JP6205844B2 - 情報処理装置、表示システム、及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、表示システム、及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP6205844B2
JP6205844B2 JP2013110638A JP2013110638A JP6205844B2 JP 6205844 B2 JP6205844 B2 JP 6205844B2 JP 2013110638 A JP2013110638 A JP 2013110638A JP 2013110638 A JP2013110638 A JP 2013110638A JP 6205844 B2 JP6205844 B2 JP 6205844B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dilution factor
colonies
information
dilution
information processing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013110638A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014226117A (ja
Inventor
麻衣 野澤
麻衣 野澤
佑里恵 大喜多
佑里恵 大喜多
将慶 籠田
将慶 籠田
竜馬 備瀬
竜馬 備瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP2013110638A priority Critical patent/JP6205844B2/ja
Publication of JP2014226117A publication Critical patent/JP2014226117A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6205844B2 publication Critical patent/JP6205844B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Description

本発明は、菌の検査方法に関する。
食品衛生法等に基づき食品の生菌数を把握するため、培地で菌を所定時間培養し、菌が生きている証拠として出現するコロニーの数をカウントすることが従来から行われている。例えば特許文献1には、培地の表面を撮影した画像データを解析することでコロニー数をカウントすると共に、ユーザが入力した希釈倍率等の計測条件に基づき検査状況を示す情報を表示する技術が開示されている。また、特許文献2には、培養時間を短くするため、肉眼でコロニーの数をカウントできない程度に希釈倍率を下げて、コロニーの密度を高くし、培養段階の早期の小さなコロニーをカウントする細菌検査方法が開示されている。さらに、特許文献3及び4には、識別パターンが印刷され、スキャナによって読み取り可能なプレート培地が開示されている。
特開2004−4006号公報 特開2006−325549号公報 特開2010−227118号公報 国際公開第2011/007802号
検体を培養してコロニー数をカウントする検査を行う場合、検体を希釈する希釈倍率を適切に設定する必要がある。この場合、検査の度に作業員が適切な希釈倍率を選定することになり、検査作業が煩雑になるという課題があった。また、検査に好適な希釈倍率を選定するには、各希釈倍率を用いて検体を培養したときに出現するコロニー数を適切に推定する必要がある。そこで、本発明は、検体を培養したときに出現するコロニー数を好適に推定することが可能な情報処理装置、表示システム及びプログラムを提供することを主な目的とする。
本発明の1つの観点では、検体を希釈して培養した場合に発生したコロニー数と、当該検体の希釈倍率との関係を示す発生情報を、前記検体の種別の情報と対応付けて記憶する記憶手段と、外部入力により指定された検体の種別に対応する発生情報を、前記記憶手段から抽出する抽出手段と、前記抽出手段が抽出した発生情報に基づき、前記指定された検体を所定の希釈倍率で培養した場合に発生するコロニー数を推定する推定手段と、を有する。
本発明の他の観点では、検体を希釈して培養した場合に発生したコロニー数と、当該検体の希釈倍率との関係を示す発生情報を、前記検体の種別の情報と対応付けて記憶する記憶手段を有する情報処理装置が実行するプログラムであって、外部入力により指定された検体の種別に対応する発生情報を、前記記憶手段から抽出する抽出手段と、前記抽出手段が抽出した発生情報に基づき、前記指定された検体を所定の希釈倍率で培養した場合に発生するコロニー数を推定する推定手段として前記情報処理装置を機能させる。
本発明によれば、情報処理装置は、過去の検査結果に基づく発生情報を参照することで、指定された検体の種別に応じて、希釈倍率を定めて検体を培養した場合に出現するコロニー数を高精度に推定することができる。
表示システムの概略構成を示す。 菌発生情報DBのデータ構造を示す。 第1実施形態における最適希釈倍率の表示処理を示すフローチャートである。 希釈倍率選定処理の手順を示すフローチャートである。 第2実施形態に係る最適希釈倍率の選定処理を示すフローチャートである。 希釈倍率選定処理の手順を示すフローチャートである。
以下、図面を参照しながら、本発明に好適な第1及び第2実施形態について説明する。
<第1実施形態>
まず、第1実施形態について説明する。
[システム構成]
図1は、第1実施形態に係る表示システム10の概略構成を示す図である。表示システム10は、食品工場の菌(細菌も含むものとする。以下同様。)の検査工程などにおいて検体である種々の菌を希釈する際の検査に最適な希釈倍率(「最適希釈倍率Mtag」とも呼ぶ。)を表示するためのシステムである。図1に示すように、表示システム10は、端末装置4と、サーバ装置5と、フィルム培地6と、撮像装置7とを有する。端末装置4及びサーバ装置5は、ネットワーク9を介して通信を行う。
端末装置4は、CPU等のプロセッサや、ROMやRAMといったメモリや、ディスプレイや、マウスやキーボード等を備えるパーソナルコンピュータ(例えばノートパソコン)である。端末装置4は、最適希釈倍率Mtagを表示するためのプログラムを記憶し、当該プログラムを実行することで、所定の処理を実行する。具体的には、端末装置4は、得られた最適希釈倍率Mtagに基づき検査する検体名や、検体を培養した際に出現するコロニー数の目標範囲(「目標範囲Rtag」とも呼ぶ。)などを指定する入力を受け付ける。そして、端末装置4は、これらの入力情報を含んだ最適希釈倍率Mtagの要求情報「Ir」をサーバ装置5に送信し、要求情報Irに応じた最適希釈倍率Mtagの情報を含む表示情報「Id」をサーバ装置5から受信し、表示情報Idに基づき表示を行う。
サーバ装置5は、CPU等のプロセッサや、ROMやRAMといったメモリを有する。サーバ装置5は、過去の検査結果に基づく菌発生に関する情報(「菌発生情報」とも呼ぶ。)を検体の種別を示す識別情報(「検体種別ID」とも呼ぶ。)と対応付けて記録したデータベース(「菌発生情報DB」とも呼ぶ。)を記憶する。そして、サーバ装置5は、端末装置4から送信される要求情報Irを受信した場合、菌発生情報DBを参照し、指定された検体名に対応する最適希釈倍率Mtagを決定する。そして、サーバ装置5は、決定した最適希釈倍率Mtagの情報を含む表示情報Idを端末装置4に送信する。
フィルム培地6は、希釈された検体を培養するための培地である培地部71を有する。培地部71では、培養された検体のコロニーが発色する。また、フィルム培地6には、培地の識別情報などがコード化されたQRコード(登録商標)72が印刷されている。QRコード72が示すフィルム培地6の識別情報は、当該フィルム培地6が対象とする検体種別ID及び希釈倍率と関連付けられて端末装置4のメモリに記憶されている。
撮像装置7は、フィルム培地6をスキャンすることで画像Imを生成し、端末装置4に送信する。後述するように、画像Imを受信した端末装置4は、画像Imに表示された培地部71に出現したコロニー数をカウントすると共に、QRコード72を読み取ってフィルム培地6の識別情報などを認識する。
なお、サーバ装置5は、本発明における「情報処理装置」の一例である。また、サーバ装置5のCPUなどは、本発明における「抽出手段」、「推定手段」、「希釈倍率決定手段」、「希釈倍率送信手段」の一例であり、サーバ装置5のメモリは、本発明における「記憶手段」の一例である。
[菌発生情報DB]
まず、菌発生情報DBについて説明する。図2は、菌発生情報DBのデータ構造の一例を示す。図2に示すように、菌発生情報DBには、コロニー数及び希釈倍率を示す菌発生情報が検体種別IDに対応付けられている。
図2の菌発生情報DBの各レコードは、種々の菌を所定の希釈倍率により希釈して培養することで出現したコロニーをカウントした過去の検査結果に基づき生成されている。例えば、図2の1番目のレコードは、検体種別ID「001」の菌を希釈倍率10倍で希釈して培養した結果、1200個のコロニーを検出したという検査結果に基づき生成されている。同様に、2番目のレコードは、検体種別ID「001」の菌を希釈倍率10倍で希釈して培養した結果、140個のコロニーを検出したという検査結果に基づき生成されている。なお、図2の菌発生情報DBでは、一例として、希釈倍率は、10の累乗に設定されている。
サーバ装置5は、要求情報Irに含まれる検体名に対応する検体種別IDの菌発生情報を菌発生情報DBから抽出し、要求情報Irに含まれる目標範囲Rtag内のコロニー数となることが推定される希釈倍率を、最適希釈倍率Mtagとして選定する。この処理について、次のセクションで詳しく説明する。
[最適希釈倍率の表示]
次に、第1実施形態における最適希釈倍率Mtagの表示方法について、図3、図4を参照して説明する。以後では、一例として、端末装置4及びサーバ装置5は、10の累乗を希釈倍率に用いるものとする。
(1)処理概要
図3は、第1実施形態における最適希釈倍率Mtagの表示処理の概要を示すフローチャートである。端末装置4及びサーバ装置5は、図3に示すフローチャートの処理を繰り返し実行する。
まず、端末装置4は、最適希釈倍率Mtagを表示するためのプログラムの実行が指示された場合に、検体名及び目標範囲Rtag等の入力を受け付ける(ステップS101)。なお、検体名は、検体種別IDであってもよい。そして、端末装置4は、入力された検体名及び目標範囲Rtagの情報を含む要求情報Irをサーバ装置5へ送信する(ステップS102)。なお、端末装置4は、検体名及び目標範囲Rtagに加え、最適希釈倍率Mtagを探索する希釈倍率の範囲を指定する入力を受け付け、その情報を要求情報Irにさらに含めてもよい。
サーバ装置5は、要求情報Irを受信後(ステップS201)、要求情報Irに含まれる検体名に相当する検体種別IDと対応付いた菌発生情報を菌発生情報DBから抽出する(ステップS202)。この場合、例えば、サーバ装置5は、予めメモリに記憶されていた検体名と検体種別IDとの対応関係を示すテーブル等を参照することで、検体種別IDを認識する。
次に、サーバ装置5は、ステップS202で検索した菌発生情報が示す希釈倍率ごとに、コロニー数の推定値を算出する(ステップS203)。このとき、サーバ装置5は、所定の希釈倍率に対して1つの菌発生情報のみが存在する場合には、当該菌発生情報が示すコロニー数を、上述の所定の希釈倍率の推定値とする。一方、サーバ装置5は、所定の希釈倍率に対して複数の菌発生情報が存在する場合には、これらの菌発生情報が示すコロニー数の平均値や中央値などの代表値を、上述の所定の希釈倍率の推定値とする。
ここで、ステップS203の具体例について図2の菌発生情報DBを参照して説明する。例えば、サーバ装置5は、検体種別IDが「001」の10倍の希釈倍率に対応するコロニー数の推定値を算出する場合、該当するレコードが1番目のレコードのみであることから、コロニー数の推定値を、1番目のレコードのコロニー数と同一の1200個に設定する。また、サーバ装置5は、検体種別IDが「001」の100倍の希釈倍率に対応するコロニー数の推定値を算出する場合、該当するレコードが2番及び3番目のレコードであることから、コロニー数の推定値を、2番及び3番目のレコードが示すコロニー数140個及び160個の平均値(即ち150個)などの代表値に設定する。なお、ステップS203において、サーバ装置5は、コロニー数の推定値を算出する希釈倍率の範囲を、要求情報Ir等に基づき限定してもよく、予め定められた範囲に限定してもよい。
次に、サーバ装置5は、ステップS203でコロニー数の推定値を算出した希釈倍率の中から最適希釈倍率Mtagを選定する希釈倍率選定処理を実行する(ステップS204)。希釈倍率選定処理については、図4を参照して後述する。そして、サーバ装置5は、選定した最適希釈倍率Mtagの情報を含む表示情報Idを端末装置4へ送信する(ステップS205)。そして、端末装置4は、受信した表示情報Idに基づき、最適希釈倍率Mtag等の表示を行う(ステップS103)。
(2)希釈倍率選定処理
次に、ステップS204の希釈倍率選定処理について図4を参照して説明する。図4は、希釈倍率選定処理の手順を示すフローチャートである。
まず、サーバ装置5は、ステップS203でコロニー数の推定値を算出した希釈倍率のうち、当該コロニー数の推定値が目標範囲Rtag内にある希釈倍率があるか否か判定する(ステップS301)。そして、コロニー数の推定値が目標範囲Rtag内にある希釈倍率があり(ステップS301;Yes)、かつ該当する希釈倍率が1つの場合(ステップS302;No)、サーバ装置5は、コロニー数の推定値が目標範囲Rtag内にある希釈倍率を最適希釈倍率Mtagとして選定する(ステップS303)。一方、該当する希釈倍率が複数ある場合(ステップS302;Yes)、サーバ装置5は、該当する希釈倍率のうち、最もコロニー数の推定値が大きい(即ちコロニーの分布濃度が高い)希釈倍率を、最適希釈倍率Mtagとして選定する(ステップS304)。
一方、サーバ装置5は、コロニー数の推定値が目標範囲Rtag内にある希釈倍率がない場合(ステップS301;No)、目標範囲Rtagよりもコロニー数の推定値が大きい希釈倍率から優先的に最適希釈倍率Mtagを選定する(ステップS305)。具体的には、この場合、サーバ装置5は、目標範囲Rtagよりも大きく、かつ、目標範囲Rtagに最も近いコロニー数の推定値を有する希釈倍率を優先的に最適希釈倍率Mtagとして選定する。
ここで、目標範囲Rtagを25個〜250個とした場合の希釈倍率選定処理の具体例(第1の例〜第3の例)について、図2及び図4を参照して説明する。第1の例として、図2の検体種別ID「001」を対象に、10倍の希釈倍率(コロニー数の推定値1200個)と100倍の希釈倍率(コロニー数の推定値150個)とのいずれかを最適希釈倍率Mtagに選定する場合について説明する。この場合、サーバ装置5は、図4のステップS303に基づき、目標範囲Rtag内にコロニー数の推定値が含まれる100倍の希釈倍率を、最適希釈倍率Mtagに設定する。次に、第2の例として、図2の検体種別ID「002」を対象に、10倍の希釈倍率(コロニー数の推定値240個)と100倍の希釈倍率(コロニー数の推定値26個)とのいずれかを最適希釈倍率Mtagに選定する場合について説明する。この場合、いずれの希釈倍率に対応するコロニー数の推定値も目標範囲Rtagに属することから、サーバ装置5は、図4のステップS304に基づき、コロニーの分布濃度が高い10倍の希釈倍率を、最適希釈倍率Mtagに設定する。次に、第3の例として、図2の検体種別ID「003」を対象に、10倍の希釈倍率(コロニー数の推定値260個)と100倍の希釈倍率(コロニー数の推定値24個)とのいずれかを最適希釈倍率Mtagに選定する場合について説明する。この場合、いずれの希釈倍率に対応するコロニー数の推定値も目標範囲Rtagに属しないことから、サーバ装置5は、図4のステップS305に基づき、目標範囲Rtagよりもコロニー数の推定値が大きい10倍の希釈倍率を、最適希釈倍率Mtagに設定する。
[菌発生情報の登録]
次に、図3のステップS302で最適希釈倍率Mtagの表示後、最適希釈倍率Mtagを用いて検体の検査を行った場合の検査結果の菌発生情報DBへの登録処理の一例について説明する。
まず、ユーザは、表示された最適希釈倍率Mtagの認識後、対象の検体種別ID及び最適希釈倍率Mtagに対応するフィルム培地6を選択し、対象の検体を最適希釈倍率Mtagにより希釈して培養し、培養後のフィルム培地6を撮像装置7に読み取らせる。その後、端末装置4は、撮像装置7から画像Imを受信し、画像Imを解析することで、培養部71に現れたコロニー数を認識すると共に、QRコード72が示すフィルム培地6の識別情報を認識する。
また、端末装置4は、フィルム培地6の識別情報に対し、当該フィルム培地6が対象とする検体種別ID及び希釈倍率を関連付けた情報をメモリに予め記憶している。これにより、端末装置4は、認識したフィルム培地6の識別情報に基づき、検体種別ID及び希釈倍率を認識し、カウントしたコロニー数の情報と共にサーバ装置7へ送信する。そして、サーバ装置5は、受信した検体種別ID、希釈倍率、及びコロニー数の情報を、菌発生情報DBに登録する。これにより、菌発生情報DBに登録するレコード数を好適に増やすことができる。
[第1実施形態の作用・効果]
第1実施形態によれば、サーバ装置5は、菌発生情報DBを参照することで、指定された検体のコロニー数を目標範囲Rtagにする又は近づけるのに好適な最適希釈倍率Mtagを高精度に選定することができる。従って、サーバ装置5は、これから端末装置4のユーザが検査を行う検体の希釈に好適な最適希釈倍率Mtagを端末装置4に表示させることができる。なお、一般に、希釈倍率と当該希釈倍率を用いた検査により検出されるコロニー数とは正確には反比例しない。この場合であっても、サーバ装置5は、過去の検査結果に基づく菌発生情報DBを参照することで、各希釈倍率でのコロニー数を好適に推定することができる。
<第2実施形態>
第2実施形態では、第1実施形態の処理に加え、サーバ装置5は、図3のステップS203で希釈倍率ごとにコロニー数の推定値を算出する際、菌発生情報DBに登録されていない希釈倍率(「未登録希釈倍率」とも呼ぶ。)に対応するコロニー数の推定値を算出する。これにより、サーバ装置5は、最適希釈倍率Mtagの候補となる希釈倍率を増やし、最適希釈倍率Mtagをより高精度に選定する。
図5は、第2実施形態に係る最適希釈倍率の選定処理を示すフローチャートである。端末装置4及びサーバ装置5は、図5に示すフローチャートの処理を繰り返し実行する。なお、端末装置4の処理については、第1実施形態と同様のため、その説明を省略する。
まず、図3のステップS201及びステップS202と同様に、サーバ装置5は、要求情報Irを受信し(ステップS211)、要求情報Irに含まれる検体名に対応する検体種別IDに対応付けられた菌発生情報を菌発生情報DBから抽出する(ステップS212)。
次に、サーバ装置5は、最適希釈倍率Mtagの候補となる各希釈倍率のうち、菌発生情報DBに登録されていない未登録希釈倍率に対し、コロニー数を求めるための予測式を算出する(ステップS213)。例えば、サーバ装置5は、対象の検体種別IDに対応する10〜10の8乗までの10の累数に該当する各希釈倍率のうち、未登録希釈倍率が存在する場合、回帰分析などにより、未登録希釈倍率の前後の希釈倍率のレコードに基づき、希釈倍率に対するコロニー数の予測式(回帰式)を算出する。なお、予測式の算出の際、サーバ装置5は、希釈倍率を対数化し、希釈倍率の対数に対するコロニー数の予測式を算出してもよい。
そして、サーバ装置5は、最適希釈倍率Mtagの候補となる各希釈倍率のコロニー数の推定値を算出する(ステップS214)。この場合、サーバ装置5は、未登録希釈倍率に対応するコロニー数の推定値を、算出した予測式により算出する。また、サーバ装置5は、未登録希釈倍率以外の希釈倍率のコロニー数の推定値を、第1実施形態と同様に算出する。その後、サーバ装置5は、第1実施形態と同様に最適希釈倍率Mtagを選定し(ステップS215)、表示情報Idを端末装置4に送信する。
[第2実施形態の作用・効果]
第2実施形態によれば、サーバ装置5は、菌発生情報DBに登録されていない未登録希釈倍率に対応するコロニー数を推定することで、最適希釈倍率Mtagの候補となる希釈倍率を増やし、最適希釈倍率Mtagをより高精度に決定することができる。その他、表示システム10は、第1実施形態と同様の作用効果を有する。
<変形例>
以下では、上記した実施形態の変形例について説明する。なお、下記の変形例は、任意に組み合わせて実施形態に適用することができる。
[変形例1]
図4の希釈倍率選定処理の説明では、サーバ装置5は、コロニーの分布濃度が高い希釈倍率を優先して最適希釈倍率Mtagに設定した。これに代えて、サーバ装置5は、目標範囲Rtag又は目標範囲Rtag内の中央値などの基準値と近いコロニー数の推定値に対応する希釈倍率を優先して最適希釈倍率Mtagに設定してもよい。
図6は、変形例に係る希釈倍率設定処理の手順を示すフローチャートである。
サーバ装置5は、コロニー数の推定値が目標範囲Rtag内となる希釈倍率が存在し(ステップS311;Yes)、かつ、該当する希釈倍率が1つだけ存在する場合(ステップS312;No)、当該希釈倍率を最適希釈倍率Mtagとして選定する(ステップS313)。一方、該当する希釈倍率が複数存在する場合(ステップS312;Yes)、当該コロニー数の推定値の目標範囲Rtag内の基準値への近さに基づき希釈倍率を選定する(ステップS314)。具体的には、サーバ装置5は、この場合、目標範囲Rtag内の基準値と、ステップS311の判定で該当した各希釈倍率のコロニー数の推定値とのずれ幅を算出し、当該ずれ幅が最も小さい希釈倍率を最適希釈倍率Mtagに設定する。なお、基準値は、例えば目標範囲Rtagの中央値に設定される。
一方、サーバ装置5は、コロニー数の推定値が目標範囲Rtag内となる希釈倍率が存在しない場合(ステップS311;No)、目標範囲Rtagへの近さに基づき希釈倍率を選定する(ステップS315)。具体的には、サーバ装置5は、この場合、目標範囲Rtagと、ステップS311の判定で該当した各希釈倍率のコロニー数の推定値とのずれ幅を算出し、当該ずれ幅が最も小さい希釈倍率を最適希釈倍率Mtagに設定する。
なお、ステップS313では、サーバ装置5は、各希釈倍率のコロニー数の推定値を、同一の所定倍率に換算した後で、目標範囲Rtagとのずれ幅を算出してもよい。このとき、サーバ装置5は、例えば10倍の希釈倍率を100倍の希釈倍率に換算する場合には、10倍の希釈倍率に対応するコロニー数の推定値を1/10にする。
[変形例2]
図1に示す構成は一例であり、本発明が適用可能な構成は、図1に示す構成に限定されない。
例えば、表示システム10は、撮像装置7に代えて、カメラを有し、端末装置4は、カメラが撮影したフィルム培地6の画像を、カメラ又はカメラの記憶媒体等から取得してもよい。他の例では、表示システム10は、フィルム培地6に代えて、寒天培地を有してもよい。この場合、例えば、端末装置4は、ユーザの入力に基づき、寒天培地で培養した検体種別ID及び希釈倍率などを認識する。さらに別の例では、表示システム10は、フィルム培地6及び撮像装置7を有しなくともよい。即ち、表示システム10は、最適希釈倍率Mtagを用いた検査結果の菌発生情報DBへの登録処理を実行しなくてもよい。
[変形例3]
サーバ装置5は、検体の検査に関する条件(単に「検査条件」とも呼ぶ。)に基づき、図3のステップS202又は図5のステップS212で抽出する菌発生情報DBのレコードを選別してもよい。
ここで、検査条件は、例えば、検査を行う作業員、検査を行う期間(例えば月や季節)、培養器の種類(実施例では培養フィルム6)、培養を行った時間幅を示す培養時間、希釈液の種類、検体の原料(例えば産地やメーカ)、検体の加工の有無などの加工に関する条件、培養時の温度、検体の粉砕時間である。そして、サーバ装置5は、図3又は図5のフローチャートの実行前に、これらの検査条件に関する1又は複数の項目を菌発生情報DBに設け、各菌発生情報と共に当該菌発生情報が得られた検査時の検査条件を予め記憶しておく。
そして、端末装置4は、図3又は図5のステップS101において、ユーザの入力に基づき、検査条件の入力を受け付け、入力された検査条件を示す情報を要求情報Irに含め、ステップS102でサーバ装置5に送信する。そして、サーバ装置5は、ステップS202又はステップS212で、要求情報Irに含まれる検体種別ID及び検査条件が記録されたレコードを菌発生情報DBから抽出する。その後、サーバ装置5は、第1実施形態と同様にステップS203〜S205の処理を実行したり、第2実施形態と同様にステップS213〜S216の処理を実行したりする。これにより、サーバ装置5は、これから検査を行う検査条件に合致した検査結果に基づき各希釈倍率でのコロニー数を推定することができ、最適希釈倍率Mtagを高精度に定めることができる。
ここで、ユーザが指定する検査条件について補足説明する。例えば、検査を行う作業員を検査条件としてユーザが指定した場合、サーバ装置5は、指定された作業員に対応する菌発生情報を菌発生情報DBから抽出し、最適希釈倍率Mtagを決定する。これにより、サーバ装置5は、検体の採取方法などの個人の差を勘案して好適に最適希釈倍率Mtagを決定することができる。また、検査を行う期間を検査条件としてユーザが指定した場合、サーバ装置5は、指定された検査期間に対応する菌発生情報を菌発生情報DBから抽出し、最適希釈倍率Mtagを決定する。これにより、サーバ装置5は、月毎や季節毎による変動を勘案して最適希釈倍率Mtagを決定することができる。また、培養器の種類の情報を検査条件としてユーザが指定した場合、サーバ装置5は、指定された培養器の種類に対応する菌発生情報を菌発生情報DBから抽出し、最適希釈倍率Mtagを決定する。これにより、サーバ装置5は、培養器の培養性能差を勘案して最適希釈倍率Mtagを決定することができる。
また、培養時間をユーザが検査条件として指定した場合、サーバ装置5は、指定された培養時間と所定時間差以内の培養時間に対応する菌発生情報を菌発生情報DBから抽出し、最適希釈倍率Mtagを決定する。これにより、サーバ装置5は、ユーザが実行予定の培養時間を勘案して最適希釈倍率Mtagを決定することができる。また、希釈液の種類をユーザが検査条件として指定した場合、サーバ装置5は、指定された希釈液の種類に対応する菌発生情報を菌発生情報DBから抽出し、最適希釈倍率Mtagを決定する。これにより、サーバ装置5は、希釈液毎の性能差を勘案して最適希釈倍率Mtagを決定することができる。また、検体の原料、加工の有無、培養時の温度の情報、又は検体の粉砕時間などをユーザが検査条件として指定した場合も同様に、サーバ装置5は、指定された検査条件に対応する菌発生情報を菌発生情報DBから抽出し、最適希釈倍率Mtagを決定する。これにより、サーバ装置5は、これからユーザが実行する検査条件に即した最適希釈倍率Mtagを好適に決定することができる。
[変形例4]
サーバ装置5は、変形例3で述べた培養時間などの任意の検査条件に応じて、図3のステップS203又は図5のステップS214で算出する各希釈倍率に対応するコロニー数の推定値を変動させてもよい。
例えば、サーバ装置5は、図3のステップS203又は図5のステップS214で算出した各希釈倍率に対応するコロニー数の推定値を、要求情報Irで指定された検査条件に基づき、所定のマップ又は式を参照して変更する。この場合、例えば、サーバ装置5は、検査条件の種別ごとに、検査条件として指定され得る値又は状態と、算出されたコロニー数の推定値に対する補正値とのマップ又は式を予め記憶しておく。
他の例では、サーバ装置5は、希釈倍率と共に、コロニー数の推定値を算出するための説明変数とみなし、コロニー数の重回帰分析などの多変量解析を行ってもよい。この場合、例えば、サーバ装置5は、菌発生情報DBの各レコードをサンプルとして、希釈倍率と検査条件とを変数とするコロニー数の予測式を算出し、当該予測式を用いて、各希釈倍率に対応するコロニー数の推定値を算出する。なお、この例において、ユーザが指定する検査条件のうち、培養器の種類などの数値で表されていない検査条件を説明変数とする場合、サーバ装置5は、説明変数となる検査関連情報を、数量化分析などにより数量化してもよい。この場合、サーバ装置5は、例えば、説明変数に指定され得る数値で表されていない各検査条件と、当該検査条件を数値化した情報との対応テーブルを予め記憶しておき、当該対応テーブルを参照して要求情報Irに含まれる検査条件を数値化する。これにより、サーバ装置5は、数値で表されていない検査条件が指定された場合であっても、予測式に基づきコロニー数の推定値を好適に算出することができる。
[変形例5]
サーバ装置5は、図3のステップS204又は図5ステップS215の希釈倍率選定処理において、目標範囲Rtagに代えて、端末装置4から送信される要求情報Irにより指定された目標値に基づき、最適希釈倍率Mtagを決定してもよい。
この場合、例えば、サーバ装置5は、図3のステップS204又は図5ステップS215において、要求情報Irに含まれる上述の目標値と、各希釈倍率のコロニー数の推定値との差を算出し、当該差が最も小さい希釈倍率を、最適希釈倍率Mtagに設定する。このように、目標範囲Rtagに代えて目標値が指定された場合であっても、サーバ装置5は、好適に最適希釈倍率Mtagを定めることができる。
[変形例6]
図3又は図5の説明では、サーバ装置5は、ステップS203又はステップS214でコロニー数の推定値を算出した各希釈倍率の中から最適希釈倍率MtagをステップS204又はステップS215で選定した。これに代えて、サーバ装置5は、所定範囲の希釈倍率に対応するコロニー数の推定値を算出するための予測式(回帰式)を算出した後、当該予測式に基づき、最適希釈倍率Mtagを算出してもよい。
変形例6で実行する処理の具体例について、図5のフローチャートを参照して補足説明する。サーバ装置5は、ステップS212で、要求情報Irで指定された検体名に対応する検体種別IDのレコードを検索後、サーバ装置5は、ステップS213で、検索されたレコードが示す希釈倍率の最大値及び最小値の範囲内における各希釈倍率に対応するコロニー数の推定値を求める予測式を算出する。この場合、サーバ装置5は、局所回帰分析により所定の希釈倍率の区間ごとに予測式を算出してもよい。そして、ステップS214及びステップS215において、サーバ装置5は、予測式に基づき各希釈倍率でのコロニー数の推定値を認識し、目標範囲Rtag内の所定の基準値又は端末装置4から指定された目標値に最も近いコロニー数の推定値に対応する希釈倍率を、最適希釈倍率Mtagとして定める。そして、ステップS216で、サーバ装置5は、決定した最適希釈倍率Mtagの情報を含む表示情報Idを端末装置4に送信する。
このように、本変形例によれば、サーバ装置5は、菌発生情報DBにコロニー数が登録されていない希釈倍率も含む希釈倍率の範囲から最適希釈倍率Mtagを決定することができる。従って、サーバ装置5は、最適希釈倍率Mtagをより高精度に決定することができる。
[変形例7]
サーバ装置7は、最適希釈倍率Mtagに加えて、指定された希釈液の液量に対して必要な検体の重量の情報を最適希釈倍率Mtagに基づき算出し、表示情報Idに含めてもよい。
この場合、例えば、端末装置4は、検体名等に加えて、使用する希釈液の液量の入力を受け付け、希釈液の液量を指定した要求情報Irをサーバ装置5に送信する。そして、サーバ装置5は、最適希釈倍率Mtagの決定後、要求情報Irで指定された希釈液の液量により最適希釈倍率Mtagで検体を希釈する場合の必要な検体の重量を算出する。その後、サーバ装置5は、決定した検体の重量を最適希釈倍率Mtagと共に表示情報Idに含めて端末装置4に送信することで、端末装置4に必要な検体の重量を表示させる。
[変形例8]
図3のステップS201〜S205、及び、図5のステップS211〜S216の処理の一部を、サーバ装置5の代わりに端末装置4が実行してもよい。
例えば、サーバ装置5は、端末装置4から要求情報Irを受信した場合、要求情報Irにより指定された検体種別IDに該当する菌発生情報を菌発生情報DBから抽出して端末装置4に送信する。そして、端末装置4は、受信した菌発生情報に基づき、図3のステップS203〜S204又は図5のステップS213〜S215の処理を実行することで、最適希釈倍率Mtagを選定し、表示する。他の例では、端末装置4は、サーバ装置5から所定のタイミングで菌発生情報DBをダウンロードすることで、菌発生情報DBを記憶してもよい。この場合、端末装置4は、サーバ装置5と要求情報Irや表示情報Idの通信を行うことなく、ユーザの入力に基づき最適希釈倍率Mtagを決定し、表示する。
[変形例9]
サーバ装置7は、端末装置4から送信された要求情報Irに基づき目標範囲Rtagを認識した。これに代えて、サーバ装置7は、メモリに予め記憶したコロニー数の範囲を目標範囲Rtagに設定してもよい。この場合、端末装置4は、ユーザから目標範囲Rtagを指定する入力を受け付ける必要がない。
4 端末装置
5 サーバ装置
6 フィルム培地
7 撮像装置
9 ネットワーク
10 表示システム

Claims (12)

  1. 検体を希釈して培養した場合に発生したコロニー数と、当該検体の希釈倍率との関係を示す発生情報を、前記検体の種別の情報と対応付けて記憶する記憶手段と、
    外部入力により指定された検体の種別に対応する発生情報を、前記記憶手段から抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段が抽出した発生情報に基づき、前記指定された検体を所定の希釈倍率で培養した場合に発生するコロニー数を推定する推定手段と、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記推定手段が推定したコロニー数に基づき、前記指定された検体の検査に適した希釈倍率を決定する希釈倍率決定手段をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記推定手段は、前記抽出手段が抽出した発生情報が示す希釈倍率の各々のコロニー数の代表値を算出し、
    前記希釈倍率決定手段は、前記代表値に基づき、前記発生情報が示す希釈倍率から、前記検査に適した希釈倍率を選定することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記推定手段は、前記抽出手段が抽出した発生情報に基づき、前記指定された検体の希釈倍率ごとのコロニー数を示す予測式を算出し、当該予測式により前記コロニー数を推定することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  5. 前記抽出手段は、外部入力に基づき指定された検査に関する条件に基づき、抽出すべき発生情報を選定することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  6. 前記推定手段は、外部入力に基づき指定された検査に関する条件に基づき、前記コロニー数を推定することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項に記載の情報処理装置と、
    検体を指定する情報を前記情報処理装置に送信する送信手段を有する端末装置と、
    を有する表示システムであって、
    前記情報処理装置は、
    前記推定手段が推定したコロニー数に基づき、指定された前記検体の検査に適した希釈倍率を決定する希釈倍率決定手段と、
    前記希釈倍率決定手段が決定した希釈倍率の情報を前記端末装置に送信する希釈倍率送信手段を有し、
    前記端末装置は、
    前記情報処理装置から前記希釈倍率の情報を受信し、表示手段に表示させる表示制御手段を有することを特徴とする表示システム。
  8. 前記端末装置の送信手段は、コロニー数の目標範囲又は目標値を指定する情報を前記検体を指定する情報と共に送信し、
    前記情報処理装置の希釈倍率決定手段は、前記推定手段が推定したコロニー数と、前記目標範囲又は目標値とに基づき、前記希釈倍率を決定することを特徴とする請求項7に記載の表示システム。
  9. 前記希釈倍率決定手段は、前記推定手段が推定したコロニー数のうち、前記目標範囲に属するコロニー数が複数存在する場合、最も大きいコロニー数に対応する希釈倍率を、前記検査に適した希釈倍率として決定することを特徴とする請求項8に記載の表示システム。
  10. 前記希釈倍率決定手段は、前記推定手段が推定したコロニー数のうち、前記目標範囲に属するコロニー数が存在しない場合、前記目標範囲よりもコロニー数が大きい希釈倍率を優先して前記検査に適した希釈倍率として決定することを特徴とする請求項8または9に記載の表示システム。
  11. 前記希釈倍率決定手段は、前記推定手段が推定したコロニー数と、前記目標範囲又は前記目標値との近さに基づき、前記検査に適した希釈倍率を決定することを特徴とする請求項8に記載の表示システム。
  12. 検体を希釈して培養した場合に発生したコロニー数と、当該検体の希釈倍率との関係を示す発生情報を、前記検体の種別の情報と対応付けて記憶する記憶手段を有する情報処理装置が実行するプログラムであって、
    外部入力により指定された検体の種別に対応する発生情報を、前記記憶手段から抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段が抽出した発生情報に基づき、前記指定された検体を所定の希釈倍率で培養した場合に発生するコロニー数を推定する推定手段
    として前記情報処理装置を機能させることを特徴とするプログラム。
JP2013110638A 2013-05-27 2013-05-27 情報処理装置、表示システム、及びプログラム Active JP6205844B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013110638A JP6205844B2 (ja) 2013-05-27 2013-05-27 情報処理装置、表示システム、及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013110638A JP6205844B2 (ja) 2013-05-27 2013-05-27 情報処理装置、表示システム、及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014226117A JP2014226117A (ja) 2014-12-08
JP6205844B2 true JP6205844B2 (ja) 2017-10-04

Family

ID=52126533

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013110638A Active JP6205844B2 (ja) 2013-05-27 2013-05-27 情報処理装置、表示システム、及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6205844B2 (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5837559A (ja) * 1981-07-28 1983-03-04 Hokkaido Kaihatsukiyoku Doboku Shiken Shocho 細菌連続自動測定装置
JP2004004006A (ja) * 2002-03-25 2004-01-08 Matsushita Ecology Systems Co Ltd 微生物検査システム
JP2006325549A (ja) * 2005-05-30 2006-12-07 Thk Co Ltd 細菌検査方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014226117A (ja) 2014-12-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5522333B1 (ja) 培地情報登録システム、コロニー検出装置、プログラム及び衛生管理システム
JP2016073218A (ja) 判定装置、判定方法及びコンピュータプログラム
CN104237235A (zh) 基于近红外成像技术的食源性致病菌的快速检测方法
KR20150124837A (ko) 스마트 모바일 기반 미생물 영상분석 및 모니터링 시스템과 그 방법
US9424640B2 (en) Pathological diagnosis support apparatus and pathological diagnosis support method
Boixel et al. Phenotyping thermal responses of yeasts and yeast-like microorganisms at the individual and population levels: proof-of-concept, development and application of an experimental framework to a plant pathogen
JP5910417B2 (ja) 培地情報登録システム、コロニー検出装置、プログラム及び衛生管理システム
Gislason et al. Comparison between automated analysis of zooplankton using ZooImage and traditional methodology
CN111512316A (zh) 用于生物样本评定处理的应用程序开发环境
Cross Observer accuracy in estimating proportions in images: implications for the semiquantitative assessment of staining reactions and a proposal for a new system
JP6913433B2 (ja) 微生物検査装置、方法およびプログラム
JP6205844B2 (ja) 情報処理装置、表示システム、及びプログラム
JPWO2015045012A1 (ja) コロニー検査プログラム、コロニー検査装置およびコロニー検査方法
JP6176752B2 (ja) 抗核抗体画像解析システム、抗核抗体画像解析方法および抗核抗体画像解析プログラム
Gabbert et al. Sequential testing of chemicals when costs matter: A value of information approach
JPWO2020217415A1 (ja) 情報処理装置
JP6471689B2 (ja) コロニー検出装置、培地情報登録システム、プログラム及び衛生管理システム
WO2020059491A1 (ja) 検査情報処理方法、検査情報処理装置、コンピュータプログラム及び学習モデル
JP5845154B2 (ja) 生体数モデル生成装置、生体数モデル生成方法、サイトメーター、および、プログラム
Mancin et al. Application of bootstrap method to evaluate bimodal data: an example of food microbiology proficiency test for sulfite-reducing anaerobes
JP6135268B2 (ja) コロニー検出装置、培地情報登録システム、プログラム及び衛生管理システム
JP4855674B2 (ja) 浮遊菌数推定装置及び浮遊菌数推定プログラム
Mancin et al. Proficiency testing in food microbiology: experience from implementation of ISO/IEC 17043 and ISO/TS 22117
WO2014171382A1 (ja) コロニー検出装置、培地情報登録システム、プログラム及び衛生管理システム
CN116205834A (zh) 一种信息处理方法、信息处理装置、设备及存储介质

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160418

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20161228

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170117

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170808

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170821

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6205844

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150