JP6196752B2 - 発音玩具 - Google Patents

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Description

本発明は発音玩具、特に、視覚障害者等のリハビリ等にも使用できるパズル用の発音玩具に関する。
ジグゾーパズルやスライディングブロックパズル(平面的並び合わせパズル)等のゲームは、知的刺激のある遊戯として認知症予防などに効果があるとされている。しかし、単にブロックピースを所定位置に配置して所定の図柄を完成させるだけでは単調であるため、各ブロックピースを正しい位置に配置したとき、または、パズルを完成させたときに音声または光のアクションが発生するもの等が考案されている。
特開2001−103902号公報
しかし、こうしたパズルでは、ブロックピースごとに発音内容が異なり、聴覚によってブロックピースごとに識別できるわけではないので、視覚障害のある人が利用できるものではなかった。
上記課題を解決するため、本発明では、所定の位置に配置される複数のブロックピースと、この複数のブロックピースそれぞれに設けられ、他のブロックピースとは異なる音を発生し、当該ブロックピースに対して所定の操作をした時のみ、発音する発音手段とを備えたことを特徴とする発音玩具を提供する。本発明の発音玩具は、パズル、ブロック玩具、その他の玩具、遊戯具、障害者・高齢者・病人・怪我人のリハビリ用品、手品・魔術などのマジック用品、学習用・教習用の教材、知育玩具としても使用できる。
本発明の発音玩具によれば、ブロックピースを動かしたときに、それぞれのブロックピースから異なった音が発せられるので、視覚障害のある人でも聴覚、指先の訓練等のリハビリとして使用することができる。また、視覚障害のない人でも、各ブロックピースから発する音を楽しみながら遊戯することができる。
第一実施形態による発音玩具1全体の斜視図を示す。 第一実施形態による一つのブロックピース3の斜視図を示す。 第一実施形態による一つのブロックピース3の展開図を示す。 第一実施形態による発音玩具1の完成図を示す 第二実施形態による発音玩具20の完成図を示す 第三実施形態による一つのブロックピース30の断面を示す。 第三実施形態におけるブロックピース30の回路図を示す。
1…発音玩具 2…筐体
3…ブロックピース 4…鈴 11…蓋
12…スリット 20…発音玩具
30…ブロックピース 31…磁石
32…ホール素子スイッチ(向きセンサー)
33…サウンドシステム(発音手段、発信手段)
34…向きセンサー 35…外球 36…内球
37…スイッチスキャン回路(向きセンサー)
38…収納部 39…気泡 40…回路部
41…貫通穴 42…トーンジェネラーター(発音手段、発信手段)
(1)第一実施形態
図1は、本発明の第一実施形態による発音玩具1全体の斜視図である。発音玩具1は、全てのブロックピース3…を収納できる長方体型の筐体2と、筐体2に収められる所定の位置に配置される複数(合計9個)の同形同大、立方体型をしたブロックピース3…からなる。
筐体2は檜等木材でできており、正方形型の底板(図示しない)と、この底板の外縁四辺から上方へ直角かつ垂直に立ち上がる同形同大同じ厚さの四枚の長方形型の側板からなっており、上面が開放された長方体型をしている。筐体2の内側の縦、横の長さは、収納されるブロックピース3…の一辺の長さの3倍よりやや長く、筐体2の内側の深さは、ブロックピース3の一辺の長さよりやや長くなっている。
また、筐体2の底板の外縁は、四枚の側板の内側の下縁底辺よりやや上の付近に、下縁底辺に平行で水平に差し込まれており、筐体2は底高となっている。この底板の中央より4隅のいずれかにやや寄った位置には、円形の小さな貫通する挿通孔(図示しない)が開けられている。
ブロックピース3…全てが筐体2に収納された状態から、一つのブロックピースを取り出すには、底板側からこの挿通孔に指を挿入して、ブロックピース3を押し上げて底板から浮かせれば、筐体2からブロックピース3を簡単に取り出しすることができる。
図2は、一つのブロックピース3…の斜視図を示している。なお、以下の説明では、図2での前後左右上下を前後左右上下とする。ブロックピース3…は、やはり檜等の木材でできており、立方体型で、9個のブロックピース3…は全て同形同大となっている。ブロックピース3…は、各面の面取りがされており、安全性に考慮してある。このブロックピース3…は、筐体2に対して、縦に3つ、横に3つ、3行×3列で、所定の位置にちょうど収納される。
各ブロックピース3…の表面には、他のブロックピース3…とは異なる形状、模様または色彩が形成されており、これらの異なる形状、模様または色彩は、相互に相関性がある。そして、これらのブロックピース3…を相互の相関性に従って、筐体2内の所定の位置に配置することでパズルが完成する。
つまり、各ブロックピース3…の上面(第一面)には英数字「1」、「2」、「3」、「4」、「5」、「6」、「7」、「8」、「9」が、前面(第二面)には旧漢数字、「壱」、「弐」、「参」、「肆」、「伍」、「陸」、「漆」、「捌」、「玖」が、背面(第三面)には漢数字「一」、「二」、「三」、「四」、「五」、「六」、「七、「八」、「九」が、左側面(第四面)にはアルファベット「A」、「B」、「C」、「D」、「E」、「F」、「G」、「H」、「I」が、右側面(第五面)には平仮名「あ」、「い」、「う」、「え」、「お」、「か」、「き」、「く」、「け」が、底面(第六面)には片仮名「ア」、「イ」、「ウ」、「エ」、「オ」、「カ」、「キ」、「ク」、「ケ」がそれぞれ印刷により記載されている。なお、第二面グループの漢数字は、図2、3、4では、複雑な旧字体が形成されているが、本明細書では特許庁への電子手続で認められている文字に置き換えている。
したがって、上記ブロックピース3…の表面の異なる文字は、番号順、アイウエ順、アルファベット順など、相互に相関性がある。これらの文字は模様ととらえることもでき、ブロックピース3…の表面は、互いに相関性のある異なる模様となる。これらの文字は、表面に凹凸があってもよく、または上記文字に対応した凹凸のある「点字」であってもよい。これにより、ブロックピース3…の表面は、互いに相関性のある異なる形状となる。
上記ブロックピース3…の表面の異なる文字の第一面グループ1、2…、第二面グループ壱、弐…、第三面グループ一、二…、第四面グループA、B…、第五面グループあ、い…、第六面グループア、イ…、の各グループは色が異なっていて、一つのグループは同じ色で統一されていてもよい。これにより、ブロックピース3…の表面は、互いに相関性のある異なる色彩となる。
図3には、一つのブロックピース3の展開図が模式的に示されている。このブロックピース3では、上面(第一面)には英数字「1」が、前面(第二面)には旧漢数字「壱」、背面(第三面)には漢数字「一」、左側面(第四面)には英大文字「A」、右側面(第五面)には平仮名「あ」、底面(第六面)にはカタカナ「ア」がそれぞれ記載されている。
上記発音玩具1を使って、第一面でスライディングブロックパズルをするには、たとえば、第一面が「1」から「8」までのブロックピース3…を筐体2内に第一面を上にして任意に並べ、第一面が「9」のブロックピース3を筐体2から取り出す。
そして、開いている空間を利用して、残りの8個のブロックピース3…を筐体2内で縦、横に平面的に動かして、最終的に図4(右下)に示すように、筐体2内の左上→右上→左下→右下に向かって1から8までのブロックピース3…を順に並べて完成させる。こうして、発音玩具のほか、パズル、遊戯具、ブロック玩具として使用できる。
この発音玩具1では、各ブロックピース3…の六面のどの面を使っても、同様に遊戯することができる。図4には、各面を使用した場合のパズル完成図を示している。なお、筐体2内にブロックピース3…を入れるときに、最初から図4の完成図のように配置してもよく、障害者・高齢者・病人・怪我人のリハビリでは、この配置をするように使用される。
図2に示すように、各ブロックピース3…の上面は、蓋11となっており、蝶番または連結テープなどによって、ブロックピース3本体に対して上下に開閉することができ、内部は空洞になっている。この空洞は後述する図6の収納部38と同じであり、立方体状で、外面との厚さは六面同じである。そしてこの複数のブロックピース3…それぞれに、他のブロックピース3…とは異なる音を発生し、当該ブロックピース3…に対して所定の操作をした時のみ、発音する発音手段が備えられている。
ここで、所定の操作とは、当該ブロックピース3…に加速度を付加する操作、または動かす操作、例えば振ったり、移動させたり、転がしたりする操作である。つまり、ブロックピース3…の内部に、鈴4、ビー玉、おはじきなど異なる音を出す複数の発音体を組み合わせて収納し、ブロックピース3…を動かしたときまたは加速度を付加したとき、それぞれのブロックピース3…は他のブロックピース3…とは異なる音が発音される。
たとえば、9個のブロックピース3…のそれぞれに、大鈴1個、大鈴2個、大鈴3個、中鈴1個、中鈴2個、中鈴3個、ビー玉数個、ビーズ数個、おはじき数個を収納する。また、ブロックピース3…の側板の角四辺には、スリット12…が形成され、このスリット12…は、ブロックピース3…の辺縁から中心に向かって、内部の空洞まで到達して貫通しており、内部に収納されたこれらの発音体の音が外に放出され、よく聞こえる。
このスリット12…は短めに形成され、爪その他の物体が入りにくい。このスリット12…は、ブロックピース3…の4つの辺縁だけでなく、全ての12個の辺縁に形成されていてもよいし、内部まで貫通しない模擬的なスリット12…が残りの8つの辺縁に形成されていてもよい。これにより、触った感触で、ブロックピース3…の向きを判別できないようにできる。ブロックピース3…の材質の音伝動が良ければ、スリット12…は無くてもよい。
これにより、ブロックピース3…を動かしたときに、各ブロックピース3…が互いに異なる音を発する。この音の違いから、視覚に障害のある人でもブロックピース3…を個々に識別することができ、遊戯及びリハビリすることができる。また、健常者であっても、遊戯をしながら、ブロックピース3…を動かしたときに発せられる音を楽しむことができる。また、音が不要であれば、ブロックピース3…の中を空にして遊戯してもよい。
上記発音体または発音手段をブロックピース3…に内蔵させたのち、上記蓋11は、ブロックピース3…上面に接着剤などで強固に固定される。この接着の後、ブロックピース3…の表面が磨かれたり、ブロックピース3…の表面にシールが貼られたりして、ブロックピース3…を触っても蓋11の位置がわからないようにされてもよい。
上記各ブロックピース3…における相関性は、1つのブロックピース3…に対して、他のブロックピース3…に対して、隣に来るべきブロックピース3が自ずと決まる関係性を指し、「順番性」「連続性」などを意味する。また、このような相関性は、特定の概念・範疇の集合体ごとに分類される分類群・集合体を相互に区別するものを意味してもよい。
例えば、この各ブロックピース3…の表面の第一面グループは日本文字、第二面グループは英文字、第三面グループはハングル文字、第四面グループはアラビア文字、第五面グループは中国文字、第六面グループはスワヒリ文字など、 第一面グループは異なる自動車の絵柄、第二面グループは異なる航空機の絵柄、第三面グループは異なる動物の絵柄、第四面グループは異なる植物の絵柄、第五面グループは異なる天体の絵柄、第六面グループは異なる歴史的建造物の絵柄など、 第一面グループは数式、第二面グループは化学式、第三面グループは国名または首都名、第四面グループは歴史的事件の年号、第五面グループは法律条文、第六面グループは英単語など、である。
これにより、本発音玩具を学習用・教習用の教材、知育玩具として使用できる。この場合、各ブロックピース3…ごと及び各面ごとに発音される異なる音は、上記文字・単語または絵柄を言い表す音声信号とされてもよく、後述するトーンジェネレータ42にこのような異なる音声信号が記憶される。
(2)第二実施形態
本発明の発音玩具は、ブロックピース3…の個数は、複数であれば、9個でなくても、たとえば、12個でも、16個でもよい。ブロックピース3…の表面には、図柄の一部が描かれていて、ブロックピース3…全体で、一つの図柄を完成させるものであってもよい。また、スライディングブロックパズルではなく、ジグゾーパズルであってもよい。
図5には、本発明の第二実施形態による発音玩具20を示す。ここでは、ブロックピース3…は、16個となっており、全てのブロックピース3…は同形同大の立方体型をしている。また、上面にのみ、図柄が描かれており、パズル完成時には、図5に示すように、富士山と、前方に松、後方に雲と、鳥が描かれた図柄が出来上がる。本実施形態では、ジグゾーパズルとしても、スライディングブロックパズルとして遊戯してもよい。
本実施形態におけるブロックピース3…も、第一実施形態のおけるブロックピース3…と同様な構造となっている。つまり、立方体型のブロックピース3…の蓋11を開閉することができ、内部は空洞になっていて、この内部に鈴4などの発音体を収納できる。そして、ブロックピース3…ごとに種類の異なる発音体を収納することによって、16個の各ブロックピース3…に加速度を付加した時または動かした時に発する音の違いで各ブロックピース3…を識別することができる。
例えば、音色の異なる4種類の鈴a、b、c、dをそれぞれ入れる・入れないの組合せは、全部で16通りとなるので、16個の各ブロックピース3…に異なった組み合わせで4種類の鈴a、b、c、dを収納し、16個の各ブロックピース3…に加速度を付加した時または動かした時に発せられる音の違いで識別できるようにする。
こうして、16個のブロックピース3…から発せられる音の違いによって、各ブロックピース3…を識別することができるため、視覚に障害のある人でも本発音玩具で遊戯することができる。この場合、内蔵される4種類の発音体は、鈴、木片、石、ガラス玉のように音色の異なる発音体の組み合わせでもよい。
(3)第三実施形態
図6及び図7は第三実施形態を示す。ブロックピース30の内部には凹状の立方体状の穴が開けられ、収納部38が形成されている。この収納部38には、向きセンサー34が内蔵され固定されている。向きセンサー34は球体であり、上記立方体状の収納部38の5つの各面の中央及び蓋11の下面の中央は球面状に凹んでおり、この凹みに球体の向きセンサー34の表面が係合する。
向きセンサー34は、樹脂製の透明の外球35の中に、同じく透明の樹脂製の内球36が内蔵され、これら外球35及び内球36は密封され、内球36の内部に水または油などの流動性を有する液体が内蔵充填され、外球35と内球36との間にも同じ液体が隙間なく内蔵充填されており、内球36は外球35の中で円滑に自由に回転して向きが変わる。
上記内球36の内面の下中央には円板状の磁石31が接着剤など固定されており、内球36の内部には、上記液体のほか、わずかな空気も内蔵されて気泡39が形成されており、この気泡39は内球36の内面の上中央に位置する。上記液体に対して、この気泡39による浮力は、上記磁石31及び接着剤の重量を打ち消して、内球36全体として、外球35内蔵の液体に対して浮きも沈みもせず、外球35の中空に浮いた状態となる。
気泡39は内球36内の液体より軽く、磁石31は内球36内の液体より重く、外球35及びブロックピース30の向きが変わっても、内球36は外球35内を回転して向きを変え、常に気泡39は上、磁石31は下の向きを維持し、内球36は鉛直方向、垂直方向、重力方向を維持する。
したがって、ブロックピース30の向きを変えて操作し、ブロックピース30の上面に来る文字等が入れ替わると、ブロックピース30の下面に来るホール素子スイッチ32…も入れ替わり、これにより、磁石31によって導通オンするホール素子スイッチ32…も入れ替わる。
上記収納部38内及び蓋11下の球面状の凹みの中央にはさらに穴が開けられ、この穴内には磁気センサーであるホール素子スイッチ32が合計6つ内蔵されている。収納部38の角には、小型の回路部40が内蔵され、上記ホール素子スイッチ32…と配線(図示せず)などによって電気的に接続されている。この回路部40の有る収納部38の角からブロックピースの外の角に向けて貫通穴41が形成され、回路部40内のサウンドシステム33(小型スピーカー、圧電素子平板スピーカー)からの音が放音出力される。
この貫通穴41は、ブロックピース3…の1つの角だけでなく、全ての8個の角に形成されていてもよいし、内部まで貫通しない模擬的な貫通穴41…が残りの7つの辺縁に形成されていてもよい。これにより、触った感触で、ブロックピース3…の向きを判別できないようにできる。ブロックピース3…の材質の音伝動が良ければ、貫通穴41は無くてもよい。
(4)全体回路(第三実施形態)
図7は、上記回路部40及びホール素子スイッチ32…の回路を示す。上記6つのホール素子スイッチ32…は、スイッチスキャン回路37でスキャンされ、いずれのホール素子スイッチ32…が導通オンしたかが検知検出される。図7のスイッチスキャン回路37では、説明を簡単にするため、ダイオード、抵抗、電圧源、アースなどは省略してある。図7のキーマトリクス回路の縦線と横線のマトリクス配線は結線されず、ホール素子スイッチ32…の両端はマトリクス配線に結線され、マトリクス配線の上端と右端は、正論理の場合にはアース、負論理の場合には定電圧源となっている。
この検知された検出データは、コントローラ(CPU、ROM、RAMなど、図示せず)によって、トーンジェネレータ42へ送られる。トーンジェネレータ42には複数の楽音信号データが記憶され、この検出データを読み出しアドレスとして、いずれかの楽音信号データが読み出され、上記小型スピーカーを備えたサウンドシステム33で音響として放音出力され、機械的ではなく電子的に音を出す。
このような楽音信号データは、例えば「ピッ」「ピッピッ」「ピッピッピッ」「ピッピッピッピッ」「ピッピッピッピッピッ」「ピッピッピッピッピッピッ」という、6種類の音数の異なる音であり、上記6つのホール素子スイッチ32…のいずれが導通オンされたかによって、いずれかが選択されて放音出力される。
したがって、例えば、ブロックピース30の表面に「1」「2」「3」「4」「5」「6」の文字、若しくはこれらを表す記号または図形が印刷、刻印または形成されていれば、「1」の反対側のホール素子スイッチ32の導通オンで「ピッ」という音が放音出力され、「2」の反対側のホール素子スイッチ32の導通オンで「ピッピッ」という音が放音出力され、………、「6」の反対側のホール素子スイッチ32の導通オンで「ピッピッピッピッピッピッ」という音が放音出力され、放音出力される音はブロックピース30の向きごとに異なる。
上記トーンジェネレータ42に記憶される楽音信号データは、さらに複数のブロックピース30…ごとに異なる音色にすることもできる。例えば、1つめのブロックピース30ではピアノ音、2つめのブロックピース30ではバイオリン音、3つめのブロックピース30ではフルート音、4つめのブロックピース30ではドラム音、………、というようにしてもよい。そして、これらのブロックピース30…の向きごとに上記音数が異なることになる。
これにより、視力に障害のある人でも、この音を聞いて、ブロックピース30がいずれか、または/及び、ブロックピース30の上面が何かを識別して、当該発音玩具を楽しむことができるし、聴力、視力、指先、その他のリハビリにもなる。
また、このような出力される音を回路部40から、電波、超音波、赤外線出力、その他の無線信号で出力し、操作者が装着している小型の補聴器またはイヤホンを兼ねた受信手段で受信して、当該無線信号が音に変換されて操作者の耳に伝えられてもよい。これにより、聴力に障害のある人でも、この音を聞いて、いま触っているのはどのブロックピースか、または/及び、ブロックピースの上面が何かを識別して、当該発音玩具を楽しむことができる。
これは、健常者でも実行でき、ブロックピース30…を他人に操作してもらい、当該健常者がブロックピース30…を見ないようにして、密かにこの音を聞けば、ブロックピース30を動かして、いまどのブロックピース30を触っているのか、または/及び、ブロックピース30の上面に来ている文字などを言い当てることができ、本発音玩具を手品または魔術のマジック用品としても使用できる。
なお、上記ブロックピース30…ごとに異なる音は、音色が違なり、上記1つのブロックピース30…で向きごとに異なる音は、音数であったが、1つのブロックピース30…で向きごとに異なる音は、音の周波数の高さの音高、発音時間の長さの音長、音の大きさの音量が異なっていてもよい。そして、上記各ブロックピース30…のトーンジェネレータ42に記憶される各楽音信号データは、曲のフレーズなどでもよく、この場合、曲の各楽音信号データの調、テンポまたは拍子が異なっていてもよい。
また、上記ブロックピース30…ごとに異なる音は、音数が違なり、上記1つのブロックピース30…で向きごとに異なる音は、音色、音高、音長、音量、曲、調、テンポまたは拍子が異なっていてもよい。さらに、上記ブロックピースごとに異なる音は、音高が違なり、上記1つのブロックピース30…で向きごとに異なる音は、音色、音数、音長、音量、曲、調、テンポまたは拍子が異なっていてもよい。
また、上記ブロックピース30…ごとに異なる音は、音長が違なり、上記1つのブロックピース30…で向きごとに異なる音は、音色、音数、音高、音量、曲、調、テンポまたは拍子が異なっていてもよい。さらに、上記ブロックピース30…ごとに異なる音は、音量が違なり、上記1つのブロックピース30…で向きごとに異なる音は、音色、音数、音高、音長、曲、調、テンポまたは拍子が異なっていてもよい。
また、上記ブロックピース30ごとに異なる音は、曲が違なり、上記1つのブロックピース30…で向きごとに異なる音は、音色、音数、音高、音長、音量、調、テンポまたは拍子が異なっていてもよい。これに応じて、上記各ブロックピース30…のトーンジェネレータ42に記憶される各楽音信号データの、音色、音高、音長、音量、曲、調、テンポまたは拍子が異なることになる。
上記向きセンサー34及びホール素子スイッチ32…は、トルク平衡方式、CMS形傾斜角センサー、ポテンションメータ、ロータリエンコーダなどの種々の角度センサーまたは傾斜角センサーなど、向きの変化を検出できれば、どのようなセンサーでもよい。上記ホール素子スイッチ32…は、磁気抵抗素子、リードスイッチ、電磁誘導センサーなど、磁気の変化によって導通オンできれば、どのような磁気センサー・磁気スイッチでもよい。
第三実施形態及び第四実施形態では、ブロックピース3が複数ではなく唯一単体でも、遊戯及びリハビリできる。
(5)第四実施形態
本実施形態では、上記実施形態の収納部38の中には、向きセンサー34及びホール素子スイッチ32…等の代わりに、半導体方式の加速度センサー(図示しない)が内蔵され、この加速度センサーの検知によって、ブロックピースごとに異なる音を電子的に発する。つまり、この加速度センサーは、ブロックピース30…を振ったり、動かしたり、転がしたりするなど、ブロックピース30…に加速度が加わることが検知検出される。
この検知検出によって導通オン信号が上記トーンジェネレータ42に送られ、上記楽音信号データが電子的に出力されサウンドシステム33から音響として放音出力される。この楽音信号データは、1つのブロックピース30…につき1種類記憶され、各ブロックピース30…ごとに楽音信号データは、上記音色、音数、音高、音長、音量、曲、調、テンポまたは/及び拍子において異なる。
上記加速度センサーは、半導体方式のほか、光学的方式、振動を用いる方式、電磁誘導方式、静電容量方式、圧電効果方式、ストレインゲージ方式、3軸加速度センサーでもよい。上記加速度センサーは、変位センサー(位置センサー)に置き換えたり、ブロックピース30…表面に取り付けられたタッチセンサー(タッチパネル)、圧力センサー(感圧センサー)などに置き換えたりしてもよい。
変位センサー(位置センサー)では、ブロックピース30…の位置の変化が検知検出され、PSD方式またはCCD方式などの光学的方式、超音波方式、渦電流方式、接触方式、マイクロスイッチなど、いずれでもよい。タッチセンサーでは、指や物などが接触することが検知検出され、抵抗膜方式、表面弾性方式、赤外線方式、電磁誘導方式、静電容量方式などいずれでもよい。圧力センサー(感圧センサー)では、ブロックピース30…に加わる圧力が検知検出され、半導体方式、圧電効果方式、電磁誘導方式、静電容量方式などいずれでもよい。
(6)他の実施の形態
本発明は、上記実施形態に限定されず、種々変更可能である。例えば、本発明の玩具は、ジグゾーパズルでもスライディングブロックパズルでもよいし、マジックなどに使用してもよい。また、各ブロックピース表面に形成されるのは、文字、数字、図形、記号、図柄、絵柄等、何でもよいし、図柄、絵柄はどんなものでもよい。元素記号、化学式、数式、また点字等でもよい。
ブロックピース3…の形状が立方体である場合、六面のうち一面だけに図柄等が描かれていてもよいし、二面以上に描かれていても、六面すべてに図柄等が描かれていてもよい。また、これら文字、図柄などは全て無くて、またはまったく同じ形状、模様、色彩、文字、図形、図柄、絵柄などで、全ブロックピース3…の表面はすべて同じで、区別できないものでもよく、この場合でも発音手段によって各ブロックピース3…または1つのブロックピース3…の各面を区別できる。
ブロックピース3…の形状は、平面上、曲面上または球面上に安定して置けるものならば、筐体2は無くてもよく、筐体2の底板だけ無くてもよく、正方形、長方形、三角形、円形、楕円、多角形等の平面的な板状、立方体、長方体、円柱、角柱、8面体、12面体、20面体、球体、楕円球体等、立体的な多面体等どんな形状であってもよい。また、ブロックピース3…の形状、大きさは、全て同じでもよいが、それぞれ異なっていてもよい。
ブロックピース3…の数としては、9個でも、12個でも、16個でも、何個でもよい。ただし、ブロックピース3…の数が多すぎると、ゲームが複雑になりすぎるので、9個乃至16個程度が望ましい。ブロックピース3…は面状に配列されるもののほか、例えば3行×3列×3層=合計27個のように、縦に多層状に配置されてもよい。また、上述したように、第三実施形態及び第四実施形態では、ブロックピース3が複数ではなく唯一単体でも、遊戯及びリハビリできる。
ブロックピース3…及び筐体2の素材としては、檜以外の木材、例えば、無垢等でもよいし、金属製、樹脂製、ゴム製、布製、紙製、コンクリート製、セラミック製、ガラス製、カーボン製、これらの合成物製/混合物製/多層積層物製/複合材料等なんでもでもよい。スライディングブロックパズルに使用する場合には、表面が平滑で摺動性のある素材が望ましい。
ブロックピース3…それぞれに設けられる発音体は、鈴4、ビー玉、ビーズ、おはじき、硬貨、金属片など音の出るものであれば何でもよい。また、機械的に発音されるものの他、電子的に音を発するものであってもよい。ブロックピース3…は樹脂成型によって製造し、この樹脂成型のときに、これら発音体が一体に、または箱に入れて内蔵して、成型してもよい。
加速度センサーとしては、機械的センサー、振動型、光学的センサー、ピエゾ型、半導体センサー等何でもよい。ピエゾ型、半導体センサー等使用した場合には、1個のセンサーで3次元的な移動を検知することができる。
また、ホール素子スイッチ32…の位置及び数は、図6に示したような配置でなくても、ブロックピース30…の向きを検知できる位置及び数であれば、ブロックピース3…の面数より多くても少なくてもよく、どのように配置してもよい。ホール素子スイッチ32…以外の磁気センサー・磁気スイッチとしては、ブロックピース30…の向きを磁束密度の変化として検知できるものであれば、磁気抵抗素子、ピックアップコイル、リードスイッチ等を使用してもよい。
ホール素子スイッチ32…を使用した場合、非接触なので耐久性がよく、小型化することができるため、発音玩具全体も小型化することができ、またブロックピース30…の向きの変化をリアルタイムで精度よく検知することができる。
磁石31は、一つでもよいし複数でもよい。磁石31の種類としては、フェライト磁石、サマリウムコバルト磁石、ネオジウム鉄ボロン磁石、プラスチックマグネット等何でもよい。磁石の形状については、I型、馬蹄形、円形等なんでもよい。また、単極磁石でも多極磁石であってもよい。
内球36の内部及び外球35と内球36の間に充填される流体としては、水以外でも適度な粘度の液体ならばよく、互いに比重が同じ程度の粘性液体等であれば内球36の内部と、外球35・内球36の間で異なる流体を充填させてもよい。
上述の各実施形態(実施例)において、当該実施形態(実施例)で記載されていないことは、他の実施形態(実施例)の記載されている内容が参照及び引用される。本願明細書及び特許請求の範囲においては、上記複数の実施形態(実施例)にわたって、各部または一部を入れ替えた実施形態(実施例)も、上記各実施形態(実施例)として記載されているものである。
発音玩具1、筐体2、ブロックピース3、蓋11、スリット12、発音玩具20、ブロックピース30、磁石31、ホール素子スイッチ(向きセンサー)32、サウンドシステム(発音手段、発信手段)33、向きセンサー34、外球35、内球36、スイッチスキャン回路37(向きセンサー)、収納部38、気泡39、回路部40、貫通穴41、トーンジェネラーター(発音手段、発信手段)42のそれぞれの一部または全体はなくてもよいし、その数は増えても減ってもよいし、その形状は任意に変更可能であり、均等の他のものに置き換えられてもよいし、これらの2つまたは3つ以上が合体または一体化されて兼用されていてもよい。
(7)他の発明の効果
[1]所定の位置に配置される複数のブロックピースと、
この複数のブロックピースそれぞれに設けられ、他のブロックピースとは異なる音を発生し、当該ブロックピースに対して所定の操作をした時のみ、発音する発音手段とを備えたことを特徴とするとする発音玩具。これにより、各ブロックピースから発せられる音の違いによって各ブロックピースを識別できるため、視覚障害のある人でも遊戯及びリハビリすることができ、健常者でも音を楽しみながら遊戯することができる。
[2]上記ブロックピースの表面には、他のブロックピースとは異なる形状、模様または色彩が形成されており、これらの異なる形状、模様または色彩は、相互に相関性があることを特徴とする請求項1記載の発音玩具。これにより、ブロックピースを所定の配置にして、所定の図柄等を完成させることにより、視覚面からも、また聴覚障害者でも、遊戯及びリハビリすることができるし、形状が異なれば視覚障害者が指の触覚をたよりに遊戯及びリハビリすることができる。
[3]上記発音手段が発音する所定の操作は、当該ブロックピースに加速度を付加する操作、または動かす操作であることを特徴とする請求項2記載の発音玩具。これにより、各ブロックピースに加速度を付加したときまたは動かしたとき発せられる音の違いによって各ブロックピースを識別することができるため、視覚障害のある人でも遊戯及びリハビリすることができ、健常者でも音を楽しみながら遊戯することができる。
[4]上記発音手段は、異なる音を出す複数の発音体の組み合わせによるものであることを特徴とする請求項3記載の発音玩具。これにより、各ブロックピースに内蔵する発音体の組み合わせを変えることによって、各ブロックピースを動かした時にそれぞれ異なる音が発せられ、各ブロックピースを識別できるため、視覚障害のある人でも遊戯及びリハビリすることができ、健常者でも音を楽しみながら遊戯することができる。
[5]上記発音手段は、加速度センサーを備え、この加速度センサーの検知によって、電子的に音を出すものであり、この電子的な音は各ブロックピースの発音手段ごとに異なることを特徴とする請求項3記載の発音玩具。これにより、動かして加速度を加えるだけで、発せられる音によって各ブロックピースを識別できるため、視覚障害のある人でも遊戯及びリハビリすることができ、健常者でも音を楽しみながら遊戯することができる。
[6]上記発音手段が発音する所定の操作は、当該ブロックピースの向きを変える操作であり、上記発音手段は、向きセンサーを備え、この向きセンサーの検知によって、電子的に音を出すものであり、この電子的な音は当該ブロックピースの向きごとに異なることを特徴とする請求項2記載の発音玩具。これにより、ブロックピースごとに発音内容が異なるほか、ブロックピースの向きを変えたときにそれぞれ異なる音が発せられるので、各ブロックピースの向きをも音で識別することができるので、視覚障害のある人でも遊戯及びリハビリすることができる。
[7]上記ブロックピースごとに異なる音は、音色が違なり、上記1つのブロックピースで向きごとに異なる音は、音数、音高、音長、音量、曲、調、テンポまたは拍子が異なり、
または、上記ブロックピースごとに異なる音は、音数が違なり、上記1つのブロックピースで向きごとに異なる音は、音色、音高、音長、音量、曲、調、テンポまたは拍子が異なり、
または、上記ブロックピースごとに異なる音は、音高が違なり、上記1つのブロックピースで向きごとに異なる音は、音色、音数、音長、音量、曲、調、テンポまたは拍子が異なり、
または、上記ブロックピースごとに異なる音は、音長が違なり、上記1つのブロックピースで向きごとに異なる音は、音色、音数、音高、音量、曲、調、テンポまたは拍子が異なり、
または、上記ブロックピースごとに異なる音は、音量が違なり、上記1つのブロックピースで向きごとに異なる音は、音色、音数、音高、音長、曲、調、テンポまたは拍子が異なり、
または、上記ブロックピースごとに異なる音は、曲が違なり、上記1つのブロックピースで向きごとに異なる音は、音色、音数、音高、音長、音量、調、テンポまたは拍子が異なることを特徴とする請求項6記載の発音玩具。これにより、ブロックピースの数が多くても、ブロックピースごとに動かした時の発音内容を容易に多様に変化させることができ、かつブロックピースの向きが発せられる音も多様に変化させることができるので、視覚障害のある人でも、障害の内容にあった最適な音の違いを実現でき、遊戯及びリハビリすることができる。
[8]上記発音手段は音を無線信号で発信する発信手段を備え、操作者が装着している受信手段で受信された無線信号が音に変換されて操作者に伝えられることを特徴とする請求項2、3、4、5、6または7記載の発音玩具。これにより、たとえば、操作者の補聴器などに受信手段を設ければ聴覚障害のある人でも各ブロックピースの音の違いを識別でき、遊戯及びリハビリすることができる。また、ブロックピース3…から離れたところいるマジシャンが密かに音を聞いて、ブロックピース3…のどの面が上を向いているかを言い当てることができる。
本発明の発音玩具では、各ブロックピース3…、30…を動かしたときに異なる機械的または電子的な音を発する構成となっている。このため、各ブロックピース3…、30…を音で識別することができ、視覚障害のある人でもパズルなどのゲームを楽しむことができる。
さらに、本発明の他の発音玩具では、ブロックピース30…内部に向きセンサーを備え、ブロックピース30…の向きによって異なる音を発する構成となっているため、この音によってブロックピース30…の向きを識別することができ、ブロックピース30…ごとに発せられる音が異なるのに加え、ブロックピース30…の向きによって異なる音が発せられるため、視覚障害のある人でもパズルなどのゲームを楽しむことができリハビリもできる。
また、健常者でも、ブロックピース30…から発せられる音を楽しみながら遊戯することができる。動かしたときに、ブロックピースごとに異なった音を発し、視覚障害者等も遊戯・リハビリすることができる。
パズルの各ブロックピース3…に異なる音を発する鈴4などの発音体が内蔵されており、ブロックピース3…を動かすとそれぞれ異なる音を機械的に発する。または各ブロックピース30…に加速度センサーが設けられ、各ブロックピース30…の位置変化が検知されると、ブロックピース30…ごとに異なる音が電子的に発音される。このため、この音の違いで各ブロックピース3…、30…を識別・区別することができ、視覚障害者でもこれらのブロックピース3…、30…を動かして、パズルを楽しむことができリハビリもできる。

Claims (5)

  1. 所定の位置に配置される複数のブロックピースと、
    この複数のブロックピースそれぞれに設けられ、他のブロックピースとは異なる音を発生し、当該ブロックピースに対して所定の操作をした時のみ、発音する発音手段であって、
    上記ブロックピースの表面には、他のブロックピースとは異なる形状、模様または色彩が形成されており、これらの異なる形状、模様または色彩は、相互に相関性があり、 上記発音手段が発音する所定の操作は、当該ブロックピースに加速度を付加する操作、または動かす操作であり、 上記発音手段は、異なる音を出す複数の発音体の組み合わせによるものであることを特徴とする発音玩具。
  2. 所定の位置に配置される複数のブロックピースと、
    この複数のブロックピースそれぞれに設けられ、他のブロックピースとは異なる音を発生し、当該ブロックピースに対して所定の操作をした時のみ、発音する発音手段であって、
    上記ブロックピースの表面には、他のブロックピースとは異なる形状、模様または色彩が形成されており、これらの異なる形状、模様または色彩は、相互に相関性があり、 上記発音手段が発音する所定の操作は、当該ブロックピースに加速度を付加する操作、または動かす操作であり、 上記発音手段は、加速度センサーを備え、この加速度センサーの検知によって、電子的に音を出すものであり、この電子的な音は各ブロックピースの発音手段ごとに異なることを特徴とする発音玩具。
  3. 上記発音手段が発音する所定の操作は、当該ブロックピースの向きを変える操作であり、 上記発音手段は、向きセンサーを備え、この向きセンサーの検知によって、電子的に音を出すものであり、この電子的な音は当該ブロックピースの向きごとに異なることを特徴とする請求項記載の発音玩具。
  4. 上記ブロックピースごとに異なる音は、音色が違なり、上記1つのブロックピースで向きごとに異なる音は、音数、音高、音長、音量、曲、調、テンポまたは拍子が異なり、
    または、上記ブロックピースごとに異なる音は、音数が違なり、上記1つのブロックピースで向きごとに異なる音は、音色、音高、音長、音量、曲、調、テンポまたは拍子が異なり、
    または、上記ブロックピースごとに異なる音は、音高が違なり、上記1つのブロックピースで向きごとに異なる音は、音色、音数、音長、音量、曲、調、テンポまたは拍子が異なり、
    または、上記ブロックピースごとに異なる音は、音長が違なり、上記1つのブロックピースで向きごとに異なる音は、音色、音数、音高、音量、曲、調、テンポまたは拍子が異なり、
    または、上記ブロックピースごとに異なる音は、音量が違なり、上記1つのブロックピースで向きごとに異なる音は、音色、音数、音高、音長、曲、調、テンポまたは拍子が異なり、
    または、上記ブロックピースごとに異なる音は、曲が違なり、上記1つのブロックピースで向きごとに異なる音は、音色、音数、音高、音長、音量、調、テンポまたは拍子が異なることを特徴とする請求項3記載の発音玩具。
  5. 上記発音手段は音を無線信号で発信する発信手段を備え、操作者が装着している受信手段で受信された無線信号が音に変換されて操作者に伝えられることを特徴とする請求項2、3または4記載の発音玩具。


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