JP6204288B2 - 交差点車両衝突防止装置 - Google Patents

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Description

本発明は、信号機の無い交差点等における車両の出会い頭の衝突事故防止を図ることとした、交差点車両衝突防止装置(システム)に関するものである。
このような交差点における車両衝突防止装置として、従来のものにおいては、例えば特開2006−294065号公報記載のようなものが挙げられる。
特開2006−294065号公報
ところで、上記従来のものは、交差点に設けられる路上装置と、路上を走行する車両に搭載される車載装置と、からなるものであって、これら路上装置と車載装置との間における信号のやりとり、すなわち、通信手段としては、FDMA(周波数分割多元接続方式)、TDMA(時間分割多元接続方式)、CDMA(符号分割多元接続方式)等が採用されるようになっている。そして、これら諸方式は、いずれのものにおいても、システム(装置)全体が大掛りなものとなり、設備設置のための費用等が莫大なものとならざるを得ないと言う問題点を有する。このような問題点を解決するために、設備が比較的簡単なものからなるとともに設備の消費電力等も少なくてすみ、かつ、維持費も少なくてすむ、新たなシステムを構築しようとするのが、本発明の目的(課題)である。
上記課題を解決するために、本発明においては次のような手段を講ずることとした。すなわち、請求項1記載の発明である第一の発明においては、信号機のない交差点等における車両衝突防止装置に関して、交差点における、いずれか一方の行路上に設けられるものであって、当該行路上へと進入して来た車両との間において所定の信号の受発信を行うとともに、当該車両からの情報を交差点側へと発信する一方の路側受発信装置と、二つの行路の交差部のところに設けられるものであって、上記いずれか一方の行路側に設けられた路側受発信装置からの信号を入力するとともに、当該入力信号を交差するもう一方の行路側へと発信する中央受発信装置と、もう一方の行路上に設けられるものであって上記中央受発信装置から発信された信号を入力して当該入力信号をもう一方の行路上を走行中の車両へと発信するとともに、当該車両からの信号を受信して当該受信信号を上記中央受発信装置へと発信する機能を有するもう一方の路側受発信装置と、からなるとともに、上記両行路上に設けられる路側受発信装置を、それぞれの行路上において複数個直列に設けるようにし、更に、上記中央受発信装置のところに各行路に向って設けられるものであって、各行路上にある車両のドライバに対して相手側行路上にある車両の存在を視認させることのできるようにした表示部を設けるようにした構成を採ることとした。
請求項1記載の発明である第一の発明のものについて説明する。本発明によれば、上記構成を採ることにより、いずれか一方の行路上へ進入して来た車両に関する情報が交差点に設置された中央受発信装置を介してもう一方の路側に設けられた路側受発信装置へと伝達される。そして、この伝達情報は、もう一方の路側受発信装置を形成する通信制御部を介してもう一方の行路上へ進入して来た車両へと伝達される。これによって、当該もう一方の行路上へと進入して来た車両のドライバには、一方の行路上に存在し、かつ、近い将来には上記交差点上に出現するであろうと予測される車両の情報が伝達されることとなる。また、一方、このような情報の伝達は、上記の場合とは逆に、もう一方の行路上に侵入して来た車両情報がもう一方の行路上に設けられた路側受発信装置を形成する通信制御部を介して、上記中央受発信装置へと、更には、一方の行路上に設けられた路側受発信装置を形成する通信制御部を介して一方の行路上を走行する車両へと伝達されることとなる。このようにして、これから交差点へ進入しようとしているそれぞれの行路上に存在する車両の、それぞれのドライバには、相手方行路上から交差点に進入して来るであろうと予測される車両の情報が相互に入手されることとなる。その結果、それぞれの車両のドライバは、これから進入しようとする交差点上において、相手方車両の存在を認識することができるようになり、交差点における衝突事故の防止を図ることができるようになる。
また、発明のものにおいて、上記に加えて、更に本発明のものにおいては、交差点におけるそれぞれの路側における受発信装置が各行路上において複数個直列に設置されるようになっていることより、それぞれの行路における交差点への進入手前の長い距離に渡って、交差する相手方行路上における車両の情報を早目に入手することができるようになる。その結果、各車両におけるドライバには早目に情報が伝達されるようになり、交差点における衝突防止機能がより高められることとなる。
本発明の全体構成を示す平面概観図である。 本発明にかかるもう一つの実施形態を示す平面概観図である。 本発明の作動態様を示す説明図である。
本発明を実施するための形態について、図1ないし図3を基に説明する。本実施の形態にかかるものは、例えば図1に示す如く、信号機のない交差点等における車両衝突防止装置に関して、交差点55におけるいずれか一方の行路51上に設けられるものであって、当該行路51上へと進入して来た車両91との間において所定の信号の受発信を行うとともに、当該車両91からの情報を交差点側へと発信する一方の路側受発信装置11と、二つの行路の交差する交差点55のところに設けられるものであって、上記いずれか一方の行路51側に設けられた路側受発信装置11からの信号を入力するとともに、当該入力信号を交差するもう一方の行路52側へと発信する中央受発信装置3と、もう一方の行路52上に設けられるものであって上記中央受発信装置3から発信された信号を入力して当該入力信号を当該もう一方の行路52上を走行中の車両92へと発信するとともに、当該車両92からの信号を受信して当該受信信号を上記中央受発信装置3へと発信する機能を有するもう一方の路側受発信装置21と、からなることを基本とするものである。
このような基本構成からなるものにおいて、上記中央受発信装置3は、例えば図3に示す如く、所定の演算処理を行う中央演算部31と、当該中央演算部31にて処理された情報の受発信を行う中央通信制御部32と、からなるものである。そして、この中央通信制御部32から発信された情報が各行路51、52に設置された各路側受発信装置11、21にて受信されるとともに、当該路側受発信装置11、21から発信された情報は上記中央受発信装置3を形成する中央通信制御部32にて受信されるようになっているものである。なお、このような中央受発信装置3には、各行路51、52等に向って所定のディスプレイ手段からなる表示部33が設けられるようになっている。そして、この表示部33からの情報は、各行路51、52上に存在する車両91、92の各ドライバにて視認されるようになっている。
次に、このような中央受発信装置3との間において情報のやりとりを行う路側受発信装置11、21の構成は、図1または図3に示す如く、CPUを主に形成されるものであって入力情報についての演算処理を行う演算部1と、当該演算部1における演算結果を基に情報の受発信作業を行う通信制御部2と、からなることを基本とするものである。なお、この通信制御部2は、上記中央受発信装置3との間における情報の受発信の外に、各行路51、52上に進入(存在)する車両91、92との間においても情報の受発信機能を発揮するようになっているものである。このような構成からなる路側受発信装置11、21が各行路51、52上に設置されることによって、各行路51、52に進入して来た車両91、92との間において情報のやりとり(交信)が行なわれることとなる。そして、このような交信の行われた情報、すなわち、いずれか一方の行路上、例えば行路51上に進入して来た車両91の情報は、当該行路51上に設けられた路側受発信装置11を介して中央受発信装置3へと伝達されることとなる。そして更に、この情報は、交差する別の行路52上に設置された路側受発信装置21へと伝達されることとなる。そして最終的には当該行路52上へと進入して来た車両92へと伝達されることとなる。その結果、当該別の行路52上に存在する車両92のドライバには、これらから進入する予定の交差点55のところへ、一方の行路51上から他の車両91が進入して来るであろうとの情報が伝達されることとなる。これによって、車両92のドライバには交差点55における状況がリアルタイムで正確に伝達されることとなり、これによって衝突事故の防止等が図られることとなる。また、ドライバは、上記中央受発信装置3に設けられた表示部33からの情報を受け取る(視認する)ことによって、ドライバの目によっても相手方行路51、52における車両情報が認識されることとなる。その結果、交差点における衝突事故の防止が図られることとなる。
また、これに対して、行路51上に存在する車両91のドライバには行路52上に存在する車両92の情報が、上記とは逆の行程を経ることによって伝達されることとなり、車両91に搭乗するドライバには、交差点55に、これから行路52上から車両92が進入して来る旨の情報が伝達される。これによって行路51上の車両91のドライバにも、これから進入する予定の交差点55上における車両情報が表示部33からのものも含めて伝達されることとなる。このように、本実施の形態のものにおいては、交差点へ進入する予定の、それぞれの車両91、92に対して、相手方車両の交差点55への進入予測情報が伝達されることとなり、それぞれのドライバにとっては交差点における車両の衝突事故等が回避されることとなる。
次に、本実施の形態にかかるものの、もう一つの実施形態について、図2を基に説明する。このものの特徴とするところは、各行路51、52上に設置される路側受発信装置を各行路51、52上において、複数個直列に設けるようにしたことである。すなわち、行路51上においては路側受発信装置11、12が直列に複数個設置されるようになっている。また、もう一方の行路52上においても複数の路側受発信装置21、22が直列に複数個設置されるようになっている。このように直列状に複数個設置することによって、それぞれの行路51、52における交差点55への進入手前の長い距離に渡って、交差する相手方行路51、52上における車両91、92の情報を早目に入手することができるようになる。その結果、各車両91、92におけるドライバには早目に情報が伝達されるようになり、交差点55における衝突事故への回避能力がより高められることとなる。なお、本実施の形態においては、一般的な車両91、92についての衝突事故防止を述べてきたが、上記車両91、92については自動二輪車、自転車等も含まれるものである。
このような各行路51、52上に設けられる路側受発信装置11、21における通信制御部2から発信される信号としては、本実施の形態においては、920MHz帯のものが用いられるようになっている。このような電波を用いることによって、各通信基点、例えば一方の行路51上における路側受発信装置11と交差点55に設けられた中央受発信装置3との間の通信距離、あるいは、もう一方の路側受発信装置21と行路52上の車両92との間の通信距離、を長く採ることができるようになり、交差点55への進入車両91、92の情報を、交差点55へ入る前のかなり長い距離の地点において相互に入手することができるようになる。また、920MHz帯を採用することによって、回折現象を効率良く利用することができるようになり、障害物の陰となるところに存在する車両に関する情報も効率良く伝達されるようになる。その結果、交差点における車両の衝突防止機能がより高められることとなる。
また、本実施の形態のものにおいては、情報の通信システムとしてワイヤレス・センサ・ネットワーク標準規格における「ZigBee」方式を採用することとした。このような「ZigBee」方式を採ることにより、設備設置のための費用の低減化を図ることができるとともに、設備維持における消費電力の低減化を図ることができるようになる。なお、このようなシステム上にて作動する車両91、92側の受発信装置としては一般的な車載用カーナビゲーション装置が、更には、スマートフォン等の携帯用端末器が用いられることとなる。
1 演算部
11 路側受発信装置
12 路側受発信装置
2 通信制御部
21 路側受発信装置
22 路側受発信装置
3 中央受発信装置
31 中央演算部
32 中央通信制御部
51 行路
52 行路
55 交差点
91 車両
92 車両






Claims (1)

  1. 交差点における、いずれか一方の行路上に設けられるものであって、当該行路上へと進入して来た車両との間において所定の信号の受発信を行うとともに、当該車両からの情報を交差点側へと発信する一方の路側受発信装置と、二つの行路の交差部のところに設けられるものであって、上記いずれか一方の行路側に設けられた路側受発信装置からの信号を入力するとともに、当該入力信号を交差するもう一方の行路側へと発信する中央受発信装置と、もう一方の行路上に設けられるものであって上記中央受発信装置から発信された信号を入力して当該入力信号をもう一方の行路上を走行中の車両へと発信するとともに、当該車両からの信号を受信して当該受信信号を上記中央受発信装置へと発信する機能を有するもう一方の路側受発信装置と、からなるとともに、上記両行路上に設けられる路側受発信装置を、それぞれの行路上において複数個直列に設けるようにし、更に、上記中央受発信装置のところに各行路に向って設けられるものであって、各行路上にある車両のドライバに対して相手側行路上にある車両の存在を視認させることのできるようにした表示部を設けるようにしたことを特徴とする交差点車両衝突防止装置。
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