JP6195618B2 - 新規ランチペプチド - Google Patents
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Description
・水素
・1〜20個の炭素原子を含むアルキル(前記アルキルは、直鎖、分枝鎖、環状またはこれらの組み合わせである);
・2〜20個の炭素原子を含むアルケニル(前記アルケニルは、直鎖、分枝鎖、環状またはこれらの組み合わせである);
・2〜20個の炭素原子を含むアルキニル(前記アルキニルは、直鎖、分枝鎖、環状またはこれらの組み合わせである);
・独立して、ハロ、シアノ、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルキル、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルコキシ、フェニル、フェニル−1〜4個の炭素原子を含む低級アルキル、フェノキシ、フェノキシ−1〜4個の炭素原子を含む低級アルキルから選択される1個または2個の置換基によって場合により置換され、フェニル基およびフェニル低級アルキルのフェニル部分、フェノキシ基およびフェノキシ−低級アルキル基が、ハロ、シアノ、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルキルおよび1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルコキシから選択される1個または2個の置換基によって場合により置換された、3〜8個の炭素原子を含むシクロアルキル、
・独立して、ハロ、シアノ、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルキル、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルコキシ、フェニル、フェニル−1〜4個の炭素原子を含む低級アルキル、フェノキシ、フェノキシ−1〜4個の炭素原子を含む低級アルキルから選択される1個または2個の置換基によって場合により置換され、フェニル基およびフェニル低級アルキルのフェニル部分、フェノキシ基およびフェノキシ−低級アルキル基は、ハロ、シアノ、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルキルおよび1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルコキシから選択される1個または2個の置換基によって場合により置換された、フェニルラジカル、
・独立して、ハロ、シアノ、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルキル、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルコキシ、フェニル、フェニル−1〜4個の炭素原子を含む低級アルキル、フェノキシ、フェノキシ−1〜4個の炭素原子を含む低級アルキルから独立して選択される1個または2個の置換基によってフェニル環上で場合により置換され、フェニル基およびフェニル低級アルキルのフェニル部分、フェノキシ基およびフェノキシ−低級アルキル基が、ハロ、シアノ、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルキルおよび1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルコキシから選択される1個または2個の置換基によって場合により置換された、ベンジルラジカル、
・ハロ、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルキルおよび1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルコキシから選択される1個または2個の置換基によって場合により置換されたナフチルラジカル、
・式
−(CH2)nOR8
の基〔式中、nは、2〜8の整数をあらわし、R8は、
※水素または
※(C1〜C4)アルキル、または
※独立して、ハロ、シアノ、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルキル、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルコキシ、フェニル、フェニル−1〜4個の炭素原子を含む低級アルキル、フェノキシ、フェノキシ−1〜4個の炭素原子を含む低級アルキルから選択される1個または2個の置換基によって場合により置換され、フェニル基およびフェニル低級アルキルのフェニル部分、フェノキシ基およびフェノキシ−低級アルキル基は、ハロ、シアノ、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルキルおよび1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルコキシから選択される1個または2個の置換基によって場合により置換された、3〜8個の炭素原子を含むシクロアルキル、
※独立して、ハロ、シアノ、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルキル、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルコキシ、フェニル、フェニル−1〜4個の炭素原子を含む低級アルキル、フェノキシ、フェノキシ−1〜4個の炭素原子を含む低級アルキルから選択される1個または2個の置換基によって場合により置換され、フェニル基およびフェニル低級アルキルのフェニル部分、フェノキシ基およびフェノキシ−低級アルキル基は、ハロ、シアノ、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルキルおよび1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルコキシから選択される1個または2個の置換基によって場合により置換された、フェニルラジカル
をあらわす〕
・式
−(CH2)nNR9R10
の基〔式中、nは、2〜8の整数をあらわし、R9および/またはR10は、独立して、
※水素または
※(C1〜C4)アルキル、または
※独立して、ハロ、シアノ、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルキル、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルコキシ、フェニル、フェニル−1〜4個の炭素原子を含む低級アルキル、フェノキシ、フェノキシ−1〜4個の炭素原子を含む低級アルキルから選択される1個または2個の置換基によって場合により置換され、フェニル基およびフェニル低級アルキルのフェニル部分、フェノキシ基およびフェノキシ−低級アルキル基は、ハロ、シアノ、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルキルおよび1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルコキシから選択される1個または2個の置換基によって場合により置換された、3〜8個の炭素原子を含むシクロアルキル、
※独立して、ハロ、シアノ、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルキル、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルコキシ、フェニル、フェニル−1〜4個の炭素原子を含む低級アルキル、フェノキシ、フェノキシ−1〜4個の炭素原子を含む低級アルキルから選択される1個または2個の置換基によって場合により置換され、フェニル基およびフェニル低級アルキルのフェニル部分、フェノキシ基およびフェノキシ−低級アルキル基は、ハロ、シアノ、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルキルおよび1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルコキシから選択される1個または2個の置換基によって場合により置換された、フェニルラジカル、
※独立して、ハロ、シアノ、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルキル、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルコキシ、フェニル、フェニル−1〜4個の炭素原子を含む低級アルキル、フェノキシ、フェノキシ−1〜4個の炭素原子を含む低級アルキルから独立して選択される1個または2個の置換基によってフェニル環上で場合により置換され、フェニル基およびフェニル低級アルキルのフェニル部分、フェノキシ基およびフェノキシ−低級アルキル基が、ハロ、シアノ、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルキルおよび1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルコキシから選択される1個または2個の置換基によって場合により置換された、ベンジルラジカル
をあらわし、
※R9とR10とを合わせ、−(CH2)3、−(CH2)4−、−(CH2)2−O−(CH2)2、−(CH2)2−S−(CH2)2をあらわすか、または
※R9およびR10は、隣接する窒素原子と合わせて、(C1〜C4)アルキル、(C3〜C8)シクロアルキル、ピリジル、ベンジルおよび置換ベンジルから選択される置換基で、4位で置換されていてもよいピペラジン部分をあらわし、フェニル部分は、クロロ、ブロモ、ニトロ、(C1〜C4)アルキルおよび(C1〜C4)アルコキシから選択される1個または2個の置換基を有する〕
をあらわす。
・水素、
・1〜20個の炭素原子を含むアルキル(前記アルキルは、直鎖、分枝鎖、環状またはこれらの組み合わせである);
・2〜20個の炭素原子を含むアルケニル(前記アルケニルは、直鎖、分枝鎖、環状またはこれらの組み合わせである);
・2〜20個の炭素原子を含むアルキニル(前記アルキニルは、直鎖、分枝鎖、環状またはこれらの組み合わせである);
・独立して、ハロ、シアノ、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルキル、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルコキシ、フェニル、フェニル−1〜4個の炭素原子を含む低級アルキル、フェノキシ、フェノキシ−1〜4個の炭素原子を含む低級アルキルから選択される1個または2個の置換基によって場合により置換され、フェニル基およびフェニル低級アルキルのフェニル部分、フェノキシ基およびフェノキシ−低級アルキル基が、ハロ、シアノ、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルキルおよび1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルコキシから選択される1個または2個の置換基によって場合により置換された、3〜8個の炭素原子を含むシクロアルキル;
・独立して、ハロ、シアノ、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルキル、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルコキシ、フェニル、フェニル−1〜4個の炭素原子を含む低級アルキル、フェノキシ、フェノキシ−1〜4個の炭素原子を含む低級アルキルから選択される1個または2個の置換基によって場合により置換され、フェニル基およびフェニル低級アルキルのフェニル部分、フェノキシ基およびフェノキシ−低級アルキル基は、ハロ、シアノ、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルキルおよび1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルコキシから選択される1個または2個の置換基によって場合により置換された、フェニルラジカル、
・独立して、ハロ、シアノ、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルキル、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルコキシ、フェニル、フェニル−1〜4個の炭素原子を含む低級アルキル、フェノキシ、フェノキシ−1〜4個の炭素原子を含む低級アルキルから独立して選択される1個または2個の置換基によってフェニル環上で場合により置換され、フェニル基およびフェニル低級アルキルのフェニル部分、フェノキシ基およびフェノキシ−低級アルキル基が、ハロ、シアノ、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルキルおよび1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルコキシから選択される1個または2個の置換基によって場合により置換された、ベンジルラジカル、
・ハロ、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルキルおよび1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルコキシから選択される1個または2個の置換基によって場合により置換されたナフチルラジカル、
・式
−(CH2)nOR8
の基〔式中、nは、2〜8の整数をあらわし、R8は、
※水素または
※(C1〜C4)アルキル、または
※独立して、ハロ、シアノ、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルキル、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルコキシ、フェニル、フェニル−1〜4個の炭素原子を含む低級アルキル、フェノキシ、フェノキシ−1〜4個の炭素原子を含む低級アルキルから選択される1個または2個の置換基によって場合により置換され、フェニル基およびフェニル低級アルキルのフェニル部分、フェノキシ基およびフェノキシ−低級アルキル基は、ハロ、シアノ、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルキルおよび1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルコキシから選択される1個または2個の置換基によって場合により置換された、3〜8個の炭素原子を含むシクロアルキル、
※独立して、ハロ、シアノ、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルキル、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルコキシ、フェニル、フェニル−1〜4個の炭素原子を含む低級アルキル、フェノキシ、フェノキシ−1〜4個の炭素原子を含む低級アルキルから選択される1個または2個の置換基によって場合により置換され、フェニル基およびフェニル低級アルキルのフェニル部分、フェノキシ基およびフェノキシ−低級アルキル基は、ハロ、シアノ、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルキルおよび1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルコキシから選択される1個または2個の置換基によって場合により置換された、フェニルラジカル
をあらわす〕
・式
−(CH2)nNR9R10
の基〔式中、nは、2〜8の整数をあらわし、R9および/またはR10は、独立して、
※水素または
※(C1〜C4)アルキル、または
※独立して、ハロ、シアノ、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルキル、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルコキシ、フェニル、フェニル−1〜4個の炭素原子を含む低級アルキル、フェノキシ、フェノキシ−1〜4個の炭素原子を含む低級アルキルから選択される1個または2個の置換基によって場合により置換され、フェニル基およびフェニル低級アルキルのフェニル部分、フェノキシ基およびフェノキシ−低級アルキル基は、ハロ、シアノ、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルキルおよび1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルコキシから選択される1個または2個の置換基によって場合により置換された、3〜8個の炭素原子を含むシクロアルキル、
※独立して、ハロ、シアノ、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルキル、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルコキシ、フェニル、フェニル−1〜4個の炭素原子を含む低級アルキル、フェノキシ、フェノキシ−1〜4個の炭素原子を含む低級アルキルから選択される1個または2個の置換基によって場合により置換され、フェニル基およびフェニル低級アルキルのフェニル部分、フェノキシ基およびフェノキシ−低級アルキル基は、ハロ、シアノ、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルキルおよび1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルコキシから選択される1個または2個の置換基によって場合により置換された、フェニルラジカル、
※独立して、ハロ、シアノ、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルキル、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルコキシ、フェニル、フェニル−1〜4個の炭素原子を含む低級アルキル、フェノキシ、フェノキシ−1〜4個の炭素原子を含む低級アルキルから独立して選択される1個または2個の置換基によってフェニル環上で場合により置換され、フェニル基およびフェニル低級アルキルのフェニル部分、フェノキシ基およびフェノキシ−低級アルキル基が、ハロ、シアノ、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルキルおよび1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルコキシから選択される1個または2個の置換基によって場合により置換された、ベンジルラジカル
をあらわし、
※R9とR10とを合わせ、−(CH2)3、−(CH2)4−、−(CH2)2−O−(CH2)2、−(CH2)2−S−(CH2)2をあらわすか、または
※R9およびR10は、隣接する窒素原子と合わせて、(C1〜C4)アルキル、(C3〜C8)シクロアルキル、ピリジル、ベンジルおよび置換ベンジルから選択される置換基で、4位で置換されていてもよいピペラジン部分をあらわし、フェニル部分は、クロロ、ブロモ、ニトロ、(C1〜C4)アルキルおよび(C1〜C4)アルコキシから選択される1個または2個の置換基を有する〕
をあらわし;
・R11またはR12が水素である場合、R12またはR11は、−CO−R13であり、R13は、
○NH2、
○1〜20個の炭素原子を含むアルキル(前記アルキルは、直鎖、分枝鎖、環状またはこれらの組み合わせである);
○2〜20個の炭素原子を含むアルケニル(前記アルケニルは、直鎖、分枝鎖、環状またはこれらの組み合わせである);
○2〜20個の炭素原子を含むアルキニル(前記アルキニルは、直鎖、分枝鎖、環状またはこれらの組み合わせである);
○独立して、ハロ、シアノ、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルキル、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルコキシ、フェニル、フェニル−1〜4個の炭素原子を含む低級アルキル、フェノキシ、フェノキシ−1〜4個の炭素原子を含む低級アルキルから選択される1個または2個の置換基によって場合により置換され、フェニル基およびフェニル低級アルキルのフェニル部分、フェノキシ基およびフェノキシ−低級アルキル基は、ハロ、シアノ、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルキルおよび1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルコキシから選択される1個または2個の置換基によって場合により置換された、3〜8個の炭素原子を含むシクロアルキル;
○独立して、ハロ、シアノ、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルキル、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルコキシ、フェニル、フェニル−1〜4個の炭素原子を含む低級アルキル、フェノキシ、フェノキシ−1〜4個の炭素原子を含む低級アルキルから選択される1個または2個の置換基によって場合により置換され、フェニル基およびフェニル低級アルキルのフェニル部分、フェノキシ基およびフェノキシ−低級アルキル基は、ハロ、シアノ、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルキルおよび1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルコキシから選択される1個または2個の置換基によって場合により置換された、フェニルラジカル、
○独立して、ハロ、シアノ、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルキル、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルコキシ、フェニル、フェニル−1〜4個の炭素原子を含む低級アルキル、フェノキシ、フェノキシ−1〜4個の炭素原子を含む低級アルキルから独立して選択される1個または2個の置換基によってフェニル環上で場合により置換され、フェニル基およびフェニル低級アルキルのフェニル部分、フェノキシ基およびフェノキシ−低級アルキル基が、ハロ、シアノ、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルキルおよび1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルコキシから選択される1個または2個の置換基によって場合により置換された、ベンジルラジカル、
○ハロ、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルキルおよび1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルコキシから選択される1個または2個の置換基によって場合により置換されたナフチルラジカル、
○式
−(CH2)nOR8
の基〔式中、nは、2〜8の整数をあらわし、R8は、
※水素または
※(C1〜C4)アルキル、または
※独立して、ハロ、シアノ、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルキル、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルコキシ、フェニル、フェニル−1〜4個の炭素原子を含む低級アルキル、フェノキシ、フェノキシ−1〜4個の炭素原子を含む低級アルキルから選択される1個または2個の置換基によって場合により置換され、フェニル基およびフェニル低級アルキルのフェニル部分、フェノキシ基およびフェノキシ−低級アルキル基は、ハロ、シアノ、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルキルおよび1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルコキシから選択される1個または2個の置換基によって場合により置換された、3〜8個の炭素原子を含むシクロアルキル、
※独立して、ハロ、シアノ、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルキル、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルコキシ、フェニル、フェニル−1〜4個の炭素原子を含む低級アルキル、フェノキシ、フェノキシ−1〜4個の炭素原子を含む低級アルキルから選択される1個または2個の置換基によって場合により置換され、フェニル基およびフェニル低級アルキルのフェニル部分、フェノキシ基およびフェノキシ−低級アルキル基は、ハロ、シアノ、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルキルおよび1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルコキシから選択される1個または2個の置換基によって場合により置換された、フェニルラジカル
をあらわす〕、
○式
−(CH2)nNR9R10
の基〔式中、nは、2〜8の整数をあらわし、R9および/またはR10は、独立して、
※水素または
※(C1〜C4)アルキル、または
※独立して、ハロ、シアノ、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルキル、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルコキシ、フェニル、フェニル−1〜4個の炭素原子を含む低級アルキル、フェノキシ、フェノキシ−1〜4個の炭素原子を含む低級アルキルから選択される1個または2個の置換基によって場合により置換され、フェニル基およびフェニル低級アルキルのフェニル部分、フェノキシ基およびフェノキシ−低級アルキル基は、ハロ、シアノ、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルキルおよび1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルコキシから選択される1個または2個の置換基によって場合により置換された、3〜8個の炭素原子を含むシクロアルキル、
※独立して、ハロ、シアノ、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルキル、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルコキシ、フェニル、フェニル−1〜4個の炭素原子を含む低級アルキル、フェノキシ、フェノキシ−1〜4個の炭素原子を含む低級アルキルから選択される1個または2個の置換基によって場合により置換され、フェニル基およびフェニル低級アルキルのフェニル部分、フェノキシ基およびフェノキシ−低級アルキル基は、ハロ、シアノ、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルキルおよび1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルコキシから選択される1個または2個の置換基によって場合により置換された、フェニルラジカル、
※独立して、ハロ、シアノ、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルキル、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルコキシ、フェニル、フェニル−1〜4個の炭素原子を含む低級アルキル、フェノキシ、フェノキシ−1〜4個の炭素原子を含む低級アルキルから独立して選択される1個または2個の置換基によってフェニル環上で場合により置換され、フェニル基およびフェニル低級アルキルのフェニル部分、フェノキシ基およびフェノキシ−低級アルキル基が、ハロ、シアノ、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルキルおよび1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルコキシから選択される1個または2個の置換基によって場合により置換された、ベンジルラジカル
をあらわし、
※R9とR10とを合わせ、−(CH2)3、−(CH2)4−、−(CH2)2−O−(CH2)2、−(CH2)2−S−(CH2)2をあらわすか、または
※R9およびR10は、隣接する窒素原子と合わせて、(C1〜C4)アルキル、(C3〜C8)シクロアルキル、ピリジル、ベンジルおよび置換ベンジルから選択される置換基で、4位で置換されていてもよいピペラジン部分をあらわし、フェニル部分は、クロロ、ブロモ、ニトロ、(C1〜C4)アルキルおよび(C1〜C4)アルコキシから選択される1個または2個の置換基を有する〕
をあらわす。
GTGCAGGAGA TCCTGGAGCT GCAGGAGCTG CCGTCGGCCT CGGCCACGGA GGACATGCCG CTGGTCAGCA CGCTCAGCGT CAGCTCGCCG TGCCCCGGCT GGCCGAGCTC CTTCACCTGG TCGAACTGCT GA
であり、Actinoplanes sp.DSM 24059から単離されるような遺伝子112−labAをあらわす。
VQEILELQELPSASATEDMPL VSTLSVSSPCPGWPSSFTWSNC
で与えられる。
Val Xaa Xaa Leu Xaa Val Ser Ser Pro Xaa Pro Gly Trp Pro Xaa Xaa Phe Xaa Trp Ser Asn Xaa
で与えられ、ここで、2位にあるアミノ酸(例えば、Xaaとして示される)は、炭素環が翻訳後修飾されたアミノ酸ラビオニン(Lab)に属するN末端残基であり、3位のアミノ酸は、デヒドロブチリン(Dhb)であり、5位のアミノ酸は、炭素環が翻訳後修飾されたアミノ酸ラビオニン(Lab)に属する中央残基であり、10位に属するアミノ酸は、炭素環が翻訳後修飾されたアミノ酸ラビオニン(Lab)に属するC末端残基であり、15位のアミノ酸は、炭素環が翻訳後修飾されたアミノ酸メチルラビオニン(Me−Lab)に属するN末端残基であり、16位のアミノ酸は、デヒドロアラニン(Dha)であり、18位のアミノ酸は、炭素環が翻訳後修飾されたアミノ酸メチルラビオニン(Me−Lab)に属する中央残基であり、22位のアミノ酸は、炭素環が翻訳後修飾されたアミノ酸メチルラビオニン(Me−Lab)に属するC末端残基である。
Val Xaa Xaa Leu Xaa Val Ser Ser Pro Xaa Pro Gly Trp Pro Xaa Ser Phe Xaa Trp Xaa Asn Xaa
で与えられ、ここで、2位にあるアミノ酸(例えば、Xaaとして示される)は、炭素環が翻訳後修飾されたアミノ酸ラビオニン(Lab)に属するN末端残基であり、3位のアミノ酸は、デヒドロブチリン(Dhb)であり、5位のアミノ酸は、炭素環が翻訳後修飾されたアミノ酸ラビオニン(Lab)に属する中央残基であり、10位に属するアミノ酸は、炭素環が翻訳後修飾されたアミノ酸ラビオニン(Lab)に属するC末端残基であり、15位のアミノ酸は、炭素環が翻訳後修飾されたアミノ酸メチルラビオニン(Me−Lab)に属するN末端残基であり、18位のアミノ酸は、炭素環が翻訳後修飾されたアミノ酸メチルラビオニン(Me−Lab)に属する中央残基であり、20位のアミノ酸は、デヒドロアラニン(Dha)であり、22位のアミノ酸は、炭素環が翻訳後修飾されたアミノ酸メチルラビオニン(Me−Lab)に属するC末端残基である。
式(I)の化合物の製造は、これを産生することが可能なActinoplanes sp.株(すなわち、Actinoplanes sp.DSM24059、または式(I)の化合物を産生する能力を維持するその改変体または変異体)を培養し、培養ブロス全体および/または分離した菌糸体および/または濾過した発酵ブロスから得られるランチペプチドを単離し、単離したランチペプチドをクロマトグラフィー手段によって精製することによって達成される。
Actinoplanes sp.DSM24059株の16rRNA遺伝子(16S rDNA)、すなわち、1419ヌクレオチドの部分的な配列は、配列番号5で報告される。この配列を、公的なデータベースに寄託された配列と比較し、種々のActinoplanes株の16S rRNA遺伝子配列に関連することがわかっている。関連している場合であっても、この配列は、明確に公的データベースに寄託された配列とは異なる。
1 GCGGCGTGCT TAACACATGC AAGTCGAGCG GAAAGGCCCT TCGGGGTACT
51 CGAGCGGCKA ACGGGTGAGT AACACGTGAG AAACCTGCCC TGGACTTTGG
101 GATAACCCTC GGAAACGGGG GCTAATACCG AATACGACTT ACCCTCGCAT
151 GGGGGTTGGT GGAAAGTTTT TCGGTCTGGG ATGGTCTCGC GGCCTATCAG
201 CTTGTTGGTG GGGTAATGGC CTACCAAGGC GACGACGGGT AGCCGGCCTG
251 ANAGGGCGAC CGGCCACACT GGGACTGAGA CACGGCCCAG ACTCCTACGG
301 GAGGCAGCAG TGGGGAATAT TGCACAATGG GCGGAAGCCT GATGCAGCGA
351 CGCCGCGTGA GGGATGACGG CCTTCGGGTT GTAAACCTCT TTCAGCAGGG
401 ACGAAGCGCA AGTGACGGTA CCTGCAGAAG AAGCGCCGGC CAACTACGTG
451 CCAGCAGCCG CGGTAAGACG TAGGGCGCGA GCGTTGTCCG GATTTATTGG
501 GCGTAAAGAG CTCGTAGGCG GCTTGTCGCG TCGACTGTGA AAACCCGCGG
551 CTCAACCGCG GGCCTGCAGT CGATACGGGC AGGCTAGAGT TCGGTAGGGG
601 AGACTGGAAT TCCTGGTGTA GCGGTGAAAT GCGCAGATAT CAGGAGGAAC
651 ACCGATGGCG AAGGCAGGTC TCTGGGCCGA TACTGACGCT GAGGAGCGAA
701 AGCGTGGGGA GCGAACAGGA TTAGATACCC TGGTAGTCCA CGCTGTAAAC
751 GTTGGGCGCT AGGTGTGGGG GACCTCTCCG GTTCTCTGTG CCGCAGCTAA
801 CGCATTAAGC GCCCCGCCTG GGGAGTACGG CCGCAAGGCT AAAACTCAAA
851 GGAATTGACG GGGGCCCGCA CAAGCGGCGG AGCATGCGGA TTAATTCGAT
901 GCAACGCGAA GAACCTTACC TGGGTTTGAC ATCGCCGGAA AACTCGCAGA
951 GATGCGGGGT CCTTCGGGGC CGGTGACAGG TGGTGCATGG CTGTCGTCAG
1001 CTCGTGTCGT GAGATGTTGG GTTAAGTCCC GCAACGAGCG CAACCCTCGT
1051 TCGATGTTGC CAGCGCGTTA TGGCGGGGAC TCATCGAAGA CTGCCGGGTC
1101 AACTCGGAGG AAGGTGGGGA TGACGTCAAG TCATCATGCC CCTTATGTCC
1151 AGGGCTTCAC GCATGCTACA ATGGCCGGTA CAAAGGGCTG CGATACCGTG
1201 AGGTGGAGCG AATCCCAAAA AGCCGGTCTC AGTTCGGATC GGGGTCTGCA
1251 ACTCGACCCC GTGAAGTCGG AGTCGCTAGT AATCGCAGAT CAGCAACGCT
1301 GCGGTGAATA CGTTCCCGGG CCTTGTACAC ACCGCCCGTC ACGTCACGAA
1351 AGTCGGCAAC ACCCGAAGCC GGTGGCCTAA CCCGTAAAGG GAGGGAGCCG
1401 TCGAAGGTGG GGCTGGCGA
Actinoplanes sp.DSM24059のドラフト遺伝子配列は、454技術によって得られる。合計190.000の配列を作成し、1900のアセンブリしたコンティグに74.1Mbの配列を得る。Blast分析(http://blast.ncbi.nlm.nih.gov/Blast.cgi)を使用し、式(I)の化合物の部分的なアミノ酸配列を用いてNAI−112の前駆体ペプチドをコードする遺伝子を特定し、112−labA遺伝子を特定し、この遺伝子は、前駆体ペプチドにラビオニンアミノ酸残基を組み込むのに必要なLabKC改変酵素をコードする遺伝子によって切断される。配列番号1によって定義されるような112−labAのDNA配列(すなわち、132ヌクレオチド)は、16位のXがDhaであり、20位のYがSerであり、Z1およびZ2がSであり、R1が、式(II)の6−デオキシヘキソースであり、R2がHであり、R4がOHであり、R3がNH2であり、R5がNR11R12(R11およびR12がHである一般式(I)の化合物(NAI−112a)または16位のXがSerであり、20位のYがDhaであり、Z1およびZ2がSであり、R1が、式(II)の6−デオキシヘキソースであり、R2がHであり、R4がOHであり、R3がNH2であり、R5がNR11R12(R11およびR12がHである一般式(I)の化合物(NAI−112b)を産生するために、Actinoplanes sp.DSM 24059によって使用されるような配列番号2によって定義されるような前駆体ペプチド112−LabAをコードする。
GTGCAGGAGA TCCTGGAGCT GCAGGAGCTG CCGTCGGCCT1 CGGCCACGGA GGACATGCCG
61 CTGGTCAGCA CGCTCAGCGT CAGCTCGCCG TGCCCCGGCT GGCCGAGCTC CTTCACCTGG
121 TCGAACTGCT GA
VQEILELQELPSASATEDMPL VSTLSVSSPCPGWPSSFTWSNC
式(I)の化合物は、菌糸体と、発酵ブロスを濾過したフラクションの両方にほぼ均等に分布していることがわかっている。培養物を処理し、透明ブロスから菌糸体を分離してもよく、菌糸体を水混和性溶媒で抽出し、使用した菌糸体を除去した後に式(I)の化合物を含む溶液を得てもよい。
(NAI−112a/NAI−112bの調製)
(Actinoplanes sp.DSM24059の発酵方法)
Actinoplanes sp.DSM24059をS1プレートに28℃、2〜3週間維持する。S1は、オートミール60、寒天18、FeSO4×7H2O 0.001、MnCl2×4H2O 0.001、ZnSO4×7H2O 0.001で構成される(g/L)。固体オートミールを適切な容積の蒸留水に懸濁させ、20分沸騰させ、チーズクロスによって濾過する。残りの要素を加え、蒸留水を用いて所定容積にして、pHを7.2に調節した後、121℃で20分間滅菌する。1個のS1プレートの微生物内容物を、デキストロース一水和物10、トウモロコシデキストリン24、酵母抽出物5、大豆ペプトン5(g/L)で構成される種培地100mLを含有する500mLエレンマイヤーフラスコに擦りつけ、接種する。培地を蒸留水で調製し、pHを7.2に調節した後、121℃で20分間滅菌する。接種したフラスコを、200rpmで操作する回転シェーカーで、28℃で成長させる。2〜3日後、5%のこの培養物を、同じ発酵培地を含む第2の一連のフラスコに接種する。48時間インキュベートした後、750mLを、デキストロース一水和物10、マルトース10、酵母抽出物2、大豆ミール8および炭酸カルシウム4(g/L)で構成される15Lの産生培地を含む19.5mLバイオリアクターに移す。培地を蒸留水で調製し、pHを7.3に調節した後、121℃で25分間滅菌する。デキストロース一水和物を別個に滅菌し、発酵機を冷却した後に加える。600rpmで攪拌しつつ、発酵を30℃、0.5vvmエアレーションで行い、90時間後に培養物を収穫する。NAI−112a/NAI−112bの製造を、培養ブロス全体を所定容積のメタノールで2回抽出し、攪拌しつつ、混合物を50℃で1時間インキュベートした後、以下に記載するようにHPLCによって監視する。
発酵ブロス(2L)をメタノール2Lに加え、AcOH(100mL)を加えることによってpHを4.5に下げる。混合物を室温で1時間振り混ぜ、ブフナーで濾過する。濾過した溶液を、容積が減るまで蒸発させ(600mL)、100mLずつ6個に分け、それぞれを、Vac Masterシステム(Stepbio)の10gのFlash C18充填カラム(Isolute、Biotage)に投入する。投入した溶液をアセトニトリル:水 25:75(30mL)で洗浄し、アセトニトリル:水 1:1(30mL)で抽出する。NAI−112a/NAI−112bの存在について、以下に記載するような分析HPLC方法によって溶出したフラクションを監視し、減圧下で濃縮する。
実施例1に記載するように調製した発酵ブロス(5L)に、メタノール1Lを加え、AcOH(50mL)を加えることによって、pHを4.5まで下げる。混合物を室温で1時間振り混ぜ、ブフナーで濾過する。菌糸体を含有する濃縮部分をメタノール1Lに加え、3時間攪拌し、濾過し、菌糸体抽出物1.5Lを得る。抽出物を濃縮し、凍結乾燥させ、260mgの未精製NAI−112a/NAI−112bを回収する。
サンプル注入口の条件:シースガス(N2)50psi;乾燥ガス10L/分;キャピラリーヒーター365℃;
サンプル投入口の容積設定:正の極性;キャピラリー電圧 −4000V;エンドプレートオフセット −500V;
スキャン条件:最大イオン時間 200ms;イオン時間 5ms;フルマイクロスキャン3;
セグメント:持続時間10分、スキャンイベントポジティブ(100〜2400m/z)。
(A)質量分析計:
Bruker較正混合物を用い、エレクトロスプレー源を取り付けたBruker Esquire3000 plus装置でのMS実験において、NAI−112aまたはNAI−112bは、最も小さい同位体組成物に対応するm/z=1184.5で二重のプロトン化されたイオンを与える。NAI−112aまたはNAI−112bのフラグメント化パターンは、以下のイオンが存在する。m/z 1111で二重のプロトン化されたイオンおよび974、1393、1247、907、1460および1314で1種類のプロトン化されたイオン。エレクトロスプレー条件は、以下のとおりである。キャピラリー温度:365℃;キャピラリー電圧:−4kV;注入モード5μl/分。0.1%TFAを含むメタノール/水 50/50(v/v)の0.2mg/ml溶液から記録したフラグメント化パターンのスペクトルを図1Aに報告する。
0.70(CH3)、0.76(CH3)、0.82(CH3)、0.87(CH3)、0.91(CH3)、0.99(CH3)、1.16(CH3)、1.46(CH3)、1.62(CH3)、1.45−1.66(CH2)、1.77−3.33(βおよびγのCHおよびCH2)、3.37−4.99(αおよびβのCHおよびCH2)、3.17、3.52、4.04、4.55および5.81(糖脂肪族およびアノマーのプロトン)、4.83−5.03(DhaのβCH2)、5.80(DhbのβCH)、7.04−8.59(芳香族およびペプチドのNH)。
(A)NAI−112a/NAI−112bの「耐酸性」アミノ酸の決定
NAI−112a/NAI−112bを完全に加水分解し、酸処理に耐性があるアミノ酸要素を特定する。この手法では、酸に弱いアミノ酸は検出されない。
分光計:標準的なエレクトロスプレー源を備えるBruker Esquire3000 plus
キャピラリー温度:365℃
キャピラリー電圧:−4kV
エンドプレートオフセット:−500V
シースガス(N2):50psi。
1mgのNAI−112a/NAI−112bをメタノール1.5mLに溶解する。トリエチルアミン(50μL)およびフェニルイソチオシアネート(10μL)を加え、反応物を60℃で1時間攪拌する。溶液をヘキサン:ジクロロメタン 8:2(3×300μL)で抽出し、乾燥するまで蒸発させ、50%TFA H2O溶液(500μL)で抽出し、60℃で1時間反応させる。反応溶液をHPLC−MSによって直接分析し、N末端のバリンを失った後、先端を切断したペプチドに対応するm/z 1134.9amuの二重の帯電したピークを示す。
10mgのNAI−112a/NAI−112bのDMF1.2mLの攪拌溶液に、2μLのエチレンジアミンおよび4mgのPyBOPを加え、反応混合物を攪拌しつつ室温で1時間保持する。中性pHになるまで2N HCl(100μL)を加えることによって反応をクエンチし、次いで、水で希釈する。CombiFlash RF Teledyne Isco Medium Pressure Chromatography Systemを用いることによって、4.3gの逆相C18 RediSep RFカラム(粒径40〜63μm、孔径60Å、230〜400メッシュ)での中圧クロマトグラフィーを用い、サンプルを精製する。この樹脂を、相A:相B 7:3(v/v)の混合物であらかじめ平衡状態にしておき、次いで、相Bが30%から70%までの10分の線形勾配で、18ml/分で溶出する。相Aは、水中の50mM HCOONH4であり、相Bは、アセトニトリルである。望ましいアミドを含有するフラクションを集め、容積が減るまで蒸発させ、凍結乾燥させる。得られた化合物は、1205.3amuで二重にプロトン化するピークを示す。
30mgのNAI−112a/NAI−112bのDMF3mLの攪拌溶液に、4μLのベンジルアミンおよび7mgのPyBOPを加え、反応混合物を攪拌しつつ、室温で一晩保持する。中性pHになるまで2N HCl(100μL)を加えることによって反応をクエンチし、次いで、水で希釈する。実施例3に記載されるような中圧クロマトグラフィーによってサンプルを調製する。得られた化合物は、m/z 1228.5amuで二重のプロトン化したピークを示す。
30mgのNAI−112a/NAI−112bのDMF3mLの攪拌溶液のpHを0.1M NaOHで8.5に調節する。続けて、4μLのベンジルアミンおよび7mgのPyBOPを加え、反応混合物を攪拌しつつ、室温で一晩保持する。中性pHになるまで2N HCl(100μL)を加えることによって反応をクエンチし、次いで、水で希釈する。実施例3に記載されるような中圧クロマトグラフィーによってサンプルを調製する。得られた化合物は、m/z 1273.6amuで二重のプロトン化したピークを示す。
30mgのNAI−112a/NAI−112bを200μLのDMFおよび1.8mLおよびアセトンに溶解する。この溶液に、3mgのp−トルエンスルホン酸を加え、反応混合物を攪拌しつつ、45℃で5時間保持し、その後に、HPLC−MSモニターは、変換率が50%であることを示す。実施例3に記載されるような中圧クロマトグラフィーによってサンプルを調製する。得られた化合物は、m/z 1203.9amuで二重のプロトン化したピークを示す。
50mgのNAI−112a/NAI−112bを5mLの50% TFAに溶解し、室温で1週間攪拌する。この時間経過後、許容範囲の量の望ましい化合物がHPLC−MS分析によって検出され、1M NaOH(100μL)でpHを中和することによって、反応をクエンチする。実施例3に記載されるような中圧クロマトグラフィーによってサンプルを調製する。得られた化合物は、m/z 1111.3amuで二重のプロトン化したピークを示す。
20mgのNAI−112a/NAI−112bのDMF2mLの攪拌溶液に、3μLの3−(ジメチルアミノ)−1−プロピルアミンおよび9mgのPyBOPを加え、反応混合物を攪拌しつつ、室温で3時間保持する。中性pHになるまで2N HCl(100μL)を加えることによって反応をクエンチし、次いで、水で希釈する。実施例3に記載されるような中圧クロマトグラフィーによってサンプルを調製する。得られた化合物は、m/z 1225.9amuで二重のプロトン化したピークを示す。
27mgのNAI−112a/NAI−112bの乾燥DMF2mLの攪拌溶液に、9μLのシクロヘキサンカルボキサアルデヒドを加え、反応混合物を攪拌しつつ、室温で30分保持する。連続して、1mgのNaCNBH3を加え、混合物を攪拌しつつ、室温で20分保持する。水で希釈することによって反応をクエンチする。実施例3に記載されるような中圧クロマトグラフィーによってサンプルを調製する。得られた化合物は、m/z 1232.4amuで二重のプロトン化したピークを示す。
実施例1に記載したように調製したActinoplanes sp.DSM24059の発酵ブロス(2L)を、収穫した後に0.1M NaOHでpH8にする。生成物の回収を実施例1または実施例2のいずれかに記載したように行う。得られた化合物は、m/z 1184.9amuで二重のプロトン化したピークを示す。
BennettおよびXie(1988)に従って坐骨神経の結紮を行う。2〜3%のイソフルランを用いてマウスを麻酔し、小さな切開によって、中大腿部で左側坐骨神経を露出させ、2箇所の(2mm間隔をあけた)別個の部位で絹糸を用いて縛る。1回の筋肉縫合および皮膚クリップによって傷を閉じ、ストレプトマイシンをまぶす。シャム手術した動物(ネガティブコントロール)において、神経を露出させるが、縛らない。
左後足の足底表面にホルマリンを注射し、その応答は、動物が注射した足をなめるのに費やす時間量である。ホルマリンを注射してから、最初の5分間継続する初期段階および10〜50分続く後期段階といった、高頻度のなめる運動がある2つの別個の期間を特定することができる。それぞれ5分のブロックにおいて、45分間、防衛反射挙動(注射された足をなめたり、噛んだりする)を監視する。
Claims (21)
- 一般式(I)を有するペプチド化合物であって、
R1およびR2は、独立して、H、または単糖類、二糖類、三糖類、オリゴ糖類およびこれらの対応するデオキシ誘導体から選択される糖部分から選択され;
R3および/またはR4は、独立して、OH、NH2、NR6R7から選択され、R6および/またはR7は、独立して、
・水素
・1〜20個の炭素原子を含むアルキル(前記アルキルは、直鎖、分枝鎖、環状またはこれらの組み合わせである);
・2〜20個の炭素原子を含むアルケニル(前記アルケニルは、直鎖、分枝鎖、環状またはこれらの組み合わせである);
・2〜20個の炭素原子を含むアルキニル(前記アルキニルは、直鎖、分枝鎖、環状またはこれらの組み合わせである);
・独立して、ハロ、シアノ、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルキル、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルコキシ、フェニル、フェニル−1〜4個の炭素原子を含む低級アルキル、フェノキシ、フェノキシ−1〜4個の炭素原子を含む低級アルキルから選択される1個または2個の置換基によって場合により置換され、フェニル基およびフェニル低級アルキルのフェニル部分、フェノキシ基およびフェノキシ−低級アルキル基が、ハロ、シアノ、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルキルおよび1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルコキシから選択される1個または2個の置換基によって場合により置換された、3〜8個の炭素原子を含むシクロアルキル、
・独立して、ハロ、シアノ、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルキル、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルコキシ、フェニル、フェニル−1〜4個の炭素原子を含む低級アルキル、フェノキシ、フェノキシ−1〜4個の炭素原子を含む低級アルキルから選択される1個または2個の置換基によって場合により置換され、フェニル基およびフェニル低級アルキルのフェニル部分、フェノキシ基およびフェノキシ−低級アルキル基は、ハロ、シアノ、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルキルおよび1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルコキシから選択される1個または2個の置換基によって場合により置換された、フェニルラジカル、
・ハロ、シアノ、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルキル、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルコキシ、フェニル、フェニル−1〜4個の炭素原子を含む低級アルキル、フェノキシ、フェノキシ−1〜4個の炭素原子を含む低級アルキルから独立して選択される1個または2個の置換基によってフェニル環上で場合により置換され、フェニル基およびフェニル低級アルキルのフェニル部分、フェノキシ基およびフェノキシ−低級アルキル基が、ハロ、シアノ、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルキルおよび1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルコキシから選択される1個または2個の置換基によって場合により置換された、ベンジルラジカル、
・ハロ、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルキルおよび1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルコキシから選択される1個または2個の置換基によって場合により置換されたナフチルラジカル、
・式
−(CH2)nOR8
の基〔式中、nは、2〜8の整数をあらわし、R8は、
※水素または
※(C1〜C4)アルキル、または
※独立して、ハロ、シアノ、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルキル、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルコキシ、フェニル、フェニル−1〜4個の炭素原子を含む低級アルキル、フェノキシ、フェノキシ−1〜4個の炭素原子を含む低級アルキルから選択される1個または2個の置換基によって場合により置換され、フェニル基およびフェニル低級アルキルのフェニル部分、フェノキシ基およびフェノキシ−低級アルキル基は、ハロ、シアノ、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルキルおよび1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルコキシから選択される1個または2個の置換基によって場合により置換された、3〜8個の炭素原子を含むシクロアルキル、
※独立して、ハロ、シアノ、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルキル、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルコキシ、フェニル、フェニル−1〜4個の炭素原子を含む低級アルキル、フェノキシ、フェノキシ−1〜4個の炭素原子を含む低級アルキルから選択される1個または2個の置換基によって場合により置換され、フェニル基およびフェニル低級アルキルのフェニル部分、フェノキシ基およびフェノキシ−低級アルキル基は、ハロ、シアノ、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルキルおよび1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルコキシから選択される1個または2個の置換基によって場合により置換された、フェニルラジカル
をあらわす〕
・式
−(CH2)nNR9R10
の基〔式中、nは、2〜8の整数をあらわし、R9および/またはR10は、独立して、
※水素または
※(C1〜C4)アルキル、または
※独立して、ハロ、シアノ、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルキル、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルコキシ、フェニル、フェニル−1〜4個の炭素原子を含む低級アルキル、フェノキシ、フェノキシ−1〜4個の炭素原子を含む低級アルキルから選択される1個または2個の置換基によって場合により置換され、フェニル基およびフェニル低級アルキルのフェニル部分、フェノキシ基およびフェノキシ−低級アルキル基は、ハロ、シアノ、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルキルおよび1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルコキシから選択される1個または2個の置換基によって場合により置換された、3〜8個の炭素原子を含むシクロアルキル、
※独立して、ハロ、シアノ、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルキル、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルコキシ、フェニル、フェニル−1〜4個の炭素原子を含む低級アルキル、フェノキシ、フェノキシ−1〜4個の炭素原子を含む低級アルキルから選択される1個または2個の置換基によって場合により置換され、フェニル基およびフェニル低級アルキルのフェニル部分、フェノキシ基およびフェノキシ−低級アルキル基は、ハロ、シアノ、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルキルおよび1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルコキシから選択される1個または2個の置換基によって場合により置換された、フェニルラジカル、
※独立して、ハロ、シアノ、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルキル、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルコキシ、フェニル、フェニル−1〜4個の炭素原子を含む低級アルキル、フェノキシ、フェノキシ−1〜4個の炭素原子を含む低級アルキルから独立して選択される1個または2個の置換基によってフェニル環上で場合により置換され、フェニル基およびフェニル低級アルキルのフェニル部分、フェノキシ基およびフェノキシ−低級アルキル基が、ハロ、シアノ、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルキルおよび1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルコキシから選択される1個または2個の置換基によって場合により置換された、ベンジルラジカル
をあらわし、
※R9とR10とを合わせ、−(CH2)3、−(CH2)4−、−(CH2)2−O−(CH2)2、−(CH2)2−S−(CH2)2をあらわすか、または
※R9およびR10は、隣接する窒素原子と合わせて、(C1〜C4)アルキル、(C3〜C8)シクロアルキル、ピリジル、ベンジルおよび置換ベンジルから選択される置換基で、4位で置換されていてもよいピペラジン部分をあらわし、フェニル部分は、クロロ、ブロモ、ニトロ、(C1〜C4)アルキルおよび(C1〜C4)アルコキシから選択される1個または2個の置換基を有する〕
をあらわし;
R5は、NR11R12として選択され、R11および/またはR12は、独立して、
・水素、
・1〜20個の炭素原子を含むアルキル(前記アルキルは、直鎖、分枝鎖、環状またはこれらの組み合わせである);
・2〜20個の炭素原子を含むアルケニル(前記アルケニルは、直鎖、分枝鎖、環状またはこれらの組み合わせである);
・2〜20個の炭素原子を含むアルキニル(前記アルキニルは、直鎖、分枝鎖、環状またはこれらの組み合わせである);
・独立して、ハロ、シアノ、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルキル、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルコキシ、フェニル、フェニル−1〜4個の炭素原子を含む低級アルキル、フェノキシ、フェノキシ−1〜4個の炭素原子を含む低級アルキルから選択される1個または2個の置換基によって場合により置換され、フェニル基およびフェニル低級アルキルのフェニル部分、フェノキシ基およびフェノキシ−低級アルキル基が、ハロ、シアノ、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルキルおよび1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルコキシから選択される1個または2個の置換基によって場合により置換された、3〜8個の炭素原子を含むシクロアルキル;
・独立して、ハロ、シアノ、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルキル、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルコキシ、フェニル、フェニル−1〜4個の炭素原子を含む低級アルキル、フェノキシ、フェノキシ−1〜4個の炭素原子を含む低級アルキルから選択される1個または2個の置換基によって場合により置換され、フェニル基およびフェニル低級アルキルのフェニル部分、フェノキシ基およびフェノキシ−低級アルキル基は、ハロ、シアノ、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルキルおよび1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルコキシから選択される1個または2個の置換基によって場合により置換された、フェニルラジカル、
・独立して、ハロ、シアノ、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルキル、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルコキシ、フェニル、フェニル−1〜4個の炭素原子を含む低級アルキル、フェノキシ、フェノキシ−1〜4個の炭素原子を含む低級アルキルから独立して選択される1個または2個の置換基によってフェニル環上で場合により置換され、フェニル基およびフェニル低級アルキルのフェニル部分、フェノキシ基およびフェノキシ−低級アルキル基が、ハロ、シアノ、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルキルおよび1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルコキシから選択される1個または2個の置換基によって場合により置換された、ベンジルラジカル、
・ハロ、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルキルおよび1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルコキシから選択される1個または2個の置換基によって場合により置換されたナフチルラジカル、
・式
−(CH2)nOR8
の基〔式中、nは、2〜8の整数をあらわし、R8は、
※水素または
※(C1〜C4)アルキル、または
※独立して、ハロ、シアノ、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルキル、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルコキシ、フェニル、フェニル−1〜4個の炭素原子を含む低級アルキル、フェノキシ、フェノキシ−1〜4個の炭素原子を含む低級アルキルから選択される1個または2個の置換基によって場合により置換され、フェニル基およびフェニル低級アルキルのフェニル部分、フェノキシ基およびフェノキシ−低級アルキル基は、ハロ、シアノ、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルキルおよび1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルコキシから選択される1個または2個の置換基によって場合により置換された、3〜8個の炭素原子を含むシクロアルキル、
※独立して、ハロ、シアノ、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルキル、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルコキシ、フェニル、フェニル−1〜4個の炭素原子を含む低級アルキル、フェノキシ、フェノキシ−1〜4個の炭素原子を含む低級アルキルから選択される1個または2個の置換基によって場合により置換され、フェニル基およびフェニル低級アルキルのフェニル部分、フェノキシ基およびフェノキシ−低級アルキル基は、ハロ、シアノ、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルキルおよび1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルコキシから選択される1個または2個の置換基によって場合により置換された、フェニルラジカル
をあらわす〕
・式
−(CH2)nNR9R10
の基〔式中、nは、2〜8の整数をあらわし、R9および/またはR10は、独立して、
※水素または
※(C1〜C4)アルキル、または
※独立して、ハロ、シアノ、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルキル、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルコキシ、フェニル、フェニル−1〜4個の炭素原子を含む低級アルキル、フェノキシ、フェノキシ−1〜4個の炭素原子を含む低級アルキルから選択される1個または2個の置換基によって場合により置換され、フェニル基およびフェニル低級アルキルのフェニル部分、フェノキシ基およびフェノキシ−低級アルキル基は、ハロ、シアノ、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルキルおよび1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルコキシから選択される1個または2個の置換基によって場合により置換された、3〜8個の炭素原子を含むシクロアルキル、
※独立して、ハロ、シアノ、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルキル、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルコキシ、フェニル、フェニル−1〜4個の炭素原子を含む低級アルキル、フェノキシ、フェノキシ−1〜4個の炭素原子を含む低級アルキルから選択される1個または2個の置換基によって場合により置換され、フェニル基およびフェニル低級アルキルのフェニル部分、フェノキシ基およびフェノキシ−低級アルキル基は、ハロ、シアノ、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルキルおよび1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルコキシから選択される1個または2個の置換基によって場合により置換された、フェニルラジカル、
※独立して、ハロ、シアノ、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルキル、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルコキシ、フェニル、フェニル−1〜4個の炭素原子を含む低級アルキル、フェノキシ、フェノキシ−1〜4個の炭素原子を含む低級アルキルから独立して選択される1個または2個の置換基によってフェニル環上で場合により置換され、フェニル基およびフェニル低級アルキルのフェニル部分、フェノキシ基およびフェノキシ−低級アルキル基が、ハロ、シアノ、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルキルおよび1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルコキシから選択される1個または2個の置換基によって場合により置換された、ベンジルラジカル
をあらわし、
※R9とR10とを合わせ、−(CH2)3、−(CH2)4−、−(CH2)2−O−(CH2)2、−(CH2)2−S−(CH2)2をあらわすか、または
※R9およびR10は、隣接する窒素原子と合わせて、(C1〜C4)アルキル、(C3〜C8)シクロアルキル、ピリジル、ベンジルおよび置換ベンジルから選択される置換基で、4位で置換されていてもよいピペラジン部分をあらわし、フェニル部分は、クロロ、ブロモ、ニトロ、(C1〜C4)アルキルおよび(C1〜C4)アルコキシから選択される1個または2個の置換基を有する〕
をあらわし;
・R11またはR12が水素である場合、R12またはR11は、−CO−R13であり、R13は、
○NH2、
○1〜20個の炭素原子を含むアルキル(前記アルキルは、直鎖、分枝鎖、環状またはこれらの組み合わせである);
○2〜20個の炭素原子を含むアルケニル(前記アルケニルは、直鎖、分枝鎖、環状またはこれらの組み合わせである);
○2〜20個の炭素原子を含むアルキニル(前記アルキニルは、直鎖、分枝鎖、環状またはこれらの組み合わせである);
○独立して、ハロ、シアノ、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルキル、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルコキシ、フェニル、フェニル−1〜4個の炭素原子を含む低級アルキル、フェノキシ、フェノキシ−1〜4個の炭素原子を含む低級アルキルから選択される1個または2個の置換基によって場合により置換され、フェニル基およびフェニル低級アルキルのフェニル部分、フェノキシ基およびフェノキシ−低級アルキル基は、ハロ、シアノ、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルキルおよび1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルコキシから選択される1個または2個の置換基によって場合により置換された、3〜8個の炭素原子を含むシクロアルキル;
○独立して、ハロ、シアノ、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルキル、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルコキシ、フェニル、フェニル−1〜4個の炭素原子を含む低級アルキル、フェノキシ、フェノキシ−1〜4個の炭素原子を含む低級アルキルから選択される1個または2個の置換基によって場合により置換され、フェニル基およびフェニル低級アルキルのフェニル部分、フェノキシ基およびフェノキシ−低級アルキル基は、ハロ、シアノ、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルキルおよび1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルコキシから選択される1個または2個の置換基によって場合により置換された、フェニルラジカル、
○独立して、ハロ、シアノ、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルキル、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルコキシ、フェニル、フェニル−1〜4個の炭素原子を含む低級アルキル、フェノキシ、フェノキシ−1〜4個の炭素原子を含む低級アルキルから独立して選択される1個または2個の置換基によってフェニル環上で場合により置換され、フェニル基およびフェニル低級アルキルのフェニル部分、フェノキシ基およびフェノキシ−低級アルキル基が、ハロ、シアノ、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルキルおよび1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルコキシから選択される1個または2個の置換基によって場合により置換された、ベンジルラジカル、
○ハロ、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルキルおよび1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルコキシから選択される1個または2個の置換基によって場合により置換されたナフチルラジカル、
○式
−(CH2)nOR8
の基〔式中、nは、2〜8の整数をあらわし、R8は、
※水素または
※(C1〜C4)アルキル、または
※独立して、ハロ、シアノ、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルキル、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルコキシ、フェニル、フェニル−1〜4個の炭素原子を含む低級アルキル、フェノキシ、フェノキシ−1〜4個の炭素原子を含む低級アルキルから選択される1個または2個の置換基によって場合により置換され、フェニル基およびフェニル低級アルキルのフェニル部分、フェノキシ基およびフェノキシ−低級アルキル基は、ハロ、シアノ、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルキルおよび1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルコキシから選択される1個または2個の置換基によって場合により置換された、3〜8個の炭素原子を含むシクロアルキル、
※独立して、ハロ、シアノ、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルキル、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルコキシ、フェニル、フェニル−1〜4個の炭素原子を含む低級アルキル、フェノキシ、フェノキシ−1〜4個の炭素原子を含む低級アルキルから選択される1個または2個の置換基によって場合により置換され、フェニル基およびフェニル低級アルキルのフェニル部分、フェノキシ基およびフェノキシ−低級アルキル基は、ハロ、シアノ、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルキルおよび1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルコキシから選択される1個または2個の置換基によって場合により置換された、フェニルラジカル
をあらわす〕、
○式
−(CH2)nNR9R10
の基〔式中、nは、2〜8の整数をあらわし、R9および/またはR10は、独立して、
※水素または
※(C1〜C4)アルキル、または
※独立して、ハロ、シアノ、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルキル、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルコキシ、フェニル、フェニル−1〜4個の炭素原子を含む低級アルキル、フェノキシ、フェノキシ−1〜4個の炭素原子を含む低級アルキルから選択される1個または2個の置換基によって場合により置換され、フェニル基およびフェニル低級アルキルのフェニル部分、フェノキシ基およびフェノキシ−低級アルキル基は、ハロ、シアノ、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルキルおよび1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルコキシから選択される1個または2個の置換基によって場合により置換された、3〜8個の炭素原子を含むシクロアルキル、
※独立して、ハロ、シアノ、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルキル、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルコキシ、フェニル、フェニル−1〜4個の炭素原子を含む低級アルキル、フェノキシ、フェノキシ−1〜4個の炭素原子を含む低級アルキルから選択される1個または2個の置換基によって場合により置換され、フェニル基およびフェニル低級アルキルのフェニル部分、フェノキシ基およびフェノキシ−低級アルキル基は、ハロ、シアノ、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルキルおよび1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルコキシから選択される1個または2個の置換基によって場合により置換された、フェニルラジカル、
※独立して、ハロ、シアノ、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルキル、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルコキシ、フェニル、フェニル−1〜4個の炭素原子を含む低級アルキル、フェノキシ、フェノキシ−1〜4個の炭素原子を含む低級アルキルから独立して選択される1個または2個の置換基によってフェニル環上で場合により置換され、フェニル基およびフェニル低級アルキルのフェニル部分、フェノキシ基およびフェノキシ−低級アルキル基が、ハロ、シアノ、1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルキルおよび1〜3個のハロゲン原子で場合により置換された1〜4個の炭素原子を含む低級アルコキシから選択される1個または2個の置換基によって場合により置換された、ベンジルラジカル
をあらわし、
※R9とR10とを合わせ、−(CH2)3、−(CH2)4−、−(CH2)2−O−(CH2)2、−(CH2)2−S−(CH2)2をあらわすか、または
※R9およびR10は、隣接する窒素原子と合わせて、(C1〜C4)アルキル、(C3〜C8)シクロアルキル、ピリジル、ベンジルおよび置換ベンジルから選択される置換基で、4位で置換されていてもよいピペラジン部分をあらわし、フェニル部分は、クロロ、ブロモ、ニトロ、(C1〜C4)アルキルおよび(C1〜C4)アルコキシから選択される1個または2個の置換基を有する〕
をあらわし;
Xおよび/またはYは、それぞれ、Dha(デヒドロアラニン)およびSer(セリン)から独立して選択されてもよいペプチド鎖の16位および20位のアミノ酸をあらわし;
Z1およびZ2は、独立して、S基、S−O−基、S=O基、O−−S=O基およびO=S=O基から選択される、ペプチド化合物。 - 前記デオキシ誘導体が6−デオキシ誘導体であることを特徴とする、
請求項1に記載のペプチド化合物。 - ペプチド鎖の16位にDha残基が存在し、一方、ペプチド鎖の20位にSer残基が存在することを特徴とする、
請求項1に記載のペプチド化合物。 - ペプチド鎖の16位にSer残基が存在し、一方、ペプチド鎖の20位にDha残基が存在することを特徴とする、
請求項1に記載のペプチド化合物。 - 前記Z1およびZ2が、独立してSとして選択されることを特徴とする、
請求項1に記載のペプチド化合物。 - 16位の前記XがDhaであり、20位の前記YがSerであり、前記Z1およびZ2がSであり、前記R1が、式(II)の6−デオキシヘキソースであり、前記R2がHであり、前記R4がOHであり、前記R3がNH2であり、前記R5がNR11R12(R11およびR12がHである)であることを特徴とする、
請求項1に記載のペプチド化合物。 - 16位の前記XがSerであり、20位の前記YがDhaであり、前記Z1およびZ2がSであり、前記R1が、式(II)の6−デオキシヘキソースであり、前記R2がHであり、前記R4がOHであり、前記R3がNH2であり、前記R5がNR11R12(R11およびR12がHである)であることを特徴とする、
請求項1に記載のペプチド化合物。 - Deutsche Sammlung von Mikroorganismen und Zellkulturen GmbH(DSMZ)に2010年9月29日に寄託された、寄託番号DSM24059を有するActinoplanes sp.DSM 24059。
- Actinoplanes sp.DSM 24059を培養することと、菌糸体および/または発酵ブロスから式(I)の化合物を回収することと、クロマトグラフィー手段によって純粋な物質を単離することとを含む、
請求項1に記載のペプチド化合物を調製するためのプロセス。 - 式(I)の化合物が、半合成によって化学的に改変され、および/または生理学的に許容される塩に変換されるさらなる工程を含むことを特徴とする、
請求項10に記載のプロセス。 - 配列番号1として特定されるDNA:
GTGCAGGAGA TCCTGGAGCT GCAGGAGCTG CCGTCGGCCT CGGCCACGGA GGACATGCCG
CTGGTCAGCA CGCTCAGCGT CAGCTCGCCG TGCCCCGGCT GGCCGAGCTC CTTCACCTGG TCGAACTGCT GA。 - 配列番号2の前駆体ペプチド:
1 VQEILELQELPSASATEDMPL VSTLSVSSPCPGWPSSFTWSNC。 - 請求項1に記載のペプチド化合物の製造に使用するための
請求項9に記載のActinoplanes sp.DSM 24059。 - 医薬として使用するための
請求項1に記載のペプチド化合物。 - 疼痛の治療に使用するための
請求項1に記載のペプチド化合物。 - 前記疼痛が慢性神経因性疼痛である、
請求項16に記載のペプチド化合物。 - 通常の賦形剤に加え、請求項1に記載のペプチド化合物を活性成分として少なくとも含む
医薬組成物。 - 医薬として使用するための
請求項18に記載の医薬組成物。 - 疼痛の治療に使用するための
請求項18に記載の医薬組成物。 - 前記疼痛が慢性神経因性疼痛である、
請求項20に記載の医薬組成物。
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