョブのデータを展開し、画像イメージとしてメモリに描画する機能を有している。印刷部204は、描画された画像を紙に転写・印刷を行うエンジン3の制御を行う機能を有している。通信部205は、外部(操作部4を含む)とデータのやり取りを行う機能を有している。
図4は操作部4のソフトウェア構成例を示す図である。
図4において、操作部4は、データ処理部401とデータ保管部402と表示部403と通信部404とを備えている。
データ処理部401は、表示部403に画面表示を行うとともに、表示部403から入力されたユーザ操作を解釈して操作部4の動作を制御する機能を有している。データ保管部402は、起動に必要な初期値等、不揮発性が求められるデータを保存する機能を有している。表示部403は、パネル表示を制御するとともに、ユーザからの入力をデータ処理部401に伝える機能を有している。通信部404は、コントローラ2と通信し、データのやり取りを行う機能を有している。
<第1の実施形態:概要>
先ず、従来の考え方に基づく起動処理の場合の、電源ONもしくは省エネ状態からの復帰要求後から、コントローラ2と操作部4が接続するまでの動作について説明する。
図5は従来の考え方に基づく起動処理の例を示すフローチャートである。
図5において、電源ONもしくは省エネ復帰要求があると(ステップS1)、操作部4とコントローラ2を起動する(ステップS2)。そして、操作部4はコントローラ2に比して起動に要する処理が軽いため、操作部4は先に起動完了し(ステップS3)、それから数分遅れてコントローラ2が起動完了する(ステップS4)。
ここで、従来の考え方では、コントローラ2が起動完了(ステップS4)するまで、操作部4を操作することはできない。特に、操作部4が起動完了(ステップS3)してからコントローラ2が起動完了(ステップS4)するまでの間(操作部4は起動完了しているが、コントローラ2が起動できていない状態)は、図6に示すように、操作部4上に「Please Wait」といったメッセージを表示する制御を行い、ユーザの操作を制限している。
これは一般に、図7に示すように、操作部4がユーザ入力受付と、画面表示の責務しか持たないためである。ユーザ入力に対する処理と画面制御の責務はコントローラ2が担っているため、いかに操作部4がコントローラ2よりも先に起動できたとしても、ユーザが入力した内容を解釈し、処理するにはコントローラ2の起動完了を待つ必要がある。
そこで、本実施形態では、コントローラ2の責務であったユーザ入力処理と画面制御を操作部4が受け持つこととする。この場合の責務の分担の例を図8に示す。
これにより、操作部4は単独で画面表示およびユーザ入力に対する制御が可能になるため、コントローラ2が起動していなくとも、ユーザはコントローラ2の起動完了後と全く同じ操作感で画面を操作することができる。
<第1の実施形態:概略動作>
図9は本実施形態による起動処理の流れの例を示す図である。
図9において、操作部4およびコントローラ2は、電源ONもしくは省エネ状態からの復帰要求を受け付けると、起動処理を開始する(ステップS11)。
次いで、操作部4は起動完了し(ステップS12)、入力が受付可能な状態となる。コントローラ2の起動処理には時間がかかるため、先に起動完了した操作部4の処理は、コントローラ2の起動完了まで並列処理として進行する。
操作部4はコントローラ2と接続するため、コントローラ2の起動を待つ(ステップS13)。コントローラ2の起動を待つ方法の一例としてポーリングがある。ポーリングは、通信やソフトウェアにおいて、競合を回避したり、送受信の準備状況を判断したり、処理を同期したりするために、単独もしくは複数の機器やプログラムに対して順番に定期的に問い合わせを行い、一定の条件を満たした場合に送受信や処理を行う通信および処理方式である。本実施形態では、操作部4が定期的にコントローラ2に起動処理が完了したかどうかの問い合わせを行い、起動処理完了後に接続を開始する。
その後、コントローラ2が起動処理を完了すると(ステップS14)、操作部4はコントローラ2と接続する(ステップS15)。
本実施形態では、操作部4がユーザインタフェースのための画面制御を行うため、操作部4が起動完了した時点(ステップS12)で、ユーザはパネル操作が可能になる。ユーザがジョブに関する様々な設定をしている間にコントローラ2が起動し、操作部4がコントローラ2と接続することにより、ユーザの待ち時間を大幅に短縮することができる。
図10は従来の考え方に基づく起動処理による状態変化の例を示す図であり、図11は本実施形態による起動処理による状態変化の例を示す図である。
従来の考え方に基づく起動処理によれば、時刻t1で電源ONもしくは省エネ状態からの復帰要求があった場合、コントローラ2が起動完了する時刻t3までユーザは待たされることになる。しかし、本実施形態では、操作部4が起動完了する時刻t2でユーザ入力が可能となるため、従来と比較してユーザの待ち時間が大幅に短縮される。
コントローラ2が起動完了するまでは操作部4が単独で起動し、コントローラ2の起動完了待ちと平行して画面制御を行う。また、操作部4の単独起動中にユーザがジョブの実行を要求(コピーやスキャナアプリ等でスタートキーを押下)した場合は、コントローラ2の起動を待ってジョブを投入する。
<第1の実施形態:具体例その1>
図12は起動処理の具体的な処理例を示すシーケンス図である。
図12において、ユーザが電源ONもしくは省エネ状態からの復帰要求を行うことで、コントローラ2と操作部4は起動処理を開始する。
操作部4ではデータ処理部401が操作部4の単独起動を開始し(ステップS101)、表示部403は「Please Wait」画面(図6と同様)を表示する(ステップS102)。
また、操作部4のデータ保管部402は初期値を読み出し(ステップS103)、データ処理部401は初期画面を構築し(ステップS104)、表示部403は初期画面を表示する(ステップS105)。これにより、ユーザ入力可能となる。
一方、操作部4の通信部404はポーリング等によりコントローラ2の起動完了を待つ(ステップS106)。
コントローラ2が起動完了し、コントローラ2の通信部205が接続要求を正常に受信すると(ステップS107)、通信部205は接続応答を行ない(ステップS108)、操作部4の通信部404はコントローラ2との接続を確認し(ステップS109)、データ処理部401は操作部4の単独起動を終了する(ステップS110)。
図13はユーザからのジョブ投入からコントローラ2へのジョブ投入までの処理例を示すフローチャートである。
図13において、操作部4はユーザからジョブが投入されると(ステップS111)、コントローラ2との接続チェックを行ない(ステップS112)、接続が完了していない場合(ステップS113のNo)、すなわち、操作部4の単独起動中にユーザがジョブ設定を完了し、ジョブを実行した場合は、パネルに処理中であることを示すメッセージを表示してユーザのパネル入力を制御し、コントローラ2の起動が完了するまでコントローラ2へのジョブの投入を待つ(ステップS114)。図14は処理中であることを示す画面例を示す図である。
図13に戻り、接続が完了している場合(ステップS113のYes)、操作部4はコントローラ2にジョブを投入する(ステップS115)。コントローラ2にジョブを投入した後、処理中であることを示すメッセージの画面表示(図14)を解除する。
本実施形態では、操作部4が独自のCPUやユーザインタフェースのための画面処理プログラムを持ち、画面制御を行うため、ユーザはコントローラ2の起動処理完了を待たずに画面の操作が可能となる。ジョブ実行の設定のために必要な情報は全て操作部4に記憶・保持しているため、ユーザはコントローラ2との接続完了前に操作部4からジョブの設定が可能となる。
<第1の実施形態:具体例その2>
ここでは、スキャナ送信ジョブにおいて送信宛先を指定するためのアドレス帳のデータを操作部4側に保持し、ユーザの要求に応じてアドレス帳を操作部4で表示する場合について説明する。
図15はアドレス帳のデータ構造例を示す図であり、主に、名前(登録名)、メールアドレス、電話番号といった要素で構成される。
図16は操作部4にアドレス帳のデータを保持する場合の処理例を示すシーケンス図である。
図16において、ユーザが電源ONもしくは省エネ状態からの復帰要求を行うことで、コントローラ2と操作部4は起動処理を開始する。
操作部4ではデータ処理部401が操作部4の単独起動を開始し(ステップS121)、表示部403は「Please Wait」画面(図6と同様)を表示する(ステップS122)。
また、操作部4のデータ保管部402は初期値を読み出し(ステップS123)、データ処理部401は初期画面を構築し(ステップS124)、表示部403は初期画面を表示する(ステップS125)。これにより、ユーザ入力可能となる。
この状態において操作部4の表示部403がユーザからのアドレス帳表示要求を受け付けると(ステップS126)、データ処理部401はアドレス帳データの読み出し指示をデータ保管部402に行ない(ステップS127)、データ保管部402はアドレス帳データを読み出す(ステップS128)。
そして、データ処理部401はアドレス帳の表示指示を表示部403に行ない(ステップS129)、表示部403はアドレス帳を表示する(ステップS130)。
一方、操作部4の通信部404はポーリング等によりコントローラ2の起動完了を待つ(ステップS131)。
コントローラ2が起動完了し、コントローラ2の通信部205が接続要求を正常に受信すると(ステップS132)、通信部205は接続応答を行ない(ステップS133)、操作部4の通信部404はコントローラ2との接続を確認し(ステップS134)、データ処理部401は操作部4の単独起動を終了する(ステップS135)。
<第1の実施形態:具体例その3>
上述した例では、アドレス帳のデータを操作部4側に保持し、ユーザの要求に応じてアドレス帳を操作部4で表示する場合について説明した。アドレス帳データを操作部4に保管する場合は、操作部4の単独起動中にアドレス帳表示要求がきても、正常に表示することができるという利点がある。
しかし、アドレス帳データは他の起動用データに比べ巨大(一般的な画像処理装置で数千件登録可能)であり、また頻繁にアクセスされるため、不揮発性メモリへの書き込み回数が多くなる傾向がある。その結果、操作部4に搭載する不揮発性メモリに求められる容量や書き込み回数の限界数などのスペックが高くなってしまうという問題がある。
そこで、ここで説明する例では、アドレス帳データをコントローラ2のデータ保管部202で管理し、操作部4の単独起動中には表示を制限することで、不揮発性メモリに求められるスペックを下げることができる。
なお、アドレス帳データに限らず、ジョブ実行の設定のために必要な情報のうち、比較的容量が大きいデータや書き込み回数が多いデータの管理について、同様に適用することができる。
図17はコントローラ2にアドレス帳のデータを保持する場合の処理例を示すシーケンス図である。
図17において、ユーザが電源ONもしくは省エネ状態からの復帰要求を行うことで、コントローラ2と操作部4は起動処理を開始する。
操作部4ではデータ処理部401が操作部4の単独起動を開始し(ステップS141)、表示部403は「Please Wait」画面(図6と同様)を表示する(ステップS142)。
また、操作部4のデータ保管部402は初期値を読み出し(ステップS143)、データ処理部401は初期画面を構築し(ステップS144)、表示部403は初期画面を表示する(ステップS145)。これにより、ユーザ入力可能となる。
この状態において操作部4の表示部403がユーザからのアドレス帳表示要求を受け付けると(ステップS146)、データ処理部401は単独起動中であるため、処理中画面を表示することを表示部403に指示し(ステップS147)、表示部403は処理中画面(図14と同様)を表示する(ステップS148)。
一方、操作部4の通信部404はポーリング等によりコントローラ2の起動完了を待つ(ステップS149)。
コントローラ2が起動完了し、コントローラ2の通信部205が接続要求を正常に受信すると(ステップS150)、通信部205は接続応答を行ない(ステップS151)、操作部4の通信部404はコントローラ2との接続成功を確認し(ステップS152)、データ処理部401は操作部4の単独起動を終了する(ステップS153)。
次いで、操作部4のデータ処理部401は通信部404に対してアドレス帳データの取得指示を行うと(ステップS154)、通信部404はコントローラ2に対してアドレス帳データ要求を行う(ステップS155)。
コントローラ2の通信部205がアドレス帳データ要求を受信すると(ステップS156)、データ保管部202はアドレス帳データを読み出し(ステップS157)、通信部205はアドレス帳データを操作部4に送信する(ステップS158)。
操作部4の通信部404がアドレス帳データを受信すると(ステップS159)、データ処理部401はアドレス帳の表示指示を表示部403に行ない(ステップS160)、表示部403はアドレス帳を表示する(ステップS161)。
なお、単独起動中にユーザがアドレス帳表示要求をしなかった場合、アドレス帳にアクセス可能になったことをユーザに通知するメッセージを画面上部またはダイアログ画面で表示する。
<第2の実施形態:概要>
本実施形態は、操作部4の単独起動中にユーザから投入されたジョブの印刷条件をコントローラ2の管理下にある機器構成が満たせない場合に対処したものである。すなわち、操作部4の単独起動中(コントローラ2は未起動)には、機器本体の構成を取得することができないため、操作部4で設定した印刷条件が機器本体の構成によりサポートされなくなってしまう場合、ユーザ意図した出力が失敗してしまうということに配慮したものである。
本実施形態では、コントローラ2が操作部4と接続した後、操作部4からの投入ジョブに含まれる印刷条件を機器本体の構成と比較し、設定された印刷条件が機器本体でサポートされていないことを検出した場合、その情報を操作部4を介してユーザに伝え、ユーザの条件変更を求めるようにしている。
なお、印刷条件は印刷ジョブの条件を定めるものであり、一般的なジョブを対象とする場合、ジョブ条件となる。
図18は本実施形態による起動処理およびジョブ投入の流れの例を示す図である。
図18において、操作部4およびコントローラ2は電源ON等により、起動処理を開始する(ステップS21)。
操作部4では、起動処理を開始し(ステップS22)、起動完了すると(ステップS23)、ユーザが印刷条件を設定可能になり(ステップS24)、設定が行われるとジョブを保存する(ステップS25)。
コントローラ2では、起動処理を開始し、この際に機器の構成を取得し(ステップS26)、その後に起動完了する(ステップS27)。機器の構成として、例えば、ステープル針がなくなっていることを認識する。
一方、操作部4は起動完了すると、コントローラ2の起動処理には時間がかかるため、起動完了まで接続要求をポーリングする(ステップS28)。
コントローラ2が起動完了すると、操作部4からのポーリングに応じて、操作部4とコントローラ2の接続が行われ(ステップS29)、操作部4からジョブがコントローラ2に投入される(ステップS30)。
コントローラ2はジョブ内の印刷条件を本体の構成と比較し、サポートされない印刷条件を認識する(ステップS31)。例えば、印刷条件としてステープルが設定されている場合であって、機器の構成としてステープル針がなくなっている場合には、ステープルの印刷条件が未サポートであることを認識する。
コントローラ2はサポートできない印刷条件が検出された場合、その旨を操作部4に通知する(ステップS32)。
操作部4は通知された情報をパネルに表示する(ステップS33)。
<第2の実施形態:具体例その1>
図19は起動処理およびジョブ投入の具体的な処理例を示すシーケンス図である。
図19において、ユーザが電源ONもしくは省エネ状態からの復帰要求を行うことで、コントローラ2と操作部4は起動処理を開始する。
操作部4ではデータ処理部401が操作部4の単独起動を開始し(ステップS201)、起動完了する(ステップS202)。
この状態でユーザが操作部4の表示部403に印刷条件を設定すると(ステップS203)、表示部403はデータ処理部401に印刷条件を引き渡し(ステップS204)、データ処理部401は設定完了してジョブをデータ保管部402により保存する(ステップS205)。
一方、コントローラ2ではデータ処理部201がコントローラ2の起動を開始し(ステップS206)、機器構成を取得し(ステップS207)、起動を完了する(ステップS208)。
操作部4の通信部404はポーリング等によりコントローラ2の起動完了を待つが(ステップS209)、コントローラ2が起動完了し、コントローラ2の通信部205が接続要求を正常に受信するとコントローラ2と操作部4の間で接続を行ない(ステップS210)、操作部4に接続応答を返す(ステップS211)。
操作部4の通信部404は接続応答を受信すると、接続成功をデータ処理部401に伝える(ステップS212)。
データ処理部401は保存してあったユーザからのジョブを通信部404を介してコントローラ2に投入する(ステップS213、S214)。
コントローラ2の通信部205はジョブ投入を受信するとデータ処理部201にジョブを引き渡す(ステップS215)。
データ処理部201はジョブ内の印刷条件を取得(抽出)し、既に取得してある機器構成と比較し(ステップS216)、機器構成によりサポートされない印刷条件(未サポート条件)を通信部205に伝え(ステップS217)、通信部205は未サポート条件を操作部4に送信する(ステップS218)。
操作部4の通信部404は未サポート条件を受信すると、データ処理部401に未サポート条件を伝え(ステップS219)、データ処理部401は未サポート条件の表示を表示部403に要求し(ステップS220)、表示部403は未サポート条件を表示して、ユーザに印刷条件の変更を要求する(ステップS221)。
ユーザが印刷条件の変更を行う場合の処理はステップS203〜S205と同様である。この場合、コントローラ2は既に起動されているため、すぐにジョブ投入(ステップS213)が行われる。
図20はジョブ投入を受けたコントローラ2による印刷条件のチェック(図19のステップS216)の処理例を示すフローチャートである。
図20において、処理を開始すると、ジョブ内の印刷条件を本体の構成と比較する(ステップS231)。
図21(a)はジョブ内の印刷条件の例を示しており、「両面」「集約」「ステープル」等が設定されている。また、図21(b)は本体の構成のサポート可能な印刷条件の例を示しており、「両面」「製本」「集約」「パンチ」はサポートされるが、「集約方向」「集約線」「ソート/スタック」「ステープル」がサポートされないことを示している。
図20に戻り、コントローラ2は未サポート条件を抽出する(ステップS232)。図21の例の場合、「ステープル」が未サポート条件として抽出される。
図20に戻り、コントローラ2は未サポート条件を操作部4に送信する(ステップS233)。
<第2の実施形態:具体例その2>
上述した例では、ジョブの印刷条件にサポートできないものがあれば、ユーザに印刷条件の変更操作を求めるようにしている。しかし、場合により、未サポート条件のままで印刷してもいいというニーズもあると考えられる。そのため、本例ではそのような選択肢を提供するようにしている。
図22は起動処理およびジョブ投入の他の具体的な処理例を示すシーケンス図である。
図22において、ユーザが電源ONもしくは省エネ状態からの復帰要求を行うことで、コントローラ2と操作部4は起動処理を開始する。
操作部4ではデータ処理部401が操作部4の単独起動を開始し(ステップS241)、起動完了する(ステップS242)。
この状態でユーザが操作部4の表示部403に印刷条件を設定すると(ステップS243)、表示部403はデータ処理部401に印刷条件を引き渡し(ステップS244)、データ処理部401は設定完了してジョブをデータ保管部402により保存する(ステップS245)。
一方、コントローラ2ではデータ処理部201がコントローラ2の起動を開始し(ステップS246)、機器構成を取得し(ステップS247)、起動を完了する(ステップS248)。
操作部4の通信部404はポーリング等によりコントローラ2の起動完了を待つが(ステップS249)、コントローラ2が起動完了し、コントローラ2の通信部205が接続要求を正常に受信するとコントローラ2と操作部4の間で接続を行ない(ステップS250)、操作部4に接続応答を返す(ステップS251)。
操作部4の通信部404は接続応答を受信すると、接続成功をデータ処理部401に伝える(ステップS252)。
データ処理部401は保存してあったユーザからのジョブを通信部404を介してコントローラ2に投入する(ステップS253、S254)。
コントローラ2の通信部205はジョブ投入を受信するとデータ処理部201にジョブを引き渡す(ステップS255)。
データ処理部201はジョブ内の印刷条件を取得(抽出)し、既に取得してある機器構成と比較し(ステップS256)、機器構成によりサポートされない印刷条件(未サポート条件)を通信部205に伝え(ステップS257)、通信部205は未サポート条件を操作部4に送信する(ステップS258)。
操作部4の通信部404は未サポート条件を受信すると、データ処理部401に未サポート条件を伝え(ステップS259)、データ処理部401は未サポート条件とそのまま印刷開始の選択肢の表示を表示部403に要求し(ステップS260)、表示部403は未サポート条件を表示して、そのまま印刷開始するか否かの選択を要求する(ステップS261)。図23は操作部4に表示される画面の例を示す図であり、「ステープルがないですが、印刷を継続しますか?」というメッセージとともに、「はい」「いいえ」のボタンを表示している。
図22に戻り、ユーザが例えば「はい」を選択すると(ステップS262)、操作部4の表示部403はその旨をデータ処理部401に伝え(ステップS263)、データ処理部401は印刷条件を変更せずに印刷開始することを通信部404を介してコントローラ2に伝える(ステップS264、S265)。
コントローラ2の通信部205は印刷条件を変更せずに印刷開始することを受信すると、データ処理部201に印刷の開始を伝える(ステップS266)。その後、データ処理部201は印刷を開始する。
<総括>
以上説明したように、本実施形態によれば、次のような利点がある。
(1)情報処理装置の電源ONや省エネ復帰直後の起動処理時間中にユーザがジョブに関する詳細な設定を行うことができ、ユーザ待ち時間が大幅に短縮される。
(2)操作部とコントローラの接続完了前にジョブが実行された場合でも、追加のユーザ入力を制限し、接続を待つことで、操作部とコントローラの動作不整合をなくすことができる。
(3)容量が大きいデータや書き込み回数が多いデータをコントローラでデータ管理することで、操作部に搭載する不揮発性メモリが大容量かつ書き込み耐久性が高くなくても、操作部単独起動による待ち時間の短縮を実現することができる。
(4)未サポートの印刷条件をユーザに通知して印刷条件の変更を求めることで、ユーザの設定条件に満たさないまま印刷を開始することを防ぐことができる。
(5)未サポートの印刷条件があっても、そのまま印刷を開始する選択肢をユーザに与えることで、ユーザの許容を得れば条件の再設定を要すことなく印刷を開始できる。
(6)操作部をコントローラと無線接続することにより、場所にとらわれない操作部単独起動による画面操作を実現することができる。
以上、本発明の好適な実施の形態により本発明を説明した。ここでは特定の具体例を示して本発明を説明したが、特許請求の範囲に定義された本発明の広範な趣旨および範囲から逸脱することなく、これら具体例に様々な修正および変更を加えることができることは明らかである。すなわち、具体例の詳細および添付の図面により本発明が限定されるものと解釈してはならない。
1 画像処理装置
1' 画像処理装置本体
2 コントローラ
21 CPU
22 プログラムROM
23 ネットワークI/F
24 RAM
25 不揮発性メモリ
26 操作部I/F
27 エンジンI/F
201 データ処理部
202 データ保管部
203 画像生成部
204 印刷部
205 通信部
3 エンジン
4 操作部
41 CPU
42 プログラムROM
43 コントローラI/F
44 RAM
45 不揮発性メモリ
46 表示部
401 データ処理部
402 データ保管部
403 表示部
404 通信部
5 ネットワーク
特許第4949956号公報

Claims (9)

  1. ユーザからの操作を受け付ける、第1のプロセッサを有する第1の情報処理装置と、当該第1の情報処理装置から要求された処理を実行し、第2のプロセッサを有する第2の情報処理装置とを備えた情報処理システムであって、
    前記第2の情報処理装置は、
    アドレス帳データを記憶する手段と、
    前記情報処理システムに対する電源投入、若しくは前記情報処理システムの省エネ状態からの復帰時に、前記第2のプロセッサによる起動処理を行う手段と、
    前記第2のプロセッサによる起動処理の完了後に要求された前記第1の情報処理装置からの前記処理を実行する手段と、
    前記第2のプロセッサによる起動処理の完了後に受け付けた前記第1の情報処理装置からの前記アドレス帳データの要求に応じて前記アドレス帳データを前記第1の情報処理装置に送信する手段と
    を備え、
    前記第1の情報処理装置は、
    前記電源投入、若しくは前記復帰時に、前記第1のプロセッサによる起動処理を行う手段と、
    前記第1のプロセッサによる起動処理の完了後に、前記ユーザからの操作を受け付けるための画面の表示制御を行う手段と、
    前記画面を介して受け付けた前記処理の実行を、前記第2のプロセッサによる起動処理が完了した前記第2の情報処理装置に要求する手段と、
    前記画面を介して受け付けた前記アドレス帳データの要求を、前記第2のプロセッサによる起動処理が完了した前記第2の情報処理装置に送信する手段と、
    前記第2の情報処理装置から受信した前記アドレス帳データの表示制御を行う手段と
    を備えることを特徴とする情報処理システム。
  2. 請求項1に記載の情報処理システムにおいて、
    前記第1の情報処理装置は、
    前記第2の情報処理装置の前記第2のプロセッサによる起動処理が完了しているか否かを判断する手段と、
    前記起動処理の完了が判断された場合、前記第2の情報処理装置との接続処理を行う手段と
    を備えることを特徴とする情報処理システム。
  3. 請求項2に記載の情報処理システムにおいて、
    前記第1の情報処理装置は、
    前記第2の情報処理装置の前記第2のプロセッサによる起動処理が完了しているか否かを判断している際に、前記画面を介する前記第2の情報処理装置に対する前記アドレス帳データの要求の受け付けを制限する手段
    を備えることを特徴とする情報処理システム。
  4. 請求項3に記載の情報処理システムにおいて、
    前記第1の情報処理装置は、
    前記画面を介する前記第2の情報処理装置に対する前記アドレス帳データの要求を受け付けた場合、受け付けることができない旨を通知する手段
    を備えることを特徴とする情報処理システム。
  5. 請求項1に記載の情報処理システムにおいて、
    前記第2の情報処理装置は、
    前記第1の情報処理装置から要求された前記処理に設定された処理条件と、前記第2の情報処理装置で処理が可能な可能処理条件とを比較する手段と、
    前記第2の情報処理装置において前記処理ができない前記処理条件が少なくとも1つある場合、前記処理ができない前記処理条件を前記第1の情報処理装置に送信する手段と
    を備えることを特徴とする情報処理システム。
  6. 請求項5に記載の情報処理システムにおいて、
    前記第1の情報処理装置は、
    前記第2の情報処理装置から受信した前記処理ができない前記処理条件を示す情報の表示制御を行う手段
    を備えることを特徴とする情報処理システム。
  7. ユーザからの操作を受け付ける、第1のプロセッサを有する操作装置と、当該操作装置から要求された処理を実行し、第2のプロセッサを有する処理実行装置とを備えた情報処理装置であって、
    前記処理実行装置は、
    アドレス帳データを記憶する手段と、
    前記情報処理装置に対する電源投入、若しくは前記情報処理装置の省エネ状態からの復帰時に、前記第2のプロセッサによる起動処理を行う手段と、
    前記第2のプロセッサによる起動処理の完了後に要求された前記操作装置からの前記処理を実行する手段と、
    前記第2のプロセッサによる起動処理の完了後に受け付けた前記操作装置からの前記アドレス帳データの要求に応じて前記アドレス帳データを前記操作装置に送信する手段と
    を備え、
    前記操作装置は、
    前記電源投入、若しくは前記復帰時に、前記第1のプロセッサによる起動処理を行う手段と、
    前記第1のプロセッサによる起動処理の完了後に、前記ユーザからの操作を受け付けるための画面の表示制御を行う手段と、
    前記画面を介して受け付けた前記処理の実行を、前記第2のプロセッサによる起動処理が完了した前記処理実行装置に要求する手段と、
    前記画面を介して受け付けた前記アドレス帳データの要求を、前記第2のプロセッサによる起動処理が完了した前記処理実行装置に送信する手段と、
    前記処理実行装置から受信した前記アドレス帳データの表示制御を行う手段と
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  8. ユーザからの操作を受け付ける、第1のプロセッサを有する第1の情報処理装置と、当該第1の情報処理装置から要求された処理を実行し、第2のプロセッサを有する第2の情報処理装置とを備えた情報処理システムであって、
    前記第2の情報処理装置は、
    アドレス帳データを記憶する手段と
    前記情報処理システムに対する電源投入、若しくは前記情報処理システムの省エネ状態からの復帰時に、前記第2のプロセッサによる起動処理を行う手段と、
    前記第2のプロセッサによる起動処理の完了後に要求された前記第1の情報処理装置からの前記処理を実行する手段と
    を備え、
    前記第1の情報処理装置は、
    前記アドレス帳データを記憶する手段と、
    前記電源投入、若しくは前記復帰時に、前記第1のプロセッサによる起動処理を行う手段と、
    前記第1のプロセッサによる起動処理の完了後に、前記ユーザからの操作を受け付けるための画面の表示制御を行う手段と、
    前記画面を介して前記アドレス帳データの表示を要求された場合、前記記憶された前記アドレス帳データの表示制御を行う手段と、
    前記画面を介して受け付けた前記処理の実行を、前記第2のプロセッサによる起動処理が完了した前記第2の情報処理装置に要求する手段と
    を備えることを特徴とする情報処理システム。
  9. 請求項8に記載の情報処理システムにおいて、
    前記第1の情報処理装置は、
    前記画面を介して前記アドレス帳データの表示を要求された場合、前記アドレス帳データの要求を前記第2のプロセッサによる起動処理が完了した前記第2の情報処理装置に送信する手段
    を備えることを特徴とする情報処理システム。
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