JP6200442B2 - 読取装置及びpos装置 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、RFID(Radio Frequency Identifier)タグの読取装置及びPOS(Point Of Sales)装置に関する。
商品の決済処理を客自身が行うPOS(Point Of Sales)装置(商品販売データ処理装置、チェックアウト装置、レジ装置ともいう)が存在する。このようなPOS装置には、各商品に付されているRFIDタグ(RFIDチップともいう)から商品情報を一括で読み取るRFIDアンテナを備える読取装置が搭載されている。客は、読取装置で読み取られた商品情報に基づいてPOS装置で決済処理を行う。
客は、商品を購入しようとする時に、商品を読取装置内に入れる。読取装置は、RFIDアンテナから電波(電磁波)を発生させて、商品に付されているRFIDタグから情報を読み取る。または、読取装置は、RFIDタグに情報を書き込む。ここで、POS装置が置かれている店舗内にはRFIDタグが付されている商品が点在している。読取装置から電波が漏れると、読取装置は、店舗内にある読取装置外のRFIDタグに対して情報を読み書きする可能性がある。
読取装置は、一般的に金属板で構成されている。その理由は、金属が電波を透過させない性質を有しているからである。読取装置が金属板で構成されていることで、読取装置外に電波が漏れることはない。
特開2007−264918号公報
客がカゴを使用して商品を読取装置内に入れる場合、読取装置の内面を構成する金属板とカゴとの間には空間が生じる。金属板とRFIDタグとの間にも空間が生じる。そのため、読取装置は、RFIDタグに対する情報の読み書き性能を損ねることはない。
しかしながら、RFIDタグの周囲に金属類があると、読取装置は、RFIDタグに対する情報の読み書き性能を損ねてしまう。場合によっては、読取装置は、RFIDタグに対して情報を読み書きできない。RFIDタグの周囲に金属類がある場合とは、以下のようなケースが想定される。客がカゴを使用せずに、RFIDタグが付されている商品を直接読取装置内に入れる。客は商品が入ったカゴを読取装置内に入れたが、RFIDタグがカゴの外に出ている。このようなケースでは、RFIDタグは、読取装置の内面を構成する金属板に触れる、または、極端に近づき過ぎる。
本発明の実施形態が解決しようとする課題は、RFIDタグの読み取りを効率的に行うことが可能な読取装置及びPOS装置を提供することである。
実施形態によれば、読取装置は、収容室と、アンテナと、読取手段と、第1の部材とを備えている。前記収容室は、複数の面で形成され、RFIDタグが付されている対象物を収容する。前記アンテナは、電波を放射する。前記読取手段は、前記アンテナを介して、前記RFIDタグから情報を読み取る。前記第1の部材は、電気的に非伝導性の材料で構成され、前記複数の面のうち金属で構成されている面を覆う。
本実施形態に係るPOS装置の外観図。 本実施形態に係る読取装置の外観図。 本実施形態に係る読取装置の断面図。 本実施形態に係るPOS装置のブロック図。
以下、いくつかの実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係るPOS装置1の外観図である。本実施形態で説明するPOS装置1は、例えば、少なくとも決済(会計)処理を行うための装置である。決済処理とは、客自身によるPOS装置1の操作に基づいて、客が購入しようとする商品の代金の精算を完了させる処理である。本実施形態では、商品(対象物ともいう)は、RFIDタグが付されているものとする。RFIDタグは、これが付されている商品の価格情報を記憶している。RFIDタグは、これを識別するための識別情報(シリアルコードともいう)を記憶していることもある。なお、RFIDタグは、価格情報や識別情報以外の情報を記憶していてもよい。
POS装置1は、読取装置101、カード挿入口102、レシート発行口103、紙幣入出口104、硬貨投入口105、硬貨取出口106及び表示部107を備えている。
読取装置101は、客が購入しようとする商品をそのまま、または、商品が入れられたカゴごと収容可能である。読取装置101は、POS装置1の下段に配置されている。読取装置101の形状及び読取装置101が備える要素については後述する。読取装置101は、各商品に付されている各RFIDタグから、各RFIDタグに記憶されている各種情報を一括で読み取る。例えば、読取装置101は、各商品に付されている各RFIDタグから価格情報を一括で読み取る。例えば、読取装置101は、各商品に付されている各RFIDタグから識別情報を一括で読み取る。
読取装置101は、商品に付されているRFIDタグに決済終了情報を書き込むこともできる。決済終了情報は、商品の決済処理が終了したことを示す情報である。決済終了情報は、店舗内の防犯に寄与する。例えば、店舗に設置されている防犯ゲートは、これを通過する商品に付されているRFIDタグから決済終了情報を読み取る。防犯ゲートが決済終了情報を読み取ることができなければ、防犯ゲートは警報を鳴らす。なお、読取装置101は、決済終了情報以外の情報をRFIDタグに書き込むこともできる。
カード挿入口102は、決済処理時に客がクレジットカードを挿入するためのユニットである。
レシート発行口103は、決済処理時にレシートを発行するユニットである。
紙幣入出口104は、決済処理時に客が紙幣を入れるユニットである。紙幣入出口104は、決済処理時に紙幣を排出されるユニットでもある。
硬貨投入口105は、決済処理時に客が硬貨を投入するためのユニットである。
硬貨取出口106は、決済処理時にPOS装置1から返却される硬貨を客が受け取るためのユニットである。
表示部107は、決済処理時に各種情報を表示する。表示部107は、POS装置1の上段に配置されている。例えば、表示部107は、液晶ディスプレイである。
次に、読取装置101の構成について説明する。図2は、本実施形態に係る読取装置101の外観図である。
読取装置101は、載置台1011、筐体1012、蓋体1013及び開閉センサ1014を備えている。
載置台1011は、載置面1011aが形成されている板状部材である。載置面1011aは、RFIDタグが付されている商品をそのまま、または、商品が入れられたカゴを載置する。載置面1011aは、水平面である。載置台1011は、電波透過性を有する材料で構成されている。例えば、載置台1011は、絶縁体である。載置台1011は、木材やガラス材等で構成されている。載置台1011がこのような材料で構成されている理由は、RFIDに対して読み書きするための電波を透過させるためである。
筐体1012は、読取装置101の外装である。筐体1012は、その内部に商品を収容する収容室1012aを備えている。収容室1012aは、商品をそのまま、または、商品が入れられたカゴごと収容可能な大きさで構成されている。収容室1012aは、複数の面で形成されている。収容室1012a内の空間は、複数の面によって読取装置101外と分離されている。例えば、収容室1012aは、6面で構成されている箱型形状である。なお、収容室1012aを形成する面の数はこれに限定されない。筐体1012は、その内部に載置台1011を収容する。載置面1011aは、収容室1012aを形成する複数の面に含まれる。
筐体1012は、第1の内面1012b及び開口部1012cを備えている。
第1の内面1012bは、複数の面を含む。第1の内面1012bは、収容室1012aを形成する複数の面に含まれる。
開口部1012cは、収容室1012a内へとつながるように筐体1012に形成されている。開口部1012cは、カゴを出し入れ可能な大きさで筐体1012に形成されている。開口部1012cは、筐体1012を構成する略鉛直方向に延びる面に形成されている。なお、開口部1012cは、筐体1012の何れの位置に形成されていてもよい。
蓋体1013は、開口部1012cを開閉する。蓋体1013は、一端側を軸として回動する。蓋体1013が開口部1012cを開けている状態(以下、開状態という)にある場合、客は、開口部1012cから収容室1012a内へ商品を入れることができる。蓋体1013は、第2の内面1013aを備えている。蓋体1013が開口部1012cを閉じている状態(以下、閉状態という)にある場合、第2の内面1013aは、収容室1012aを形成する複数の面に含まれる。
上述のように、収容室1012aは、載置面1011a、第1の内面1012b及び第2の内面1013aで形成されている。
筐体1012及び蓋体1013は、電波を反射する材料(以下、電波反射材料という)又は電波を吸収する材料(以下、電波吸収材料という)で構成されている。例えば、筐体1012及び蓋体1013は金属である。電波反射材または電波吸収材は、外部の電波が収容室1012a内に届くことを防ぐ。加えて、電波反射材または電波吸収材は、読取装置101内で発生した電波が読取装置101外へ漏れることを防ぐ。これにより、読取装置101は、外部からの電波を読み取ることはない。さらに、読取装置101は、外部のRFIDタグから情報を読み取ることもない。
開閉センサ1014は、蓋体1013と接する筐体1012の外面の任意の位置にある。開閉センサ1014は、蓋体1013の閉状態または開状態を検出する。
図3は、図2における読取装置101のX−X断面図である。蓋体1013は閉状態である。収容室1012aは、複数の商品201が入れられたカゴ202を収容している。各商品201は、それぞれRFIDタグ203が付されている。
載置台1011は、載置面1011aと対向する面1011bを備えている。筐体1012内には、載置台1011の面1011bと筐体1012の第1の内面1012bにより形成されている空間がある。筐体1012内のこの空間は、載置台1011を挟んで収容室1012aと反対側に形成されている。
図3に示すように、読取装置101は、アンテナ1015を備えている。アンテナ1015は、面状のRFIDアンテナである。アンテナ1015は、電力が供給されることにより、UHF帯等の電波を放射(出射ともいう)する。アンテナ1015は、収容室1012a内に向けて電波を放射する。
アンテナ1015は、載置台1011において載置面1011aと対向する面1011b側に位置している。アンテナ1015は、載置面1011aと直交する方向において、載置面1011aよりも収容室1012aから離れた位置にある。アンテナ1015は、収容室1012a内に向けて電波を放射する。上述したように載置台1011は電波透過性を有する材料で構成されているため、アンテナ1015が放射する電波は、載置台1011を透過し、収容室1012a内に収容されている各商品201に付されている各RFIDタグ203に届く。なお、読取装置101は、アンテナ1015の位置を移動させる駆動機構を備えていてもよい。読取装置101は、2つ以上のアンテナを備えていてもよい。
筐体1012は、第1の緩衝部材1012dを備えている。第1の緩衝部材1012dは、電気的に非伝導性の材料で構成されている。第1の緩衝部材1012dは、第1の内面1012bの全面を覆う。例えば、第1の緩衝部材1012dは、第1の内面1012bの全面に接するように筐体1012に貼り付けられている。第1の緩衝部材1012dの厚みは特に限定されない。第1の緩衝部材1012dは、薄い膜状部材であっても、厚みのある板状部材であってもよい。
蓋体1013は、第2の緩衝部材1013bを備えている。第2の緩衝部材1013bは、第1の緩衝部材1012dと同様に、電気的に非伝導性の材料で構成されている。第2の緩衝部材1013bは、第2の内面1012aの全面を覆う。例えば、第2の緩衝部材1013bは、第2の内面1012aの全面に接するように蓋体1013に貼り付けられている。第2の緩衝部材1013bの厚みは特に限定されない。第2の緩衝部材1013bは、薄い膜状部材であっても、厚みのある板状部材であってもよい。
なお、本実施形態では、電気的に非伝導性の材料で構成されている部材を緩衝部材と総称することもある。上述のように、緩衝部材は、収容室1012aを形成する複数の面のうち金属で構成されている面を覆う。第1の緩衝部材1012d及び第2の緩衝部材1013bを備える読取装置101の作用については後述する。
図4は、本実施形態に係るPOS装置1の制御系の構成を示すブロック図である。POS装置1は、制御部11、記憶部12、入力部13、カード読取部14、硬貨投入処理部15、紙幣入出処理部16、硬貨排出処理部17、プリンタ18、通信I/F(interface)19、リーダライタ1016を備えている。なお、リーダライタ1016は、読取装置101に含まれていてもよい。
制御部11は、POS装置1の各部に接続されている。制御部11は、各部の動作を制御する。例えば、制御部11は、CPU(Central Processing Unit)である。
記憶部12は、制御部11が実行するプログラムを記憶するROM (Read Only Memory)を含むことができる。記憶部12は、制御部11がプログラムを実行する際に一時的にデータを記憶するRAM (Random Access Memory)を含むこともできる。記憶部12は、各種データを記憶するHDD (Hard Disk Drive)を含むこともできる。
入力部13は、POS装置1を利用する客が各種情報を入力可能または選択可能な要素である。例えば、入力部13は、表示部107と一体のタッチパネルである。
カード読取部14は、カード挿入口102で挿入されたクレジットカードから情報を読み取る。
硬貨投入処理部15は、決済処理時に客が硬貨投入口105に投入した硬貨の額を計算処理する。
紙幣入出処理部16は、決済処理時に客が紙幣入出口104に入金した紙幣の額を計算処理する。紙幣入出処理部16は、決済処理時に釣りとして返却する紙幣の排出を処理する。
硬貨排出処理部17は、決済処理時に釣りとして返却する硬貨の硬貨取出口106への排出を処理する。
プリンタ18は、決済処理時にレシートを発行し、レシート発行口103からのレシートの排出を処理する。
通信I/F19は、POS装置1に有線又は無線で接続された外部装置とデータを送受信するためのインターフェースである。
リーダライタ1016は、アンテナ1015に電力を供給する。リーダライタ1016は、RFIDタグ203に記憶されている情報を読み取るための電波をアンテナ1015から放射させる。リーダライタ1016は、アンテナ1015で受けるRFIDタグ203からの電波によって伝達される信号(以下、受信信号という)に含まれている情報を読み取る。このようにして、リーダライタ(読取手段)1016は、アンテナ1015を介して、RFIDタグ203から情報を読み取る。リーダライタ1016は、受信信号から読み取った情報を制御部11へ送る。リーダライタ1016は、RFIDタグ203に情報(例えば上述の決済終了情報)を書き込むための信号をアンテナ1015へ送ることもできる。リーダライタ1016は、この信号を伝達するための電波をアンテナ1015から放射させる。このようにして、リーダライタ1016は、アンテナ1015を介して、RFIDタグ203に情報を書き込むことができる。
上述のように構成されているPOS装置1の処理の一例を説明する。
制御部11は、リーダライタ1016を用いて収容室1012a内の全ての商品201に付されているRFIDタグ203から価格情報を読み取るように制御する。
制御部11は、リーダライタ1016で読み取られた価格情報に基づいて、収容室1012aに収容されている商品201の価格の合計値を表示部107に表示するように制御する。
制御部11は、客によるカード挿入口102へのクレジットカードの挿入を検出する。または、制御部11は、紙幣入出口104または硬貨投入口105への現金の投入を検出する。制御部11は、リーダライタ1016で読み取られた価格情報に基づいて、クレジットカードまたは現金による商品201の決済処理を行う。制御部11は、決済処理手段として機能する。
決済処理を終了すると、制御部11は、リーダライタ1016を用いて収容室1012aに収容されている各RFIDタグ203に決済終了情報を書き込むように制御する。POS装置1による決済処理の終了後に、客は、収容室1012aに収容されている商品201を取り出し、店舗から持ち出すことができる。
次に、第1の緩衝部材1012d及び第2の緩衝部材1013bを備える読取装置101の作用について説明する。ここでは、客がカゴ202を使用せずに、RFIDタグ203が付されている商品201を直接読取装置101内に入れるケースを想定する。同様に、客は商品201が入ったカゴ202を読取装置101内に入れたが、RFIDタグ203がカゴ202の外に出るケースも想定する。
金属で構成されている第1の内面1012bとRFIDタグ203との間には、少なくとも第1の緩衝部材1012dが必ず存在する。第1の緩衝部材1012dは、第1の内面1012bとRFIDタグ203との間の距離をとることができる。同様に、金属で構成されている第2の内面1013aとRFIDタグ203との間には、少なくとも第2の緩衝部材1013bが必ず存在する。第2の緩衝部材1013bは、第2の内面1013aとRFIDタグ203との間の距離をとることができる。言い換えると、RFIDタグ203は、第1の内面1012b及び第2の内面1013aに直接触れることも極端に近づくこともない。
アンテナ1015が電波を放射したとしても、第1の内面1012b及び第2の内面1013aを構成する金属は、RFIDタグ203に悪影響を与えない。そのため、読取装置101は、RFIDタグ203に対する情報の読み書き性能を損ねることはない。
本実施形態によれば、読取装置101は、RFIDタグ203に対する情報の読み書き性能を損ねることなく、効率的に読み書きできる。
次に、緩衝部材の材質の一例を説明する。第1の緩衝部材1012d及び第2の緩衝部材1013bは、例えば、アクリル材またはクッション材で構成されていてもよい。
第1の緩衝部材1012d及び第2の緩衝部材1013bがアクリル材で構成されていると以下のような効果が得られる。アクリル材は、クッション材よりも剛性が高い。客が商品201をそのまま、または、商品201が入れられたカゴ202を収容室1012aに入れるケースを想定する。商品201またはカゴ202は、第1の緩衝部材1012d及び第2の緩衝部材1013bに引っかかることはない。客は、容易にカゴ202を収容室1012aに入れることができる。
第1の緩衝部材1012d及び第2の緩衝部材1013bがクッション材で構成されていると以下のような効果が得られる。クッション材は、アクリル材よりも剛性が低い。客が商品201をそのまま、または、商品201が入れられたカゴ202を収容室1012aに入れるケースを想定する。商品201またはカゴ202は、第1の緩衝部材1012d及び第2の緩衝部材1013bとの接触による摩擦が少ない。第1の緩衝部材1012d及び第2の緩衝部材1013bは、収容室1012a内に入れられる商品201またはカゴ202が傷つくことを防ぐことができる。
次に、本実施形態の第1の変形例を説明する。アンテナ1015は、収容室1012a内にあってもよい。例えば、アンテナ1015は、収容室1012aを形成する複数の面のうちの何れかの面上にあってもよい。収容室1012aは、載置面1011a、第1の内面1012b及び第2の内面1013aで形成されている。第1の緩衝部材1012dは、第1の内面1012bの全面を覆う。第2の緩衝部材1013bは、第2の内面1013aの全面を覆う。つまり、緩衝部材は、収容室1012aを形成する複数の面のうち金属で構成されている面を覆う。
第1の変形例において、載置台1011は金属で構成されていてもよい。その理由は、アンテナ1015が収容室1012a内にあるからである。この場合、載置面1011aの全面は緩衝部材で覆われる。つまり、緩衝部材は、収容室1012aを形成する複数の面全てを覆う。
次に、本実施形態の第2の変形例を説明する。アンテナ1015は、第1の内面1012b上にあってもよい。この場合、読取装置101は、アンテナ1015を基準として第1の内面1012bと反対側に、載置台1011と同様の板状部材を備えている。収容室1012aは、載置面1011a、第1の内面1012b、第2の内面1013a及びこの板状部材の面で形成される。緩衝部材は、第1の内面1012b及び第2の内面1013aを覆う。なお、載置面1011aが金属で構成されている場合には、緩衝部材は、載置面1011aも覆う。つまり、緩衝部材は、収容室1012aを形成する複数の面のうち金属で構成されている面を覆う。なお、アンテナ1015が第2の内面1013a上にある場合も同様である。
次に、本実施形態の第3の変形例を説明する。緩衝部材は、収容室1012aを形成する面に貼り付けられていなくてもよい。緩衝部材は、収容室1012aを形成する面のうち金属で構成されている面を覆えていればよい。例えば、緩衝部材は、収容室1012aを形成する面と接することなく、所定間隔離れた位置にあってもよい。
本実施形態では、読取装置101がPOS装置1に適用されている例を説明したが、これに限定されない。読取装置101は、他の装置に搭載されても、単独で用いられてもよい。例えば、読取装置101は、収容室1012a内にRFIDタグが付された対象物(例えば薬など)を入れて、RFIDタグから対象物の情報を読み取ることができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
以下、本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
複数の面で形成され、RFIDタグが付されている対象物を収容する収容室と、
電波を放射するアンテナと、
前記アンテナを介して、前記RFIDタグから情報を読み取る読取手段と、
電気的に非伝導性の材料で構成され、前記複数の面のうち金属で構成されている面を覆う第1の部材と、
を備える読取装置。
[C2]
前記複数の面は、電波透過性を有する材料で構成されている第2の部材の第1面を含み、
前記アンテナは、前記第2の部材において前記第1面と対向する第2面側に位置する、
[C1]に記載の読取装置。
[C3]
前記第1の部材は、アクリル材で構成されている、[C1]または[C2]に記載の読取装置。
[C4]
前記第1の部材は、クッション材で構成されている、[C1]または[C2]に記載の読取装置。
[C5]
[C1]から[C4]のうちの何れか1つに記載の読取装置と、
前記読取手段で読み取られた情報に基づいて、前記対象物の決済処理を行う決済処理手段と、
を備えるPOS装置。
1…POS装置、11…制御部、12…記憶部、13…入力部、14…カード読取部、15…硬貨投入処理部、16…紙幣入出処理部、17…硬貨排出処理部、18…プリンタ、19…通信I/F、101…読取装置、102…カード挿入口、103…レシート発行口、104…紙幣入出口、105…硬貨投入口、106…硬貨取出口、107…表示部、201…商品、202…カゴ、203…RFIDタグ、1011…載置台、1011a…載置面、1011b…面、1012…筐体、1012a…収容室、1012b…第1の内面、1012c…開口部、1012d…第1の緩衝部材、1013…蓋体、1013a…第2の内面、1013b…第2の緩衝部材、1014…開閉センサ、1015…アンテナ、1016…リーダライタ。

Claims (4)

  1. 電波反射材料又は電波吸収材料で構成される筐体及び蓋体と、
    前記筐体の内部に収容され、RFIDタグが付されている対象物を載置する第1面を有し、電波透過性を有する材料で構成される載置台と、
    前記載置台の前記第1面を含む複数の面で形成され、前記第1面に載置される前記対象物を収容する収容室と、
    前記載置台の前記第1面と対向する第2面に位置し、電波を放射するアンテナと、
    前記アンテナを介して、前記RFIDタグから情報を読み取る読取手段と、
    電気的に非伝導性の材料で構成され、前記複数の面のうち金属で構成されている面を覆う材と、
    を備える読取装置。
  2. 前記材は、アクリル材で構成されている、請求項に記載の読取装置。
  3. 前記材は、クッション材で構成されている、請求項に記載の読取装置。
  4. 請求項1からのうちの何れか1項に記載の読取装置と、
    前記読取手段で読み取られた情報に基づいて、前記対象物の決済処理を行う決済処理手段と、
    を備えるPOS装置。
JP2015040117A 2015-03-02 2015-03-02 読取装置及びpos装置 Active JP6200442B2 (ja)

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