JP6202827B2 - 撮影装置、その制御方法及びプログラム - Google Patents

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本発明は、医師の撮影指示のもとに被写体である患者を撮影するための技術に関するものである。
近年、病院等の医療機関において情報化が進み、患者の診断情報を管理する電子カルテを導入する機関が増えている。電子カルテ上では、患者の診断履歴情報、投薬情報、手術情報、患部画像データ及びX線画像データ等が一元管理され、データ(情報)の共有や再利用が簡単にできるようになってきている。また、近年のストレージの大容量化によって、患部等の画像データを大量に撮影して電子カルテに格納できるようになった。
このような環境の中で、デジタルカメラを利用して患者を撮影し、撮影した画像データを診療の記録として電子カルテに格納するような利用法が頻繁に活用されている。特に、皮膚科、外科又は介護の現場では、患者の傷口、手術痕又は褥瘡(床ずれ)を定期的にデジタルカメラで撮影し、患部の経時変化を観察することが行われている。
このようなデジタルカメラの利用シーンでは、必ずしも診察した医師が撮影するとは限らない。医師の指示のもとに、院内の撮影スタッフ或いは看護師、又は、院外の訪問看護師等が撮影する場合がある。この場合、医師が対象患者の名前及びID等の基本情報に加え、撮影部位及び撮影枚数等を含む撮影指示を発行し、撮影者が医師の指示を確認しながら撮影する必要がある。
このような利用シーンに対し、特許文献1には、医師の撮影オーダ発行の際に患者の3次元画像データを画面に表示し、医師が3次元画像データ上の撮影部位を直接指定することによりオーダが発行される技術が開示されている。
また、特許文献2には、デジタルカメラで撮影された患部の画像データを、通信ネットワークを経由して送信し、患部の画像データの内容によって、蓄積された皮膚疾患のデータから対応する疾患名を予測し、対処方法を出力する技術が開示されている。
特開2001−60239号公報 特開2005−58398号公報
しかしながら、上記特許文献1では、医師の撮影オーダ発行についてのみ言及されており、撮影者が撮影オーダを確認しながらどのように撮影するのかについては言及されていない。また、訪問看護では、医師が撮影指示を出した時間と、撮影者である訪問看護師が現場で実際に患部を撮影する時間とにタイムラグがある。このため、医師により撮影指示が出された患部の急変や医師に指定された部位以外で発症が起きる可能性が高い。従って、撮影者は、その状況や緊急性を加味し、医師の指示以外での措置や患部情報を的確に医師へ申し送りしなければならない。しかしながら、上記特許文献2では、患部画像データと患者の主訴とから疾患名の予測をすることのみが言及されており、医師への患部情報のフィードバックについては言及されていない。
発明の目的は、医師の撮影指示のもとに被写体である患者を撮影する際、医師へフィードバックするための情報を管理することにある。
本発明の撮影装置は、被写体の撮影部位に対応する情報を含む撮影オーダを取得する撮影オーダ取得手段と、前記情報に対応する前記撮影部位ごとに撮影処理を行う撮影手段と、前記撮影処理により生成された画像データごとに、前記撮影部位の患部に関する情報の入力を受け付ける入力受付手段と、前記入力を受け付けた前記患部に関する情報を、当該患部を含む前記撮影部位を撮影することにより生成された前記画像データに関連付けて保存する保存手段と、を有し、前記入力受付手段は、表示部に表示された前記患部に関する情報に対する選択を受け付けることにより、当該患部に関する情報の入力を受け付けることを特徴とする。
また、本発明の撮影装置は、被写体の部位のうち、撮影を指示された撮影部位に対応する情報を含む撮影オーダを取得する撮影オーダ取得手段と、前記情報に対応する前記撮影部位または当該撮影部位とは異なる部位を、撮影対象の部位として選択を受け付ける選択受付手段と、撮影命令の受け付けに応じて、前記撮影対象の部位の撮影処理を行う撮影手段と、前記撮影処理により生成された画像データを取得する画像データ取得手段と、前記選択を受け付けた前記撮影対象の部位が前記情報に対応する前記撮影部位であるか否かを示す撮影情報を、前記画像データに関連付けて保存する保存手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、医師の撮影指示のもとに被写体である患者を撮影する際、医師へフィードバックするための情報を管理することが可能となる。
本発明の実施形態に係る撮影処理システムの構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る撮影処理システムにおける撮影処理を示すフローチャートである。 医師により入力される撮影指示の一例を示す図である。 図2のステップS102における撮影処理の詳細を示すフローチャートである。 図4のステップS1026で付与される撮影情報(メタデータ)の一例を示す図である。 患部情報を入力するためのユーザインタフェースの一例を示す図である。 図4のステップS1022において選択される参照図の一例を示す図である。 図4のステップS1022における参照図選択処理に使用されるテーブルを示す図である。 撮影部位の撮影画面の例を示す図である。 図4のステップS1022における参照図選択処理の詳細を示すフローチャートである。 図4のステップS1023において撮影指示に含まれる全ての撮影部位が表示されるユーザインタフェースの一例を示す図である。 図4のステップS1024においてライブビュー画像データが表示されるユーザインタフェースの他の例を示す図である。 閲覧優先度管理テーブルの例を示す図である。 患者名一覧及び患者の詳細情報の表示例を示す図である。 患者名一覧の表示例を示す図である。
以下、本発明を適用した好適な実施形態を、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
先ず、本発明の第1の実施形態について説明する。第1の実施形態では、訪問看護師や介護士等の撮影者が、医師による撮影指示に基づいて、撮影装置であるデジタルカメラを用いて被写体である撮影対象患者を撮影する場合を想定している。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る撮影処理システムの構成を示す図である。図1に示すように、第1の実施形態に係る撮影処理システム100は、クライアント装置110、画像管理サーバ装置120、撮影装置130、有線ネットワーク140及び無線ネットワーク150を備える。ここで、クライアント装置110と画像管理サーバ装置120とは、有線ネットワーク140を介して接続されている。また、画像管理サーバ装置120と撮影装置130とは、無線ネットワーク150を介して接続されている。なお、クライアント装置110は、情報処理装置の例となる構成である。
クライアント装置110は、医師により利用される装置である。図1に示すように、クライアント装置110は、撮影指示入力部111、表示部112及び表示制御部113を備える。撮影指示入力部111は、医師による撮影指示を受け付ける。表示部112は、撮影画像データや患部情報を表示し、医師にこれらを閲覧させる。表示制御部113は、患者名の一覧表示や患者個人の画像データ表示順序を制御する。
画像管理サーバ装置120は、撮影画像データを管理する装置である。図1に示すように、画像管理サーバ装置120は、撮影指示格納部121、画像格納部122及び患部情報格納部123を備える。撮影指示格納部121は、クライアント装置110において受け付けられた医師による撮影指示を格納する。
画像格納部122は、撮影装置130で撮影された撮影画像データを格納する。患部情報格納部123は、撮影装置130で入力された患部情報を格納する。撮影装置130は、被写体である撮影対象患者を撮影する汎用デジタルカメラである。
図1に示すように、撮影装置130は、記憶部131、入力部132、撮影指示並び換え部133、撮影部134、表示部135及び情報格納制御部136を備える。記憶部131は、各種の情報、各種のデータ及び各種のテーブル等を記憶する。入力部132は、撮影者が患部情報等の情報や各種の指示等を入力する。撮影指示並び換え部133は、クライアント装置110において受け付けられ、撮影指示格納部121にて格納されている医師による撮影指示の並び換えを行う。撮影部134は、レンズ等の光学系を介して結像された被写体の光学像を電子的な撮像画像データに変換する撮像センサを備える。表示部135は、撮影部134の撮像センサにより得られるライブビュー画像データ及び撮影画像データを表示する液晶表示画面を備える。情報格納制御部136は、撮影部134で撮影された撮影画像データを画像管理サーバ装置120の画像格納部122に格納させるとともに、入力部132で入力された患部情報を画像管理サーバ装置120の患部情報格納部123に格納する。
図2は、本発明の第1の実施形態に係る撮影処理システム100における撮影処理を示すフローチャートである。なお、図2に示す処理は、医師がクライアント装置110に対して撮影指示を行うことにより開始される処理である。また、図2に示す処理は、撮影処理システム100における該当する装置内で、CPUがHDD等の記録媒体から必要なデータ及びプログラムを読み出して実行することにより、実現する処理である。
ステップS101において、クライアント装置110の撮影指示入力部111は、医師による撮影指示を受け付ける。そして、クライアント装置110は、有線ネットワーク140を介して、当該撮影指示を画像管理サーバ装置120に対して送信する。画像管理サーバ装置120は、画像管理サーバ装置120から受信した撮影指示を撮影指示格納部121に格納する。
ステップS102において、撮影装置130は、無線ネットワーク150を介して、画像管理サーバ装置120の撮影指示格納部121から撮影指示を読み込む(ロードする)。そして、撮影装置130は、撮影指示の並び換えを行った後、並び換え後の撮影指示を表示部135に表示する。その後、表示部135に表示された撮影指示に従って撮影者が撮影操作を行うと、撮影装置130は、撮影対象患者の撮影処理を行うことにより、撮影対象患者の撮影画像データを生成する。また、撮影者は入力部132より撮影対象患者の患部情報を入力する。撮影装置130は、撮影対象患者の撮影画像データ及び患部情報を、無線ネットワーク150を介して画像管理サーバ装置120に対して送信する。画像管理サーバ装置120は、撮影対象患者の撮影画像データ及び患部情報を撮影装置130から受信すると、撮影画像データを画像格納部122に格納するとともに、患部情報を患部情報格納部123に格納する。
ステップS103において、クライアント装置110は、画像管理サーバ装置120の画像格納部122に格納されている撮影画像データを取得するとともに、画像管理サーバ装置120の患部情報格納部123に格納されている患部情報を取得する。そして、クライアント装置110は、撮影画像データ及び患部情報を医師が閲覧できるように表示部112に表示する。
図3は、医師により入力される撮影指示の一例を示す図である。図3に示す例では、撮影指示300には、患者名、患者ID、年齢及び性別等の撮影対象患者の患者基本情報と、指示医名、撮影方法、撮影体位、撮影部位(撮影患部)及び注意事項等の撮影情報とが含まれる。図3に示す例では、単純に撮影部位を複数列挙しているが、各撮影部位に対して、撮影枚数、撮影角度、撮影理由及び注意事項等を詳細に設定するようにしてもよい。
図4は、図2のステップS102における撮影処理の詳細を示すフローチャートである。なお、図4に示す処理は、撮影装置130内においてCPUがROM等の記録媒体から必要なデータ及びプログラムを実行することにより、実現する処理である。
ステップS1021において、撮影装置130は、無線ネットワーク150を介して、画像管理サーバ装置120の撮影指示格納部121に格納されている撮影指示を例えば記憶部131にロードする。ここで、画像管理サーバ装置120と撮影装置130とは、Bluetooth(登録商標)に代表される短距離無線通信や赤外線通信等の無線ネットワーク150で接続されている。
ステップS1022において、撮影装置130は、ステップS1021でロードした撮影指示に含まれる撮影部位に基づいて、記憶部131に格納されているシェーマ(人体部分図)から、参照図としてのシェーマを選択する。なお、本実施形態では、参照図選択処理を撮影装置130で行うようにしているが、画像管理サーバ装置120が撮影指示に含まれる撮影部位に基づいて参照図としてのシェーマを選択し、撮影装置130は、選択された参照図を撮影指示の一部として画像管理サーバ装置120からロードするようにしてもよい。
ステップS1023において、撮影装置130は、撮影指示に含まれる撮影部位を表示部135に表示する。ここでは、例えば、ステップS1022で選択された参照図としてのシェーマ上に、撮影指示に含まれる撮影部位が重畳して表示される。
続いて、撮影者がステップS1022で表示された撮影部位から一つの撮影部位を選択すると、ステップS1024において、撮影装置130は、ステップS1021でロードした撮影指示を表示部135に表示する。ここでは、例えば、ライブビュー画像データに重畳して撮影指示が表示される。また、医師による撮影指示に含まれる撮影部位以外の部位に症例が見られる場合等、医師による撮影指示に含まれる撮影部位以外の部位を撮影する際、撮影者は、シェーマ上において撮影対象とする部位をクリックする。これにより、撮影装置130は、撮影対象の部位名を取得する。
続いて、撮影者は撮影ボタンを押下する。これにより、ステップS1025において、撮影装置130の撮影部134は、レンズから取り込んだ被写体(撮影対象患者)の光学像を電子的な撮影画像データに変換する撮影処理を行う。ステップS1026において、撮影装置130(例えば、撮影部134)は、ステップS1025の撮影処理で得られた撮影画像データに対し、撮影情報をメタデータとして付与する。本ステップで付与される撮影情報としては、撮影日時や撮影場所のような撮影時に得られる情報に加えて、撮影対象患者の患者基本情報、撮影部位等の撮影指示、及び、入力部132から入力される患部の状態に関する情報(患部情報)等が挙げられる。このように撮影画像データに撮影情報を付与することにより、例えば後日、「右肘頭」のようなキーワードで撮影部位を指定して、撮影画像データを検索することが可能となる。
図5は、図4のステップS1026で付与される撮影情報(メタデータ)の一例を示す図である。図5において、501は撮影情報(メタデータ)である。図5に示すように、撮影情報501は、「部位」502、「撮影指示」503、「前回の病歴」504、「前回の程度」505、及び、患部の状態に関する情報(「S(主訴)506」、「O(前回診察時との患部の差分)507」、「A1(疑わしい病名)508」、「A2(程度)509」、「P(治療方針)510」)から構成される。
「部位」502は、医師による撮影指示から抽出される撮影部位を示す情報である。「前回の病歴」504及び「前回の程度」505は、以前撮影して取得された撮影情報から流用される情報である。「撮影指示」503の要素である{有,無}や患部の状態に関する情報506〜510の各要素は、入力部132から適宜選択される情報である。なお、患部の状態に関する情報506〜510は、一般的なカルテ記載方式であるSOAP形式に準拠した入力分類とする。しかし、患者から得られる主訴、撮影者が客観的に見て得られた情報(撮影者所見)、想定される疾患名、治療方針等の患部に関する情報であれば、項目名は限定されない。
図6は、患部情報を入力するためのユーザインタフェースの一例を示す図である。なお、当該インタフェースは、図1の入力部132に相当する構成である。図6に示すように、撮影装置130には、液晶表示画面601や選択ボタン602が設けられている。液晶表示画面601は、タッチパネル操作で入力したい患部情報を選択することが可能となっている。他にも、選択ボタン602を回転させることにより、液晶表示画面601上の患部情報の要素名も連動して回転し、選択ボタン602が押下されることにより、表示領域1203にある要素名を選択することが可能である。
なお、これらのユーザインタフェースにおける項目毎の要素の並びは、固定順のほかに、前回の撮影時に選択された要素を優先的に上位に表示するようにしてもよい。また、先に設定された項目の要素に基づいて、他の項目の要素の並びを適宜変えるようにしてもよい。例えば、主訴の項目506で“かゆみ”が選択された場合、疑わしい病名を選択する際の項目508の表示順の上位に、“虫さされ”及び“あせも”等を優先的に表示する方法が考えられる。
ステップS1027において、撮影装置130は、全ての撮影部位に対して撮影処理を終了したか否かを判定する。全ての撮影部位に対して撮影処理を終了していない場合、処理はステップS1023に戻る。そして、撮影装置130は、未だ撮影処理を終了していない撮影部位について、ステップS1023以降の処理を再度行う。一方、全ての撮影部位に対して撮影処理を終了した場合、処理はステップS1028に移行する。
ステップS1028において、撮影装置130の情報格納制御部136は、ステップS1025の撮影処理で得られた撮影画像データを、撮影者による撮影順ではなく、図3に示す撮影指示に含まれる撮影部位の指示順で、画像管理サーバ装置120の画像格納部122に格納させる。
図7は、図4のステップS1022において選択される参照図の一例を示す図である。撮影装置130には、複数のシェーマと呼ばれる部分人体図が保持されている。図7に示すように、シェーマには、「全身」701や「頭部」702のような人体上の表示範囲を示す分類名が付与されており、それぞれの分類名が人体を前面から見たシェーマ名と背面から見たシェーマ名とを保持している。ここでは、分類名として「全身」701及び「頭部」702だけを示しているが、その他にも、「右前腕」や「右手掌」等、想定される撮影シーンに応じて必要なシェーマが予め用意されている。
図8は、図4のステップS1022における参照図選択処理に使用されるテーブルを示す図である。なお、図8に示すテーブルは、例えば、撮影装置130の記憶部131に記憶されている。
分類名801は、図7に示す「全身」701や「頭部」702のように人体上の表示範囲を示している。また、図8のシェーマ名803に示すように、分類名801それぞれについて、人体の前面から見たシェーマ名と人体の背面から見たシェーマ名とが格納される。
要素805は、シェーマ名803に該当するシェーマ上に表示される人体上の部位名を格納する。なお、この要素805に格納される部位は、必ずしも正確に人体構造上表示可能でなくてもよい。例えば、シェーマ名803の「全身前面」に含まれる要素「右肘頭」は、正確には「全身背面」に含まれるべきであるが、撮影時には、図9に示すように、人体の正面から肘を曲げて撮影されることになる。従って、撮影者に対する表示のわかりやすさを優先して、要素「右肘頭」は「全身前面」に配置されている。要素数804は、シェーマ名803に含まれる要素805の数であり、要素数802は、分類名801に含まれる要素805の数である。
図10は、図4のステップS1022における参照図選択処理の詳細を示すフローチャートである。なお、図10に示す処理は、撮影装置130内において、CPUがROM等から必要なデータ及びプログラムを実行することにより、実現する処理である。
ステップS10221において、撮影装置130は、全ての撮影部位を含むシェーマ名803を図8に示すテーブルから検索する。なお、ここでいう全ての撮影部位とは、ステップS1021でロードされた撮影指示に含まれる全ての撮影部位を意味する。ステップS10222において、撮影装置130は、全ての撮影部位を含むシェーマ名803が存在するか否かを判定する。全ての撮影部位を要素805に含むシェーマ名803が存在する場合、処理はステップS10226に移行する。一方、全ての撮影部位を要素805に含むシェーマ名803が存在しない場合、処理はステップS10223に移行する。
ステップS10223において、撮影装置130は、全ての撮影部位を要素805に含む分類名801を取得する。ステップS10222にて、全ての撮影部位を要素805に含むシェーマ名803が存在しないと判定されたということは、人体の前面だけ又は背面だけのシェーマでは全ての撮影部位を表示することができないことを意味する。例えば、図3に示す撮影指示の撮影部位{右肘頭、左肘頭、右殿部、左膝蓋}について、図8に示すテーブルの要素805を検索すると、右殿部は、人体の背面を示すシェーマにしか存在せず、右肘頭及び左肘頭は、人体の前面を示すシェーマにしか存在しない。即ち、全ての撮影部位を含むシェーマは存在しない。従って、全身前面及び全身背面のシェーマのペアを持つ分類名801に対して検索範囲が広げられる。
ステップS10224において、撮影装置130は、ステップS10223で取得した分類名801が複数存在した場合、図8に示す要素数802を参照して、最も小さい要素数を持つ分類名801を取得する。これは、全ての撮影指示を表示することができる最小のシェーマを取得することを意味する。図8の例では、図3に示す撮影指示に含まれる撮影部位{右肘頭、左肘頭、右殿部、左膝蓋}を全て含む分類名801は「全身」しか存在しないため、「全身」の分類名801が取得される。
ステップS10225において、撮影装置130は、ステップS10224で取得した分類名801に含まれるシェーマを参照図として取得する。図8の例では、シェーマ名803が「全身前面」及び「全身背面」に該当するシェーマが参照図として取得される。
ステップS10226において、撮影装置130は、全ての撮影部位を要素805に含むシェーマ名803を取得する。例えば、撮影指示に含まれる撮影部位が{前頭,右頬}であった場合、撮影装置130は、図8に示す要素805を検索して、全ての撮影部位を要素805に含むシェーマ名「全身前面」とシェーマ名「頭部前面」とを取得する。
ステップS10227において、撮影装置130は、ステップS10226で取得したシェーマ名803のうち、図8に示す要素数804が最も小さいシェーマ名803を取得する。上述した例では、シェーマ名「全身前面」の要素数804とシェーマ名「頭部前面」の要素数804とを比較し、要素数804が少ないシェーマ名「頭部前面」が取得される。
ステップS10228において、撮影装置130は、ステップS10227で取得したシェーマ名803に該当するシェーマを取得する。これにより、撮影部位を全て含み、且つ、最も細部を表示可能なシェーマが参照図として取得される。
図11は、図4のステップS1023において撮影指示に含まれる全ての撮影部位が表示されるユーザインタフェースの一例を示す図である。図11の例では、撮影装置130には、液晶表示画面1101や撮影ボタン1102が設けられている。液晶表示画面1101では、タッチパネル操作が可能である。また、液晶表示画面1101には、以下の1103乃至1105の表示領域が設けられている。
1103は、現在の画面が撮影部位を示す画面であることを表示するための表示領域である。1104は、図10に示す処理で取得された参照図(シェーマ)を表示するための領域である。例えば、図3に示す撮影指示に対し、図10に示す処理でシェーマ名「全身前面」に該当するシェーマとシェーマ名「全身背面」に該当するシェーマとが取得された場合、これらは参照図として表示領域1104に表示される。1105は、表示領域1104に表示されたシェーマ上に撮影部位を表示するための表示領域である。例えば、撮影装置130は、複数のシェーマセットを記憶部131に記憶させておくとともに、各シェーマセットに含まれる各シェーマ上の座標及び部位の組み合わせをインデックスとして記憶部131に記憶させておく。そして、撮影装置130は、記憶部131から該当するシェーマのインデックスを参照することにより、当該シェーマ上に撮影部位をマーキングする。これにより、表示領域1105が表示される。撮影者が表示領域1105(撮影部位名のテキスト又はマーキング部分)をタッチすると、撮影装置130は、図9に示すような、選択された撮影部位の撮影画面を表示する。
図9は、図4のステップS1024においてライブビュー画像データが表示されるユーザインタフェースの一例を示す図である。図9において、撮影装置130には、液晶表示画面901や撮影ボタン902が設けられている。液晶表示画面901は、レンズを通して見える映像をライブビュー画像データとして表示しており、タッチパネル操作で入力が可能となっている。撮影者が撮影ボタン902を押下すると、撮影装置130は、レンズから取り込んだ被写体(撮影対象患者)の光学像を電子的な撮影画像データに変換する撮影処理を行う。
液晶表示画面901には、以下の903乃至905の表示領域が設けられている。903は、撮影者が次に撮影すべき撮影部位を表示するための表示領域であり、図11における表示領域1105から選択された撮影部位が表示される。904は、表示領域903に示された撮影部位に対応する撮影指示を、図11の表示領域1104に表示されたシェーマ上に図示して表示するための表示領域である。なお、表示領域903及び904の何れか一方を表示するようにしてもよい。905は、全ての撮影部位のうち、現在、何番目の撮影部位に対応する撮影処理を行っているのかを表示するための表示領域である。撮影ボタン902が押下され、指示された撮影部位が撮影される度に、表示領域905に表示される撮影済み枚数がカウントアップされる。
図12は、図4のステップS1024においてライブビュー画像データが表示されるユーザインタフェースの他の例を示す図である。図12において、表示領域1201、撮影ボタン1202、表示領域1203及び表示領域1205は夫々、図9の表示領域901、撮影ボタン902、表示領域903及び表示領域905と同様である。
1204は、表示領域1203に表示される撮影部位と同様の撮影部位を持つ撮影画像データを表示するための表示領域である。表示領域1204において表示される撮影画像データは、図4のステップS1022の参照図取得処理において、画像管理サーバ装置120の画像格納部122から、表示領域1203に表示された撮影部位をキーワードとして検索され、その検索結果から選択するようにしてもよい。例えば、訪問看護のように定期的に同一人物を撮影する場合、同一患者の前回の撮影処理における同一撮影部位の撮影画像データを表示するようにしてもよい。
以下、図2のステップS103における撮影画像データ表示処理について詳細に説明する。撮影画像データ表示処理時における表示部112の制御は、表示制御部113によって行われる。表示部112では、画像管理サーバ装置120の患部情報格納部123から取得された患部情報に基づき、患者名や患部を強調して撮影画像データを表示することにより、医師に対してこれらの優先的な閲覧を促す。また、表示制御部113は、画像管理サーバ装置120の患部情報格納部123から取得した患部情報に基づき、患者一覧を表示するための制御や、画像格納部122に格納された撮影画像データの表示順の制御を行う。
さらに、表示制御部113は、撮影画像データに関連付けられた患部情報の閲覧優先度を管理するためのテーブルを備える。患者名一覧表示時や患者個人の詳細情報表示時の際には、この閲覧優先度のテーブルに基づいて、患者毎に撮影画像データに対する重み付けが行われる。なお、患者毎の閲覧優先度の重み付けには、過去数日以内に更新があった患部画像データの閲覧優先度の平均値又は合計値が用いられる。
図13(a)は、上述した閲覧優先度を管理するためのテーブル(以下、閲覧優先度管理テーブルと称す)の一例を示している。このテーブルは、医師の撮影指示以外の部位に関して何らかの症状が発生した個所や、医師の撮影指示があったが患部の状態が急変した個所について、優先的に医師に閲覧を促す意図に基づいて設計されている。
図14(a)は、図13(a)に示す閲覧優先度管理テーブルに基づき、表示部112に患者名一覧を表示した例を示している。患者名は、患者IDの昇順で表示されているが、これら表示されている患者のうち、閲覧優先度が最も高いと判断された患者ID“003”、患者名“木村太郎”にポップアップ表示1401が行われ、医師に他の患者よりも優先して閲覧するように促される。
図14(b)も同じく、図13(a)に示す閲覧優先度管理テーブルに基づき、表示部112に患者名一覧を表示させた他の例を示している。ここでは、各患者の閲覧優先度の昇順で患者名一覧が表示される。この例では、閲覧優先度が最も高いと判断された患者ID“003”、患者名“木村太郎”が患者名最上位の1402に表示され、医師に他の患者よりも優先して閲覧するように促される。また、各患者の名前の近傍に、その患者の最新の撮影日に撮影された患部画像データのうち、最も閲覧優先度の高い患部画像データをサムネイル画像データ1403として表示させてもよい。他にも、さらに規定の閲覧優先度を超えた患者は、他の患者と異なる色で表示させたり、表示する文字を大きくする等、医師の注意を引く表示に変更してもよい。
図14(c)は、表示部112に患者の詳細情報を表示させた例を示している。患者の詳細情報は、患者名一覧の表示画面から患者名を選択すると、遷移して表示される。1404には、その患者の最も閲覧優先度の高い撮影画像データが表示される。また、1405には、患者情報、及び、最も閲覧優先度の高い撮影画像データに関連付けられた患部情報が表示される。
以上、本実施形態によれば、撮影装置130により撮影対象患者が撮影されると、医師の撮影指示の有無や患部の状態等の情報も併せて撮影画像データに付与される。そして、上述した閲覧優先度管理テーブルに基づいて、医師による撮影指示に含まれない撮影部位に関し、何らかの症状が発生した個所や、医師による撮影指示に含まれるが患部の状態が急変した撮影部位について、医師に対して優先的に閲覧を促すことができる。これにより、患部の状態を撮影者から医師に対して確実にフィードバックすることが可能となる。
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。なお、以下では、第1の実施形態と同様の内容については説明を省略し、第1の実施形態の内容と異なる部分について説明を行うものとする。
第1の実施形態では、表示制御部113が備える閲覧優先度管理テーブルは、医師の撮影指示以外の部位に関して何らかの症状が発生した個所や、医師の撮影指示があったが患部の状態が急変した個所について、優先的に医師に閲覧を促す意図に基づいて設計されている。その他、患部の病名や医師の専門に応じて、撮影画像データの閲覧優先度を決定してもよい。例えば、高齢者介護では、床ずれは一度発症し、重症化すると完治が難しいため、発症初期段階での治療とその後の予防処置とが重要とされている。このため、図13(b)に示す閲覧優先度管理テーブルでは、疑わしき病名が床ずれである場合、医師の撮影指示外であれば、患部の状態が軽度であっても、閲覧優先度を高くする意図で設計されている。
また、医師の専門によっても医師に優先的に閲覧を促したい条件は変わってくる。例えば、リハビリテーションを専門とする医師は、患部の好転に合わせてリハビリテーションのプログラムの変更を指示する必要がある。このため、撮影者は患部の状態が好転したケースを優先し、医師に患部画像の閲覧を促したいケースが想定される。従って、医師毎に閲覧優先度管理テーブルを用意し、表示内容を変更してもよい。
図15(a)は、好転を優先的に表示した意図で設計された閲覧優先度管理テーブルを使用し、医師Aの患者名表示状態において、表示された患者の患部の状態が悪化した旨を意図するポップアップを表示した例を示している。図15(b)は、悪化を優先的に表示したい意図で設計された閲覧優先度管理テーブルを使用し、医師Bの患者名一覧表示状態において、表示された患者の患部の状態が好転した旨を意図するポップアップを表示した例を示している。
図15(c)は、好転を優先的に表示したい意図で設計された閲覧優先度管理テーブルと、悪化を優先的に表示したい意図で設計された閲覧優先度管理テーブルとを同時に使用し、それぞれのテーブルで閲覧優先度が高いと判定された患者名の脇にポップアップを表示した例を示している。これにより、患部の病名や医師の専門に応じて、患部の状態を撮影者から医師へ確実にフィードバックすることができる。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
100:撮影処理システム、110:クライアント装置、111:撮影指示入力部、112:表示部、113:表示制御部、120:画像管理サーバ装置、121:撮影指示格納部、122:画像格納部、123:患部情報格納部、130:撮影装置、131:記憶部、132:入力部、133:撮影指示並び換え部、134:撮影部、135:表示部、136:情報格納制御部、140:有線ネットワーク、150:無線ネットワーク

Claims (26)

  1. 被写体の撮影部位に対応する情報を含む撮影オーダを取得する撮影オーダ取得手段と、
    前記情報に対応する前記撮影部位ごとに撮影処理を行う撮影手段と、
    前記撮影処理により生成された画像データごとに、前記撮影部位の患部に関する情報の入力を受け付ける入力受付手段と、
    前記入力を受け付けた前記患部に関する情報を、当該患部を含む前記撮影部位を撮影することにより生成された前記画像データに関連付けて保存する保存手段と、
    を有し、
    前記入力受付手段は、表示部に表示された前記患部に関する情報に対する選択を受け付けることにより、当該患部に関する情報の入力を受け付けることを特徴とする撮影装置。
  2. 前記撮影オーダに含まれる前記情報に対応する前記撮影部位または当該撮影部位とは異なる部位を、撮影対象の部位として選択を受け付ける選択受付手段
    を更に有し、
    前記保存手段は、前記患部に関する情報と、前記選択を受け付けた前記撮影対象の部位が前記撮影オーダに含まれる前記情報に対応する前記撮影部位であるかを示す撮影情報とを、前記画像データに関連付けて保存することを特徴とする請求項1に記載の撮影装置。
  3. 前記保存手段は、前記撮影部位に対する選択を受け付けた場合、前記選択を受け付けた前記撮影対象の部位が前記撮影オーダに含まれる前記情報に対応する前記撮影部位であることを示す前記撮影情報を、前記画像データに関連付けて保存することを特徴とする請求項2に記載の撮影装置。
  4. 前記保存手段は、前記撮影部位とは異なる部位に対する選択を受け付けた場合、前記選択を受け付けた前記撮影対象の部位が前記撮影オーダに含まれる前記情報に対応する前記撮影部位でないことを示す前記撮影情報を、前記画像データに関連付けて保存することを特徴とする請求項2または3に記載の撮影装置。
  5. 前記入力受付手段は、前記撮影処理が行われる度に、前記患部に関する情報の入力を受け付けることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の撮影装置。
  6. 前記保存手段は、前記患部に関する情報を、当該患部を含む前記撮影部位を撮影することにより生成された前記画像データのメタデータとして付与することにより、当該患部に関する情報を当該画像データに関連付けて保存することを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の撮影装置。
  7. 前記被写体を示す情報とともに前記撮影オーダに含まれる前記情報に対応する前記撮影部位を表示する表示手段と、
    前記表示手段において前記被写体を示す情報及び前記撮影部位を表示した状態で、撮影命令を受け付ける撮影命令受付手段と、
    を更に有することを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の撮影装置。
  8. 前記被写体は、人体であり、前記患部に関する情報は、患者の主訴、撮影者所見、前回診察時との患部の差分、患部の程度、及び、治療方法のうちの少なくともいずれか一つを含むことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の撮影装置。
  9. 前記表示手段は、前記被写体を示す情報として人体図を表示し、前記人体図上に前記撮影部位を表示することを特徴とする請求項に記載の撮影装置。
  10. 前記表示手段は、前記撮影オーダに含まれる、撮影枚数、撮影角度及び撮影体位のうちの少なくともいずれか一つを表示することを特徴とする請求項またはに記載の撮影装置。
  11. 請求項1乃至10のいずれか1項に記載の撮影装置と、情報処理装置とを有する撮影処理システムであって、
    前記情報処理装置は、
    前記撮影オーダの入力を受け付ける入力受付手段と、
    前記入力受付手段により入力を受け付けた前記撮影オーダを送信する送信手段と、
    前記患部に関する情報と前記画像データとを受信する受信手段と、
    前記患部に関する情報に応じた表示態様で、前記画像データまたは前記画像データに係る情報を表示部において表示させる表示制御手段と、
    を有することを特徴とする撮影処理システム。
  12. 前記情報処理装置は、
    前記患部に関する情報に応じた優先度を決定する決定手段
    を更に有し、
    前記表示制御手段は、前記決定手段により決定された優先度に応じた表示態様で、前記画像データまたは前記画像データに係る情報を前記表示部において表示させることを特徴とする請求項11に記載の撮影処理システム。
  13. 前記決定手段により決定された優先度に応じた表示態様には、ポップアップの表示の有無、サムネイル画像データの表示の有無、及び、前記画像データ又は前記画像データに係る情報の表示順序のうちの少なくともいずれか一つを含むことを特徴とする請求項12に記載の撮影処理システム。
  14. 撮影装置の制御方法であって、
    被写体の撮影部位に対応する情報を含む撮影オーダを取得する撮影オーダ取得ステップと、
    前記情報に対応する前記撮影部位ごとに撮影処理を行う撮影ステップと、
    前記撮影処理により生成された画像データごとに、前記撮影部位の患部に関する情報の入力を受け付ける入力受付ステップと、
    前記入力を受け付けた前記患部に関する情報を、当該患部を含む前記撮影部位を撮影することにより生成された前記画像データに関連付けて保存する保存ステップと、
    を有し、
    前記入力受付ステップは、表示部に表示された前記患部に関する情報に対する選択を受け付けることにより、当該患部に関する情報の入力を受け付けることを特徴とする撮影装置の制御方法。
  15. 前記撮影オーダに含まれる前記情報に対応する前記撮影部位または当該撮影部位とは異なる部位を、撮影対象の部位として選択を受け付ける選択受付ステップ
    を更に有し、
    前記保存ステップは、前記患部に関する情報と、前記選択を受け付けた前記撮影対象の部位が前記撮影オーダに含まれる前記情報に対応する前記撮影部位であるかを示す撮影情報とを、前記画像データに関連付けて保存することを特徴とする請求項14に記載の撮影装置の制御方法。
  16. 撮影装置を、
    被写体の撮影部位に対応する情報を含む撮影オーダを取得する撮影オーダ取得手段と、
    前記情報に対応する前記撮影部位ごとに撮影処理を行う撮影手段と、
    前記撮影処理により生成された画像データごとに、前記撮影部位の患部に関する情報の入力を受け付ける入力受付手段と、
    前記入力を受け付けた前記患部に関する情報を、当該患部を含む前記撮影部位を撮影することにより生成された前記画像データに関連付けて保存する保存手段
    として機能させ
    前記入力受付手段は、表示部に表示された前記患部に関する情報に対する選択を受け付けることにより、当該患部に関する情報の入力を受け付けることを特徴とするコンピュータに実行させるためのプログラム。
  17. 前記撮影装置を、
    前記撮影オーダに含まれる前記情報に対応する前記撮影部位または当該撮影部位とは異なる部位を、撮影対象の部位として選択を受け付ける選択受付手段
    として更に機能させ、
    前記保存手段は、前記患部に関する情報と、前記選択を受け付けた前記撮影対象の部位が前記撮影オーダに含まれる前記情報に対応する前記撮影部位であるかを示す撮影情報とを、前記画像データに関連付けて保存することを特徴とする請求項16に記載のプログラム。
  18. 被写体の部位のうち、撮影を指示された撮影部位に対応する情報を含む撮影オーダを取得する撮影オーダ取得手段と、
    前記情報に対応する前記撮影部位または当該撮影部位とは異なる部位を、撮影対象の部位として選択を受け付ける選択受付手段と、
    撮影命令の受け付けに応じて、前記撮影対象の部位の撮影処理を行う撮影手段と、
    前記撮影処理により生成された画像データを取得する画像データ取得手段と、
    前記選択を受け付けた前記撮影対象の部位が前記情報に対応する前記撮影部位であるか否かを示す撮影情報を、前記画像データに関連付けて保存する保存手段と、
    を有することを特徴とする撮影装置。
  19. 前記保存手段は、前記撮影部位に対する選択を受け付けた場合、前記選択を受け付けた前記撮影対象の部位が前記情報に対応する前記撮影部位であることを示す前記撮影情報を、前記画像データに関連付けて保存することを特徴とする請求項18に記載の撮影装置。
  20. 前記保存手段は、前記撮影部位とは異なる部位に対する選択を受け付けた場合、前記選択を受け付けた前記撮影対象の部位が前記情報に対応する前記撮影部位でないことを示す前記撮影情報を、前記画像データに関連付けて保存することを特徴とする請求項18または19に記載の撮影装置。
  21. 撮影装置の制御方法であって、
    被写体の部位のうち、撮影を指示された撮影部位に対応する情報を含む撮影オーダを取得する撮影オーダ取得ステップと、
    前記情報に対応する前記撮影部位または当該撮影部位とは異なる部位を、撮影対象の部位として選択を受け付ける選択受付ステップと、
    撮影命令の受け付けに応じて、前記撮影対象の部位の撮影処理を行う撮影ステップと、
    前記撮影処理により生成された画像データを取得する画像データ取得ステップと、
    前記選択を受け付けた前記撮影対象の部位が前記情報に対応する前記撮影部位であるか否かを示す撮影情報を、前記画像データに関連付けて保存する保存ステップと、
    を有することを特徴とする撮影装置の制御方法。
  22. 前記保存ステップは、前記撮影部位に対する選択を受け付けた場合、前記選択を受け付けた前記撮影対象の部位が前記情報に対応する前記撮影部位であることを示す前記撮影情報を、前記画像データに関連付けて保存することを特徴とする請求項21に記載の撮影装置の制御方法。
  23. 前記保存ステップは、前記撮影部位とは異なる部位に対する選択を受け付けた場合、前記選択を受け付けた前記撮影対象の部位が前記情報に対応する前記撮影部位でないことを示す前記撮影情報を、前記画像データに関連付けて保存することを特徴とする請求項21または22に記載の撮影装置の制御方法。
  24. 撮影装置を、
    被写体の部位のうち、撮影を指示された撮影部位に対応する情報を含む撮影オーダを取得する撮影オーダ取得手段と、
    前記情報に対応する前記撮影部位または当該撮影部位とは異なる部位を、撮影対象の部位として選択を受け付ける選択受付手段と、
    撮影命令の受け付けに応じて、前記撮影対象の部位の撮影処理を行う撮影手段と、
    前記撮影処理により生成された画像データを取得する画像データ取得手段と、
    前記選択を受け付けた前記撮影対象の部位が前記情報に対応する前記撮影部位であるか否かを示す撮影情報を、前記画像データに関連付けて保存する保存手段
    として機能させることを特徴とするコンピュータに実行させるためのプログラム。
  25. 前記保存手段は、前記撮影部位に対する選択を受け付けた場合、前記選択を受け付けた前記撮影対象の部位が前記情報に対応する前記撮影部位であることを示す前記撮影情報を、前記画像データに関連付けて保存することを特徴とする請求項24に記載のプログラム。
  26. 前記保存手段は、前記撮影部位とは異なる部位に対する選択を受け付けた場合、前記選択を受け付けた前記撮影対象の部位が前記情報に対応する前記撮影部位でないことを示す前記撮影情報を、前記画像データに関連付けて保存することを特徴とする請求項24または25に記載のプログラム。
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