JP6197930B2 - 耳孔装着型収音装置、信号処理装置、収音方法 - Google Patents
耳孔装着型収音装置、信号処理装置、収音方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6197930B2 JP6197930B2 JP2016179687A JP2016179687A JP6197930B2 JP 6197930 B2 JP6197930 B2 JP 6197930B2 JP 2016179687 A JP2016179687 A JP 2016179687A JP 2016179687 A JP2016179687 A JP 2016179687A JP 6197930 B2 JP6197930 B2 JP 6197930B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sound
- signal
- noise canceling
- microphone
- processing unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Soundproofing, Sound Blocking, And Sound Damping (AREA)
- Circuit For Audible Band Transducer (AREA)
- Headphones And Earphones (AREA)
- Details Of Audible-Bandwidth Transducers (AREA)
Description
このような通話機能を有する情報処理装置には、受話音の聴取と発話音の収音を可能とするためのイヤホンマイク(マイク一体型イヤホン)が用いられる。
この図13に示すように従来のイヤホンマイク100は、受話音を聴取するためのイヤホン部101と、発話音を収音するためのマイクロホン102Aとが別々に設けられている。イヤホン部101は、装着者Hの耳に装着可能に構成され、受話音を出力するためのスピーカが内蔵されている。そして、この場合のイヤホンマイク100では、イヤホン部101に信号を伝送するためのコード上においてコード上ハウジング102が形成され、当該コード上ハウジング102内にマイクロホン102Aが形成されている。
このため従来のイヤホンマイク100では、発話音と共に周囲の騒音が比較的大きく収音されてしまい、発話信号のS/N(信号対雑音比)が低下する傾向となる。つまりその結果、通話の相手方において、装着者Hからの発話音声が聞こえ難くなってしまう。
しかしながら、このようなノイズリダクション処理の実現のためには比較的大きな処理リソースを要するものとなり、その分、製品コストや消費電力等の面で不利となってしまう。
また、上記SS法のような周波数軸での非線形処理を伴うノイズリダクション処理は、一般的に処理後の音質劣化も問題となる。
すなわち、少なくともその一部が耳孔部に挿入可能に構成されると共に、上記耳孔部への装着状態下においてその内部に外耳道と連接する略密閉な内部空間が形成されるように構成された装着部を備える。
また、上記装着部の上記内部空間内に配されて、上記耳孔部への装着状態下において装着者により発せられ上記外耳道を通じて伝播する発話音を収音する内部マイクロホンを備える。
また、上記内部マイクロホンによる収音信号に対して高域強調型のイコライジング処理を施す第1のイコライジング処理部を備える。
また、上記装着部の上記内部空間内に配されたスピーカを備える。
また、上記内部マイクロホンによる収音信号に基づきフィードバック方式によるノイズキャンセリング信号を生成し、当該ノイズキャンセリング信号に基づく上記装着部の上記内部空間に伝播するノイズを低減するためのノイズキャンセリング音を上記スピーカより出力させるノイズキャンセリング処理部を備える。
また、入力される受話信号に対してイコライジング処理を施す第2のイコライジング処理部とを備える。
更に、上記第2のイコライジング処理部は、上記受話信号に対し、上記内部マイクロホンの収音による上記フィードバック方式によるノイズキャンセリング処理の影響による音質の変化を補正するイコライジング処理を施すようにした。
その上で本技術では、上記ノイズキャンセリング処理部を設けることで、上記内部マイクロホンが配された上記内部空間に伝播するノイズを低減するものとしている。これにより、発話収音信号のさらなるS/N改善が図られる。
なお後の説明で明らかとなるように、上記イコライジング処理部は、外耳道経由の発話音を収音した際に生じるこもり音を低減するために設けたものである。
また本技術よれば、収音信号に対するノイズリダクション処理は不要とでき、その結果、信号処理のリソースの増大化を防ぎ、製品コストや消費電力などの面で有利とできる。
なお、説明は以下の順序で行う。
<1.外耳道経由の発話音収音について>
<2.音質改善のための信号処理について>
<3.内部空間内のノイズキャンセリング併用によるさらなるS/N改善>
[3-1.実施例1]
[3-2.実施例2]
[3-3.実施例3]
[3-4.実施例4]
[3-5.実施例5]
<4.変形例>
図1は、本技術に係る実施の形態としての収音システムが備える装着部1の構造について説明するための図である。
具体的に、図1Aは装着部1の透視斜視図を表し、図1Bは装着者(発話者)Hの耳部への装着状態における装着者Hの外耳道HA、耳孔部HBと装着部1との関係を断面図により表している。
本例の場合、内部マイクロホン1Bとしては、その配置スペースを考慮してMEMSマイクロホン(MEMS:Micro Electro Mechanical Systems)が採用される。
このとき、装着部1が有する耳孔挿入部1Aは、カナル型のイヤホン部が有する耳孔挿入部と同様に、その表面部が弾性を有する材料で覆われて、装着時に耳孔部HBとの密着状態が得られるように構成されている。
このため装着時において、上記の内部空間1Vは外界から略密閉された空間となる。
内部マイクロホン1Bは、当該内部空間1V内に配されている。
先ず前提として、本実施の形態の収音システムでは、発話音の収音は、装着部1を装着者Hの耳部に装着した状態で行われるものである。
なお、このときの遮音性は、少なくとも抑制を意図する騒音の帯域がカバーできるものであればよく、その意味で完全な密閉性が求められるものではない。
上記のように外耳道HA経由で伝播する発話音を収音対象とし且つ内部マイクロホン1Bが配される内部空間1Vの密閉性を確保して収音を行う本実施の形態の収音システムによれば、従来のイヤホンマイク100よりもS/N良く発話音を収音できる。
この影響により、内部マイクロホン1Bによる収音信号に基づく送話音声は、低域寄りにこもったような音となってしまい、通話の相手方にとってやや聞き取り難いものとなってしまう。
具体的に図3Aに示す構成では、内部マイクロホン1Bによる収音信号をマイクアンプ10で増幅した後、イコライザ11による等化処理(特性補正処理)を施すものとしている。
先ず、図4Aでは、外耳道HA経由の収音信号の低域ゲインが大となることを説明すべく、無騒音の状態において装着部1の外界に設置したマイクロホンにより規定の会話列を収音した際の収音信号の周波数特性(図中、▲プロットと破線の組)と、同じく無騒音の状態にて、外耳道HAと連接する内部空間1Vにて内部マイクロホン1Bにより同会話列を収音した際の収音信号の周波数特性(■プロットと一点鎖線の組)とを対比して示している。
なおこの図において、周波数特性は周波数軸上で時間的に平均化したものを示している。
実際、図4Aを参照すると、内部マイクロホン1Bによる収音信号(■&一点鎖線)には、外界設置のマイクロホンによる収音信号(▲&破線)に対し低域の膨らみが生じていることが確認できる。
この図4Aに示すような特性を有する内部マイクロホン1Bの収音信号のままでは、通話相手方への送話音はこもり音としての明瞭度の低い音声が得られてしまい、結果、該相手方での聞き取りが困難となってしまう虞がある。
具体的には、図4Bに示すような伝達関数で表されるフィルタ(つまりイコライザ11)を用意し、該フィルタにより内部マイクロホン1Bの収音信号の周波数特性を補正する。すなわち、図4Bに示すような、高域強調型(低域抑制型)のフィルタ特性を有するイコライザ11によって、内部マイクロホン1Bの収音信号周波数特性を補正すればよい。
このことにより、イコライザ前よりイコライザ後の方が、より明瞭度が高く自然な音声を得ることができる。
該周波数特性を参照すると、内部マイクロホン1Bによる収音信号は外界設置マイクロホンによる収音信号に近づき、より自然な周波数特性バランスとなっていることが分かる。
なお、一般に行われているように、ノイズゲート処理における出力レベルの減衰の割合、ゲートの開閉エンベロープ、ゲートが反応する周波数帯域等のパラメータは、発話音の明瞭度の向上が図られるよう適切に設定する。
図5では、図5Aによりコンプレッサ処理前の収音信号の時間軸波形を、図5Bによりコンプレッサ処理後の収音信号の時間軸波形を示している。
前述のように本実施の形態の場合、発話音声は、装着者Hの骨や肉など人体内の振動を通じて外耳道HA経由で内部マイクロホン1Bの振動板に届くが、これは空気伝播に比べてある程度の非線形性を持つこととなる。
そのため、発話時の声の大きさによって変わる発話音声の大小の差が、通常の空気伝播を介した収音を行う場合に比して大きくなり、そのままであると収音された音声が聞き取り難くなる虞がある。
図5Aを参照すると、発話される各音声群間で音声の大小の差が大きくなっていることが確認できる。
これにより、発話音声の聞き取りがより容易となり、音質の向上が図られる。
[3-1.実施例1]
これまでの説明から理解されるように、本実施の形態では、図2において説明したような外耳道HA経由での収音を行うものとしたことで、従来のイヤホンマイク100の場合よりも収音信号のS/Nの改善が図られるものとなるが、本実施の形態ではさらなるS/Nの改善を図るべく、装着部1の内部空間1V内に伝播するノイズ成分についてのノイズキャンセリング処理を行う。すなわち、内部空間1V内にスピーカを設け、該スピーカからノイズキャンセリング音を出力することで、外界から内部空間1Vに伝播するノイズ成分を空間的に抑制することで、内部マイクロホン1Bによる収音信号のS/Nのさらなる改善を図るものである。
なお以降の説明において、既に説明済みとなった部分と同様となる部分については同一符号を付して説明を省略する。
この場合、装着部1は装着者Hの一方の耳に対して装着されるべきものとなり、装着部2は装着者Hの他方の耳に対して装着されるべきものとなる。
そして装着部2としても、装着者Hへの装着状態において、装着者Hの外耳道HAと連接する内部空間2Vが形成されるように構成されていると共に、耳孔挿入部2Aは、その表面部が弾性を有する材料で覆われて、装着時に耳孔部HBとの密着状態が得られるようにされている。
本例の場合、スピーカS2としては、その設置スペースを考慮してBA(バランスドアーマチュア)型によるものを採用している。
本例の場合、外部マイクロホン1Cについても内部マイクロホン1Bと同様にMEMSマイクロホンを用いている。
またスピーカ1Sとしてもその設置スペースを考慮しBA型スピーカを採用している。
なお、マイクアンプ10、イコライザ11、ノイズゲート処理部12、コンプレッサ13については既に説明済みであるため重複説明は避ける。
NCフィルタ15は、マイクアンプ14を介して入力される外部マイクロホン1Cによる収音信号に基づき、FF方式によるノイズキャンセリング信号を生成する。具体的にNCフィルタ15は、上記収音信号に対してFF方式に対応した等化処理を施すことで、装着部1の内部空間1V内に伝播するノイズを抑制するためのノイズキャンセリング信号を生成する。
・参考文献1・・・特開2008−193421号公報
先ず、図7Aに示す「一体型」の構成は、装着部1の筐体内部に信号処理部3を設けるものである。この場合、当該装着部1からは、外部装置50(例えばスマートフォンなどの情報処理装置)に対し、NCフィルタ15を用いたNC処理でS/Nの改善が図られ且つイコライザ11等による音質改善が図られた内部マイクロホン1による収音信号が送話信号として出力される。
なお図示は省略しているが、「分離型」の場合、外部装置50から装着部2(スピーカ2S)に対し、アンプ17で増幅された受話信号を伝送することになる。
図8及び図9は、実施例2としての収音システムの構成についての説明図である。
実施例2は、装着部2側のチャンネル(以下、chとも表記する)においても外部マイクロホン2CとNCフィルタ22を設けて内部空間2Vのノイズの抑制を図ることで装着者Hによる受話音の聞き取り容易性を向上させる共に、図中の制御部20Aにより、通話モードと音楽聴取モードとの切り替えを実現するものである。
また実施例2においては、装着部1側がLch側、装着部2側がRch側とされる場合を例示する。
NCフィルタ22は、マイクアンプ21で増幅された外部マイクロホン2Cからの収音信号について、先のNCフィルタ15と同様のFF方式に対応した等化処理を行い、それにより内部空間2V内に伝播するノイズを抑制するためのノイズキャンセリング信号を得る。
加算部23はNCフィルタ23により得られたノイズキャンセリング信号を受話信号に対して加算し、加算後の信号をアンプ17に対して与える。
そして音楽聴取モード時には、装着部1が配される側のLch側において、内部マイクロホン1Bによる収音信号についての信号処理系に対応する機能部(図8に示したマイクアンプ10〜コンプレッサ13)が省略され、代わりに、Lch音楽信号をNCフィルタ15から出力されるノイズキャンセリング信号に加算するための加算部24としての機能部が形成される。
この場合は、該加算部24により得られるLch音楽信号とノイズキャンセリング信号との加算信号がアンプ16にて増幅されてスピーカ1Sより出力されることになる。
このように既存の製品に対する変更箇所を少なくできるため、実施例2としてのシステムの実現にあたっては、製品コストの上昇が効果的に抑えられる。
なおこの点は、以下で説明する各実施例についても同様である。
その場合の信号処理部20の構成として、先ずLch側については、図8に示すマイクアンプ10〜コンプレッサ13までを備えると共に、図9に示すマイクアンプ14,NCフィルタ15,アンプ14,及び加算部24を備えるようにする。その上で、加算部24に対してスイッチを介してLch音楽信号を入力するように構成しておき、制御部20Aが、通話モード時には上記スイッチをオフとして加算部24へのLch音楽信号の供給が停止されるようにし、音楽聴取モード時には上記スイッチをオンとして加算部24へのLch音楽信号の供給が行われるようにする。なお、発話収音系については、通話モード時に対応してのみマイクアンプ10〜コンプレッサ13を介した収音信号(送話信号)の出力が行われるように構成すればよい。
またRch側については、受話信号と音楽信号の供給を信号処理部20外部で行うとする場合には、図8,9に示される構成、すなわちアンプ17,マイクアンプ17,NCフィルタ22,加算部23を備えた上で、該加算部23に受話信号又はRch音楽信号を入力可能な構成すればよい。
ここで、これまでの各実施例では、通話時において、発話音の収音を行う側のchにてノイズキャンセリング音の出力のみを行い、受話音の出力は行わないものとしたので、受話音の聴取は発話音の収音を行わない側のchのみで行われるものとされている。
実施例3は、発話音の収音を行う側のchにおいても受話音の出力を行うものとし、受話音の聴取が装着者Hの両耳にて行われるようにするものである。
なお図10では装着部1と該装着部1側のchの信号処理系の構成のみを抽出して示しているが、実施例3において、装着部2の構成、及び装着部2側のchの信号処理系の構成については、例えば先の図6や図8に示した構成など、装着者Hに受話信号に基づく受話音を聴取させることが可能な構成が採られればよい。
これにより装着部1内のスピーカ1Sからは、ノイズキャンセリング音と共に受話信号に基づく受話音が出力されることになる。
図11は、実施例4としての収音システムの構成を示した図である。
実施例4は、ノイズキャンセリング方式としてFF方式ではなくFB(フィードバック)方式を採用するものである。
信号処理部30は、信号処理部25との比較で、FF方式のNC処理で用いられていたマイクアンプ14、NCフィルタ15が省略された上で、FB方式に対応するNCフィルタ31とイコライザ32とが設けられる。
なお確認のため述べておくと、実施例4においても、受話信号がスピーカ1Sで再生された成分をエコーキャンセラ26を用いて引き算する点は実施例3の場合と同様となる。
ここではFB方式に対応したノイズ収音を行うマイクロホンとして、内部マイクロホン1Bを共用するものとしている。
この場合、内部マイクロホン1Bによる収音信号は、マイクアンプ10にて増幅された後、図のように加算部27とNCフィルタ31とに供給される。
NCフィルタ31で得られたノイズキャンセリング信号は、加算部24によって、イコライザ32による等化処理が施された後の受話信号と加算され、アンプ16に出力される。
これによりスピーカ1SからはFB方式に対応したノイズキャンセリング音が出力され、結果、内部空間1Vのノイズの抑制が図られる。
またFB方式を採用することによっては、外部マイクロホン1Cを省略できるメリットもある。
図12は、実施例5としての収音システムの構成を示した図である。
実施例5では、L,Rの両chで収音した発話信号についていわゆるビームフォーミング処理を施すことにより発話収音信号のさらなるS/N改善を図る。
またこれと共に、ノイズキャンセリングの方式としてFF方式とFB方式とを同時に動作させるいわゆるFF+FB方式を採用することで、装着部の内部空間のノイズのさらなる抑制を図ることによっても、発話音収音のS/N改善を図る。
また実施例5では、先の実施例3,4と同様に、スピーカ1S(及びスピーカ2S)から受話音の出力も行う。
先ず、装着部1側であるLch側の構成については、FB方式への対応と受話音出力への対応のため、加算部24、NCフィルタ31、エコーキャンセラ26、及び加算部27が追加される。
一方、装着部2側であるRch側の構成については、FB方式に対応すべくマイクアンプ36とNCフィルタ37とが追加されると共に、エコーキャンセラ38、加算部39が追加される。
また両ch共通の構成として、FB方式への対応のため受話信号に対して等化処理を行うイコライザ32、及びビームフォーミング処理部40が追加される。
この場合の加算部24は、上記NCフィルタ31の出力と、FF方式のNCフィルタ15の出力と、FB方式で用いられるイコライザ32による等化処理を経た後の受話信号とを加算するものとされ、その結果をアンプ16に出力する。
この場合の加算部23は、上記NCフィルタ37の出力と、FF方式のNCフィルタ22の出力と、イコライザ32を経た受話信号とを加算するものとされ、その結果をアンプ17に出力する。
ここで、下記参考文献2にも開示されるように、FF+FB方式によれば、FF方式又はFB方式を単体で動作させる場合との比較で、より広帯域で且つより大きなノイズ低減効果を実現することができる。つまり上記構成によれば、内部空間1V,2Vのノイズをより効果的に抑制することができ、結果、発話収音信号のさらなるS/N改善を図ることができる。
また、内部空間1V,2Vのノイズをより効果的に抑制できることで、同時に、装着者Hによる受話音の聞き取り容易性のさらなる向上も図られる。
なおこの場合、各NCフィルタ(15,22,31,37)のフィルタ特性はFF+FB方式に対応して適切に設定されるべきことは言うまでもない。
・参考文献2・・・特開2008−116782号公報
エコーキャンセラ26は、イコライザ32を経た受話信号を入力し、先の実施例3にて説明したものと同様のエコーキャンセル処理を施す。エコーキャンセラ26の出力は、加算部27により、マイクアンプ10にて増幅された後の内部マイクロホン1Bによる収音信号と加算される。
またエコーキャンセラ38は、イコライザ32を経た受話信号を入力し、先の実施例3にて説明したものと同様のエコーキャンセル処理を施す。エコーキャンセラ38の出力は、加算部39により、マイクアンプ36にて増幅された後の内部マイクロホン2Bによる収音信号と加算される。
ビームフォーミング処理部40は、加算部27より得られる内部マイクロホン1Bによる収音信号(Lch側収音信号)と加算部39より得られる内部マイクロホン2Bによる収音信号(Rch側収音信号)とを入力し、ビームフォーミング処理を行う。
図12に示す構成によれば、Lch側で発話収音を行う内部マイクロホン1BとRch側で発話収音を行う内部マイクロホン2Bは、発話音源である装着者Hの口(声帯)から略等距離の位置にあることになるので、ビームフォーミング処理部40にてそれらの収音信号を加算することで、発話音源方向からの音(外耳道HA経由)を効率的に抽出し、それ以外の方向からの音(ノイズ成分)は抑制することができる。すなわち、発話収音信号のさらなるS/N改善が図られるものである。
何れにせよ、ここで言うビームフォーミング処理としては、音源方向からの音声成分は強調し、それ以外の方向からの音声成分は抑制させる処理を行うものとすればよい。
SS法のノイズリダクション処理については例えば下記参考文献3に開示されている。
また、FF方式やFB方式によるノイズキャンセリング処理とSS法などによるノイズリダクション処理とを同時動作させる構成に関しても下記参考文献3に開示されている。
・参考文献3・・・特開2010−11117号公報
以上、本技術に係る実施の形態について説明したが、本技術はこれまでで説明した具体例に限定されるべきものではない。
例えばこれまでの説明では、本技術に係る収音システムを通話用途に用いる場合を例示したが、本技術は、収音した発話信号を録音するシステムにも好適に適用できる。
また内部マイクロホン1B,2Bや外部マイクロホン1C,2Cに関しても方式は特に問わない。
(1)
少なくともその一部が耳孔部に挿入可能に構成されると共に、上記耳孔部への装着状態下においてその内部に外耳道と連接する略密閉な内部空間が形成されるように構成された装着部と、
上記装着部の上記内部空間内に配されて、上記耳孔部への装着状態下において装着者により発せられ上記外耳道を通じて伝播する発話音を収音する内部マイクロホンと、
上記内部マイクロホンによる収音信号に対して高域強調型のイコライジング処理を施すイコライジング処理部と、
上記装着部の上記内部空間内に配されたスピーカと、
上記装着部に対して設けられたマイクロホンによる収音信号に基づき、上記装着部の上記内部空間に伝播するノイズを低減するためのノイズキャンセリング音を上記スピーカより出力させるノイズキャンセリング処理部と
を備える耳孔装着型収音装置。
(2)
上記ノイズキャンセリング処理部は、
上記装着部の外部音を収音するように配された外部マイクロホンによる収音信号に基づきフィードフォーワード方式によるノイズキャンセリング信号を生成し、当該ノイズキャンセリング信号に基づく上記ノイズキャンセリング音を上記スピーカより出力させる
上記(1)に記載の耳孔装着型収音装置。
(3)
上記ノイズキャンセリング処理部は、
上記装着部の上記内部空間内の音を収音するように配されたマイクロホンによる収音信号に基づきフィードバック方式によるノイズキャンセリング信号を生成し、当該ノイズキャンセリング信号に基づく上記ノイズキャンセリング音を上記スピーカより出力させる
上記(1)に記載の耳孔装着型収音装置。
(4)
上記ノイズキャンセリング処理部は、
上記内部マイクロホンによる収音信号に基づき上記フィードバック方式によるノイズキャンセリング信号を生成する
上記(3)に記載の耳孔装着型収音装置。
(5)
上記ノイズキャンセリング処理部は、
上記装着部の外部音を収音するように配された外部マイクロホンによる収音信号に基づきフィードフォーワード方式によるノイズキャンセリング信号を生成すると共に、上記装着部の上記内部空間内の音を収音するように配されたマイクロホンによる収音信号に基づきフィードバック方式によるノイズキャンセリング信号を生成し、それら2つのノイズキャンセリング信号に基づく上記ノイズキャンセリング音を上記スピーカより出力させる 上記(1)に記載の耳孔装着型収音装置。
(6)
上記装着部として、
上記装着者の一方の耳に対して装着されるべき第1の装着部と、他方の耳に対して装着されるべき第2の装着部とを有しており、
上記第1の装着部の上記内部空間内に対して上記内部マイクロホン、上記スピーカがそれぞれ第1の内部マイクロホン、第1のスピーカとしてそれぞれ配され、
上記ノイズキャンセリング処理部として、
上記第1の装着部側に対して設けられたマイクロホンによる収音信号に基づき、上記第1の装着部の上記内部空間に伝播するノイズを低減するための第1のノイズキャンセリング音を上記第1のスピーカより出力させる第1のノイズキャンセリング処理部を有すると共に、
上記第2の装着部の上記内部空間内に対して第2のスピーカが配置されており、
上記第2のスピーカより受話信号に基づく音声を出力させる第2の受話音出力部を備える
上記(1)〜(5)に記載の耳孔装着型収音装置。
(7)
上記第2の装着部側に対して設けられたマイクロホンによる収音信号に基づき、当該第2の装着部の上記内部空間に伝播するノイズを低減するための第2のノイズキャンセリング音を上記第2のスピーカより出力させる第2のノイズキャンセリング処理部を備える
上記(6)に記載の耳孔装着型収音装置。
(8)
入力される受話信号に基づく受話音声と上記ノイズキャンセリング処理部によるノイズキャンセリング音とを上記スピーカより出力させる音声出力処理部と、
上記受話信号に基づき、上記内部マイクロホンによる収音信号から、上記スピーカより出力された上記受話音の成分を除去する受話音除去処理部とを備える
上記(1)〜(7)に記載の耳孔装着型収音装置。
(9)
上記ノイズキャンセリング処理部によるノイズキャンセリング音のみが上記スピーカより出力される通話時モードと、
上記ノイズキャンセリング処理部によるノイズキャンセリング音と外部より入力される聴取用音声信号に基づく聴取用音声とが上記スピーカより出力される聴取時モードとの切り替えが行われるように制御を行う制御部を備える
上記(1)〜(8)に記載の耳孔装着型収音装置。
(10)
上記装着部として、
上記装着者の一方の耳に対して装着されるべき第1の装着部と、他方の耳に対して装着されるべき第2の装着部とを有しており、
上記第1の装着部の上記内部空間内には、上記内部マイクロホン、上記スピーカとしてそれぞれ第1の内部マイクロホン、第1のスピーカが配され、
上記第2の装着部の上記内部空間内には、上記内部マイクロホン、上記スピーカとしてそれぞれ第2の内部マイクロホン、第2のスピーカが配され、
上記ノイズキャンセリング処理部として、
上記第1の装着部側に対して設けられたマイクロホンによる収音信号に基づき、上記第1の装着部の上記内部空間に伝播するノイズを低減するための第1のノイズキャンセリング音を上記第1のスピーカより出力させる第1のノイズキャンセリング処理部と、上記第2の装着部側に対して設けられたマイクロホンによる収音信号に基づき、上記第2の装着部の上記内部空間に伝播するノイズを低減するための第2のノイズキャンセリング音を上記第2のスピーカより出力させる第2のノイズキャンセリング処理部とを有すると共に、
上記第1の内部マイクロホンによる収音信号と上記第2の内部マイクロホンによる収音信号とに基づくビームフォーミング処理を行うビームフォーミング処理部を備える
上記(1)に記載の耳孔装着型収音装置。
(11)
上記イコライジング処理部及び上記ノイズキャンセリング処理部が上記装着部の内部に設けられる
上記(1)〜(10)に記載の耳孔装着型収音装置。
(12)
上記内部マイクロホンによる収音信号に対してノイズゲート処理を施すノイズゲート処理部を備える
上記(1)〜(11)に記載の耳孔装着型収音装置。
(13)
上記内部マイクロホンによる収音信号に対してコンプレッサ処理を施すコンプレッサ処理部を備える
上記(1)〜(12)に記載の耳孔装着型収音装置。
(14)
少なくともその一部が耳孔部に挿入可能に構成されると共に、上記耳孔部への装着状態下においてその内部に外耳道と連接する略密閉な内部空間が形成されるように構成された装着部の上記内部空間内に配されて、上記耳孔部への装着状態下において装着者により発せられ上記外耳道を通じて伝播する発話音を収音する内部マイクロホンによる収音信号に対して、高域強調型のイコライジング処理を施すイコライジング処理部と、
上記装着部に対して設けられたマイクロホンによる収音信号に基づき、上記装着部の上記内部空間に伝播するノイズを低減するためのノイズキャンセリング音を上記装着部の上記内部空間内に配されたスピーカより出力させるノイズキャンセリング処理部と
を有する信号処理装置。
Claims (11)
- 少なくともその一部が耳孔部に挿入可能に構成されると共に、上記耳孔部への装着状態下においてその内部に外耳道と連接する略密閉な内部空間が形成されるように構成された装着部と、
上記装着部の上記内部空間内に配されて、上記耳孔部への装着状態下において装着者により発せられ上記外耳道を通じて伝播する発話音を収音する内部マイクロホンと、
上記内部マイクロホンによる収音信号に対して高域強調型のイコライジング処理を施す第1のイコライジング処理部と、
上記装着部の上記内部空間内に配されたスピーカと、
上記内部マイクロホンによる収音信号に基づきフィードバック方式によるノイズキャンセリング信号を生成し、当該ノイズキャンセリング信号に基づく上記装着部の上記内部空間に伝播するノイズを低減するためのノイズキャンセリング音を上記スピーカより出力させるノイズキャンセリング処理部と、
入力される受話信号に対してイコライジング処理を施す第2のイコライジング処理部とを備え、
上記第2のイコライジング処理部は、上記受話信号に対し、上記内部マイクロホンの収音による上記フィードバック方式によるノイズキャンセリング処理の影響による音質の変化を補正するイコライジング処理を施す
耳孔装着型収音装置。 - 上記装着部として、
上記装着者の一方の耳に対して装着されるべき第1の装着部と、他方の耳に対して装着されるべき第2の装着部とを有しており、
上記第1の装着部の上記内部空間内に対して上記内部マイクロホン、上記スピーカがそれぞれ第1の内部マイクロホン、第1のスピーカとしてそれぞれ配され、
上記ノイズキャンセリング処理部として、
上記第1の装着部側に対して設けられたマイクロホンによる収音信号に基づき、上記第1の装着部の上記内部空間に伝播するノイズを低減するための第1のノイズキャンセリング音を上記第1のスピーカより出力させる第1のノイズキャンセリング処理部を有すると共に、
上記第2の装着部の上記内部空間内に対して第2のスピーカが配置されており、
上記第2のスピーカより受話信号に基づく音声を出力させる第2の受話音出力部を備える
請求項1に記載の耳孔装着型収音装置。 - 上記第2の装着部側に対して設けられたマイクロホンによる収音信号に基づき、当該第2の装着部の上記内部空間に伝播するノイズを低減するための第2のノイズキャンセリング音を上記第2のスピーカより出力させる第2のノイズキャンセリング処理部を備える
請求項2に記載の耳孔装着型収音装置。 - 入力される受話信号に基づく受話音声と上記ノイズキャンセリング処理部によるノイズキャンセリング音とを上記スピーカより出力させる音声出力処理部と、
上記受話信号に基づき、上記内部マイクロホンによる収音信号から、上記スピーカより出力された上記受話音の成分を除去する受話音除去処理部とを備える
請求項1に記載の耳孔装着型収音装置。 - 上記ノイズキャンセリング処理部によるノイズキャンセリング音のみが上記スピーカより出力される通話時モードと、
上記ノイズキャンセリング処理部によるノイズキャンセリング音と外部より入力される聴取用音声信号に基づく聴取用音声とが上記スピーカより出力される聴取時モードとの切り替えが行われるように制御を行う制御部を備える
請求項1に記載の耳孔装着型収音装置。 - 上記装着部として、
上記装着者の一方の耳に対して装着されるべき第1の装着部と、他方の耳に対して装着されるべき第2の装着部とを有しており、
上記第1の装着部の上記内部空間内には、上記内部マイクロホン、上記スピーカとしてそれぞれ第1の内部マイクロホン、第1のスピーカが配され、
上記第2の装着部の上記内部空間内には、上記内部マイクロホン、上記スピーカとしてそれぞれ第2の内部マイクロホン、第2のスピーカが配され、
上記ノイズキャンセリング処理部として、
上記第1の装着部側に対して設けられたマイクロホンによる収音信号に基づき、上記第1の装着部の上記内部空間に伝播するノイズを低減するための第1のノイズキャンセリング音を上記第1のスピーカより出力させる第1のノイズキャンセリング処理部と、上記第2の装着部側に対して設けられたマイクロホンによる収音信号に基づき、上記第2の装着部の上記内部空間に伝播するノイズを低減するための第2のノイズキャンセリング音を上記第2のスピーカより出力させる第2のノイズキャンセリング処理部とを有すると共に、
上記第1の内部マイクロホンによる収音信号と上記第2の内部マイクロホンによる収音信号とに基づくビームフォーミング処理を行うビームフォーミング処理部を備える
請求項1に記載の耳孔装着型収音装置。 - 上記第1及び第2のイコライジング処理部及び上記ノイズキャンセリング処理部が上記装着部の内部に設けられる
請求項1に記載の耳孔装着型収音装置。 - 上記内部マイクロホンによる収音信号に対してノイズゲート処理を施すノイズゲート処理部を備える
請求項1に記載の耳孔装着型収音装置。 - 上記内部マイクロホンによる収音信号に対してコンプレッサ処理を施すコンプレッサ処理部を備える
請求項1に記載の耳孔装着型収音装置。 - 少なくともその一部が耳孔部に挿入可能に構成されると共に、上記耳孔部への装着状態下においてその内部に外耳道と連接する略密閉な内部空間が形成されるように構成された装着部の上記内部空間内に配されて、上記耳孔部への装着状態下において装着者により発せられ上記外耳道を通じて伝播する発話音を収音する内部マイクロホンによる収音信号に対して、高域強調型のイコライジング処理を施す第1のイコライジング処理部と、
上記内部マイクロホンによる収音信号に基づきフィードバック方式によるノイズキャンセリング信号を生成し、当該ノイズキャンセリング信号に基づく上記装着部の上記内部空間に伝播するノイズを低減するためのノイズキャンセリング音を上記装着部の上記内部空間内に配されたスピーカより出力させるノイズキャンセリング処理部と、
入力される受話信号に対してイコライジング処理を施す第2のイコライジング処理部とを備え、
上記第2のイコライジング処理部は、上記受話信号に対し、上記内部マイクロホンの収音による上記フィードバック方式によるノイズキャンセリング処理の影響による音質の変化を補正するイコライジング処理を施す
信号処理装置。 - 少なくともその一部が耳孔部に挿入可能に構成されると共に、上記耳孔部への装着状態下においてその内部に外耳道と連接する略密閉な内部空間が形成されるように構成された装着部の上記内部空間内に配された内部マイクロホンによって、上記耳孔部への装着状態下において装着者により発せられ上記外耳道を通じて伝播する発話音を収音する収音し、 且つ、上記内部マイクロホンによる収音信号に基づきフィードバック方式によるノイズキャンセリング信号を生成し、当該ノイズキャンセリング信号に基づく上記装着部の上記内部空間に伝播するノイズを低減するためのノイズキャンセリング音を上記装着部の上記内部空間内に配されたスピーカより出力させる収音・ノイズキャンセリング処理手順と、
上記収音・ノイズキャンセリング処理手順によって上記内部マイクロホンより得られる収音信号に対して、高域強調型のイコライジング処理を施す第1のイコライジング処理手順と、
入力される受話信号に対し、上記内部マイクロホンの収音による上記フィードバック方式によるノイズキャンセリング処理の影響による音質の変化を補正する第2のイコライジング処理手順と
を有する収音方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016179687A JP6197930B2 (ja) | 2016-09-14 | 2016-09-14 | 耳孔装着型収音装置、信号処理装置、収音方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016179687A JP6197930B2 (ja) | 2016-09-14 | 2016-09-14 | 耳孔装着型収音装置、信号処理装置、収音方法 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011268781A Division JP6069829B2 (ja) | 2011-12-08 | 2011-12-08 | 耳孔装着型収音装置、信号処理装置、収音方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017011754A JP2017011754A (ja) | 2017-01-12 |
JP6197930B2 true JP6197930B2 (ja) | 2017-09-20 |
Family
ID=57761962
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016179687A Expired - Fee Related JP6197930B2 (ja) | 2016-09-14 | 2016-09-14 | 耳孔装着型収音装置、信号処理装置、収音方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6197930B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6807134B2 (ja) | 2018-12-28 | 2021-01-06 | 日本電気株式会社 | 音声入出力装置、補聴器、音声入出力方法および音声入出力プログラム |
US11682375B2 (en) * | 2019-07-08 | 2023-06-20 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Speaker system, sound processing device, sound processing method, and recording medium |
CN112562712A (zh) * | 2020-12-24 | 2021-03-26 | 上海明略人工智能(集团)有限公司 | 一种录音数据处理方法、系统、电子设备及存储介质 |
CN116153281A (zh) * | 2021-11-23 | 2023-05-23 | 华为技术有限公司 | 主动降噪的方法及电子设备 |
Family Cites Families (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3513935B2 (ja) * | 1994-09-08 | 2004-03-31 | ソニー株式会社 | 通信端末 |
JP2000221999A (ja) * | 1999-01-29 | 2000-08-11 | Toshiba Corp | 雑音除去機能付き音声入力装置及び音声入出力装置 |
JP3667701B2 (ja) * | 2002-03-12 | 2005-07-06 | 埼玉日本電気株式会社 | 送受器 |
JP4352932B2 (ja) * | 2004-02-26 | 2009-10-28 | ソニー株式会社 | マイクロホン装置 |
JP2006197075A (ja) * | 2005-01-12 | 2006-07-27 | Yamaha Corp | マイクロフォンおよび拡声装置 |
JP4674117B2 (ja) * | 2005-05-23 | 2011-04-20 | 株式会社オーディオテクニカ | マイクロホン |
JP4771311B2 (ja) * | 2006-02-09 | 2011-09-14 | オンセミコンダクター・トレーディング・リミテッド | フィルタ係数設定装置、フィルタ係数設定方法、及びプログラム |
US8526645B2 (en) * | 2007-05-04 | 2013-09-03 | Personics Holdings Inc. | Method and device for in ear canal echo suppression |
JP2009141698A (ja) * | 2007-12-06 | 2009-06-25 | Rohm Co Ltd | ヘッドセット |
JP2010147982A (ja) * | 2008-12-22 | 2010-07-01 | Hosiden Corp | リモコン付きステレオイヤホンマイク |
JP2011023848A (ja) * | 2009-07-14 | 2011-02-03 | Hosiden Corp | ヘッドセット |
JP5493611B2 (ja) * | 2009-09-09 | 2014-05-14 | ソニー株式会社 | 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム |
JP2011217066A (ja) * | 2010-03-31 | 2011-10-27 | Yamaha Corp | 音信号出力制御装置 |
-
2016
- 2016-09-14 JP JP2016179687A patent/JP6197930B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2017011754A (ja) | 2017-01-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6069829B2 (ja) | 耳孔装着型収音装置、信号処理装置、収音方法 | |
US11765497B2 (en) | Earhole-wearable sound collection device, signal processing device, and sound collection method | |
JP6017825B2 (ja) | 特に「ハンズフリー」電話システム向けの近接音声信号を雑音除去するための手段を有するマイクロホンとイヤホンの組合せ型のオーディオ・ヘッドセット | |
US9414150B2 (en) | Low-latency multi-driver adaptive noise canceling (ANC) system for a personal audio device | |
US9466281B2 (en) | ANC noise active control audio headset with prevention of the effects of a saturation of the feedback microphone signal | |
JP4631939B2 (ja) | ノイズ低減音声再生装置およびノイズ低減音声再生方法 | |
JP2015204627A (ja) | 電気的ヒスを低減するanc能動雑音制御オーディオヘッドセット | |
JP2013110746A (ja) | オーディオ音源を聴くための、および/または「ハンズフリー」電話機能のための、非適応型のアクティブ・ノイズ・コントロール機能を有するオーディオ・ヘッドセット | |
JP6197930B2 (ja) | 耳孔装着型収音装置、信号処理装置、収音方法 | |
US9620142B2 (en) | Self-voice feedback in communications headsets | |
JP6315046B2 (ja) | 耳孔装着型収音装置、信号処理装置、収音方法 | |
JP2017125937A (ja) | 音声信号処理装置 | |
CN113015052B (zh) | 低频噪声降低的方法和可穿戴电子设备及信号处理模块 | |
US20230328462A1 (en) | Method, device, headphones and computer program for actively suppressing the occlusion effect during the playback of audio signals | |
JP2009232204A (ja) | 信号処理装置、信号処理方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20170615 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170725 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170807 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6197930 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |