JP6205161B2 - 電子部品実装装置 - Google Patents

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Description

本発明は、基板に電子部品を実装する電子部品実装装置に関する。
従来、例えば、特許文献1に記載の電子部品実装装置は、電子部品を保持する吸着ノズルと、吸着ノズルに実装動作を行わせる実装動作機構と、本体制御部からの動作指令に基づき実装動作機構を制御するヘッド制御部とが一体化された実装ヘッドを備えている。この実装ヘッドが電子部品実装装置に着脱自在に装着される。
このような電子部品実装装置では、例えば、角チップのような比較的小型の電子部品を基板に対して短時間で大量に搭載する場合は多数の吸着ノズルを有する実装ヘッドを装着する。これに対して、集積回路のように比較的大型の電子部品を基板に対して高精度で搭載する場合には少数の吸着ノズルを有する実装ヘッドを装着することで、多様な電子部品の実装形態を得て電子部品実装ラインの汎用性を図ることが可能になる。
特許第3960054号公報
上述した特許文献1に記載の装置は、電子部品実装装置に対して、実装ヘッドを着脱自在に装着するように構成した。このため、多様な電子部品の実装形態に合わせて装置自体を複数用意することに比較して設置スペースや装置コストを低減することが可能となる。しかしながら、着脱自在に装着される実装ヘッドは、吸着ノズルと、実装動作機構と、ヘッド制御部とを備えるもので、電子部品実装装置の構成として比較的高価なものである。また、このような実装ヘッドを多様な電子部品の実装形態に合わせて複数用意することは、装置コストを上昇させる原因となる。従って、さらなる装置コストの低減化を図ることが望まれている。
本発明は上述した課題を解決するものであり、多様な電子部品の実装形態を得つつ、さらなる装置コストの低減化を図ることのできる電子部品実装装置を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するために、第1の発明の電子部品実装装置は、基板の表面に対し、平行に移動可能に設けられた実装ヘッドを有し、前記実装ヘッドにより、部品供給部から取り出した電子部品を前記基板の所定位置に搬送して前記基板上に搭載する電子部品実装装置において、前記実装ヘッドは、前記基板の表面に対して平行に移動可能に設けられたヘッド基台と、前記電子部品を保持するノズル、および前記ノズルを上下方向の軸に沿う上下移動および前記軸を中心として回転移動させる各移動機構を有する実装動作ユニットと、動作指令に基づき各前記移動機構を制御する制御手段を有する制御ユニットと、を備え、前記実装動作ユニットが、前記ノズルの数、または、搭載する前記電子部品に応じた種類を備え、各種類が前記ヘッド基台に対して着脱可能に設けられるとともに、前記制御ユニットが前記実装動作ユニットにおける最大ノズル数の各前記移動機構に対応する制御手段を有して各種類の前記実装動作ユニットに対して接続・切断が可能に設けられることを特徴とする。
この電子部品実装装置によれば、実装ヘッドにおいて、各種類の実装動作ユニットを交換することで、多様な電子部品の実装形態を得ることができる。しかも、制御ユニットは、各種類の実装動作ユニットのうち最大ノズル数の実装動作ユニットに対応する制御手段を有することから、各種類の実装動作ユニットに対して共通して用いることができる。このため、実装動作ユニットを交換しても制御ユニットを交換する必要がなく、制御ユニットが1つでよいことから、実装動作ユニットおよび制御ユニットを交換する場合と比較して、装置コストの低減化を図ることができる。
また、第2の発明の電子部品実装装置は、第1の発明において、前記制御ユニットは、前記実装動作ユニットを着脱方向で開放するように前記ヘッド基台に対して移動可能に設けられていることを特徴とする。
この電子部品実装装置によれば、制御ユニットをヘッド基台から外すことなく、実装動作ユニットを着脱方向で開放することができる。
また、第3の発明の電子部品実装装置は、第1の発明において、前記制御ユニットは、前記実装動作ユニットを着脱方向で開放するように前記ヘッド基台に対して回転移動可能に設けられていることを特徴とする。
この電子部品実装装置によれば、制御ユニットを回転移動させることで、支持軸で支持する簡素な構成で制御ユニットを移動可能とし、制御ユニットをヘッド基台から外すことなく、実装動作ユニットを着脱方向で開放することができる。
また、第4の発明の電子部品実装装置は、第2または第3の発明において、前記実装動作ユニットを着脱方向で開放する位置に前記制御ユニットが移動した状態で、前記制御ユニットを支持する支持機構を備えることを特徴とする。
この電子部品実装装置によれば、制御ユニットが移動した状態で、制御ユニットを支持することで、実装動作ユニットの交換作業を容易に行うことができる。
また、第5の発明の電子部品実装装置は、第1の発明において、前記制御ユニットは、前記実装動作ユニットを着脱方向で開放するように前記ヘッド基台に対して着脱可能に設けられていることを特徴とする。
この電子部品実装装置によれば、実装ヘッドの移動を妨げるような配置から制御ユニットを外すように設けた場合、実装動作ユニットの着脱を阻害するような位置であっても、実装動作ユニットを着脱方向で開放するように制御ユニットを取り外せば、実装動作ユニットを交換することができる。
また、第6の発明の電子部品実装装置は、第1の発明において、前記制御ユニットは、前記実装動作ユニットを着脱方向で開放する位置で前記ヘッド基台に対して固定されることを特徴とする。
この電子部品実装装置によれば、元より実装動作ユニットを着脱方向で開放する位置に制御ユニットを固定しておけば、制御ユニットを外したり移動したりする手間を省くことができる。
また、第7の発明の電子部品実装装置は、第1〜第6のいずれか一つの発明において、前記実装動作ユニットと前記制御ユニットとがケーブルを介して接続され、前記実装動作ユニットに前記ケーブルを支持させるケーブル支持部が設けられることを特徴とする。
この電子部品実装装置によれば、実装動作ユニットをヘッド基台に対して着脱する場合に、制御ユニットから外したケーブルを支持することで、制御ユニット側へのケーブルの接続位置に対応するようにケーブルを配置することができる。
本発明によれば、多様な電子部品の実装形態を得つつ、さらなる装置コストの低減化を図ることができる。
図1は、電子部品実装装置の概略構成を示す斜視図である。 図2は、電子部品実装装置における実装ヘッドを示す概略構成図である。 図3は、電子部品実装装置における実装ヘッドを示す斜視図である。 図4は、実装ヘッドの実装動作ユニットの交換手順を示す斜視図である。 図5は、実装ヘッドの実装動作ユニットの交換手順を示す斜視図である。
以下、本発明につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、下記の発明を実施するための形態(以下、実施形態という。)により本発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のもの、いわゆる均等の範囲のものが含まれる。さらに、下記実施形態で開示した構成要素は適宜組み合わせることが可能である。なお、以下の図面で、基板が搬送される水平一方向をX方向、上下方向をZ方向、X方向とZ方向に共に直交する方向をY方向とする。
図1は、電子部品実装装置の概略構成を示す斜視図である。
図1に示す電子部品実装装置1は、基板10の上に電子部品を搭載(実装)する装置である。電子部品実装装置1は、部品供給部11と、基板搬送部12と、実装ヘッド13と、XY移動機構14と、を有する。なお、基板10は、電子部品を搭載する部材であればよく、その構成は特に限定されない。本実施形態の基板10は、板状部材であり、表面に配線パターンが設けられている。基板10に設けられた配線パターンの表面には、接合部材(はんだ等)が付着している。そして、基板10の配線パターンと電子部品を後工程で加熱することによって、接合部材(はんだ等)が基板上の配線パターンと電子部品とを接合する。
部品供給部11は、基板10上に搭載する電子部品を多数保持する保持部11aと、保持部11aが保持する電子部品を実装ヘッド13に供給可能、つまり、実装ヘッド13で保持可能な状態とするフィーダ部11bと、を有する。なお、部品供給部11としては、種々の構成を用いることができるが、本実施形態は、キャリアテープに電子部品を貼り付けた保持部11aと、キャリアテープを一定量送り、電子部品を所定位置に露出した状態にするフィーダ部11bとで構成されたテープフィーダである。また、部品供給部11は、装置本体に対して着脱可能な構成とすることが好ましい。
基板搬送部12は、基板10を図1中のX軸方向に搬送する搬送機構である。基板搬送部12は、X軸方向に延在するレールと、基板10を支持して当該基板10をレールに沿って移動させる搬送機構と、を有する。基板搬送部12は、基板10の面積が広い面(表面)が実装ヘッド13と対面する向きで、基板10を搬送機構によりレールに沿って移動させることで基板10をX軸方向に搬送する。基板搬送部12は、基板10を電子部品実装装置1に供給する機器から供給された基板10を、レール上の所定の位置まで搬送する。また、基板搬送部12は、前記所定の位置まで搬送した基板10上に電子部品が搭載されたら、基板10を、次の工程(例えば、リフロー)を行う装置に搬送する。なお、基板搬送部12の搬送機構としては、種々の構成を用いることができる。例えば、基板10の搬送方向に沿って配置されたレールと前記レールに沿って回転するエンドレスベルトとを組み合わせ、前記エンドレスベルトに基板10を搭載した状態で搬送する、ベルト方式の搬送機構を用いることができる。
実装ヘッド13は、部品供給部11に保持された電子部品を保持し、保持した電子部品を基板搬送部12によって所定位置に移動された基板10の表面に搭載する機構である。実装ヘッド13の構成の詳細については後述する。
XY移動機構14は、実装ヘッド13を図1中のX軸方向およびY軸方向、つまり、基板10の表面と平行な面上で移動させる移動機構であり、X軸駆動部14aとY軸駆動部14bとを有する。X軸駆動部14aは、実装ヘッド13と連結されており、実装ヘッド13をX軸方向に移動させる。Y軸駆動部14bは、X軸駆動部14aを介して実装ヘッド13と連結されており、X軸駆動部14aをY軸方向に移動させることで、実装ヘッド13をY軸方向に移動させる。XY移動機構14は、実装ヘッド13をXY軸方向に移動させることで、ノズル31を基板10と対面する位置、または、部品供給部11のフィーダ部11bと対面する位置に移動させることができる。
また、XY移動機構14は、実装ヘッド13を移動させることで、実装ヘッド13と基板10との相対位置を調整する。これにより、実装ヘッド13が保持した電子部品を、基板10の表面の任意の位置に移動させることができ、電子部品を基板10の表面の任意の位置に搭載することが可能となる。なお、X軸駆動部14aとしては、実装ヘッド13を所定の方向(双方向)に移動させる種々の機構を用いることができる。Y軸駆動部14bとしては、X軸駆動部14aを所定の方向(双方向)に移動させる種々の機構を用いることができる。X軸駆動部14aおよびY軸駆動部14bにおいて、対象物を所定の方向(双方向)に移動させる機構としては、例えば、リニアモータ、ラックアンドピニオン、ボールネジを用いた搬送機構、ベルトを利用した搬送機構等を用いることができる。
実装ヘッド13の概略構成について説明する。図2は、電子部品実装装置における実装ヘッドを示す概略構成図である。図2に示すように、実装ヘッド13は、ヘッド基台20と、実装動作ユニット21と、制御ユニット22と、を有する。
ヘッド基台20は、X軸駆動部14aに連結され、X軸駆動部14aによりX軸方向に移動可能に設けられているとともに、Y軸駆動部14bによりY軸方向に移動可能に設けられている。すなわち、ヘッド基台20は、基板10の表面に対して平行な面上で移動可能に設けられている。また、ヘッド基台20は、基板認識用検出部38および高さ検出部39を有している。基板認識用検出部38は、実装ヘッド13の下方を撮像するカメラ等の撮像装置であり、撮像により実装ヘッド13の下方に基板10があるかを検出する。また、高さ検出部39は、実装ヘッド13の下方にレーザ光等を投受することで、ヘッド基台20に取り付けられた実装動作ユニット21におけるノズル31の基板10に対する高さを検出する。
実装動作ユニット21は、電子部品を保持し、基板10の表面に搭載するものである。実装動作ユニット21は、実装動作ベースフレーム30に、ノズル31、Z軸移動機構32、θ回転移動機構(移動機構)33、Z軸位置検出部(移動機構)34、θ回転位置検出部35、部品状態検出部36、および部品認識用検出部37を有している。
実装動作ベースフレーム30は、ヘッド基台20に対して取り付けられている。
ノズル31は、電子部品を保持するもので、本実施形態では吸着により電子部品を保持する。従って、ノズル31は、上下方向(鉛直方向)に延在する管状のノズルシャフト31aの下端に設けられて、電子部品を吸着保持する吸着ノズルとして構成されている。
Z軸移動機構(移動機構)32は、ノズル31を上下方向(鉛直方向)に延在するZ軸32aに沿って上下移動させるものである。Z軸移動機構32は、実装動作ベースフレーム30に、Z軸32aに平行なリニアガイド32bが設けられ、ノズルシャフト31aを支持するZ軸移動部32cが、リニアガイド32bに対してZ軸方向に移動可能に取り付けられている。また、Z軸移動機構32は、実装動作ベースフレーム30に、Z軸モータ32dが設けられている。そして、Z軸モータ32dの出力軸がZ軸32aに対して平行に延在するとともに、カップリング32eを介してネジロッド32fがZ軸32aに対して平行に接続されている。ネジロッド32fは、ナット部32gがねじ込まれ、このナット部32gがZ軸移動部32cに固定されている。従って、Z軸移動機構32は、Z軸モータ32dが駆動されると、ネジロッド32fが回転してナット部32gがZ軸方向に上下移動することで、Z軸移動部32cがノズル31を伴ってZ軸方向に上下移動する。このため、ノズル31は、Z軸方向に上下移動し、部品供給部11のフィーダ部11bと対面する位置において電子部品を保持し、基板10と対面する位置において電子部品を基板10に搭載することができる。
θ回転移動機構(移動機構)33は、ノズル31をZ軸32aを中心として回転移動させるものである。θ回転移動機構33は、Z軸移動部32cに、下側回転ベアリング33aおよび上側回転ベアリング33bが設けられ、これら回転ベアリング33a,33bによりノズルシャフト31aがZ軸32aを中心として回転可能に支持されている。また、θ回転移動機構33は、実装動作ベースフレーム30に、θ回転モータ33cが設けられ、その出力軸にプーリ33dが取り付けられている。また、θ回転移動機構33は、プーリ33dと水平な位置において、スプライン軸受33eおよび回転ベアリング33fで構成されて外周部にプーリが取付けられた垂直回転駆動部軸受33gが設けられている。この垂直回転駆動部軸受33gに、ノズルシャフト31aがZ軸32aに沿う上下移動とZ軸32aを中心とした回転移動が可能に支持されている。そして、プーリ33dと垂直回転駆動部軸受33gの外周部のプーリとが、タイミングベルト33hで接続されている。従って、θ回転移動機構33は、θ回転モータ33cが駆動されると、タイミングベルト33hを介してプーリ33dの回転が垂直回転駆動部軸受33gに伝達されることで、ノズルシャフト31aがノズル31を伴ってZ軸32aを中心として回転移動する。このため、ノズル31は、Z軸32aを中心として回転移動し、保持した電子部品をZ軸32aを中心として回転させ、電子部品の向きを変えたり、後述する部品状態検出部36により電子部品の中心位置や、電子部品の中心位置とノズル31との位置ズレ等を検出したりすることができる。
Z軸位置検出部34は、ノズル31のZ軸32aに沿う上下移動位置を検出するもので、例えば、Z軸モータ32dに設けられたエンコーダとして構成される。
θ回転位置検出部35は、ノズル31のZ軸32aを中心とした回転移動位置を検出するもので、例えば、θ回転モータ33cに設けられたエンコーダとして構成される。
部品状態検出部36は、実装動作ベースフレーム30に取り付けられ、ノズル31が上下移動する軌跡内に配置され、レーザ光等を投受する間で遮る電子部品の影により、ノズル31に保持された電子部品の形状や、ノズル31に対する電子部品の保持状態を検出するためのものである。
部品認識用検出部37は、実装動作ベースフレーム30に取り付けられ、ノズル31を含みノズル31の周辺を撮像するカメラ等の撮像装置である。部品認識用検出部37は、撮像によりノズル31に電子部品が保持されているかを検出する。
制御ユニット22は、主に、動作指令に基づき実装動作ユニット21の各移動機構32,33を制御するものである。制御ユニット22は、制御ベースフレーム40に、保持動作制御部41、Z軸移動制御部42、θ回転移動制御部43、信号検出部44、および通信部45を有している。なお、動作指令に基づき各移動機構32、33を制御する制御手段とは、Z軸移動制御部42、θ回転移動制御部43である。
制御ベースフレーム40は、ヘッド基台20に対して取り付けられている。
保持動作制御部41は、実装動作ユニット21のノズル31における保持動作を制御するもので、本実施形態では、ノズル31における電子部品の吸着または解放を行わせるため、管状のノズルシャフト31aに対して負圧または正圧を付与する。このため、保持動作制御部41は、エア供給源とノズルシャフト31aとの間にエアチューブで接続される電磁弁を有し、この電磁弁を切り替え制御する。
Z軸移動制御部42は、ノズル31をZ軸32aに沿って上下移動させるため、実装動作ユニット21のZ軸移動機構32におけるZ軸モータ32dの駆動を制御する。具体的には、例えば、ノズル31を下降させるようにZ軸モータ32dを正回転駆動させ、またはノズル31を上昇させるようにZ軸モータ32dを逆回転駆動させる。
θ回転移動制御部43は、ノズル31のZ軸32aを中心として回転移動させるため、実装動作ユニット21のθ回転移動機構33におけるθ回転モータ33cの駆動を制御する。具体的には、例えば、ノズル31をZ軸32aを中心とした一方に回転させるようにθ回転モータ33cを正回転駆動させ、またはノズル31をZ軸32aを中心とした他方に回転させるようにθ回転モータ33cを逆回転駆動させる。
信号検出部44は、実装動作ユニット21において、Z軸位置検出部34のZ軸位置を検出した出力信号、θ回転位置検出部35のθ回転位置を検出した出力信号、部品状態検出部36の部品を検出した出力信号、部品認識用検出部37の撮像した出力信号、基板認識用検出部38の基板10を検出した出力信号、および高さ検出部39の高さを検出した出力信号を入力する。
通信部45は、電子部品実装装置1全体を制御して基板10への電子部品の実装を管理する管理装置100との間で制御信号を送受信する。管理装置100は、図には明示しないが、キーボードやマウス等の入力手段によるオペレータの入力や、予め記憶されたプログラムに基づいて、電子部品実装装置1全体の制御を管理するもので、部品供給部11、基板搬送部12、実装ヘッド13、およびXY移動機構14に制御信号を送信する。また、管理装置100は、部品供給部11、基板搬送部12、実装ヘッド13、およびXY移動機構14における各検出部等の出力信号を受信する。このため、通信部45は、実装ヘッド13において、保持動作制御部41、Z軸移動制御部42、およびθ回転移動制御部43に対し、管理装置100から送信された制御信号(動作指令)を受信し、この制御信号を保持動作制御部41、Z軸移動制御部42、およびθ回転移動制御部43に送信する。また、通信部45は、信号検出部44が入力した出力信号を管理装置100に送信する。管理装置100は、出力信号を受信することで、XY移動機構14、Z軸移動機構32、およびθ回転移動機構33を制御するための制御信号を通信部45に送信する。さらに、通信部45は、信号検出部44が入力したZ軸位置検出部34およびθ回転位置検出部35の出力信号をZ軸移動制御部42およびθ回転移動制御部43にフィードバックする。Z軸移動制御部42およびθ回転移動制御部43は、Z軸位置検出部34およびθ回転位置検出部35の出力信号を入力してZ軸移動機構32およびθ回転移動機構33を制御する。
そして、上述した実装ヘッド13において、実装動作ユニット21と制御ユニット22とは、上記のごとく制御ユニット22により実装動作ユニット21の制御を行うために、相互にケーブルで接続されている。
ところで、上述した実装ヘッド13は、ノズル31を複数備える。すなわち、実装動作ユニット21において、1つのノズル31に対してZ軸移動機構32、θ回転移動機構33、Z軸位置検出部34、θ回転位置検出部35、部品状態検出部36、および部品認識用検出部37が設けられており、これらノズル31、Z軸移動機構32、θ回転移動機構33、Z軸位置検出部34、θ回転位置検出部35、部品状態検出部36、および部品認識用検出部37が1つのセットとして構成される。
また、実装動作ユニット21は、例えば、角チップのような比較的小型の電子部品を基板10に対して短時間で大量に搭載する場合は多数(例えば6個:図4参照)のノズル31を備え、集積回路のように比較的大型の電子部品を基板に対して高精度で搭載する場合には少数(例えば3個:図5参照)のノズル31を備えることが好ましい。
このため、実装ヘッド13は、ノズル31の数、およびノズル31の数に応じた各移動機構32,33や各検出部34,35,36,37を有したセット数の異なる複数種類の実装動作ユニット21を備え、この実装動作ユニット21が、ヘッド基台20に対して着脱可能に設けられ、場合に応じて交換可能に構成される。
また、実装ヘッド13は、制御ユニット22において、実装動作ユニット21の各セットに対応する制御を行う必要がある。本実施形態の制御ユニット22は、最大ノズル数(例えば6セット)の実装動作ユニット21の各移動機構32,33や各検出部34,35,36,37に対応する制御手段である各制御部41,42,43や信号検出部44を備えて構成されている。この制御ユニット22は、各種類の実装動作ユニット21に対し、ケーブルにより接続・切断が可能に構成されている。
このように、本実施形態の電子部品実装装置1は、基板10の表面に対して、平行に移動可能に設けられた実装ヘッド13を有し、実装ヘッド13により、部品供給部11から取り出した電子部品を基板10の所定位置に搬送して基板10上に搭載するものである。そして、実装ヘッド13は、基板10の表面に対して平行に移動可能に設けられたヘッド基台20と、電子部品を保持するノズル31、およびノズル31を上下方向の軸に沿う上下移動および前記軸を中心として回転移動させる各移動機構32,33や各検出部34,35,36,37を有する実装動作ユニット21と、動作指令に基づき各移動機構を制御する制御手段(各制御部41,42,43や信号検出部44)を有する制御ユニット22と、を備える。さらに、実装動作ユニット21が、ノズル31の数、または、搭載する電子部品に応じた種類を備え、各種類がヘッド基台20に対して着脱可能に設けられるとともに、制御ユニット22が、実装動作ユニット21における最大ノズル数の各移動機構32,33や各検出部34,35,36,37に対応する制御手段を有して各種類の実装動作ユニット21に対して接続・切断が可能に設けられている。
この電子部品実装装置1によれば、実装ヘッド13において、各種類の実装動作ユニット21を交換することで、多様な電子部品の実装形態を得ることができる。しかも、制御ユニット22は、各種類の実装動作ユニット21のうち最大ノズル数の実装動作ユニット21に対応する制御手段を有することから、各種類の実装動作ユニット21に対して共通して用いることができる。このため、実装動作ユニット21を交換しても制御ユニット22を交換する必要がなく、制御ユニット22が1つでよいことから、実装動作ユニット21および制御ユニット22を交換する場合と比較して、装置コストの低減化を図ることができる。また、実装動作ユニット21だけを交換することから、実装動作ユニット21および制御ユニット22を交換する場合と比較して、交換作業を容易にすることができる。また、実装動作ユニット21だけを交換することから、実装動作ユニット21および制御ユニット22を交換する場合と比較して、交換用の実装動作ユニット21だけを保管すればよいことから、交換部品の保管スペースを小さくすることができる。
ここで、実装ヘッド13の構成について説明する。図3は、電子部品実装装置における実装ヘッドを示す斜視図、図4および図5は、実装ヘッドの実装動作ユニットの交換手順を示す斜視図である。
図3〜図5に示すように、実装ヘッド13は、上述したヘッド基台20に対し、実装動作ユニット21が着脱可能に設けられ、また、制御ユニット22が移動可能に設けられている。
実装動作ユニット21は、実装動作ベースフレーム30が、ヘッド基台20に対して着脱可能に設けられている。ヘッド基台20に対する実装動作ベースフレーム30の取り付け位置は、ヘッド基台20がX軸駆動部14aに取り付けられる側に対してY軸方向の反対側(ヘッド基台20の前部)である。この実装動作ユニット21の位置は、実装動作ユニット21が、X軸駆動部14aによるX軸方向の移動を阻害しない位置であり、かつX軸駆動部14aにより阻まれずにメンテナンスや着脱を容易にできる位置である。なお、ヘッド基台20に対する実装動作ベースフレーム30の着脱は、ネジ等の固定部材を締めたり緩めたりすることで行われる。
実装動作ベースフレーム30は、ケーブル支持部30aが設けられている。ケーブル支持部30aは、本実施形態では、X軸方向に延在する複数の棒状部材からなり、実装動作ユニット21と制御ユニット22とを接続するケーブルが掛けられるように構成されている。ケーブル支持部30aは、実装動作ユニット21をヘッド基台20に対して着脱する場合に、制御ユニット22から外したケーブルが掛けられることで、図4および図5に示す制御ユニット22のコネクタ22aに対応する位置にケーブルを配置することができる。なお、ケーブル支持部30aは上述した棒状部材に限定されるものではなく、例えば、ケーブルを掛けられるフック部材や、ケーブルを嵌めて止めるチャック部材等であってもよい。
また、実装動作ベースフレーム30は、把手部30bが設けられている。把手部30bは、オペレータが手でつかむためのもので、実装動作ユニット21をヘッド基台20に対して着脱する場合に、実装動作ユニット21を支え持つことができる。
制御ユニット22は、制御ベースフレーム40が、ヘッド基台20に対して取り付けられている。ヘッド基台20に対する制御ベースフレーム40の取り付け位置は、本実施形態では、ヘッド基台20がX軸駆動部14aに取り付けられる側(図4に示すヘッド基台20の裏面側)に対してY軸方向の反対側(図4に示すヘッド基台20の表面側)であって、ヘッド基台20との間で実装動作ユニット21を挟む位置(実装動作ユニット21の前部)である。この制御ユニット22の位置は、X軸駆動部14aによるX軸方向の移動を阻害しない位置であり、かつX軸駆動部14aによるX軸方向の移動範囲を狭めることのない位置であり、さらにXY移動機構14による移動のバランスを損なうことがなく、装置の高さを大きくすることのない位置である。
例えば、制御ユニット22を実装動作ユニット21に対してX軸方向で並ぶ位置(実装動作ユニット21の側部)に配置すると、X軸駆動部14aによるX軸方向の移動範囲を狭める傾向となる。さらに、制御ユニット22を実装動作ユニット21の上部に配置すると、実装ヘッド13が高さ方向に大きくなりXY移動機構14による移動のバランスが悪くなる傾向となり、しかも実装ヘッド13が高さ方向に大きくなると装置の高さが大きくなる傾向となる。装置は、生産ラインの見通しを考慮して高さが小さいことが好ましい。なお、図には明示しないが、X軸駆動部14aによるX軸方向の移動を阻害しなければ、実装動作ユニット21を着脱方向で開放するように、ヘッド基台20がX軸駆動部14aに取り付けられる側(後部)に制御ユニット22を固定してもよい。また、実装ヘッド13が高さ方向に大きくなり過ぎなければ、実装動作ユニット21を着脱方向で開放するように、実装動作ユニット21の上部に制御ユニット22を固定してもよい。
制御ユニット22は、実装動作ユニット21の前部に配置されている場合、実装動作ユニット21の前部であって実装動作ユニット21をヘッド基台20に対して着脱する方向で開放するように、ヘッド基台20に対し着脱可能に構成されていてもよい。しかし、実装動作ユニット21の着脱に際して制御ユニット22をヘッド基台20から取り外すことは、実装動作ユニット21の交換作業に手間が掛かる。
このため、本実施形態では、制御ユニット22は、実装動作ユニット21を着脱方向で開放するようにヘッド基台20に対して移動可能に設けられている。すなわち、本実施形態において、制御ユニット22は、図3に示すように、制御ベースフレーム40の上端に、実装動作ユニット21の上方を跨いで先端がヘッド基台20側に延在する両側一対のアーム部40aが設けられている。そして、各アーム部40aの先端が、ヘッド基台20に固定された両側一対の回転支持板20aに対し、X軸方向に延在する支持軸40bを介して回動可能に支持されている。この結果、実装動作ユニット21を着脱方向で開放するために、制御ユニット22が上方に回転移動可能に設けられている。なお、図には明示しないが、制御ユニット22は、ヘッド基台20においてZ軸方向(上下方向)または、X軸方向に延在するレールに対して支持されることで、実装動作ユニット21を着脱方向で開放するように、Z軸方向にスライド移動可能に設けられていてもよい。また、図には明示しないが、制御ユニット22は、ヘッド基台20に対してZ軸方向(上下方向)に延在する支持軸を介して支持されることで、実装動作ユニット21を着脱方向で開放するように、側方に回転移動可能に設けられていてもよい。
また、制御ユニット22が、実装動作ユニット21を着脱方向で開放するようにヘッド基台20に対して移動可能に設けられている場合、実装動作ユニット21を着脱方向で開放した移動位置で制御ユニット22を支持しておくことが、実装動作ユニット21の交換作業を容易に行うことができる。本実施形態では、実装動作ユニット21を着脱方向で開放する位置に制御ユニット22が移動した状態で、制御ユニット22を支持する支持機構を備えている。支持機構は、ヘッド基台20に、移動した制御ユニット22よりも下側となる位置で、制御ユニット22側である前部に延在する両側一対の支持板20bが設けられ、制御ユニット22が移動した状態で、制御ユニット22と支持板20bとの間に支持部材50を挿入することで、制御ユニット22を支持する構成とされている。なお、支持部材50は、図4および図5において断面コ字形状の型材として示されているが、その形状に限定されるものではなく、例えば、実装動作ユニット21を着脱方向で開放する位置に制御ユニット22が移動した状態で、制御ユニット22を支持する棒状部材等であってもよい。また、本実施形態において、支持板20bは、上述した回転支持板20aが固定される部分として用いられている。なお、支持機構は、実装動作ユニット21の交換時以外に、実装動作ユニット21のメンテナンス時に用いることが可能である。なお、支持機構は、支持板20bと支持部材50等から構成されている。
このような実装ヘッド13において、実装動作ユニット21を交換するには、図3に示す通常時の使用形態から、ケーブルおよびエアチューブを制御ユニット22から外すとともに、図4に示すように制御ユニット22を移動させて実装動作ユニット21を着脱方向で開放させる。その後、実装動作ユニット21(ノズル31が6個)をヘッド基台20から取り外す。その後、図5に示すように、別の実装動作ユニット21(ノズル31が3個)をヘッド基台20に取り付ける。その後、制御ユニット22にエアチューブを接続し、図3に示す通常時の使用状態に制御ユニット22を移動させる。その後、制御ユニット22にケーブルを接続する。
上記実施形態によれば、実装動作ユニット21が、ノズルの数に応じた種類を備え、各種類がヘッド基台20に対して着脱可能に設けられていた。これに加えて、実装動作ユニット21が、電子部品に応じた種類を備え、各種類がヘッド基台20に対して着脱可能に設けられることも容易に考えられる。すなわち、吸着・搭載する電子部品の大きさや種類に応じて、上下動作や回転動作に強い駆動力が必要であったり、搭載(装着)時の回転角度がシビアな電子部品に対してはより高い(細かい)分解能が必要な場合がある。この際、実装動作ユニット21に、異なるタイプのZ軸移動機構32やθ回転移動機構33を取付けて対応する。この場合、ノズルの数が同じなので、搭載する電子部品に応じて実装動作ユニット21が複数種類有すると定義する。
このように、本実施形態の電子部品実装装置1では、基板10の表面に対して、平行に移動可能に設けられた実装ヘッド13を有し、実装ヘッド13により、部品供給部11から取り出した電子部品を基板10の所定位置に搬送して基板10上に搭載する電子部品実装装置1において、実装ヘッド13は、基板10の表面に対して平行に移動可能に設けられたヘッド基台20と、電子部品を保持するノズル31、およびノズル31を上下方向の軸に沿う上下移動および前記軸を中心として回転移動させる各移動機構32,33を有する実装動作ユニット21と、動作指令に基づき各移動機構32,33を制御する制御手段を有する制御ユニット22と、を備え、実装動作ユニット21が、ノズル31の数、または、搭載する電子部品に応じた種類を備え、各種類がヘッド基台20に対して着脱可能に設けられるとともに、制御ユニット22が実装動作ユニット21における最大ノズル数の各移動機構32,33に対応する制御手段を有して各種類の実装動作ユニット21に対して接続・切断が可能に設けられている。また、本実施形態の電子部品実装装置1では、制御ユニット22は、実装動作ユニット21を着脱方向で開放するようにヘッド基台20に対して移動可能に設けられている。
この電子部品実装装置1によれば、制御ユニット22をヘッド基台20から外すことなく、実装動作ユニット21を着脱方向で開放することができる。
また、本実施形態の電子部品実装装置1では、制御ユニット22は、実装動作ユニット21を着脱方向で開放するようにヘッド基台20に対して回転移動可能に設けられている。
この電子部品実装装置1によれば、制御ユニット22を回転移動させることで、支持軸40bで支持する簡素な構成で制御ユニット22を移動可能とし、制御ユニット22をヘッド基台20から外すことなく、実装動作ユニット21を着脱方向で開放することができる。
また、本実施形態の電子部品実装装置1では、実装動作ユニット21を着脱方向で開放する位置に制御ユニット22が移動した状態で、制御ユニット22を支持する支持機構を備える。
この電子部品実装装置1によれば、制御ユニット22が移動した状態で、制御ユニット22を支持することで、実装動作ユニット21の交換作業を容易に行うことができる。
また、本実施形態の電子部品実装装置1では、制御ユニット22は、実装動作ユニット21を着脱方向で開放するようにヘッド基台20に対して着脱可能に設けられている。
この電子部品実装装置1によれば、実装ヘッド13の移動を妨げるような配置から制御ユニット22を外すように設けた場合、実装動作ユニット21の着脱を阻害するような位置であっても、実装動作ユニット21を着脱方向で開放するように制御ユニット22を取り外せば、実装動作ユニット21を交換することができる。
また、本実施形態の電子部品実装装置1では、制御ユニット22は、実装動作ユニット21を着脱方向で開放する位置でヘッド基台20に対して固定される。
この電子部品実装装置1によれば、元より実装動作ユニット21を着脱方向で開放する位置に制御ユニット22を固定しておけば、制御ユニット22を外したり移動したりする手間を省くことができる。
また、本実施形態の電子部品実装装置1では、実装動作ユニット21と制御ユニット22とがケーブルを介して接続され、実装動作ユニット21にケーブルを支持させるケーブル支持部30aが設けられる。
この電子部品実装装置1によれば、実装動作ユニット21をヘッド基台20に対して着脱する場合に、制御ユニット22から外したケーブルを支持することで、制御ユニット22側へのケーブルの接続位置に対応するようにケーブルを配置することができる。
なお、図3〜図5において、符号51は、図2において通信部45と管理装置100との間に介在される外部通信部であり、ヘッド基台20に取り付けられている。この外部通信部51は、図2に示すように設けなくてもよいが、実装ヘッド13と管理装置100との間の信号の送受を専用に行うことで、通信部45を制御ユニット22での信号の送受専用にすることができる。
1 電子部品実装装置
10 基板
11 部品供給部
13 実装ヘッド
20 ヘッド基台
21 実装動作ユニット
22 制御ユニット
30a ケーブル支持部
31 ノズル
32a Z軸
32 Z軸移動機構
33 θ回転移動機構
50 支持部材

Claims (6)

  1. 基板の表面に対して、平行に移動可能に設けられた実装ヘッドを有し、前記実装ヘッドにより、部品供給部から取り出した電子部品を前記基板の所定位置に搬送して前記基板上に搭載する電子部品実装装置において、
    前記実装ヘッドは、
    前記基板の表面に対して平行に移動可能に設けられたヘッド基台と、
    前記電子部品を保持するノズル、および前記ノズルを上下方向の軸に沿う上下移動および前記軸を中心として回転移動させる各移動機構を有する実装動作ユニットと、
    動作指令に基づき各前記移動機構を制御する制御手段を有する制御ユニットと、を備え、
    前記実装動作ユニットが、前記ノズルの数、または、搭載する前記電子部品に応じた種類を備え、各種類が前記ヘッド基台に対して着脱可能に設けられるとともに、
    前記制御ユニットが、前記実装動作ユニットにおける最大ノズル数の各前記移動機構に対応する制御手段を有して各種類の前記実装動作ユニットに対して接続・切断が可能に設けられ
    前記制御ユニットは、前記実装動作ユニットを着脱方向で開放するように前記ヘッド基台に対して移動可能に設けられていることを特徴とする電子部品実装装置。
  2. 基板の表面に対して、平行に移動可能に設けられた実装ヘッドを有し、前記実装ヘッドにより、部品供給部から取り出した電子部品を前記基板の所定位置に搬送して前記基板上に搭載する電子部品実装装置において、
    前記実装ヘッドは、
    前記基板の表面に対して平行に移動可能に設けられたヘッド基台と、
    前記電子部品を保持するノズル、および前記ノズルを上下方向の軸に沿う上下移動および前記軸を中心として回転移動させる各移動機構を有する実装動作ユニットと、
    動作指令に基づき各前記移動機構を制御する制御手段を有する制御ユニットと、を備え、
    前記実装動作ユニットが、前記ノズルの数、または、搭載する前記電子部品に応じた種類を備え、各種類が前記ヘッド基台に対して着脱可能に設けられるとともに、
    前記制御ユニットが、前記実装動作ユニットにおける最大ノズル数の各前記移動機構に対応する制御手段を有して各種類の前記実装動作ユニットに対して接続・切断が可能に設けられ
    前記制御ユニットは、前記実装動作ユニットを着脱方向で開放するように前記ヘッド基台に対して回転移動可能に設けられていることを特徴とする電子部品実装装置。
  3. 前記実装動作ユニットを着脱方向で開放する位置に前記制御ユニットが移動した状態で、前記制御ユニットを支持する支持機構を備えることを特徴とする請求項またはに記載の電子部品実装装置。
  4. 前記制御ユニットは、前記実装動作ユニットを着脱方向で開放するように前記ヘッド基台に対して着脱可能に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の電子部品実装装置。
  5. 前記制御ユニットは、前記実装動作ユニットを着脱方向で開放する位置で前記ヘッド基台に対して固定されることを特徴とする請求項1または2に記載の電子部品実装装置。
  6. 前記実装動作ユニットと前記制御ユニットとがケーブルを介して接続され、前記実装動作ユニットに前記ケーブルを支持させるケーブル支持部が設けられることを特徴とする請求項1〜のいずれか一つに記載の電子部品実装装置。
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