JP2017151674A - 自動販売機用リーダライタ及びそれを備えた自動販売機 - Google Patents

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【課題】セキュリティーモジュール部による情報記憶媒体との通信時間を短縮して円滑な電子マネーの処理を実現できる自動販売機用リーダライタを提供する。【解決手段】リーダライタは、自動販売機に設けられ、電子マネー情報が記憶されたICカード26との間で通信を行うものであって、自動販売機の前面より外部に露出する第1の筐体31と、自動販売機内に位置する第2の筐体32を備え、第1の筐体に、アンテナ41と、アンテナを介してICカードとの非接触通信を行うRF回路部42と、ICカードとの間の通信用の鍵情報を保有してICカードと通信するセキュリティーモジュール部44が配置されている。【選択図】図3

Description

本発明は、電子マネー情報が記憶された情報記憶媒体との間で通信を行う自動販売機用リーダライタ、及び、それを備えた自動販売機に関するものである。
従来、この種の自動販売機用リーダライタとして、自動販売機に設けられ、電子マネー情報が記憶されたICカード(電子マネーカード)等の情報記憶媒体との間で通信を行い、電子マネーの決済処理を行うものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1の場合、自動販売機用リーダライタは、自動販売機の前面となる外扉より外部に露出して取り付けられた第1の筺体と、外扉の内側、即ち自動販売機内に取り付けられた第2の筺体とから構成され、これらがワイヤーハーネス(配線)で接続される構成とされていた。
そして、第1の筐体にはアンテナと、このアンテナを介して情報記憶媒体との非接触通信を行うRF回路部(アンテナ制御回路部)や表示器、スイッチ等が設けられ、第2の筐体に、情報記憶媒体との間の通信用の鍵情報を保有し、RF回路部を用いて情報記憶媒体の情報の読み出し、情報記憶媒体への情報の書き込みを行うセキュリティーモジュール部と、リーダライタ全体の制御を行う制御部が設けられていた。
尚、このセキュリティーモジュール部には売上データも保存される。また、鍵情報とは情報記憶媒体の認証を行うための認証鍵、及び、制御部がセキュリティーモジュール部内のデータにアクセスするための暗号鍵であるが、これら認証鍵と暗号鍵は別個のものであっても同一のものであってもよい。
特開2010−61527号公報
このように、従来ではセキュリティーモジュール部が自動販売機内の第2の筐体に設けられていたため、第2の筐体側のセキュリティーモジュール部は、情報記憶媒体と通信する際、配線距離が長くなるワイヤーハーネスを介して第1の筐体側のRF回路部により情報記憶媒体と情報のやりとりを行うことになる。そのため、外部からの影響を受けて、通信エラーが発生しやすくなってしまい、リトライを繰り返すことで通信処理の遅延が生じ、ICカードの検知時間(認証時間)が遅くなって、電子マネーの決済処理や残高照会処理に悪影響が生じると云う問題があった。
本発明は、係る従来の技術的課題を解決するために成されたものであり、セキュリティーモジュール部による情報記憶媒体との通信時間を短縮して円滑な電子マネーの処理を実現することができる自動販売機用リーダライタ及びそれを備えた自動販売機を提供することを目的とする。
本発明の自動販売機用リーダライタは、自動販売機に設けられ、電子マネー情報が記憶された情報記憶媒体との間で通信を行うものであって、自動販売機の前面より外部に露出する第1の部位と、自動販売機内に位置する第2の部位を備え、第1の部位に、少なくともアンテナと、このアンテナを介して情報記憶媒体との非接触通信を行うためのRF回路部と、情報記憶媒体との間の通信用の鍵情報を保有し、RF回路部により情報記憶媒体と通信を行うセキュリティーモジュール部が配置されていることを特徴とする。
請求項2の発明の自動販売機用リーダライタは、上記発明において第1の部位に、外部からのタンパー行為を検知するタンパー検知部が設けられていることを特徴とする。
請求項3の発明の自動販売機用リーダライタは、上記発明においてタンパー検知部によりタンパー行為が検知された場合、セキュリティーモジュール部は、保有する鍵情報を消去することを特徴とする。
請求項4の発明の自動販売機用リーダライタは、上記発明において第2の部位に、自動販売機及び所定の管理サーバとの間のデータ通信並びに第1の部位の制御を行う制御部が配置されていることを特徴とする。
請求項5の発明の自動販売機用リーダライタは、上記発明においてセキュリティーモジュール部の鍵情報が消去された場合、制御部は管理サーバに通知することを特徴とする。
請求項6の発明の自動販売機用リーダライタは、上記各発明において第1の部位を構成する第1の筐体と、第2の部位を構成する第2の筐体を備え、自動販売機の前面を貫通するハーネスを介して第1の筐体と第2の筐体が接続されることを特徴とする。
請求項7の発明の自動販売機は、上記各発明に記載の自動販売機用リーダライタを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、自動販売機に設けられ、電子マネー情報が記憶された情報記憶媒体との間で通信を行う自動販売機用リーダライタにおいて、自動販売機の前面より外部に露出する第1の部位と、自動販売機内に位置する第2の部位を備え、第1の部位に、少なくともアンテナと、このアンテナを介して情報記憶媒体との非接触通信を行うためのRF回路部と、情報記憶媒体との間の通信用の鍵情報を保有し、RF回路部により情報記憶媒体と通信を行うセキュリティーモジュール部を配置したので、RF回路部とセキュリティーモジュール部との間の配線距離を従来に比して著しく短くすることができる。
これにより、RF回路部とセキュリティーモジュール部間の前述した通信処理の遅延が解消され、請求項7の如き自動販売機における情報記憶媒体の認証や決済、残高処理に要する時間を短くすることができるようになる。また、外部からの影響も受け難くなるので、安定した電子マネーの処理を実現することができるようになる。
ここで、セキュリティーモジュール部を第1の部位に配置した場合、鍵情報を保有するセキュリティーモジュール部が自動販売機の外側に位置することになるため、外部からの分解や破壊行為(タンパー行為)を受ける危険性がある。そこで、請求項2の発明の如く第1の部位に、外部からのタンパー行為を検知するタンパー検知部を設ければ、請求項3の発明の如くタンパー検知部によりタンパー行為が検知された場合、セキュリティーモジュール部が、保有する鍵情報を消去するようにすることにより、タンパー行為によって第1の部位が自動販売機から外され、或いは、第1の部位が破壊された場合にも、セキュリティーモジュール部への不正なアクセスを阻止し、セキュリティーモジュール部内のデータが不正利用される不都合を解消することができるようになる。
更に、請求項4の発明の如く第2の部位に、自動販売機及び所定の管理サーバとの間のデータ通信並びに第1の部位の制御を行う制御部を配置し、請求項5の発明の如くセキュリティーモジュール部の鍵情報が消去された場合、制御部が管理サーバに通知するようにすれば、自動販売機用リーダライタがタンパー行為を受けたことをいち早く管理サーバに通報して対応を促すことができるようになる。
特に、請求項6の発明の如く第1の部位を第1の筐体で構成すると共に、第2の部位を第2の筐体で構成し、自動販売機の前面を貫通するハーネスを介して第1の筐体と第2の筐体が接続した自動販売機用リーダライタに本発明は有効である。
本発明を適用した実施例の自動販売機の正面図である。 本発明の一実施形態の自動販売機用リーダライタの斜視図である。 図2の自動販売機用リーダライタの機能ブロック図である。
以下、図面に基づき本発明の一実施形態を説明する。図1は本発明を適用した実施例の自動販売機1の正面図を示している。図1に示す実施例の自動販売機1は、前面が開口した断熱性の本体2と、この本体2の前面を開閉自在に閉塞する外扉3を備えている。即ち、外扉3の前面が自動販売機1の前面となる。本体2内に図示しない商品収納庫が構成され、この商品収納庫内に販売する缶飲料、ペットボトル飲料等の商品が収納されている。また、商品収納庫の下側には図示しない機械室が構成され、この機械室内には商品収納庫内を冷却又は加温するための冷凍機が設置されている。尚、商品収納庫の前面開口はこれも図示しない断熱性の内扉で開閉自在に閉塞されている。
外扉3は係る内扉の前側に間隔を存して位置しており、実施例では向かって左側が本体2に回動自在に枢支されている。外扉3の前面上部には商品サンプル室4が構成されており、この商品サンプル室4内に陳列された複数の各商品サンプルに対応して複数の商品選択スイッチ6が配置されている。また、商品サンプル室4の下側の外扉3前面には、広告パネル(広告表示部)5が構成されており、この広告パネル5の下側の外扉3前面下部には商品取出口7が構成されている。
更に、外扉3の前面の向かって右側(非枢支側)中央部には化粧パネル8が取り付けられており、この化粧パネル8内に位置して硬貨投入口9、返却レバー11及び自動販売機表示部12(例えば、「販売中」等の販売情報を表示する)が設けられている。また、商品取出口7の向かって右側の外扉3前面には硬貨返却口13が構成されている。
また、化粧パネル8と広告パネル5の間の外扉3前面には、紙幣識別装置(ビルバリ)24と、本発明の自動販売機用リーダライタとしての電子マネー用のリーダライタ22が取り付けられている。
実施例のリーダライタ22は、自動販売機1の商品販売に用いられる電子マネー残高が記憶された情報記憶媒体としての周知の非接触式のICカード(電子マネーカード)26(図3)を検出し、電子マネー残高を読み書きすることで電子マネーの決済処理や残高照会処理を行う装置である。このリーダライタ22は、実施例では本発明の第1の部位を構成する第1の筐体31と、第2の部位を構成する第2の筐体32と、各筐体31、32内にそれぞれ設けられた回路基板に接続されたハーネスとしてのワイヤーハーネス(配線)33とから構成されている。
尚、リーダライタ22は、複数種の電子マネーの処理を行うように構成されているが、各電子マネーの処理の内容については、周知の処理内容と同様であるため説明を省略する。
第1の筐体(第1の部位)31は、自動販売機1の外扉3の前面に取り付けられて当該前面より外部に露出しており、前面には図2に示す如くICカード26の形状に合わせて形成された読取面34と、決済処理に用いられる電子マネーサービスを切り換えて選択するためのマネー切替スイッチ36と、LED37と、ICカード26に記憶された電子マネー残高や操作案内等の文字情報を表示する表示部38が図2に示すレイアウトで設けられている。
読取面34の裏面には、ICカード26との間でデータの送受信を行うためのループ状のアンテナ41が設けられている。そして、利用者がマネー切替スイッチ36を用いて電子マネーサービスを選択した後、ICカード26を読取面34から所定範囲(例えば、5cm)内の位置にかざした場合には、アンテナ41とICカード26間の非接触通信が可能となるように構成されている。
一方、第2の筐体(第2の部位)32は、実施例では外扉3の裏面に取り付けられて自動販売機1内に位置している。そして、ワイヤーハーネス33は外扉3に穿設された挿通孔(図示せず)を通過することで外扉3を貫通し、第1の筺体31と第2の筺体32とを相互に接続している。
次に、リーダライタ22の制御系の構成について図3に基づき説明する。図3はリーダライタ22の機能ブロック図である。自動販売機1の前面(外扉3の前面)より外部に露出する第1の筐体31内には、RF回路部42と、前述したアンテナ41、マネー切替スイッチ36、LED37、及び、表示部38と、スピーカ43が設けられている。更に第1の筐体31内には、セキュリティーモジュール部44と、中継基板46と、タンパー検知部47が設けられている。
前記RF回路部42は、ICカード26との非接触通信をアンテナ41を介して行うためのものであって、周知のAD/DA変換器及び整流回路等から構成されている。また、表示部38は、前述した文字情報等を表示する液晶ディスプレイである。
前記セキュリティーモジュール部44は、CPUと、RAM、ROM等のメモリを備えたものであり、このセキュリティーモジュール部44のメモリには、売上データやカード情報、及び、鍵情報が保有されている。尚、鍵情報はICカード26の認証を行うための認証鍵、及び、後述する制御部48がセキュリティーモジュール部44内のデータにアクセスするための暗号鍵である。これら認証鍵と暗号鍵は別個のものであってもよく、同一であってもよいものである。
このセキュリティーモジュール部44は、RF回路部42を用い、アンテナ41を介してICカード26の情報を読み取り、自らが保有する認証鍵を用いてICカード26を認証する。そして、ICカード26の電子マネーの残高情報を読み取り、また、書き込みを行うことにより、決済処理や残高照会処理を行う。
前記タンパー検知部47は、実施例では光センサから構成されている。このタンパー検知部47は、第1の筐体31を外扉3から取り外す行為や、第1の筐体31を破壊する行為等(タンパー行為)を検知し、タンパー検知情報を中継基板46を介してセキュリティーモジュール部44に送信する。セキュリティーモジュール44部はタンパー検知部47からタンパー検知情報を受信した場合、自らが保有する前述した鍵情報(認証鍵及び暗号鍵)の他、売上データやカード情報を消去するように構成されている。
一方、自動販売機1内に位置する第2の筐体32内には、制御部48が設けられており、前述したワイヤーハーネス33を構成するコネクタ51により第1の筐体31内の各機器(セキュリティーモジュール部44、中継基板46、表示部38、スピーカ43、LED36、マネー切替スイッチ36)と電気的に接続されている。この制御部48は、これら第1の筐体31内の機器を含むリーダライタ22全体の制御を司るものであり、CPUと、RAM、ROM等のメモリを備えている。
この制御部48は、メモリに格納されたデータ及びプログラムに基づいてリーダライタ22の各機器を制御する。即ち、セキュリティーモジュール部44と前述した暗号鍵を用いて情報の送受信を行い、表示部38に電子マネー残高等を表示する。また、制御部48は自動販売機1の運転を制御する自動販売機制御部51と情報の送受信を行い、電子マネーで決済された商品の決済履歴の情報を自動販売機制御部51に送信することで商品の自動販売を行わせるように構成されている。
ここで、電子マネーを用いたリーダライタ22による決済処理と、自動販売機1による商品販売の流れの一例を説明する。例えば、利用者が自動販売機1の商品選択スイッチ6により商品を選択した場合、自動販売機制御部51から商品情報がリーダライタ22の制御部48に送信される。そして、マネー切替スイッチ36より決済処理に用いる電子マネーサービスが選択され、ICカード26がアンテナ41にかざされると、セキュリティーモジュール部44はRF回路部42を用いてICカード26と非接触の無線通信を行い、電子マネー残高を読み取る。
次に、セキュリティーモジュール部44は、制御部48から商品情報を受信し、当該商品情報内の商品価格を用いて電子マネーの決済処理を実行する。ICカード26内の電子マネー残高は商品価格分引かれることになる。最後に、セキュリティーモジュール部44は決済処理を行った決済履歴の情報を制御部48に送信する。制御部48はこの決済履歴の情報を自動販売機制御部51に送信する。自動販売機制御部51は決済履歴の情報を受け取ると、選択された商品を販売する。これにより、電子マネーを使用した商品の自動販売が実現されるものである。尚、以上の流れはこの例に限られるものでは無く、ICカード26をリーダライタ22にかざしてから商品選択スイッチ6が操作される場合など、種々存在する。
ここで、制御部48はルータ49を介して電話回線により所定の管理サーバと繋がっており、セキュリティーモジュール部44から暗号鍵を用いて読み出した売上データ等を管理サーバに送信するデータの送受信を行うと共に、前述したタンパー検知部47がタンパー行為を検知した場合、中継基板46を介してタンパー検知情報を受信し、或いは、セキュリティーモジュール部44経由で受信し、管理サーバにその旨、通知するように構成されている。
このように、自動販売機1の前面より外部に露出する第1の筐体31と、自動販売機1内に位置する第2の筐体32からリーダライタ22を構成し、第1の筐体31に、アンテナ41と、このアンテナ41を介してICカード26との非接触通信を行うためのRF回路部42と、ICカード26との間の通信用の鍵情報を保有し、RF回路部によりICカード26と通信を行うセキュリティーモジュール部44を配置したので、RF回路部42とセキュリティーモジュール部44との間の配線距離(図3中にX1で示す)を従来のワイヤーハーネス33を介した場合に比して著しく短くすることができる。
これにより、RF回路部42とセキュリティーモジュール部44間の通信処理の遅延が解消され、自動販売機1におけるセキュリティーモジュール部44内の鍵情報を用いたICカード26の認証や電子マネーの決済、残高処理に要する時間を短くすることができるようになる。また、外部からの影響も受け難くなるので、安定した電子マネーの処理を実現することができるようになる。
また、第1の筐体31に、外部からのタンパー行為を検知するタンパー検知部47を設け、このタンパー検知部47がタンパー行為を検知した場合、セキュリティーモジュール部44が、保有する鍵情報や売上データ等を消去するようにしたので、第1の筐体31が自動販売機1の外扉3から外されたり、破壊された場合(タンパー行為)にも、セキュリティーモジュール部44への不正なアクセスを阻止し、セキュリティーモジュール部44内のデータが不正利用される不都合を解消することができるようになる。
上記は実施例の如く自動販売機1内に設けた第2の筐体32に、自動販売機1及び管理サーバとの間のデータ通信並びに第1の筐体31内の機器の制御を行う制御部48を配置し、自動販売機1の外扉3を貫通するワイヤーハーネス33を介して第2の筐体32と第1の筐体31を接続したものでは特に有効である。
更に、セキュリティーモジュール部44の鍵情報が消去された場合、制御部48は管理サーバに通知するので、リーダライタ22がタンパー行為を受けたことをいち早く管理サーバに通報して対応を促すことができるようになる。
尚、実施例では自動販売機1の前面の外扉3より外部に露出する第1の筐体31と、自動販売機1内の外扉3裏面に取り付けた第2の筐体32をワイヤーハーネス33で接続したリーダライタ22で本発明を説明したが、それに限らず、請求項6以外の発明ではそれに限らず、外扉3の前面にて外部に露出する第1の部位と自動販売機1内に位置する第2の部位とが単一の筐体で一体構成されたものであってもよい。
その場合には、外扉3に筐体が嵌め込まれるかたちとなるが、その場合にもアンテナ41、RF回路部42、セキュリティーモジュール部44は少なくとも第1の部位内(自動販売機1の外部)に配置し、制御部48は第2の部位内(自動販売機1内)に配置するものとする。
また、実施例では情報記憶媒体としてICカード26を例に挙げて説明したが、それに限らず、リーダライタ22と非接触の無線通信が可能な携帯電話やスマートフォン等の携帯端末機器であっても良いことは云うまでもない。
1 自動販売機
3 外扉
22 リーダライタ(自動販売機用リーダライタ)
26 ICカード(情報記憶媒体)
31 第1の筐体(第1の部位)
32 第2の筐体(第2の部位)
33 ワイヤーハーネス(ハーネス)
41 アンテナ
42 RF回路部
43 セキュリティーモジュール部
47 タンパー検知部
48 制御部
49 ルータ
51 自動販売機制御部

Claims (7)

  1. 自動販売機に設けられ、電子マネー情報が記憶された情報記憶媒体との間で通信を行う自動販売機用リーダライタにおいて、
    前記自動販売機の前面より外部に露出する第1の部位と、前記自動販売機内に位置する第2の部位を備え、
    前記第1の部位に、少なくともアンテナと、該アンテナを介して前記情報記憶媒体との非接触通信を行うためのRF回路部と、前記情報記憶媒体との間の通信用の鍵情報を保有し、前記RF回路部により前記情報記憶媒体と通信を行うセキュリティーモジュール部が配置されていることを特徴とする自動販売機用リーダライタ。
  2. 前記第1の部位に、外部からのタンパー行為を検知するタンパー検知部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の自動販売機用リーダライタ。
  3. 前記タンパー検知部によりタンパー行為が検知された場合、前記セキュリティーモジュール部は、保有する前記鍵情報を消去することを特徴とする請求項2に記載の自動販売機用リーダライタ。
  4. 前記第2の部位に、前記自動販売機及び所定の管理サーバとの間のデータ通信並びに前記第1の部位の制御を行う制御部が配置されていることを特徴とする請求項3に記載の自動販売機用リーダライタ。
  5. 前記セキュリティーモジュール部の鍵情報が消去された場合、前記制御部は前記管理サーバに通知することを特徴とする請求項4に記載の自動販売機用リーダライタ。
  6. 前記第1の部位を構成する第1の筐体と、前記第2の部位を構成する第2の筐体を備え、前記自動販売機の前面を貫通するハーネスを介して前記第1の筐体と前記第2の筐体が接続されることを特徴とする請求項1乃至請求項5のうちの何れかに記載の自動販売機用リーダライタ。
  7. 請求項1乃至請求項6のうちの何れかに記載の自動販売機用リーダライタを備えたことを特徴とする自動販売機。
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