JP6202558B2 - ハウスの各面の吸入口用シャッタ装置 - Google Patents

ハウスの各面の吸入口用シャッタ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6202558B2
JP6202558B2 JP2013147259A JP2013147259A JP6202558B2 JP 6202558 B2 JP6202558 B2 JP 6202558B2 JP 2013147259 A JP2013147259 A JP 2013147259A JP 2013147259 A JP2013147259 A JP 2013147259A JP 6202558 B2 JP6202558 B2 JP 6202558B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shutter
house
shaft
shutter device
crank
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013147259A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015019584A (ja
Inventor
古田 幹雄
幹雄 古田
洋二 石垣
洋二 石垣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fulta Electric Machinery Co Ltd
Original Assignee
Fulta Electric Machinery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fulta Electric Machinery Co Ltd filed Critical Fulta Electric Machinery Co Ltd
Priority to JP2013147259A priority Critical patent/JP6202558B2/ja
Publication of JP2015019584A publication Critical patent/JP2015019584A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6202558B2 publication Critical patent/JP6202558B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/10Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
    • Y02A40/25Greenhouse technology, e.g. cooling systems therefor
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P60/00Technologies relating to agriculture, livestock or agroalimentary industries
    • Y02P60/14Measures for saving energy, e.g. in green houses

Landscapes

  • Greenhouses (AREA)
  • Housing For Livestock And Birds (AREA)
  • Ventilation (AREA)
  • Air-Flow Control Members (AREA)

Description

本発明は、ハウスの面(原則として、側面で説明する)に、三連でなる第1〜第3シャッタプレートを備えた構造のハウスの各面の吸入口用シャッタ装置に関する。
ハウス側面を開閉する手段としては、マイカ線の巻取り、巻戻しを利用して、側面全体を開閉する構成が知られている。例えば、特開2002−238364号公報である。この構造は、マイカ線でビニールフィルムを巻取り、巻戻して、側面を開閉することを特徴とする。また、この構造は、ビニールフィルムを巻取り、巻戻しによる開閉であり、側面の全体の開閉である。従って、側面の一部、例えば、棟方向の両隅のみの開閉ができないので、両隅より、低温低湿の外気吸込みとか、炭酸ガスの吸込みができないこと、又は奥行があるハウスでは、作物の生育に斑が発生すること、等の問題を抱えている。その他、ハウスにおける部分的な昇温・高湿対策等には、不向きであることが考えられる。
その後、側面、又は屋根面の一部を開閉し、従来の不具合を直すことができる発明が提案されている。例えば、特開2005−245203号公報、特開2011−172560号公報、特開2012−92996号公報である。これらの構造では、窓枠とビニールフィルム、又は窓枠と網とによる窓の開閉であり、従来の方法の範疇である。また、窓枠と、この窓枠を開閉するリンク機構、又は牽引ロープと、モータと、ねじ桿、或いはリンク機構等を利用して開閉する。従って、前述の文献と同様に構造が複雑化する。
特開2002−238364号公報 特開2005−245203号公報 特開2011−172560号公報 特開2012−92996号公報
上記に鑑み、本発明は、これまでの概念を払拭し、新規(寸法、及び/又は材質等が、従来とは異なる)の第1〜第3シャッタプレート(シャッタプレートの枚数は、一例である)を取入れる。全く新しく、かつ外気、及び/又は、外気温の影響を受けない、ハウス側面の吸入口(吸込口)用シャッタプレート(シャッタ装置)を提供する。
従って、ハウス側面が、すっきりした形態を確保でき、かつ外気、及び/又は、外気温の影響を受けることなく、ハウス内の温湿度調整が図れること、省エネに貢献できること、等の特徴がある。
また、側面の一部、例えば、棟方向の両隅のみ(生育の遅れている箇所)の開閉ができるので、両隅より、低温低湿の外気吸込みとか、炭酸ガスの吸込みができること、又は奥行があるハウスでは、作物の生育に斑がなく、略均一な生育が図れること、等の有利性がある。その他、ハウスにおける部分的な昇温・高湿対策等において、最適なハウスの各面の吸入口用シャッタ装置を提供できる等の実益がある。これにより、例えば、作物の生育と、生育の均一化が図れること、等の生産物の品質向上に寄与できる。その他として、例えば、畜舎等に使用した場合には、家畜の健康維持、成育促進、畜産品の品質向上等が図れる。
前述した目的と、効果とを達成するために、請求項1〜請求項に記載のハウスの各面の吸入口用シャッタ装置を提供する。
請求項の発明は、ハウスの面に設けた三連でなる第1〜第3シャッタプレートを備えた構造のハウスの各面の吸入口用シャッタ装置であって、
シャッタ装置は、躯体に取付けられる軸受と、軸受を介して支持される三連軸と、三連軸の中心の軸を駆動するモータと、軸に設けた回転板及びカムと、回転板に設けた第1クランクと、第1クランクに基端を枢着した第1クランクアームと、第1クランクアームの自由端に設け、かつ躯体に支持する第1シャッタプレートと、三連軸の他の左右軸に基端を設けた第2、第3クランクと、第2、第3クランクに基端を枢着した第2、第3クランクアームと、第2、第3クランクアームの自由端を、第2、第3シャッタプレートに枢着するとともに、第2、第3シャッタプレートの基端を躯体に支持する構成としたハウスの各面の吸入口用シャッタ装置である。
これにより、新規の大型化したシャッタプレート(シャッタ)、即ち、第1〜第3シャッタプレートを取入れる構造であり、全く新しく、かつ外気、及び/又は、外気温の影響を受けない、ハウスの側面の吸入口用シャッタプレート(シャッタ装置)を提供できる。また、側面の一部(部分的)、例えば、棟方向の両隅のみの開閉ができるので、両隅より、低温低湿の外気吸込みとか、炭酸ガスの吸込みができること、又は奥行があるハウスでは、作物の生育に斑がなく、略均一な生育が図れること、等の効果と、その他、ハウスにおける一部な昇温・高湿対策等には、最適なハウスの各面の吸入口用シャッタ装置を提供できること、等の実益がある。作物の生育と、生育の均一化が図れること、等の生産物の品質向上に寄与できる。シャッタ装置は、ハウスの面の全部に一基、又は複数基設け、それぞれ個別に制御し、ハウス内の適所を、昇温・高湿対策等をはかることが望ましい。その他として、例えば、畜舎等に使用した場合には、家畜の健康維持、成育促進、畜産品の品質向上等が期待できる、等の包括的な特徴が図れる。
請求項の発明では、三連軸を、第1回転軸〜第3回転軸とし、第1回転軸をモータの出力軸に直結するとともに、第1回転軸と第2、第3回転軸を、カップリングを介して連繋する構成としたハウスの各面の吸入口用シャッタ装置である。
これにより、請求項1の効果を達成できる具体的な三連軸の構造を提供できる。
請求項の発明では、三連軸に設けた各回転板と、各回転板に、それぞれ設けた各クランクと、各クランクに基端を設けた各クランクアームの自由端に、側面に枢着した各シャッタプレートの基端を固着し、各シャッタプレートは、枢着箇所を支点とし、かつ各クランクアームの自由端の可動で、側面の開口部を開閉するハウスの各面の吸入口用シャッタ装置である。
これにより、請求項1の効果を達成できる具体的な三連軸とクランク機構の構造を提供できる。
請求項の発明では、シャッタ装置の枠体に設けた第1、第2リミットスイッチと、第1、第2ドッグとをそれぞれ設け、第1、第2リミットスイッチのレバーを、カムで制御し、第1、第2リミットスイッチの各レバーと、第1、第2ドッグとの、それぞれの接離を介して、第1、第2シャッタプレートが、開閉する構成としたハウスの各面の吸入口用シャッタ装置である。
これにより、請求項1の効果を達成できる具体的な第1、第2リミットスイッチの構造を提供できる。
三連軸の吸入口用シャッタ装置をハウスに設置し、かつその要部を示した縮尺正面図 図1に示したシャッタ装置の駆動側のシャッタプレートであって、モータ、第1軸と、第1シャッタプレートとカップリング(継手)との関係を示した正面図 図1に示したシャッタ装置の従動側のシャッタプレートであって、第2軸と、第2シャッタプレートとカップリングとの関係を示した正面図 図1に示したシャッタ装置の従動側のシャッタプレートであって、第3軸と、第3シャッタプレートとカップリングとの関係を示した正面図 図1に示したシャッタ装置の駆動側のシャッタプレートであって、モータ、第1軸と、第1シャッタプレート、第1クランク、第1クランクアーム、第1カムとの関係を示した側面図 図1に示したシャッタ装置の従動側のシャッタプレートであって、モータ、第2軸と、第2シャッタプレート、第2クランク、第2クランクアーム、第2カムとの関係を示した側面図 図1に示したシャッタ装置の従動側のシャッタプレートであって、モータ、第3軸と、第3シャッタプレート、第3クランク、第3クランクアーム、第3カムとの関係を示した側面図 図1に示したシャッタ装置の駆動側のシャッタプレートであって、モータ、第1軸と、第1シャッタプレートとリミットスイッチ等との関係を示したものであり、第1シャッタプレートが閉まっている状態の拡大側面図 図8−1における第1シャッタプレートが開いている状態の拡大側面図 本発明の吸入口用シャッタ装置をハウスの奥行に設置した一部を欠截する一例の模式図 本発明の吸入口用シャッタ装置をハウスの両側面に設置した一例の模式図 本発明の吸入口用シャッタ装置をハウスの側面の上下に設置した他の一例の側面図
図示したハウスの各面の吸入口用シャッタ装置Aを、ハウスHの屋根面(図示しない)、側面H2、妻面、その他の面(図示しない)の適所に設ける一基、又は数基の吸入口H3に、それぞれ設ける。この実施例では、三連でなる第1〜第3シャッタプレート1a〜1cを備えた構造であり、その好ましい、一例を順に説明する。尚、適所に設ける一基、又は数基の吸入口H3とは、図9−1〜図9−3の側面H2の一面、又は両面に設けるのが一例であり、その他として、例えば、屋根面と側面H2とに設ける例とか、屋根面と側面H2、並びに妻面/壁面とに設ける例の如く、それぞれのパターンがある。
このシャッタ装置Aは、三連式(例であり、n連式もあり得る)の第1〜第3シャッタプレート1a〜1c(シャッタ装置Aの駆動側の第1シャッタプレート1aと、第2、第3シャッタ装置Aの従動側のシャッタプレート1b、1c)で構成される。また、第1〜第3シャッタプレート1a〜1cの枚数は、(上下方向)鉛直方向において、一枚のみでなく、数枚の構造もある。この一例では、各第1〜第3シャッタプレート1a〜1cの開閉は、一枚の例の制御と、複数枚の例の制御とがある。以下、この第1〜第3シャッタプレート1a〜1cの構造を、個別に説明するが、共通事項は省略する。
: シャッタ装置Aの駆動側の第1シャッタプレート1aを、図2と図5を基に説明すると、第1シャッタプレート1aは、躯体H1の支持部A1に、適宜間隔で取付けられる複数の軸受2と、この複数の軸受2を介して、側面H2に併設されるとともに、棟方向に設けられた三連の中心をなす第1軸3a(三連軸に限定されない)と、この第1軸3aを駆動する駆動部となる支持部A1に設けたモータ7と、このモータ7の出力軸700に設けた第1カム8aと、また、前記第1軸3aに設けた第1回転板10aと、この第1回転板10aの側面に、その底部を設け、かつ三角頭部が、出力軸700の放射方向に向いた三角形状の第1クランク11aと、この第1クランク11aの頭部に基端を支持した鉤形の第1クランクアーム12aと、この第1クランクアーム12aの自由端に枢着されるとともに、この枢着の下側において、前記支持部A1に枢着された前記第1シャッタプレート1aと、で構成される。この実施例では、第1カム8aと、第1回転板10a(ボス部)とは、一体構造とする。従って、図8−1に示した、第1シャッタプレート1aが、側面H2を閉塞している状態において、この第1シャッタプレート1aの開閉制御を行う装置は、モータ7が駆動し、第1軸3aが回転し、第1カム8aと第1回転板10aが回転することで、第1クランク11aが時計方向Xに回転するとともに、第1クランクアーム12aが同期する。即ち、図において、右側に下がることで、第1シャッタプレート1aは、支持部A1に枢着した枢着部位15aを支点として可動し、時計方向Xに回転する。この時計方向Xの回転を介して、第1シャッタプレート1aの開放状態が確保される。これと同時に、図8−2の如く、シャッタ装置Aの枠体に設けた第2リミットスッチ16bのレバー16b1を、第1カム8aが押して、第2ドッグ17bから離脱することで、第1シャッタプレート1aは、所定の位置で停止する。
この図8−2の状態では、図9−1〜図9−3で示したことが期待できる。即ち、図示の如く、一部(部分的)、又は多数の開放された吸入口H3から、例えば、低温/低湿の外気吸込みとか、炭酸ガスの吸込みができること、この吸込みに併せて、ハウスH内の高温/高湿の内気を、換気扇30を介して、排出口H4より排出できる。これにより、例えば、ハウスH内の温湿度調整と、生育に最適な環境維持ができる。殊に奥行があるハウスHでは、作物の生育に斑がなく、略均一な生育が図れること、等の有効性がある。また、その他、ハウスHにおける一部、又は全体の昇温・高湿対策には、最適なハウスH側面吸入口用のシャッタ装置(ハウスの各面の吸入口用シャッタ装置)を提供できること、等の実益がある。そして、例えば、作物の生育と、生育の均一化が図れること、等の生産物の品質向上に寄与できる。図9−1においては、ハウスHの全部に、シャッタ装置Aを設置した一例である。この実施例では、シャッタ装置Aは、ハウスHの面の全部に複数基設け、それぞれ個別に制御、或いは全体を制御し、ハウスH内の適所、或いは全体を、昇温・高湿対策等を図ることが望ましい。尚、図9−2、図9−3の如く、シャッタ装置Aを、面の奥行(棟方向)、及び/又は、面の上下(面の鉛直方向)個別に制御し、ハウスH内の個別に、昇温・高湿対策等を図ることも可能である。また、その他として、例えば、畜舎等に使用した場合には、家畜の健康維持、成育促進、畜産品の品質向上等が期待できる、等の包括的な特徴が図れる。
この図8−2の開放状態から、最初の状態、図8−1の閉塞状態に戻るのは、前述の逆である。そして、シャッタ装置Aの枠体に設けた第1リミットスッチ16aのレバー16a1を、第1カム8aが押して、第1ドッグ17aから離脱することで、第1シャッタプレート1aは、所定の位置で停止する。
: シャッタ装置Aの駆動側の第2シャッタプレート1aを、図3と図6を基に説明すると、第2シャッタプレート1bは、躯体H1の支持部A1に、適宜間隔で取付けられる複数の軸受2と、この複数の軸受2を介して、側面H2に併設されるとともに、棟方向に設けられた三連の中で、向かって右側となる第2軸3b(三連軸に限定されない)と、この第2軸3bは、第1軸3aとカップリング20を介して連繋されている。また、この第2軸3bには、第2カム8bと、また、前記第2軸3bに設けた第2回転板10bと、この第2回転板10bの側面に、その底部を設け、かつ三角頭部が、出力軸700の放射方向に向いた三角形状の第2クランク11bと、この第2クランク11bの頭部に基端を支持した鉤形の第2クランクアーム12bと、この第2クランクアーム12bの自由端に枢着されるとともに、この枢着の下側において、前記支持部A1に枢着された前記第2シャッタプレート1bと、で構成される。この実施例では、第2カム8bと、第2回転板10b(ボス部)とは、一体構造とする。従って、図8−1に示した、第2シャッタプレート1bが、側面H2を閉塞している状態において、この第2シャッタプレート1bの開閉制御を行う装置は、モータ7が駆動し、第1軸3aの回転を受け、第2軸3bが回転する。この回転で、第2カム8bと第2回転板10bが回転することで、第2クランク11bが時計方向Xに回転するとともに、第2クランクアーム12bが同期する。即ち、図において、右側に下がることで、第2シャッタプレート1bは、支持部A1に枢着した枢着部位15bを支点として可動し、時計方向Xに回転する。この時計方向Xの回転を介して、第2シャッタプレート1bの開放状態が確保されるとともに、開放状態での停止は、前記第1軸3aと同期する。尚、最初の状態(図8−1)に戻るのは、前述の逆であり、前記第1軸3aと同期し、所定の位置に停止する。
: シャッタ装置Aの駆動側の第3シャッタプレート1cを、図4と図7を基に説明すると、第3シャッタプレート1cは、躯体H1の支持部A1に、適宜間隔で取付けられる複数の軸受2と、この複数の軸受2を介して、側面H2に併設されるとともに、棟方向に設けられた三連の中で、向かって左側となる第3軸3c(三連軸に限定されない)と、この第3軸3cは、第1軸3aとカップリング20を介して連繋されている。また、この第3軸3cには、第3カム8cと、また、前記第3軸3cに設けた第3回転板10cと、この第3回転板10cの側面に、その底部を設け、かつ三角頭部が、出力軸700の放射方向に向いた三角形状の第3クランク11cと、この第3クランク11cの頭部に基端を支持した鉤形の第3クランクアーム12cと、この第3クランクアーム12cの自由端に枢着されるとともに、この枢着の下側において、前記支持部A1に枢着された前記第3シャッタプレート1cと、で構成される。この実施例では、第3カム8cと、第3回転板10c(ボス部)とは、一体構造とする。従って、図8−1に示した、第3シャッタプレート1cが、側面H2を閉塞している状態において、この第3シャッタプレート1cの開閉制御を行う装置は、モータ7が駆動し、第1軸3aの回転を受け、第3軸3cが回転する。この回転で、第3カム8cと第3回転板10cが回転することで、第3クランク11cが時計方向Xに回転するとともに、第3クランクアーム12cが同期する。即ち、図において、右側に下がることで、第3シャッタプレート1cは、支持部A1に枢着した枢着部位15cを支点として可動し、時計方向Xに回転する。この時計方向Xの回転を介して、第3シャッタプレート1cの開放状態が確保されるとともに、開放状態での停止は、前記第1軸3aと同期する。尚、最初の状態(図8−1)に戻るのは、前述の逆であり、前記第1軸3aと同期し、所定の位置に停止する。
以上のように、モータ7の回転を基点として第1軸3aが回転し、同期して、第2軸3b、並びに第3軸3cが回転する。この回転を介して、第1回転板〜第3回転板10a〜10cと、第1クランク〜第3クランク11a〜11c、並びに第1クランクアーム〜第3クランクアーム12a〜12cとがそれぞれ作用することで、第1〜第3シャッタプレート1a〜1cは、同時に開閉する。この第1〜第3シャッタプレート1a〜1cの開閉で、側面H2に設けた吸入口H3を開閉する構造である。従って、本発明では、必要とする側面H2を開閉でき、例えば、ハウスH内の必要とする箇所(棟方向)、及び/又は、部位(鉛直方向)に、外気を吸込むことができることと、ハウスH内の作物の均等な栽培と成育が図れる。また、品質の一定性が確保できる特徴がある。
尚、第1〜第3シャッタプレート1a〜1c(nシャッタプレート)は、合成樹脂で構成することで、外気温の影響を無くし、ハウスH内の温度調整が容易となる効果がある。また、第1〜第3シャッタプレート1a〜1cは、同様に、二重構造窓構造、防虫ネット構造とすることも有効である。また、第1〜第3シャッタプレート1a〜1cの開度調整、何れかの第1〜第3シャッタプレート1a〜1cを、個別に開閉する構造等の種々の態様が可能であり、もって、所期の目的を達成できる。
H ハウス
H1 躯体
H2 側面
H3 吸入口
H4 排出口
A シャッタ装置
A1 支持部
1a〜1c 第1〜第3シャッタプレート
2 軸受
3a〜3c 第1軸〜第3軸
7 モータ
700 出力軸
8a〜8c 第1カム〜第3カム
10a〜10c 第1〜第3回転板
11a〜11c 第1〜第3クランク
12a〜12c 第1〜第3クランクアーム
15a〜15c 枢着部位
16a 第1リミットスイッチ
16a1 レバー
16b 第2リミットスイッチ
16b1 レバー
17a 第1ドッグ
17b 第2ドッグ
20 カップリング
30 換気扇
X 時計方向

Claims (4)

  1. ハウスの面に設けた三連でなる第1〜第3シャッタプレートを備えた構造のハウスの各面の吸入口用シャッタ装置であって、
    このシャッタ装置は、躯体に取付けられる軸受と、この軸受を介して支持される三連軸と、この三連軸の中心の軸を駆動するモータと、この軸に設けた回転板及びカムと、この回転板に設けた第1クランクと、この第1クランクに基端を枢着した第1クランクアームと、この第1クランクアームの自由端に設け、かつ前記躯体に支持する第1シャッタプレートと、前記三連軸の他の左右軸に基端を設けた第2、第3クランクと、この第2、第3クランクに基端を枢着した第2、第3クランクアームと、この第2、第3クランクアームの自由端を、前記第2、第3シャッタプレートに枢着するとともに、この第2、第3シャッタプレートの基端を前記躯体に支持する構成としたハウスの各面の吸入口用シャッタ装置。
  2. 請求項1に記載のハウスの各面の吸入口用シャッタ装置であって、
    前記三連軸を、第1回転軸〜第3回転軸とし、この第1回転軸を前記モータの出力軸に直結するとともに、この第1回転軸と第2、第3回転軸を、カップリングを介して連繋する構成としたハウスの各面の吸入口用シャッタ装置。
  3. 請求項1に記載のハウスの各面の吸入口用シャッタ装置であって、
    前記三連軸に設けた各回転板と、この各回転板に、それぞれ設けた各クランクと、この各クランクに基端を設けた各クランクアームの自由端に、側面に枢着した各シャッタプレートの基端を固着し、この各シャッタプレートは、この枢着箇所を支点とし、かつ各クランクアームの自由端の可動で、この側面の開口部を開閉する構成としたハウスの各面の吸入口用シャッタ装置。
  4. 請求項に記載のハウスの各面の吸入口用シャッタ装置であって、
    前記シャッタ装置の枠体に設けた第1、第2リミットスイッチと、第1、第2ドッグとをそれぞれ設け、この第1、第2リミットスイッチのレバーを、前記カムで制御し、この第1、第2リミットスイッチの各レバーと、この第1、第2ドッグとの、それぞれの接離を介して、前記第1、第2シャッタプレートが、開閉する構成としたハウスの各面の吸入口用シャッタ装置。
JP2013147259A 2013-07-16 2013-07-16 ハウスの各面の吸入口用シャッタ装置 Active JP6202558B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013147259A JP6202558B2 (ja) 2013-07-16 2013-07-16 ハウスの各面の吸入口用シャッタ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013147259A JP6202558B2 (ja) 2013-07-16 2013-07-16 ハウスの各面の吸入口用シャッタ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015019584A JP2015019584A (ja) 2015-02-02
JP6202558B2 true JP6202558B2 (ja) 2017-09-27

Family

ID=52484619

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013147259A Active JP6202558B2 (ja) 2013-07-16 2013-07-16 ハウスの各面の吸入口用シャッタ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6202558B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108897351A (zh) * 2018-09-04 2018-11-27 钟祥博谦信息科技有限公司 温室大棚的温度控制系统及控制方法
KR102378674B1 (ko) * 2021-07-14 2022-03-28 휴미텍코리아(주) 축 회전각도 보정부를 구비한 댐퍼 시스템

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0372191A (ja) * 1989-08-10 1991-03-27 Furuta Denki Kk ハウス、温室等の電動シャッターのロック機構及び電動シャッターのロック機構を解除する装置
JPH0732834Y2 (ja) * 1990-10-08 1995-07-31 フルタ電機株式会社 ハウス、温室等の電動シャッターのロック解除機構を備えた駆動装置
JPH0492997U (ja) * 1990-12-27 1992-08-12

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015019584A (ja) 2015-02-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2726295C (en) Cross ventilation curtain system
JP6202558B2 (ja) ハウスの各面の吸入口用シャッタ装置
CN104137790B (zh) 一种自动控制孵出提醒的孵蛋装置
KR102068117B1 (ko) 루버 시스템
CN104473545A (zh) 一种基于感应的门帘转动控制装置
CN102315145A (zh) 反应腔室盖板及具有该盖板的反应腔室
CN202307825U (zh) 反应腔室盖板及具有该盖板的反应腔室
JP6225061B2 (ja) 鶏舎の換気構造及び鶏舎の換気方法
CN104473544A (zh) 一种基于感应的门帘转动控制系统
CN213573563U (zh) 一种环控通风窗控制系统
JP4472899B2 (ja) 電動シャッター付き換気装置
JP4751167B2 (ja) 換気扇の構造
CN209498235U (zh) 一种蛋鸡养殖用的排风装置
US20120178356A1 (en) Attic inlet
US9445574B2 (en) Attic inlet
KR102113704B1 (ko) 온실용 일체형 창호 개폐장치
KR200480493Y1 (ko) 비닐하우스의 상부 개폐장치
KR20130004711U (ko) 전동 환기창
JP4751176B2 (ja) 換気扇の構造
KR20220090809A (ko) 실내외용 다목적 회전형 다단 수납장치
KR101277265B1 (ko) 보온덮개 자동개폐시스템
CN110671021A (zh) 一种粮仓用控温窗
JP6541843B1 (ja) 縦ルーバ式風向制御機構
JP2003009677A (ja) 温 室
KR101298268B1 (ko) 비닐하우스용 보온커텐 개폐장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160509

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170327

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170329

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170403

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170823

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170823

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6202558

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250