JP6193196B2 - 布団乾燥機 - Google Patents

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Description

本発明は布団乾燥機に関する。
従来、布団乾燥機にエアフィルタを装設可能にされたものが考案されている(例えば特許文献1参照)。
公開実用新案公報平4−060195号公報
特許文献1に記載の布団乾燥機は、「本体の空気流路の吸気口もしくは空気の排気口に乾燥剤を含むフィルタを装設し、エアマットを着脱自在に取付けてなる」ものが開示されている。しかし、より細かい粒子を除去することはできない。
そこで本発明は上記実状に鑑みて、粗い粒子のみならず細かい粒子を除去できる布団乾燥機を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、第1の本発明は、布団に温風を送って乾燥させる乾燥ユニットと、前記乾燥ユニットに前記温風を供給する本体部と、前記本体部の前記温風のもととなる空気の空気吸い込み口と連通するように凹設され第1のフィルタおよび前記第1のフィルタよりも細かい粒子を除去する第2のフィルタが収納される収納部とを備え、前記収納部は、前記本体部の前面側に設けられ、前記本体部は、前記収納部を覆うカバー部材を含んでなり、前記カバー部材は、後方側に1または複数のガード部材を有してなり、前記ガード部材の前方側に前記第1のフィルタが装着され、前記第2のフィルタが装着される空間の前記収納部における縦横の大きさは、前記第2のフィルタの縦横の大きさと略同じかそれ以上となるようにされるとともに、前記第2のフィルタが装着される空間の前記収納部の奥行きの深さは、前記ガード部材と前記本体部とで挟まれる空間で形成され、前記第2のフィルタの厚みに対する7〜8割の厚みを有し、前記ガード部材は、前記第2のフィルタの延在面を複数に分割した位置に形成され、前記第2のフィルタを前記収納部に前方から後方に向けて押圧していることを特徴とする。
また、第2の本発明は、布団に温風を送って乾燥させる乾燥ユニットと、前記乾燥ユニットに前記温風を供給する本体部と、前記本体部の外郭を形成する筐体と、前記本体部の前記温風のもととなる空気の空気吸い込み口と連通するように凹設され第1のフィルタおよび前記第1のフィルタより細かい粒子を除去する第2のフィルタが収納される収納部と、前記本体部と前記収納部との前面を覆う前面パネルとを備え、前記収納部は、前記本体部の前面側に設けられ、前記前面パネルは、上下左右の側方が前記筺体の前下縁部、前左右縁部、および前上端部で囲われ、前記前面パネルの裏面側で、前記前面パネルの前記本体部への取り付け、前記前面パネルの前記本体部からの取り外しがなされ、前記前面パネルは、通気孔が形成されることなく、前記筺体の前記前下縁部、前記前左右縁部、および前記前上端部との各隙間から前記空気吸い込み口への吸気がなされることを特徴とする。
本発明によれば、粗い粒子のみならず細かい粒子を除去できる布団乾燥機を提供することができる。
実施形態に係わる布団乾燥機を示す図であり、畳上の布団の乾燥を行っている状態を説明する図。 (a)は実施形態の布団乾燥機2Fの乾燥ユニット13を斜め上前方から見た斜視図。(b)は布団乾燥機の乾燥マット近傍を上方から見た断面図。 布団乾燥機を使用時の、乾燥機本体の開閉蓋を開けた状態を上方から見た図。 乾燥機本体の内部に乾燥ユニットとホースとを収納した状態を上方から見た図。 ハンドルを乾燥機本体から引き出した状態を示す斜視図。 ハンドルを乾燥機本体内に収容した状態の乾燥機本体の上部を前面側から見た断面図。 (a)はハンドルを乾燥機本体内から引き出した状態の乾燥機本体の上右部を前面側から見た断面図、 (b)はハンドルを乾燥機本体内から引き出した状態の乾燥機本体の上右部を前面斜め下側から見た斜視図。 化粧パネルを取り外した乾燥機本体を斜め上前方から見た斜視図。 (a)はフィルタカバーを乾燥機本体の外側から見た斜視図。(b)はフィルタカバーを乾燥機本体の内側から見た斜視図。 (a)は、乾燥機本体からフィルタカバーを取り外した状態を示す図。(b)は、(a)の状態から、HEPAフィルタを装着したときの状態を示す図。 (a)は、図8のX−X断面図であり、実施形態に係わるフィルタカバーの蓋係合突起と乾燥機本体の蓋被係合孔が係合した様子を説明する図。(b)は、蓋係合突起と蓋被係合孔が係合する直前の様子を説明する断面図。(c)は、蓋係合突起と蓋被係合孔との係合が解除された直後の様子を説明する断面図。 図8のY−Y断面図であり、実施形態に係わるフィルタカバーのカバー側ガード部およびガード支柱がそれぞれ、粗いフィルタおよびHEPAフィルタをガードする様子を説明する図。 図8のZ−Z断面図であり、実施形態に係わるフィルタカバーの位置決め係合突起と乾燥機本体の位置決め被係合孔とが係合した様子を説明する図。 乾燥機本体から取り外した化粧パネルの内部側を斜め上方から見た斜視図。 化粧パネルの下部が、乾燥機本体に係合した状態を示す要部の切り欠き斜視図。 化粧パネルの上部が、乾燥機本体に係合した状態を示す要部の切り欠き斜視図。
<<実施形態の説明>>
以下、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、実施形態に係わる布団乾燥機を示す斜視図であり、畳の上の布団の乾燥を行っている状態を説明する図である。
実施形態の布団乾燥機2Fは、布団などの乾燥に使用する箱形状の乾燥ユニット13(後記の図2(a)、図2(b)参照)を、乾燥機本体21内に容易に収納ができる構成を有してなる。また、布団乾燥機2Fは乾燥ユニット13の未使用時の保管性や持ち運びがし易いようにされている。
布団乾燥機2Fは、乾燥機本体21とホース2と乾燥ユニット13(後記する図2(a)参照)とを備えている。乾燥ユニット13は、布団(8、9)の乾燥に用いる乾燥器具である箱形状のアタッチメントである。
乾燥機本体21は、布団乾燥機2Fの使用中、容易に転倒することがないように安定性が得られる略キューブ型(六面体、直方体)の形状を有している。これにより、乾燥機本体21は、横置き縦置きの使用(後記する図1、図3を参照)が可能な構成となっている。また、乾燥機本体21は、フィルタカバーf(後記図8、図9参照)を含んでなる。
そのため、布団乾燥機2Fの未使用時にも、乾燥機本体21の内部にホース2と乾燥ユニット13とを収容して、乾燥機本体21を縦置きや横置き状態にしてしまうことができる。
乾燥機本体21は、送風を発生させるファン(図示せず)と、ファンを駆動するモータM(図3参照)と、ファンからの送風を温風とする第1・第2のヒータ(図示せず)とを有している。そして、乾燥機本体21は、ファン、モータM、第1・第2のヒータを制御する制御部を有している。
制御部は、制御プログラムが実行されるマイクロコンピュータと、モータ駆動制御回路、ヒータ制御回路、センサ回路等の周辺回路を有している。
乾燥ユニット13は、乾燥機本体21内に収納されるので、乾燥機本体21内の部品と干渉することがないように例えば二股形状を有している。
図1に示すように、布団乾燥機2Fで畳上の布団(8、9)を乾燥する場合、乾燥機本体21を横置きにして、乾燥機本体21の下側の角部21k8から延出される電源コードCのプラグcpを電源コンセント(図示せず)に差し込む。そして、操作部21sの操作スイッチ21b(後記の図3参照)を押下することで所望の乾燥運転モードが開始され、乾燥ユニット13の温風吹出し口13a,13a1,13b,13du,13ds(後記図2(a)参照)から温風Oが吹き出される。
或いは、布団乾燥機2Fで、洋室のベッドBの上の布団(8、9)を乾燥してもよい。この場合、乾燥機本体21を縦置きにして、乾燥機本体21の下側の角部角部21k8から後方に延出される電源コードCのプラグcpを電源コンセント(図示せず)に差し込むこともできる。そして、操作部21sの操作スイッチ21b(後記の図3参照)を押下することで所望の乾燥運転モードが開始され、乾燥ユニット13の温風吹出し口13a,13a1,13b,13du,13ds(後記図2(a)参照)から温風Oが吹き出される。
<乾燥機本体21の外装>
乾燥機本体21の手前上部には、操作部21sが配置されている。操作部21sは表示装置21hと複数の操作スイッチ21b(21b1、21b2、……)とを有している(いずれも図3で後記)。
乾燥機本体21の操作部21s後方には、乾燥機本体21を持ち運びする際に把持されるハンドル24と、乾燥機本体21の内部を開閉する開閉蓋25とが備わっている。
開閉蓋25は、乾燥機本体21の筺体21kの後上部に設けられる回転支持部25s(後記の図3も参照)に回転自在に支持されている。
乾燥機本体21の前面側には、室内の空気を吸い込む吸込み口(図示せず)が設けられている。吸込み口の手前には、室内の空気中に含まれる粉塵などを取り除くフィルタカバーf(詳細は図8で後記)が設けられている。
さらに、乾燥機本体21の前面側のフィルタカバーfを覆うようにして、化粧パネル26(後記図3など参照)が、取り付けまたは取り外し自在に取り付けられている。
<乾燥ユニット13>
図2(a)は、布団乾燥機2Fの乾燥ユニット13を斜め上前方から見た斜視図である。
図2(a)に示すように、乾燥ユニット13は、前端部(一端部)の中央近辺の位置に、前端部側から中央付近にかけて切り欠いた形状の通気スペース13Pを形成する。そして、ホース2が連結される後部側は、箱形の筺体形状としている。つまり、乾燥ユニット13は、平面視で、二股形状、または略コの字状の形状をもつ扁平な箱形状(筐体形状)に合成樹脂や樹脂を含浸した布状繊維等で構成されている。
乾燥ユニット13が前記したような二股形状を有している場合、二股形状と対向する側の中央部分には、ホース2からの空気流を乾燥ユニット13に供給する際の継ぎ手であるホース接続部口2a(後記図4も併せて参照)が取り付けられている。ホース接続部口2aはホース2の円形の開口を乾燥ユニット13の矩形状の開口に連結する接続アタッチメントの役割を担っている。ホース接続部口2aは、例えば合成樹脂で成形されている。
乾燥ユニット13は、通気スペース13Pの両脇に細長い箱形状をもって長手方向に延びる一対の脚部13Aが形成されている。
乾燥ユニット13は、前端側の両脇に細長い形状をもつ一対の脚部13Aが形成されることによって、その中央部付近に、布団(8、9)に対して温風Oが吹き出すための空間である温風吹き出しスペース13Pが形成される。そのため、乾燥ユニット13の中央部付近の布団(8、9)に大きな風量の温風Oを当てることができ、乾燥を促進できる。
乾燥ユニット13から温風Oを吹き出す温風吹出し口は以下のように形成されている。
乾燥ユニット13の一対の脚部13Aの前端面を形成する前端縁13A1には、前部温風吹出し口13aが左右方向に長い矩形状の孔に形成されている。換言すれば、前部温風吹出し口13aは、乾燥ユニット13が置かれる載置面Sに沿った方向に長い矩形状の孔に形成されている。
前部温風吹出し口13aが左右方向(載置面Sに沿った方向)に長い矩形状の孔に形成されることによって、温風Oを、布団(8、9)が延在する左右方向に前部温風吹出し口13aから広げて吹き出すことができる。そのため、前部温風吹出し口13aの左右方向の布団(8、9)の乾燥を促進できる。
また、乾燥ユニット13の一対の脚部13Aの間の通気スペース13Pを形成する中央凹部縁13A2に左右に長い凹部温風吹出し口13a1が形成されている。凹部温風吹出し口13a1が左右に長い孔であることで、乾燥ユニット13の中央部に形成される通気スペース13Pに左右方向に広げて温風Oを吹き出すことができる。
乾燥ユニット13の上面側には上部温風吹出し口13duが円形の形状に形成されている。上部温風吹出し口13duが円形であることによって、掛け布団9に対して均等に温風Oを吹き出すことができる。
乾燥ユニット13の下面側には下部温風吹出し口13dsが、上部温風吹出し口13duと同等またはより大きな径の円形の形状に形成されている。下部温風吹出し口13dsが上部温風吹出し口13duと同等またはより大きな径の円形であることによって、湿気が溜まり易い敷き布団8に対してより大きな風量または掛け布団9側と同等の風量の温風Oを、均等に吹き出すことができる。
乾燥ユニット13の両側部には、一対の側部温風吹出し口13bがそれぞれ長手方向(載置面Sに沿った方向)に長い形状をもって形成されている。一対の側部温風吹出し口13bが長手方向に長い形状をもつことによって、乾燥ユニット13の側方に位置する掛け布団9と敷き布団8とに、温風Oを広げて吹き出すことができる。
乾燥ユニット13の後部には、後部温風吹出し口13cが形成されている。後部温風吹出し口13cが形成されることで、乾燥ユニット13の後部側の布団(8、9)に温風Oを当てることができる。
ここで、乾燥ユニット13に設けた温風吹出し口(13b、13du、13ds)の内側に制風板を設け、温風Oが温風吹出し口(13b、13du、13ds)の外部に効果的に送られるように、ホース2からの温風Oを温風吹出し口(13b、13du、13ds)の外部に向かうように案内することが好ましい。制風板によって、掛け布団9と敷き布団8内に送風する温風Oを布団(8、9)内の隅々まで行き渡せる効果が高まる。なお、温風吹出し口(13a、13a1、13b、13c、13du、13ds)の少なくとも何れかに制風板を設ける構成としてもよい。
図2(b)は、変形例の布団乾燥機の乾燥マット近傍を上方から見た断面図である。本発明の実施形態に係わる乾燥ユニットは、前記した乾燥ユニット13に換えて、例えば袋状の乾燥マット110であってもよい。
この場合、乾燥マット110は、例えば布団乾燥機2F(図1参照)からホース102を介して温風Oが、外周部温風通路111の内部に供給され、外周部温風通路111を通過して中心部温風通路112に流れるようにされている。
乾燥マット110の下方には敷き布団108が載置され、乾燥マット110の上方には掛け布団109が掛けられる。そして、乾燥マット110内から温風を吹き出したり乾燥マット110の熱によって、乾燥マット110の下方の敷き布団108と、乾燥マット110の上方の掛け布団109とを乾燥させる。
乾燥マット110は、外周部に配置される温風Oの通路の外周部温風通路111と、中心部に配置される温風の通路の中心部温風通路112とを有して構成される。
外周部温風通路111は、内部に温風Oが流れ(滞留し)て筒状形状に膨らみを作り、掛け布団109と敷き布団108の間に隙間を作る。そして、外周部温風通路111を通過した温風は、中心部温風通路112に流れ、中心部温風通路112から下方の敷き布団108側に直接通気して、敷き布団108側の乾燥が行われる。
その他、中心部温風通路112からの温風が届かない掛け布団109や敷き布団108は、外周部温風通路111および中心部温風通路112の熱伝導によって乾燥が行われる。
<乾燥機本体21>
次に、乾燥機本体21について、図3を参照しながら説明する。
図3は、布団乾燥機を使用時の乾燥機本体の開閉蓋を開けた状態を上方から見た図である。
乾燥機本体21は、布団乾燥機2Fの使用中、容易に転倒することがないように安定性が得られる略キューブ型(六面体、直方体)の形状を有している。これにより、乾燥機本体21は、横置き縦置きの使用(図1参照)が可能な構成となっている。
そのため、布団乾燥機2Fの未使用時にも、乾燥機本体21の内部にホース2と乾燥ユニット13とを収容して、乾燥機本体21を縦置きや横置き状態にしてしまうことができる。
<乾燥機本体21の外装>
乾燥機本体21の手前上部には、操作部21s(図1参照)が配置されている。操作部21sは表示装置21hと複数の操作スイッチ21b(21b1、21b2、……)とを有している。
乾燥機本体21の操作部21s後方には、乾燥機本体21を持ち運びする際に把持されるハンドル24と、乾燥機本体21の内部を開閉する開閉蓋25(図1も併せて参照)とが備わっている。
開閉蓋25は、乾燥機本体21の筺体21kの後上部に設けられる回転支持部25sに回転自在に支持されている。
乾燥機本体21の前面側には、化粧パネル26が、取り付け・取り外し自在に取り付けられている。
<乾燥機本体21の内部>
乾燥機本体21には、略中央前側に、ファン収納部21aとモータ収納部21mとが設けられている。
ファン収納部21aには、布団(8、9)に送り込む空気流を発生させるファン(図示せず)が収容されている。ファンによって引き起こされる空気流は、乾燥機本体21の前面側からフィルタカバーf(後記図8参照)を通過して吸込まれる。モータ収納部21mには、ファンを回転駆動させるモータMが収容されている。
そのため、ファン収納部21aとモータ収納部21mとは、乾燥機本体21の筺体21kから内部に突出した凸形状に形成されている。
ホース2にはファンから空気流が供給されるため、ホース2の一方端部2t1は、ファンが収容されるファン収納部21aの連結口21cに接続されている。
図4は、乾燥機本体の内部に乾燥ユニットとホースとを収納した状態を上方から見た図である。
布団乾燥機2Fの未使用時には、使用者によって、乾燥機本体21の連結口21cに一方端部2t1が連結されるホース2の他方端2t2が、乾燥ユニット13に取り付けられるホース接続部口2aから外される。なお、乾燥機本体21の連結口21cは、内蔵されるファンの空気吐き出し口である。
ホース2は、乾燥機本体21内に屈曲されてファン収納部21a(図3参照)上に収納される。一方、乾燥ユニット13は、中央に通気スペース13Pが形成される一対の脚部13A(図2(a)参照)側が下方になる姿勢で乾燥機本体21内に入れられる。詳細には、乾燥ユニット13の通気スペース13Pの空間にモータ収納部21m(図3参照)が入り一対の脚部13Aがモータ収納部21mを跨ぐようにして、乾燥ユニット13が乾燥機本体21内に収納される。
これにより、布団乾燥機2Fの未使用時に、乾燥ユニット13とホース2とを、乾燥機本体21内にコンパクトな大きさで収納することができる。
そして、開閉蓋25が閉じられ、乾燥機本体21内に乾燥ユニット13が納まった布団乾燥機2F(後記図5など参照)となる。
<ハンドル24>
図5は、ハンドルを乾燥機本体から引き出した状態を示す斜視図である。
ハンドル24は、布団乾燥機2Fの未使用時には、乾燥機本体21の筺体21k内に収容されている。この状態から、布団乾燥機2Fを使用する際には、図5に示すように、乾燥機本体21から持ち手部24aを把持してハンドル24を引き出し、布団(8、9)の乾燥を行う場所まで運んで、布団(8、9)の乾燥作業が行われる。
図6は、ハンドルを乾燥機本体内に収容した状態の乾燥機本体の上部を前面側から見た断面図である。
図7(a)は、ハンドルを乾燥機本体内から引き出した状態の乾燥機本体の上右部を前面側から見た断面図であり、図7(b)は、ハンドルを乾燥機本体内から引き出した状態の乾燥機本体の上右部を前面斜め下側から見た斜視図である。
図6に示すように、ハンドル24は、略コの字状の形状を有する樹脂成形品である。ハンドル24は、左右方向に延びる持ち手部24aと、持ち手部24aの左端部から下方に延びるスライド部24bと、持ち手部24aの右端部から下方に延びるスライド部24cとを有している。
スライド部24bは、上下移動のガイドである長穴24b1が形成され、スライド部24bの下側部には、外側方に突設される係合突起24b2が、略半円柱状など曲率をもつ横断面形状を有する柱状に形成されている。同様に、スライド部24cは、上下移動のガイドである長穴24c1が形成され、スライド部24cの下側部には、外側方に突設される係合突起24c2が、略半円柱状など曲率をもつ横断面形状を有する柱状に形成されている。
一方、乾燥機本体21には、スライド部24bの長穴24b1に嵌入される円筒状の第1上案内リブ21i1と、スライド部24cの長穴24c1に嵌入される円筒状の第2上案内リブ21i2とが、それぞれ前後方向に立設されている。
また、乾燥機本体21には、ハンドル24の乾燥機本体21内への収容状態の位置と、ハンドル24の乾燥機本体21内からの引き出し状態の位置とに対応して、スライド部24cの外側面に向けて、下被係合突起21t1、上被係合突起21t2が、それぞれ略半円柱状など曲率をもつ横断面形状を有する柱状に突設されている。
この構成によって、図6に示すように、ハンドル24の乾燥機本体21内への収容時には、ハンドル24のスライド部24b、24cの各長穴24b1、24c1の上部に乾燥機本体21の円筒状の案内リブ21i1、21i2が当接する。同時に、ハンドル24のスライド部24cの係合突起24c2が乾燥機本体21の下被係合突起21t1の下部に係合して、ハンドル24が乾燥機本体21内へ収容される状態が維持される。
一方、図7に示すように、ハンドル24の乾燥機本体21内からの引き出し時には、ハンドル24のスライド部24b、24cの各長穴24b1、24c1の下部に乾燥機本体21の円筒状の案内リブ21i1、21i2がそれぞれ当接する。同時に、ハンドル24のスライド部24cの係合突起24c2が乾燥機本体21の上被係合突起21t2の上部に係合して、ハンドル24の乾燥機本体21内からの引き出し状態が維持される。
なお、ハンドル24は左右対称に形成されるため、ハンドル24を乾燥機本体21に組み付ける際には、左右方向を意識する必要がなく、組み立て性がよい。
<化粧パネル26>
図8は、化粧パネルを取り外した乾燥機本体を斜め上前方から見た斜視図である。
乾燥機本体21には、化粧パネル26を取り付けるための下取り付け部27と、上取り付け部28とが設けられている。
下取り付け部27と、上取り付け部28とは、左右対称な形状に一対設けられるので、一方側の下取り付け部27と上取り付け部28との説明を行い、他方側の説明は省略する。
乾燥機本体21の下取り付け部27は、嵌入孔27aが中央に貫設されている。そして、嵌入孔27aが形成される内側の壁板には、被係合孔27bが内方に向けて貫設されている。また、嵌入孔27aの廻りには、前方に突出して形成される案内リブ27cが、上方側が切り欠かれた形状に嵌入孔27aを囲繞する形状に形成されている。
乾燥機本体21の上取り付け部28は、嵌入孔28aが中央に貫設されている。そして、嵌入孔28aが形成される内側の壁板には、被係合孔28bが内方に向けて貫設されている。また、嵌入孔28aの廻りには、前方に突出して形成される案内リブ28cが、下方側が切り欠かれた形状に嵌入孔28aを囲繞する形状に形成されている。
乾燥機本体21の中央上部には、化粧パネル案内リブ21rが、上部が切り欠かれた下壁21r1および側壁21r2を有する略U字形状に前方に突出して形成されている。
なお、図8に示すとおり、化粧パネル26を乾燥機本体21へ取り付けるための下取り付け部27、上取り付け部28は、いずれも乾燥機本体21の前面側に設けられている。そして、乾燥機本体21への空気吸い込み口Vcは、化粧パネル26の奥の乾燥機本体21の前面側に設けられ(詳細は図10(a)参照)、空気吸い込み口Vcと連通している収納部53に、HEPAフィルタ60(第2のフィルタ)、フィルタカバーf、粗いフィルタ61(第1のフィルタ)が収納・装着される。なお、図8のフィルタカバーfの紙面手前側には実際には粗いフィルタ61(後記の図12などを参照)が装着される。このため、フィルタカバーfのうち、粗いフィルタ61よりも紙面奥側の様子は破線で描いてある。
図9(a)はフィルタカバーを乾燥機本体の外側から見た斜視図、図9(b)はフィルタカバーを乾燥機本体の内側から見た斜視図である。
図9(a)に示すように、フィルタカバーfは、通気口部f1と、平板部f2と、平坦部f3と、平板部f2および平坦部f3の周囲を囲む枠部Wとを有してなる。ここでフィルタカバーfは、枠部Wの例えば右方に平坦部f3の平面形状が形成されている。さらに、平坦部f3から断面視で粗いフィルタ61の厚みに相当する段差分の凹みを介して平板部f2が設けられている。また、通気口部f1は、例えば平板部f2において、フィルタカバーfの短手方向に沿って、略長方形でスリット状に列をなすようにして穿孔されている。また、略長方形の長手方向の両端部が、半円形状を呈するようにして穿孔されている。しかし、特にこの形状には限定されない。
この通気口部f1は、布団8,9に送る空気を乾燥機本体21の内部に導入するために、穿孔されたものである。
また、フィルタカバーfの右側面部の側には、平坦部f3と枠部Wに跨って形成される取っ手部43と、枠部Wに形成された蓋係合突起40(40a,40b)が設けられている。
取っ手部43は、フィルタカバーfを乾燥機本体21に着脱させる際に、例えばユーザが指を掛けてフィルタカバーfの取り付けや取り外しができるように形成された部位である。本実施形態では、例えば取っ手部43は、フィルタカバーfの右端に設けられた平坦部f3の略中央部分を円形に切り欠かれた切り欠き部によって形成されているが、特にこれには限定されない。例えば、取っ手部43はV字型に切り欠かれた切り欠き部であってもよいし、例えばノブ状のつまみを有してなるものであってもよい。
蓋係合突起40(40a,40b)は、フィルタカバーfを乾燥機本体21に取り付けるために設けられた係合部である。
また、前記したように、図9(b)はフィルタカバーを乾燥機本体の内側から見た斜視図である。つまり、図9(a)の紙面裏側から見た斜視図である。
図9(b)に示すように、フィルタカバーfには、前記した蓋係合突起40(40a,40b)の他に、カバー側ガード部41が41a〜41hの8箇所と、位置決め係合突起42が1箇所備えられている。
カバー側ガード部41(41a〜41h)は、フィルタカバーfの枠部Wの適宜の位置に、鉛直方向に突出するようにして形成された爪状のガード部である。カバー側ガード部41の内側であってフィルタカバーfの平板部f2から見た外側(図9(a)の紙面手前側)には粗いフィルタ61(詳細は図12を参照。図9(a)では不図示)がプレフィルタとして挿入される。また、フィルタカバーfの平板部f2から見た内側には、ガード支柱44を介してHEPAフィルタ60(詳細は図10(b)で後記)が装着される。このように、フィルタカバーfにカバー側ガード部41、ガード支柱44を設けることで、種類の異なるフィルタ(具体的には、例えばHEPAフィルタ60と、粗いフィルタ61)が、乾燥機本体21の運転による振動などで外れてしまったり、形が崩れてしまわないようにガードする役割を担っている。
なお、本実施形態では、カバー側ガード部41が順に、フィルタカバーfの上枠部Wに41a,41b、フィルタカバーfの左枠部Wに41c,41d、フィルタカバーfの下枠部Wに41e,41f、フィルタカバーfの右枠部Wに41g、41hの8箇所設けられているが、これには限定されない。
位置決め係合突起42は、フィルタカバーfにおいて、取っ手部43と反対側の位置に、水平方向(紙面左側)に突出するようにして設けられた突起である。位置決め係合突起42は、位置決め被係合孔52(後記する図13などを参照)と係合することで、フィルタカバーfと乾燥機本体21との左右方向の位置決めがされる突起である。
図10(a)は、乾燥機本体からフィルタカバーを取り外した状態を示す図、図10(b)は、図10(a)の状態から、HEPAフィルタを装着したときの状態を示す図である。
図10(a)に示すように、乾燥機本体21からフィルタカバーfを取り外すと、前記した蓋係合突起40(40a,40b)と対応する位置に蓋被係合孔50(50a,50b)が、位置決め係合突起42と対応する位置に位置決め被係合孔52が形成されている。
また、粗いフィルタ61やHEPAフィルタ60(詳細後記)、フィルタカバーfを収納するための収納部53が設けられている。換言すると、粗いフィルタ61、フィルタカバーf、HEPAフィルタ60は、収納部53に収納されている。ゆえに、収納部53の形状は、例えば収納されるHEPAフィルタ60、およびフィルタカバーfの形状に合わせて、略四角箱形状の凹部となるように形成すればよい(なお、粗いフィルタ61はフィルタカバーfに収まる大きさである)。この際、HEPAフィルタ60が収納される部分と、フィルタカバーfが収納される部分とでは、フィルタカバーfが収納される部分の方が断面積が大きな四角箱形状となるようにしてもよい。つまり、収納部の外形が断面視で略階段状の段差を有して、四角箱が複数個積み重なるような形状を呈していてもよい(後記する図11(a)なども併せて参照)。実施形態では、収納部53の縦横の大きさは、HEPAフィルタの縦横の大きさと略同じかそれ以上となるようにされている。但し、収納部53の厚み(奥行きの深さ)に関しては、例えば収納されるHEPAフィルタ60の厚みに対する7〜8割程度の厚みを有するようにするのが望ましい。このようにすることで、フィルタカバーfを装着するとHEPAフィルタ60がガード支柱44および本体側ガード部51によってわずかに圧縮される。これにより、乾燥機本体21の運転時の振動などによって、HEPAフィルタ60が外れてしまったり、型崩れを起こすことを回避できる。
、図10(b)は、図10(a)の状態から、HEPAフィルタを装着したときの状態を示す図である。
前記したように、乾燥機本体21には、前面側に空気吸い込み口Vcが備えられ、空気吸い込み口Vcと連通するようにして、箱状に凹設された収納部53を有している。なお、収納部53の形状は、特に限定されない。このように、乾燥機本体21の前面側に空気吸い込み口Vcを備えることで、後面側に備える場合よりも、塵埃の少ない室内空気を吸気し、乾燥機本体21に取り込むことができるようにされている。
また、図10(b)に示すように、収納部53にはHEPAフィルタ60(HEPA:High Efficiency Particulate Air Filter)が装着される。ここで、HEPAフィルタ60とは、例えばJIS Z 8122によって規定される、「定格風量で粒径が0.3μmの粒子に対して、99.97%以上の粒子捕集率をもち、初期圧力損失が245Pa以下の性能を持つ」エアフィルタである。ここで、実施形態で用いるHEPAフィルタ60の大きさは、例えば縦が123mm、横が118mm、厚みが15mmとなっている。しかし、特にこの大きさには限定されない。
図11(a)は、図8のX−X断面図であり、実施形態に係わるフィルタカバーの蓋係合突起と乾燥機本体の蓋被係合孔が係合した様子を説明する図である。なお、図11(a)は図8のX−X断面から下方を見た図である。また、図9(a)、図9(b)にも参考までにX−X断面に相当する位置を示してある。図11(b)は、図11(a)と対応して、蓋係合突起と蓋被係合孔が係合する直前の様子を説明する断面図である。また、図11(c)は、図11(a)と対応して、蓋係合突起と蓋被係合孔との係合が解除された直後の様子を説明する断面図である。
図11(a)に示すように、本発明の実施形態に係わるフィルタカバーfの蓋係合突起40(40a)は、フィルタカバーfの平坦部f3から乾燥機本体21の内側に向けて略直角に延びた突起部40a2の略先端部分に、フィルタカバーfの外側に向けて突出するようにされた係合凸部40a1を有してなる。また、これと対応するようにして、乾燥機本体21の蓋被係合孔50(50a)には、係合凸部40a1と外形形状が一致するようにされた係合凹部50a1を有している。そして、フィルタカバーfと乾燥機本体21とを係合させる際には、具体的には、後記の図11(b)に示す力F1をフィルタカバーfに加え、蓋係合突起40(40a)の係合凸部40a1を、蓋被係合孔50(50a)の係合凹部50a1に嵌め込むことによって、係合が実現される。
なお、係合凸部40a1が設けられている位置は、突起部40a2の略先端部分であると説明したが、これには限定されない。例えば、突起部40a2の略中央部分、または略基端部分に設けるようにしてもよい。
次に、図11(b)を参照しながら、蓋係合突起と蓋被係合孔が係合する直前の様子を説明する。なお、フィルタカバーfを乾燥機本体21に装着する際は、詳細を図13で後記するが、ユーザが取っ手部43(図9(a)などを参照)を指でつまみ、フィルタカバーfの位置決め係合突起42を、乾燥機本体21の位置決め被係合孔52に予め係合させる。この状態で、フィルタカバーfを乾燥機本体21に押しこむ(力F1の向き)ようにして、蓋係合突起40(40a)を収納部53内に挿入させる。すると、図11(b)に示すように、蓋係合突起40(40a)の係合凸部40a1の先端側の凸形状によって、突起部40a2がフィルタカバーfの内側に向けて弾性変形させられ(実線矢印参照)、フィルタカバーfの外側に向けて弾性力が生じた状態となる。この状態でさらにフィルタカバーfの挿入が進むと、係合凸部40a1が係合凹部50a1に到達した時点で前記の弾性力によって、蓋係合突起40(40a)の係合凸部40a1が、蓋被係合孔50(50a)の係合凹部50a1に嵌め込まれる。以上の過程を経て、図11(a)で説明した状態となり、フィルタカバーfと乾燥機本体21との係合が実現される。
次に、図11(c)を参照しながら、蓋係合突起と蓋被係合孔との係合が解除された直後の様子を説明する。図11(a)の状態から、ユーザが取っ手部43(図9(a)などを参照)を指でつまみ、フィルタカバーfを乾燥機本体21から外す(力F2の向き)。この際、フィルタカバーfの位置決め係合突起42(詳細は後記図13参照)は、乾燥機本体21の位置決め被係合孔52に係合させた状態を保っているものとする。すると、図11(c)に示すように、蓋係合突起40(40a)の係合凸部40a1の基端側の凸形状によって、突起部40a2がフィルタカバーfの内側に向けて弾性変形させられ(実線矢印参照)、フィルタカバーfの外側に向けて弾性力が生じた状態となる。このようにして、蓋係合突起40(40a)の係合凸部40a1と、蓋被係合孔50(50a)の係合凹部50a1との係合が解除され、ユーザがさらにフィルタカバーfを引き上げることによって、フィルタカバーfを乾燥機本体21から取り外すことができるようにされている。
なお、図11(a)〜図11(c)は、例えば蓋係合突起40aの断面図を例に挙げて説明した。しかし、その他の蓋係合突起40bも、その断面構成は蓋係合突起40aの断面図である図11(a)と同様である。ゆえに、図示および詳細な説明の記載を省略する。
図12は、図8のY−Y断面図であり、実施形態に係わるフィルタカバーのカバー側ガード部およびガード支柱44がそれぞれ、粗いフィルタおよびHEPAフィルタをガードする様子を説明する図である。なお、図12は図8のY−Y断面から下方を見た図である。
図12に示すように、フィルタカバーfは、前記したカバー側ガード部41(図12では41c,41e,41f,41hのみ示す)と平板部f2とが、粗いフィルタ61を断面視で挟み込んでガードするようにして配置されている。また、フィルタカバーfは、ガード支柱44が、HEPAフィルタ60の型崩れを防止してガードするように配置されている。ここで、本実施形態では、HEPAフィルタ60の収納部53の厚み(奥行きの深さ)は、前記したとおりHEPAフィルタ60の厚みに対して7〜8割程度となるようにされている。これにより、フィルタカバーfを乾燥機本体21に装着した際、HEPAフィルタ60はガード支柱44、および本体側ガード部51に挟まれて、わずかに押圧される形となる。また、粗いフィルタ61は、爪状のカバー側ガード部41にガードされ、粗いフィルタ61の型崩れが防止がされている。これにより、HEPAフィルタ60、および粗いフィルタ61が、収納部53から脱落しないようにすることができるとともに、乾燥機本体21に振動などが加わった場合でも、型崩れを起こしてしまわないようにすることができる。
ここで、プレフィルタとなる粗いフィルタ61には、例えばアレルキャッチャー(登録商標)を用いてもよい。アレルキャッチャーを装着すれば、ダニや花粉のアレルゲンを吸着・分解したり、ホルムアルデヒドの分解をしたりできる。また、汗や加齢臭の消臭を行うことができるとともに、抗菌防臭効果も有しているので、好適であるといえる。また、例えばHEPAフィルタ60よりは目の粗い、粗い粒子を捕捉する公知のエアフィルタを挿入・装着するようにしてもよい。なお、粗いフィルタ61の内側、すなわちフィルタカバーfの側は、図9(a)に示すように、フィルタカバーfの平板部f2によってガードされ、粗いフィルタ61の内側、すなわち乾燥機本体21の側(図9(a)の紙面奥側)への動きが規制されている。
なお、図12は例えばカバー側ガード部41c,41hの断面図を示したものである。ここで、カバー側ガード部41cは、例えばフィルタカバーfの平坦部f3から、断面視でフィルタカバーfの内側に延出された形状となるように形成されている。また、カバー側ガード部41hは、例えばフィルタカバーfの枠部Wの基端部分から、断面視でフィルタカバーfの内側に延出された形状を有している。なお、その他のカバー側ガード部(41a,41b、41d〜41g)の断面構成については、図12で示したカバー側ガード部41c、またはカバー側ガード部41hと同様であるので、その詳細な説明を省略する。
図13は、図8のZ−Z断面図であり、実施形態に係わるフィルタカバーの位置決め係合突起と乾燥機本体の位置決め被係合孔とが係合した様子を説明する図である。なお、図13は図8のZ−Z断面から下方を見た図である。
図13に示すように、フィルタカバーfの位置決め係合突起42を、乾燥機本体21の位置決め被係合孔52に嵌め込んで、係合させる。このようにすることで、フィルタカバーfと乾燥機本体21との左右方向の位置決めがされる。
なお、位置決め係合突起42は、例えば図13で示した断面視で略L字状となるように、フィルタカバーfの枠部Wの先端部分から外側に向けて垂直に突出して形成された突起である。
以上のようにすることで、例えばHEPAフィルタ60や、粗いフィルタ61の換装作業を容易に行うことができる。具体的には、例えばHEPAフィルタ60や、粗いフィルタ61を交換したい場合には、まず、取っ手部43をつまんでフィルタカバーfを乾燥機本体21から取り外す。そして、フィルタカバーfの外側(乾燥機本体21の外側)にカバー側ガード部41によって装設されている粗いフィルタ61を交換する。また、収納部53に収納されているHEPAフィルタ60を取り出し、新しいHEPAフィルタ60を入れ込むようにして収納部に収納して装設する。つまり、HEPAフィルタ60は何かに固定されることなく、収納部53に収納されている。そして最後に、取っ手部43をつまんでフィルタカバーfを乾燥機本体21の収納部53内に押し込むようにして装着すればよい。
次に、図14は、乾燥機本体から取り外した化粧パネルの内部側を斜め上方から見た斜視図である。
化粧パネル26は、合成樹脂を用いて、射出成形によって下記の構成に一体に成形される。
化粧パネル26の裏面側には、円筒状のパネル取り付け案内リブ26rと、下爪部29および上爪部30が形成されている。下爪部29および上爪部30は、化粧パネル26を乾燥機本体21に取り付けるためのものである。
パネル取り付け案内リブ26rは、化粧パネル26を乾燥機本体21に取り付ける際に位置決めとなるものであり、化粧パネル26の裏面側上部に後方に突出する円筒形状を有して形成されている。
化粧パネル26の下爪部29と上爪部30とは、左右対称な形状に一対設けられるので、一方側の下爪部29と上爪部30との説明を行い、他方側の説明は省略する。
化粧パネル26の下爪部29は、後方に突出する形状の略コ字状の断面を有する嵌入爪29aが形成されている。嵌入爪29aには、弾性変形する平板状の変形アーム29bが片持ち状に形成されている。そして、変形アーム29bの自由端側であって中央側の面には、嵌入突起29b1が曲率を有する形状に中央側に突出して形成されている。
化粧パネル26の上爪部30は、後方に突出する形状の略コ字状の断面を有する嵌入爪30aが形成されている。嵌入爪30aには、弾性変形する平板状の変形アーム30bが片持ち状に形成されている。そして、変形アーム30bの自由端側であって中央側の面には、嵌入突起30b1が曲率を有する形状に中央側に突出して形成されている。
さらに、嵌入爪30aの先端部には、取り外し用操作部30a1が、平板形状を有して乾燥機本体21の内部側に突出する形状に形成されている。
<化粧パネル26の取り付け>
化粧パネル26を、乾燥機本体21に取り付ける場合には、化粧パネル26の裏面側を、乾燥機本体21の前面側に対向させる。そして、化粧パネル26の裏面側下部の左右の下爪部29の嵌入爪29aを、乾燥機本体21の前面側の左右の下取り付け部27(図8参照)の嵌入孔27aに嵌入して押し入れる。
すると、化粧パネル26の裏面側下部の左右の嵌入爪29aの変形アーム29bの嵌入突起29b1が、それぞれ乾燥機本体21の左右の嵌入孔27aの壁面に当接して、左右の変形アーム29bが弾性変形して左右の嵌入突起29b1が左右の被係合孔27bにそれぞれ嵌入して係合する(図15参照)。なお、図15は、化粧パネルの下部が、乾燥機本体に係合した状態を示す要部一部切り欠き斜視図である。
そして、化粧パネル26の裏面側上部の円筒状のパネル取り付け案内リブ26rを、乾燥機本体21の化粧パネル案内リブ21rに嵌入して、化粧パネル26を乾燥機本体21に対して位置決めする。
続いて、化粧パネル26の裏面側上部の左右の嵌入爪30a(図14参照)を、それぞれ乾燥機本体21の前面側の左右の上取り付け部28の嵌入孔28aに嵌入して押し入れる。すると、化粧パネル26の裏面側下部の左右の嵌入爪30aの変形アーム30bの嵌入突起30b1が、それぞれ乾燥機本体21の左右の嵌入孔28aの壁面に当接して、左右の変形アーム30bが弾性変形することによって、変形アーム30bの嵌入突起30b1が、乾燥機本体21の左右の嵌入孔28aの被係合孔28bに嵌入して係合する(図16参照)。
なお、図16は、化粧パネルの上部が、乾燥機本体に係合した状態を示す要部の切り欠き斜視図である。
このように、化粧パネル26は、下部の一対の変形アーム29bと上部の一対の変形アーム30bの弾性変形を用いて、乾燥機本体21の前面側に取り付けられる。
一方、フィルタカバーf(図8参照)の掃除や交換時に、化粧パネル26を乾燥機本体21から取り外す際には、図3に示すように、開閉蓋25を開ける。
そして、使用者が乾燥機本体21内に手を入れ、化粧パネル26の裏面側上部の左右の嵌入爪30aの取り外し用操作部30a1を左右の外方に押圧することで(図16の矢印α1参照)、変形アーム30bを外側に変形させる。これにより、左右の変形アーム30bの嵌入突起30b1を、乾燥機本体21の左右の嵌入孔28aの被係合孔28b内から外し、手前に化粧パネル26を引き出す。これにより、化粧パネル26の下部の左右の変形アーム29bが弾性変形して左右の嵌入突起29b1(図15参照)が左右の被係合孔27bから外れ、化粧パネル26が乾燥機本体21から取り外される。
このような乾燥機本体21への取り付け機構をもつ化粧パネル26は、樹脂によって一体に、射出成形によって形成される。そのため、化粧パネル26の製造は極めて簡易に行える。
また、化粧パネル26の乾燥機本体21への取り付けおよび取り外し作業は、使用者が極めて容易に遂行することができる。
さらに、化粧パネル26の取り付け構成を、その裏面側での取り付け、取り外し構成とすることによって、化粧パネル26と乾燥機本体21との隙間を可及的に狭くすることができる。例えば、化粧パネル26と乾燥機本体21との隙間寸法を、10mm以下例えば6mm程度とすることができる。或いは、さらにこの隙間寸法を狭めることが可能である。
このようにすることで、乾燥機本体21の前面側に設けられた化粧パネル26を装着したままでも、布団乾燥するにあたって、必要にして充分な空気量を吸気することができるようにされている。
<<作用・効果>>
実施形態の構成によれば、下記の効果を奏する。
布団乾燥機2Fの乾燥機本体21に、厚みの有るHEPAフィルタ60などの空気清浄部材を収納させるため、乾燥機本体21の空気吸い込み口Vc(吸気口)と連通する部分に、箱状に凹設された収納部53を設ける構成とした。
これにより、HEPAフィルタ60を乾燥機本体21に装着する際は、固定するのではなく、収納部53に入れ込むようにして挿入するのみで容易に装設できるようにされている。
また、収納部53は前記したとおり箱状に凹設され、極力省スペース化が図られているので、厚みの有るHEPAフィルタ60などの空気清浄部材を収納部53に収納しても、乾燥機本体21の外観上のデザインに影響を与えてしまうといったことがない。
更に、フィルタカバーfにガード支柱44が設けられて、HEPAフィルタ60がガード支柱44によって押圧されているので、乾燥機本体21の運転中などの振動によって、HEPAフィルタ60が脱落したりしないようにされている。
さらにまた、爪状のカバー側ガード部41が粗いフィルタ61をガードしているので、乾燥機本体21の振動によって、粗いフィルタ61が脱落したりしないようにされている。
また、収納部53には、HEPAフィルタ60に代えて、ULPAフィルタなどの高性能な集塵フィルタを収納させてもよい。また、これには特に限定されず、HEPAフィルタ60に代えて、多種多様な空気清浄部材を収納させることができる。具体的には、例えば、脱臭/消臭用フィルタ、抗菌/除菌用フィルタ、除湿用フィルタ、芳香剤などを収納させてもよい。
なお、本発明は前記した実施形態に限定されるものでなく、様々な変形例が含まれる。また、上記した実施形態は本発明を分り易くするために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。
例えば、ある実施形態の構成の一部を他の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施形態の構成に、他の構成の一部もしくは全てを加えることも可能である。
また、各実施形態の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
具体的には、実施形態ではカバー側ガード部41(41a〜41h)は、フィルタカバーfの枠部Wの適宜の位置に、鉛直方向に突出するようにして形成されたガード部分であると説明した。しかし、空気の吸い込みを阻害しない範囲内で、板状もしくは棒状の筋交いを設ける構成であってもよい。
また、フィルタカバーfはヒンジや蝶つがいを備えるものであってもよい。また、通気口f1は角が落とされた略四角形状ではなく、同心円状または多角形状を呈するようにして穿孔されたものであってもよい。また、複数の貫通孔が穿孔された通気口f1であってもよい。
また、HEPAフィルタ60は例えば2重折りなど、複数回折り重ねた状態で収納部53に収納してもよいし、種類の異なる複数の空気清浄部材を挟むようにして併せて収納させてもよい。
また、実施形態では、例えば空気中の細かい塵埃を取り除く集塵フィルタの一種として、HEPAフィルタ60を装着している。しかし、これには特に限定されず、HEPAフィルタ60よりもさらに高性能な集塵フィルタである、例えばULPAフィルタを装着するようにしてもよい。また、集塵フィルタに限られず、脱臭、消臭、抗菌/除菌、除湿などの各機能を有する空気清浄フィルタや、芳香剤を含むフィルタなどの空気清浄部材を収納部53に収納させてもよい。
21乾燥機本体(本体部)
2 ホース
13 乾燥ユニット
3a 前部温風吹出し口
3b 側部温風吹出し口
3c、13c 後部温風吹出し口
3d、13d 上下部温風吹出し口
8 敷き布団(布団)
9 掛け布団(布団)
11 外周部温風通路
12 中心部温風通路
13a 前部温風吹出し口
13a1 凹部温風吹出し口
13b 側部温風吹出し口
13A、23A 脚部
13A1、23A1 前端縁
13P 通気スペース
21b(21b1、……、21b8) 操作スイッチ
21c 連結口
21h 表示装置
21t1 下被係合突起
21t2 上被係合突起
21k1 側面板
21k2 下面板
21k8 角部
21k9 凹部
21i1 第1上案内リブ
21i2 第2上案内リブ
23a 前部温風吹出し口
24 ハンドル
24b1、24c1 長穴
24c2 係合突起
26 化粧パネル
27 下取り付け部
28 上取り付け部
29 下爪部
30 上爪部
30a1 取り外し用操作部
33a 前部温風吹出し口
33A 脚部
33B 調整脚部
40(40a,40b) 蓋係合突起
40a1 係合凸部
40a2 突起部
41(41a〜41h) カバー側ガード部(ガード部材)
42 位置決め係合突起
43 取っ手部43
44 ガード支柱(ガード部材)
50(50a,50b) 蓋被係合孔
50a1 係合凹部
51 本体側ガード部
52 位置決め被係合孔
53 収納部
60 HEPAフィルタ(第2のフィルタ)
61 粗いフィルタ(第1のフィルタ)
C 電源コード
C1 制風板
2F 布団乾燥機
f フィルタカバー(カバー部材)
f1 通気口部
f2 平板部
f3 平坦部
O 温風
Vc 空気吸い込み口
F1,F2 力
W 枠部

Claims (4)

  1. 布団に温風を送って乾燥させる乾燥ユニットと、
    前記乾燥ユニットに前記温風を供給する本体部と、
    前記本体部の前記温風のもととなる空気の空気吸い込み口と連通するように凹設され第1のフィルタおよび前記第1のフィルタより細かい粒子を除去する第2のフィルタが収納される収納部とを備え、
    前記収納部は、前記本体部の前面側に設けられ、
    前記本体部は、前記収納部を覆うカバー部材を含んでなり、
    前記カバー部材は、後方側に1または複数のガード部材を有してなり、前記ガード部材の前方側に前記第1のフィルタが装着され、
    前記第2のフィルタが装着される空間の前記収納部における縦横の大きさは、前記第2のフィルタの縦横の大きさと略同じかそれ以上となるようにされるとともに、
    前記第2のフィルタが装着される空間の前記収納部の奥行きの深さは、前記ガード部材と前記本体部とで挟まれる空間で形成され、前記第2のフィルタの厚みに対する7〜8割の厚みを有し
    前記ガード部材は、前記第2のフィルタの延在面を複数に分割した位置に形成され、前記第2のフィルタを前記収納部に前方から後方に向けて押圧している
    ことを特徴とする布団乾燥機。
  2. 布団に温風を送って乾燥させる乾燥ユニットと、
    前記乾燥ユニットに前記温風を供給する本体部と、
    前記本体部の外郭を形成する筐体と、
    前記本体部の前記温風のもととなる空気の空気吸い込み口と連通するように凹設され第1のフィルタおよび前記第1のフィルタより細かい粒子を除去する第2のフィルタが収納される収納部と、
    前記本体部と前記収納部との前面を覆う前面パネルとを備え、
    前記収納部は、前記本体部の前面側に設けられ、
    前記前面パネルは、
    上下左右の側方が前記筺体の前下縁部、前左右縁部、および前上端部で囲われ、
    前記前面パネルの裏面側で、前記前面パネルの前記本体部への取り付け、前記前面パネルの前記本体部からの取り外しがなされ
    前記前面パネルは、通気孔が形成されることなく、前記筺体の前記前下縁部、前記前左右縁部、および前記前上端部との各隙間から前記空気吸い込み口への吸気がなされ
    ことを特徴とする布団乾燥機。
  3. 前記第2のフィルタはHEPAフィルタまたはULPAフィルタである
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の布団乾燥機。
  4. 前記第2のフィルタは、脱臭または消臭フィルタ、抗菌または除菌フィルタ、除湿フィルタ、芳香剤を含むフィルタのうち、少なくともいずれか1つ以上である
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の布団乾燥機。
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