JP6201440B2 - 配置算出方法、及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、配置算出方法、及びプログラムに関する。
インターネット等の通信ネットワークを介して、遠隔地等と会議を行う遠隔会議システムが知られている。また、監視カメラの死角を低減する目的で、カメラの位置をシミュレーションする技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
上記技術では、遠隔会議を行う場合の、テーブル、マイク、利用者等、複数の対象の好適な配置を算出することはできない。
本発明の実施の形態は、上記問題点を鑑みてなされたものであって、遠隔会議を行う場合の、テーブル、マイク、利用者等の好適な配置を算出する配置算出方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、一実施の形態に係る配置算出方法は、遠隔会議を行う場合の、テーブル、マイク、及び利用者の配置を算出する配置算出方法であって、前記テーブルの形状に応じた複数のマイク配置パターンを有し、前記マイクの集音範囲と前記テーブルの大きさの情報との比較、及び前記マイク配置パターンで全ての利用者を収容可能であるかの判定により、前記複数のマイクの配置パターンの中から一のマイク配置パターンを算出するステップと、算出した前記一のマイク配置パターンにおいて、前記利用者の数、前記利用者の一人当たりの幅、及び前記テーブルの大きさの情報から前記利用者の配置を算出するステップと、算出した前記利用者の配置において、前記マイクの集音範囲に含まれる前記利用者の数が最大になるように前記マイクの位置を調整するステップと、を情報処理装置が実行する。
本実施の形態によれば、遠隔会議を行う場合の、テーブル、マイク、利用者等の好適な配置の算出する配置算出方法を提供することができる。
遠隔会議システムの一例を示す図である。 一実施の形態に係る情報処理装置のハードウェア構成図である。 一実施の形態に係る情報処理装置の機能構成図である。 一実施の形態に係る概念図である。 一実施の形態に係る算出結果表示方法の例を示す図である。 第1の実施の形態に係る処理の流れの一例を示すフローチャートである。 第1の実施の形態に係る第1のマイク配置パターン(P1)を示す図である。 第1の実施の形態に係る第2のマイク配置パターン(P2)を示す図である。 第1の実施の形態に係る第3のマイク配置パターン(P3)を示す図である。 第1の実施の形態に係るマイク配置算出のフローチャートである。 第1の実施の形態に係る利用者配置算出のフローチャートである。 第1の実施の形態に係る利用者の配置パターンの一例を示す図である。 第1の実施の形態に係るマイク位置調整のフローチャートである。 マイク配置パターンP2の場合のマイク位置調整のイメージを示す図である。 第1の実施の形態に係るカメラ配置算出のフローチャートである。 第1の実施の形態に係るカメラ配置パターンの一例を示す図である。 第2の実施の形態に係る処理の流れを示すフローチャートである。 プロジェクタ配置パターンの一例を示す図である。 第4の実施の形態に係る処理の流れの一例を示すフローチャートである。 第4の実施の形態に係る配置のイメージを示す図である。 第5の実施の形態に係るマイク配置パターンを示す図である。 第5の実施の形態に係る利用者の配置例を示す図である。 第5の実施の形態に係るマイク位置調整のイメージを示す図である。 第5の実施の形態に係るテーブル上のカメラの配置の一例を示す図である。 第5の実施の形態に係る配置表示の一例を示す図である。
以下に、本発明の実施の形態について、添付の図面を参照して説明する。
<遠隔会議システムの構成>
図1は、遠隔会議システム100の構成例を示す図である。遠隔会議システム100は、例えば、ネットワーク104に接続された遠隔会議装置101、102、103及びサーバ装置105等を備える。遠隔会議装置101〜103は、遠隔会議用の端末装置で、例えば、遠隔会議装置、遠隔会議用のプログラム等を実行可能な汎用のパーソナルコンピュータ(以下、PCと称す)等を含む。遠隔会議装置101〜103は、それぞれ、当該遠隔会議装置の利用者の声を集音するマイク、当該遠隔会議装置の利用者の画像を撮像するカメラ、及び通信先の遠隔会議装置の利用者の画像を表示するディスプレイ又はプロジェクタ等を有している。
サーバ装置105は、例えば、遠隔会議装置101からの映像や音声のデータを受信し、所望の遠隔会議装置、例えば遠隔会議装置102、103等に送信する役割を担う。また、この時に、サーバ装置105が遠隔会議装置101〜103から得られたデータをエンコードしたり、遠隔会議装置101〜103から得られたエンコードされたデータをデコードしたりする機能を備えていても良い。尚、図1の構成は一例であって、遠隔会議システムを構成する遠隔会議装置の数は2つ以上の任意の数であって良い。さらに、サーバ装置105を介さずに、遠隔会議装置同士をつなげるピアツーピアの接続環境でも良い。
遠隔会議装置101〜103は、遠隔会議装置間で通信を行い、音声及び画像を送受信できる。これにより、例えば、遠隔会議装置101の利用者は、遠隔会議装置102や103の利用者と、リアルタイムに送受信される音声及び画像を介して遠隔会議を行うことができる。
<情報処理装置の構成>
(ハードウェア構成)
図2に一実施の形態に係る情報処理装置200のハードウェア構成の例を示す。
情報処理装置200は、一般的なコンピュータの構成を有しており、例えば、CPU(Central Processing Unit)201、ROM(Read Only Memory)202、RAM(Random Access Memory)203、ストレージ204、データI/F(Interface)205、操作部206、通信I/F207、408画像出力I/F208、表示装置209、システムバス210等を有する。
CPU201は、ROM202やストレージ204等からプログラムやデータを読み出し、処理を実行することで、情報処理装置200が備える各機能を実現する演算装置である。ROM202は、情報処理装置200のプログラム等を記憶する不揮発性のメモリで、例えば、フラッシュROM等が含まれる。RAM203は、CPU201のワークエリアとして利用される揮発性のメモリである。ストレージ204は、例えば、ハードディスク装置やSSD(Solid State Drive)等の記憶手段で、CPU201により実行される様々な処理に必要とされる各種ソフトウェアやデータ、画像データ、音声データ等を格納する。
データI/F205は、各種データを入出力するインタフェースで、例えばUSB(Universal Serial Bus)等が含まれる。操作部206は、情報処理装置200の各種操作を行うための入力部で、例えば、キーボード、マウス、タッチパネル、リモコン等が含まれる。通信I/F207は、情報処理装置200をネットワーク104に接続するためのインタフェースで、例えば、有線/無線LAN、各種移動体通信網等の通信部を含む。
表示装置209は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)モニタや、プロジェクタ等の表示装置である。画像出力I/F208は、表示装置209に通信先の画像や、メニュー画面、設定画面等の各種画像を出力するインタフェースである。システムバス210は、アドレスバス、データバス及び各種制御信号を伝達する。
尚、上記構成は一例であって、本発明の範囲を限定するものではない。情報処理装置200は、例えば、PCや、スマートフォン、タブレット型端末等、表示部を備えた汎用の情報処理装置であっても良い。また、情報処理装置200は、ネットワークに接続されたサーバであっても良い。さらに、情報処理装置200は、遠隔会議システム100の遠隔会議装置101〜103、又はサーバ装置105等であっても良い。さらにまた、情報処理装置200は、通信I/F207を有さない、単独で動作する装置であっても良い。
(機能構成)
図3は、一実施の形態に係る情報処理装置200の機能構成図である。情報処理装置200は、情報入力手段301、最適配置計算手段302、表示制御手段303、記憶手段304を有する。情報入力手段301は、各種データを入力する手段であり、例えば、図2の操作部206等を含む。入力するデータは、例えば、遠隔会議で使用する会議テーブルの形状の情報、具体的には会議テーブルの長辺の長さ及び短辺の長さ等の大きさの情報である。尚、入力された会議テーブルの大きさの情報を、記憶手段304に記憶させ、次回の入力時に初期値として表示させても良い。
記憶手段304は、カメラ、マイク及び利用者の配置を算出するためのデータの少なくとも一部を記憶する手段であり、例えば、図2のストレージ204等を含む。記憶手段304は、例えば、マイクの集音範囲の情報、カメラの撮像範囲の情報、マイクを会議テーブルに設置する場合のマージンの情報、及び利用者一人分の幅等の各種データを記憶する。尚、記憶手段304に記憶する上記各種データは、情報入力手段301から入力、設定することが可能である。
最適配置計算手段302は、情報入力手段301から入力された情報、記憶手段304に記憶された情報等に基づいて、遠隔会議を行う場合の、利用者、マイク、カメラ等の配置を算出する。最適配置計算手段302は、算出された配置や、情報入力手段301から入力された情報等を必要に応じて記憶手段304に保存する。
表示制御手段303は、最適配置計算手段302が算出した配置を例えば、図2の表示装置209等に表示させる制御を行う。尚、情報入力手段301、最適配置計算手段302及び表示制御手段303は、少なくともその一部が、例えば、CPU201で動作するプログラムによって実現される。
図4に一実施の形態に係る情報処理装置の動作の概念図を示す。ユーザは、情報処理装置200に、図4に示す、会議テーブル401の大きさの情報、利用者402、403、404、405の人数の情報、カメラ408の仕様(撮像範囲、画角、最低焦点距離を含む)、マイク407の仕様(集音可能範囲)等の情報を入力する。情報処理装置200は、入力された情報に基づいて、会議テーブル401、利用者402〜405、マイク407、カメラ408等を最適に配置した配置409をユーザに提示する。
算出された配置の表示方法の一例を図5に示す。最も簡単な配置の表示方法として、表示制御手段303は、例えば、図5(a)のように、会議テーブル401に対する、カメラ408、マイク407、利用者402〜405の位置を表示する。また、部屋の形状406を合わせて表示しても良い。
また、算出結果の表示方法の別の一例を図5(b)に示す。表示制御手段303は、図5(a)の表示に加えて、マイク407の集音範囲501や、カメラ408の撮像範囲502を合わせて表示する。また、表示制御手段303は、表示結果を三次元形状で表したモデルで表現しても良い。
尚、上記構成は一例であって、本発明の範囲を限定するものではない。例えば、マイクの集音範囲、カメラ408の撮像範囲等の各種データを記憶手段304が記憶しているものとして説明したが、情報入力手段301から入力しても良いし、サーバ等から取得しても良い。また、情報処理装置200が記憶手段304を有しているものとして説明を行ったが、記憶手段304は、ネットワークを介して接続されたサーバ等であっても良い。さらに、最適配置計算手段302は、ネットワークを介して接続されたサーバ上に設けられていても良い。この場合、例えば、別の情報処理装置から送信されたデータに基づいて、サーバがマイク、利用者、カメラ等の配置を算出し、算出結果を上記別の情報処理装置に送信することにより、上記別の情報処理装置の負荷を低減することができる。
[第1の実施の形態]
図6は、第1の実施の形態に係る最適配置計算手段302の処理の流れの一例を示すフローチャートである。マイク407の位置が会議の品質に大きな影響を与えるため、まずマイク407の配置を算出する(ステップS601)。マイク407の位置が決まると、その周囲にどのように利用者を配置するかを算出することができる(ステップS602)。利用者の配置が算出された後に、算出した利用者の配置に基づいてマイク位置を最適化する調整を行う(ステップ603)。また、各利用者の配置が判れば、カメラ408の撮像範囲の情報から、カメラ408の配置を算出することができる(ステップS604)。
ここで、マイク407の配置の算出方法について説明する。本実施の形態では、マイク407の配置パターンとして、3つのパターンを使用する。テーブルの一辺のみを使用する場合、テーブルの1つの短辺及び2つの長辺を使用する場合、及びテーブルの2つの短辺及び1つの長辺を使用する場合である。
図7に、第1のマイク配置パターン(以下、P1と称す)を示す。P1は、会議テーブル401の1辺のみを使用して遠隔会議を行うパターンである。P1は、利用者を配置できる長さTが短いので、利用者の数が多い場合には不向きである。一方、カメラ408に映る各利用者の大きさが同程度となるため、少人数の場合に適している。マイク407の集音範囲501が、会議テーブル401の短辺の長さuよりも短い場合には、配置パターンはP1となる。
P1では、会議テーブル401の一辺の中点から、マイク配置のマージンmだけ離れた位置(内側)にマイク407を配置する。マージンmは、マイク407の形状等に依存する値で、例えば、マイク407を会議テーブル401の端に沿って配置した場合の、会議テーブル401の端面からマイク407の中心までの距離である。この場合、計算上の利用者を配置できる部分701の長さTが最大となる。また、マイク407を会議テーブルの端に設置すると使い難い場合等、マージンmをさらに大きく(例えば、20cm)設定することも可能である。
図8に、第2のマイク配置パターン(以下、P2と称す)を示す。P2は、会議テーブル401の1つの短辺と、2つの長辺を利用して遠隔会議を行うパターンである。P2は、利用者を配置できる部分802の長さが長く、最も多くの利用者をマイク407の集音範囲内に配置可能なパターンである。P2はマイク407の集音範囲501が会議テーブル401の短辺uの長さよりも長い場合に利用可能である。P2では、会議テーブル401の短辺の中点から長辺と並行に伸ばした線分801上にマイク407を配置する。尚、マイク407の位置の調整方法については後述する。
図9に第3のマイク配置パターン(以下、P3と称す)を示す。P3は、会議テーブル401の一つの長辺と2つの短辺が、利用者を配置できる部分901となる。P3は、P1とP2の中間的なパターンであり、マイク407の集音範囲501が会議テーブル401の長辺の長さvよりも広い場合に利用可能である。P3では、P1と同様に、会議テーブル401の一辺の中点から、前述したマージンmだけ離れた位置にマイク407を配置する。
このように、本実施の形態では、マイク407の配置パターンを上記P1、P2及びP3の3つの場合に分けて、マイク407の配置を算出する。
図10に、第1の実施の形態に係るマイク配置算出のフローチャートを示す。情報処理装置200のユーザは、情報入力手段301から、例えば、遠隔会議に参加する利用者の数hと、会議テーブル401の大きさの情報である、長辺の長さv及び短辺の長さuを入力する(ステップS1001)。
次に、最適配置計算手段302は、記憶手段304に記憶されているマイク407の集音範囲の半径r、前述したマイク配置のマージンm、及び、利用者一人当たりの幅sを取得する(ステップS1002)。尚、利用者一人当たりの幅は、ユーザが設定可能なパラメータであり、例えば、利用者の肩幅や必要な作業スペース等に基づいて任意に設定可能である。尚、ある程度マージンを取って(例えば、80cm)おけば、利用者に応じて変更する必要はないので、図10ではユーザによる入力を不要としている。尚、ステップS1001にて、ユーザが、上記集音範囲の半径r、マージンm、利用者一人当たりの幅sを、情報入力手段301等から入力しても良い。
次に、最適配置計算手段302は、マイク407の集音範囲の直径2rが、会議テーブル401の長辺vよりも長いかどうかを判断する(ステップS1003)。マイク407の集音範囲の直径2rが、会議テーブル401の長辺vよりも長い場合には、前述したマイクの配置パターンP3で、全ての利用者の収容が可能かどうかを判断する(ステップS1004)。尚、マイクの配置パターンP3で収容できる利用者の最大数は、[(2u+v)/s]([]はガウス記号)で求められる。P3で全ての利用者を収容可能な場合は、マイク配置パターンP3を選択する。一方、P3で全ての利用者を収容できない場合([(2u+v)/s]<h)には、マイク配置パターンP2を選択する。
また、ステップS1003において、マイク407の集音範囲の直径2rが、会議テーブル401の長辺vよりも長くない場合には、マイクの配置パターンP1で利用者を配置できる長さTが、会議テーブル401の短辺uよりも長いかどうかを判断する。(ステップS1005)尚、P1で利用者を配置できる長さTは、2√(r−m)で求められる。ここで、Tが短辺uよりも短い場合{2√(r−m)<u}には、P2を選択することができないので、マイク配置パターンとしてP1を選択する。一方、Tが短辺uの長さ以上の場合には、P1で全ての利用者の収容が可能かどうかを判断する(ステップS1006)。尚、P1で収容可能な利用者の最大数は、[2√(r−m)/s]([]はガウス記号)で求められる。ここで、P1で全ての利用者を収容できる場合には、マイク配置パターンとしてP1を選択する。一方、P1で全ての利用者を収容できない場合{[2√(r−m)/s]<h}には、マイク配置パターンとしてP2を選択する。上記選択したマイク配置パターン(マイクの配置)は、記憶手段304等に保存される。
以上、本実施の形態では、マイク配置パターンP1又はP3で、利用者全員がマイクの集音範囲内に含まれるように配置を行い、P1又はP3で利用者全員を配置できない場合は、最も多くの利用者を収容できるマイク配置パターンP2にて、利用者の配置を行う。
次に、図11に利用者の配置を算出するフローチャートの一例を示す。また、図12には、利用者の配置パターンの一例を示す。図11において、最適配置計算手段302は、記憶手段304等から、マイクの配置(P1、P2又はP3)、利用者の数h、利用者一人当たりの幅s、会議テーブル401の大きさ(短辺u、長辺v)等、必要な情報を取得する(ステップS1101)。次に、利用者の数が偶数か奇数かを判断する(ステップ1002)。利用者の数が偶数の場合には、図12(b)に示すように、マイク407が配置された会議テーブル401の一辺の中央に、利用者一人当たりの幅sを空けて2人の利用者1205及び1206を配置し、残りの利用者の数をhとする(ステップS1103)。一方、利用者の数が奇数の場合には、会議テーブル401の一辺の中央に利用者1202を配置し、残りの利用者の数をhとする(ステップS1104)。
次に、ステップS1105において、残りの利用者の数が0よりも多い場合には、最後に左側に追加した利用者の左にsの距離を空けて次の利用者を配置し、残りの利用者の数をhとする(ステップS1106)。次に、ステップS1107において、残りの利用者の数が0よりも多い場合には、最後に右側に追加した利用者の右にsの距離を空けて次の利用者を配置し、残りの利用者の数をhとする(ステップS1108)。上記、ステップS1105〜S1108の処理を、残りの利用者が0になるまで繰り返す。残りの利用者が0になると、各利用者の座標(利用者の配置)を記憶手段304に保存する(ステップS1109)。尚、上記利用者の配置において、一辺に利用者を配置できなった場合は、図12(b)に示すように、隣の辺に順次利用者を配置する。
次に、図13に、マイク407の位置調整のフローチャートを示す。また、図14は、マイク配置パターンP2の場合のマイク位置調整のイメージを示す図である。利用者の配置が決まった後で、マイク407の位置調整を行うことによって、マイク407の配置を最適な位置に調整することができる。図14に示すように、利用者を配置する短辺の中央を原点とし、短辺と垂直の方向をx軸、短辺の方向をy軸として説明する。
図13において、最適配置計算手段302は、記憶手段304等から、マイク407の集音範囲の半径r、マイク配置のマージンm、会議テーブル401の大きさ(短辺u、長辺v)、及び各利用者の座標等の情報を取得する(ステップS1301)。次に、座標(m,0)から(v―m、0)までのx軸上の複数の地点にマイク407を配置した場合に、マイク407の集音範囲内に含まれる利用者hkの数をそれぞれ算出する(ステップS1302)。次に、各地点において、マイク407の集音範囲内で、マイク407から最も離れた利用者とマイク407との距離dkをそれぞれ算出する(ステップS1503)。次に、マイク407の集音範囲内に含まれる利用者hkの数が最大となる地点の数が複数かどうかを判断する(S1504)。hkが最大となる地点の数が複数有る場合には、hkが最大となる地点のうち、dkが最小となる地点をマイク位置とする(ステップS1505)。一方、hkが最大となる地点が一つの場合には、hkが最大となる地点をマイク位置とする(ステップS1506)。
上記動作によって、マイク407の配置を最適な位置に調整することができる。また、マイク407の集音範囲内の利用者の数が最大となる地点が複数ある場合には、マイク407との距離が最も離れた利用者との距離が最小となるようにマイク407の位置を調整することができる。尚、マイク配置パターンP2の場合について説明を行ったが、マイク配置パターンP1、P3の場合についても、同様に、マイク407の配置を最適な位置に調整することができる。
図15に、カメラ408の配置を算出するフローチャートの一例を示す。図15において、最適配置計算手段302は、記憶手段304等から、会議テーブル401の大きさ(短辺u、長辺v)、カメラ408の撮像範囲(画角)θ及び最低焦点距離α、算出された各利用者の座標等の情報を取得する(ステップS1501)。次に、最適配置計算手段302は、最後に配置された2人の利用者の座標を結ぶ線分kの中点の座標pを算出する(ステップS1502)。尚、pの座標は、最後に配置された二人の座標をそれぞれ(hx1、hy1)、(hx2、hy2)とすると、((hx1+hx2)/2、(hy1+hy2)/2)で求められる。次に、線分kの長さを算出する(ステップ1503)、kは√((hx1−hx2)+(hy1―hy2))で求められる。
次に、線分kを底辺とし、もう1つの角の頂点の角度をθとする三角形の頂点の軌跡を示す円の中心Cの座標と半径Rを算出する(ステップS1504)。この、もう1つの角の頂点の角度をθとする三角形の頂点の位置にカメラ408がある場合、利用者全員を撮像範囲内に収めることができる。但し、カメラ408は、カメラの最低焦点距離αよりも遠い位置(図16のx軸の方向)にある必要がある。
尚、円の中心Cの座標は、((hx1+hx2)/2−k/2tanθ,hy1+hy2)/2)で求められる。また、半径Rは、2ksinθで求められる。次に、C+(R、0)が会議テーブル401の上であるかどうかを判断する(ステップS1305)。図16(a)を参照して説明すると、C+(R、0)は、円の中心からx方向に半径Rだけ移動した点である。この位置が会議テーブル401の上である場合には、図14(a)に示すようにカメラ408を配置することができる。
図15に戻って説明を続ける、ステップS1505において、C+(R、0)が会議テーブル401の上であると判断すると、C+(R,0)をカメラ408の位置とする(ステップS1506)。一方、C+(R、0)が会議テーブル401の上でない場合には、x>Cx、すなわちx座標がCのx座標よりも大きい地点において、会議テーブル401の輪郭と円の軌跡が交わる4点があるかどうかを判断する(ステップS1507)。図14(b)を参照して説明すると、C+(R、0)は会議テーブル401の上に無いが、円の中心より右側(x>Cx)で、円と会議テーブル401の輪郭が4点で交わっているので、この場合は、図14(b)のようにカメラ408を配置可能である。
再び図15に戻って説明を続けると、x>Cxにおいて、会議テーブル401テーブルの輪郭と円の軌跡が交わる4点がある場合には、Y>0の2つの交点の中点、又は、Y<0の2つの交点の中点をカメラ408の位置とする(ステップS1508)。一方、x>Cxにおいて、会議テーブル401テーブルの輪郭と円の軌跡が交わる4点が無い場合には、例えば、y=0で最もxの値が大きい会議テーブル401上の位置にカメラ408を配置する(ステップS1509)。
以上、本実施の形態では、最後に配置した利用者1601及び1602を結ぶ線分を底辺とし、もう一つの角の頂点をカメラ408の画角θ(撮像範囲)とする三角形の頂点の軌跡(円)と、最低焦点距離αに基づいて、カメラ408の配置を算出する。これにより、利用者の全員をカメラ408の撮像範囲内に含むようにカメラ408の配置を算出する。また、会議テーブル401の上にカメラ408を配置すると、利用者の全員が撮像範囲内に入らない場合には、所定の条件で、撮像範囲内に含まれる利用者の数が最も多くなるようにカメラ408の配置を算出する。
尚、図15に示す処理は一例であって、本発明の範囲を限定するものではない。例えば、図15のフローでは、カメラ408を会議テーブル401の上に置くことを条件としているが、例えば、カメラ408を会議テーブル401以外の場所に設置できるように条件を設定しても良い。最適配置計算手段302は、与えられた条件の中で、カメラ408の撮像範囲内の利用者の数が最も多くなるように、カメラ408の配置を算出する。
次に、上記最適配置計算手段302が算出した結果に基づいて、表示制御手段303は、会議テーブル401と、利用者と、マイク407と、カメラ408との配置を示す情報を、例えば、情報処理装置200の表示装置209等に表示させる。この情報に基づいて、情報処理装置200のユーザは、初めて遠隔会議を行う場所においても、遠隔会議で使用するマイク、利用者、カメラ等を好適な位置に配置することができる。
以上、本実施の形態では、会議テーブル401の一辺に利用者を配置する場合と、1つの短辺及び2つの長辺に利用者を配置する場合と、1つの長辺及び2つの短辺に利用者を配置する場合と、に分けてマイク407の配置とその利用者の配置を算出する。また、算出された利用者の配置とカメラ408の撮像範囲に基づいて、カメラ408の配置を算出する。そのため、本実施の形態では、遠隔会議を行う場合の、テーブル、マイク、利用者、カメラ等の配置を短時間で算出することができる。
[第2の実施の形態]
第1の実施の形態の説明で述べたように、マイクの配置パターンP2は、会議テーブル401の一つの短辺と、2つの長辺を利用するため、P1やP3よりも多くの利用者を収容可能である。従って、例えば、マイクの配置パターンを、例えば、P2に固定とし、算出の手順をさらに簡略化することも可能である。
図17は、第2の実施の形態に係る処理の流れの一例を示すフローチャートである。最適配置計算手段302は、遠隔会議の会議テーブル401の大きさの情報及び利用者の人数の情報に基づいて、各利用者の配置を算出する(ステップS1701)。本実施の形態では、マイクの配置パターンが決定済みなので、最適配置計算手段302は、図11に示す利用者配置算出のフローチャートに従って、各利用者の配置を算出できる。尚、マイクの配置パターンの選択は、例えば、P1、P2及びP3を表示させ、情報処理装置200のユーザに一の配置パターンを選択させるものであっても良い。
次に、最適配置計算手段302は、算出された各利用者の配置とカメラ408の撮像範囲の情報に基づいて、カメラ408の配置を算出する(ステップS1702)。各利用者の配置が決まると、最適配置計算手段302は、図15に示すカメラ配置算出のフローチャートに従って、カメラ408の配置を算出できる。次に、最適配置計算手段302は、各利用者の配置とマイク407の集音範囲の情報に基づいて、マイク407の位置の調整を行う(ステップS1703)。利用者の配置が決まると、最適配置計算手段302は、図13に示すマイク位置調整のフローチャートに従って、マイク位置を調整することができる。尚、本実施の形態では、マイクの位置調整S1703と、カメラの配置の算出S1702は、どちらを先に行っても良い。
以上、本実施の形態によれば、遠隔会議で使用するテーブル、マイク、カメラ、利用者等の好適な配置をより短時間で算出することができる。
[第3の実施の形態]
本実施の形態は、第1及び第2の実施の形態に追加して、プロジェクタのスクリーンやディスプレイ装置等、遠隔会議の表示手段の配置の算出を追加した例である。
遠隔会議中の利用者は、通常、プロジェクタのスクリーンやディスプレイ装置等に映写される通信先の画像を見ている可能性が高い。本実施の形態では、その状態でカメラ408と視線が合うように遠隔会議の表示手段の配置を算出する。
具体的には、最適配置計算手段302は、表示手段がディスプレイ装置の場合には、カメラ408の位置と同じ位置又はその近傍にディスプレイ装置を配置する。また、最適配置計算手段302は、表示手段がプロジェクタ型の場合には、例えば、図18に示すように最後に配置した2人の利用者を結ぶ線分の中点とカメラ408を結ぶ直線の外分点にプロジェクタ1801のスクリーン1802が位置するように配置の算出を行う。
以上、本実施の形態によれば、本実施の形態によれば、算出した利用者の配置及びカメラの配置に基づいて、遠隔会議に使用するディスプレイ装置、プロジェクタ等の表示手段の配置を算出することができる。
[第4の実施の形態]
第4の実施の形態は、カメラ408とマイク407が一の筐体に取り付けられた一体型である場合の例である。図19は、第4の実施の形態に係る処理の流れの一例を示すフローチャートである。ステップS601〜S603までの処理は、図6に示す第1の実施例と同じなので、ここでは実施例1との相違点を中心に説明する。ステップS603において算出されたマイクの位置をマイクの基準位置とする。最適配置計算手段302は、マイクの基準点を基点として、マイク407の集音範囲内の利用者の数が最大という条件の範囲内で、カメラ408の撮像範囲内の利用者の数が最も多くなるようにマイク一体型のカメラ2001の配置を算出する。
図20に、本実施の形態に係る配置のイメージを示す。図20において、マイク一体型のカメラ2001の撮像範囲を2002、集音範囲を2003、ステップS603で算出されたマイクの基準位置を2004とする。
図20において、マイク一体型のカメラ2001をマイク基準位置2004からx軸方向に移動していくと、撮像範囲2002に収まる利用者の数が増えていく。一方、図20の状態よりもx軸の方向にマイク一体型のカメラ2001を移動すると、利用者403、404が集音範囲から外れて、集音範囲内の利用者の数が減少してしまう。この場合、利用者402、405がカメラの撮像範囲外であっても、最適配置計算手段302は、マイクの集音範囲を優先してマイク一体型のカメラ2001の移動を中止する。このように、最適配置計算手段302は、カメラの撮像範囲内の利用者の数よりも、マイクの集音範囲内の利用者の数を優先して、マイク一体型のカメラ2001の配置を算出する。
尚、本実施の形態は、ポータブルタイプのテレビ会議装置等、カメラ及びマイクがテレビ会議装置本体に設けられている場合等にも適用できる。
また、カメラとマイクが一体型の場合には、図19のカメラの配置を算出するステップS1901を省略しても良い。すなわち、マイクの配置を優先して、図19のステップS603でマイク位置を調整した状態で遠隔会議を行っても良い。このような場合でも、例えば、ポータブルタイプのテレビ会議装置等、本体に対するカメラの角度を変更できる装置では、手動等でカメラを好適な角度に調整することができる。
以上、本実施の形態によれば、カメラ408とマイク407が一の筐体に取り付けられている場合でも、遠隔会議の会議テーブル401の形状の情報及び利用者の人数の情報に基づいて、利用者、マイク407及び/又はカメラ408の配置を算出することができる。
[第5の実施の形態]
上記、各実施の形態では、遠隔会議で使用するテーブルの形状が長方形である場合の例について説明を行ったが、長方形は一例であって、テーブルの形状は、正方形、円形、楕円形、多角形等、他の形状であっても良い。本実施の形態では、一例として、遠隔会議に使用するテーブルが円形の場合への応用について説明する。
基本的な処理は、第1の実施の形態と同様なので、ここでは第1の実施の形態との差異を中心に説明する。処理の流れは、図6に示した第1の実施の形態と同様である。
最適配置計算手段302は、初めにマイク407の配置を算出する(図6のステップS601)。尚、第1の実施の形態では、テーブルの大きさの情報として、長辺及び短辺の長さを入力するものとしたが、本実施の形態では、円形のテーブルの半径raを入力する。図21は、第5の実施の形態における利用者の配置パターンを示す図である。円形のテーブル2101には、角や縦横の区別がないため、配置パターンは1つ(P1に相当)となる。テーブル2101に、マイク407を配置すると、マイク407の集音範囲501より、利用者を配置可能な円周上の長さ2102が決まる。
次に、最適配置計算手段302は、マイク407の位置を中心に、利用者を配置する(ステップS602)。尚、利用者の配置方法は、図10に示した第1の実施の形態と同じである。図22は、利用者2102、2103、2104、2105、2106を、利用者一人当たりの幅sを空けて配置した場合の例である。
利用者の配置が決まると、最適配置計算手段302は、マイク407の位置を調整する(ステップS603)。マイク407の位置の調整は、図13に示した第1の実施の形態と同じフローにて、長辺の長さvに代えて、テーブル2101の直径2raを使用することにより、同様に算出することができる。図23に、本実施の形態に係るマイク407の位置の調整のイメージを示す。最適配置計算手段302は、座標(m,0)から(2ra―m,0)の間のx軸上の複数の地点のうち、マイク407の集音範囲内のマイク407の集音範囲内に含まれる利用者hkの数が最大となる地点を算出する。さらに、hkの数が最大となる地点が複数ある場合には、マイク407から最も離れた利用者とマイク407との距離dkが最小となる地点をマイク407の位置とする。
次に、最適配置計算手段302は、カメラの配置を算出する(ステップS604)。カメラ408の配置についても、基本的に図15に示した第1の実施の形態と同じフローで算出できる。図24は、本実施の形態に係るテーブル2101上のカメラの配置パターンを示す図である。最適配置計算手段302は、第1の実施の形態と同様に、最後に配置した利用者2105及び2104を結ぶ線分を底辺とし、もう一つの角の頂点をカメラ408の画角θ(撮像範囲)とする三角形の頂点の軌跡(円)と、カメラ408の最低焦点距離αに基づいて、カメラ408の配置を算出する。
上記、各配置の算出が終わると、表示制御手段303は、最適配置計算手段302によって算出された配置に基づいて、テーブル、利用者、マイク、及びカメラの配置を示す情報を、例えば、表示装置209等に表示させる。尚、表示制御手段303が表示させる配置表示についても、基本的に図5に示した配置表示と同様である。図25は、算出した配置の表示の一例である。図25において、表示制御手段303は、テーブル2101に対する利用者2102〜2106、マイク407、及びカメラ408の配置と、マイク407の集音範囲501及びカメラ408の撮像範囲502の表示している。
以上、テーブルの形状が変わっても、同様の手法でマイク、カメラ、利用者等の配置を算出することができる。また、より好適な例として、情報処理装置200は、情報入力手段301から、テーブルの形状を入力することにより、複数の異なる形状のテーブルについて、配置の算出ができるものであっても良い。
本実施の形態によれば、形状の異なるテーブルについても、遠隔会議に使用するテーブル、マイク、利用者等の好適な配置を算出することができる。
以上、上記、各実施の形態によれば、情報処理装置200は、マイク407の配置を算出する際には、マイク407の集音範囲になるべく多くの人が入るように調整し、カメラ408の配置を算出する際には、なるべく多くの人が映るように配置する等の条件を定義する。また、表示デバイス1804を配置する場合には、カメラ408と視線が合うように配置する等の条件を定義する。さらに、その条件に合った配置を拘束条件の強いものから順に、例えば、マイクの配置、利用者の配置、カメラの配置等の順に算出することにより、短時間の計算で、実用的な遠隔会議の最適配置の算出が可能となる。
[その他の実施の形態]
上記各実施の形態では、なるべく多くの利用者がマイク407の集音範囲に入ることを条件としていたが、他の条件に基づいてマイク407の配置を算出することも可能である。例えば、中央に配置した利用者の声を最適に集音することを条件として設定しても良い。この場合、例えば、利用者を配置する辺の中点付近にマイク407を配置すれば良い。また、カメラ408についても、なるべく多くの利用者がカメラ408の撮像範囲内に収まることを条件とする代わりに、所定の利用者を中心に撮像するように条件をしても良い。尚、上記条件の設定は、情報入力手段301で行うことができる。
また、上記各実施の形態の説明において、遠隔会議について、画像の送受信を伴うテレビ会議等を念頭に置いて説明を行ったが、本発明は、画像の送受信を伴わない音声会議等にも応用が可能である。例えば、図6のフローチャートにおいて、カメラの配置を算出するステップS604を省略することによって、音声会議における、テーブル、利用者、マイク等の配置の算出に応用することができる。この場合、図7〜9に示したマイクの配置パターンP1、P2、P3において、会議テーブル401の、利用者を配置しない辺の方向には、例えば、ホワイトボードやプレゼンテーション資料を映写するプロジェクタ等を好適に配置することができる。さらに、カメラの撮像範囲に代えて、ホワイトボード又はプロジェクタの視認範囲等の情報に基づいて、ホワイトボード等の好適な配置を算出する構成としても良い。或いは、会議テーブル401の4辺に利用者を配置する第4のマイク配置パターンP4を新たに定義しても良い。
200 情報処理装置
302 最適配置計算手段(配置計算手段)
303 表示制御手段
401 テーブル
402、403、404、405 利用者
407 マイク
408 カメラ
1802 スクリーン(表示手段)
2001 マイク一体型のカメラ
特開2011−114580号公報

Claims (10)

  1. 遠隔会議を行う場合の、テーブル、マイク、及び利用者の配置を算出する配置算出方法であって、
    前記テーブルの形状に応じた複数のマイク配置パターンを有し、前記マイクの集音範囲と前記テーブルの大きさの情報との比較、及び前記マイク配置パターンで全ての利用者を収容可能であるかの判定により、前記複数のマイクの配置パターンの中から一のマイク配置パターンを算出するステップと、
    算出した前記一のマイク配置パターンにおいて、前記利用者の数、前記利用者の一人当たりの幅、及び前記テーブルの大きさの情報から前記利用者の配置を算出するステップと、
    算出した前記利用者の配置において、前記マイクの集音範囲に含まれる前記利用者の数が最大になるように前記マイクの位置を調整するステップと、
    を情報処理装置が実行する、配置算出方法。
  2. 遠隔会議を行う場合の、テーブル、マイク、及び利用者の配置を算出する配置算出方法であって、
    前記テーブルの形状に応じた一のマイク配置パターンを有し、前記一のマイク配置パターンにおいて、前記利用者の数、前記利用者の一人当たりの幅、及び前記テーブルの大きさの情報から前記利用者の配置を算出するステップと、
    算出した前記利用者の配置において、前記マイクの集音範囲に含まれる前記利用者の数が最大になるように前記マイクの位置を調整するステップと、
    を情報処理装置が実行する、配置算出方法。
  3. 記テーブルの大きさの情報及び算出された前記利用者の配置と前記利用者を撮像するカメラの撮像範囲の情報とに基づいて、前記カメラの配置を算出するステップを前記情報処理装置が実行する、請求項1又は2に記載の配置算出方法。
  4. 前記配置算出方法で算出した結果に基づいて、前記テーブルと、前記利用者と、前記マイクと、前記カメラと、の配置を示す情報を表示装置に表示させるステップを前記情報処理装置が実行する、請求項に記載の配置算出方法。
  5. 前記マイクの位置を調整するステップは、前記利用者の全員が前記集音範囲に含まれるように前記マイクの位置を調整し、前記利用者の全員が前記集音範囲に入らない場合には、所定の条件で、前記利用者のうち前記集音範囲に含まれる利用者の数が最も多くなるように前記マイクの位置を調整する請求項1乃至のいずれか一項に記載の配置算出方法。
  6. 前記カメラの配置を算出するステップは、前記利用者の全員が前記撮像範囲に含まれるように前記カメラの配置を算出し、前記利用者の全員が前記撮像範囲に入らない場合には、所定の条件で、前記利用者のうち前記撮像範囲に含まれる利用者の数が最も多くなるように前記カメラの配置を算出する請求項3又は4に記載の配置算出方法。
  7. 前記テーブルの形状は長方形であって、
    前記複数のマイク配置パターンは、前記テーブルの一辺に前記利用者を配置するパターンと、前記テーブルの1つの短辺及び2つの長辺に前記利用者を配置するパターンと、前記テーブルの1つの長辺及び2つの短辺に前記利用者を配置するパターンと、を含む、請求項に記載の配置算出方法。
  8. 記カメラ及び前記マイクが一体型である場合は、前記カメラの撮像範囲内に含まれる前記利用者の数よりも、前記マイクの集音範囲内に含まれる前記利用者の数を優先して、前記カメラ及び前記マイクの配置を算出する請求項3又は4に記載の配置算出方法。
  9. 記利用者の配置及び前記カメラの配置に基づいて、前記遠隔会議で使用する表示装置の配置を算出するステップを含む、請求項3又は4に記載の配置算出方法。
  10. 請求項1乃至9のいずれか一項に記載の配置算出方法を、情報処理装置に実行させるためのプログラム。
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