JP6203817B2 - 平坦な底部及び中央突起を具備するカップリングを製造するための方法及びツール - Google Patents

平坦な底部及び中央突起を具備するカップリングを製造するための方法及びツール Download PDF

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Description

本発明は、平坦な底部及び中央突起を具備する2つのカップリング要素を製造するための方法に関する。さらに、本発明は、平坦な底部及び中央突起を製造するための研削工具の形状に関する。
2つの係合するカービックカップリングは、カービックカップリングそれぞれに接続される、例えば回転シャフトのような2つの要素を回転可能に結合するために利用される。また、カービックカップリングは、クラッチ部材又はクラッチホイールとも呼称される。特に、カービックカップリングは、歯付フェイスクラッチとも呼称される。
特許文献1は、クラッチ部材が長手方向に螺旋状に形成された螺旋状側面を有している歯を具備する、歯付フェイスクラッチと該歯付フェイスクラッチを製造するための方法とを開示している。
特許文献2は、2つの面が長手方向において凸状又は凹状に形成されているフェイスクラッチと該フェイスクラッチを製造するための方法を開示している。
特許文献3は、一方のカップリング部材が凹状の側壁構成を具備する突起要素を有している一方、他方のカップリング部材が凸状の側壁を具備する突起要素を有している、周方向応力を解放するための手段を具備するカップリング装置を開示している。
また、湾曲した側面を有しているカップリング要素又はカービックカップリングは、カービックカップリングホイール又はカービックカップリング要素と呼称される。従来、カービックカップリングは、状況観察すべき歯やフィンを切断することなく一貫した歯型を確実に製造するために、所定の形状(溝状の)ベースに切妻角が形成されて製造されていた。適切な形状が得られるまで設計を改善するために、設計パラメータの繰り返しが利用される。
カップリング要素又はカービックカップリングは、例えばカービックカップリングを製造するために未加工の円状のワークピースから切り出すのに適している(研削輪郭とも呼称される)断面形状を有している円状の研削工具のような、研削工具を利用して研削することによって製造される。これにより、研削工具又は切削工具は、回転され、アキシアル方向において未加工のワークピースに至るまで加工される。これにより、研削工具又は切削工具が、製造すべきカービックカップリングの離隔配置された2つの歯の2つの側面を同時に研削又は機械加工する。2つの隣り合う歯の間に形成された一方の溝が、特に隣り合う歯から成る2組の間に形成された2つの溝(特に凹所)が研削された場合に、切削工具又は研削工具は、ワークピースから退避させるために持ち上げられる。その後に、ワークピースは、他の回転位置に到達するまで回転される。研削工具は、他の回転位置に到達すると、2つの他の組又は隣り合う歯の間に2つの他の溝を研削又は機械加工するために再び降下される。
カップリング要素は、点検のための原型から成る校正されたセットに容易にアクセスできないので、カップリング要素の形状の精度について点検又は管理されない場合がある。典型的には、カップリングの形状それぞれのために利用可能とされる少数のセットのみが、例えばGleason Worksのような工具業者によって販売されている例えば一のセット、及び、カップリング製造の構成のためのOEM製品の一のセットが存在する。
回転式カップリングのためのカービックカップリングについてのニーズ、2つのこのようなカービックカップリングを具備するカップリングシステムのついてのニーズ、及びカービックカップリングを製造するための研削工具についてのニーズが存在する。
英国特許第592648号明細書 英国特許第572612号明細書 英国特許第1439707号明細書
このようなニーズは、本発明における主題によって満たされる。本発明における優位な実施例については、従属請求項に記載されている。
本発明の一の実施例では、回転式カップリングのためのカービックカップリングは、所定の円の上に配置されている複数の歯であって、ラジアル方向及び周方向において延在している円状面から突出している複数の歯を備えており、複数の歯のうち一方の歯の側面が、複数の歯のうち他方の歯の側面に対向しており、一方の歯が、他方の歯に隣り合っており、分割面によって他方の歯から分割されており、分割面が、円状面に配置された平面とされ、分割面が、一方の歯の側面と他方の歯の側面との間に中央突出部を備えており、中央突出部が、円状面から突出している。
カービックカップリングは、円状のカービックカップリングとされる場合がある。カービックカップリングは、例えば鋼のような金属から作られている。カービックカップリングは、2つの係合するカービックカップリングのうちの一のカービックカップリングであり、それぞれの構成部品が、カービックカップリングそれぞれに接続されている。
例えばカービックカップリングは、例えばガスタービン、圧縮機、ポンプや蒸気タービンのようなターボタービンの2つの回転シャフトを結合させるために利用される。例えばカービックカップリングは、圧縮機のシャフト部分とガスタービンのタービンのシャフト部分とを結合するか、又は、タービンシャフトの第1の部分とタービンシャフトの第2の部分とを結合する。特定のタービンの動作中に、特定のシャフト部分又はシャフトが互いに接続されている一方、他の動作中には、シャフト部分又はシャフトは互いから分離している。
2つのカービックカップリングの結合は、一方のカービックカップリングの一方の歯と他方のカービックカップリングの他方の歯との係合である。特に2つのカービックカップリングが互いに対して結合されている場合には、一方のカービックカップリングの側面は、他方のカービックカップリングの他方の歯の側面と係合している。第1のカービックカップリングが第2のカービックカップリングに結合された場合には、第1のカービックカップリング及び第2のカービックカップリングのうち一方のカービックカップリングの回転運動が、他方のカービックカップリングの回転運動に伝達される。
カービックカップリングは、複数の歯が突出している基本構造を有している。当該基本構造は、円状のリングとして形成されている。当該基本構造は、複数の歯と一体に形成されている。
カービックカップリングは、例えば未加工のワークピースを型成形した後に本発明の一の実施例における研削工具を利用することによって未加工のワークピースを機械加工することによって製造される。研削工具は、未加工のワークピースから材料を除去することによってこのように形成された歯同士の間に溝を生成するための、特定の断面形状(又は輪郭)を具備する円状のリング構造とされる。
カービックカップリングは、例えば30枚〜50枚の歯を、特に40枚の歯を備えている。円状の平面は、2つのカービックカップリングを介して結合されるべき2つのシャフト又はシャフト部分の回転軸線に対して垂直とされる。回転軸線は、アキシアル方向を規定しており、ラジアル方向は、アキシアル方向及び周方向に対して垂直とされる。さらに、周方向は、アキシアル方向及びラジアル方向に対して垂直とされる。
特に、複数の歯のうちすべての歯が、円状の平面から同程度に突出している。特に、複数の歯それぞれが、歯の側面同士の間に(その大部分が円状の平面から突出している)頂面を有している。第1のカービックカップリングが第2のカービックカップリングに係合した場合に、頂面は、2つの他の歯の分割面に接近する。しかしながら、第1のカービックカップリングの歯の頂面は、第2のカービックカップリングの他の歯同士の間において分割面に接触していない。その代りに、第1のカービックカップリングの歯の頂面と第2のカービックカップリングの歯同士の間に形成された分割面との間には、所定の間隙が維持される。これにより、異なるカービックカップリングの歯の側面のみが相互に接触することによって、第1のカービックカップリングと第2のカービックカップリングとが係合される。
従来技術に基づくカービックカップリングでは、一方の歯と他方の歯との間に形成された分割面は、ゲーブル面すなわち円状面に対して傾斜している2つの面部分を有している表面とされる。しかしながら、当該実施例では、分割面は、円状面内にある平坦な表面(部分又は部位)とされる。一方の歯と他方の歯と間に平坦な表面を設けることによって、製造されたカービックカップリングが、例えば座標計測器(CMM)のような計測装置を利用することによって高精度で管理又は計測可能となる。計測装置は、カービックカップリングの幾何学的形状特性を決定するために、カービックカップリングの形状を、特に歯及び分割面の形状を正確に検査することができる。特に、歯の高さは、すなわち、円状面から歯の頂面に至る計測される歯のアキシアル方向寸法は、高精度の座標計測器を利用することによって決定される。このことは、分割面の従来の輪郭又は幾何学的形状を利用しても不可能である。これにより、カービックカップリングの計測が改善される。
一方の歯と他方の歯との間に形成された分割面は、その全体において平坦である必要は無い。しかしながら、分割面の一部分は平坦な表面である。これにより、平坦な表面から計測すべき歯の頂面に至る距離を計測することによって、歯の高さは容易に計測される。
中央突出部は、中央尖端部とも呼称される。中央突出部は、丸められた角部が歯の側面と分割面との間において切断されることを防止したことの結果物である。
特に(カービックカップリングを製造するために利用される)研削工具の円状リング面の幅は、ラジアル方向中央部分の一方の歯と他方の歯との間における周方向長さより小さいので、形成すべき一方の歯と他方の歯との間の材料を除去するために研削工具を利用した場合に、一方の歯と他方の歯との間の中央領域における材料は維持され(従って、除去され)、最終的には中央突出部を形成する。しかしながら、研削工具の円状リング面のラジアル方向内側端部における分割面の周方向長さより小さくするために、研削工具の円状リング面の幅を選定することによって、一方の歯の側面と分割面との間における丸められた角部を切断、研削、又は除去することが防止される。
本発明における一の実施例では、分割面は、分割面のラジアル方向内側部分において平坦とされ、及び/又は、特に分割面のラジアル方向外側部分において平坦とされる。これにより、特に、歯の高さは、円状のカービックカップリングのラジアル方向内側領域又はラジアル方向外側領域において計測可能とされる。
本発明の一の実施例では、分割面が、一方の歯の側面に隣り合っている分割面の一部分において、及び/又は、他方の歯の側面に隣り合っている分割面の一部分において平坦とされる。特に、一方の歯の側面に隣り合っている分割面の一部分の幅、及び/又は、他方の歯の側面に隣り合っている分割面の一部分の幅は、分割面のラジアル方向最内側部分における分割面の幅より小さく、特に当該幅の0.5倍〜0.9倍とされる。
これにより、分割面のラジアル方向内側端部から分割面のラジアル方向外側端部に至るすべてのラジアル方向位置において、高さが正確に計測可能とされる。また、分割面のラジアル方向内側部分は、一方の歯のラジアル方向内側端部に対応しており、分割面のラジアル方向外側部分は、一方の歯のラジアル方向外側端部に対応している。特に一方の歯の側面に隣り合っている分割面の一部分の幅が、分割面のラジアル方向最内側部分における分割面の幅より小さい場合には、一方の歯の側面と分割面との間における丸められた縁部の切断が確実に防止される。
特に、研削工具は、研削工具の円状リング面が特定の幅を有しているように構成されており、一方の歯の側面と分割面との間に形成された丸められた縁部を切断しないように、当該特定の幅は、分割面のラジアル方向内側部分の幅に相当するか、当該幅より小さくなっている。
本発明における一の実施例では、分割面と一方の歯の側面との間には、及び/又は、分割面と他方の歯の側面との間には、0.2mm〜1.00mmの、特に0.4mm〜0.75mmのフィレット半径を特に有している丸められた角部が形成されている。
丸められた角部は、その大部分がラジアル方向に延在しているが、一方の歯の側面の湾曲に従って湾曲している丸められた縁部である。分割面と一方の歯の側面との間に丸められた角部が形成されているので、当該位置に尖った縁部が存在していたとしたら発生する応力が低減される。丸められた角部は、分割面のラジアル方向内側端部から分割面のラジアル方向外側端部に至る経路全体に沿って延在している。これにより、高い疲労に耐え得る特定の安定した構成が形成される。
本発明の一の実施例では、丸められた角部が、分割面のラジアル方向内側部分に形成されている。特に、丸められた角部は、分割面のラジアル方向最内側部分に形成されている。特に、丸められた角部は、研削工具による機械加工を利用する、又は、形成すべき一方の歯と他方の歯との間から材料を除去する、製造プロセスに起因して切断されることはない。特に、研削工具は、一方の歯の側面が機械加工される際に、一方の歯に隣り合っている他方の歯の側面は切断されない。特に、他方の歯の側面と分割面との間に形成された少なくとも丸められた角部は、丸められた角部から材料をさらに研削することによって切断されない。
これにより、分割面のラジアル方向内側部分における応力が、又は、一方の歯若しくは他方の歯の側面における応力が低減される。
本発明の一の実施例では、一方の歯及び/又は他方の歯の側面が、凹状に又は凸状に湾曲しており、その曲率半径は、円の半径の1.0倍〜5.0倍、特に1.0倍〜1.5倍である。湾曲の中心は、特にカービックカップリングのラジアル方向外側において円状面に配置されている。
一方の歯及び/又は他方の歯の側面を凹状の形状又は凸状の形状とすることによって、本発明の実施例における研削工具を利用してカービックカップリングを製造することができる。特に、研削工具の半径は、カービックカップリングの半径より大きい。これにより、カービックカップリングを製造することが単純化される。
本発明の一の実施例では、中央突出部が、歯のアキシアル方向長さの1%〜10%の長さで円状面から突出している。
本発明の一の実施例では、中央突出部は、一方の歯の側面の反対側に位置する側面を有しており、中央突出部は、他方の歯の側面の反対側に位置する他の側面を有しており、中央突出部の側面は、円状面に対して5°〜45°の突出側面角度で傾斜しており、中央突出部の他方の側面は、円状面に対して5°〜45°の突出側面角度で傾斜している。
特に、突出側面角度は、ラジアル方向最内側端部における分割面の幅に基づいて、平面の周方向における幅に基づいて、丸められた角部の特性、特にフィレット半径に基づいて選定される。特に、突出側面角度は、製造作業中にカービックカップリングが加工中の側面の反対側の側面において材料を除去せず、その結果として丸められた角部に悪影響を与えない研削工具によって、中央突出部が製造可能とされるように選択される。
本発明の一の実施例では、中央突出部の一方の側面と中央突出部の他方の側面とが、一方の歯と他方の歯との中央において、特にラジアル方向に延在していると共に一方の歯のアキシアル方向長さの1%〜10%の長さで円状面から突出している頂部において結合している。
中央突出部の長さを上述の範囲に維持することによって、中央突出部が、係合している第2のカービックカップリングの一方の歯の頂面と相互干渉しないことが確実となる。これにより、結合プロセスが阻害されなくなる。
本発明の一の実施例では、分割面に最も近接している一方の歯の側面の一部分が、円状面に対して150°〜110°の側面角度を有している。これにより、一方の歯の側面を特定の向きに定めることができるので、カービックカップリングを他のカービックカップリングに効果的に結合することができる。
本発明の一の実施例では、分割面から最も遠位に位置する一方の歯の側面の一部分が、円状面に対して170°〜140°の他の側面角度を有している。
これにより、歯の隣り合う粗面同士が形成する角度が、特に尖鋭な縁部を回避するために小さくされる。
本発明の一の実施例では、一方の歯と他方の歯と分割面とを含むカービックカップリングの少なくとも一部分が、一方の歯と他方の歯との間に位置する鏡面に関して鏡面対称とされ、鏡面は、円状面に対して垂直とされる。
鏡面対称は、少なくとも概ね成立している。特に第1の製造ステップの際に、一方の歯の側面が、研削工具を利用することによって機械加工される。その後に、研削工具がカービックカップリングから持ち上げられ、研削工具の研削面が製造すべき他方の歯の側面と接触するように反転される。鏡面対称の結果として、鏡面対称の製造ステップにおいて、一方の歯の側面及び他方の歯の側面を形成することができる。
本発明の一の実施例では、上述の実施例に従った凹状の側面を具備する歯を有している一方のカービックカップリングと、上述の実施例に従った凸状の側面を具備する歯を有している他方のカービックカップリングとを備えているカップリングシステムであって、一方のカービックカップリングと他方のカービックカップリングとが、一方のカービックカップリングの一方の歯の側面と他方のカービックカップリングの他方の歯の側面との少なくとも1つの接触(点又は面)を介して互いに係合するように構成されている、カップリングシステムが提供される。
一方のカービックカップリングは、本発明の一の実施例における研削工具を利用することによって製造され、他方のカービックカップリングは、本発明の一の実施例における他の研削工具を利用することによって製造される。
一の実施例では、カービックカップリング、特に上述の実施例のうち一の実施例におけるカービックカップリングを製造するための研削工具であって、カービックカップリングの2つの隣り合っている歯を分割している平面を研削するための円状面に位置する円状リング面と、円状リング面に結合していると共に、カービックカップリングの2つの隣り合っている歯のうち一方の歯を研削するための円状面に対して傾斜している側面と、円状リング面に結合ていると共に、カービックカップリングの歯同士の間に中央突出部を形成するための円状面に対して傾斜している側面部部分と、を備えている研削工具が提供される。
凸状の歯を有するカービックカップリングを製造するためではなく、凹状の歯を有するカービックカップリングを製造するために、異なる研削工具が利用される場合がある。
上述の実施形態及び本発明のさらなる実施形態は、以下に説明する例示的な実施例から明らかとなり、本発明の実施例を参照しつつ説明される。本発明については、実施例の例示を参照しつつ、以下に詳述するが、本発明は、当該例示に限定される訳ではない。
“内側”及び“外側”並びに“最内側”及び“最外側”については、カービックカップリングが所定の円の上―すなわち環状又は円筒状―に配置された複数の歯を備えており、当該円が、中心を有しており、“内側”が、“外側”ではなく中央に近接している位置を意味するという点において理解すべきである。“内側”表面又は“内側”部分は、当該表面及び部分の外側部分ではなく、中央に近接している表面又は部分の区域を意味する。
本発明の実施例については、添付図面を参照しつつ説明する。本発明は、説明又は図示された実施例に限定される訳ではない。
本発明の実施例における研削工具とカービックカップリングとの斜視図である。 図1に表わすカービックカップリングを製造するために利用する本発明の実施例における研削工具の断面図である。 2つの歯の間における、図1に表わすカービックカップリングのラジアル方向内側部分の詳細な斜視図である。 本発明の他の実施例における研削工具を含むカービックカップリングの斜視図である。 本発明の実施例における図4に表わす研削工具の断面図である。 カービックカップリングを製造するために位置決めされた研削工具と、図4に表わすカービックカップリングの歯同士の間の凹部との詳細図である。
図1は、本発明の実施例におけるカービックカップリング100及び研削工具150の斜視図である。カービックカップリング100の形態は、中心101を有する円状とされる。カービックカップリング100は、中心101を有する円上に互いに対して隣接して配置されている複数の歯102,103を備えている。歯102,103は、隣り合う歯102,103の間に位置する平面部分105が配設されている平面によって形成されている円状面から突出している。円状面は、アキシアル方向108に対して垂直とされるラジアル方向107及び周方向109の両方向において延在している。一方の歯103の側面111は、一方の歯103に隣り合っている他方の歯102の側面113に対向している。歯103は、分割面によって、隣り合っている歯102から分割されている。当該分割面は、当該実施例では、隣り合う歯102,103の間の長さ全体に亘って平坦とされる平面105によって形成されている。歯102,103は、凹状に形成されている側面111,113を有している。
他の実施例では、カービックカップリングは、凸状に形成されている側面111,113を有しており、凹状に形成された側面を具備するカービックカップリングが凸状に形成された側面を具備するカービックカップリングと係合することによって、カービックカップリングそれぞれに接続された2つの要素が回転可能に結合されている。
アキシアル方向108は、ラジアル方向107に対して垂直とされると共に、周方向109に対して垂直とされる。隣り合う歯の間に分割面104が形成されている当該実施例における平面105は、カービックカップリング100の光学的性質又は幾何学的性質を計測するための、特に歯102,103の高さhを計測するための、座標計測器を利用するのに適している。高さhは、平面105と歯102,103の上面115とによって形成された円状面からの歯102,103それぞれのアキシアル方向108における高さを表わす。
側面111,113は、平面105に対して角度χで傾斜している。ここで、角度χ(180°−α;図2参照)は150°〜110°である。側面111,113と上面115との間には、幅狭結合面117が、円状面に対して170°〜140°の角度δ(180°−β;図2参照)で傾斜して配設されている。図3に詳細に表わすように、側面111,113と平面105として表わされる分割面との間には、丸められた角部119が形成されている。
円状区間のみが図1に表わされている研削工具150は、カービックカップリング100の歯102,103の間に溝を研削するための特定の形状を有する、円状のリング構造体とされる。研削工具150の形態は、中心151を有する円状とされる。カービックカップリング100を製造するために機械加工又は研削する際に、研削工具150は、中心151の周りにアキシアル方向108に沿って回転する。
図2は、研削工具150の周方向に沿って見た場合における、研削工具150の断面図を表わす。図2には、アキシアル方向108が示されている。研削工具150は、研削工具を利用する機械加工プロセス又は研削プロセスが完了した場合に円状面155内に形成されている、円状リング面153を有している。ここで、円状面155は、平面部分105によって形成されているカービックカップリング100(図1参照)の円状面に対応している。従って、特に円状リング面153によって、カービックカップリング100の隣り合う歯102,103の間に平面105を形成することができる。
さらに、研削工具は、丸められた角部を介して、特に丸められた外側角部159を介して円状リング面153に結合している側面157を備えている。研削工具150の側面157は、機械加工プロセス又は研削プロセスの際に、歯103の側面111又は113を形成する。さらに、丸められた外側角部159は、研削プロセスの際に、平面部分105とカービックカップリング100の側面111,113との間に丸められた角部又は縁部119を形成する。
さらに、研削工具150は、カービックカップリング100の側面111,113と上面115との間に幅狭面部分117を等間隔で形成する、他のさらなる幅狭側面部分161を備えている。
図3は、図1に表わすカービックカップリング100の2つの歯103,102の間に形成された溝の詳細図、特に詳細な斜視図である。歯103,102はそれぞれ、側面111,113を備えている。これら側面111,113は、平面105によって分割されており、平面105と側面111との間には、丸められた外側角部119が配設されている。図3は、2つの隣り合う歯103,102の間の領域のラジアル方向内側部分を表わす。円121によって指示される領域では、丸められた縁部119が、研削工具150の円状リング面153の研削作用に起因して多面的に形成されている。
図4は、本発明の他の実施例における他のカービックカップリング400の斜視図であって、カービックカップリング400を製造するように形成された研削工具450を表わす。
機能及び/又は構造において類似している要素又は構造体については、図1及び図2並びに図4及び図5において、上一桁のみ相違するが、同一の参照符号が付されている。
カービックカップリング400は、分割面404によって互いから分割されている複数の歯403,402を備えている。歯403,402は、分割面404に包含されている平面部分405によって形成されている円状面から突出している。特に平面又は平面部分405は、分割面404のラジアル方向内側部分に配置されている。さらに、分割面404は、一方の歯403の側面411に隣り合っている分割面404の一部分において平坦とされ、且つ、他方の歯402の側面413に隣り合っている分割面404の一部分において平坦とされる。側面411,413と分割面404の平坦部分との間には、丸められた角部又は丸められた縁部419が配設されており、これにより作業中における応力を低減させることができる。
2つの隣り合う歯403,402の間における中央領域には、平面部分405によって形成された円状面から突出している中央突出部423が配置されている。
図5は、研削工具450の周方向に沿って見た場合における、研削工具450の断面図である。アキシアル方向408は、図5に指示されている。研削工具450は、研削工具450を利用したカービックカップリング400の製造が完了した場合に円状面455内に形成されている、円状リング面453を有している。ここで、円状面455は、平面部分405によって形成されているカービックカップリング400の円状面に対応している。さらに、研削工具450は、カービックカップリング400の側面411,413を研削するために設けられている側面457を備えている。研削工具450の側面457は、丸められた角部459を介して円状リング面453に結合している。(製造の際に)側面411,413の間に位置する丸められた縁部419とカービックカップリング400の平面部分405とを形成する。側面457は、上面453に対して(360°−χ)の角度で傾斜して配置されている。従って、歯403の側面111は、平面部分405によって形成された円状面455に対して角度χ(例えば110°〜150°)で傾斜して配置されている。さらに、円状リング構造体453又は円状面455は、研削工具450の側面457から所定の角度で傾斜している。角度α(180°−χに等しい)は、カービックカップリング400の側面411,413とカービックカップリング400の平面部分405との間の角度とされる。
さらに、研削工具450は、円状面455に対して角度βで傾斜して配置されているさらなる表面部分461を備えている。
図2に表わす研削工具450とは異なり、図5に表わす研削工具450は、より幅狭の円状リング面453を有しており、特に研削工具450のラジアル方向における円状リング面453の幅W1が、図4及び図6に表わすように、分割面404のラジアル方向内側端部における且つ隣り合う歯402,403の間の分割面404の周方向長さである幅W2より小さい。特に、研削工具450は、円状面455ひいては円状リング面453に対して角度γ(例えば10°〜30°)で傾斜して配置されているさらなる上面部分463を備えている。特に、幅W1と角度γとは、研削プロセスの際に丸められた縁部419が
十分に機能するように選定される。カービックカップリング100を製造するために研削工具150を利用した場合には、丸められた縁部の機能不全となる場合があるからである。
図6は、製造プロセス又は研削プロセスの際における、歯402,403同士の間に配置された研削工具450を有している、カービックカップリング400の隣り合う歯402,403の間に形成された溝の概略図である。図5は、上下反転させた研削工具450を表わす。(研削工具450の)ラジアル方向における円状リング面453の幅W1が歯403,402同士の間に位置する分割面404,405の(周方向409における)幅W2より小さいことに起因して、側面413,411と分割面404又は分割面404の平面部分405との間に位置する丸められた縁部419は、製造プロセスの際に機能不全に形成されたり、省かれたりしない。
研削工具450のさらなる上面463が円状リング面453に対して傾斜しているので、中央突出部423が形成される。従って、図5に表わすように、研削工具450は、その上側部分に傾斜した外形を有している。これにより、丸められた縁部419が形成されないということが防止される。それにも関わらず、隣り合う歯同士の間には、例えば歯402,403の高さhを正確に計測するための平面部分405が設けられている。計測することを目的として、例えば座標計測器が利用される場合がある。
“備えている(comprising)”との用語は、他の要素を除外するものではなく、“一の(‘a’又は‘an’)”との用語が、複数の要素を除外するものでないことに留意すべきである。また、様々な実施例に関連して説明された要素が組み合わされる場合がある。請求項中の参照符号は、特許請求の範囲に規定される技術的範囲を限定するように解釈すべきでないことに留意すべきである。
100 カービックカップリング
101 中心
102 歯
103 歯
104 分割面
105 平面(部分)
107 ラジアル方向
108 アキシアル方向
109 周方向
111 側面
113 側面
115 上面
117 幅狭結合部分
119 丸められた角部
150 研削ツール
153 円状リング面
155 円状面
157 側面
159 丸められた外側角部
161 幅狭側面部分
400 カービックカップリング
401 中心
402 歯
403 歯
404 分割面
405 平面(部分)
411 側面
413 側面
419 丸められた縁部
423 中央突出部
450 研削ツール
453 円状リング面(上面)
455 円状面
457 側面
459 丸められた角部
461 さらなる表面部分
463 さらなる上面部分

Claims (17)

  1. 回転式カップリングのためのカービックカップリング(400)であって、
    所定の円の上に配置されている複数の歯(402,403)であって、前記所定の円に関するラジアル方向(407)及び周方向(409)において延在している円状面から突出している(h)前記複数の歯(402,403)を備えている前記カービックカップリング(400)において、
    前記複数の歯のうち一方の歯(403)の側面(411)が、前記複数の歯のうち他方の歯(402)の側面(413)に対向しており、前記一方の歯(403)が、前記他方の歯(402)に隣り合っており、分割面(404)によって前記他方の歯(402)から分割されており、
    前記分割面(404)が、前記円状面に配置された平面とされ、
    前記分割面(404)が、前記一方の歯(403)の前記側面(411)と前記他方の歯(402)の前記側面(413)との間に中央突出部(423)を備えており、前記中央突出部(423)が、前記円状面から突出していることを特徴とするカービックカップリング。
  2. 前記分割面が、前記分割面(404)のラジアル方向内側部分において平坦であることを特徴とする請求項1に記載のカービックカップリング。
  3. 前記分割面(404)が、前記一方の歯の前記側面に隣り合っている前記分割面の一部分において、及び/又は、前記他方の歯の前記側面に隣り合っている一部分において平坦であることを特徴とする請求項1又は2に記載のカービックカップリング。
  4. 前記一方の歯の前記側面に隣り合っている前記分割面の一部分の、及び/又は、前記他方の歯の前記側面に隣り合っている前記分割面の一部分の幅(W1)が、前記分割面のラジアル方向最内側部分における前記分割面(404)の幅(W2)より小さく、前記幅(W2)の0.5倍〜0.9倍であることを特徴とする請求項3に記載のカービックカップリング。
  5. 丸められた角部(419)が、前記分割面と前記一方の歯の前記側面との間に、及び/又は、前記分割面と前記他方の歯の前記側面との間に形成されており、0.2mm〜1.00mmの角丸めの半径を有していることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のカービックカップリング。
  6. 前記丸められた角部(419)が、前記分割面(404)のラジアル方向内側部分に形成されていることを特徴とする請求項5に記載のカービックカップリング。
  7. 前記丸められた角部(419)が、ラジアル方向最内側部分(121)に形成されていることを特徴とする請求項6に記載のカービックカップリング。
  8. 前記一方の歯(403)及び/又は前記他方の歯(402)の前記側面(411,413)が、凹状に及び/又は凸状に湾曲しており、前記円の曲率半径の1.0倍〜5.0倍とされ、
    前記一方の歯(403)及び/又は前記他方の歯(402)の曲率中心が、前記カービックカップリングのラジアル方向外方において前記円状面と同一平面上に配置されていることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載のカービックカップリング。
  9. 前記一方の歯(402)及び/又は前記他方の歯(403)の前記側面(411,413)が、前記円の曲率半径の1.0倍〜1.5倍とされることを特徴とする請求項8に記載のカービックカップリング。
  10. 前記中央突出部(423)が、アキシアル方向において前記一方の歯の高さの1%〜10%で前記円状面から突出していることを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項に記載のカービックカップリング。
  11. 前記中央突出部(423)が、前記一方の歯の前記側面に対向している一方の側面を有しており、
    前記中央突出部(423)が、前記他方の歯の前記側面に対向している他方の側面を有しており、
    前記中央突出部(423)の前記一方の側面が、前記円状面に対して5°〜45°の角度で傾斜している一方の突出側面を含んでおり、
    前記中央突出部(423)の前記他方の側面が、前記円状面に対して5°〜45°の角度で傾斜している他方の突出側面を含んでいることを特徴とする請求項1〜10のいずれか一項に記載のカービックカップリング。
  12. 前記中央突出部(423)の前記一方の側面と前記中央突出部(423)の前記他方の側面とが、前記一方の歯と前記他方の歯との間における中央において、ラジアル方向に延在している頂部(425)であって、アキシアル方向における前記一方の歯の高さの1%〜10%で前記円状面から突出している前記頂部(425)において結合していることを特徴とする請求項11に記載のカービックカップリング。
  13. 前記分割面(404)に最も近位に位置する前記一方の歯の前記側面の一部分が、一方の側面角度で前記円状面に対して傾斜しており、
    前記一方の側面角度が、150°〜110°であることを特徴とする請求項11又は12に記載のカービックカップリング。
  14. 前記分割面(404)から最も遠位に位置する前記一方の歯の前記側面の一部分が、前記一方の側面角度より小さい他方の側面角度で前記円状面に対して傾斜している他方の側面を含んでおり、
    前記他方の側面の角度が、170°〜140°であることを特徴とする請求項11〜13のいずれか一項に記載のカービックカップリング。
  15. 前記カービックカップリングの少なくとも一部分が、前記一方の歯と前記他方の歯と前記分割面とを含んでおり、前記一方の歯と前記他方の歯との間に位置する鏡面に関して鏡面対称になっており、
    前記鏡面が、前記円状面に対して垂直であることを特徴とする請求項1〜14のいずれか一項に記載のカービックカップリング。
  16. 請求項1〜15のいずれか一項に記載の一方のカービックカップリング(400)であって、凹状の側面を具備する歯を有している前記カービックカップリング(400)と、
    請求項1〜15のいずれか一項に記載の他方のカービックカップリング(400)であって、凸状の側面を具備する歯を有している前記カービックカップリング(400)と、
    を備えているカップリングシステムにおいて、
    前記一方のカービックカップリングと前記他方のカービックカップリングとが、前記一方のカービックカップリングの歯の側面(411,413)と前記他方のカービックカップリングの歯の側面との間における少なくとも1つの接触を介して互いに係合するように構成されていることを特徴とするカップリングシステム。
  17. 請求項1〜15のいずれか一項に記載のカービックカップリングを製造するための研削工具(450)において、
    前記カービックカップリングの2つの隣り合う歯を離隔させる分割面の平面を研削するための、所定の円の上に配置されている円状リング面(453)と、
    前記カービックカップリングの前記2つの隣り合う歯のうち一方の歯の側面を研削するための、前記円状リング面(453)と結合していると共に前記円状面に対して傾斜している側面(457)と、
    前記カービックカップリングの前記2つの隣り合う歯の間に中央突出部(423)を形成するための、前記円状リング面(453)と結合していると共に前記円状面に対して傾斜している表面部分(463)と、
    を備えていることを特徴とする研削工具(450)。
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