JP6199194B2 - 泡噴出容器 - Google Patents

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Description

本発明は、可撓性の胴部を圧搾することにより、流動性を有する内容物(液状、ゲル状等)を発泡させて排出する泡噴出容器に関するものである。
シャンプー、ボディソープ、ハンドソープ、洗顔料等の各種液体洗浄剤やセットローション等の整髪剤を内容物とする容器としては、泡立て動作を省略して簡便な利用を図る観点から、内容物の流路内に例えばメッシュ等からなる発泡部材を組み入れておき、可撓性を有する胴部を圧搾することで、内容物と空気とを混合させつつこれらを発泡部材に通過させて発泡させ、泡状になった内容物をノズルの噴出口から排出する泡噴出容器が提案されている(例えば特許文献1参照)。
上記のような泡噴出容器において、泡状となった内容物は、噴出口から排出された分の他、一部がノズルの排出経路内に残ったままとなるが、残留した内容物は、時間が経つと泡が消えて元の流動性を有する内容物に戻るため、使用後しばらくすると噴出口から内容物が垂れ落ちる(液だれ)ことがあった。このことは、特にノズルの側面側に噴出口が設けられている横出しタイプの泡噴出容器において顕著であった。
このような液だれを回避するものとしては、圧搾された胴部を復元させる外気導入孔を内容物の排出経路内に設けておき、胴部の復元に伴って容器本体内に取り込まれる外気とともに残留内容物も容器本体内に引き戻すサックバック機能(サクションバック機能、バックサクション機能ともいう)を設けた泡噴出容器が知られている。そして、このような泡噴出容器においては、通常、胴部の圧搾時には外気導入孔を閉鎖して容器内を加圧することで内容物を吐出させる一方、胴部の復元時には外気導入孔を開放して排出経路内の残留内容物を容器内に引き戻すように機能する逆止弁を設けることで、サックバック機能を実現している。
実開昭58−174272号公報
ところで、上記のようなサックバック機能を設けた泡噴出容器において、胴部が復元する際に、逆支弁を構成する弁体と弁座との隙間を空気が通り抜けることで高い音が鳴ったり、また、胴部の復元に時間がかかったりすることがあった。
本発明は、このような問題を解決することを課題とするものであり、その目的は、圧搾した胴部が復元する際の高い音の発生や、胴部の復元に時間がかかりすぎるという不具合を抑制することが可能な泡噴出容器を提供することである。
上記課題を解決するため、本発明に係る泡噴出容器は、可撓性を有する胴部を有し、その内側を内容物の充填空間とする容器本体と、
内容物の吸引管を保持するとともに空気の流入孔を備え、その内側に内容物と空気との合流空間を区画形成するシリンダーと、
該容器本体の口部に固定保持され、該シリンダーを該口部に吊り下げ保持するとともに、該シリンダーとの相互間に該充填空間につながる環状経路を形成するベースキャップと、
該ベースキャップに一体連結してその内側に該合流空間につながる排出経路を形成するとともに、該排出経路と環状経路とを連通させる孔部を前方側及び後方側の少なくとも2箇所に有するノズルと、
該胴部の圧搾時には該環状経路を閉鎖して、該合流空間内に内容物と空気とを送り込み、混合、発泡させて泡状の内容物を該ノズルの先端開口から外界に噴出させる一方、該胴部の復元時には該環状経路を開放して、該排出経路内の残留内容物を該孔部から該充填空間内へ引き戻す逆止弁と、を備え
前方側及び後方側の前記孔部は、それぞれ5mm 以上の開口面積を有し、
前方側の前記孔部が、平面視で円弧状の長孔であることを特徴とする。
本発明によれば、圧搾した胴部が復元する際の高い音の発生や、胴部の復元に時間がかかりすぎるという不具合を抑制することが可能な泡噴出容器を提供することができる。
本発明に従う泡噴出容器の一実施形態を示す、部分側面断面図である。 図1に示す泡噴出容器におけるベースキャップの底面図である。 図1に示すA−Aに沿う断面図である。
以下、図面を参照して、本発明をより具体的に説明する。
図1は、本発明に従う泡噴出容器の実施形態を示す、部分側面断面図であって、図2は、図1に示す泡噴出容器におけるベースキャップの底面図である。また図3は、図1に示すA−A線に沿う断面図である。
図1において、符号10は容器本体である。容器本体10は、上部を開口させた筒状の口部11を有し、この口部11に図示しない底部につながる筒状の胴部12を連結させて、その内側に内容物の充填空間Mを形成している。ここで胴部12は、例えば合成樹脂等によって形成される可撓性を有するものである。また口部11の外面には、ねじ部11aが形成されている。さらに口部11の根元には、図3に示すように小突起11bと大突起11cとを周方向に間隔をあけて設けている。
符号20は、後述するベースキャップにて口部11に吊り下げ保持されるシリンダーである。図示の例でシリンダー20は、その上部に径方向外側に向けて突出するフランジ21を備えるシリンダー本体22と、シリンダー本体22の下端部を挿入、嵌合させてシリンダー20の底をなすシリンダー底体23とからなる。
シリンダー本体22は、小径の下部と大径の上部とを段差dを介して連結した筒体22aを備えている。また筒体22aの内側には、径方向内側に延在するリング板22bが形成されており、このリング板22bのさらに内側には、シリンダー本体22の軸線方向(図2に示す軸線c)に延びる棒体22cが設けられている。ここで棒体22cは、その上部を、リング板22bから上方に向けて傾斜して延びる連結片22dと一体連結させて保持されている。連結片22dは、周方向に間隔をあけて複数個設けられている。
また、シリンダー底体23は、筒体22aの下部に挿入されて嵌合保持されるとともにその中央部に開口を有する有底筒状の底部23aと、底部23aの開口を取り囲んで垂下される筒状の嵌合部23bと、底部23aの上部と一体連結するとともに下方に向かって拡径して円錐状となる傾斜壁23cと、傾斜壁23cの下端にて一体連結するとともに周方向に間隔をあけて設けられる(図示の例では均等配置で4個設けている)先細り突起23dとを備えている。嵌合部23bには、胴部12の圧搾によって充填空間Mの内容物を吸引する吸引管pが嵌合保持されている。
シリンダー底体23には、図1に示すように筒体22aの内周面に嵌合、保持される環状の内側壁23eが設けられていて、その上面がリング板22bに当接している。これにより筒体22aの下端と底部23aの上面との間には、全周に亘って隙間22eが形成される。また、内側壁23eの内周面には、棒体22cを支持するリブ23fが、周方向に間隔をあけて複数個(図示の例では均等配置で4個)設けられている。また、内側壁23eの外周面には外側溝部23gが、周方向に間隔をあけて複数個(図示の例では均等配置で4個)設けられており、内側壁23eの上面には、外側溝部23gにつながる上側溝部23hが設けられている。ここで、図1に示すようにシリンダー底体23は、底部23aの底壁と周壁との連結部に、シリンダー底体23の内側に空気を取り込む流入孔24を周方向に間隔をあけて複数備えている。図示例では、周方向に間隔をあけて4箇所設けられている。
上記のように構成されるシリンダー20は、充填空間M内の内容物を、吸引管p、リブ23fの相互間の隙間、連結片22dの相互間の隙間、の順に通す内容物流路にてその内側に形成される合流空間Gに導入することができる。一方、充填空間M内の空気は、流入孔24、隙間22e、外側溝部23g、上側溝部23h、連結片22dの相互間の隙間、の順に通過する空気流路にて合流空間Gに導入される。
そして、容器本体10の口部11には、ベースキャップ30が設けられている。ベースキャップ30は、口部11を覆うドーム型の頂壁31を有し、この頂壁31の下端には径方向外側に向けて延在する水平壁32を備えている。また、水平壁32の縁部には、下方に向けて延在する垂直壁33を連結していて、さらに垂直壁33の下端には、容器本体10の口部11を取り囲む環状の外壁34を備えている。外壁34の内面には、口部11のねじ部11aに係合するねじ部34aが形成されている。また外壁34の下端部には、図3に示すように、回り止めリブ34bが設けられている。これによりベースキャップ30をねじ込むと、ねじ込み終了直前にて、回り止めリブ34bが、小突起11bを乗り越えて、この小突起11bと大突起11cとの間で回り止め保持される。なお、回り止めリブ34bにおいて、ねじ込みによって最初に小突起11bに当接する面には、図3に示すように傾斜を設けておくことが好ましい。さらに、図1に示すように外壁34の径方向内側には、シール壁35が設けられていて、充填空間M内を封止している。なお図示したところでは、ねじによってベースキャップ30を固定保持する例を示したが、アンダーカットで固定保持するようにしてもよい。
ベースキャップ30は、頂壁31と一体連結するノズル36を備えている。ノズル36は、先端側が僅かに上方に向けて傾きその内側に排出経路Hを有する筒状のノズル本体36aと、ノズル本体36aの後端側にて一体連結するとともに下方に向けて延在する筒状の連結壁36bとを備えている。ノズル本体36aの先端は開口していて、排出経路Hを通り抜けた内容物の吐出口となっている。また、連結壁36bは、シリンダー20のシリンダー本体22に挿入、嵌合するように構成されていて、これによりシリンダー20を口部11に吊り下げ保持するとともに、合流空間Gと排出経路Hとをつないでいる。また、シリンダー20とベースキャップ30及び口部11との相互間には、上部が頂壁31で覆われるとともに容器本体10の充填空間Mにつながる環状経路Kが区画形成される。さらに、連結壁36bの径方向外側には、シリンダー20のフランジ21に向けて伸延する内部筒状壁37を設けている。また、図1に示すように連結壁36bと内部筒状壁37との間には隙間を設けているが、例えばこの隙間に周方向に間隔をあけて複数個のリブを設けてこのリブにて連結壁36b及び内部筒状壁37をつないでも、また、この隙間を全て埋めるようにして連結壁36b及び内部筒状壁37とを一体化してもよい。
ノズル36には、排出経路Hと環状経路Kを連通させる孔部38が、前方側と後方側の少なくとも2箇所に形成されている。図1、2に示すように、本実施形態において孔部38は、ノズル本体36aの下側に形成された前方孔部38aと、前方孔部38aから離間してノズル本体36aの後端に形成された後方孔部38bとで構成されている。なお、それぞれの孔部38の形状は図示の形状に限定されず、任意の形状とすることができる。
また、合流空間Gには、発泡部材40が配設されている。図示の例では、筒体22aの段差dと、ベースキャップ30の連結壁36bの上端のそれぞれに当接するようにして、1個ずつ配設されている。発泡部材40は、リング41の端面に固着されたメッシュ42からなり、合流空間Gに導入された空気及び内容物をこの発泡部材40に通過させることにより発泡させて、内容物を泡状にすることができる。なお、発泡部材40の設置個数やメッシュ42の目の粗さ等は内容物の種類に応じて適宜変更される。また、発泡部材40はメッシュ42に限定されず、スポンジ等の部材を用いても良い。
環状経路Kには、逆止弁50が配設されている。逆止弁50は、ベースキャップ30の内面を弁座とし、通常はこの内面に当接する環状の弁体51と、弁体51と一体連結するとともにベースキャップ30の内部筒状壁37に嵌合保持される環状本体部52と、環状本体部52の下端から径方向内側に向けて突き出す内向きフランジ53とを備えている。本実施形態では、水平壁32の内面を弁座としているが、ベースキャップ30の形状によっては、他の部位に設けることもできる。また、弁体51は、径方向内側から外側に向けて上向きに湾曲した断面形状となる弁体基部51aと、弁体基部51aの縁部から垂下される先端環状部51bとからなる。そして内向きフランジ53は、組み込まれた状態で、シリンダー20のフランジ21の上面と内部筒状壁37の下面との相互間に挟持されるので、逆止弁50は、軸線c(図2)に沿う向きの位置が一意に定まる。
上記のように構成される泡噴出容器は、胴部12の圧搾に伴い、逆止弁50の作用下で充填空間Mが加圧され、内容物は、上述した内容物流路を通って合流空間Gに至る。また同じく加圧された空気は、上述した空気流路を通って合流空間Gに至る。そして内容物及び空気をともに発泡部材40に通過させることで所期した泡質に発泡される内容物は、排出経路Hを経てノズル36の先端から噴出される。その後、胴部12の圧搾を解除すると、可撓性の胴部12は元の形状に復元する。これにより充填空間Mは負圧となるため、逆止弁50の弁体51は水平壁32から離隔し、排出経路H内の発泡した残留内容物は、外気とともに前方孔部38a及び後方孔部38bを通過し、弁体51と水平壁32との隙間から環状経路Kを通り抜けて充填空間Mに引き戻される。ここで、本実施形態の泡噴出容器にあっては、排出経路Hと環状経路Kを連通させる孔部38を前方側及び後方側の2箇所に設けたことにより、胴部12が復元する際の高い音の発生や胴部12の復元に時間がかかるといった不具合は十分に抑制される。
また、本実施形態の泡噴出容器にあっては、前方側及び後方側の孔部38がそれぞれ5mm以上の開口面積を有することが好ましい。これにより、外気及び残留内容物の取り込みがより行い易くなるので、高い音の発生をより確実に抑制し、胴部12の復元に要する時間をさらに短縮することができる。さらに、本発明の泡噴出容器において、孔部38の開口面積が大きいものほど、高い音の発生抑制効果及び、胴部12の復元時間を短縮化する効果がより向上する。なお、孔部38は、前方側及び後方側の2箇所のみに限定されず、さらに側方側に設けても良い。また、前方側及び後方側のいずれか一方、又は両方にそれぞれ2箇所以上の孔部38を設けることも可能である。また、例えば前方側の孔部38を2箇所以上とした場合、それらの開口面積の合計が5mm以上であることが好ましく、後方側の孔部38を2箇所以上とした場合も同様である。いずれの場合にも、全ての孔部38の開口面積の合計が大きいほど、高い音の発生抑制効果及び、胴部12の復元時間を短縮化する効果がより向上する。
次に、本発明に従う泡噴出容器を試作し、性能評価を行ったので以下に説明する。評価に用いる泡噴出容器として、実施例1〜6及び比較例1〜4を作成した。全ての泡噴出容器において、孔部の構成を除いて容器は同形状のものを使用した。また、その厚みによって重量の異なる3種類の容器本体を用いて試験を行った。
実施例1〜6の泡噴出容器は、図1、2に示す前方孔部38a及び後方孔部38bを有し、比較例1〜4の泡噴出容器はいずれか一方の孔部のみを有するものであり、各孔部の開口面積は、表1に示すとおりである。
試験方法は、各容器に内容物を充填した状態で、胴部を圧搾した後、胴部が復元する際に音が発生するか否かを確認するとともに、復元にかかる時間を測定した。結果を表1に示す。なお、胴部が復元する際に、高い音が発生しなかった場合は○、発生した場合には×と示す。また、胴部の復元にかかる時間は、実施例1が最も短く、次いで実施例2、3が短時間で復元し、実施例5、6及び比較例1〜4は、実施例1〜3に比べ、時間がかかった。
Figure 0006199194
表1に示す結果により、前方側及び後方側に孔部を設けた実施例1〜6において、復元時の音の発生を抑制する効果が高いことが分かる。また、容器重量が大きい、すなわち容器本体の厚みが大きいものほど剛性が大きいため、胴部の復元力も大きくなり、復元にかかる時間が短く、音が発生し易いことがわかった。さらに、内容物を充填しない状態で、同様の試験を行った結果、実施例1〜4の泡噴出容器は胴部の復元時に音が発生せず、比較例1〜4の泡噴出容器では、高い音が発生した。また、実施例5、6の泡噴出容器は、ばらつきによっては高い音が発生した。以上のように、本発明に従う泡噴出容器を用いることで、圧搾した胴部が復元する際の高い音の発生や、胴部の復元に時間がかかりすぎるという不具合を抑制することが可能となる。
10 容器本体
11 口部
12 胴部
20 シリンダー
30 ベースキャップ
36 ノズル
37 内部筒状壁
38 孔部
38a 前方孔部
38b 後方孔部
50 逆止弁
G 合流空間
H 排出経路
K 環状経路
M 充填空間
p 吸引管

Claims (1)

  1. 可撓性を有する胴部を有し、その内側を内容物の充填空間とする容器本体と、
    内容物の吸引管を保持するとともに空気の流入孔を備え、その内側に内容物と空気との合流空間を区画形成するシリンダーと、
    該容器本体の口部に固定保持され、該シリンダーを該口部に吊り下げ保持するとともに、該シリンダーとの相互間に該充填空間につながる環状経路を形成するベースキャップと、
    該ベースキャップに一体連結してその内側に該合流空間につながる排出経路を形成するとともに、該排出経路と環状経路とを連通させる孔部を前方側及び後方側の少なくとも2箇所に有するノズルと、
    該胴部の圧搾時には該環状経路を閉鎖して、該合流空間内に内容物と空気とを送り込み、混合、発泡させて泡状の内容物を該ノズルの先端開口から外界に噴出させる一方、該胴部の復元時には該環状経路を開放して、該排出経路内の残留内容物を該孔部から該充填空間内へ引き戻す逆止弁と、を備え
    前方側及び後方側の前記孔部は、それぞれ5mm 以上の開口面積を有し、
    前方側の前記孔部が、平面視で円弧状の長孔であることを特徴とする泡噴出容器。
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