JP6195886B2 - 成形物品型抜き器および方法 - Google Patents

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Description

本開示は、成形物品をモールドから除去するための、より詳細には、タイヤトレッドの
ような加硫ゴム成形物品を硬化プレスのモールドから除去するためのデバイスおよび方法
に関する。
成形用モールドに物品のプリフォームを入れると、成形物品を形成することができる。
成形物品に対して損傷を引き起こさない、成形動作完了後のモールドから物品の除去は、
しばしば、製造プロセス中に別個の動作として行われる。成形物品の様々な物理フィーチ
ャの形状、配置および配向に応じて、モールドからの物品の除去には、引裂き、破損また
は他の損傷を回避するための特別な注意が必要となる。
タイヤ製造の分野において、一般的な成形動作は、硬化プレスにおいてゴム複合材料を
加硫処理することを含む。硬化プレスは、圧力を与えるためにゴム複合材プリフォームを
封入するモールドを含み、熱によりそのプリフォームを硬化させると、使用可能な物品、
たとえば、タイヤトレッドのストリップまたはベルトが形成される。そのようなタイヤト
レッドは、典型的には、タイヤ再生および他の適用例において使用される。
典型的な硬化プレスモールドは、キャビティを形成するモールドプレートを含む。キャ
ビティの一面は、様々な凹みとリッジとを形成し、これらの凹みおよびリッジは、そこか
ら出現するタイヤトレッドの所望のトレッドパターンに対応する。トレッドプリフォーム
をキャビティに装填した後、モールドキャビティの上にプレートまたはプラテンを置く。
硬化プレスによって圧力と熱とを与えて、プリフォームをモールドキャビティの形状にし
、プリフォームを硬化させると、加硫ゴムが形成される。
トラックまたはオフロード適用例のために使用されるような特定のトレッドパターンで
は、トレッドラグは、トレッドの全厚に対して実質的な高さを有することがあり、トレッ
ドサイプの間隔が近接していることがあり、ラグは、負のドラフト角度と、完成したトレ
ッドをモールドから引き離すときに課題となり得る他のフィーチャとを有することがある
。ゴムが本質的に弾性材料であることを仮定すれば、モールドからトレッドを除去するた
めに完成したタイヤトレッドの1つの端部を単に引っ張るだけでは、トレッドの延伸、ド
レッドの引裂きまたはひび割れ、および他の影響を含む様々な課題が生じることがある。
好ましい実施形態による硬化プレスの部分図である。 好ましい実施形態による硬化モールドの概略図である。 好ましい実施形態による硬化モールドと完成したトレッドとの断面図である。 好ましい実施形態によるトレッド型抜き器の概略図である。 好ましい実施形態による、モールドからのトレッド型抜き動作中のトレッド型抜き器の断面図である。 好ましい実施形態によるトレッド型抜き動作の側面図である。 好ましい実施形態によるトレッド型抜き器の代替実施形態である。 好ましい実施形態によるトレッド型抜き器の別の代替実施形態である。
1つの態様では、本開示は、トレッドの製造において使用されるタイヤトレッド型抜き
器について記載している。本タイヤトレッド型抜き器は、フレームと、フレームに回転可
能に関連付けられた第1のニップローラーと、フレームに回転可能に関連付けられた第2
のニップローラーとを含む。第1のニップローラーおよび第2のニップローラーは、少な
くとも部分的にモールド内にあるタイヤトレッドに係合するように適合される。第1のニ
ップローラーおよび/または第2のニップローラーに関連付けられた駆動機構は、それに
回転運動を付与するように動作する。フレームは、第1のニップローラーおよび第2のニ
ップローラーをモールドに対して離間した関係で維持しながら、モールドの長手方向長さ
の実質的部分に沿って長手方向移動するように構成される。
別の態様では、本開示は、タイヤトレッドを製造するための製造アセンブリについて記
載している。本製造アセンブリは、成形プレスと、成形プレス内に配設されたモールド装
置とを含む。モールド装置は、成形キャビティを有するモールドと成形キャビティに対向
した関係で配設されたプラテンとを含む。モールド装置は、タイヤトレッドの成形におい
て成形キャビティ内にトレッドプリフォームを保持することが可能であるように構成され
る。プラテンとモールドとは、それらの間に開口部を提供するように分離可能である。ト
レッド型抜き器は、離間した関係でモールドを長手方向に横断し、フレームおよびフレー
ムに回転可能に関連付けられたニップローラーの対を含む。ニップローラーの対は、タイ
ヤトレッドの少なくとも一部分を成形キャビティに残しながら、タイヤトレッドに係合す
ることが可能であるように構成される。
さらに別の態様では、本開示は、タイヤトレッドを製造するための方法について記載し
ている。本方法は、モールドの長手方向長さに沿って移動することが可能なフレームを提
供することと、さらに、フレームに対して回転可能なニップローラーの対を提供すること
とを含む。トレッドの端部は、モールドから解放され、ニップローラーの間に摘持される
。ニップローラーのうちの少なくとも1つの回転は、フレームおよびニップローラーをモ
ールドの長手方向長さに沿って前進させながら、モールドからトレッドが解放されるよう
に駆動される。
図1に、側方から見た硬化プレス100を部分的に示す。硬化プレス100は、より大
規模なトレッド成形動作の部品とすることができるが、硬化プレス100には、たとえば
、複合材プリフォーム構築装置、成形プレスおよび他の構造(図示せず)が含まれる。硬
化プレス100は、上側のプレスブロック102と、下側のプレスブロック104とを含
む。ブレスブロック102とブレスブロック104との間には、複数のモールドアセンブ
リ106があり、モールドアセンブリ106の各々が、内部の成形キャビティを規定する
ために1つになる2つの部品を含んでいる。図1の図では、モールド108とプラテン1
10とでモールドアセンブリを構成するが、他の構成を使用してもよい。たとえば、図1
に関してモールド108と呼ばれるものを、モールドキャビティが下を向くように、上下
を逆にした配向でプレス100に配置することができる。そのような実施形態では、プラ
テン110は、モールドキャビティを覆って嵌合するように、モールド108の下方に配
置されることになる。以下の記載では、説明のために、モールド108がプラテン110
の下に配置された特定の配向について論じているが、これらの2つのエレメントの相対的
な配向は、他の配向とし得ることを了解されたい。さらに、6つのモールドアセンブリ1
06が示されているが、単一のアセンブリまたは異なる数のモールドアセンブリは使用す
ることができる。各モールド108は、モールドキャビティ112を形成し、そこにプリ
フォームが詰め込まれる、または装填される。閉じたモールドアセンブリ106に圧力と
熱とを印加すると、加硫処理されたトレッド114を出現させることができる。他の代替
形態では、プレスは、ベルトまたは他の形態で、成形物品またはトレッドを連続して製造
するように構成することができる。
硬化プレス100は、各モールドアセンブリ106の一部をフレーム部材またはポスト
118に接続するリンケージ116をさらに含み、リンケージ116は、プリフォームの
装填と各モールドアセンブリ106からの完成したトレッドの取外しとを可能にするため
に、各モールドアセンブリ106の様々な部分を選択的に垂直方向に移動させることがで
きる機構(図示せず)を含む。さらに、ロボットアーム510を、垂直方向に延びた部材
119に接続することができ、部材119は、レール121に沿ってポスト118の間に
延びる。ロボットアーム510は、モールドアセンブリ106に沿って延びるレール12
1に少なくとも沿って、かつ、硬化または成形プレス100に対して部材119に沿って
垂直方向に、プレス100を横断するように構成される。代替的には、図8に関して本明
細書でより詳細に論じるように、ロボットアームを、グラップルおよびトレッド型抜きデ
バイスに関連付けることができる。トレッド114の成形プロセスでは、ゴムの層を、加
工糸、ファブリック、スチールベルト、ワイヤメッシュなどのようなその他の材料ととも
に連続して積層することによって構築することができるトレッドプリフォームを、モール
ド108に装填する。各モールド108にはリッジおよび凹みが形成されており、リッジ
および凹みにより、出現するトレッド114に所望のパターンのラグおよびサイプが形成
され、成形される。プラテン110は、モールドキャビティ112と対向した関係で置か
れ、その後、プリフォームを加硫処理してトレッド114を形成する硬化プロセスが行わ
れる。その後、トレッドがモールド108から取り外され、除去される。
トレッド114を形成するとき、モールド108は、所定のパターンのラグおよび/ま
たはリブをプリフォーム上に転写する。図2を参照すると、これらのラグは、モールド1
08の底部表面204に凹み202として形成され、凹み202は、サイプブレードまた
はリッジ203によって離隔されている。モールド108は、内部キャビティ206を形
成し、内部キャビティ206は、頂部が開いており、底部表面204とキャビティ206
の外周の周りに延びる壁210とによって取り囲まれている。単一のトレッドストリップ
を形成するように構成されたモールドが示されているが、モールドは、互いに対して平行
に延びており、単一のプリフォームから2つ以上のトレッドストリップを形成するように
構成された2つ以上の追加のキャビティを含むことができる。図示の実施形態では、シン
グルキャビティモールド108は、軸212に沿って延びる全体的に細長い矩形形状を有
している。モールド108は、軸212に対して全体的に平行であり、モールド108の
側面に沿って延びた2つのトラックまたはレッジ214をさらに含む。各レッジ214は
、モールド108の一面に配設されており、壁210の側面部分の頂縁部218からオフ
セットした垂直距離220で、頂縁部218に対して全体的に平行に延びたトラック21
6を含む。レッジ214は、図2のモールド108の全長にほぼ等しい長さを有するよう
に示されているが、レッジ214は、図1に示すように、モールド108の端部を越えて
延びていてもよい。
図3に、成形動作段階におけるモールドアセンブリ106の断面図を示す。この図では
、開いた状態のモールドアセンブリ106が示されており、その後、トレッド114の成
形硬化動作が行われる。最も上のモールドまたはプラテン110は底部表面222を含み
、底部表面222が、トレッド114の頂部または内側表面224を形成する。トレッド
114の側方表面226は、モールド108の側壁210によって形成され、トレッド1
14の外側表面またはトレッド表面228は、モールド108の底部表面204によって
形成される。プラテン110とモールド108との間の接触面に沿って、トレッド114
上に、鋳バリ227が残ることがある。トレッド表面228に沿って配列された複数のラ
グ230は、対応するラグ凹み202によって形成される。
図3の断面図を見ると分かるように、ある特定のトレッドパターンは、ラグ230の側
面の周りの表面に形成された小さいドラフト角か、あるいは負のドラフト角を含むことが
できる。ドラフト角度とは、モールド表面によって形成された、モールドからの成形物品
の除去の方向に対して生じる角度を示す。したがって、正のドラフト角が配設されると、
成形物品を容易に除去することができるようになり、負のドラフト角が配設されると、モ
ールドから成形物品を除去するためには、成形物品を少なくともいくらか変形させること
が必要となる。図3の断面図では、ラグ230は、それらの側面232に負のドラフト角
を有するが、これらは、説明のために誇張されている。了解され得るように、モールド1
08からトレッド114を除去するとき、ラグのある特定の一部分は、弾性変形しなけれ
ばならない。モールド108からトレッド114を除去する間にそのような変形をうける
材料の量に応じて、モールドからトレッド114を除去するために必要される力が大きく
なり、それに応じて、前述したようなひび割れまたは引裂きに起因してトレッドに損傷を
与える可能性がある。
図4に、ニップローラートレッド型抜き器300の概要を示されるが、このニップロー
ラートレッド型抜き器300は、硬化モールドまたは硬化プレスからトレッドを除去する
のに好適であり、特に、トレッドに対して損傷を引き起こすことなくモールドからトレッ
ドを除去するために必要な力を大きくすることができるフィーチャを有するようなトレッ
ドを除去するのに好適である。図示の実施形態では、型抜き器300は、ニップローラー
304のセットを回転可能に支持するフレーム302を含み、ニップローラー304は、
少なくとも部分的にモールド内にある成形物品に、たとえば、トレッドに係合することが
できるように適合される。フレーム302によって支持された第1のアクスル308に第
1のニップローラー306が装着され、それにより、第一のニップローラー306は、第
1のアクスル308の中心線310の周りをフレーム302に対して回転することができ
る。中心線310の周りのフレーム302に対する第1のニップローラー306の回転は
、第1のニップローラー306と第1のアクスル308との間の接触面および/または第
1のアクスル308とフレーム302との間の接触面において達成され得る。図示の実施
形態では、第1のニップローラー306は、第1のアクスル308に剛性接続されており
、それにより、第1のアクスル308とフレーム302との間の接触面で、両方の構成要
素が回転することができる。このようにすると、型抜きプロセスの間、フレーム302を
モールドに対して移動させることができる駆動力は、第1のニップローラーを介して成形
物品に印加される引張力または牽引力か、ならびに/あるいはモールドに係合する車輪3
12に第1のアクスル308を通じて印加される駆動力のいずれかによって、モールドに
沿ってフレームを引くことによって達成され得る。
第1のアクスル308は、フレーム302の両側を越えて延び、第1のアクスル308
の自由端部に回転可能に配設されたモールド係合機構(たとえば、車輪312)を含む。
図示の実施形態では、車輪312は両方とも、同じ直径を有しており、第1のアクスル3
08に対して自由に回転するように配設される。各車輪312は、車輪312の間にフレ
ーム302および第1のニップローラー306が配置されるように第1のアクスル308
上に配設されているが、他の構成を使用してもよい。代替実施形態では、たとえば、車輪
312を省略してもよく、あるいは、車輪を交換するために、第1のアクスル308の直
径は、その端部のような様々なセグメントにおいて大きくことができる。型抜き器300
がモールドに沿って動力供給される代替実施形態では、モールド係合機構の車輪312は
、モールドの長手方向長さに沿って形成されたラックギヤに係合してモールドに対してフ
レームを移動させる駆動力にトラクションを与えるピニオンギヤ(図示せず)と交換する
ことができる。そのような実施形態では、駆動機構の限定的ではない例示的な一例として
、ラックピニオン駆動について記載しているが、他の駆動機構を使用してもよい。
第2のニップローラー314は、摺動ブロック318を介してフレーム302に摺動可
能に接続された第2のアクスル316に装着される。摺動構成が図示されているが、フレ
ームに対してアームを回転させることによって第1のローラー306と第2のローラー3
14との間の距離を調整または変更することができるように、フレーム302に枢動可能
に接続されたアームに第2のニップローラー314を接続してもよい。さらに、ばねまた
は他の弾性エレメントは、2つのローラーを一緒に押すのに役立つ力を付与するように動
作することができ、それにより、ローラーの間にあるトレッドに印加される摘持力を増強
させることができる。図示の実施形態では、第2のニップローラー314は、第2のアク
スル316の中心線320の周りをフレーム302に対して回転し、フレーム302に対
する摺動ブロック318の運動によって、第1のニップローラー306に向かう方向また
は第1のニップローラー306から離れる方向に平行移動するように構成される。より詳
細には摺動ブロック318をフレーム302に対して移動させるときに、第1のローラー
306と第2のローラー314との間の距離Tを調整することができる。図示の実施形態
におけるそのような運動は、平行なフレームレール322の対を提供することによって達
成され、フレームレール322の対は、各摺動ブロック318の側面に形成された凹部3
24の中に摺動係合する。調整ねじ326または他の機構は、摺動ブロック318を、し
たがって、第2のニップローラー314をフレーム302に対して移動させることができ
、それにより、第2のニップローラー314と第1のニップローラー306との間で、様
々な厚さの対象物を十分に摘持するように距離Tを調整することができる。様々な厚さの
対象物の摘持することを可能にする1つの構成について本明細書では例示しているが、他
の構成を使用して、ニップローラー306と314との間の距離を等しく選択的に変動さ
せることができることを了解されたい。また、第2のニップローラー314は、本明細書
に記載するように、他の駆動機構に対する代替または補足として回転可能に駆動すること
ができる。
型抜き器300はまた、リードバー330の端部に回転可能に装着された任意選択の第
3の車輪328を含み、リードバー330の他方の端部332には、フレーム302に枢
動接続されている。第3の車輪328は、前述したように第1のアクスル308に接続し
た車輪312とともに、図5および図6の断面図により詳細に示すように、車輪312お
よび328の転がり面に対して型抜き器300の姿勢および配向を安定させる。さらに、
型抜き器300がモールド108の軸212(図2)に対して平行な経路に沿って進むこ
とを保証するために、任意選択の第3の車輪328をステアリング可能にする、または調
整可能にすることができる。
図5は、モールド108からのトレッド114の除去中に使用されるトレッド型抜き器3
00の前から見た断面図であり、図6は、横から見た断面図である。図5に示すように、
型抜き器300がモールドキャビティ206からトレッド114を除去するように動作し
ているときには、型抜き器300の車輪312は、モールド108のトラック216に載
っている。鋳バリ227(図3参照)がトレッド114に存在するときには、車輪312
は、有利には、存在し得る任意の鋳バリの下にモールド108と接触するように置かれる
。図6に最も良く示されているように、第3の車輪328は、型抜き器300に安定性を
提供すると同時に、モールド108に対するニップローラー306および314の所定の
配向を規定するために、トレッド114の頂部または内側表面224に載っている。
図示の実施形態にでは、ローラー314および306のニップは、ローラー314およ
び306のオフセットしたニップを通過するトレッドによって引き起こされる吊上力に加
えて、牽引力をトレッド114に印加するように構成することができる。力の合成は、図
6に示すように、方向Aの合成力として示すことができる。得られた合成力Aは、モール
ドキャビティ206に沿った方向Bに印加される軸力成分と、モールドキャビティ206
に垂直な方向Cに印加される垂直力成分を生じ得る。例示を目的として、垂直力成分は、
モールド108から離れるようにトレッド114を持ち上げるように動作することができ
、軸力成分は、トレッドを局所的に延伸するように動作することができ、したがって、ト
レッド114は、セグメント334にわたって少なくとも部分的に局部変形する。トレッ
ドを局所的に延伸するように動作する垂直力成分もまた存在する。
トレッド114のセグメント334は、依然としてモールド108内にあるトレッド1
14の一部分とは対照的な、タイヤトレッドの解放部分を含み、この解放部分は、ローラ
ー306および314のニップにはまだ達していない。セグメント334がこのように変
形することは、前述したように、モールド108からトレッド114をリリースするのを
さらに助けることができる。モールドキャビティ206からトレッド114を抜き取る適
切な角度(たとえば、図6に示すような、ベクトルAとベクトルBとの間の抜取り角度)
の選択は、軸力成分と垂直力成分との間の相対的な大きさに影響を及ぼすことがあり、こ
の選択は、トレッド114の厚さ、ラグ230(図3)の高さ、(存在する場合には)ト
レッドパターンの負のドラフト角部分の場所、配向およびサイズ、トレッド114の組成
および構造、ならびに他のファクタのような様々なファクタに依存し得る。抜取り角度は
、ニップローラーの所与の断面図の2つの中心点を接続する線であると見なすことができ
る傾きが提供されるトレッドに対するローラーの配向を含む、複数の動作パラメータによ
る影響を受け得、この傾きは、トレッドストリップに沿った型抜き器の運動方向に対する
垂直線から、進行方向または進んできた方向のいずれかに傾くように構成される。トレッ
ドストリップをリリースするとき、1つの実施形態では、トレッド114は、モールド1
08の1つの端部から手動でリリースされ、ニップローラー306と314との中間に供
給され、その後、ニップローラーは、そこで、トレッド114と係合し、本明細書に記載
する力が確立される。ローラーの間へのトレッドの供給は手動で達成することができる。
ローラーの傾きに応じて、第1のローラー306の断面図の円形セグメントに沿って時計
回りまたは反時計回りに、トレッドストリップを巻き付けることができ、それにより、ロ
ーラーとトレッドストリップとの間の所望の摩擦の保持力を大きくすることができる。モ
ールドに対する抜取り角度Aおよび角度Bは、直角な抜取り角度を含んで、(たとえば、
図6に示すような)鋭角から、(たとえば、ローラー306が抽出ポイントよりも出てい
る場合の)鈍角に及び得る。
次に図5を再び参照すると、各適用例の特定のパラメータに適するようにニップローラ
ー306と314との間のトラクションを調整することができる。了解され得るように、
トレッド114を前述したように延伸するローラーからの力の大きさは、トレッドとロー
ラーとの間の改善されたトラクションとともに増大し得る。この目的のために、一方のロ
ーラー上の様々な突出部がもう一方のローラーのスロットと協働するスプラインローラー
、あるいは、一方または両方のローラーの表面にランダムにまたはパターンにしたがって
配列された任意のタイプの小さいリッジまたは溝を含む刻み付きローラーのような、様々
なローラー構成を使用することができる。図示の実施形態では、下側のニップローラー3
06は、ダイヤモンドパターンで配列されたリッジ336を有するように刻みが付けられ
ている。リッジ336は、平滑なローラーによって提供されるグリップ力と比較すると、
トレッド114上のトレッドパターンのラグ230に対して改善されたグリップ力を提供
することができる。また、トレッド114の頂部または内側表面224に接触する上側の
ニップローラー314は、互いに対してかつ第2の中心線320に対して平行に延びるリ
ッジ338を有するように刻みが付けられている。
図5に示した型抜き器300の実施形態は、ニップローラー306および314の回転
に動力供給する駆動システム340をさらに含む。駆動システム340は、単一のモータ
342を用いてローラー306とローラー314の両方を駆動することが可能であるが、
2つ以上のモータを使用して、各ローラーに個別に動力供給してもよい。ローラー306
および314は、動力が供給されると、トレッド114を除去する間、モールド108に
沿って型抜き器を移動させるまたは引くように動作する。型抜き器300とモールド10
8(車輪312と328)との間の転がり接触のポイントは、図示の実施形態では自由ス
ピンしているが、代替実施形態で運動に動力供給するように構成され得る。代替として、
トレッドの除去は、ローラーをモールドに対して固定された関係で維持しながら、ニップ
ローラーをモールドに沿って長手方向に移動させることによって進めることができる。か
かる状況では、ニップローラーがオフセットしていることによって、ニップローラーがト
レッドに沿って進むにつれて、トレッドに吊上力が付与される。
例示した駆動システム340では、駆動モータ342の出力シャフト344は、駆動プ
ーリー346に接続されている。駆動プーリー346は、駆動プーリー346の回転を伝
達する駆動ベルト348を、第1のアクスルによって駆動されるプーリー350に係合す
る。第1のアクスルによって駆動されるプーリー350は、第1のアクスル308に接続
され、それにより、出力シャフト344の回転が第1のニップローラー306に伝達され
る。両方のローラーが駆動される実施形態では、第1のアクスル308は、伝動ベルト3
56によって、第2のアクスルによって駆動されるプーリー354に回転可能に接続され
た第2のローラー駆動プーリー352を含むことができる。このようにすると、出力シャ
フト344の回転は、第2のアクスル308と第1のアクスル316とに任意選択で伝達
され、それにより、第2のニップローラー306と第1のニップローラー314とは、実
質的に同じ角速度で回転することができる。もちろん、本明細書ではベルト駆動型システ
ムについて図示し、記載しているが、ニップローラーまたはモールドに関連付けられた係
合機構(たとえば、車輪312など)の運動の伝達または動力供給は、チェーン、ギヤ、
ギヤボックス、各ローラーを駆動するための個別のモータ、および他の知られているデバ
イスのような、任意の他の既知の運動伝達手段によって達成することができる。
ここまで説明したように、型抜き器300のニップローラー306および314に動力
供給して回転させるは、モールドからトレッドを解放しながら、トレッド114に沿って
型抜き器300を引くことができる。ニップローラーの少なくとも1つの回転を駆動する
ことによって、フレームおよびニップローラーをモールドの長手方向長さに沿って進めな
がら、トレッドがモールドから解放される。1つの実施形態では、モールド108からの
トレッド114の解放プロセスは、モールド108の1つの端部に隣接して型抜き器30
0を配置することによって開始することができる。トレッド114の一方の端部は、手動
で、または、モールド108とトレッド114との間に挿入されるツールを使用すること
によって、モールド108から解放することができる。次いで、タイヤトレッド114の
自由端部は、ローラー306および314のニップへと供給され、したがって、型抜き器
と係合することができる。その後、型抜き器300は、ニップローラー306および31
4に動力供給して回転させ始めることができ、それにより、モールド108に沿って型抜
き器300を引くことができる。型抜き器300は、モールド108に沿って進むにつれ
て、トレッド114の解放されたセクションが残り、その解放されたセクションは、モー
ルドキャビティ206上に単に置かれたままであり得る。解放されたトレッド114をモ
ールド108から除去するときには、(図1にも図示した)アーム358を使用して、モ
ールド108の頂部に着座した解放されたトレッド114をつかみ、それを除去すること
ができる。
図示のように、アーム358は、トレッド114の一方の端部に選択的に係合するよう
に構成されたクランプエレメント360を含む。モールド108からトレッド114をリ
リースした後、アーム358は、クランプエレメント360の間にトレッド114のその
一方の端部をクランプした状態で、モールド108に対して一方向に、あるいは、他の方
向に移動して、トレッド114を除去することができる。たとえば、図1に示したような
1つの実施形態では、トレッド114全体をモールド108から解放した後、アーム35
8は、型抜きプロセス中の型抜き器300の進行方向とは反対方向に移動することができ
る。代替実施形態では、アーム358は、型抜き器300の後に続くことがあり、以下に
記載するように、型抜き器300に接続してもよい。
図7に、本開示による型抜き器400の代替実施形態の側面図を部分断面図で示す。型
抜き器400の本体402は、第2のローラー406と第1のローラー408とを有する
ニップローラー404のセットを含む。型抜き器400は、前述したように、第1のモー
ルド108の側面上に形成されたリッジに沿って載った車輪410のセット(3つ示され
ている)をさらに含む。グラップルアーム412は、本体402に接続され、あるいは他
の場合には、本体402に関連付けられており、かつ、モールド108から最初に解放さ
れるトレッド114の端部を係合し、それを保持するように構成された2つのフィンガー
414を含む。この実施形態では、型抜き器400がモールド108からトレッド114
を解放するとき、グラップルアーム412は、トレッド114の端部を保持し、図7に示
すように、型抜き器が移動するにつれて、トレッド114の端部を、モールド108に沿
って右から左へと引く。このようにすると、モールド108からのトレッド114の解放
および除去は、型抜き器400がモールド108上を1度通過する単一動作で達成するこ
とができる。
前述の実施形態のように、型抜き器400は、ニップローラー404に動力供給して回
転させるように構成された構造を採用し、ニップローラー404は、モールド108から
簡単に除去するために、トレッド114のセグメントを延伸するように動作する。ローラ
ー404の間の距離、ならびにモールド108からトレッド114を解放するために印加
される除去力の印加角度は、特定のトレッドを解放するのに適するようを調整することが
できる。トレッドがモールドから除去された後、型抜き器400は、除去手順を開始した
モールドの側面の開始位置に戻ることができ、あるいは代替的には、除去が完了したモー
ルドの側面に残り、解放されたばかりのトレッドストリップをモールド108から除去す
るために逆方向に動くことができる。そのような構成における型抜き器の逆転は、ローラ
ーを回転させるために動作している1つまたは複数の原動機の回転を反転させることによ
って達成することができる。
図8に、型抜き器500のさらなる実施形態を示す。図示のように、型抜き器500の
動作は、型抜き器400と実質的に同様であるが、型抜き器500は、モールド108に
係合する車輪410を有するのでなく、ロボットアーム510に接続されている。図1に
関して前述したように、ロボットアーム510は、そこから所定の距離でモールド108
の長さを横断するように構成されており、それにより、トレッド114のストリップは、
型抜き器500とモールド108の金属表面との間に直接接触することなく容易に除去さ
れる。前述した型抜き器400の対応するエレメントおよびフィーチャと同一または類似
の型抜き器500の他のエレメントおよびフィーチャは、説明を簡単にするために、以前
使用したものと同じ参照番号で示す。
本明細書で引用される公報、特許出願および特許を含むすべての参照文献は、各参照文
献が参照により組み込まれるように個別かつ具体的に示され、その全体が本明細書に記載
されている場合と同程度に、参照として本明細書に組み込まれる。
本発明の記載におけるコンテキストにおける(特に以下特許請求の範囲のコンテキスト
における)「a(1つの)」および「an(1つの)」および「the(その)」という
用語ならびに同様の語の使用は、本明細書に別段の記載がない限り、または、コンテキス
トによって否定されていない限り、単数形および複数形を含むものと解釈すべきである。
「comprising(を備える)、having(を有する)」、「includi
ng(を含む)」および「containing(を含む)」という用語は、別段に記載
されていない限り、制限のない用語として解釈すべきである(すなわち、「includ
ing, but not limited to(を、限定はしないが、含む)」を意
味する)。本願明細書における値の範囲に関する記載は、本明細書に別段に規定されてい
ない限り、単に、範囲内に含まれる各別個の値を個別に参照する他短縮された方法として
役立つことを意図するものであり、各別個の値は、それが本明細書では個々に記載されて
いるかのように本明細書に組み込まれる。本明細書に記載されるすべての方法は、別段に
規定されていない限り、あるいは、コンテキストによって明らかに否定されない限り、任
意の好適な順序で実行することができる。本明細書に提供される任意のおよびすべての例
のまたは例示的な語(たとえば、「such as(のような)」使用は、単に、より良
く本発明を例示することを意図するものであり、特許請求されない限り、本発明の範囲を
限定するものではない。本明細書における語は、任意の特許請求されないエレメントを本
発明の実施に本質的な要素として示すとものとして解釈すべきではない。
本明細書には、本発明を実行するために発明者に知られる最良の形態を含む、本発明の
好ましい実施形態が記載されている。当業者には、上記記載を読むと、それらの好ましい
実施形態の変形形態が明らかになる。
発明者は、当業者が適宜にそのような変形形態を採用することを予想し、発明者は、本発
明が、特に本明細書に記載したものとは別に実施されることを予想している。したがって
、本発明は、適用法によって許可されるように、本明細書に添付された特許請求の範囲に
記載の主題のすべての修正および等価物を含む。さらに、そのすべての可能な変形形態に
おける上述のエレメントの任意の組合せは、本明細書で別段に規定されていない限り、ま
たは、コンテキストによって明らかに否定されない限り、本発明によって包含される。

Claims (20)

  1. タイヤトレッドの製造において使用されるタイヤトレッドプレスにおいて、
    モールドと、
    少なくとも部分的に前記モールド内にあるタイヤトレッドと、
    係合機構を含む型抜き器と、を備え、
    前記係合機構は、
    前記型抜き器が前記モールドの長手方向長さに沿って長手方向に移動するときに、前記タイヤトレッドの一部を保持し、前記タイヤトレッドに牽引力を付与すると共に、
    前記型抜き器が前記タイヤトレッドに沿って移動するときに、前記タイヤトレッドが前記モールドから分離するように、前記モールドに対して移動するタイヤトレッドプレス。
  2. 前記係合機構を含む前記型抜き器は、
    フレームと、
    前記フレームに回転可能に関連付けられた第1のローラーと、
    前記第1のローラーに関連付けられ、それに回転運動を付与するように構成された駆動機構と、を備え、
    前記第1のローラーは、前記タイヤトレッドの前記一部を保持するように構成され、前記第1のローラーの前記回転運動は、前記タイヤトレッドに前記牽引力を付与する、請求項1に記載のタイヤトレッドプレス。
  3. 前記型抜き器に関連付けられ、前記型抜き器と前記モールドとの間の長手方向移動を誘導するモールド係合機構を更に備える、請求項1に記載のタイヤトレッドプレス。
  4. 前記モールド係合機構は、少なくとも3つの係合車輪を更に備え、
    前記少なくとも3つの係合車輪は、前記モールドの少なくとも1つの表面及び前記タイヤトレッドの少なくともの1つの表面に係合するように適合されている、請求項3に記載のタイヤトレッドプレス。
  5. 前記フレームに回転可能に関連付けられた第2のローラーを更に備え、
    前記第2のローラーは、前記タイヤトレッドの前記一部が前記第1のローラーと前記第2のローラーとの間に位置することが可能なように、前記第1のローラーから離間して、移動可能に設けられている、請求項2に記載のタイヤトレッドプレス。
  6. 前記第1のローラーと前記第2のローラーとの間の距離は調整可能である、請求項5に記載のタイヤトレッドプレス。
  7. 前記第1のローラーは、外面に形成された、前記タイヤトレッドの前記一部を保持するリッジ又は溝を含む、請求項2に記載のタイヤトレッドプレス。
  8. 前記駆動機構は、第2のローラーが前記タイヤトレッドを保持し、前記牽引力の少なくとも一部をそれに付与するように、前記第2のローラーと操作可能に連結され、前記第2のローラーに回転運動を付与する、請求項2に記載のタイヤトレッドプレス。
  9. タイヤトレッドを製造することが可能な製造アセンブリにおいて、
    成形プレスと、
    前記成形プレス内に配設されたモールド装置であって、前記モールド装置が、成形キャビティを有するモールドと前記成形キャビティに対向した関係で配設されたプラテンとを含み、前記モールド装置が、タイヤトレッドの成形において前記成形キャビティ内にトレッドプリフォームを保持することが可能であるように構成され、前記プラテンと前記モールドとが、それらの間に開口部を提供するように分離可能である、モールド装置と、
    係合機構を含む型抜き器であって、前記係合機構は、前記タイヤトレッドの少なくとも一部が前記成形キャビティ内に残っている間は、前記タイヤトレッドの一部を保持し、前記型抜き器が前記モールドの長手方向長さに沿って長手方向に移動するときは、前記タイヤトレッドに牽引力を付与する、前記型抜き器と、を備え、
    前記係合機構は、前記型抜き器が前記タイヤトレッドに沿って移動するときに、前記タイヤトレッドが前記モールドから分離するように、前記モールドに対して移動する、製造アセンブリ。
  10. 前記型抜き器は、前記モールドから最初に解放される前記タイヤトレッドの端部を係合及び保持するように構成されたクランプエレメントを含むグラップルアーム、を更に含む、請求項9に記載の製造アセンブリ。
  11. 前記グラップルアームは、前記係合機構から分離している、請求項10に記載の製造アセンブリ。
  12. 前記グラップルアームは、前記タイヤトレッドに沿う前記型抜き器の進行方向とは反対方向に移動可能に構成されている、請求項11に記載の製造アセンブリ。
  13. 前記グラップルアームは、前記係合機構と関連付けられている、請求項10に記載の製造アセンブリ。
  14. 前記グラップルアームは、前記タイヤトレッドに沿う前記型抜き器の進行方向と同じ方向に移動可能に構成されている、請求項13に記載の製造アセンブリ。
  15. 前記型抜き器は、
    フレームと、
    前記フレームに回転可能に関連付けられた第1のローラーと、
    前記第1のローラーに関連付けられ、それに回転運動を付与するように構成された駆動機構と、を更に備え、
    前記第1のローラーは、前記タイヤトレッドの前記一部を保持するように構成され、前記第1のローラーの前記回転運動は、前記タイヤトレッドに前記牽引力を付与する、請求項9に記載の製造アセンブリ。
  16. 前記フレームに回転可能に関連付けられた第2のローラーを更に備え、
    前記第2のローラーは、前記タイヤトレッドの前記一部が前記第1のローラーと前記第2のローラーとの間に位置することが可能なように、前記第1のローラーから離間して、移動可能に設けられている、請求項15に記載の製造アセンブリ。
  17. タイヤトレッドを製造する方法において、
    モールドを提供することと、
    前記モールド内にタイヤトレッドを形成することと、
    係合機構を含む型抜き器を提供することと、
    前記係合機構が前記モールドに対して移動するように、前記モールド上に前記型抜き器を配置することと、
    前記係合機構において前記タイヤトレッドの一部を保持させることと、
    前記モールドの長手方向長さに沿って前記型抜き器を移動し、この移動が、前記型抜き器が前記タイヤトレッドに沿って移動するときに前記タイヤトレッドが前記モールドから分離するように、前記タイヤトレッドに牽引力を付与することと、を含む、タイヤトレッドを製造する方法。
  18. グラップルアームのクランプエレメントの間で、前記タイヤトレッドの解放部分の端部を係合すること、を更に含む、請求項17に記載の方法。
  19. 前記グラップルアームをフレームの移動方向とは反対方向に移動すること、を更に含む、請求項18に記載の方法。
  20. 前記グラップルアームをフレームの移動方向と同じ方向に移動すること、を更に含む、請求項18に記載の方法。
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