JP6193671B2 - 巻芯及びフィルムロール - Google Patents

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Description

本発明は、樹脂フィルムをロール状に巻き取るための巻芯、及び、巻芯に樹脂フィルムを巻きつけたフィルムロールに関する。
樹脂フィルムは、溶融押出法、溶液流延法、カレンダー法等を主な製造方法として用いて成形される。溶融押出法では、樹脂フィルムを構成する樹脂組成物を押出機内で加熱及び加圧して押出金型(ダイ)の吐出口(リップ)から押し出して成形体となし、その成形体を冷却することで、樹脂フィルムが成形される。溶液流延法では、樹脂フィルムを構成する樹脂組成物を溶媒に溶融させ流動性を持たせた溶液(ドープ)を、表面を平滑にしたドラム(キャスティングドラム)やステンレスなどの金属製の平滑ベルト等の表面上に流し込んで付着させ、その付着したドープを加熱して溶媒を蒸発させてフィルム状の成形体となすことで、樹脂フィルムが成形される。カレンダー法では、樹脂フィルムを構成する樹脂組成物をバンバリーミキサー等で混練して混練材料を調製するとともにこの混練材料を互いに逆方向に回転する圧搾ロールで圧延してフィルム状の成形体にすることで、樹脂フィルムが成形される。
樹脂フィルムは、連続的に成形されて、長尺なフィルムの状態で形成されることが多いが、通常、そうした樹脂フィルム全体について均一な厚みを有するもの得ることは困難である。すなわち、樹脂フィルムを構成する樹脂の性質などの諸種の条件により、樹脂フィルムは、その幅方向の所定部分に厚みの異なる部分を生じることが極めて多い。具体的に、樹脂フィルムは、その幅方向の両端部の厚みが予定された厚みよりも厚くなる場合や、幅方向の中央部の厚みが予定された厚みよりも厚くなってしまう場合があり、すなわち、樹脂フィルムは、その幅方向の両端部の厚みが非端部の厚みよりも相対的に厚くなることや、その幅方向の両端部の厚みよりも非両端部の厚みが相対的に厚くなることがある。
また、樹脂フィルムは、意図的に、その幅方向の所定部分に他の部分とは厚みの異なる部分を生じさせることもある。具体的に、樹脂フィルムは、その幅方向の両端部の厚みが非両端部の厚みよりも相対的に厚くなるように成形されることや、その幅方向の両端部の厚みが非両端部の厚みよりも相対的に薄くなるように成形されることがある。例えば、溶融押出法で樹脂フィルムを成形する場合について、温度や湿度の変化による光学特性の変化が少なく、光学ムラのない樹脂フィルムとして環状ポリオレフィンフィルムを得るために、樹脂フィルムの幅方向において端部を厚くし中央部を薄く成形することや、分解速度を調整された生分解性フィルムを樹脂フィルムとして得るために、樹脂フィルムの幅方向の中央部よりも両端部を厚く成形することが提案されている(例えば、特許文献1、特許文献2)。また、溶液流延法で樹脂フィルムを成形する場合について、樹脂フィルムを幅方向の中央部よりも端部を厚くした状態とすることで端部を補強し、樹脂フィルムの割れや裂けを防止することが提案されている(例えば、特許文献3)。
樹脂フィルムは、通常、巻き取り装置で巻き取られて円筒状のフィルムロールとされて取り扱われる。巻き取り装置での樹脂フィルムの巻き取りは、巻芯を巻き取り装置のシャフトにセットし、樹脂フィルムの幅方向を巻芯の巻軸方向に一致させつつ巻芯の周囲に樹脂フィルムを巻きつけることで実現される。そして、樹脂フィルムを使用する際には、フィルムロールが解反されることとなる。
特開2007−16098号公報 特開2001−17008号公報 特開昭61−254312号公報
樹脂フィルムがその幅方向の所定部分に他の部分とは厚みの異なる部分を有する場合に、樹脂フィルムがフィルムロールの状態とされて取り扱われると、フィルムロールが解反された際に解反後の樹脂フィルムに弛みや波うちが発生してしまうという問題が生じる虞がある。特に、樹脂フィルムが、その幅方向の両端部分が他の部分に比べて厚みの厚くなるような場合に、弛みや波うちが発生してしまう虞が高い。
本発明は、樹脂フィルムがその幅方向の両端部分が他の部分に比べて厚みが厚い場合に、樹脂フィルムがフィルムロールの状態とされても、フィルムロールを解反した際に、解反後の樹脂フィルムに弛みや波うちが発生してしまう虞を効果的に抑制可能な巻芯、及び、そのような巻芯に樹脂フィルムを巻きつけたフィルムロールを提供することを目的とする。
本発明は、(1)巻軸方向の両端側に非端部に比べて厚さの厚い肉厚部を有している樹脂フィルムの巻き取りに用いられる巻芯であり、且つ、該樹脂フィルムをロール状に巻き取り可能に構成された、円筒状の巻芯本体を備えてなる巻芯であって、
巻芯における巻軸方向の端縁を含み該端縁から巻軸方向の中央に向かった内側所定位置までの所定部分として巻軸方向の端縁側に定められる2つの端部で構成される巻軸方向の両端部のほうが、巻軸方向の非端部よりも、巻芯本体の外径が小さくなるように構成されており、
巻軸方向の両端部には、巻芯本体の外周面を取り巻くように樹脂発泡体からなるクッション層が備えられており
該クッション層の厚みが、0.5mm以上5.0mm以下である、ことを特徴とする巻芯、
(2)巻軸方向の両端側に非端部に比べて厚さの厚い肉厚部を有している樹脂フィルムの巻き取りに用いられる巻芯であり、且つ、該樹脂フィルムをロール状に巻き取り可能に構成された、円筒状の巻芯本体を備えてなる巻芯であって、
巻芯における巻軸方向の端縁を含み該端縁から巻軸方向の中央に向かった内側所定位置までの所定部分として巻軸方向の端縁側に定められる2つの端部で構成される両端部のほうが、巻軸方向の非端部よりも、巻芯本体の外径が小さくなるように構成されており、
巻軸方向の一方端部から他方端部まで、巻芯本体の外周面を取り巻くように樹脂発泡体からなるクッション層が備えられており、
巻軸方向の両端部のほうが巻軸方向の非端部よりもクッション層の厚みが厚くなるように構成されており
該クッション層は、巻軸方向の両端部を構成する部分の厚みが0.5mm以上5.0mm以下である、ことを特徴とする巻芯、
(3)クッション層を形成する樹脂発泡体は、JIS K 6767 に準じて測定された歪み25%における圧縮応力が30kPAから250kPAであり、JIS K 6767 に準じて測定された密度が20kg/m 3 以上100kg/m 3 以下である、上記(1)又は(2)に記載の巻芯、
(4)巻軸方向の両端部における巻芯の最外周面と巻軸方向の非端部における巻芯の最外周面とが面一となるように構成されている、上記(1)から(3)のいずれか1項に記載の巻芯、
(5)樹脂フィルムを巻芯に巻きつけてなるフィルムロールであって、
樹脂フィルムは、巻軸方向の両端側に肉厚部を有しており、
巻芯は、上記(1)から(4)のいずれか1項に記載の巻芯であることを特徴とするフィルムロール、を要旨とする。
本発明によれば、樹脂フィルムがその幅方向の両端部が他の部分に比べて厚みの厚くなるような場合に、樹脂フィルムがフィルムロールの状態とされても、フィルムロールを解反した際に、解反後の樹脂フィルムに弛みや波うちが発生してしまう虞を効果的に抑制可能な巻芯、及び、その巻芯に樹脂フィルムを巻きつけたフィルムロールを提供することが可能となる。
図1Aは、本発明の第1実施形態における巻芯の一実施例を模式的に示す概略平面模式図である。図1Bは、図1AのA−A線縦断面の状態を模式的に示す概略断面模式図である。図1Cは、図1AのB−B線縦断面の状態を模式的に示す概略断面模式図である。図1Dは、図1AのC−C線縦断面の状態を模式的に示す概略断面模式図である。図1Eは、図1Bの破線領域X1の部分を拡大した状態を模式的に示す概略部分拡大模式図である。 図2Aは、本発明の第2実施形態における巻芯の一実施例を模式的に示す概略平面模式図である。図2Bは、図2AのD−D線縦断面の状態を模式的に示す概略断面模式図である。図2Cは、図2AのE−E線縦断面の状態を模式的に示す概略断面模式図である。図2Dは、図2AのF−F線縦断面の状態を模式的に示す概略断面模式図である。図2Eは、図2Bの破線領域X2の部分を拡大した状態を模式的に示す概略部分拡大模式図である。 図3Aは、本発明の第1実施形態における巻芯に樹脂フィルムを巻きつけらフィルムロールの一実施例を模式的に示す概略平面模式図である。図3Bは、図3Aのフィルムロールを巻軸L方向に沿った方向を視線方向として見た場合のフィルムロールの側面の状態を模式的に示す概略側面模式図である。 図4Aは、本発明の第1実施形態における巻芯に樹脂フィルムを巻きつけてフィルムロールが調製される工程の一実施例を模式的に示す模式図である。図4Bは、図4AのG−G線縦断面の状態を模式的に示す概略断面模式図である。図4Cは、図4AのH−H線縦断面の状態を模式的に示す概略断面模式図である。
[第1実施形態]
図1等を参照しつつ本発明の第1実施形態に示す巻芯1について説明する。
(巻芯1)
第1実施形態の巻芯1a(1)は、図1Aから図1Eに示すように、円筒状の巻芯本体2を備えており、樹脂フィルムをロール状に巻き取り可能に構成されている。
巻芯1aは、全体として円筒状に形成されているため、図1Bから図1Dに示すように、巻芯1aの内部には一方の端縁9と他方の端縁9の両側で開口して外部に繋がる空間7を形成している。
巻芯1は、内径R1や外径R2を特に限定されるものではなく、巻芯1をセットされることになる巻き取り機のシャフトの太さなどに応じて適宜選択可能であるが、巻芯1の内径R1が50mm以上180mm以下、巻芯1の外径R2が51mm以上200mm以下であることが好ましい。なお、巻芯1の内径、外径は、それぞれ巻芯1の内周面径(直径)、外周面径(直径)を示す。
巻芯1aは、その巻芯1aの巻軸L方向の両端部4のほうが巻軸L方向の非端部5よりも巻芯本体2の外径が小さくなるように、構成されている。ここに、巻軸Lは、巻き取り機で巻芯1を回転させてそのまわりに樹脂フィルムを巻きつける場合の巻芯1の回転軸を示す。
(両端部4)
巻芯1において巻軸L方向の両端部4とは、巻芯1における巻軸L方向の端縁9を含みその端縁9から巻軸L方向の中央に向かった内側所定位置(図1Aでは、内端位置K)までの所定部分として巻軸L方向の端縁9側に定められる2つの端部6,6で構成される部分として定義される。このとき、それぞれの端部6,6について、端部6の範囲を特定する位置となる内側所定位置Kは、巻軸L方向の端縁9の位置と中央位置Mとを除いた位置であって巻軸L方向の端縁9から巻軸L方向の中央位置Mに向かう所定位置として特定される。
(非端部5)
巻芯1において巻軸L方向の非端部5は、巻軸L方向の両端部4を除いた他の部分として定義される。
(両端部4と非端部5の大きさ)
巻芯1aにおいては、両端部4の大きさは、後述する巻きつけられる樹脂フィルムの肉厚部31の形成領域の大きさに応じて適宜選択可能であるが、両端部4の内端位置Kが巻芯1aの巻軸L方向に沿って中央に向かって1cm以上20cm以下となっているような大きさであることが好ましい。
(巻芯本体2)
巻芯本体2においては、巻軸本体両端部対応部11の外径S1が巻軸本体非端部対応部12の外径S2よりも小さい。ここに、巻軸本体両端部対応部11は、巻芯本体2のうち巻芯1の巻軸L方向の両端部4に含まれる部分として特定され、巻軸本体非端部対応部12は、巻芯本体2のうち巻軸L方向の非端部5に含まれる部分であり、巻芯本体2のうち巻軸本体両端部対応部11を除く部分として特定される。
巻芯本体2は、巻軸本体両端部対応部11と巻軸本体非端部対応部12を一体に形成しているものであってもよいし、巻軸本体両端部対応部11と巻軸本体非端部対応部12とを別体の部材として形成して巻軸本体両端部対応部11を構成する部材と巻軸本体非端部対応部12を構成する部材とを接合して構成されているものであってもよい。巻軸本体両端部対応部11を構成する部材と巻軸本体非端部対応部12を構成する部材とを接合する方法は特に限定されず、例えば、巻軸本体両端部対応部11を構成する部材と巻軸本体非端部対応部12を構成する部材とを向かい合わせる部分を接着剤などで相互に接着固定する方法等が適宜採用されてよい。
巻芯本体2は、材質を限定されない。巻芯本体2の材質としては、紙、プラスチック、金属等をあげることができる。巻芯本体2を構成するプラスチックとしては、アクリル−ブタジエン−スチレン樹脂(ABS樹脂)、ポリ塩化ビニル、ポリエステル、ポリカーボネート、ポリアミド、ポリスチレン等を例示することができる。
(クッション層3a(3))
巻軸L方向の両端部4には、図1A、図1B、図1Cに示すように、巻芯本体2の外周面を取り巻くようにクッション層3a(3)が備えられている。これは、巻芯本体2の巻軸本体両端部対応部11の外周面を被覆するようにクッション層3a(3)を形成することで具体的に実現できる。
クッション層3aの厚みTa1は、適宜選択可能であるが、0.5mm以上5.0mm以下であることが好ましい。クッション層3aの厚みTa1は、巻芯1aの両端部4の最外周面と非端部5の最外周面が面一である場合、巻軸本体両端部対応部11の外径S1と巻軸本体非端部対応部12の外径S2により決定することができる。
クッション層3は、弾性を有する層を形成可能な材質で構成されていれば、その材質を特に限定されるものではないが、樹脂発泡体、エラストマーなど適宜選択可能である。なお、巻き取る樹脂フィルムとの密着性が低いため、クッション層3aは、樹脂発泡体から構成されていることが好適である。
(樹脂発泡体)
クッション層3を構成する樹脂発泡体としては、シート状に形成された発泡シートなどを採用することができる。樹脂発泡体を構成する樹脂としては、ポリウレタン、ポリスチレン、ポリエチレンやポリプロピレンなどのポリオレフィン、フェノール樹脂、ポリ塩化ビニル、ウレア樹脂、シリコーン、ポリイミド、メラミン樹脂などを例示することができる。
クッション層3を構成する樹脂発泡体は、その弾性率が歪み25%における圧縮応力が、30〜250kPaであることが好ましい。ここに、圧縮応力は、JIS K 6767に準じて測定される値である。
樹脂発泡体の圧縮応力が30kPa未満であると、樹脂フィルムを巻芯1のまわりに巻きつけてフィルムロールを調製した後にそのフィルムロールを解反した場合に、解反後の樹脂フィルムの巻軸L方向の中央に、たるみを生じる虞が生じる。この虞は、樹脂フィルムの巻き始めに近い位置ほど大きい。すなわち、樹脂フィルムを巻芯1のまわりに巻きつけた回数が少ない段階である巻き取り初期の段階から樹脂発泡体が過度の圧縮歪みを生じて、フィルムロールにおける最外周面側よりも巻芯側により近い位置(巻き始め位置(図3において、位置Q1)に近い位置)ほど、樹脂フィルムを巻芯1の周りに1回転巻くごとに増加するフィルムロールの外径の増分量が、樹脂フィルムの巻軸L方向中央のほうが巻軸L方向両端よりも大きくなり、樹脂フィルムの巻軸L方向中央で引張り力がかかりやすくなる。こうしたことから、フィルムロールを解反した際に、樹脂フィルムにおいて巻軸L方向中央にたるみ生じる虞が生じる。そして、この虞は、上記したように樹脂フィルムの巻き始めに近い位置ほど大きい。
樹脂発泡体の圧縮応力が250kPaを超えると、樹脂フィルムの巻き取り時にテンションがかかっても樹脂発泡体が歪みにくいため、巻芯1の両端部4に充分な緩衝性が得られず、解反後の樹脂フィルムの巻軸L方向の両端に、しわ等を生じる虞が生じる。
また、クッション層3を構成する樹脂発泡体は、その密度が20kg/m以上100kg/m以下であることが好ましい。なお、樹脂発泡体の密度は、JIS K 6767に準拠して特定することができる。
(クッション層3の形成方法)
クッション層3が発泡シートで構成される場合を例とすると、巻芯本体2の巻軸本体両端部対応部11の外周面に発泡シートを巻きつけ、発泡シートと巻芯とを接着剤などで互いに固定することで容易にクッション層3を形成することができる。
なお、巻芯本体2の外周面に発泡シートを巻きつける方法は、特に限定されない。例えば、細長な平行四辺形状の発泡シートをその長手方向が巻芯本体2の周方向に対して斜めとなるように巻芯本体2に巻きつける方法や、矩形状の発泡シートを巻芯1に巻きつけられる樹脂フィルムの巻き方向に対して順方向又は逆方向となるように巻芯本体2に巻きつける方法などを適宜採用可能である。
このように、巻芯1aは、両端部4にクッション層3aを形成していることから、巻芯1は、両端部4のほうが非端部5よりも大きなクッション性を有するように構成される。
(両端部4と非端部5の相互関係)
なお、巻芯1は、図1E等に示すように、巻軸L方向の両端部4における巻芯1の最外周面と巻軸L方向の非端部5における巻芯1の最外周面とが面一となるように構成されていることが好適である。巻軸L方向の両端部4における巻芯1の最外周面と巻軸L方向の非端部5における巻芯1の最外周面とが面一でない場合は、巻芯1に樹脂フィルムを巻き付けた場合に、巻き付けられた樹脂フィルムのうち、樹脂フィルムの巻き始めから樹脂フィルムの巻き数が数回となるまでの範囲で構成される部分において、両端部4と非端部5の段差に起因する段差痕が発生する傾向にある。
ここで、巻軸L方向の両端部4における巻芯1の最外周面と巻軸L方向の非端部5における巻芯1の最外周面とが面一となる場合としては、巻軸L方向の両端部4における巻芯1の最外周面と巻軸L方向の非端部5における巻芯1の最外周面とが完全に面一となる場合のほか、巻軸L方向の両端部4における巻芯1の最外周面と巻軸L方向の非端部5における巻芯1の最外周面とが面一であるとみなす場合も含まれる。
巻軸L方向の両端部4における巻芯1の最外周面と巻軸L方向の非端部5における巻芯1の最外周面とが完全に面一となる場合とは、巻軸L方向の両端部4における巻芯の最外周面と巻軸L方向の非端部5における巻芯1の最外周面とが互いに段差がなく、且つ、両端部4の最外周面と非端部5の最外周面との境界位置(図1Aでは、内端位置K)で両端部4の最外周面と非端部5の最外周面とが互いに傾斜差が無く互いに滑らかに接するような状態にて形成されている場合を示す。
巻軸L方向の両端部4における巻芯1の最外周面と巻軸L方向の非端部5における巻芯1の最外周面とが面一であるとみなす場合とは、巻軸L方向の両端部4における巻芯1の最外周面と巻軸L方向の非端部5における巻芯1の最外周面とが互いに若干の段差がある場合、及び/又は、両端部4の最外周面と非端部5の最外周面との境界位置で両端部4の最外周面と非端部5の最外周面が互いに傾斜差を有している状態にて形成されている場合に該当している場合にあって、且つ、これらの段差や傾斜差が樹脂フィルムに対して有意に悪影響を与えるには至らない程度に留まっているような場合を示す。
段差や傾斜差が樹脂フィルムに対して有意に悪影響を与えるには至らない程度に留まっている場合とは、段差や傾斜差に由来した段差痕や傾斜差痕による樹脂フィルムの外観不良が予め定められたレベルを超えるには至らない程度に留まっている場合を示す。
[第2実施形態]
本発明の第2実施形態の巻芯1b(1)について図2等の例を参照しつつ説明する。
第2実施形態の巻芯1b(1)は、図2等に示すように、クッション層3bの構成を除く他の構成は、巻芯1aと同じでよい。なお、以下の第2実施形態の説明や、図2等においては、巻芯1bに用いられる部材や構造のうち、第1実施形態の巻芯1aと同じ部材や構造を用いることの可能な部材や構造については同じ符号を用いることとする。
巻芯1bは、円筒状の巻芯本体2を備えて樹脂フィルムをロール状に巻き取り可能に構成されている。
巻芯1bは、第1実施形態の巻芯1aと同じく、全体として円筒状に形成されており、その内部には一方の端縁22と他方の端縁22の両方で開口して外部に繋がる空間23を形成している。また、巻芯1bは、第1実施形態の巻芯1aと同じく、その巻芯1bの巻軸L方向の両端部20のほうが巻軸L方向の非端部21よりも巻芯本体2の外径が小さくなるように、構成されている。
なお、巻芯1bの巻軸L方向の端部24、両端部20、巻軸L方向の非端部21の定義については、それぞれ巻芯1aの端部9、両端部4、非端部5と同様である。さらに、両端部20と非端部21の相互関係について、巻芯1aと同様に、巻軸L方向の両端部20における巻芯1bの最外周面と巻軸L方向の非端部21における巻芯1bの最外周面とが面一となるように構成されていることが好適である。
巻芯1bには、巻軸L方向の一方端部24から他方端部24まで、巻芯本体2の外周面を取り巻くようにクッション層3bが備えられている。これは、巻芯本体2の外周面を被覆するようにクッション層3bを形成することで具体的に実現できる。
さらに巻芯1bは、図2C,図2D,図2Eに示すように、巻軸L方向の両端部20のほうが巻軸L方向の非端部21よりもクッション層3bの厚みが厚くなるように構成されている。
(クッション層3b(3))
クッション層3bにおいては、クッション層両端部対応部25の厚みTb1がクッション層非端部対応部26の厚みTb2よりも厚い。ここに、クッション層両端部対応部25は、クッション層3bのうち巻芯1bの巻軸L方向の両端部20に含まれる部分として特定され、クッション層非端部対応部26は、クッション層3bのうち巻軸L方向の非端部21に含まれる部分であり、クッション層3bのうちクッション層両端部対応部25を除く部分として特定される。
クッション層3bは、クッション層両端部対応部25とクッション層非端部対応部26を一体に形成しているものであってもよいし、クッション層両端部対応部25とクッション層非端部対応部26とを別体の部材として形成してクッション層両端部対応部25を構成する部材とクッション層非端部対応部26を構成する部材とを接合して構成されているものであってもよい。クッション層両端部対応部25を構成する部材とクッション層非端部対応部26を構成する部材とを接合する方法は特に限定されず、例えば、これらの部材を接着剤などで相互に接着固定する方法等が適宜採用されてよい。
クッション層3bの厚みに関し、クッション層両端部対応部25の厚みTb1が0.5mm以上5.0mm以下であることが好ましく、クッション層非端部対応部26の厚みTb2が0.5mm以上3.0mm以下であることが好ましい。
クッション層3bは、巻芯1aのクッション層3aと同様に、弾性を有する層を形成可能な材質で構成されていれば、その材質を特に限定されるものではないが、樹脂発泡体、エラストマーなど適宜選択可能である。クッション層3bは、巻芯1aのクッション層3aと同様に、樹脂発泡体から構成されていることが好適である。
(クッション層3bの形成方法)
クッション層3bの形成方法は、巻芯1aのクッション層3aと同様の形成方法を適宜採用されてよい。
また、クッション層3bを構成するクッション層両端部対応部25とクッション層非端部対応部26とを別体の部材として準備し、その一方で、巻芯本体2を構成する巻軸本体両端部対応部11と巻軸本体非端部対応部12とを別体の部材として準備する。そして、巻軸本体両端部対応部11を構成する部材の外周面上に、クッション層両端部対応部25を構成する部材を取り付けて両端部20を形成する部材を調製し、巻軸本体非端部対応部12を構成する部材の外周面上に、クッション層非端部対応部26を構成する部材を取り付けて非端部21を形成する部材を調製し、非端部21を形成する部材の両端に両端部20を形成する部材を接合することで、クッション層3bを形成してもよい。この場合、クッション層3bが形成されるとともに巻芯本体2が形成され、さらに巻芯1bが形成されることとなる。
巻芯1bは、クッション層両端部対応部25におけるクッション層3bの厚みのほうがクッション層非端部対応部26におけるクッション層3bよりも厚いことから、巻芯1bは、両端部20のほうが非端部21よりも大きなクッション性を有することとなる。
[巻芯1の使用]
上記に説明した巻芯1(例えば、巻芯1a、巻芯1b)は、樹脂フィルムをロール状に巻き取るために使用されることができる。
次に、図3A,図3B,図4A,図4B,図4Cに示すように、樹脂フィルムをロール状に巻き取って形成されるフィルムロールについて、フィルムロールの巻芯が第1実施形態における巻芯1aである場合を例として説明する。
[フィルムロール10]
フィルムロール10は、図3A,図3B,図4Aに示すように、巻芯1aに樹脂フィルム8を巻きつけて円筒状に形成される。フィルムロール10は、例えば、上記したように、巻き取り装置(図示しない)のシャフト30を巻芯1aの空間7に挿入することで巻芯1aを巻き取り装置のシャフト30にセットし、巻芯1aの周囲に樹脂フィルム8をロール状に巻きつけることで調製できる。ここで、フィルムロール10の状態とされる樹脂フィルム8は、通常、長尺なフィルムである。このように樹脂フィルム8が長尺なフィルムである場合には、フィルムロール10は、樹脂フィルム8の幅方向(図4A中、両矢印Jに沿った方向)を巻芯1aの巻軸L方向にほぼ一致させつつ巻芯1aの周囲に樹脂フィルム8を巻きつけることで調製される。
(樹脂フィルム8)
フィルムロール10を構成する樹脂フィルム8は、通常、長尺なフィルムである。また、樹脂フィルム8は、図4B,図4Cに示すように、樹脂フィルム8の幅方向の両端に、両端を除く部分である非端に比べて厚さの厚い肉厚部31を有するものである。フィルムロール10に巻きつけられる樹脂フィルム8がこのように幅方向の両端に肉厚部31を有するものであると、巻芯1aのクッション層3aの機能がより有効に発揮される。ただし、このことは、フィルムロール10を構成する樹脂フィルム8が巻軸L方向の両端に肉厚部31を有するもの以外のものであることを禁止するものではない。
(クッション層3aの機能)
フィルムロール10は、クッション層3aを有して両端部4のほうが非端部5よりも大きなクッション性を有する巻芯1aを用いていることから、次に示すように、樹脂フィルム8の幅方向の両端に肉厚部31が形成されていても、フィルムロール10の解反後に樹脂フィルム8に弛みやしわを生じる虞が低減される。
樹脂フィルム8には、図4B,図4Cを用いて上記に説明したように、その幅方向の端縁に肉厚部31を有する。このような肉厚の異なる部分を有する樹脂フィルム8が従前の巻芯に巻きつけられてフィルムロールの状態とされて取り扱われると、フィルムロールが解反された際に解反後の樹脂フィルム8に弛みや波うちが発生してしまうという問題が生じる虞がある。
この問題は、次のようにフィルムロールに円周差が生じることに起因するとされる。樹脂フィルム8がその幅方向の端に肉厚部31を有する場合、巻芯1のまわりに所定回数樹脂フィルムを巻きつけたフィルムロールを形成する過程で、樹脂フィルム8を巻芯1aの周りに1回転巻くごとに増加するフィルムロールの外径の増分量が、樹脂フィルム8の肉厚部31に対応する部分ほうが肉厚部31の他の部分に対応する部分よりも大きくなり、樹脂フィルム8の肉厚部31に対応する部分と、肉厚部31の他の部分に対応する部分との間で、フィルムロールの外周に円周差が生じてくる。そして、この円周差は、巻芯1aに対する樹脂フィルム8の巻き数が増えることに伴って大きくなる。さらに、フィルムロールにおいて、樹脂フィルム8の肉厚部31に対応する部分が、肉厚部31の他の部分に対応する部分よりもフィルムロールの半径方向外側に向かって強く引っ張られた状態(テンション負荷状態と呼ぶ)となる。その引っ張られる程度は、円周差の拡大に伴って大きくなり、フィルムロールの巻きはじめ位置よりもフィルムロールの巻き終わり位置に近い位置ほど大きくなる。また、フィルムロールにおいてテンション負荷状態は、通常、フィルムロールが解反されるまで形成され続けることとなる。そして、フィルムロールが解反されると、フィルムロールにおいてテンション負荷状態が解消されるが、樹脂フィルム8のクリープ性により、解反後の樹脂フィルム8のうち主にフィルムロールの半径方向外側に向かって引っ張られた部分に対応した部分に、弛みや波うちが生じてしまうのである。
この点、フィルムロール10は、図3、図4に示すように、両端部4にクッション層3aを形成した巻芯1aに樹脂フィルム8を巻つけて形成されるものである。そのため、フィルムロール10において、フィルムロール10における巻きはじめ位置Q1に近い位置でも、フィルムロール10の巻き終わり位置Q2に近い位置でも、樹脂フィルム8の肉厚部31に対応する部分(図4A中、肉厚部対応部32)と、肉厚部31の他の部分に対応する部分(図4A中、肉厚部非対応部33)との間で、既述したような円周差を解消し又は減じることができることとなる。すると、フィルムロール10において肉厚部非対応部33よりも肉厚部対応部32のほうが強い力でフィルムロール10の半径方向外側に向かって引っ張られる状態は生じにくくなる。こうしたことから、フィルムロール10が解反された際に解反後の樹脂フィルム8に弛みや波うちが発生してしまうという問題が効果的に抑制されることとなる。
なお、上記ではフィルムロール10が、樹脂フィルム8を巻芯1aに巻きつけて形成される場合について説明したが、上記の説明は、フィルムロール10が、樹脂フィルム8を巻芯1bに巻きつけて形成される場合についても同様である。
次に、巻芯1について実施例を用いてより詳細に説明する。
[巻芯の実施例]
実施例1.
内径(直径)が80mm、外径(S2)100mm、長さ900mmの巻軸本体非端部対応部と、その両端に形成された巻軸本体両端部対応部(一方端側、他方端側ともに内径(直径)が80mm、外径(S1)が96mm、長さが150mm)とからなる紙製の円筒状の巻芯本体を準備し、巻軸本体両端部対応部の外周面上に厚さ2mmの発泡ポリエチレンシートを巻きつけて固着してクッション層を形成して巻芯(内径R1が80mm、外径R2が100mm)を得た。
実施例2.
内径(直径)が80mm、外径(S2)が98mm、長さが900mmの巻軸本体非端部対応部と、その両端に形成された巻軸本体両端部対応部(一方端側、他方端側ともに内径(直径)が80mm、外径(S1)が96mm、長さが150mm)とからなる紙製の円筒状の巻芯本体を準備し、巻軸本体両端部対応部の外周面に厚さ2mmの発泡ポリエチレンシートを巻きつけて固着し、巻軸本体非端部対応部の外周面に厚さ1mmの発泡ポリエチレンシートを巻きつけて固着してクッション層を形成して巻芯(内径R1が80mm、外径R2が100mm)を得た。
比較例1.
内径(直径)が80mm、外径(直径)が100mm、長さが1200mmの円筒状に形成された紙製の巻芯が準備された。
[フィルムロールの調製]
実施例1および2、比較例1の巻芯それぞれに対して、膜厚0.75mm、長さ30mの塩化ビニル樹脂フィルムを巻き取ることでフィルムロールを得た。
<解反性の評価>
実施例1および2、比較例1の巻芯を用いて各々調製されたフィルムロールを常温下で1ヶ月保管した後解反し、塩化ビニル樹脂フィルムの表面状態を目視にて観察した。実施例1および2のフィルムロールの塩化ビニル樹脂フィルムは、解反後、弛みや波うちが認められず、非常に外観が良好であると認められた。一方、比較例1のフィルムロールの塩化ビニル樹脂フィルムは、解反後、弛みや波うちが認められた。
1 巻芯
2 巻芯本体
3 クッション層
4 両端部
5 非端部
6 端部
7 巻芯内部の空間
8 樹脂フィルム
9 巻芯の端縁
10 フィルムロール
11 巻軸本体両端部対応部
12 巻軸本体非端部対応部
20 両端部
21 非端部
22 巻芯の端縁
23 巻芯内部の空間
24 端部
25 クッション層両端部対応部
26 クッション層非端部対応部
30 巻き取り装置のシャフト
31 肉厚部
32 肉厚部対応部
33 肉厚部非対応部

Claims (5)

  1. 巻軸方向の両端側に非端部に比べて厚さの厚い肉厚部を有している樹脂フィルムの巻き取りに用いられる巻芯であり、且つ、該樹脂フィルムをロール状に巻き取り可能に構成された、円筒状の巻芯本体を備えてなる巻芯であって、
    巻芯における巻軸方向の端縁を含み該端縁から巻軸方向の中央に向かった内側所定位置までの所定部分として巻軸方向の端縁側に定められる2つの端部で構成される巻軸方向の両端部のほうが、巻軸方向の非端部よりも、巻芯本体の外径が小さくなるように構成されており、
    巻軸方向の両端部には、巻芯本体の外周面を取り巻くように樹脂発泡体からなるクッション層が備えられており
    該クッション層の厚みが、0.5mm以上5.0mm以下である、ことを特徴とする巻芯。
  2. 巻軸方向の両端側に非端部に比べて厚さの厚い肉厚部を有している樹脂フィルムの巻き取りに用いられる巻芯であり、且つ、該樹脂フィルムをロール状に巻き取り可能に構成された、円筒状の巻芯本体を備えてなる巻芯であって、
    巻芯における巻軸方向の端縁を含み該端縁から巻軸方向の中央に向かった内側所定位置までの所定部分として巻軸方向の端縁側に定められる2つの端部で構成される両端部のほうが、巻軸方向の非端部よりも、巻芯本体の外径が小さくなるように構成されており、
    巻軸方向の一方端部から他方端部まで、巻芯本体の外周面を取り巻くように樹脂発泡体からなるクッション層が備えられており、
    巻軸方向の両端部のほうが巻軸方向の非端部よりもクッション層の厚みが厚くなるように構成されており
    該クッション層は、巻軸方向の両端部を構成する部分の厚みが0.5mm以上5.0mm以下である、ことを特徴とする巻芯。
  3. クッション層を形成する樹脂発泡体は、JIS K 6767 に準じて測定された歪み25%における圧縮応力が30kPAから250kPAであり、JIS K 6767 に準じて測定された密度が20kg/m 3 以上100kg/m 3 以下である、請求項1又は2に記載の巻芯。
  4. 巻軸方向の両端部における巻芯の最外周面と巻軸方向の非端部における巻芯の最外周面とが面一となるように構成されている、請求項1から3のいずれか1項に記載の巻芯。
  5. 樹脂フィルムを巻芯に巻きつけてなるフィルムロールであって、
    樹脂フィルムは、巻軸方向の両端側に肉厚部を有しており、
    巻芯は、請求項1から4のいずれか1項に記載の巻芯であることを特徴とするフィルムロール。
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