JP6197551B2 - 給電用コネクタ - Google Patents
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Description
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、その目的は、給電ケーブルが引き出された専用の給電用コネクタを低コストで製造できるようにするところにある。
専用の給電用コネクタを製造するに当たり、家電製品に電力を供給するための既存の給電用コネクタを利用して製造できるようにしたから、開発費も含めて安価に対することができる。
(1)前記カバーには、前記給電ケーブルの前記基端部を径方向に挿通可能な挿通溝が形成されているとともに、前記保持部材は、前記給電ケーブルの前記基端部が径方向に嵌入される溝形の嵌入部を設けて前記カバーの裏面に固定された前記保持プレートと、前記嵌入部に嵌入された前記給電ケーブルの前記基端部の外周を前記嵌入部ともども締め付ける前記締付バンドとから構成されている。
給電用ケーブルの基端部がカバーの挿通溝に径方向に挿通されることに伴い、同基端部が保持プレートの嵌入部に径方向に嵌入され、続いて、嵌入部に嵌入された給電ケーブルの基端部の外周を嵌入部ともども締付バンドで締め付けることで、給電ケーブルの基端部がカバーの裏面側において固定される。
給電ケーブルの基端部をカバーの裏面側で抜け止め状態に固定する作業が、スムーズに行える。
保持部材を構成する保持プレートをシール押さえと共締めしてカバーの裏面に固定するようにしたから、カバーの裏面側の防水構造並びにケーブル保持構造をすっきりとまとめることができる。
本発明の一実施形態を図1ないし図6に基づいて説明する。
本実施形態では、プラグインハイブリッド車に搭載された蓄電装置から外部の被給電装置に給電することに用いる給電用コネクタCを例示している。被給電装置としては、道路の信号機(交通信号機)が挙げられる。給電用コネクタCは大まかには、図1に示すように、ガン形状をなす合成樹脂製のハウジング20を有しており、同ハウジング20の後端部から、信号機に接続される給電ケーブル10が引き出された構造である。
なお、挿通溝50の裏面側には、給電ケーブル10の径方向の挿通を許容しつつ同給電ケーブル10の回りをシールするシール部材60が配されている。
両シール板61A,61Bは、シール部62同士と取付部63同士とが密着した状態で前後に重ねられ、両シール部62が挿通溝50内に嵌められる一方、両取付部63が、挿通溝50の裏側の周縁部に当てられるようになっている。
一方、シール押さえ66の左右の辺部には取付台67が突出形成されており、同取付台67は、上記した取付柱52が嵌入可能に内部が中空となっているとともに、突出端面には一段凹んだ形態で座面67Aが形成され、同座面67Aの中心に、上記したねじ孔53に螺合可能なねじ70の挿通孔68が形成されている。なお、座面67Aには、環形の樹脂スペーサ69が突出端面と面一に嵌められるようになっている。
保持プレート81は金属板をプレス加工して形成されており、上面開口の多角形の溝形をなす嵌入部82を有している。嵌入部82の左右の側板と底板とには、弾性押圧片83が切り起こしにより形成されており、同嵌入部82内には、給電ケーブル10の基端部10Aが上方から径方向に嵌入可能となっている。
締付バンド87は、ホースバンド等に用いられる公知構造のものであって、付設されたボルト89の締め込みにより、締付輪88が縮径されるように機能するものである。
まず、カバー40の裏面側に前後2枚のシール板61A,61Bからなるシール部材60を配し、両シール部62を挿通溝50内に嵌め、また両取付部63を同挿通溝50の周縁に当てる。続いて、取付台67内に取付柱52を挿入しつつ、シール押さえ66をシール部材60の裏面側に当てる。次に、取付台67の座面67Aに樹脂スペーサ69を嵌めたのち、保持プレート81の両取付翼84の張り出し端部84Aを取付台67の突出端面に当て、張り出し端部84Aの挿通溝85に通したねじ70を座面67Aの挿通孔68を通して取付柱52のねじ孔53に螺合して締め付ける。
ここで、保持プレート81の嵌入部82は、カバー40の開閉に伴い、コンセント32の表面を中心とした一定半径の円弧に略沿うようにして移動するようになっている。
次に、締付バンド87が後方に戻されて締付輪88が保持プレート81の嵌入部82の回りに嵌められ、付設されたボルト89を締め付けて締付輪88を縮径させることにより、図4に示すように、嵌入部82ともども給電ケーブル10の基端部10Aが外周から締め付けられ、これにより給電ケーブル10の基端部10Aが、カバー40の後壁43の裏側において後方への抜け不能に固定された状態となる。
非常時等においては、蓄電装置並びに車両側コネクタ(インレット)を備えた所定の車両を、当該給電用コネクタCを積んで、所望の信号機の設置位置の近傍まで乗り付ける。続いて、給電用コネクタCから引き出された給電ケーブル10の先端のプラグを信号機のコンセントに接続するとともに、給電用コネクタCの嵌合部21を車両に設けられた車両側コネクタに嵌合してロックする。そして、スイッチ29をオン操作することによって、車両の蓄電装置から信号機に電力を供給することができる。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)保持部材は上記実施形態に例示したものに限らず、例えば単品で給電ケーブルの基端部を抜け止め状態に保持し得るもの等、他の構造のものであってもよい。
(2)上記実施形態に示した給電用コネクタの組付手順はあくまでも一例であって、例えばカバーに対して先に給電ケーブルを挿通したのちに、同カバーをハウジングに対して開閉可能に装着する等、他の手順を踏んでもよい。
(4)上記実施形態では、被給電装置として信号機を例示したが、その他に街路灯や、公園等の避難場所となり得る場所に設けられた照明灯等への専用の給電用コネクタを製造する場合にも、本発明は同様に適用することができる。
10…給電ケーブル
10A…(給電ケーブル10の)基端部
11…プラグ
20…ハウジング
21…嵌合部
30…収容凹部
32…コンセント
33…差込口
35…支持軸
40…カバー
43…(カバー40の)後壁
50…挿通溝
52…取付柱
53…ねじ孔
55…ねじ孔
60…シール部材
61A,61B…シール板
64A,64B…押込溝
66…シール押さえ
70…(共締め用の)ねじ
80…保持部材
81…保持プレート
82…嵌入部
87…締付リング
90…タッピンねじ(固定部材)
92…挿通孔
Claims (3)
- 車両に搭載された蓄電装置から外部の被給電装置に給電することに用いる給電用コネクタであって、
前記蓄電装置と接続された車両側コネクタと嵌合接続される嵌合部を先端に設けたハウジングと、
前記ハウジングの後部側に切り欠き形成された収容凹部と、
前記収容凹部の奥面に設けられたコンセントと、
前記コンセントと前記被給電装置とにそれぞれ接続可能なプラグを基端側と先端側とに設けた給電ケーブルと、
前記給電ケーブルの基端部を水密に挿通可能でかつ前記収容凹部を覆うべく開閉可能に装着されたカバーと、
前記コンセントに接続された形態で前記収容凹部内に挿通された前記給電ケーブルの前記基端部を前記カバーに対して保持する保持部材と、
前記カバーを閉鎖状態に固定する固定部材とが具備され、
前記保持部材は、保持プレートと、前記給電ケーブルの前記基端部の外周を前記保持プレートともども締め付ける締め付けバンドとから構成されていることを特徴とする給電用コネクタ。 - 前記カバーには、前記給電ケーブルの前記基端部を径方向に挿通可能な挿通溝が形成されているとともに、
前記保持部材は、前記給電ケーブルの前記基端部が径方向に嵌入される溝形の嵌入部を設けて前記カバーの裏面に固定された前記保持プレートと、
前記嵌入部に嵌入された前記給電ケーブルの前記基端部の外周を前記嵌入部ともども締め付ける前記締付バンドとから構成されていることを特徴とする請求項1記載の給電用コネクタ。 - 前記カバーの前記挿通溝の裏面側には、前記給電ケーブルの前記基端部を径方向に押し込み可能な押込溝を有するシール部材が配され、前記カバーの裏面に固定されたシール押さえにより押し付け装着されているとともに、前記保持プレートが、前記シール押さえと共締めされて前記カバーの裏面に固定されていることを特徴とする請求項2記載の給電用コネクタ。
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