JP2003009677A - 温 室 - Google Patents

温 室

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JP2003009677A
JP2003009677A JP2001198418A JP2001198418A JP2003009677A JP 2003009677 A JP2003009677 A JP 2003009677A JP 2001198418 A JP2001198418 A JP 2001198418A JP 2001198418 A JP2001198418 A JP 2001198418A JP 2003009677 A JP2003009677 A JP 2003009677A
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greenhouse
opening
roof
closing type
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JP2001198418A
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Koji Tanaka
幸治 田中
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Toshiba Plant Construction Corp
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Toshiba Plant Construction Corp
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/10Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
    • Y02A40/25Greenhouse technology, e.g. cooling systems therefor
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P60/00Technologies relating to agriculture, livestock or agroalimentary industries
    • Y02P60/14Measures for saving energy, e.g. in green houses

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  • Greenhouses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 温室の換気効率を高めるとともに温度調整に
際しての応答性をよくする。 【構成】 温室1の屋根部2の屋根外面に平行にスライ
ド開閉式の天窓20を設け、その天窓20はラックピニ
オン機構5の駆動軸8を回転することにより開閉駆動さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は開閉式の天窓を有す
る温室に関し、詳しくはスライド開閉式の天窓を設けた
温室に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に花卉や野菜などの植物栽培に用い
られる温室は、スチールなどの軸組により形成された側
部と屋根部に多数のガラスをはめ込んで構築され、その
屋根部には温度調整および換気用等を目的として開閉式
の天窓を設けることが多い。
【0003】図14は温室における従来の天窓を示す部
分断面図であり、温室1を構成する傾斜した屋根部2の
部分に天窓3が設けられる。天窓3は枠状の窓フレーム
にガラスをはめ込んで構成され、その一方の端部がヒン
ジ機構4で屋根部2に連結され、他方の端部がラック・
ピニオン機構5を構成するラック6の先端部に回動自在
に連結される。ラック・ピニオン機構5は前記ラック6
と、それに噛み合うピニオン7と、ピニオンを回転する
駆動軸8と、駆動軸8に連結された揺動部材9により構
成され、駆動軸8は図示しない駆動手段によって時計方
向または反時計方向に回転駆動される。
【0004】例えば、左側の天窓3が完全に閉じた状態
において、図示しない駆動手段により駆動軸8を反時計
方向に回転するとピニオン7が同方向に回転し、それに
噛み合うラック6が揺動部材9にガイドされて図面上方
に移動する。それより天窓3はヒンジ機構4を支点とし
て時計方向に回転してヒンジ状に開き、開口部10から
温室1内の暖められた空気が矢印のように外部に放出し
て温度調整および換気等が行われる。一方、その状態か
ら駆動手段により駆動軸8を前記と逆方向に回転する
と、ピニオン7の回転によりラック6は揺動部材9にガ
イドされた図面下方に移動し、天窓3は閉じる方向に回
転駆動される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のようなヒンジ開
閉式の天窓3では、開けたときにその開口部10の上部
が天窓3により覆われる構造になっているので、雨天時
(小雨時)には10%程度開けた状態でも、温室1内に
雨が吹き込むことはない。しかし図14に示した矢印の
ように、温室1内からの換気は一度天窓3に衝突してか
ら方向転換して外部に放出するように流れる。そのため
放出に際しての流動抵抗が比較的大きく換気効率が低い
という問題がある。また温度調整の応答性も低い。そこ
で本発明は、このような時の温室の天窓における問題を
解決することを課題とし、そのための新しい開閉構造の
天窓を備えた温室を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決する第1
の発明に係る温室は、天窓が屋根外面に平行に移動する
スライド開閉式とされていることを特徴とする。(請求
項1) 上記温室において、スライド開閉式の天窓が窓フレーム
と、屋根部に設けた走行レール上を走行する走行手段を
有し、前記窓フレームがラック・ピニオン機構により走
行駆動されるように構成できる。(請求項2)
【0007】上記いずれかの温室において、屋根部に天
窓をスライド可能に掛合する掛合手段を設けることがで
きる。(請求項3) さらに、上記いずれかの温室において、スライド開閉式
の天窓に加えてヒンジ開閉式の天窓を設けることもでき
る。(請求項4)
【0008】さらに、上記いずれかの温室において、ヒ
ンジ式の天窓が窓フレームと、屋根部に設けたヒンジ機
構とを有し、前記窓フレームがラック・ピニオン機構に
より回転駆動するように構成できる。(請求項5) さらに、上記いずれかの温室において、温室内の温度が
所定の値になるように、温度制御手段により天窓を自動
的に開閉操作するように構成できる。(請求項6)
【0009】上記いずれかの温室において、雨天監視制
御手段を設け、該制御手段により雨天時にスライド開閉
式の天窓を自動的に閉鎖操作するように構成できる。
(請求項7) 上記いずれかの温室において、スライド開閉式の天窓お
よびヒンジ開閉式の天窓の少なくとも一方を複数設ける
ことができる。(請求項8)
【0010】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を図面に
より説明する。図1は本発明に係る温室の屋根部分を拡
大した部分断面図、図2は図1における天窓の窓フレー
ム部分の平面図である。これらの図において、1は温
室、2は屋根部、5はラック・ピニオン機構、6はラッ
ク、7はピニオン、8は駆動軸、9は揺動部材、20は
天窓、21は天窓20の窓フレーム、22は縦枠、23
は横枠、24は走行手段、25は走行レール、26は下
地材である。
【0011】傾斜する屋根部2の上面に平行してスライ
ド自在に設けられた天窓20は、図2に示すように2本
の平行する横枠23とそれらを連結する複数の縦枠22
により構成される方形の窓フレーム21を有し、窓フレ
ーム21にガラスやプラスチックなどの光透過性を有す
る板材がはめ込まれる。図1に示すように、屋根部2に
平行に設けた複数の支持材に複数の下地材26が直交配
置され、それら下地材26の2本にそれぞれ走行レール
25が設置される。一方、天窓20の下部には複数の走
行手段24が設けられる。
【0012】図3は走行手段24部分の拡大図、図4は
それを直角方向から見た図である。これらの図におい
て、走行手段24は球体からなるコロ27と、コロ27
を回転自在に保持する内面が円弧状の保持体28を有
し、保持体28はその上部に設けた一対の連結爪29で
天窓20の縦枠22に連結されている。そしてコロ27
が走行レール25の上部に設けられた溝部(図4参照)
に沿って自由回転することにより、天窓20がスムーズ
に移動する。
【0013】ラック・ピニオン機構5は図14と同様な
構成になっており、そのラック6の先端部が窓フレーム
21の右端近傍に回転自在に連結される。図5はラック
・ピニオン機構5の要部拡大図である。ラック・ピニオ
ン機構5はラック6とそれに噛み合うピニオン7、ピニ
オン7を固定する駆動軸8、駆動軸8に揺動自在に支持
された揺動部材9を有している。揺動機構9には一対の
掛合部30が放射状に突出して設けられ、それら掛合部
30の片面に形成された段差部に前記ラック6が掛合す
る。
【0014】次に上記天窓20の開閉動作について説明
する。先ず可逆モータ等の駆動手段(図示せず)により
駆動軸8を反時計方向に回転すると、ピニオン7に噛み
合うラック6が揺動部材9にガイドされて図面左下方向
に移動する。すると天窓20が図1の屋根部2に沿って
左下方向に走行レール25上をスライド走行し、それに
よって開口部31が形成(開口)されるので、温室内の
暖められた空気は矢印のように下から上へほぼ垂直に上
昇して開口部31から外部に放出される。その際、空気
は天窓等の障害物に衝突することなく低い流動抵抗でス
ムーズに流通するので、高い換気効率で換気や温度調整
等を行うことができる。
【0015】図6は屋根部2に天窓20をスライド可能
に掛合するため、図1の天窓20に掛合手段32を設け
た1例を示す部分拡大図であり、図7はその側断面図で
ある。強風時などにおいては、天窓20が風などに煽ら
れて垂直方向に離反(もしくは脱離)するおそれがあ
り、また弱い風や振動によって天窓20が左右にずれる
こともある。掛合手段32は天窓20を屋根部2に安定
して掛合させ、そのような離反やずれを有効に防止する
ものである。
【0016】図6,図7において、掛合手段32は走行
手段24の近傍にビス止めされたコの字型金具33と、
コの字型金具33の下部に回転自在に支持されたローラ
34を有している。コの字型金具33の内部に走行レー
ル25とそれを支持する下地材26が貫通し、ローラ3
4と下地材26の下面との接触により、天窓20は屋根
部2に対して安定に掛合する。そして天窓20がスライ
ド開閉する際に前記ローラ34は下地材26に沿って回
転移動するので、天窓20のスムーズな走行が確保され
る。
【0017】図8は屋根部2に天窓20をスライド可能
に掛合するため、図1の天窓20に掛合手段32を設け
た他の例を示す部分拡大図であり、図9はその側断面図
である。この例では走行手段24と掛合手段32が設け
られている。すなわちこれら走行手段24と掛合手段3
2は、屋根部2の躯体36に所定間隔でボルト固定され
た複数のT字型金具35と、窓フレーム21の縦枠22
に連結された細長い保持体28により構成される。保持
体28の下部には各T字型金具35の軸体37が挿通す
るスリット状の開口部38と、その開口部38の両縁か
ら折り曲げられて形成された一対の支持条部39が設け
られている。そして各T字型金具35の頭部の横板部分
が前記一対の支持条部39に掛合することにより、天窓
20は屋根部2に対してスライド可能に走行できると共
に安定に掛合される。
【0018】図10は温室1の屋根部2に1つの天窓2
0を設けた斜視図である。この屋根部2は切妻型とさ
れ、その片側の傾斜面に1つの細長いスライド開閉式の
天窓20が設けられている。なお、このような天窓20
は傾斜面の両側に設けることもできる。図11は温室1
の屋根部2に複数の天窓20を設けた斜視図である。図
11では片側の傾斜面に天窓20を設けた状態が示され
ているが、傾斜面の両側に設けることもできる。
【0019】図11のように複数の天窓20を設けた場
合には、個々の天窓20が軽量になるので走行に必要な
動力が小さくて済む。またいずれかの天窓20が損傷し
たときの取り外しおよび取り付けが容易になりメンテナ
ンス性がよい。さらに当該損傷した部分をシート等によ
り覆っても他の正常な天窓20を利用して温室1の温度
調整や換気操作を継続することができる。
【0020】図12は他の実施形態における屋根部分を
拡大した部分断面図である。この実施の形態は図1〜図
11のように構成されたスライド開閉式の天窓20に加
えて、図14のように構成されたヒンジ開閉式の天窓3
を温室1の屋根部2に設けたものである。したがって、
同じ部分には同一符号が付されている。天窓3は図2に
示すような窓フレーム21と、屋根部2に設けたヒンジ
機構4とを有し、前記窓フレーム21がラック・ピニオ
ン機構5により回転駆動されるこのように構成すると、
スライド開閉式の天窓20とヒンジ開閉式の天窓3にお
ける一方の足りない機能を他方が補うことができる。
【0021】すなわちスライド開閉式の天窓20におい
ては、温室内の暖められた空気は矢印のように下から上
へほぼ垂直に上昇してその開口部31から外部に放出さ
れる。その際、空気は天窓等の障害物に衝突することな
く流通するので高い換気効率が得られ、温度調整の応答
性もよい。しかし雨天時にはその開口部31から温室1
2内への雨の吹き込み量が多くなる。
【0022】一方、ヒンジ開閉式の天窓3は雨天時(小
雨時)には10%程度開けた状態でも温室1内に雨が吹
き込むおそれは少ない。しかしヒンジ開閉式の天窓3は
開けたときにその開口部10の上部が天窓3により覆わ
れる構造になっているので、換気の流動抵抗が比較的大
きく換気効率が低い。また、温度調整の応答性も低くな
る。
【0023】従って図12のように構成すると、スライ
ド開閉式の天窓20により高い換気効率と温度調整の応
答性を確保し、ヒンジ開閉式の天窓3により雨天時にお
ける換気等を維持するように、それぞれの機能を分担さ
せることが可能になる。なお図12に示す実施の形態に
おいても、天窓20および天窓3をそれぞれ図11のよ
うに屋根部2に複数設けることができる。
【0024】図13は図12に示すスライド開閉式の天
窓20およびヒンジ開閉式の天窓3の制御系を示すブロ
ック図である。図中、40は温度制御手段、41は雨天
監視制御手段、42は温度センサ、43は雨センサ、4
4は天窓20のラック・ピニオン機構5を駆動する駆動
手段、45は天窓3のラック・ピニオン機構5を駆動す
る駆動手段である。
【0025】サーミスタ式や熱電対式などの温度センサ
42は温室1内の温度を電気信号に変換して温度制御手
段40に伝送する。雨センサ43は温室1の外側に設置
して降雨の監視を行い、降雨を検出したときにそれを電
気信号として雨天監視制御手段41に伝送する。雨セン
サ43は例えは、室外に露出する互いに近接した一対の
電極を設け、両電極間が雨水で短絡したとき通電して、
出力するものを用いることができる。
【0026】温度制御手段40と雨天監視制御手段41
は共通の制御装置により構成される。制御装置としては
パーソナルコンピュータやシーケンサ等を使用でき、予
めその記憶部に格納された制御プログラムに従って温度
制御や雨天監視制御を行うように構成することができ
る。
【0027】次に図13の制御系の動作を説明すると、
先ず温室1内の温度は温度センサ42により測定され、
温度制御手段40はその測定値が予め設定された温度に
なるように駆動手段44を駆動して天窓20を開閉操作
する。例えば温室1内の温度が設定値より下降したとき
は、天窓20を閉じる方向に駆動手段44を駆動し、逆
に温室1内の温度が設定値を越えたときは、天窓20が
開く方向に駆動手段44を駆動する。なお温度制御に伴
い天窓20が開くことにより温室1内の換気も自動的に
行われる。また、駆動手段44と並行して駆動手段45
を同様に駆動し、天窓3を温度制御に協動させることも
できる。
【0028】次に、温室1の外側における降雨は雨セン
サ43で常に監視され、降雨が検出されると雨天監視制
御手段41は駆動手段44を駆動しスライド開閉式の天
窓20を閉じて温室1内に雨が吹き込むことを防止す
る。なお降雨量が多くなった場合には、ヒンジ開閉式の
天窓3からの雨の吹き込みがなくなる開度まで雨天監視
制御手段41によって駆動手段45を駆動制御するよう
にしてもよい。図13に示す制御系は図1の実施の形態
にも適用できる。その場合には駆動手段45が省略さ
れ、そのほかの構成および動作は前記と同様になる。
【0029】
【発明の効果】以上のように天窓をスライド開閉式とし
た発明に係る温室によれば、温室内の暖められた空気が
下から上へほぼ垂直に上昇してその開口部から外部にス
ムーズに放出されるので、換気効率が高く、温度調整に
際しての応答性もよい。
【0030】上記スライド開閉式の天窓は、窓フレーム
と、屋根部に設けた走行レール上を走行する走行手段を
有し、前記窓フレームがラック・ピニオン機構により走
行駆動されるように構成でき、それによって開閉機構が
簡単化され、良好な操作性および優れたメンテナンス性
を有するスライド開閉式の天窓構造とすることができ
る。
【0031】上記いずれかの温室において、屋根部に天
窓をスライド可能に掛合する掛合手段32を設けること
ができ、それによって強風時などにおいては、天窓が風
などに煽られて垂直方向に離反(もしくは脱離)するこ
とを防止でき、また弱い風や振動によって天窓が左右に
ずれることも有効に防止できる。
【0032】さらに上記いずれかの温室において、スラ
イド開閉式の天窓に加えてヒンジ開閉式の天窓を設ける
こともできる。このように構成すると、スライド開閉式
の天窓により高い換気効率と温度調整の応答性を確保
し、ヒンジ開閉式の天窓により雨天時における換気等を
維持するような機能分担をさせることが可能になる。
【0033】さらに上記いずれかの温室において、ヒン
ジ式の天窓は、窓フレームと、屋根部に設けたヒンジ機
構とを有し、前記窓フレームがラック・ピニオン機構に
より回転駆動するように構成できる。それによって開閉
機構が簡単化され、良好な操作性および優れたメンテナ
ンス性を有するヒンジ式の天窓構造を得ることができ
る。
【0034】上記いずれかの温室において、温室内の温
度が所定の値になるように、温度制御手段により天窓を
自動的に開閉操作させることもでき、それによって温室
内の温度を予め設定した所定値に安定して維持すること
ができる。上記いずれかの温室において、雨天監視制御
手段を設け、該制御手段により雨天時にスライド開閉式
の天窓を自動的に閉鎖操作させることもでき、それによ
って雨天時にスライド開閉式天窓から温室内に雨が吹き
込むことを有効に防止することができる。
【0035】上記いずれかの温室において、スライド開
閉式およびヒンジ開閉式の少なくとも一方の天窓を複数
設けることができる。このようにすると、個々の天窓が
軽量になるので必要な走行動力が小さくて済む。また、
いずれかの天窓が損傷したときの取り外しおよび取り付
けが容易になりメンテナンス性がよい。さらに当該損傷
した部分をシート等により覆った場合でも、他の正常な
天窓を利用して温室の温度調整や換気操作を継続するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る温室の屋根部分を拡大した部分断
面図。
【図2】図1における天窓20の窓フレーム21部分の
平面図。
【図3】図1における走行手段24部分の拡大図。
【図4】図1における走行手段24部分を直角方向から
見た拡大図。
【図5】図1におけるラック・ピニオン機構5の拡大
図。
【図6】天窓20に掛合手段32を設けた1例を示す部
分拡大図。
【図7】図6の側断面図。
【図8】天窓20に掛合手段32を設けた他の例を示す
部分拡大図。
【図9】図8の側断面図。
【図10】温室1の屋根部2に1つの天窓20を設けた
斜視図。
【図11】温室1の屋根部2に複数の天窓20を設けた
斜視図。
【図12】本発明に係る温室の他の実施の形態における
屋根部分を拡大した部分断面図。
【図13】図12に示すスライド開閉式の天窓20およ
びヒンジ開閉式の天窓3の制御系を示すブロック図。
【図14】温室に設けられた従来の天窓を示す部分断面
図。
【符号の説明】
1 温室 2 屋根部 3 天窓 4 ヒンジ機構 5 ラック・ピニオン機構 6 ラック 7 ピニオン 8 駆動軸 9 揺動部材 10 開口部 20 天窓 21 窓フレーム 22 縦枠 23 横枠 24 走行手段 25 走行レール 26 下地材 27 コロ 28 保持体 29 連結爪 30 掛合部 31 開口部 32 掛合手段 33 コの字型金具 34 ローラ 35 T字型金具 36 躯体 37 軸体 38 開口部 39 支持条部 40 温度制御手段 41 雨天監視制御手段 42 温度センサ 43 雨センサ 44 駆動手段 45 駆動手段

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 屋根部2に開閉式の天窓を有する温室に
    おいて、天窓20が屋根外面に平行に移動するスライド
    開閉式とされていることを特徴とする温室。
  2. 【請求項2】 スライド開閉式の天窓20は、窓フレー
    ム21と、屋根部2に設けた走行レール25上を走行す
    る走行手段24を有し、前記窓フレーム21がラック・
    ピニオン機構5により走行駆動されることを特徴とする
    請求項1に記載の温室。
  3. 【請求項3】 屋根部2に天窓20をスライド可能に掛
    合する掛合手段32が設けられることを特徴とする請求
    項1または請求項2に記載の温室。
  4. 【請求項4】 スライド開閉式の天窓20に加えてヒン
    ジ開閉式の天窓3が設けられることを特徴とする請求項
    1ないし請求項3のいずれかに記載の温室。
  5. 【請求項5】 ヒンジ式の天窓3は、窓フレーム21
    と、屋根部2に設けたヒンジ機構4とを有し、前記窓フ
    レーム21がラック・ピニオン機構5により回転駆動さ
    れることを特徴とする請求項4に記載の温室。
  6. 【請求項6】 温室1内の温度が所定の値になるように
    温度制御手段40により天窓20が自動的に開閉操作さ
    れる請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の温室。
  7. 【請求項7】 雨天監視制御手段41が設けられ、該制
    御手段41により雨天時にスライド開閉式の天窓20が
    自動的に閉鎖操作されることを特徴とする請求項1ない
    し請求項6のいずれかに記載の温室。
  8. 【請求項8】 スライド開閉式の天窓20およびヒンジ
    開閉式の天窓3の少なくとも一方が複数設けられること
    を特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれかに記載
    の温室。
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